JPH06136820A - オーバーハングユニット - Google Patents
オーバーハングユニットInfo
- Publication number
- JPH06136820A JPH06136820A JP28848592A JP28848592A JPH06136820A JP H06136820 A JPH06136820 A JP H06136820A JP 28848592 A JP28848592 A JP 28848592A JP 28848592 A JP28848592 A JP 28848592A JP H06136820 A JPH06136820 A JP H06136820A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sides
- frame
- sleeve frames
- attached
- unit
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Joining Of Building Structures In Genera (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 オーバーハングユニットにおいて、両側袖フ
レームの前面部間の組立構造を簡素化し、組立精度、組
立作業性を向上すること。 【構成】 建物構造体(建物ユニット21)に張り出し
状に接合されるオーバーハングユニット10において、
建物構造体に取着される両側一対の袖フレーム11と、
両側袖フレーム11の下端部間に取着される床梁12
と、両側袖フレーム11の前面部間に取着される前フレ
ーム13とを有してなるもの。
レームの前面部間の組立構造を簡素化し、組立精度、組
立作業性を向上すること。 【構成】 建物構造体(建物ユニット21)に張り出し
状に接合されるオーバーハングユニット10において、
建物構造体に取着される両側一対の袖フレーム11と、
両側袖フレーム11の下端部間に取着される床梁12
と、両側袖フレーム11の前面部間に取着される前フレ
ーム13とを有してなるもの。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はユニット建物等に用いら
れて好適なオーバーハングユニットに関する。
れて好適なオーバーハングユニットに関する。
【0002】
【従来の技術】ユニット建物等においては、スペースの
有効利用を図るため、建物構造体の一部にオーバ−ハン
グユニットを張り出し状に接合してなるものがある。
有効利用を図るため、建物構造体の一部にオーバ−ハン
グユニットを張り出し状に接合してなるものがある。
【0003】然るに、本出願人は、特開昭59-106644 号
公報にて、ユニット建物における構造体(オーバーハン
グユニット)として、図5に示す如くのものを提案して
いる。このオーバーハングユニットは、建物構造体に取
着される両側一対の袖フレーム1と、両側袖フレーム
1、1の下端部間に取着される床フレーム2とを有して
いる。そして、両側袖フレーム1、1の上端部間にマグ
サ3を取着し、このマグサ3と床フレーム2の前面床梁
2Aとの間に複数本のスタッド4を取着している。
公報にて、ユニット建物における構造体(オーバーハン
グユニット)として、図5に示す如くのものを提案して
いる。このオーバーハングユニットは、建物構造体に取
着される両側一対の袖フレーム1と、両側袖フレーム
1、1の下端部間に取着される床フレーム2とを有して
いる。そして、両側袖フレーム1、1の上端部間にマグ
サ3を取着し、このマグサ3と床フレーム2の前面床梁
2Aとの間に複数本のスタッド4を取着している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】然しながら、オーバー
ハングユニットの両側袖フレーム1の前面部間には複数
のスタッド4が設けられるのが一般的であり、従来技術
では、この複数のスタッド4それぞれの上下両端部をマ
グサ3と床フレーム2の床梁2Aとにボルト接合等にて
取着する必要があり、ボルト接合等の取着個数が多大と
なる。
ハングユニットの両側袖フレーム1の前面部間には複数
のスタッド4が設けられるのが一般的であり、従来技術
では、この複数のスタッド4それぞれの上下両端部をマ
グサ3と床フレーム2の床梁2Aとにボルト接合等にて
取着する必要があり、ボルト接合等の取着個数が多大と
なる。
【0005】即ち、従来のオーバーハングユニットにお
いては、両側袖フレームの前面部間に設けられる部材点
数が多大となり、組立精度、組立作業性の向上に困難が
ある。
いては、両側袖フレームの前面部間に設けられる部材点
数が多大となり、組立精度、組立作業性の向上に困難が
ある。
【0006】本発明は、オーバーハングユニットにおい
て、両側袖フレームの前面部間の組立構造を簡素化し、
組立精度、組立作業性を向上することを目的とする。
て、両側袖フレームの前面部間の組立構造を簡素化し、
組立精度、組立作業性を向上することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の本発明
は、建物構造体に張り出し状に接合されるオーバーハン
グユニットにおいて、建物構造体に取着される両側一対
の袖フレームと、両側袖フレームの下端部間に取着され
る床梁と、両側袖フレームの前面部間に取着される前フ
レームとを有してなるようにしたものである。
は、建物構造体に張り出し状に接合されるオーバーハン
グユニットにおいて、建物構造体に取着される両側一対
の袖フレームと、両側袖フレームの下端部間に取着され
る床梁と、両側袖フレームの前面部間に取着される前フ
レームとを有してなるようにしたものである。
【0008】請求項2に記載の本発明は、建物構造体に
張り出し状に接合されるオーバーハングユニットにおい
て、建物構造体に取着される両側一対の袖フレームと、
両側袖フレームの下端部間に取着される床フレームと、
両側袖フレームの前面部間に取着される前フレームとを
有してなるようにしたものである。
張り出し状に接合されるオーバーハングユニットにおい
て、建物構造体に取着される両側一対の袖フレームと、
両側袖フレームの下端部間に取着される床フレームと、
両側袖フレームの前面部間に取着される前フレームとを
有してなるようにしたものである。
【0009】
【作用】本発明によれば、両側袖フレームの前面部間の
組立構造として、フレーム化された前フレームを採用す
ることになる。前フレームは、例えばマグサ、下梁、ス
タッドを溶接等にて一体的にフレーム化される。従っ
て、オーバーハングユニットにおいて、両側袖フレーム
の前面部間の組立構造を簡素化し、組立精度、組立作業
性を向上することができる。
組立構造として、フレーム化された前フレームを採用す
ることになる。前フレームは、例えばマグサ、下梁、ス
タッドを溶接等にて一体的にフレーム化される。従っ
て、オーバーハングユニットにおいて、両側袖フレーム
の前面部間の組立構造を簡素化し、組立精度、組立作業
性を向上することができる。
【0010】
【実施例】図1は第1実施例を示す模式図、図2は前フ
レームを示す模式図、図3はユニット建物を示す模式
図、図4は第2実施例を示す模式図、図5は従来例を示
す模式図である。
レームを示す模式図、図3はユニット建物を示す模式
図、図4は第2実施例を示す模式図、図5は従来例を示
す模式図である。
【0011】(第1実施例)(図1〜図3参照) 図1のオーバーハングユニット10は、図3(A)のユ
ニット建物20を構成している建物ユニット21の妻面
の両端の柱22、床梁23、天井梁24等に、張り出し
状に接合される。
ニット建物20を構成している建物ユニット21の妻面
の両端の柱22、床梁23、天井梁24等に、張り出し
状に接合される。
【0012】尚、建物ユニット21は、図3(B)に示
す如く、鋼管製の柱22、形鋼製の床梁23、天井梁2
4を箱形に接合した骨組構造体である。そして、相対す
る床梁23、23の間には床小梁25を架け渡し、この
床小梁25上に床根太26を支持している。また、相対
する天井梁24、24の間に天井根太27を支持してい
る。
す如く、鋼管製の柱22、形鋼製の床梁23、天井梁2
4を箱形に接合した骨組構造体である。そして、相対す
る床梁23、23の間には床小梁25を架け渡し、この
床小梁25上に床根太26を支持している。また、相対
する天井梁24、24の間に天井根太27を支持してい
る。
【0013】然るに、オーバーハングユニット10は、
図1に示す如く、建物ユニット21に取着される両側一
対の袖フレーム11と、両側袖フレーム11の下端部間
に取着される2本の床梁12と、両側袖フレーム11の
前面部間に取着される前フレーム13とを有して構成さ
れている。
図1に示す如く、建物ユニット21に取着される両側一
対の袖フレーム11と、両側袖フレーム11の下端部間
に取着される2本の床梁12と、両側袖フレーム11の
前面部間に取着される前フレーム13とを有して構成さ
れている。
【0014】このとき、袖フレーム11は、図1に示す
如く、2本の縦枠材14、3本の横枠材15を溶接にて
一体的にフレーム化したものである。
如く、2本の縦枠材14、3本の横枠材15を溶接にて
一体的にフレーム化したものである。
【0015】また、前フレーム13は、図1、図2に示
す如く、マグサ16、下梁17、3本のスタッド18を
溶接にて一体的にフレーム化したものである。18Aは
スチフナ、18Bは木レンガである。
す如く、マグサ16、下梁17、3本のスタッド18を
溶接にて一体的にフレーム化したものである。18Aは
スチフナ、18Bは木レンガである。
【0016】オーバーハングユニット10の組立手順は
以下の如くである。 (1) 両側袖フレーム11、11の下端部間に2本の床梁
12をボルト接合する。 (2) 両側袖フレーム11、11の前面部間に前フレーム
13をボルト接合する。 (3) 床フレーム固定ピース19を床梁12にボルト接合
する。
以下の如くである。 (1) 両側袖フレーム11、11の下端部間に2本の床梁
12をボルト接合する。 (2) 両側袖フレーム11、11の前面部間に前フレーム
13をボルト接合する。 (3) 床フレーム固定ピース19を床梁12にボルト接合
する。
【0017】以下、本実施例の作用について説明する。
本実施例によれば、両側袖フレーム11の前面部間の組
立構造として、フレーム化された前フレーム13を採用
することになる。前フレーム13は、マグサ16、下梁
17、3本のスタッド18を溶接にて一体的にフレーム
化される。従って、オーバーハングユニット10におい
て、両側袖フレーム11の前面部間の組立構造を簡素化
し、組立精度、組立作業性を向上することができる。
本実施例によれば、両側袖フレーム11の前面部間の組
立構造として、フレーム化された前フレーム13を採用
することになる。前フレーム13は、マグサ16、下梁
17、3本のスタッド18を溶接にて一体的にフレーム
化される。従って、オーバーハングユニット10におい
て、両側袖フレーム11の前面部間の組立構造を簡素化
し、組立精度、組立作業性を向上することができる。
【0018】(第2実施例)(図4参照) 図4のオーバーハングユニット30も、前記オーバーハ
ングユニット10と同様に、ユニット建物20の建物ユ
ニット21に張り出し状に接合されるものである。
ングユニット10と同様に、ユニット建物20の建物ユ
ニット21に張り出し状に接合されるものである。
【0019】然るに、オーバーハングユニット30は、
図4に示す如く、建物ユニット21に取着される両側一
対の袖フレーム31と、両側袖フレーム31の下端部間
に取着される床フレーム32と、両側袖フレーム31の
前面部間に取着される前フレーム33とを有して構成さ
れている。
図4に示す如く、建物ユニット21に取着される両側一
対の袖フレーム31と、両側袖フレーム31の下端部間
に取着される床フレーム32と、両側袖フレーム31の
前面部間に取着される前フレーム33とを有して構成さ
れている。
【0020】このとき、袖フレーム31は、2本の縦枠
材34、3本の横枠材35を溶接にて一体的にフレーム
化したものである。
材34、3本の横枠材35を溶接にて一体的にフレーム
化したものである。
【0021】また、床フレーム30には、4本の床梁3
6を溶接にて一体的にフレーム化したものである。
6を溶接にて一体的にフレーム化したものである。
【0022】また、前フレーム33は、マグサ37、下
梁38、3本のスタッド39を溶接にて一体的にフレー
ム化したものである。
梁38、3本のスタッド39を溶接にて一体的にフレー
ム化したものである。
【0023】オーバーハングユニット30の組立手順は
以下の如くである。 (1) 両側袖フレーム31、31の下端部間に床フレーム
32をボルト接合する。 (2) 両側袖フレーム31、31の前面部間に前フレーム
33をボルト接合する。 (3) 床フレーム固定ピース40を床フレーム32にボル
ト接合する。
以下の如くである。 (1) 両側袖フレーム31、31の下端部間に床フレーム
32をボルト接合する。 (2) 両側袖フレーム31、31の前面部間に前フレーム
33をボルト接合する。 (3) 床フレーム固定ピース40を床フレーム32にボル
ト接合する。
【0024】以下、本実施例の作用について説明する。
本実施例によれば、両側袖フレーム31の前面部間の組
立構造として、フレーム化された前フレーム33を採用
することになる。前フレーム33は、マグサ37、下梁
38、スタッド39を溶接にて一体的にフレーム化され
る。従って、オーバーハングユニット30において、両
側袖フレーム31の前面部間の組立構造を簡素化し、組
立精度、組立作業性を向上することができる。
本実施例によれば、両側袖フレーム31の前面部間の組
立構造として、フレーム化された前フレーム33を採用
することになる。前フレーム33は、マグサ37、下梁
38、スタッド39を溶接にて一体的にフレーム化され
る。従って、オーバーハングユニット30において、両
側袖フレーム31の前面部間の組立構造を簡素化し、組
立精度、組立作業性を向上することができる。
【0025】尚、本発明の実施において、オーバーハン
グユニットは、ユニット建物に限らず、広く一般建物構
造体に適用できる。
グユニットは、ユニット建物に限らず、広く一般建物構
造体に適用できる。
【0026】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、オーバー
ハングユニットにおいて、両側袖フレームの前面部間の
組立構造を簡素化し、組立精度、組立作業性を向上する
ことができる。
ハングユニットにおいて、両側袖フレームの前面部間の
組立構造を簡素化し、組立精度、組立作業性を向上する
ことができる。
【図1】図1は第1実施例を示す模式図である。
【図2】図2は前フレームを示す模式図である。
【図3】図3はユニット建物を示す模式図である。
【図4】図4は第2実施例を示す模式図である。
【図5】図5は従来例を示す模式図である。
10 オーバーハングユニット 11 袖フレーム 12 床梁 13 前フレーム 21 建物ユニット(建物構造体) 30 オーバーハングユニット 31 袖フレーム 32 床フレーム 33 前フレーム
Claims (2)
- 【請求項1】 建物構造体に張り出し状に接合されるオ
ーバーハングユニットにおいて、建物構造体に取着され
る両側一対の袖フレームと、両側袖フレームの下端部間
に取着される床梁と、両側袖フレームの前面部間に取着
される前フレームとを有してなることを特徴とするオー
バーハングユニット。 - 【請求項2】 建物構造体に張り出し状に接合されるオ
ーバーハングユニットにおいて、建物構造体に取着され
る両側一対の袖フレームと、両側袖フレームの下端部間
に取着される床フレームと、両側袖フレームの前面部間
に取着される前フレームとを有してなることを特徴とす
るオーバーハングユニット。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28848592A JPH06136820A (ja) | 1992-10-27 | 1992-10-27 | オーバーハングユニット |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28848592A JPH06136820A (ja) | 1992-10-27 | 1992-10-27 | オーバーハングユニット |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06136820A true JPH06136820A (ja) | 1994-05-17 |
Family
ID=17730824
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP28848592A Pending JPH06136820A (ja) | 1992-10-27 | 1992-10-27 | オーバーハングユニット |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06136820A (ja) |
-
1992
- 1992-10-27 JP JP28848592A patent/JPH06136820A/ja active Pending
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