JPH06135343A - 油圧パワーステアリング装置用ロータリー式制御バルブ - Google Patents

油圧パワーステアリング装置用ロータリー式制御バルブ

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JPH06135343A
JPH06135343A JP31417392A JP31417392A JPH06135343A JP H06135343 A JPH06135343 A JP H06135343A JP 31417392 A JP31417392 A JP 31417392A JP 31417392 A JP31417392 A JP 31417392A JP H06135343 A JPH06135343 A JP H06135343A
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JP
Japan
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valve
auxiliary
recess
steering
throttle
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JP31417392A
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Osamu Sano
修 佐野
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Koyo Seiko Co Ltd
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Koyo Seiko Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 圧油供給路が形成されている筒状の第1バル
ブ31に第2バルブ32が挿入されている。その第1バルブ
31と第2バルブ32との間の弁間流路27の絞り度が、その
第1バルブ31と第2バルブ32の相対回転および軸方向相
対移動により変更可能である。その第1バルブ31の内周
に凹部が形成され、その第2バルブ32の外周に軸方向に
互いに間隔をおいて主凹部と補助凹部とが形成されてい
る。その第1バルブ側凹部の軸方向に沿う縁と主凹部の
軸方向に沿う縁との周方向間が主絞り部とされ、第1バ
ルブ側凹部の軸方向に沿う縁と補助凹部の軸方向に沿う
縁との周方向間が、主絞り部よりも周方向幅が大きな補
助絞り部とされている。前記圧油供給路は補助凹部に対
し第1バルブ31と第2バルブ32の軸方向相対移動により
開閉される。 【効果】 高速走行時に確実に操舵の安定性を満足さ
せ、低速走行時に確実に操舵の高応答性を満足させ、流
動音が高くなるのを防止できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、油圧パワーステアリン
グ装置において操舵補助力を制御するために用いられる
ロータリー式制御バルブに関する。
【0002】
【従来の技術】図13に示す従来の油圧パワーステアリ
ング装置用ロータリー式制御バルブ100(特開昭61
‐46762号、特開昭64‐63473号参照)は、
ハンドルに連動する入力軸101と、この入力軸101
にトーションバー102を介し連結されると共に操舵用
車輪に連動する出力軸103と、その出力軸103と同
行回転する筒状の第1バルブ104と、その入力軸10
1と同行回転すると共に第1バルブ104に挿入される
第2バルブ105と、その第1バルブ104の外周を覆
うハウジング106とを備えている。その第2バルブ1
05は入力軸101と一体成形されている。そのハウジ
ング106に、入口ポート108、出口ポート109、
操舵補助力付与用の油圧シリンダ(図示省略)の一方の
油室に連通する第1ポート110及びその油圧シリンダ
の他方の油室に連通する第2ポート111が形成されて
いる。各ポート108、109、110、111は、第
1バルブ104と第2バルブ105との間の弁間流路1
12を介し連通する。
【0003】すなわち、図14、図15に示すように、
第1バルブ104の内周に軸方向に沿う第1凹部150
が周方向等間隔に8ケ所形成され、第2バルブ105の
外周に第2凹部151が周方向等間隔に8ケ所形成され
ている。図15の(1)(2)は実線により第2バルブ
105の展開図を示し、鎖線により第1凹部150を示
すもので、第1凹部150の周方向間に第2凹部151
が位置する。その第1凹部150は、前記第1ポート1
10に連通するものと、前記第2ポート111に連通す
るものとが周方向に交互に並列する。その第2凹部15
1は、第1バルブ104に形成された圧油供給路155
を介し前記入口ポート108に通じるものと、前記出口
ポート109に通じるものとが周方向に交互に並列す
る。その第1凹部150の軸方向に沿う縁と第2凹部1
51の軸方向に沿う縁との周方向間が弁間流路112の
絞り部A、B、C、Dとされている。
【0004】その入力軸101と出力軸103は、路面
から操舵用車輪を介し伝達される抵抗によるトーション
バー102の捩れによって相対回転する。その相対回転
により第1バルブ104と第2バルブ105とが相対回
転することで弁間流路112の絞り度が変化し、操舵補
助力を付与する油圧シリンダに操舵方向と操舵抵抗に応
じて圧油が供給される。すなわち、図14、図15は操
舵が行なわれていない状態を示し、入口ポート108と
出口ポート109とが弁間流路112を介し連通し、ポ
ンプから制御バルブ100に流入する油はタンクに還流
し、操舵補助力は発生しない。例えば、その状態から左
右一方へ操舵することによって生じる操舵抵抗により第
1バルブ104と第2バルブ105とが相対回転する
と、第1凹部150と第2凹部151との周方向相対位
置が変化し、各絞り部A、B、C、Dにおける流路面積
が変化するので、弁間流路112の絞り度が変化する。
すなわち、入口ポート108と第1ポート110との間
の絞り部Aの流路面積が大きくなって絞り度が小さくな
り、第1ポート110と出口ポート109との間の絞り
部Bにおいて流路面積が小さくなって絞り度が大きくな
り、入口ポート108と第2ポート111との間の絞り
部Cにおいて流路面積が小さくなって絞り度は大きくな
り、第2ポート111と出口ポート109との間の絞り
部Dにおいて流路面積が大きくなって絞り度は小さくな
る。これにより、油圧シリンダの一方の油室に操舵方向
と操舵抵抗に応じた圧力の圧油が供給され、また、他方
の油室からタンクに油が還流し、車両の左右一方への操
向補助力を油圧シリンダが発生する。また、左右他方へ
操舵すると第1バルブ104と第2バルブ105とが上
記とは逆方向に相対回転し、車両の左右他方への操向補
助力を油圧シリンダが発生する。
【0005】また、低速走行時にあっては操舵の高応答
性が満足され、高速走行時にあっては操舵の安定性が満
足される。すなわち、出口ポート109に通じる油の流
路に絞り部材115が配置され、この絞り部材115は
車速に応じ制御されるソレノイド116により作動さ
れ、高速になるに従い図中左方に移動する。これによ
り、第1バルブ104の下面に作用する油圧は、高速に
なるに従い小さくなる。また、第1バルブ104は第2
バルブ105に対し軸方向相対移動可能とされ、ハウジ
ング106に内蔵されたバネ117の弾性力と、通孔1
18を介し作用する出口ポート109における油圧と
が、その上面に作用する。これにより、第1バルブ10
4は高速走行時にあっては図14の(1)に示すように
最下方に位置するので、絞り部A、B、C、Dの流路面
積は最大となって一定の操舵抵抗の下における弁間流路
112の絞り度は最小になる。また、車速の減少に伴い
第1バルブ104は上方に移動して弁間流路112の絞
り度は次第に大きくなり、停止あるいは低速時に図14
の(2)に示すように最上方に移動するので、絞り部
A、B、C、Dの流路面積は最小になって一定の操舵抵
抗の下における弁間流路の絞り度は最大になる。この第
1バルブ104と第2バルブ105との軸方向相対移動
による弁間流路112の絞り度の変化によって、図11
に示す操舵特性が得られる。すなわち、低速走行時や停
車時にあっては操舵入力トルクが少なくても弁間流路の
絞り度は大きく、操舵補助力を発生させる油圧の増加割
合は大きいことから、操舵の高応答性が満足される。一
方、高速走行時にあっては操舵入力トルクを大きくしな
い限り弁間流路の絞り度は小さく、操舵補助力を発生さ
せる油圧の増加割合は小さいことから、操舵の安定性が
満足される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】図11に示す操舵特性
を確実に得るため、図15に示すように、第2凹部15
1の軸方向に沿う縁は面取部151a′、151a″と
され、この面取部の周方向幅は下部側151a″が上部
側151a′よりも大きくされている。これにより、弁
間流路112の各絞り部A、B、C、Dの周方向幅は下
部側が上部側よりも大きくされている。また、図15の
(1)に示すように、高速走行時には第2凹部151は
上部側と下部側とが絞り部A、B、C、Dを介し第1凹
部150に連通するので、絞り部A、B、C、Dは上部
側と下部側の双方が機能して油を絞る。一方、図15の
(2)に示すように、低速走行時には第2凹部151は
上部側のみが絞り部A、B、C、Dを介し第1凹部15
0と連通し、下部側は第1バルブ104の内周面により
閉鎖されるので、絞り部A、B、C、Dは上部側のみが
機能して油を絞る。
【0007】これにより高速走行時にあっては、弁間流
路112の絞り部A、B、C、Dの下部側の周方向幅が
大きいため、操舵入力トルクを大きくして入力軸101
と出力軸103との相対回転量を大きくしない限り、弁
間流路112の絞り度が大きくならないので、操舵補助
力を発生させる油圧の増加割合は小さく、確実に操舵の
安定性が満足される。また低速走行時にあっては、弁間
流路112の絞り部A、B、C、Dは周方向幅の小さい
上部側のみが機能するため、操舵入力トルクが小さく第
1バルブ104と第2バルブ105との相対回転量が小
さくても、弁間流路112の絞り度が大きくなること
で、操舵補助力を発生させる油圧の増加割合が大きくな
り、確実に操舵の高応答性が満足される。
【0008】しかし上記従来の構成では、絞り部A、
B、C、Dの上部側と下部側の双方が機能する場合に、
第1バルブ104と第2バルブ105との相対回転量が
一定の大きさになると、絞り部A、B、C、Dは下部側
が上部側よりも周方向幅が大きいことから、図16に示
すように絞り部(左右一方への操舵時には絞り部B及び
C、左右他方への操舵時には絞り部A及びD)の上部側
が第1バルブ104の内周面により閉鎖され、下部側の
みにおいて油を絞る状態になる。特に、絞り部A、B、
C、Dの下部側が絞り機能を開始した直後では、図12
に示すように第1バルブ104と第2バルブ105との
相対回転量が一定の大きさNになると、その下部側の上
端近傍aのみにおいて油を絞る状態になるため、弁間流
路112の流路面積が急激な減少を開始することにな
る。そのような弁間流路112の流路面積の急激な減少
により、その絞り部において油の流速が急激に増大し、
大きな流動音が発生するという問題があった。
【0009】本発明は、上記従来技術の問題を解決する
ことのできる油圧パワーステアリング装置用ロータリー
式制御バルブを提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明の特徴とするとこ
ろは、筒状の第1バルブと、この第1バルブに挿入され
る第2バルブとを備え、その第1バルブに圧油供給路が
形成され、その第1バルブと第2バルブとの間の弁間流
路の絞り度が、その第1バルブと第2バルブの相対回転
および軸方向相対移動により変更可能な油圧パワーステ
アリング装置用ロータリー式制御バルブにおいて、その
第1バルブの内周に凹部が形成され、その第2バルブの
外周に主凹部と補助凹部とが形成され、その主凹部と補
助凹部とは軸方向に互いに間隔をおいて配置され、第1
バルブ側凹部の軸方向に沿う縁と主凹部の軸方向に沿う
縁との周方向間が主絞り部とされ、第1バルブ側凹部の
軸方向に沿う縁と補助凹部の軸方向に沿う縁との周方向
間が補助絞り部とされ、補助絞り部の周方向幅は主絞り
部の周方向幅よりも大きくされ、前記圧油供給路は補助
凹部に対し第1バルブと第2バルブの軸方向相対移動に
より開閉される点にある。
【0011】
【作用】本発明の構成によれば、主凹部のみを主絞り部
を介し第1バルブ側凹部に連通し、補助凹部を第1バル
ブの内周面により閉鎖することで、周方向幅の小さな主
絞り部のみで油を絞ることができる。これにより、操舵
入力トルクが小さく第1バルブと第2バルブとの相対回
転量が少なくても、弁間流路の絞り度が大きくなること
で、操舵補助力を発生させる油圧の増加割合を大きく
し、確実に操舵の高応答性を満足させることができる。
【0012】また、主凹部を主絞り部を介し第1バルブ
側凹部に連通し、第1バルブに形成された圧油供給路を
補助凹部に対し開口させ、補助凹部を補助絞り部を介し
第1バルブ側凹部に連通させることで、周方向幅の小さ
な主絞り部だけでなく周方向幅の大きな補助絞り部によ
っても油を絞ることができる。これにより、操舵入力ト
ルクを大きくして第1バルブと第2バルブとの相対回転
量を大きくしない限り、弁間流路の絞り度が大きくなら
ないので、操舵補助力を発生させる油圧の増加割合は小
さく、確実に操舵の安定性を満足させることができる。
【0013】主絞り部と補助絞り部とが機能する場合
に、第1バルブと第2バルブとの相対回転量が一定の大
きさになると、補助絞り部は主絞り部よりも周方向幅が
大きいことから、主絞り部が第1バルブの内周面により
閉鎖され、補助絞り部のみにおいて油を絞る状態にな
る。そのため、補助絞り部が絞り機能を開始した直後に
おいて、第1バルブと第2バルブとの相対回転量が一定
の大きさになると、弁間流路の流路面積が急激な減少を
開始する。しかし、補助絞り部が絞り機能を開始した直
後にあっては、第1バルブに形成された圧油供給路も補
助凹部に対し開口した直後であるため、圧油供給路の補
助凹部に対する開口面積も小さい。そのため、圧油は補
助絞り部においてだけでなく、圧油供給路から補助凹部
に流入する際にも絞られる。そのため、操舵補助力発生
用油圧アクチュエータに供給される油圧は、補助絞り部
における絞り前後の差圧と、圧油供給路から補助凹部へ
の流入部における絞り前後の差圧との和になる。すなわ
ち、圧油が圧油供給路から補助凹部に流入する際に絞ら
れることにより、補助絞り部に作用する油圧が低減され
るため、弁間流路の流路面積が急激に減少しても、補助
絞り部における油の流速増加を緩和することで、大きな
流動音が発生するのを防止できる。
【0014】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を説明
する。
【0015】図1に示すラックピニオン式油圧パワース
テアリング装置1は、車両のハンドル(図示省略)に連
結される入力軸2と、この入力軸2にトーションバー6
を介し連結される出力軸3を備えている。そのトーショ
ンバー6は、ピン4を介し入力軸2に連結され、セレー
ション5を介して出力軸3に連結されている。その入力
軸2は、バルブハウジング7によりベアリング8を介し
て又、出力軸3によりベアリング12を介して回転可能
に支持されている。その出力軸3は、ラックハウジング
9によりベアリング10、11を介して回転可能に支持
されている。その出力軸3にピニオン15が形成され、
このピニオン15に噛み合うラック16に操舵用車輪
(図示省略)が連結される。これにより、操舵による入
力軸2の回転は、トーションバー6を介してピニオン1
5に伝達され、このピニオン15の回転によりラック1
6は車両幅方向に移動し、このラック16の移動により
車両の操舵がなされる。なお、入出力軸2、3とハウジ
ング7との間にはオイルシール42、43が介在する。
また、ラック16を支持するサポートヨーク40がバネ
41の弾性力によりラック16に押し付けられている。
【0016】操舵補助力を付与する油圧アクチュエータ
として油圧シリンダ20が設けられている。この油圧シ
リンダ20は、ラックハウジング9により構成されるシ
リンダチューブと、ラック16に一体化されるピストン
21を備えている。そのピストン21により仕切られる
油室22、23に操舵方向と操舵抵抗に応じて圧油を供
給するため、ロータリー式制御バルブ30が設けられて
いる。
【0017】その制御バルブ30は、バルブハウジング
7にOリング等の弾性を有するシール部材25を介し径
方向変位可能に挿入されている筒部材26と、この筒部
材26に軸方向相対移動可能かつ軸中心に相対回転可能
に挿入されている筒状の第1バルブ31と、この第1バ
ルブ31に軸方向相対移動可能かつ軸中心に相対回転可
能に挿入されている第2バルブ32とを備えている。そ
のバルブハウジング7の内周面と筒部材26の外周面と
の間の隙間は、入出力軸2、3の振れ回りを吸収できる
ように設定する。その筒部材26の内周面と第1バルブ
31の外周面との間の隙間は、第1バルブ31の軸方向
移動を許容できる範囲で可及的に小さくし、油の洩れを
防止できるように設定する。その第1バルブ31は出力
軸3にピン29を介して同行回転するよう連結されてい
る。なお、第1バルブ31の第2バルブ32に対する軸
方向相対移動が阻害されないように、そのピン29の第
1バルブ31への挿入孔は長孔とされている。その第2
バルブ32は入力軸2と一体的に成形され、入力軸2の
外周部が第2バルブ32とされ、これにより第2バルブ
32は入力軸2と同行回転する。
【0018】そのバルブハウジング7に、ポンプ70に
接続される入口ポート34と、タンク71に接続される
出口ポート36と、前記油圧シリンダ20の一方の油室
22に接続される第1ポート37と、他方の油室23に
接続される第2ポート38とが設けられている。各ポー
ト34、36、37、38は、その第1バルブ31と第
2バルブ32との間に形成された弁間流路27を介し互
いに連通する。その弁間流路27の絞り度は、入力軸2
と出力軸3との相対回転により変化する。
【0019】すなわち、図2〜図5に示すように、第1
バルブ31の内周に第1バルブ側凹部50が周方向に関
し互いに等間隔に8ケ所形成され、第2バルブ32の外
周に主凹部51aと補助凹部51bとが、それぞれ周方
向に関し互いに等間隔に8ケ所形成されている。その主
凹部51aと補助凹部51bとは軸方向(図において上
下方向)に互いに間隔をおいて配置されている。本実施
例では、主凹部51aと補助凹部51bとは周方向に関
し互いに同位置に配置され、主凹部51aの図中下方に
補助凹部51bが配置され、また、主凹部51aの方が
補助凹部51bよりも軸方向の長さが大きくされてい
る。図4の(1)(2)は実線により第2バルブ32の
展開図を示し、鎖線により第1バルブ側凹部50を示
し、第1バルブ側凹部50の周方向間に主凹部51aと
補助凹部51bとが位置する。
【0020】その第1バルブ側凹部50は、筒部材26
と第1バルブ31とに形成された流路53を介して前記
第1ポート37に連通するものと、筒部材26と第1バ
ルブ31とに形成された流路54を介して第2ポート3
8に連通するものとが周方向に沿って交互に並列する。
その主凹部51aと補助凹部51bとは、筒部材26と
第1バルブ31とに形成された圧油供給路55を介して
前記入口ポート34に連通するものと、前記出口ポート
36に連通するものとが周方向に沿って交互に並列す
る。その出口ポート36に連通する主凹部51aと補助
凹部51bとは電磁バルブ60を介し出口ポート36に
連通する。すなわち、出口ポート36に連通する主凹部
51aは、入力軸2に形成された流路52aを介しトー
ションバー6と入力軸2との内外周間の空間に連通し、
出口ポート36に連通する補助凹部51bは、入力軸2
に形成された流路52cを介しトーションバー6と入力
軸2との内外周間の空間に連通し、そのトーションバー
6と入力軸2との内外周間の空間は、入力軸2に形成さ
れた流路52bを介し第1バルブ31の下方空間に連通
し、その第1バルブ31の下方空間は、筒部材26とバ
ルブハウジング7に形成された流路57を介し電磁バル
ブ60に連通し、その電磁バルブ60はバルブハウジン
グ7に形成された流路58を介し出口ポート36に連通
する。
【0021】その第1バルブ側凹部50の軸方向に沿う
縁と主凹部51aの軸方向に沿う縁との周方向間が主絞
り部A、B、C、Dとされ、第1バルブ側凹部50の軸
方向に沿う縁と補助凹部51bの軸方向に沿う縁との周
方向間が補助絞り部A′、B′、C′、D′とされてい
る。また、主凹部51aと補助凹部51bの軸方向に沿
う縁は面取り部51a′、51b′とされ、補助凹部5
1bの面取り部51b′の幅は主凹部51aの面取り部
51a′の幅よりも大きくされている。これにより、補
助絞り部A′、B′、C′、D′の周方向幅は主絞り部
A、B、C、Dの周方向幅よりも大きくされている。
【0022】第1バルブ31に形成された前記圧油供給
路55は、第1バルブ31の内周面側において軸方向に
沿う溝状とされ、主凹部51aに対し常時開口し、第1
バルブ31と第2バルブ32との軸方向相対移動により
補助凹部51bに対し開閉される。
【0023】第1バルブ31と第2バルブ32の弁間流
路27の絞り度は、第1バルブ31と第2バルブ32と
の軸方向相対移動により変化する。すなわち、前記電磁
バルブ60は、車速センサを有するコントローラ63に
より車速に応じて制御されるソレノイド61と、そのソ
レノイド61の電磁力に応じ作動するスプール62とを
有する。そのスプール62が図中上下動して電磁バルブ
60内の絞り部64の絞り度を制御することで、第1バ
ルブ31の下方に作用する油圧が変化する。すなわち、
高速になるに従い第1バルブ31の下面に作用する油圧
が小さくなる。また、第1バルブ31の上面に、バルブ
ハウジング7に内蔵されたバネ65の弾性力と、出口ポ
ート36における油圧とが作用する。これにより、高速
走行時にあっては第1バルブ31は第1凹部50と共に
図1、図4の(1)に示すように最下方に位置するの
で、主絞り部A、B、C、Dと補助絞り部A′、B′、
C′、D′とが機能して油を絞り、一定の操舵抵抗の下
における弁間流路27の絞り度は最小になる。車速の減
少に伴い第1バルブ31は第1凹部50と共に上方に移
動し、一定の操舵抵抗の下における弁間流路27の絞り
度は次第に大きくなる。停止あるいは低速時に図4の
(2)に示すように第1バルブ31は最上方に位置し、
補助絞り部A′、B′、C′、D′は第1バルブ31の
内周面により閉鎖されて主絞り部A、B、C、Dのみが
機能して油を絞り、一定の操舵抵抗の下における弁間流
路27の絞り度は最大になる。
【0024】その入力軸2と出力軸3は、路面から操舵
用車輪を介し伝達される抵抗によるトーションバー6の
捩れによって相対回転する。その相対回転により第1バ
ルブ31と第2バルブ32とが相対回転することで弁間
流路27の絞り度が変化し、操舵補助力を付与する油圧
シリンダに操舵方向と操舵抵抗に応じて圧油が供給され
る。すなわち、図2〜図4は操舵が行なわれていない状
態を示し、入口ポート34と出口ポート36とが弁間流
路27を介し連通し、ポンプ70から制御バルブ30に
流入する油はタンク71に還流し、操舵補助力は発生し
ない。この状態から左右一方へ操舵することによって生
じる操舵抵抗により第1バルブ31と第2バルブ32と
が相対回転すると、第1バルブ側凹部50に対する主凹
部51aおよび補助凹部51bの周方向相対位置が変化
し、これにより第1バルブ31と第2バルブ32の弁間
流路27の絞り度が変化する。すなわち、入口ポート3
4と第1ポート37との間の絞り部(低速走行時には主
絞り部Aのみ、高速走行時には主絞り部Aおよび補助絞
り部A′)の流路面積が大きくなって絞り度が小さくな
り、第1ポート37と出口ポート36との間の絞り部
(低速走行時には主絞り部Bのみ、高速走行時には主絞
り部Bおよび補助絞り部B′)において流路面積が小さ
くなって絞り度が大きくなり、入口ポート34と第2ポ
ート38との間の絞り部(低速走行時には主絞り部Cの
み、高速走行時には主絞り部Cおよび補助絞り部C′)
において流路面積が小さくなって絞り度が大きくなり、
第2ポート38と出口ポート36との間の絞り部(低速
走行時には主絞り部Dのみ、高速走行時には主絞り部D
および補助絞り部D′)において流路面積が大きくなっ
て絞り度が小さくなる。これにより、油圧シリンダ20
の一方の油室22に操舵方向と操舵抵抗に応じた圧力の
圧油が供給され、また、他方の油室23からタンク71
に油が還流し、車両の左右一方への操向補助力が油圧シ
リンダ20からラック16に作用する。また、左右他方
へ操舵すると入力軸2と出力軸3とが逆方向に相対回転
し、入口ポート34と第1ポート37との間の絞り部
(低速走行時には主絞り部Aのみ、高速走行時には主絞
り部Aおよび補助絞り部A′)において絞り度は大きく
なり、第1ポート37と出口ポート36との間の絞り部
(低速走行時には主絞り部Bのみ、高速走行時には主絞
り部Bおよび補助絞り部B′)において絞り度は小さく
なり、入口ポート34と第2ポート38との間の絞り部
(低速走行時には主絞り部Cのみ、高速走行時には主絞
り部Cおよび補助絞り部C′)において絞り度は小さく
なり、第2ポート38と出口ポート36との間の絞り部
(低速走行時には主絞り部Dのみ、高速走行時には主絞
り部Dおよび補助絞り部D′)において絞り度は大きく
なる。これにより、車両の左右他方への操向補助力が油
圧シリンダ20からラック16に作用する。
【0025】また、前述のように第1バルブ31と第2
バルブ32の弁間流路27の絞り度は、第1バルブ31
と第2バルブ32との車速に応じた軸方向相対移動によ
り変化し、低速走行時は主凹部51aのみが主絞り部
A、B、C、Dを介し第1バルブ側凹部50に連通し、
補助凹部A′、B′、C′、D′は第1バルブ31の内
周面により閉鎖され、周方向幅の小さな主絞り部A、
B、C、Dのみで油が絞られる。これにより、操舵入力
トルクが小さく第1バルブ31と第2バルブ32との相
対回転量が少なくても、弁間流路27の絞り度が大きく
なることで、操舵補助力を発生させる油圧の増加割合を
大きくし、確実に操舵の高応答性を満足させることがで
きる。
【0026】また、高速走行時は主凹部51aは主絞り
部A、B、C、Dを介し第1バルブ側凹部50に連通さ
れ、第1バルブ31に形成された圧油供給路55は補助
凹部51bに対し開口され、補助凹部51bは補助絞り
部A′、B′、C′、D′を介し第1バルブ側凹部50
に連通され、周方向幅の小さな主絞り部A、B、C、D
だけでなく周方向幅の大きな補助絞り部A′、B′、
C′、D′によっても油が絞られる。これにより、操舵
入力トルクを大きくして第1バルブ31と第2バルブ3
2との相対回転量を大きくしない限り、弁間流路27の
絞り度が大きくならないので、操舵補助力を発生させる
油圧の増加割合は小さく、確実に操舵の安定性を満足さ
せることができる。
【0027】上記構成によれば、主絞り部A、B、C、
Dと補助絞り部A′、B′、C′、D′とが機能する場
合、第1バルブ31と第2バルブ32との相対回転量が
一定の大きさになると、補助絞り部A′、B′、C′、
D′は主絞り部A、B、C、Dよりも周方向幅が大きい
ことから、主絞り部A、B、C、Dが第1バルブ31の
内周面により閉鎖され、補助絞り部(左右一方への操舵
時には補助絞り部B′及びC′、左右他方への操舵時に
は補助絞り部A′及びD′)のみにおいて油を絞る状態
になる。そのため、走行速度が低速よりも大きくなって
補助絞り部A′、B′、C′、D′が絞り機能を開始し
た直後において、第1バルブ31と第2バルブ32との
相対回転量が一定の大きさになると、弁間流路27の流
路面積が急激な減少を開始する。しかし、補助絞り部
A′、B′、C′、D′が絞り機能を開始した直後にあ
っては、図5の(1)(2)に示すように、第1バルブ
31に形成された圧油供給路55も補助凹部51bに対
し開口した直後であるため、圧油供給路55の補助凹部
に対する開口面積ΔSも小さい。そのため、圧油は補助
絞り部A′、B′、C′、D′においてだけでなく、圧
油供給路55から補助凹部51bに流入する際にも絞ら
れる。そのため、油圧シリンダ20に供給される油圧P
1は、補助絞り部A′、B′、C′、D′における絞り
前後の差圧P2と、圧油供給路55から補助凹部51b
への流入部における絞り前後の差圧P3との和になる。
すなわち、圧油が圧油供給路55から補助凹部51bに
流入する際に絞られることにより、補助絞り部A′、
B′、C′、D′に作用する油圧が低減されるため、弁
間流路27の流路面積が急激に減少しても、補助絞り部
A′、B′、C′、D′における油の流速増加を緩和す
ることで、大きな流動音が発生するのを防止できる。
【0028】なお、上記構成によれば、ハウジング7に
弾性を有するシール部材25を介し挿入された筒部材2
6の径方向変位により、入出力軸2、3の振れ回りを吸
収することができる。その筒部材26に第1バルブ31
が軸方向移動可能に挿入されるので、車速に応じた第1
バルブ31の軸方向移動がシール部材25に阻害される
ことはなく、車速に応じた最適な操舵特性を得ることが
できる。また、第2バルブ32を軸方向移動させる必要
がないので、スプラインのような長期使用によりがたつ
きを生じる部分は必要とされず、操舵抵抗に応じ適正な
操舵補助力を付与できる。
【0029】なお、本発明は上記実施例に限定されるも
のではない。
【0030】例えば、上記実施例では入口ポート34に
通じる主凹部51aと補助凹部51bとをそれぞれ周方
向に関し90°間隔で形成し、出口ポート36に通じる
主凹部51aと補助凹部51bとをそれぞれ周方向に関
し90°間隔で形成し、主凹部51aと補助凹部51b
とを周方向に関し互いに同位置に配置しているが、図6
〜図9に示すように、入口ポート34に通じる主凹部5
1aと補助凹部51bとをそれぞれ周方向に関し180
°間隔で形成し、出口ポート36に通じる主凹部51a
と補助凹部51bとをそれぞれ周方向に関し90°間隔
で形成し、入口ポート34に通じる主凹部51aと入口
ポート34に通じる補助凹部51bとを周方向に関し9
0°ずらして配置し、出口ポート36に通じる主凹部5
1aと補助凹部51bとを周方向に関し互いに同位置に
配置してもよい。他は上記実施例と同様で同一部分は同
一符号で示す。
【0031】また、上記実施例では出口ポート36に通
じる主凹部51aを入力軸2に形成された流路52aを
介し入力軸2とトーションバー6との間に連通させ、出
口ポート36に通じる補助凹部51bを入力軸2に形成
された流路52cを介し入力軸2とトーションバー6と
の間に連通させているが、図10に示すように、その補
助凹部51b側の流路52cにかえて、出口ポート36
に通じる主凹部51aと補助凹部51bとを連通する溝
51dを入力軸2の外周に形成し、出口ポート36に通
じる主凹部51aと補助凹部51bとを、主凹部51a
側の流路52aを介し入力軸2とトーションバー6との
間に連通させてもよい。他は上記実施例と同様で同一部
分は同一符号で示す。
【0032】また、上記実施例では第1バルブ31を車
速に応じ軸方向移動させたが、例えば操舵角のような他
の運転条件に応じ移動させてもよい。また、上記実施例
では本発明をラックピニオン式油圧パワーステアリング
装置に適用したが、例えばボールスクリュー式油圧パワ
ーステアリング装置にも適用することができる。また、
第1バルブが入力軸と同行回転し、第1バルブに挿入さ
れる第2バルブが出力軸と同行回転するようにしてもよ
い。
【0033】
【発明の効果】本発明のパワーステアリング装置用ロー
タリー式制御バルブによれば、高速走行時に確実に操舵
の安定性を満足させ、低速走行時に確実に操舵の高応答
性を満足させ、且つ、流動音が高くなるのを防止でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の油圧パワーステアリング装置
の縦断面図
【図2】図1のII‐II線断面図
【図3】図1のIII‐III線断面図
【図4】本発明の実施例のロータリー式制御バルブの展
開図
【図5】本発明の実施例のロータリー式制御バルブの作
用説明図
【図6】本発明の第2実施例の油圧パワーステアリング
装置の縦断面図
【図7】図6のVII‐VII線断面図
【図8】図6のVIII‐VIII線断面図
【図9】本発明の第2実施例のロータリー式制御バルブ
の展開図
【図10】本発明の第3実施例のロータリー式制御バル
ブの展開図
【図11】入力トルクと油圧との関係を示す図
【図12】従来の油圧パワーステアリング装置の問題点
の説明図
【図13】従来の油圧パワーステアリング装置の縦断面
【図14】従来のロータリー式制御バルブの平断面図
【図15】従来のロータリー式制御バルブの展開図
【図16】従来のロータリー式制御バルブの問題点の説
明図
【符号の説明】
2 入力軸 3 出力軸 6 トーションバー 27 弁間流路 30 油圧制御バルブ 31 第1バルブ 32 第2バルブ 50 第1バルブ側凹部 51a 主凹部 51b 補助凹部 55 圧油供給路 A、B、C、D 主絞り部 A′、B′、C′、D′ 補助絞り部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 筒状の第1バルブと、この第1バルブに
    挿入される第2バルブとを備え、その第1バルブに圧油
    供給路が形成され、その第1バルブと第2バルブとの間
    の弁間流路の絞り度が、その第1バルブと第2バルブの
    相対回転および軸方向相対移動により変更可能な油圧パ
    ワーステアリング装置用ロータリー式制御バルブにおい
    て、その第1バルブの内周に凹部が形成され、その第2
    バルブの外周に主凹部と補助凹部とが形成され、その主
    凹部と補助凹部とは軸方向に互いに間隔をおいて配置さ
    れ、第1バルブ側凹部の軸方向に沿う縁と主凹部の軸方
    向に沿う縁との周方向間が主絞り部とされ、第1バルブ
    側凹部の軸方向に沿う縁と補助凹部の軸方向に沿う縁と
    の周方向間が補助絞り部とされ、補助絞り部の周方向幅
    は主絞り部の周方向幅よりも大きくされ、前記圧油供給
    路は補助凹部に対し第1バルブと第2バルブの軸方向相
    対移動により開閉されることを特徴とする油圧パワース
    テアリング装置用ロータリー式制御バルブ。
JP31417392A 1992-10-28 1992-10-28 油圧パワーステアリング装置用ロータリー式制御バルブ Pending JPH06135343A (ja)

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