JP2691532B2 - 壁面の構造 - Google Patents
壁面の構造Info
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Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
この発明は、柱間隔、軒天、出隅、入隅、窓回り、換
気口、出入口等により制限された、建築用パネルを複数
連続して施工した、所定幅の壁面の構造を改良する。 従来の技術 従来、規格による一定幅の前面基部の一端に差込部を
持ち、その他端に嵌合部と釘打部とを持つ建築用パネル
を複数連続して壁下地に施工して、柱間隔等により制限
された所定幅の壁を構成する技術には、第10図に示す技
術がある。 一般に建築用パネルは大量生産品であり、その材料、
生産手段、製品管理等の制約から、その構成する各部の
幅は一定である。 その為、所定幅の壁下地の一方の端部に規格による一
定幅の建築用パネルの差込部を合わせ、さらに、複数の
建築用パネルを順次連続施工後に残る、その建築用パネ
ルの幅以下の未施工面に合わせて前面基部を長手方向に
切断した建築用パネルを、前記の未施工面に施工して壁
面を構成している。 一般的に3mから4mぐらいの長さの長尺の建築用パネル
は、その長手方向に切断する簡便な機械化された手段は
ない。そのため通常、ジグソーあるいは手持ち電動丸鋸
等の切断器具により、現場で施工者が手作業で切断して
いる。 A.切断作業は次の様にして行う。 建築用パネルの前面基部に罫書き線を入れる。 罫書き線に沿って切断器具により切断する。 B.また、切断した建築用パネルの施工は次の様にして行
う。 連続施工された複数の建築用パネル最終の嵌合部に、
切断した建築用パネルの差込部差し込む。 切断した建築用パネルの前面基部を釘打ち固定する。 また、実開昭58-143929号のマイクロフィルムに示さ
れる、腰壁の技術がある。 発明が解決しようとする問題 しかしながら、このような従来の技術には前記の作業
に伴う、次の様な問題がある。 A.罫書き線に沿って切断する切断器具による切断作業 切断面が蛇行したり曲がりやすい イ.壁面に施工時、建築用パネルの隙間やはみ出しによ
る施工不具合の発生 ロ.イによる、雨仕舞の悪化と、壁面の美観の低下 切断作業が容易でなく熟練を要す イ.壁面の施工性の低下 金属板による建築用パネルの、切断刃によるバリや波
うちの発生 イ.バリや波うちが壁面に顕れての美観の低下 ロ.バリにより建築用パネルの表面の損傷による美観の
低下 B.切断した建築用パネルの前面基部を釘打固定する固定
作業 釘やタッピングビス等によるヘコミやひび割れの発生 イ.ヘコミやひび割れが壁面に顕れての美観の低下 ロ.ひび割れより建築用パネルが固定不良になる施工不
良 C.建築用パネルの切断した側の厚さが前面基部の厚さに
なり、釘打部の厚さと異なる 建築用パネルの張り初めと張り終わりの厚さが異なる イ.張り初めと張り終わりを骨組内に取り付ける場合
に、張り初めに隙間が大きくなる ロ.イによる、雨仕舞の悪化と、壁面の美観の低下 ハ.ロの対策のためにコーキングすると、施工手間の増
加、コストの上昇 D.建築用パネルの切断した側の前面基部の幅が狭くなる 建築用パネルの張り初めと張り終わりの幅が異なる イ.壁面の対象性が失われ美観が低下する 建築用パネルを極端に狭い幅で切断する事が回避でき
ない イ.切断作業の難易度の上昇 ロ.イによる、施工性の低下 また、実開昭58-143929号のマイクロフィルムに示さ
れる、腰壁の技術の問題点は。 イ.貼り合わせの始点において、すでに見切りが施工さ
れているため、見切り側のパネル片側縁は釘打できな
い、 ロ.また、隅角部のパネルは入隅み出隅みと、その直前
のパネルが施工されているため上方からスライドして施
工する。 ○長尺のパネルでの作業が困難になり、 ○軒下のある外壁にも施工出来ない。 ハ.隅角部に於いて、すでに施工されている入隅み出隅
み側のパネル両側縁も釘打できない、 ニ.イとハによりパネルは壁面に強固に取り付けられな
い。 問題点を解決する為の手段 この発明は、前記の問題点を解決するために、次の手
段を使用する。 柱間隔等により制限された所定幅の壁下地に、 規格による一定幅の前面基部の一端に差込部を持ち他
端に嵌合部と釘打部とを持つ建築用パネルを複数連続し
て施工する壁面の構造において、 前記の建築用パネルを複数施工後に残る、壁面の未施
工面に応じた幅の前面基部の一端に差込部を持ち他端に
釘打部を持つ調整用パネルを施工する。 その施工開始端の建築用パネルあるいは調整用パネル
の差込部と釘打部に釘打し、 施工終了端の建築用パネルあるいは調整用パネルの釘
打部を釘打して施工します。 作用 この発明は、次の各作用を利用する。 規格による一定幅の前面基部建築用パネルを複数施工
後に残る、壁面の未施工面に、 その面の幅に応じた幅の前面基部の一端に差込部を持
ち他端に釘打部を持つ調整用パネルを、 固定された最終の建築用パネルの嵌合部に、 調整用パネルの差込部を差し込み嵌合して、 その釘打部を釘打固定して施工する。 実施例 この発明の実施例、実施例、及び実施例の3実
施例を、図面を参照しながら説明する。 実施例と実施例は第2図に示す縦張りの建築用パ
ネル1を使用し、実施例は第7図に示す横張りの建築
用パネル1を使用する。 実施例 第1図は実施例の壁面の構造を示す斜視図であり、
第2図に示す建築用パネル1と第3図に示す調整用パネ
ル1aを使用して施工する。 A.第2図に示す、建築用パネル1は次の構成である。 着色亜鉛鉄板等の金属板2を成形し、 ほぼ平坦な前面基部3を形成し、 その前面基部3の一側部をクランク状に裏面側に折り
曲げた差込部5と、 前記の前面基部3の他側部をコの字形に裏面側に折り
曲げて、さらにU字形に裏面側に折り返し、嵌合部4aを
形成し、 さらに、その嵌合部4aの先端を前面基部3の端部より
延長して、釘打部4を形成し、 アルミクラフト紙等の裏面材6aで前面基部3の裏面の
凹みを覆い、その中に硬質発泡ウレタン等の裏打材6を
充填している。 B.第3図に示す、調整用パネル1aは次の構成である。 着色亜鉛鉄板等の金属板2を成形し、 前記の建築用パネル1を複数施工後に残る、壁面の未
施工面に応じた幅のほぼ平坦な前面基部3を形成し、 その前面基部3の一側部をクランク状に裏面側に折り
曲げた差込部5と、 前記の前面基部3の他側部をクランク状に裏面側に折
り曲げて、釘打部4を形成し、 アルミクラフト紙等の裏面材6aで覆った、前面基部3
の裏面の凹みに硬質発泡ウレタン等の裏打材6を充填し
ている。 C.第1図に示す、壁面の施工は次の様にして行う。 まず、制限された所定間隔に立てられた2本の柱7a
に、 その柱7aの壁面を構成する面に水平に胴縁7bを複数取
り付けて壁下地7とし、 その壁下地7の一方の端部に前記の建築用パネル1の
差込部5を合わして、差込部5を釘11で胴縁7bに固定
し、さらに、釘打部4も固定する。 そして、前記の固定された建築用パネル1の嵌合部4a
に、次の建築用パネル1の差込部5を差し込み嵌合し
て、その釘打部4を釘11で固定する。 の作業を繰り返して、壁下地7に建築用パネル1を
複数連続して施工し、未施工面の幅を調整パネルの幅に
する。 により、固定された最終の建築用パネル1の嵌合部
4aに、調整用パネル1aの差込部5を差し込み嵌合して、
その釘打部4を釘11で固定する。 実施例 第4図は実施例の壁面の構造を示す斜視図であり、
第2図に示す建築用パネル1と第5図に示す調整パネル
を使用して施工する。 A.第2図に示す、建築用パネル1は実施例と同じ構成
である。 B.第5図に示す、調整パネルは次の構成のものを2枚に
使用する。 着色亜鉛鉄板等の金属板2を成形し、 前記の建築用パネル1を複数施工後に残る、壁面の未
施工面の2分の1の幅に応じたほぼ平坦な前面基部3を
形成し、 その前面基部3の一側部をクランク状に裏面側に折り
曲げた差込部5と、 前記の前面基部3の他側部をコの字形に裏面側に折り
曲げて、さらにU字形に裏面側に折り返し、嵌合部4aを
形成し、 さらに、その嵌合部4aの先端を前面基部3の端部より
延長して、釘打部4を形成し、 アルミクラフト紙等の裏面材6aで覆った、前面基部3
の裏面の凹みに硬質発泡ウレタン等の裏面材6aを充填し
ている。 C.第4図a,bに示す、壁面の施工は次の様にして行う まず、骨組9内に納まるように2本の縦框8aを立て、 その縦框8aの下端と上端に下框8bと上框8cを取り付
け、その間に横桟ざんを取り付けた、移動可能な枠組8
による壁下地7とし、 その壁下地7の一方の縦框8aに、前記の調整用パネル
1aの差込部5を合わして、差込部5を釘11で枠組8に固
定し、さらに、釘打部4も固定する。 そして、前記の固定された調整用パネル1aの嵌合部4a
に、前記の建築用パネル1の差込部5を嵌合して、その
釘打部4を釘11で固定する。 さらに、次の建築用パネル1の施工を繰り返して、枠
組8に建築用パネル1を複数連続して施工し、未施工面
の幅を調整パネルの幅にする。 により、固定された最終の建築用パネル1の嵌合部
4aに、調整用パネル1aの差込部5を差し込み嵌合して、
その釘打部4を釘11で固定する。 までで施工した第4図aに示す壁面を、 リップみぞ形鋼9aを背中合わせにして接合した骨組9
を複数所定間隔に設置し、 そのリップみぞ形鋼9aの開口部9bに、前記の壁面の一
端の縦框8aを差し込み嵌合し、他端の縦框8aを次のリッ
プみぞ形鋼9aの開口部9bに嵌合して、第4図bに示す壁
面の構造を施工する。 実施例 第6図は実施例の壁面の構造を示す斜視図であり、
第7図に示す建築用パネル1と第8図に示す調整用パネ
ル1aと第9図に示すスターター10を使用して施工する。 A.第7図に示す、建築用パネル1は次の構成である。 着色亜鉛鉄板等の金属板2を成形し、 ほぼ平坦な前面基部3を形成し その前面基部3の一側部をコの字形に裏面側に折り曲
げて、さらにU字形に裏面側に折り返した差込部5と、 前記の前面基部3の他側部をクランク状に裏面側に折
り曲げて、さらにU字形に裏面側に折り返し、もう一度
U字形に裏面側に折り返し、U字形の嵌合部4aを形成
し、 さらに、その嵌合部4aの先端を嵌合部4aの外側に延長
して、釘打部4を形成し、 アルミクラフト紙等の裏面材6aで前面基部3の裏面の
凹みを覆い、その中に硬質発泡ウレタン等の裏打材6を
充填している。 B.第8図cに示す、調整用パネル1aは次の構成のものを
2枚使用する。 着色亜鉛鉄板等の金属板2を形成し、 前記の建築用パネル1を複数施工後に残る、壁面の未
施工面の2分のの幅に応じたほぼ平坦な前面基部3を
形成し、 その前面基部3の一側部をコの字形に裏面側に折り曲
げて、さらにU字形に裏面側に折り返した差込部5と、 前記の前面基部3の他側部をクランク状に折り曲げ
て、さらにU字形に裏面側に折り返し、もう一度U字形
に裏面側に折り返し、U字形の嵌合部4aを形成し、 さらに、その嵌合部4aの先端を嵌合部4aの外側に延長
して、釘打部4を形成し、 C.第9図に示す、スターター10は次の構成である。 着色亜鉛鉄板等の金属板2を成形し、 その金属板2をU字形に折り返し、U字形の嵌合口10
bを形成し、 その嵌合口10bの一端を延長して釘打片10aを構成す
る。 D.第6図に示す、壁面の施工は次の様にして行う。 まず、制限された所定高さの2本の柱7aを壁下地7と
し、 その柱7aの壁面を構成する面の下端に水平にスタータ
ー10を、その嵌合口10bを上方に向けて、釘打片10aを釘
11で固定し、 前記の固定されたスターター10の嵌合口10bに、前記
の調整用パネル1aの差込部5を差し込み嵌合して、その
釘打部4を釘11で固定する。 そして、前記の固定された調整用パネル1aの嵌合部4a
に、前記の建築用パネル1の差込部5を差し込み嵌合し
て、その釘打部4を釘11で固定する。 さらに、次の建築用パネル1の施工を繰り返して、壁
下地7に建築用パネル1を複数連続して施工し、未施工
面の幅を調整用パネル1aの幅にする。 により、固定された最終の建築用パネル1の嵌合部
4aに、調整用パネル1aの差込部5を差し込み嵌合して、
その釘打部4を釘11で固定する。 発明の効果 この様に構成された、この発明による壁面の構造は、 ○本願発明の次の構成により、 建築用パネルを複数施工後に残る、壁面の未施工面に
応じた幅の前面基部の一端に差込部を持ち他端に釘打部
を持つ調整用パネルを施工することを特徴とする壁面の
構造。 次の効果が得られる。 A.未施工面の幅に合わせて建築用パネルの前面基部を、
長手方向に切断する切断作業が不要になり、次の問題が
解消される。 切断面が蛇行したり曲がり易い イ.壁面に施工時、建築用パネルの隙間やはみ出しによ
る施工不具合の発生 ロ.イ.による、雨仕舞の悪化と、壁面の美観の低下 切断作業が容易でなく熟練を要す イ.壁面の施工性の低下 金属板2による建築用パネルの、切断刃によるバリや
波うちの発生 イ.バリや波うちが壁面に顕れての美観の低下 ロ.バリにより建築用パネルの表面の損傷による美観の
低下 B.その前面基部を釘打ち固定しないで、釘打ち固定可能
になり、次の問題が解消される。 釘やタッピンビス等によるヘコミやひび割れの発生 イ.ヘコミやひび割れが壁面に顕れての美観の低下 ロ.ひび割れにより建築用パネルが固定不良になる施工
不良 C.建築用パネルや調整用パネルの差込部と、調整用パネ
ルの釘打部をほぼ同じ厚さにすることが可能になり、次
の問題が解消する。 建築用パネルの張り初めと張り終わりの厚さが異なる イ.張り初めと張り終わりを骨組9内に取り付ける場合
に、張り初めに隙間が大きくなる ロ.イによる、雨仕舞の悪化と、壁面の美観の低下 ハ.ロの対策のためにコーキングをすると、施工手間の
増加、コストの上昇 D.実施例や実施例のように調整用パネルの複数施工
が可能になり、次の問題が解消する。 建築用パネルの張り初めと張り終わりの幅が異なる イ.壁面の対象性が失われ美観の低下 建築用パネルの極端に狭い幅での切断が回避できない イ.切断作業の何度の上昇 ロ.イによる、施工性の低下
気口、出入口等により制限された、建築用パネルを複数
連続して施工した、所定幅の壁面の構造を改良する。 従来の技術 従来、規格による一定幅の前面基部の一端に差込部を
持ち、その他端に嵌合部と釘打部とを持つ建築用パネル
を複数連続して壁下地に施工して、柱間隔等により制限
された所定幅の壁を構成する技術には、第10図に示す技
術がある。 一般に建築用パネルは大量生産品であり、その材料、
生産手段、製品管理等の制約から、その構成する各部の
幅は一定である。 その為、所定幅の壁下地の一方の端部に規格による一
定幅の建築用パネルの差込部を合わせ、さらに、複数の
建築用パネルを順次連続施工後に残る、その建築用パネ
ルの幅以下の未施工面に合わせて前面基部を長手方向に
切断した建築用パネルを、前記の未施工面に施工して壁
面を構成している。 一般的に3mから4mぐらいの長さの長尺の建築用パネル
は、その長手方向に切断する簡便な機械化された手段は
ない。そのため通常、ジグソーあるいは手持ち電動丸鋸
等の切断器具により、現場で施工者が手作業で切断して
いる。 A.切断作業は次の様にして行う。 建築用パネルの前面基部に罫書き線を入れる。 罫書き線に沿って切断器具により切断する。 B.また、切断した建築用パネルの施工は次の様にして行
う。 連続施工された複数の建築用パネル最終の嵌合部に、
切断した建築用パネルの差込部差し込む。 切断した建築用パネルの前面基部を釘打ち固定する。 また、実開昭58-143929号のマイクロフィルムに示さ
れる、腰壁の技術がある。 発明が解決しようとする問題 しかしながら、このような従来の技術には前記の作業
に伴う、次の様な問題がある。 A.罫書き線に沿って切断する切断器具による切断作業 切断面が蛇行したり曲がりやすい イ.壁面に施工時、建築用パネルの隙間やはみ出しによ
る施工不具合の発生 ロ.イによる、雨仕舞の悪化と、壁面の美観の低下 切断作業が容易でなく熟練を要す イ.壁面の施工性の低下 金属板による建築用パネルの、切断刃によるバリや波
うちの発生 イ.バリや波うちが壁面に顕れての美観の低下 ロ.バリにより建築用パネルの表面の損傷による美観の
低下 B.切断した建築用パネルの前面基部を釘打固定する固定
作業 釘やタッピングビス等によるヘコミやひび割れの発生 イ.ヘコミやひび割れが壁面に顕れての美観の低下 ロ.ひび割れより建築用パネルが固定不良になる施工不
良 C.建築用パネルの切断した側の厚さが前面基部の厚さに
なり、釘打部の厚さと異なる 建築用パネルの張り初めと張り終わりの厚さが異なる イ.張り初めと張り終わりを骨組内に取り付ける場合
に、張り初めに隙間が大きくなる ロ.イによる、雨仕舞の悪化と、壁面の美観の低下 ハ.ロの対策のためにコーキングすると、施工手間の増
加、コストの上昇 D.建築用パネルの切断した側の前面基部の幅が狭くなる 建築用パネルの張り初めと張り終わりの幅が異なる イ.壁面の対象性が失われ美観が低下する 建築用パネルを極端に狭い幅で切断する事が回避でき
ない イ.切断作業の難易度の上昇 ロ.イによる、施工性の低下 また、実開昭58-143929号のマイクロフィルムに示さ
れる、腰壁の技術の問題点は。 イ.貼り合わせの始点において、すでに見切りが施工さ
れているため、見切り側のパネル片側縁は釘打できな
い、 ロ.また、隅角部のパネルは入隅み出隅みと、その直前
のパネルが施工されているため上方からスライドして施
工する。 ○長尺のパネルでの作業が困難になり、 ○軒下のある外壁にも施工出来ない。 ハ.隅角部に於いて、すでに施工されている入隅み出隅
み側のパネル両側縁も釘打できない、 ニ.イとハによりパネルは壁面に強固に取り付けられな
い。 問題点を解決する為の手段 この発明は、前記の問題点を解決するために、次の手
段を使用する。 柱間隔等により制限された所定幅の壁下地に、 規格による一定幅の前面基部の一端に差込部を持ち他
端に嵌合部と釘打部とを持つ建築用パネルを複数連続し
て施工する壁面の構造において、 前記の建築用パネルを複数施工後に残る、壁面の未施
工面に応じた幅の前面基部の一端に差込部を持ち他端に
釘打部を持つ調整用パネルを施工する。 その施工開始端の建築用パネルあるいは調整用パネル
の差込部と釘打部に釘打し、 施工終了端の建築用パネルあるいは調整用パネルの釘
打部を釘打して施工します。 作用 この発明は、次の各作用を利用する。 規格による一定幅の前面基部建築用パネルを複数施工
後に残る、壁面の未施工面に、 その面の幅に応じた幅の前面基部の一端に差込部を持
ち他端に釘打部を持つ調整用パネルを、 固定された最終の建築用パネルの嵌合部に、 調整用パネルの差込部を差し込み嵌合して、 その釘打部を釘打固定して施工する。 実施例 この発明の実施例、実施例、及び実施例の3実
施例を、図面を参照しながら説明する。 実施例と実施例は第2図に示す縦張りの建築用パ
ネル1を使用し、実施例は第7図に示す横張りの建築
用パネル1を使用する。 実施例 第1図は実施例の壁面の構造を示す斜視図であり、
第2図に示す建築用パネル1と第3図に示す調整用パネ
ル1aを使用して施工する。 A.第2図に示す、建築用パネル1は次の構成である。 着色亜鉛鉄板等の金属板2を成形し、 ほぼ平坦な前面基部3を形成し、 その前面基部3の一側部をクランク状に裏面側に折り
曲げた差込部5と、 前記の前面基部3の他側部をコの字形に裏面側に折り
曲げて、さらにU字形に裏面側に折り返し、嵌合部4aを
形成し、 さらに、その嵌合部4aの先端を前面基部3の端部より
延長して、釘打部4を形成し、 アルミクラフト紙等の裏面材6aで前面基部3の裏面の
凹みを覆い、その中に硬質発泡ウレタン等の裏打材6を
充填している。 B.第3図に示す、調整用パネル1aは次の構成である。 着色亜鉛鉄板等の金属板2を成形し、 前記の建築用パネル1を複数施工後に残る、壁面の未
施工面に応じた幅のほぼ平坦な前面基部3を形成し、 その前面基部3の一側部をクランク状に裏面側に折り
曲げた差込部5と、 前記の前面基部3の他側部をクランク状に裏面側に折
り曲げて、釘打部4を形成し、 アルミクラフト紙等の裏面材6aで覆った、前面基部3
の裏面の凹みに硬質発泡ウレタン等の裏打材6を充填し
ている。 C.第1図に示す、壁面の施工は次の様にして行う。 まず、制限された所定間隔に立てられた2本の柱7a
に、 その柱7aの壁面を構成する面に水平に胴縁7bを複数取
り付けて壁下地7とし、 その壁下地7の一方の端部に前記の建築用パネル1の
差込部5を合わして、差込部5を釘11で胴縁7bに固定
し、さらに、釘打部4も固定する。 そして、前記の固定された建築用パネル1の嵌合部4a
に、次の建築用パネル1の差込部5を差し込み嵌合し
て、その釘打部4を釘11で固定する。 の作業を繰り返して、壁下地7に建築用パネル1を
複数連続して施工し、未施工面の幅を調整パネルの幅に
する。 により、固定された最終の建築用パネル1の嵌合部
4aに、調整用パネル1aの差込部5を差し込み嵌合して、
その釘打部4を釘11で固定する。 実施例 第4図は実施例の壁面の構造を示す斜視図であり、
第2図に示す建築用パネル1と第5図に示す調整パネル
を使用して施工する。 A.第2図に示す、建築用パネル1は実施例と同じ構成
である。 B.第5図に示す、調整パネルは次の構成のものを2枚に
使用する。 着色亜鉛鉄板等の金属板2を成形し、 前記の建築用パネル1を複数施工後に残る、壁面の未
施工面の2分の1の幅に応じたほぼ平坦な前面基部3を
形成し、 その前面基部3の一側部をクランク状に裏面側に折り
曲げた差込部5と、 前記の前面基部3の他側部をコの字形に裏面側に折り
曲げて、さらにU字形に裏面側に折り返し、嵌合部4aを
形成し、 さらに、その嵌合部4aの先端を前面基部3の端部より
延長して、釘打部4を形成し、 アルミクラフト紙等の裏面材6aで覆った、前面基部3
の裏面の凹みに硬質発泡ウレタン等の裏面材6aを充填し
ている。 C.第4図a,bに示す、壁面の施工は次の様にして行う まず、骨組9内に納まるように2本の縦框8aを立て、 その縦框8aの下端と上端に下框8bと上框8cを取り付
け、その間に横桟ざんを取り付けた、移動可能な枠組8
による壁下地7とし、 その壁下地7の一方の縦框8aに、前記の調整用パネル
1aの差込部5を合わして、差込部5を釘11で枠組8に固
定し、さらに、釘打部4も固定する。 そして、前記の固定された調整用パネル1aの嵌合部4a
に、前記の建築用パネル1の差込部5を嵌合して、その
釘打部4を釘11で固定する。 さらに、次の建築用パネル1の施工を繰り返して、枠
組8に建築用パネル1を複数連続して施工し、未施工面
の幅を調整パネルの幅にする。 により、固定された最終の建築用パネル1の嵌合部
4aに、調整用パネル1aの差込部5を差し込み嵌合して、
その釘打部4を釘11で固定する。 までで施工した第4図aに示す壁面を、 リップみぞ形鋼9aを背中合わせにして接合した骨組9
を複数所定間隔に設置し、 そのリップみぞ形鋼9aの開口部9bに、前記の壁面の一
端の縦框8aを差し込み嵌合し、他端の縦框8aを次のリッ
プみぞ形鋼9aの開口部9bに嵌合して、第4図bに示す壁
面の構造を施工する。 実施例 第6図は実施例の壁面の構造を示す斜視図であり、
第7図に示す建築用パネル1と第8図に示す調整用パネ
ル1aと第9図に示すスターター10を使用して施工する。 A.第7図に示す、建築用パネル1は次の構成である。 着色亜鉛鉄板等の金属板2を成形し、 ほぼ平坦な前面基部3を形成し その前面基部3の一側部をコの字形に裏面側に折り曲
げて、さらにU字形に裏面側に折り返した差込部5と、 前記の前面基部3の他側部をクランク状に裏面側に折
り曲げて、さらにU字形に裏面側に折り返し、もう一度
U字形に裏面側に折り返し、U字形の嵌合部4aを形成
し、 さらに、その嵌合部4aの先端を嵌合部4aの外側に延長
して、釘打部4を形成し、 アルミクラフト紙等の裏面材6aで前面基部3の裏面の
凹みを覆い、その中に硬質発泡ウレタン等の裏打材6を
充填している。 B.第8図cに示す、調整用パネル1aは次の構成のものを
2枚使用する。 着色亜鉛鉄板等の金属板2を形成し、 前記の建築用パネル1を複数施工後に残る、壁面の未
施工面の2分のの幅に応じたほぼ平坦な前面基部3を
形成し、 その前面基部3の一側部をコの字形に裏面側に折り曲
げて、さらにU字形に裏面側に折り返した差込部5と、 前記の前面基部3の他側部をクランク状に折り曲げ
て、さらにU字形に裏面側に折り返し、もう一度U字形
に裏面側に折り返し、U字形の嵌合部4aを形成し、 さらに、その嵌合部4aの先端を嵌合部4aの外側に延長
して、釘打部4を形成し、 C.第9図に示す、スターター10は次の構成である。 着色亜鉛鉄板等の金属板2を成形し、 その金属板2をU字形に折り返し、U字形の嵌合口10
bを形成し、 その嵌合口10bの一端を延長して釘打片10aを構成す
る。 D.第6図に示す、壁面の施工は次の様にして行う。 まず、制限された所定高さの2本の柱7aを壁下地7と
し、 その柱7aの壁面を構成する面の下端に水平にスタータ
ー10を、その嵌合口10bを上方に向けて、釘打片10aを釘
11で固定し、 前記の固定されたスターター10の嵌合口10bに、前記
の調整用パネル1aの差込部5を差し込み嵌合して、その
釘打部4を釘11で固定する。 そして、前記の固定された調整用パネル1aの嵌合部4a
に、前記の建築用パネル1の差込部5を差し込み嵌合し
て、その釘打部4を釘11で固定する。 さらに、次の建築用パネル1の施工を繰り返して、壁
下地7に建築用パネル1を複数連続して施工し、未施工
面の幅を調整用パネル1aの幅にする。 により、固定された最終の建築用パネル1の嵌合部
4aに、調整用パネル1aの差込部5を差し込み嵌合して、
その釘打部4を釘11で固定する。 発明の効果 この様に構成された、この発明による壁面の構造は、 ○本願発明の次の構成により、 建築用パネルを複数施工後に残る、壁面の未施工面に
応じた幅の前面基部の一端に差込部を持ち他端に釘打部
を持つ調整用パネルを施工することを特徴とする壁面の
構造。 次の効果が得られる。 A.未施工面の幅に合わせて建築用パネルの前面基部を、
長手方向に切断する切断作業が不要になり、次の問題が
解消される。 切断面が蛇行したり曲がり易い イ.壁面に施工時、建築用パネルの隙間やはみ出しによ
る施工不具合の発生 ロ.イ.による、雨仕舞の悪化と、壁面の美観の低下 切断作業が容易でなく熟練を要す イ.壁面の施工性の低下 金属板2による建築用パネルの、切断刃によるバリや
波うちの発生 イ.バリや波うちが壁面に顕れての美観の低下 ロ.バリにより建築用パネルの表面の損傷による美観の
低下 B.その前面基部を釘打ち固定しないで、釘打ち固定可能
になり、次の問題が解消される。 釘やタッピンビス等によるヘコミやひび割れの発生 イ.ヘコミやひび割れが壁面に顕れての美観の低下 ロ.ひび割れにより建築用パネルが固定不良になる施工
不良 C.建築用パネルや調整用パネルの差込部と、調整用パネ
ルの釘打部をほぼ同じ厚さにすることが可能になり、次
の問題が解消する。 建築用パネルの張り初めと張り終わりの厚さが異なる イ.張り初めと張り終わりを骨組9内に取り付ける場合
に、張り初めに隙間が大きくなる ロ.イによる、雨仕舞の悪化と、壁面の美観の低下 ハ.ロの対策のためにコーキングをすると、施工手間の
増加、コストの上昇 D.実施例や実施例のように調整用パネルの複数施工
が可能になり、次の問題が解消する。 建築用パネルの張り初めと張り終わりの幅が異なる イ.壁面の対象性が失われ美観の低下 建築用パネルの極端に狭い幅での切断が回避できない イ.切断作業の何度の上昇 ロ.イによる、施工性の低下
【図面の簡単な説明】
A.第1図〜第9図は、この発明の実施例を示す斜視図で
ある。 イ.第1図、第4図、及び第6図はそれぞれ本発明の実
施例、実施例、及び実施例の壁面の施工状態を示
す。 ロ.第2図は実施例及び実施例、第7図は実施例
、第2図cは実施例に使用する建築用パネルを示
す。 ハ.第3図、第5図、及び第8図は、それぞれ本発明の
実施例、実施例、及び実施例に使用する調整用パ
ネルを示す。 ニ.第9図実施例使用するスターターを示す。 B.第10図及び第11図は、従来の技術を示す斜視図であ
る。 イ.第10図は、従来の技術による壁面の施工状態を示
す。 ロ.第11図は、従来の技術に使用される、長手方向に切
断した建築用パネルを示す。 C.図中、1は建築用パネル、1aは調整用パネル、2は金
属板、3は前面基部、4は釘打部、5は差込部、6は裏
打材、7は壁下地、8は枠組、9は骨組、10はスタータ
ー、11は釘である。
ある。 イ.第1図、第4図、及び第6図はそれぞれ本発明の実
施例、実施例、及び実施例の壁面の施工状態を示
す。 ロ.第2図は実施例及び実施例、第7図は実施例
、第2図cは実施例に使用する建築用パネルを示
す。 ハ.第3図、第5図、及び第8図は、それぞれ本発明の
実施例、実施例、及び実施例に使用する調整用パ
ネルを示す。 ニ.第9図実施例使用するスターターを示す。 B.第10図及び第11図は、従来の技術を示す斜視図であ
る。 イ.第10図は、従来の技術による壁面の施工状態を示
す。 ロ.第11図は、従来の技術に使用される、長手方向に切
断した建築用パネルを示す。 C.図中、1は建築用パネル、1aは調整用パネル、2は金
属板、3は前面基部、4は釘打部、5は差込部、6は裏
打材、7は壁下地、8は枠組、9は骨組、10はスタータ
ー、11は釘である。
Claims (1)
- (57)【特許請求の範囲】 1.柱間隔等により制限された所定幅の壁下地に、規格
による一定幅の前面基部の一端に差込部を持ち他端に嵌
合部と釘打部とを持つ建築用パネルを複数連続して施工
する壁面の構造において、前記の建築用パネルを複数施
工後に残る、壁面の未施工面に応じた幅の前面基部の一
端に差込部を持ち他端に釘打部を持つ調整用パネルを使
用し、その施工開始端の建築用パネルあるいは調整用パ
ネルの差込部と釘打部に釘打し、施工終了端までの建築
用パネルあるいは調整用パネルの釘打部に釘打して施工
する事を特徴とする壁面の構造。 2.骨組みの間隔により制限された所定幅の壁下地が移
動可能な枠組みであり、複数連続した規格による一定幅
の建築用パネルと、その未施工面に応じた異なる幅の前
面基部を持つ調整用パネルとを前記の枠組みに施工し
て、前記の骨組内取り付け可能にした事を特徴とする、
特許請求の範囲第1項記載の壁面の構造。 3.前記建築用パネルが横張りであり、縦方向に制限さ
れた所定高さの壁を構成する事を特徴とする、特許請求
の範囲第1項または第2項記載の壁面の構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62107634A JP2691532B2 (ja) | 1987-04-30 | 1987-04-30 | 壁面の構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62107634A JP2691532B2 (ja) | 1987-04-30 | 1987-04-30 | 壁面の構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63272852A JPS63272852A (ja) | 1988-11-10 |
JP2691532B2 true JP2691532B2 (ja) | 1997-12-17 |
Family
ID=14464163
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP62107634A Expired - Lifetime JP2691532B2 (ja) | 1987-04-30 | 1987-04-30 | 壁面の構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2691532B2 (ja) |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6023386Y2 (ja) * | 1982-03-25 | 1985-07-12 | 唐川木材工業株式会社 | 腰壁 |
JPS61100723U (ja) * | 1984-12-10 | 1986-06-27 |
-
1987
- 1987-04-30 JP JP62107634A patent/JP2691532B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS63272852A (ja) | 1988-11-10 |
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