JPH063078Y2 - 見切縁部材 - Google Patents
見切縁部材Info
- Publication number
- JPH063078Y2 JPH063078Y2 JP1985048387U JP4838785U JPH063078Y2 JP H063078 Y2 JPH063078 Y2 JP H063078Y2 JP 1985048387 U JP1985048387 U JP 1985048387U JP 4838785 U JP4838785 U JP 4838785U JP H063078 Y2 JPH063078 Y2 JP H063078Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cut
- edge member
- panel
- flat plate
- building panel
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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Landscapes
- Finishing Walls (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は、建築用パネルの見切縁部材に関するものであ
る。
る。
従来の技術 従来、住宅、店舗等建物の外壁材として数々の建築用パ
ネルが使用されている。建築用パネルを使用して外壁を
施工する際、窓や開口部廻り、軒天廻りには、建築用パ
ネルの切断面を覆う為、見切縁や、止め縁、廻り縁、鼻
隠し、笠木と称して数々の部材が使用される。それらは
おおむね、釘打ち固定用の底面平板部、建築用パネルの
厚さに相当する高さをもった柱状部、該パネルの切断面
を覆う天井平板部を有する、断面がおおむね倒Ｊ型をし
た部材であり、それらは一様に次の欠点を持っていた。
ネルが使用されている。建築用パネルを使用して外壁を
施工する際、窓や開口部廻り、軒天廻りには、建築用パ
ネルの切断面を覆う為、見切縁や、止め縁、廻り縁、鼻
隠し、笠木と称して数々の部材が使用される。それらは
おおむね、釘打ち固定用の底面平板部、建築用パネルの
厚さに相当する高さをもった柱状部、該パネルの切断面
を覆う天井平板部を有する、断面がおおむね倒Ｊ型をし
た部材であり、それらは一様に次の欠点を持っていた。
すなわちこれら見切り縁部材は建築用パネルの切断部が
現れれる窓や開口部廻り、軒天廻りに予め釘止めし、底
面平板部、柱状部、天井平板部によって構成される空間
に建築用パネルの切断部を差し込んで施工されるため、
該パネルの切断部を覆う天井平板部の下面に位置する部
分での該パネルへのコーキング、釘打ちが出来ないので
ある。つまり該見切縁部材によって該パネルの切断面を
覆うことが出来ても逆に切断端部の固定と、雨仕舞が不
完全なものになってしまうのである。特に、複数の開口
部が接近している場合、短く切断された建築用パネルを
両端共に見切縁部材に差し込まねばならず取り付けられ
た該パネルの両端においては、固定と、雨仕舞が不完全
で施工後クレームの原因となる恐れがあった。又、施工
以前から既に倒Ｊ型に成形されているので柱状部高さ以
上の厚さを持った建築用パネルに対して全く使用出来
ず、つまりは、建築用パネルの厚さの種類の数と同じ数
の種類数の見切縁部材を在庫しなければならないといっ
た不経済さがあった。
現れれる窓や開口部廻り、軒天廻りに予め釘止めし、底
面平板部、柱状部、天井平板部によって構成される空間
に建築用パネルの切断部を差し込んで施工されるため、
該パネルの切断部を覆う天井平板部の下面に位置する部
分での該パネルへのコーキング、釘打ちが出来ないので
ある。つまり該見切縁部材によって該パネルの切断面を
覆うことが出来ても逆に切断端部の固定と、雨仕舞が不
完全なものになってしまうのである。特に、複数の開口
部が接近している場合、短く切断された建築用パネルを
両端共に見切縁部材に差し込まねばならず取り付けられ
た該パネルの両端においては、固定と、雨仕舞が不完全
で施工後クレームの原因となる恐れがあった。又、施工
以前から既に倒Ｊ型に成形されているので柱状部高さ以
上の厚さを持った建築用パネルに対して全く使用出来
ず、つまりは、建築用パネルの厚さの種類の数と同じ数
の種類数の見切縁部材を在庫しなければならないといっ
た不経済さがあった。
考案の目的 本考案は、上記の様な従来の欠点を排除し建築用パネル
切断面を覆うことができかつ該パネルの切断面を覆う天
井平板部の下面に位置する部分での該パネルへのコーキ
ング、釘打ちが出来、かつ数種の厚さの建築用パネルに
対して使用出来るような見切縁部材を提供するものであ
る。
切断面を覆うことができかつ該パネルの切断面を覆う天
井平板部の下面に位置する部分での該パネルへのコーキ
ング、釘打ちが出来、かつ数種の厚さの建築用パネルに
対して使用出来るような見切縁部材を提供するものであ
る。
考案の構成 以下図面を用いて本考案の一実施例について詳細に説明
する。
する。
第１図は本考案に係わる見切縁部材の一実施例を示す断
面図で、施工される前の見切縁部材であり、鉄板のロー
ルフォーミング等により作られる。１の柱状部と、折曲
げ用リブ４により区別されている２の天井平板部は、折
曲げされていず真直で３の底面平板部とにより断面は概
Ｌ型を呈している。第２図は、第１図を４の、折曲げ加
工用のＶ字状リブに沿っておりまげたもので断面は概Ｊ
型を呈している。第３図は、第１図に示した本考案に係
わる見切縁部材が施工された場合での施工中を示す断面
斜視図で、図中５は、本考案に係わる見切縁部材、６は
建築用パネル、７は間柱、８は、開口部用サッシ、９
は、建築用パネルの切断面を防水処理するためのコーキ
ング、10は建築用パネル固定用の釘である。図の如く本
考案に係わる見切縁部材は、施工中において建築用パネ
ルの切断部が見切縁部材の下面に隠れることがないので
該パネルの切断端部の釘打ち固定、コーキングが自由に
行えるのである。その後第４図の如く見切縁部材の天井
平板部をパネル側に折り倒せば該パネルの切断端部を覆
うことが出来、施工後の外観にはコーキングや釘打ちが
現われないのである。
面図で、施工される前の見切縁部材であり、鉄板のロー
ルフォーミング等により作られる。１の柱状部と、折曲
げ用リブ４により区別されている２の天井平板部は、折
曲げされていず真直で３の底面平板部とにより断面は概
Ｌ型を呈している。第２図は、第１図を４の、折曲げ加
工用のＶ字状リブに沿っておりまげたもので断面は概Ｊ
型を呈している。第３図は、第１図に示した本考案に係
わる見切縁部材が施工された場合での施工中を示す断面
斜視図で、図中５は、本考案に係わる見切縁部材、６は
建築用パネル、７は間柱、８は、開口部用サッシ、９
は、建築用パネルの切断面を防水処理するためのコーキ
ング、10は建築用パネル固定用の釘である。図の如く本
考案に係わる見切縁部材は、施工中において建築用パネ
ルの切断部が見切縁部材の下面に隠れることがないので
該パネルの切断端部の釘打ち固定、コーキングが自由に
行えるのである。その後第４図の如く見切縁部材の天井
平板部をパネル側に折り倒せば該パネルの切断端部を覆
うことが出来、施工後の外観にはコーキングや釘打ちが
現われないのである。
尚、第５図に示すようにＶ字状リブを複数設けておくこ
とによりあらゆる厚さの建築用パネルに対して使用出
来、人手によっても真直な折曲げ加工が出来、施工現場
において施工担当者が手軽に建築用パネル切断端部の処
理が出来ることになる。
とによりあらゆる厚さの建築用パネルに対して使用出
来、人手によっても真直な折曲げ加工が出来、施工現場
において施工担当者が手軽に建築用パネル切断端部の処
理が出来ることになる。
考案の効果 以上詳述した様に、本考案による見切縁部材は、施工時
において天井平板部面と柱状部とが真直であるため建築
用パネル切断端部の処理が容易に出来、建築用パネル切
断端部の処理後、見切縁部材の天井平板部をパネル側に
折り倒せば該パネルの切断部を覆うことが出来る。又折
曲げ加工用のＶ字状リブを複数設けておくことにより、
あらゆる厚さのパネルに対応できるので見切縁部材の製
造が一種ですみ、製造管理、在庫管理上合理化が可能と
なる。つまり本考案による見切縁部材は、製造、施工、
在庫の点においてコストを低減できるという長所を有し
ている。
において天井平板部面と柱状部とが真直であるため建築
用パネル切断端部の処理が容易に出来、建築用パネル切
断端部の処理後、見切縁部材の天井平板部をパネル側に
折り倒せば該パネルの切断部を覆うことが出来る。又折
曲げ加工用のＶ字状リブを複数設けておくことにより、
あらゆる厚さのパネルに対応できるので見切縁部材の製
造が一種ですみ、製造管理、在庫管理上合理化が可能と
なる。つまり本考案による見切縁部材は、製造、施工、
在庫の点においてコストを低減できるという長所を有し
ている。
又、従来の見切縁部材は、施工以前から、倒Ｊ型をして
いる為釘打ち固定する必要上、底面平板部の幅寸法は、
天井平板部幅寸法よりも釘打ちするのに無理のない程度
大きくなければならなかったのに対し、本考案によれ
ば、底面平板部の幅寸法は、天井平板部幅寸法以下でも
十分施工可能で、むしろその断面は、倒Ｕ型を呈してい
るので、製造における材料の節約も出来るという長所も
有しているのである。
いる為釘打ち固定する必要上、底面平板部の幅寸法は、
天井平板部幅寸法よりも釘打ちするのに無理のない程度
大きくなければならなかったのに対し、本考案によれ
ば、底面平板部の幅寸法は、天井平板部幅寸法以下でも
十分施工可能で、むしろその断面は、倒Ｕ型を呈してい
るので、製造における材料の節約も出来るという長所も
有しているのである。
第１図、第２図は、本考案による見切縁部材の一実施例
を示す断面図、第３図、第４図は、第１図、第２図に示
した見切縁部材が施工された場合で施工中を示す断面斜
視図である。第５図は、本考案による見切縁部材の実施
例を示す断面図である。 符号説明 １……柱状部、２……天井平板部 ３……底面平板部 ４……凸状又は凹状リブ ５……見切縁部材、６……建築用パネル ７……間柱、８……開口部用サッシ ９……コーキング、１０……釘
を示す断面図、第３図、第４図は、第１図、第２図に示
した見切縁部材が施工された場合で施工中を示す断面斜
視図である。第５図は、本考案による見切縁部材の実施
例を示す断面図である。 符号説明 １……柱状部、２……天井平板部 ３……底面平板部 ４……凸状又は凹状リブ ５……見切縁部材、６……建築用パネル ７……間柱、８……開口部用サッシ ９……コーキング、１０……釘
Claims (1)
- 【請求項１】鉄板よりなり、釘打ち固定用の底面平板部
と、柱状部兼天井部からなる概Ｌ字状の部材の柱状部兼
天井部の中程の箇所に折曲げ加工用の略Ｖ字状のリブを
一条以上設けたことを特徴とする見切縁部材。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1985048387U JPH063078Y2 (ja) | 1985-04-01 | 1985-04-01 | 見切縁部材 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1985048387U JPH063078Y2 (ja) | 1985-04-01 | 1985-04-01 | 見切縁部材 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61166037U JPS61166037U (ja) | 1986-10-15 |
| JPH063078Y2 true JPH063078Y2 (ja) | 1994-01-26 |
Family
ID=30564596
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1985048387U Expired - Lifetime JPH063078Y2 (ja) | 1985-04-01 | 1985-04-01 | 見切縁部材 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH063078Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH061979Y2 (ja) * | 1987-07-23 | 1994-01-19 | 東邦シ−トフレ−ム株式会社 | 建築用笠木 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5919718U (ja) * | 1982-07-27 | 1984-02-06 | 金田 五郎 | 笠木材 |
-
1985
- 1985-04-01 JP JP1985048387U patent/JPH063078Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS61166037U (ja) | 1986-10-15 |
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