JPH06139046A - バイナリデータの変換処理方法 - Google Patents

バイナリデータの変換処理方法

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JPH06139046A
JPH06139046A JP28582092A JP28582092A JPH06139046A JP H06139046 A JPH06139046 A JP H06139046A JP 28582092 A JP28582092 A JP 28582092A JP 28582092 A JP28582092 A JP 28582092A JP H06139046 A JPH06139046 A JP H06139046A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
binary data
data
conversion processing
internal representation
binary
Prior art date
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Pending
Application number
JP28582092A
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English (en)
Inventor
Yoshiko Fukuda
佳子 福田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 他のシステムに適合したバイナリデータを自
分のシステムにあった形式に変換する。 【構成】 アプリケーションプログラムを実行する際
に、実行に必要なバイナリデータを自己のシステム用に
データ変換する技術である。まず、媒体におけるバイナ
リデータの先頭位置を位置付けし(ステップS20
1)、それからそのバイナリデータを読み込み(ステッ
プS202)、データの表現形式が自己のものと異なる
かどうかを判別して、異なっている場合にはこれを自己
の表現形式に変換する(ステップS205)ようにして
いる。途中でエラーが発生した場合には、その表示も行
う(ステップS204、S207)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は例えばフォートランで書
かれたプログラムにおける必要なデータが、自己の使用
する内部表現とは異なるバイナリデータであったような
場合に、これを変換するようにしたバイナリデータの変
換処理方法に関する。
【0002】
【従来の技術】バイナリデータは、“0”および“1”
の2種類の信号によって構成されている。ところが、バ
イナリデータはシステムが異なればそれらシステム固有
のビット構成になっており、表現上の相違点があるのが
通常である。更にファイル構造やレコード体系も異なる
等の相違点もある。したがって、異なったシステムで作
成されたバイナリデータがアプリケーションプログラム
の実行に必要な場合には、従来では自己のシステムで使
用できる表現形式のバイナリデータを作成するプログラ
ムをまず作成し、これによってバイナリデータを自己の
システムに合わせて再作成し、これを用いてプログラム
を実行していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このように、例えばフ
ォートランで書かれたバイナリデータについて見てみる
と、バイナリデータ自体にはそれがどのような表現形式
で表現されているかを示す書式が存在しない。しかも、
データの内部表現はシステム固有のものなのでシステム
が異なれば互いに相違することが通常である。また、シ
ステムが異なればファイルやレコードの構造も異なって
いる可能性が高い。
【0004】したがって、他のシステムで作成されたバ
イナリデータが自分のシステム上でプログラムの実行上
必要とされるような場合には、それを自己のシステムの
表現形式で読もうとしても正しく読むことができず、プ
ログラムを実行しても正しい処理が行われない可能性が
高いという問題があった。正しい処理が行われないよう
なバイナリデータについては、自分のシステム側で再作
成を行う必要があり、多くの工数を必要とした。
【0005】そこで本発明の目的は、他のシステムに適
合したバイナリデータを自分のシステムにあった形式に
変換することのできるバイナリデータの変換処理方法を
提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明では、変換の対象
となるバイナリデータを格納した媒体に格納されたバイ
ナリデータの先頭位置を位置付けする位置付け処理と、
プログラムの実行時にこの位置付けされた先頭位置から
バイナリデータの読み込みを行うバイナリデータ読込処
理と、読み込まれたバイナリデータの内部表現を所望の
ものに変換するデータ変換処理との各処理によってバイ
ナリデータの変換を行う。
【0007】ここで、データ変換処理は、内部表現形式
が自己のシステムの内部表現形式と一致するか否かを確
認する確認処理と、自己のシステムの内部表現形式と異
なるときこれを自己の内部表現形式に変換する形式変換
処理とから構成されていてもよい。また、読込処理ある
いはデータ変換処理の際にエラーが発生したときには、
このエラー発生を外部に表示するようにすることも有効
である。
【0008】すなわち、本発明ではアプリケーションプ
ログラムの実行に際して、変換の対象となるバイナリデ
ータの先頭位置を設定して、プログラムの実行時にここ
から例えばリード文の情報に従ってバイナリデータの読
み出しを行い、内部表現形式を自己のシステムの形式に
変更することでバイナリデータの変換を実現している。
【0009】
【実施例】以下実施例につき本発明を詳細に説明する。
【0010】図1は本発明の一実施例におけるバイナリ
データの変換処理方法を実現するデータ変換処理装置の
概要を表わしたものである。データ変換処理装置はアプ
リケーションプログラムを実行するためのCPU(中央
処理装置)11を備えている。CPU11はデータバス
等のバス12を通じて作業用メモリ13、キーボード1
4、磁気テープ駆動回路15、磁気ディスク駆動回路1
6および表示制御回路17と接続されている。ここで磁
気テープ駆動回路15は磁気テープ18に対するデータ
の入出力を制御するようになっている。また、磁気ディ
スク駆動回路16は磁気ディスク19に対するデータの
入出力を制御するようになっている。表示制御回路17
はCRT20に対するデータの表示動作を制御するよう
になっている。作業用メモリ13は、磁気テープ18あ
るいは磁気ディスク19に格納された制御用のプログラ
ムを格納する他、このデータ変換処理装置の制御の際に
必要とされるデータを一時的に格納するようになってい
る。磁気テープ18および磁気ディスク19には、本実
施例で変換の対象となるバイナリデータも格納されてい
る。
【0011】図2は、本実施例によるバイナリデータの
変換処理を実現するための流れを示したものである。デ
ータの変換に際して、その準備としてフォートランのプ
ログラム中に書式無しリード文が存在する場合にはこれ
を修正する(ステップS101)。ただし、この際には
変数名、配列名、読み込む範囲等の読み込むデータに関
する情報は、各処理に引き継がれるように存置する。
【0012】次に、修正したプログラムを通常のプログ
ラムと同様に翻訳したり結合する(ステップS10
2)。このときに、本実施例で使用されるプログラムも
一緒に翻訳・結合してロードモジュールを作成する。
【0013】この後にロードモジュールを実行すること
になるが、その前に媒体に関する情報を設定する(ステ
ップS103)。ここで媒体に関する情報とは、例えば
磁気テープ18の記録密度やデータが作成されたシステ
ムの種類等の情報をいう。ロードモジュールの実行(ス
テップS104)は、該当する磁気テープ18や磁気デ
ィスク19を用いて行われる。
【0014】図3は、ロードモジュールの実行中に、磁
気テープ18や磁気ディスク19等の媒体からバイナリ
データの読み込みがあると、事前に設定された情報を基
にして媒体の位置付けが行われる(ステップS20
1)。この媒体の位置付け処理では、図1に示した磁気
テープ18や磁気ディスク19に格納されたデータに対
する読み取りのための位置決めを行う。他のシステムで
作成された媒体の場合には、読み込みの対象となる媒体
の先頭位置に例えばデータの作成日や媒体名等から成る
システム固有の制御ワードが、そのシステムの都合によ
って付加されている場合がある。このような場合には、
これらの制御ワードを除外した本来のバイナリデータの
先頭部分に位置付けが行われる。
【0015】媒体の位置付けが行われたら、続いてその
位置からデータの読み込みが行われる(ステップS20
2)。ここでは、書式無しリード(READ)文に存在
する読み込むためのバイナリデータを基にして、各配列
変数のうちの1つを読み込むことになる。これは、その
システムのプログラム中に存在するバイナリデータを読
み込むためのリード文を見ることによってバイナリデー
タの区切られる位置を判別することができるからであ
る。
【0016】データの読み込みを行った際に、レコード
やブロックごとに他のシステムでそのシステム固有の制
御コードが付加されている場合がある。このような場合
には、制御コードの情報を変数に退避させることで、デ
ータの並びに支障が生じないように制御コードを取り除
きながら読み込み処理が行われる。
【0017】データの読み込みが行われたときに、例え
ば磁気テープ18そのものにデータの記録上欠陥が有る
等の理由によってエラーの発生する場合がある(ステッ
プS203;Y)。この場合には(Y)、エラーを示す
メッセージを図1に示したCRT20にこれを表示して
(ステップS204)処理を終了させる(エンド)。
【0018】これに対してデータの読み込みが支障無く
終了したときには(ステップS203;N)、データの
変換が行われる(ステップS205)。ここでは制御コ
ードを確認し、データの内部表現が自己のシステムのそ
れと異なっている場合に、これを自己のシステムの内部
表現形式に変換する処理が行われる。このためには、例
えば所定の制御コードの8ビット目が“1”であるかど
うかをチェックし、“1”でなければ他のシステムのデ
ータとして内部表現形式の変換処理が行われることにな
る。
【0019】ステップS205のデータ変換処理で変換
対象となる表現が存在しない等によって変換エラーが発
生した場合には(ステップS206;Y)、ステップS
204で説明したと同様にエラーを示すメッセージを図
1に示したCRT20に表示して(ステップS207)
処理を終了する(エンド)。
【0020】データの変換が終了した場合には(ステッ
プS206;Y)、上位ルーチンに対して変換後のデー
タが渡されて(ステップS208)、本実施例でのバイ
ナリデータの変換処理が終了する。この場合には、プロ
グラムは図示しない次の処理に進むことになる(エン
ド)。読み込む変数が1つではない場合には、その数だ
けステップS202〜ステップS205の処理が行われ
る。
【0021】以上説明した実施例ではフォートランのプ
ログラムで作成されたバイナリデータをデータ変換する
場合について説明したが、他のプログラムで作成された
バイナリデータについても本発明を適用することができ
る。
【0022】また、実施例では表示用の端末としてCR
T20を使用し、エラーが発生したときにはこれにその
表示を行うことにしたが、液晶ディスプレイ等の他のデ
ィスプレイであってもよく、また、ブザーの鳴動やラン
プの点灯等の他の手段を使用して警告を行うようにして
もよいことは当然である。また、本実施例では磁気テー
プ18や磁気ディスク19にデータを格納したが、デー
タを格納する媒体は光ディスクその他の記憶媒体であっ
てもよいことはもちろんである。
【0023】
【発明の効果】このように本発明によれば、他のシステ
ム上のフォートラン等のプログラムで作成したバイナリ
データを用いてプログラムを実行する場合に、必要な情
報を設定することでデータの変換を行うことができるの
で、バイナリデータの変換操作が容易であり、また、従
来のようにデータを再作成する必要がない。このため、
必要なバイナリデータを得るための工数を削減すること
ができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例におけるバイナリデータの変
換処理方法を実現するデータ変換処理装置の概要を表わ
したブロック図である。
【図2】本実施例によるバイナリデータの変換処理を実
現するための全体的な流れを示した流れ図である。
【図3】本実施例によるバイナリデータの変換処理を実
現するための流れを示した流れ図である。
【符号の説明】
11 CPU 13 作業用メモリ 18 磁気テープ 19 磁気ディスク 20 CRT

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 変換の対象となるバイナリデータを格納
    した媒体に格納されたバイナリデータの先頭位置を位置
    付けする位置付け処理と、 プログラムの実行時にこの位置付けされた先頭位置から
    バイナリデータの読み込みを行うバイナリデータ読込処
    理と、 読み込まれたバイナリデータの内部表現を所望のものに
    変換するデータ変換処理とを経てバイナリデータの変換
    を行うことを特徴とするバイナリデータの変換処理方
    法。
  2. 【請求項2】 データ変換処理は、内部表現形式が自己
    のシステムの内部表現形式と一致するか否かを確認する
    確認処理と、自己のシステムの内部表現形式と異なると
    きこれを自己の内部表現形式に変換する形式変換処理と
    から構成されることを特徴とする請求項1記載のバイナ
    リデータの変換処理方法。
  3. 【請求項3】 前記読込処理あるいはデータ変換処理の
    際にエラーが発生したとき、このエラー発生を外部に表
    示することを特徴とする請求項1記載のバイナリデータ
    の変換処理方法。
JP28582092A 1992-10-23 1992-10-23 バイナリデータの変換処理方法 Pending JPH06139046A (ja)

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