JPH06137488A - 俯仰装置 - Google Patents

俯仰装置

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Publication number
JPH06137488A
JPH06137488A JP30977792A JP30977792A JPH06137488A JP H06137488 A JPH06137488 A JP H06137488A JP 30977792 A JP30977792 A JP 30977792A JP 30977792 A JP30977792 A JP 30977792A JP H06137488 A JPH06137488 A JP H06137488A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pivotally supporting
neck piece
pivotally
pivotally supported
pivot
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP30977792A
Other languages
English (en)
Inventor
Hideyoshi Inazumi
秀吉 稲積
Minoru Yoshida
実 吉田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Sanyo Electric Co Ltd filed Critical Sanyo Electric Co Ltd
Priority to JP30977792A priority Critical patent/JPH06137488A/ja
Publication of JPH06137488A publication Critical patent/JPH06137488A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 枢支部と枢支板との摩擦力の低下が少なく仰
向け、俯けにする動作を繰り返しても俯仰角度を所望の
方向に維持できる。 【構成】 機器主体を支持するネックピース6の枢支機
構を支持体としての二又部5に枢支し、ネックピース6
には二又部端縁の突部5aに対向してこの突部が挿入さ
れる俯仰回動方向に延設される溝部6aを形成し、ネッ
クピース6の枢支機構は二又部5に挿入され枢支される
枢支部21を有し、この枢支部に装着された捩りバネ2
6により枢支部21を回動自在とさせると共に、枢支部
21を摩擦部材を介して枢支し、かつ、俯仰角度調整位
置に係止する枢支板32を二又部5に固定するようにし
た。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、扇風機等に用いる俯仰
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、本発明に先行する技術として特
開平2ー266195号公報に記載の俯仰装置がある。
この俯仰装置は、ネックピース6の枢支部21を左枢支
板31、右枢支板32にて挟持し、枢支部21および左
枢支板31、右枢支板32を螺子23にて一体化し、こ
のユニットを昇降パイプ4の二又部5に挿入して組み立
てるようになっている。
【0003】この構成において、送風モータ等を有する
扇風機頭部7の俯仰角度は、捩りバネ26の付勢力、左
枢支板31と枢支部21および右枢支板32と枢支部2
1との摩擦力、バネ体28の付勢力による係止体29の
係脱穴48への係合により維持されるようになってい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、扇風機
頭部7を仰向け、俯けにする動作を繰り返していると、
螺子23が緩み、枢支部21と左右枢支板31,32の
摩擦が低下し、扇風機頭部7の俯仰角度を所望の方向に
維持することが困難となるという問題がある。
【0005】そこで、本発明は扇風機頭部を仰向け、俯
けにする動作を繰り返しても扇風機頭部の俯仰角度を所
望の方向に維持することができる俯仰装置を提供するこ
とを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、機器主体を支
持するネックピースの枢支機構を支持体としての二又部
に枢支してなる俯仰装置において、ネックピースの枢支
機構は二又部に挿入され枢支される枢支部を有し、この
枢支部に装着された捩じりバネにより枢支部を回動自在
とさせると共に、枢支部を摩擦部材を介して枢支し、か
つ、俯仰角度調整位置に係止する枢支板を二又部に固定
するようにしたものである。
【0007】
【作用】上記構成により、二又部に挿入され枢支される
枢支部が捩りバネにより枢支部を回動自在とする。そし
て、枢支部は摩擦部材を介して枢支板に枢支され、か
つ、枢支板により俯仰角度調整位置に係止される。これ
により、従来のように螺子を用いて摩擦力を維持してい
ないから枢支部と枢支板との摩擦力の低下が少なくく仰
向け、俯けにする動作を繰り返しても俯仰角度を所望の
方向に維持できる。
【0008】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づき説明す
る。
【0009】図1は、本発明を適用する扇風機の外観を
示す斜視図である。図において、扇風機1は、支柱2を
突設した基台3と、支柱2に挿入され昇降する昇降パイ
プ4と、この昇降パイプ4の上端部に形成した二又部5
に俯仰角度調整自在に枢支するネックピース6と、この
ネックピース6に首振自在に枢支する扇風機頭部7とを
有する。
【0010】ネックピース6は、図2に示す分解斜視図
に示す如く、大別して二又部5に挿入挟持される枢支部
21と支持部22とからなり、枢支部21の一側面に
は、枢支板32に形成された環状凸部33を枢支する環
状凹部34が形成されると共に、枢支板32には、バネ
体28と係止体29を収容する凹部30を形成してい
る。また、枢支部21の他の側面には、捩りバネ26を
装着する凸部35が形成され、捩りバネ26の一端26
aは、枢支部21の係止部に係合され、捩りバネ26の
他端26bは、枢支板32の係止片36で係止される。
【0011】枢支板32には、枢支部21の係止体29
が係合し、俯仰角度調整位置がされる係脱穴48が形成
され、さらに、枢支板32には折曲する連絡取付片37
が形成され、この連絡取付片37には、二又部5の図示
省略する後連絡壁に取付ける螺子穴38が形成されてい
る。
【0012】二又部5の上端には、図3に示すように突
部5aを形成しており、この突部5aはネックピース6
の二又部5の上端に被さる部分に形成した溝部6aに挿
入される。この溝部6aはネックピース6の俯仰角度範
囲を規制し、突部5aは溝部6aの両端に当接し、突部
5aが溝部6aに挿入されることで二又部5の拡がりも
防止される。
【0013】ネックピース6を二又部5に挿入する前
に、上記した図2に示す各部材を組立てネックピース6
の枢支機構のユニットの組立てを完了しておく。
【0014】まず、枢支板32に摩擦部材としての枢支
ワッシャ39とワッシャ40とによりかしめて一体化す
る。次に、枢支部21の凹部30にバネ体28と係止体
29を収容して枢支部21の一側面に右枢支板32を当
接して保持する。
【0015】一方、枢支部21の他の側面に形成された
凸部35に捩りバネ26を装着し、捩りバネ26の一端
26aを枢支部21に係合し、捩りバネ26の他端26
bを枢支板32の係止片36に係止する。
【0016】次に、上記して組立てたネックピース6の
枢支機構を二又部5の上方から挿入して二又部5の上端
に形成されたそれぞれの突部5aと対応するネックピー
ス6の溝部6aとが一致するようにして嵌合させて全体
を組立てる。このとき、図4に示すように二又部5の内
側に形成された長溝5bに枢支部21の凸部35が嵌合
される。そして、枢支板32の螺子穴38により枢支板
32を図示省略する後連絡壁に取付ける。
【0017】このように、扇風機頭部7の俯仰角度は、
捩りバネ26の付勢力、枢支部21と枢支板32の摩擦
力、バネ体28の付勢力による係止体29の係脱穴48
への係合により維持されるが、従来の技術のように枢支
部21と左右枢支板31,32を螺子23を用いて一体
化していないから螺子23が緩み、各部材の摩擦力が低
下することがない。従って、扇風機頭部7を仰向け、俯
けにする動作を繰り返しても、経年変化することが少な
く、扇風機頭部7の俯仰角度を常に所望の方向に維持で
きる。
【0018】次に、扇風機頭部7の送風モータにファン
を固定する手段について図5乃至図8を参照して説明す
る。
【0019】図において、扇風機頭部7には、送風モー
タ8が内装され、送風モータ8の前面には後ガード9が
ナット10で固定される。ファン13には、シャフト1
1に貫通して取付ける貫通部を有する取付部14が形成
され、この取付部14がシャフト11の前方より挿入さ
れ、取付部14に形成された凹部14aがシャフト11
に突設されたピン12により係止され位置決めがされて
いる。
【0020】スピンナ15は、シャフト11に挿入され
てシャフト11の先端ネジ部11aによりネジ固定され
ている。このスピンナ15の当たり面15aは、荒れた
面、つまり、凹凸を設けると共に、取付部14の当たり
面14bは凹凸を設けて、両者の面が当接して固定され
る。これにより、スピンナ15の凹凸のある当たり面1
5aが、ファン13の凹凸のある当たり面14bにくい
込んで確実に固定される。
【0021】従来、ファン13の当たり面14bとスピ
ンナ15の当たり面15aは、凹凸の少ない、いわゆる
鏡面で仕上げられていたが、ファン13の回転方向(右
回転)とは逆回転(左回転)方向にスピンナ15を締め
付けているため通常の使用状態ではスピンナ15が緩む
ことは少なかった。
【0022】ところが、スピンナ15の締め付けが弱く
不十分であったり、ファン13を逆回転させる力(扇風
機頭部7を左右に強めに振る)が作用すると、スピンナ
15が緩まないで″コチ,コチ″という騒音を発した
り、ときには、スピンナ15が抜け落ちファン13が後
ガード9または前ガード16に当たり割れることがあっ
た。
【0023】本実施例では、ファン13の当たり面14
bを仕上げの過程で、凹凸のある荒れた面の仕上げとし
てスピンナ15の弱い締め付け力でも確実にファン13
をシャフト11に固定できる。従って、ファン13に逆
転方向の力が作用してもスピンナ15の締め付けが緩み
にくく異常音を発したり、スピンナ15が抜け落ちるこ
とがない。なお、ファン13の当たり面14bの凹凸
は、スピンナ15の回転方向と直角方向に形成すると上
記効果が大きい。
【0024】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、従
来のように螺子を用いて枢支部と枢支板とを一体化して
摩擦力を維持していないから枢支部と枢支板との摩擦力
の低下による経年変化が少なく仰向け、俯けにする動作
を繰り返しても俯仰角度を所望の方向に維持できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用する扇風機の斜視図。
【図2】ネックピースの分解斜視図。
【図3】ネックピースと二又部の要部縦断面図。
【図4】図3の要部右側断面図。
【図5】扇風機頭部の縦断面図。
【図6】図5の要部縦断面図。
【図7】図5のファンを示す説明図。
【図8】図5のスピンナを示す説明図。
【符号の説明】
1 扇風機 2 支柱 3 基台 4 昇降パイプ 5 二又部 5a 突部 6 ネックピース 6a 溝部 7 扇風機頭部 21 枢支部 22 支持部 26 捩りバネ 28 バネ体 29 係止体 32 右枢支板 33 環状凸部 34 環状凹部 35 凸部 36 係止片 37 連絡取付片 39 枢支ワッシャ 40 ワッシャ 48 係脱穴

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 機器主体を支持するネックピースの枢支
    機構を支持体としての二又部に枢支してなる俯仰装置に
    おいて、前記ネックピースの枢支機構は前記二又部に挿
    入され枢支される枢支部を有し、この枢支部に装着され
    た捩りバネにより前記枢支部を回動自在とさせると共
    に、前記枢支部を摩擦部材を介して枢支し、かつ、俯仰
    角度調整位置に係止する枢支板を前記二又部に固定して
    なることを特徴とする俯仰装置。
JP30977792A 1992-10-26 1992-10-26 俯仰装置 Pending JPH06137488A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP30977792A JPH06137488A (ja) 1992-10-26 1992-10-26 俯仰装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP30977792A JPH06137488A (ja) 1992-10-26 1992-10-26 俯仰装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH06137488A true JPH06137488A (ja) 1994-05-17

Family

ID=17997130

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP30977792A Pending JPH06137488A (ja) 1992-10-26 1992-10-26 俯仰装置

Country Status (1)

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JP (1) JPH06137488A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08312885A (ja) * 1995-05-23 1996-11-26 Sharp Corp 表示装置取り付け装置
JP2015155693A (ja) * 2014-01-18 2015-08-27 アイリスオーヤマ株式会社 扇風機
JP2018178789A (ja) * 2017-04-06 2018-11-15 ツインバード工業株式会社 扇風機

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08312885A (ja) * 1995-05-23 1996-11-26 Sharp Corp 表示装置取り付け装置
JP2015155693A (ja) * 2014-01-18 2015-08-27 アイリスオーヤマ株式会社 扇風機
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