JPH06134595A - 内燃機関用マフラにエキゾースト・パイプを溶接する工程におけるマフラのクランプ方法とクランプ装置 - Google Patents

内燃機関用マフラにエキゾースト・パイプを溶接する工程におけるマフラのクランプ方法とクランプ装置

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JPH06134595A
JPH06134595A JP28723992A JP28723992A JPH06134595A JP H06134595 A JPH06134595 A JP H06134595A JP 28723992 A JP28723992 A JP 28723992A JP 28723992 A JP28723992 A JP 28723992A JP H06134595 A JPH06134595 A JP H06134595A
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Michiaki Fukamaki
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 エキゾースト・パイプを溶接するマフラのイ
ンレットパイプ又はアウトレットパイプを正しく位置決
めして溶接不良をなくす。 【構成】 第1の基準21にマフラ10のインレットパ
イプを嵌合すると共にマフラのアウタプレート14の下
面を第2の基準22に合わせる。次に所定の位置に定め
た第3の基準35をアウトレットパイプの出口に嵌入し
てアウトレットパイプを所定の位置に定める。この状態
でマフラクランプ37,38でマフラの外周をはさみク
ランプする。マフラクランプ取付台36をロック用シリ
ンダ39,40で固定してから第3の基準35を溶接干
渉領域外に退避させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は内燃機関用マフラにエキ
ゾースト・パイプを溶接する工程におけるマフラのクラ
ンプ(拘束)方法及びクランプ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】自動車の排気系は、図22に示すよう
に、フロント1、センタ2、及びテール3の三部分から
なり、エンジン4から排気パイプ5、サブマフラ6、エ
キゾースト・パイプ7、エキゾースト・パイプ8、エキ
ゾースト・パイプ9、メインマフラ10、テールパイプ
11が順に接続されている。
【0003】サブマフラ6やメインマフラ10は、予め
マフラ自体を製作し、その後で、パイプ5,7やパイプ
9,11を溶接固定する。例えばメインマフラ10にエ
キゾースト・パイプの一つであるテールパイプ11を取
付けるには、図23に示すようにメインマフラ10のア
ウトレットパイプ12の出口にテールパイプ11を挿入
して符号Fで示す全周をアウトレットパイプ12の下流
端(図示右端)に溶接する。
【0004】メインマフラ10は周知のように、だ円筒
形(又は円筒形)のアウタシェル13の両端にアウタプ
レート14,15が取付けられ、インナプレート16,
17で内部が区画されている。
【0005】18はインレットパイプ、19,20はイ
ンナーパイプである。このように、マフラ10にテール
パイプ11を取付けるには、図24に示すようにマフラ
10の軸線(つまりアウタシェルの母線)が垂直になる
ようにマフラを立てた状態にして行なう。
【0006】すなわち、先ず、装置の台に固定された柱
形の第1の基準21に前記インレットパイプ18の入口
(上流端)を嵌合位置決めすると共に、同じ台に固定さ
れたボルト状の第2の基準(マフラ受け)22の上面に
アウタプレート14の外側面(図示下端縁)を載せて位
置決めし、更に、マフラ10のアウタシェル13のアウ
タプレート15に近い上部を第3の基準である固定のマ
フラ受23に当てて(図25参照)マフラ10の位置を
決める。
【0007】この状態でアウタプレート15の外側面
(図示上端縁)を締金24,25で上方から締め付けて
マフラ10を所定の位置(姿勢)にクランプする。締金
24,25はクランプ・シリンダー26,27により下
方に移動してマフラ10のアウタプレート15を弾圧す
る。
【0008】こうしてマフラ10を所定の位置に固定し
た状態で前記アウトレットパイプ12の下流端(図示上
端)にテールパイプ11を嵌入セットして自動アーク溶
接機あるいはアーク溶接ロボットを用いて全周を溶接す
る。
【0009】図26〜図29は、このような従来のマフ
ラクランプ装置と溶接装置で、21は固定の台28に取
付けた第1の基準で、マフラ10のインレットパイプ1
8の入口の位置決めをする。
【0010】第2の基準22はマフラ10のアウタプレ
ート14の下端縁を支持するように、固定台28に3個
配設されている(特に図26,28参照)。29,30
はマフラ10の図示下端外周に当接して、マフラ10の
下端の前後左右方向の位置決めを補助的に行なう弾性板
で、その下端は固定の台に取付けられている。
【0011】23は第3の基準としてのマフラ受で、こ
れに取付けたボルト23a,23aの頭がマフラ10の
アウタシェル13上部に当接して、マフラ10の上部の
前後左右方向の位置決めをする。
【0012】24,25は前記締金、26,27はクラ
ンプ・シリンダでマフラ受23に一体的に取付けられて
いる。11はマフラ10のアウトレットパイプの出口に
嵌入セットした被溶接パイプ、31は自動アーク溶接
機、32はそのトーチで、これがパイプ11の全周を自
動溶接する。33は回転台である(図29)。
【0013】なお、マフラ10のインレットパイプ18
にエキゾースト・パイプ9を溶接する場合には、マフラ
10の姿勢を上述の場合と上下逆にして、先ず第1の基
準でアウトレットパイプ12の位置を合わせると共に第
2の基準でアウタプレート15の位置決めをし、第3の
基準でアウタシェル13をセットして、インレットパイ
プ18にエキゾースト・パイプ9を嵌入溶接する。
【0014】もっとも、このときは、前記テールパイプ
11を溶接する場合とは、第1〜第3の基準等、治具の
関係位置が違うので、マフラ形状やエキゾースト・パイ
プ9の形状等に合わせて段取り代えをする。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】上記のように、従来技
術ではアウトレットパイプ又はインレットパイプにエキ
ゾースト・パイプを溶接するには、インレットパイプ又
はアウトレットパイプの一方に前記第1の基準21を挿
入して位置決めするとともに、それに近い側のアウタプ
レートの端縁を第2の基準22で位置決めし、次に第3
の基準であるマフラ受23でアウタシェルの上部を位置
決めした状態で締金24,25でマフラ10をクランプ
していた。
【0016】ところが、実際に製造されるマフラ10
は、図30に示すように、アウタプレート14と15が
互に軸線Xの周りにねじれを生じ、その結果図31に示
すように、第1の基準21に対して、パイプ11を嵌入
セットすべきアウトレットパイプ(又はインレットパイ
プ)の位置が符号Dで示す分だけ位置がずれてしまうこ
とがある。
【0017】又、図32のように、左右の全長に差があ
ってマフラ10の一方の高さL1 と他方の高さL2 とが
必ずしも一致せず、L1 がL2 より大巾に短かいと、図
33のように、軸線XがX′のように傾いて、パイプ1
1を嵌入溶接すべき、アウトレットパイプの出口(又は
インレットパイプの入口)の位置が符号θで示す分だけ
ずれてしまうことがある。
【0018】このように、従来技術では第2と第3の基
準22,23がマフラの外形を基準にしているため、前
記位置ずれD,θによってパイプ11の溶接位置がずれ
る。その結果、自動溶接では溶接不良が発生するという
問題点があった。
【0019】そこで、本発明はこのような問題点を解消
できるマフラのクランプ方法とそれに使うクランプ装置
を提供することを目的とする。
【0020】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、本発明におけるマフラのクランプ方法は、マフラ
(10)の軸線を立てた状態でマフラ(10)の上部に
位置するアウトレットパイプ又はインレットパイプにエ
キゾースト・パイプを溶接する工程において、マフラ
(10)の下部に位置するインレットパイプ(18)又
はアウトレットパイプ(12)を第1の基準(21)
で、同じくマフラ(10)の下部に位置するアウタプレ
ート(14,15)を第2の基準(22)で位置決めし
たあと、マフラ(10)の上部に位置するアウトレット
パイプ(12)又はインレットパイプ(18)に第3の
基準(35)を差し込み、この状態でマフラ(10)の
上部外周をクランプし、次に第3の基準(35)を溶接
時の干渉領域から退避するようにした。
【0021】請求項2のクランプ装置は、請求項1のク
ランプ方法に使用する装置であって、マフラ(10)の
上部外周をクランプする手段が、マフラクランプ(3
7,38)と、このマフラクランプを取付けて水平面内
で自由に動くことのできるマフラクランプ取付台(3
6)と、このマフラクランプ取付台を固定するロック用
シリンダー(39,40)を具備することを特徴とす
る。
【0022】請求項3のクランプ装置は、請求項2の発
明において、マフラクランプ取付台(36)が、固定部
(44)に重ねて配設したX軸方向のリニアガイド(4
5)とY軸方向のリニアガイド(46)によって水平面
内に自由に動くように案内される構造である。
【0023】請求項4のクランプ装置は、請求項2の発
明において、マフラクランプ取付台(36)が固定部
(44)に対してY軸方向に可動のリニアガイド(4
6)(46)によって独立して案内される第1と第2の
マフラクランプ取付台(36A)(36B)とからな
り、これら第1と第2のマフラクランプ取付台(36
A)(36A)にそれぞれX軸方向に可動のかにばさみ
状の第1と第2のマフラクランプ(37A)(37B)
を設けた。
【0024】そして請求項5のクランプ装置は、請求項
2の発明において、マフラクランプ取付台(36C)
を、固定部(44A)(44B)に取付けた第1と第2
のフリーベア(52)(53)によって、上下からはさ
み込んだ構造とした。
【0025】
【作用】請求項1のクランプ方法では、エキゾースト・
パイプを溶接するアウトレットパイプ(12)又はイン
レットパイプ(18)の位置が、第3の基準(35)で
位置決めされた状態でマフラ(10)の上部外周がクラ
ンプされるから、溶接位置が正確に定まる。
【0026】請求項2のクランプ装置では、アウトレッ
トパイプ(12)又はインレットパイプ(18)の位置
が第3の基準(35)で位置決めされた状態で、マフラ
クランプ(37,38)を作動させてマフラをクランプ
すると、マフラクランプ取付台(36)がマフラの位置
に合わせて自由に動き、第3の基準(35)での位置決
めをずらすことなくマフラをクランプする。ロック用シ
リンダ(39,40)はこの状態を維持する。
【0027】請求項3の発明では、マフラクランプ取付
台(36)が、重ねて配設したX軸方向のリニアガイド
(45)とY軸方向のリニアガイド(46)とで、水平
面内を自由に動く。
【0028】請求項4の発明では、第1と第2のクラン
プ(37A)(38A)が作動してマフラの外周をはさ
むと、第1と第2の取付台(36A)(36B)がマフ
ラ外形に応じてY軸方向に移動して、自動的に両クラン
プのY軸方向の位置を出す。
【0029】請求項5の発明では、マフラクランプ取付
台(36C)が第1と第2のフリーベア(52)(5
3)により水平面内で自由に動いてマフラクランプの作
動を助ける。
【0030】
【実施例】図1において、10はマフラで、アウタシェ
ル13、アウタプレート14,15及び前記インレット
パイプ18とアウトレットパイプ12を有している。
【0031】本発明のクランプ方法では、先ず第1の基
準21でインレットパイプ18の位置を決めると共に、
第2の基準22でアウタプレート14の位置を決める。
次にレバー34の先端に取付けたロッド状の第3の基準
35を下降させて、マフラ10のアウトレットパイプの
出口へ挿入し、アウトレットパイプの位置を所定の溶接
位置へ定める。
【0032】第3の基準35はアウトレットパイプに嵌
入し易いように、その下端がテーパ状に尖っている。3
6は水平面内で自由に移動できるように案内されたマフ
ラクランプ取付台で、その上面には、第1と第2のマフ
ラクランプ37,38が取付けられている。
【0033】39,40は流体シリンダで作動するロッ
ク用シリンダで、ロック用シリンダ39のピストンを上
昇し、ロック用シリンダ40のピストンを下降すること
で、両シリンダのピストンロッドがマフラクランプ取付
台36を移動しないように固定する。
【0034】マフラクランプ37,38は図示されてな
い流体シリンダ等で駆動される。前述のように第1〜第
3の基準21,22,35でマフラ10の溶接位置を決
め、マフラクランプ37,38を作動させて両クランプ
37,38でマフラ10のアウタシェル13の上部をは
さむと、アウタシェル13の位置、形状に合わせてマフ
ラクランプ取付台36が水平面内で移動し、マフラクラ
ンプ37,38がアウタシェル13の上部外周を拘束
(クランプ)する。
【0035】その状態でロック用シリンダ39,40を
作動させてマフラクランプ取付台36を固定する。これ
で、取付台36は移動しないように固定され、マフラ1
0はマフラクランプ37,38でクランプされたまゝセ
ットされる。
【0036】この状態では、エキゾースト・パイプ(例
えばテールパイプ)を溶接されるアウトレットパイプの
位置は、第3の基準35で位置決めされたまゝであり、
次の動作でこの第3の基準35を溶接干渉領域から退避
させる。
【0037】そして、その後は従来技術の場合と同様に
アウトレットパイプの出口にテールパイプを挿入し、自
動アーク溶接機あるいはアーク溶接ロボットを用いてパ
イプの全周を溶接する。
【0038】溶接完了後は、マフラクランプ37,38
を緩めると共に、ロック用シリンダ39,40を復旧さ
せてマフラ10を装置から取外す。図2は本発明のクラ
ンプ装置の第2実施例の略図で、マフラ10は前述の図
1における第3の基準35で位置決めされたあと、第1
のマフラクランプ37と、第2のマフラクランプ38と
ではさみ込んでクランプされる。
【0039】第1のマフラクランプ37は、図3〜図6
に示すように、水平面内でX軸方向とY軸方向に自由に
移動可能なマフラクランプ取付台36に装着され、第2
のマフラクランプ38は、マフラクランプ取付台36に
取付けたピン41の周りに回動可能のレバー42の可動
端(先端)に設けられている。
【0040】そして、この第2のマフラクランプ38
は、マフラクランプシリンダ43を作動させて、レバー
42をピン41の周りに時計方向に回動することで、マ
フラ10を第1のマフラクランプ37と第2のマフラク
ランプ38の間にはさみ込んでクランプする。
【0041】マフラクランプ取付台36は、特に図5,
図6に示すように、固定部44の上に配置されたX軸方
向用の二つのリニアガイド45,45と、Y軸方向用の
リニアガイド46,46により、図2に示すX軸方向と
Y軸方向に自由に移動可能に装着されている。
【0042】そのため、二つのリニアガイド45,45
は、固定部44に装着した二つのリニアガイド46,4
6の上部に板47を介して積重ねて配設されている。各
リニアガイド45,46は、例えばTHK株式会社から
LMガイドの名称で市販されているものを使うことがで
きる。
【0043】この種のリニアガイドの構造原理を図3に
示す。同図(a)は全体の斜視図で、レール45aに案
内されて、ブロック45bがレール45aの長手方向
(軸線方向)に自由に移動する。
【0044】レール45aとブロック45bはちょうど
ブロックのあり溝にレールのありが嵌合して互に摺動可
能なように、レールとブロックが相対的に移動可能であ
るが、両者の間には同図(b)のように、ボール列45
c,45d,45e,45fが設けられていて、ボール
の転動で軽く動くようになっている。
【0045】しかも、これら4条列のボール列45c〜
45fは、ボール径に近似した単一円弧形状のサーキュ
ラーアーク溝に接触して循環運動する構造で、上下でそ
れぞれ接触角45°のアンギュラー形正面組合せで構成
されている。
【0046】従って、同図(c)の略図で示すように、
ブロック45bに作用するラジアル方向、浮上り方向、
水平方向のすべての4方向に対して同一定格荷重になる
よう、各ボール列が45°接触するよう配置されてい
て、本発明の装置に用いて、高精度でスムースなスライ
ド機構が得られる。しかもボールはなめらかなころがり
運動ができるので、耐摩耗性にすぐれ、長期間にわた
り、高精度の維持ができる。
【0047】48は固定部44に植設した円柱形のピン
で、マフラクランプ取付台36に明けた円形の穴36a
に一定の隙間をもって嵌合し、この一定の隙間の範囲で
マフラクランプ取付台36の自由な移動を許容すると共
に、それ以上の移動を制限する。
【0048】第3の基準35を先端に取付けたレバー3
4は、回動軸49を中心にして回動可能で、回動軸49
を流体シリンダで回動させて、第3の基準35をアウト
レットパイプ12の出口12aの直上所定位置に移動さ
せる(図7)。又、第3の基準35はその位置から下降
して出口12aに嵌合して出口12aを所定の位置に位
置決めする。
【0049】上述の図2〜図8の装置では、図9に示す
ように、先ず装置にマフラをセットし(つまり、第1と
第2の基準に合わせてマフラをセットする)、次に第3
の基準35を位置決めのために所定の位置に出してアウ
トレットパイプに嵌入する。
【0050】次にマフラクランプシリンダ43を作動さ
せ、第1のマフラクランプ37と第2のマフラクランプ
38でマフラ10の上部外周(アウタシェル13の上部
外周)をはさみ込んでマフラをクランプする。
【0051】クランプが終了したあと、ロック用シリン
ダ39,40を作動させてマフラクランプ取付台36を
固定(ロック)する。次に第3の基準36を位置決め位
置から逃がして、溶接干渉領域外に退避させ、パイプ
(例えばテールパイプ11)を溶接位置にセットする。
【0052】そして、ロボット又は自動溶接機で溶接を
する。このようにして、マフラの位置決め、クランプ、
溶接の一連の工程を行なうが、特に第3の基準36で位
置決めした状態のまゝで、マフラをクランプするように
したので、溶接位置が正確に決まる。
【0053】図10は本発明の第3実施例の略図で、図
11〜図14にその詳細を示す。この第3実施例では、
水平におかれた平板状の固定部44上にY軸方向に自由
に移動できるリニアガイド46,46によって、それぞ
れ案内される第1と第2のマフラクランプ取付台36
A,36Bに、かにばさみ状の第1と第2のマフラクラ
ンプ37A,38Aを設けている。
【0054】この第1と第2のマフラクランプ37A,
38Aは、第1と第2のマフラクランプ取付台36A,
36Bにそれぞれ固定したピン41A,41Bの周りに
回動可能で、それぞれマフラクランプシリンダ43A,
43Bにより駆動される。
【0055】各マフラクランプシリンダ43A,43B
は一端がマフラクランプ取付台36A,36Bに、他端
が第1のマフラクランプ37Aと第2のマフラクランプ
37Bの各駆動端に連結されている。
【0056】48A,48Aと48B,48Bはそれぞ
れマフラクランプ取付台36A,36BのY軸方向への
一定以上の移動を制限するためのストッパで、何れも固
定部44に固定されている。
【0057】39,40は固定部44に装着されたロッ
ク用シリンダで、各ロック用シリンダの作動でロック用
部材39A,40Aを下方に引き下げて第1のマフラク
ランプ37Aとマフラクランプ取付台36A及び第2の
マフラクランプ38Aとマフラクランプ取付台36Bと
を固定(ロック)する。
【0058】ピン50,51はロック用部材39A,4
0Aが平面内で不要に大きく回動しないように制限する
ピンで、その基部(下端)は固定部44に取付けられて
いる。
【0059】この第3実施例では、図示されてない第3
の基準35を所定の位置に移動下降させて、マフラのア
ウトレットパイプに挿入して位置決めした状態で、第1
と第2のマフラクランプシリンダ43A,43Bを作動
させ、かにばさみ状のマフラクランプ37A,38Aを
ピン41A,41Bの周りに回動させて、両クランプ3
7A,38Aでマフラ10の外周をクランプする。
【0060】このとき、マフラクランプ取付台36A,
36Bはリニアガイド46,46に案内されて、マフラ
外形寸法に応じてY軸方向に移動し、第3の基準で位置
決めされたマフラ10の位置を固定する。
【0061】この状態で、ロック用シリンダ39,40
を作動させて、両マフラクランプ37A,38Aと両マ
フラクランプ取付台36A,36Bを固定(ロック)す
る。こうして、第3の基準35で位置決めしたマフラの
位置をずらすことなくクランプする。
【0062】この第3実施例では、第3の基準35に対
するマフラ10のアウタシェル13の外周が、図15の
イ、ロ、ハのように違っていても、マフラクランプ37
A,38Aの形状を変えないで、マフラクランプシリン
ダ43A,43Bのストロークが自動的に変って、第3
の基準35による位置決めをそこなうことなくマフラを
確実にクランプできる。
【0063】そのため、マフラ形状がイ、ロ、ハのよう
に代っても段取替が不要で、装置(特にマフラクランプ
37A,38A)に汎用性を持たせる利点がある。図1
6〜図21は本発明の第4実施例で、マフラクランプ取
付台を前述の実施例のX,Y各軸方向に可動のリニアガ
イドで案内する代りに、周知のフリーベアを用い、マフ
ラクランプ取付台が水平面内でいずれの方向にも自由に
移動できるように、マフラクランプ取付台をその上下両
面をフリーベアで案内する構造にしたものである。
【0064】なお、フリーベアは、株式会社共栄精工か
らフリーベアの商品名で市販されている全方向摺動搬送
機器であって、図16又は図17に示す構造になってい
る。図16のフリーベア52は上向用のもので、焼入研
磨されたメインボール52aと、同じく焼入研磨された
100〜200個の小ボール52bが、ケース52cと
カバー52dの間で組み合わされて互に転動する。この
フリーベア52上に載った搬送物は、前後・左右・斜め
全ての方向になめらかに軽く移動できる。
【0065】図17は下向用のフリーベア53で、上向
用の場合と同様にメインボール53aと多数の小ボール
53bがケース53cとカバー53dの間で組み合わさ
れている。
【0066】何れのフリーベア52も53も、小ボール
がメインボールを包み込むように配置されており、受部
は半球状に作られている。受部の上端部には、小ボール
の逃げが作ってあり、ここまで転がり上がってきた小ボ
ールは順次循環して、メインボールがころがり運動を続
けるため、軽く動かすことができる。
【0067】図18〜図21は、このようなフリーベア
52,53を用いたマフラクランプ装置の実施例で、第
1,第2,第3の基準は前記他の実施例と同様にできる
ので、この実施例では説明を簡単にするため、これらの
基準は図示しないで省略し、マフラクランプとマフラク
ランプ取付台まわりの図示に限定してある。
【0068】これらの図において、36Cは水平面内で
自由に移動可能のマフラクランプ取付台で、この取付台
には第1のマフラクランプ37Cと第2のマフラクラン
プ38とが取付けてある。
【0069】第2のマフラクランプ38は、レバー42
の可動端に取付けられ、レバー42は、リンク機構54
を介してマフラクランプ取付台36Cに取付けられ、か
つこのリンク機構54はマフラクランプシリンダ43の
作動に連動してレバー42を揺動させて第2のマフラク
ランプ38をマフラ10の外周(厳密にはマフラ10の
アウタシェル13の外周)に接離させる。
【0070】図18は第2のマフラクランプ38がマフ
ラ10の外周に当接して第1のマフラクランプ37Cと
でマフラ10をクランプした状態を示す。44Aと44
Bはマフラクランプ取付台36Cの上下に間隔をおいて
平行に配置した板状の固定部で、両者44Aと44Bは
固定の台に連結されている。
【0071】52は、固定部44Aの上面に装着した上
向用のフリーベアで、そのメインボールはマフラクラン
プ取付台36Cの下面に突出するボルトの頭36aの下
面に接して転動する。
【0072】53は、固定部44Bの下面に装着した下
向用のフリーベアで、そのメインボールはマフラクラン
プ取付台36Cの上面に突出するボルトの頭36bの上
面に接して転動する。
【0073】なお下向用のフリーベア53はスプリング
55により、メインボールがボルトの頭部36bに弾圧
されている。従って上向用のフリーベア52のメインボ
ールも又、ボルトの頭部36aに同様に弾圧されてい
る。
【0074】こうして、マフラクランプ取付台36C
は、各複数個の上向用フリーベア52と下向用フリーベ
ア53とではさみ込まれて、水平の全方向に自由に移動
可能に案内されている。
【0075】円柱状の柱48Cは、固定されていて、マ
フラクランプ取付台36Cに明けた円形の穴36aに一
定の隙間をもって嵌っている。この柱48Cはマフラク
ランプ取付台36C′が一定以上移動しないよう制限す
るストッパとして働らく。
【0076】56はロック用シリンダで、マフラ10を
クランプした状態でマフラクランプ取付台36Cをロッ
クするためのものである。この第4実施例は、前述のリ
ニアガイドを使用したものに比較して、フリーベアを用
いているためにコストを下げられる利点がある。
【0077】
【発明の効果】本発明は上述のように構成されているの
で、エキゾースト・パイプを溶接すべきインレットパイ
プ又はアウトレットパイプの位置を第3の基準によって
正確に位置決めした状態のまゝで、マフラの外周をクラ
ンプし固定したあとで第3の基準を溶接で干渉しない範
囲へ退避させるため、マフラの形状にねじれや傾き等の
狂いがあっても、正しい溶接位置を出すことができる。
【0078】そのため、エキゾースト・パイプの溶接不
良をなくして、歩溜りを向上することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例の基本を示す正面図。
【図2】本発明のクランプ装置の第2実施例の概略平面
図。
【図3】本発明の実施例に用いるリニアガイドで、
(a)は斜視図、(b)は横断面図、(c)は横断面略
図。
【図4】本発明のクランプ装置の第2実施例の要部平面
図。
【図5】同、第2実施例の要部縦断面図。
【図6】図5のA−A断面図。
【図7】同、第2実施例の平面図。
【図8】同、第2実施例の正面図。
【図9】同、第2実施例のタイムチャート。
【図10】本発明のクランプ装置の第3実施例の原理を
説明する概略平面図。
【図11】同、第3実施例の平面図。
【図12】同、第3実施例の正面図。
【図13】同、第3実施例の右側面図。
【図14】同、第3実施例の右半分の縦断面図。
【図15】マフラの横断面形状の違いを示す平面図。
【図16】本発明の実施例に使用する上向用フリーベア
の縦断面図。
【図17】本発明の実施例に使用する下向用フリーベア
の縦断面図。
【図18】本発明のクランプ装置の第4実施例の正面
図。
【図19】同、第4実施例の縦断面図。
【図20】図19の左側面図。
【図21】本発明のクランプ装置の第4実施例の正面
図。
【図22】自動車の排気系の系統図。
【図23】マフラの縦断面図。
【図24】従来のクランプ装置の基本を説明する概略正
面図。
【図25】同、概略平面図。
【図26】従来技術の要部正面図。
【図27】従来技術の要部平面図。
【図28】同、他の部分の平面図。
【図29】従来技術の正面図。
【図30】マフラのねじれを説明する斜視図。
【図31】マフラのねじれを説明する平面図。
【図32】マフラの傾きを説明する正面図。
【図33】マフラの傾きによる位置ずれを説明する正面
図。
【符号の説明】
10 マフラ 12 アウトレットパイプ 18 インレットパイプ 21 第1の基準 22 第2の基準 35 第3の基準 36,36A,36B,36C マフラクランプ取付台 37,37A,38,38A マフラクランプ 39,40 ロック用シリンダ 44,44A,44B 固定部 45,46 リニアガイド 52,53 フリーベア

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 マフラ(10)の軸線を立てた状態でマ
    フラ(10)の上部に位置するアウトレットパイプ又は
    インレットパイプにエキゾースト・パイプを溶接する工
    程において、マフラ(10)の下部に位置するインレッ
    トパイプ(18)又はアウトレットパイプ(12)を第
    1の基準(21)で、同じくマフラ(10)の下部に位
    置するアウタプレート(14,15)を第2の基準(2
    2)で位置決めしたあと、マフラ(10)の上部に位置
    するアウトレットパイプ(12)又はインレットパイプ
    (18)に第3の基準(35)を差し込み、この状態で
    マフラ(10)の上部外周をクランプし、次に第3の基
    準(35)を溶接時の干渉領域から退避するようにした
    マフラのクランプ方法。
  2. 【請求項2】 請求項1のクランプ方法に使用する装置
    であって、マフラ(10)の上部外周をクランプする手
    段が、マフラクランプ(37,38)と、このマフラク
    ランプを取付けて水平面内で自由に動くことのできるマ
    フラクランプ取付台(36)と、このマフラクランプ取
    付台を固定するロック用シリンダー(39,40)を具
    備することを特徴とするマフラのクランプ装置。
  3. 【請求項3】 マフラクランプ取付台(36)が、固定
    部(44)に重ねて配設したX軸方向のリニアガイド
    (45)とY軸方向のリニアガイド(46)によって水
    平面内に自由に動くように案内される構造である請求項
    2のクランプ装置。
  4. 【請求項4】 マフラクランプ取付台(36)が固定部
    (44)に対してY軸方向に可動のリニアガイド(4
    6)(46)によって独立して案内される第1と第2の
    マフラクランプ取付台(36A)(36B)とからな
    り、これら第1と第2のマフラクランプ取付台(36
    A)(36A)にそれぞれX軸方向に可動のかにばさみ
    状の第1と第2のマフラクランプ(37A)(37B)
    を設けた請求項2のクランプ装置。
  5. 【請求項5】 マフラクランプ取付台(36C)を、固
    定部(44A)(44B)に取付けた第1と第2のフリ
    ーベア(52)(53)によって、上下からはさみ込ん
    だ構造とした請求項2のクランプ装置。
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