JPH0613818B2 - 建築用曲げ材 - Google Patents

建築用曲げ材

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JPH0613818B2
JPH0613818B2 JP62317722A JP31772287A JPH0613818B2 JP H0613818 B2 JPH0613818 B2 JP H0613818B2 JP 62317722 A JP62317722 A JP 62317722A JP 31772287 A JP31772287 A JP 31772287A JP H0613818 B2 JPH0613818 B2 JP H0613818B2
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俊晴 本嶋
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、特に建物の湾曲部における役物等として好適
に使用される建築用曲げ材に関する。
〔従来の技術〕
例えば既設建物の外装をサイディングによって改装しよ
うとする場合、サイディングとともに建築用曲げ材とし
ての役物が必要とされるが、一般に役物は、L字状、コ
字状等の断面形状を有するアルミ押出材を用いて、これ
に曲げ加工機によって所望の湾曲形状に曲げ加工を施す
べきものとされる。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしアルミ押出材を曲げ加工することは、必ずしも容
易ではなく、特に上記L字状、コ字状等の断面形状の場
合には、破断や変形を招いたりすることもあり、肉厚が
薄く、また所望湾曲形状の曲率半径が比較的小さい場合
にはこの破断や変形の傾向が強まる。
更に上記の如くに改装の場合には、既設建物の状況は様
々であり、特に役物を用いるべき、例えば開口部の湾曲
形状の部位、その範囲、曲率半径等は現場毎に著しく異
なる。従って上記曲げ加工機による曲げ加工を施すもの
は、単一金型によって規格品を量産するには適当ではあ
るが、上記現場毎の状況に対して適格に対応するには、
高価な金型を多数用意するといった非現実的な必要性に
直面することにもなり、著しく困難である。
本発明はかかる事情に鑑みてなされたもので、その課題
とする処は、破断や変形を招くことがない上、上記改装
現場を含めて現場の状況に応じて、手曲げ等、簡易な方
法によって適格確実に状況に対応する湾曲加工をなし得
る建築用曲げ材を提供するにある。
〔課題を解決するための手段〕
上記課題に添い本発明は、上記L字状、コ字状等の断面
形状の建築用曲げ材を、アルミ押出材広幅板状の板状基
板と、その側端の直交端壁を形成するアルミ押出材細幅
棒状多数の棒状端壁部材とを用いて、板状基板と多数の
棒状端壁部材とを嵌合手段を介して嵌合し、上記所望の
断面形状を得た後に、これに湾曲加工を施すようにし
て、相互の伸び率を可及的に近似化し、無理な応力の発
生を防止することによって、破断や変形を回避する一
方、現場の状況に応じて手曲げ等の簡易な方法によって
適格に状況に対応する湾曲加工をなし得るようにしたも
のであって、即ち本発明は、裏面の側端位置長手方向全
長に嵌合一方手段を有するアルミ押出材製広幅板状の板
状基部材と、上下面長手方向全長に上記嵌合一方手段を
共通に含む一対の嵌合手段を有するアルミ押出材製細幅
棒状の棒状端壁部材とを備え、上記嵌合手段を介して板
状基部材側端位置に多数の棒状端壁部材による直交端壁
を嵌合積上状に起立形成するとともに該嵌合積上状態に
おいて板状基部材を内周側とする湾曲加工を施してなる
ことを特徴とする建築用曲げ材に係り且つこれを発明の
要旨として上記課題解決の手段としたものであり、また
多数の棒状端壁部材を、それぞれ同一断面形状としたそ
の建築用曲げ材、板状基部材と直交端壁とを断面L字状
を呈する配置としたその建築用曲げ材、板状基部材と直
交端壁とを断面コ字状を呈する配置としたその建築用曲
げ材を実施態様としたものである。
〔実施例〕
以下実施例を示す図面に従って本発明を更に具体的に説
明すれば、第1図乃至第7図においてAは、既設建物の
湾曲開口部において改装サイディング壁Bの端部を覆う
役物として用いた建築用曲げ材である。
この建築用曲げ材Aは、従来のこの種役物と同様に断面
L字状を呈するものとして、上記湾曲開口部の開口枠1
1を覆うようにネジ12止めすることによってこれに添
設固定してあり、上記断面L字状を呈するために板状基
部材1と、多数にしてそれぞれ同一断面形状の棒状端壁
部材6による直交端壁5とを備え、これらを組合せて構
成したものとしてある。
板状基部材1は、本例において見込幅を50mmとした広
幅板状とするとともに、裏面の両側端位置長手方向全長
に、一対の対向逆L字状リブ2によって形成した上向き
C字状にして、口狭開口を1.8mm、内部幅を3.2m
m、深さを2mmとした各嵌合溝条3による嵌合一方手段
を有するアルミ押出材製一体にして幅方向に対称形をな
すものとしてある。
棒状端壁部材6は、本例において外形高さを7mm、外形
幅を5mmとした細幅棒状とするとともにその上下面長手
方向全長に、上記板状基部材1の嵌合一方手段たる嵌合
溝条3と同一形状同一寸法の嵌合溝条7と、これら嵌合
溝条3,7に対して0.4mmのクリアランスを有するよ
うにした嵌合他方手段たる逆T字状の嵌合突条8とによ
って構成した、上記嵌合一方手段の嵌合溝条3を共通に
含む一対の嵌合手段を有するアルミ押出材製一体にし
て、特に本例において中実としたものとしてある。
本例の建築用曲げ材Aは、上記板状基部材1の任意の一
側端位置に上記嵌合手段を介して多数にしてそれぞれ同
一断面形状の棒状端壁部材6による直交端壁5を嵌合積
上状に起立形成するとともに該嵌合積上状態において上
記板状基部材1を内周側とする湾曲加工を施すことによ
って構成してある。
即ち板状基部材1の嵌合一方手段である嵌合溝条3に、
棒状端壁部材6の嵌合他方手段である嵌合突条8を端部
からスライド嵌合し、更に順次棒状端壁部材6間におい
ても同様のスライド嵌合を行うことによって、板状基部
材1の一側端位置に直交端壁5を、これと断面L字状を
なすように起立形成してあり、本例において、棒状端壁
部材6は、これを4本嵌合積上して、板状基部材1の底
辺から1/2見込幅の起立高さをなすようにしてある。
この断面L字状をなした後に、上記湾曲加工を施して、
上記既設建物の湾曲開口部に合致させた形状の建築用曲
げ材Aとしてある。
本例において湾曲加工は、現場における簡易な方法とし
て、手曲げによる手作業によって行うものとしてあり、
上記湾曲開口部の形状に合わせて、長手方向中間部位を
湾曲加工部位とし、該部位を材木等に押し当てたり、或
いは相当程度このような措置を施した後、湾曲開口部の
開口枠11に当接して当て木を介してハンマー等で押圧
力を与えたりすることによって、湾曲開口部の湾曲形状
に馴染ませる方法により行ってある。
このとき本例にあっては、各棒状端壁部材6を、特に上
記中実の同一断面形状とした上、板状基部材1とこれら
多数の棒状端壁部材6とを嵌合手段を介して嵌合積上状
に配置してあるから、板状基材1と直交端壁5によって
断面L字状をなすも、湾曲加工時に部材同士の相互の伸
び率を可及的に近似化し、無理な応力の発生を防止する
ことができ、上記現場手作業による湾曲加工によって
も、破断や変形を回避して、本例既設建物の湾曲開口部
の状況に適格確実に対応する湾曲加工をなし得ている。
第8図及び第9図は他の実施例を示したもので、第8図
は、上記板状基部材1の両側端位置に、各多数の棒状端
壁部材6による直交端壁5を同様に起立形成して断面コ
字状を呈する配置とした建築用曲げ材Aの例であり、ま
た第9図は、上記断面L字状を呈する配置の建築用曲げ
材Aを一対用いるとともにこれらの間を単体で用いる他
の板状基部材1によって見込み幅調整自在に被覆するよ
うに使用した例である。
なお図中4は、板状基部材1の裏面中央位置に突設し、
ネジ、釘等による添設固定時の撓みや凹み防止を兼ね、
上記両側端の逆L字状リブ2と同高とし、断面L字状で
使用する建築用曲げ材Aにおいて、一方の逆L字状リブ
2とともに裏面受条をなすようにした中間リブ、9は上
記湾曲加工によって段差状となった長手方向端部を、切
断することなくそのまま他の建築用曲げ材A′又は建築
用曲げ材Aと連結強度を確保するように嵌め合せ状とし
た連結継目、10は改装サイディング壁Bとの間で好ま
しくは防水措置としてコーキング材を介装すべきコーキ
ング位置を示す。
図示した例は以上のとおりとしたが、板状基部材におけ
る嵌合一方手段を突条によって構成すること、必要に応
じて湾曲加工後の嵌合手段部位に部材抜け止めや位置ズ
レを防止するようにカシメを施すこと、上記役物の他、
フェンスの横桟等他の用途に用いること等を含めて、本
発明の実施に当って板状基部材、直交端壁、棒状端壁部
材、嵌合手段の具体的形状、構造、寸法、数量、その湾
曲加工の手段、方法、これらに対する付加、建築用曲げ
材としての用途等は、上記発明の要旨に反しない限り、
様々に変更することができ、以上に図示説明したものに
限定しない。
〔発明の効果〕
本発明は以上のとおり、裏面の側端位置長手方向全長に
嵌合一方手段を有するアルミ押出材製広幅板状の板状基
部材と、上下面長手方向全長に上記嵌合一方手段を共通
に含む一対の嵌合手段を有するアルミ押出材製細幅棒状
の棒状端壁部材とを備え、上記嵌合手段を介して板状基
部材側端位置に多数の棒状端壁部材による直交端壁を嵌
合積上状に起立形成するとともに該嵌合積上状態におい
て板状基部材を内周側とする湾曲加工を施してなること
を特徴とするから、L字状、コ字状等の断面形状を呈す
るアルミ押出材製であり乍ら、部材相互の伸び率を可及
的に近似化し無理な応力の発生を防止することにより破
断や変形を回避するとともに現場の状況に応じて手曲げ
等簡易な方法によって適格確実に状況に対応する湾曲加
工をなし得て、上記課題を達成する建築用曲げ材を提供
することができる。
【図面の簡単な説明】
図面は実施例を示すもので、第1図は建築用曲げ材の一
部を省略した正面図、第2図は第1図A−A線縦断面
図、第3図は棒状端壁部材の端面図、第4図は板状基部
材の嵌合一方手段部分を示す端面図、第5図は湾曲開口
部を示す断面斜視図、第6図は建築用曲げ材添設固定状
態を示す断面斜視図、第7図は建築用曲げ材の使用部位
を示す建物の斜視図、第8図及び第9図はそれぞれ他の
例を示す縦断面図である。 A……建築用曲げ材、6……棒状端壁部材 1……板状基部材、7……嵌合溝条 3……嵌合溝条、8……嵌合突条 5……直交端壁

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】裏面の側端位置長手方向全長に嵌合一方手
    段を有するアルミ押出材製広幅板状の板状基部材と、上
    下面長手方向全長に上記嵌合一方手段を共通に含む一対
    の嵌合手段を有するアルミ押出材製細幅棒状の棒状端壁
    部材とを備え、上記嵌合手段を介して板状基部材側端位
    置に多数の棒状端壁部材による直交端壁を嵌合積上状に
    起立形成するとともに該嵌合積上状態において板状基部
    材を内周側とする湾曲加工を施してなることを特徴とす
    る建築用曲げ材。
  2. 【請求項2】多数の棒状端壁部材を、それぞれ同一断面
    形状としてなる特許請求の範囲第1項記載の建築用曲げ
    材。
  3. 【請求項3】板状基部材と直交端壁とを断面L字状を呈
    する配置としてなる特許請求の範囲第1項又は第2項記
    載の建築用曲げ材。
  4. 【請求項4】板状基部材と直交端壁とを断面コ字状を呈
    する配置としてなる特許請求の範囲第1項又は第2項記
    載の建築用曲げ材。
JP62317722A 1987-12-16 1987-12-16 建築用曲げ材 Expired - Lifetime JPH0613818B2 (ja)

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JPH01158175A JPH01158175A (ja) 1989-06-21
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