JPH06133540A - Ac−dcコンバータ - Google Patents

Ac−dcコンバータ

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JPH06133540A
JPH06133540A JP4304886A JP30488692A JPH06133540A JP H06133540 A JPH06133540 A JP H06133540A JP 4304886 A JP4304886 A JP 4304886A JP 30488692 A JP30488692 A JP 30488692A JP H06133540 A JPH06133540 A JP H06133540A
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input
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    • H02M1/42Circuits or arrangements for compensating for or adjusting power factor in converters or inverters
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 力率改善型のAC−DCコンバータの交流入
力電圧による回路構成部品の負担の増加を抑え、もって
AC−DCコンバータの形状の小型化、コストの低減を
行う。 【構成】 昇圧型コンバータ回路2aの誤差増幅器4の
入力端子に接続される、複数の抵抗R3、R4による出
力コンデンサC1の充電電圧の分圧点に、定電流回路8
aを並列に接続し、該定電流回路8aの定電流値制御
が、整流回路の整流出力によって行われる。 【効果】 AC−DCコンバータの回路構成部品の負担
が入力される交流電圧値によらず一定にでき、AC−D
Cコンバータの形状の小型化、コストの低減ができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、入力された電圧値に関
わらず、回路の構成部品にかかる負担を一定にした力率
改善型AC−DCコンバータに関する。
【0002】
【従来の技術】コンデンサ入力型の整流平滑回路は、そ
の簡易な構造から様々な電子機器のAC−DCコンバー
タの交流入力整流用として用いられてきた。しかし今日
に至っては、コンデンサ入力型の整流平滑回路を内蔵し
た電子機器によって商用電源ラインに発生する高調波
が、他の電子機器の動作を狂わすといった問題が発生し
ている。そのため、高調波発生の少ない力率改善型のA
C−DCコンバータの要求が高くなり、様々な力率改善
の方法を導入したAC−DCコンバータが発表されてい
る。
【0003】図4に示す回路は従来の力率改善型のAC
−DCコンバータの一例である。図4に示したAC−D
Cコンバータは、整流回路1の交流入力端が入力端子9
A、9Bを介して商用電源ラインに接続され、整流回路
1の出力端が昇圧型コンバータ回路2bの入力端と接続
され、昇圧型コンバータ回路2bの出力端がDC−DC
コンバータ回路3の入力端と接続され、DC−DCコン
バータ回路の出力端が出力端子10A、10Bを介して
外部の負荷と接続された構成をしている。
【0004】図4に示すAC−DCコンバータの昇圧型
コンバータ回路2bの回路構成は以下のようになってい
る。チョークコイルL1とダイオードD1の直列回路が
昇圧型コンバータ回路2bの高電位側の入出力端間に接
続され、ダイオードD1は、チョークコイルL1から出
力端の方向を順方向とする。ダイオードD1のアノード
と低電位側ラインとの間にスイッチングトランジスタQ
1の主電流路が接続される。ダイオードD1のカソード
と低電位側ラインとの間に出力コンデンサC1が接続さ
れる。
【0005】抵抗R3、R4の直列回路が出力コンデン
サC1に並列に接続される。誤差増幅器4、パルス幅変
調回路5、基準電圧回路6、抵抗R1、R2より構成さ
れる昇圧型コンバータ制御回路7が、抵抗R3と抵抗R
4の分圧点とスイッチングトランジスタQ1のゲートと
の間に接続され、出力コンデンサC1の端子電圧を制御
する。
【0006】昇圧型コンバータ制御回路7の構成は以下
の通りである。基準電圧回路6の出力端子と低電位側ラ
インとの間に抵抗R1、R2の直列回路が接続され、抵
抗R1と抵抗R2の分圧点は誤差増幅器4の(−)側入
力端子に接続される。抵抗R3、R4の分圧点が誤差増
幅器4の(+)側入力端子に接続される。誤差増幅器4
の出力端子はパルス幅変調回路5と接続され、パルス幅
変調回路5の出力端子はスイッチングトランジスタQ1
のゲートと接続される。
【0007】図5には昇圧型コンバータ回路2bの入出
力電圧を示す。vAC1 、vAC2 、vAC3 は電圧値の異な
る、AC−DCコンバータに入力される交流電圧であ
る。VI1、VI2、VI3は、それぞれ交流電圧vAC1 、v
AC2 、vAC3 が整流回路1で整流された昇圧型コンバー
タ回路2bの入力電圧である。VO は昇圧型コンバータ
回路2bの出力電圧であり、入力電圧に対して一定であ
る。
【0008】AC−DCコンバータに入力される交流電
圧は、世界各地で100V系から240V系までと多種
多様である。世界の交流電圧に対応し得るためには、昇
圧型コンバータ回路2bの出力コンデンサC1の端子電
圧を最高の交流電圧の整流ピーク値よりも数十ボルトだ
け高い電圧値、例えば380V程度となるように制御す
るのが一般的であった。昇圧型コンバータ回路2bの電
力処理量を蓄積変換電力と単純通過電力に分けて考える
と、蓄積変換電力は次式のように表される。 P=(V0 −VI )IO (1) ただし、Pは蓄積変換電力、VO は出力電圧、VI は入
力電圧、IO は出力電流を示す。
【0009】この蓄積変換電力Pは式(1)から分かる
様に、入力電圧VI と出力電圧VOの差が大きい程大き
くなり、さらに蓄積変換電力Pの増大は昇圧型コンバー
タ回路2bの構成部品にかかる負担を大きくし、部品形
状の大型化や発熱量の増加を引き起こす。回路を設計す
る場合には、出力コンデンサC1の端子電圧を最高の交
流電圧の整流ピーク値より数十ボルトだけ高い電圧に設
定しておき、最低の交流電圧にて回路を駆動する場合を
想定して回路部品を選定しなければならず、力率改善型
AC−DCコンバータの形状の小型化やコストの低減に
支障があった。
【0010】なお、式(1)において、昇圧型コンバー
タ回路2bに入力される電圧VI は交流入力電圧が整流
された脈流波形であるが、理解が容易なように直流電圧
として取り扱っている。また、昇圧型コンバータ回路2
bは力率改善型アクティブフィルタとも呼ばれており、
その力率改善動作については公知となっているため説明
を省略した。さらに、図4において、パルス幅変調回路
5に接続される三角波発振回路の図示を省略した。以
下、実施例の説明においても同様とする。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】本発明は以上のような
問題点に鑑みなされたもので、力率改善型のAC−DC
コンバータの交流入力電圧による回路構成部品の負担の
増加を抑え、もってAC−DCコンバータの形状の小型
化及びコストの低減を行うことを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明は昇圧型コンバー
タ回路の誤差増幅器の入力端子に接続される複数の抵抗
による出力コンデンサの端子電圧の分圧点、あるいは誤
差増幅器の入力端子に接続される複数の抵抗による基準
電圧の分圧点に、定電流回路を並列に接続し、該定電流
回路の定電流値制御が整流回路の整流出力によって行わ
れることを特徴とする。
【0013】
【実施例】図1に本発明のAC−DCコンバータの一実
施例を示す。なお、図4と同一部分については、同じ番
号を付与してある。図1に示したAC−DCコンバータ
の回路構成は、昇圧型コンバータ回路2aの回路構成を
除いて図4の回路構成と同一である。
【0014】昇圧型コンバータ回路2aの回路構成は以
下のようになっている。チョークコイルL1とダイオー
ドD1の直列回路が昇圧型コンバータ回路2aの高電位
側の入出力端間に接続され、ダイオードD1は、チョー
クコイルL1から出力端の方向を順方向とする。ダイオ
ードD1のアノードと低電位側ラインとの間にスイッチ
ングトランジスタQ1の主電流路が接続される。ダイオ
ードD1のカソードと低電位側ラインとの間に出力コン
デンサC1が接続される。
【0015】抵抗R3、R4の直列回路が出力コンデン
サC1に並列に接続される。誤差増幅器4、パルス幅変
調回路5、基準電圧回路6、抵抗R1、R2より構成さ
れる昇圧型コンバータ制御回路7が、抵抗R3と抵抗R
4の分圧点とスイッチングトランジスタQ1のゲートと
の間に接続され、出力コンデンサC1の端子電圧を制御
する。
【0016】昇圧型コンバータ制御回路7の構成は以下
の通りである。基準電圧回路6の出力端子と低電位側ラ
インとの間に抵抗R1、R2の直列回路が接続され、抵
抗R1と抵抗R2の分圧点は誤差増幅器4の(−)側入
力端子に接続される。抵抗R3、R4の分圧点が誤差増
幅器4の(+)側入力端子に接続される。誤差増幅器4
の出力端子はパルス幅変調回路5と接続され、パルス幅
変調回路5の出力端子はスイッチングトランジスタQ1
のゲートと接続される。抵抗R3、R4の分圧点に定電
流回路8aの定電流端が接続され、定電流回路8aの制
御電圧入力端が整流回路1の出力端に接続された昇圧コ
ンバータ回路2aの入力端に接続される。
【0017】定電流回路8aの回路構成は以下のように
なっている。抵抗R3、R4の分圧点にNPN型のトラ
ンジスタQ2のコレクタを接続し、エミッタを抵抗R7
を介して低電位側ラインと接続する。トランジスタQ2
のベースと低電位側ラインの間にコンデンサC2が接続
される。整流回路1の出力端と接続された昇圧型コンバ
ータ回路2aの入力端間に抵抗R5、R6の直列回路が
接続され、抵抗R5と抵抗R6の分圧点は、トランジス
タQ2のベースと接続される。
【0018】図2には、昇圧型コンバータ回路2aの入
出力電圧を示している。vAC1 、vAC2 、vAC3 は電圧
値の異なるAC−DCコンバータに入力される交流電圧
であり、VI1、VI2、VI3、及びVO1、VO2、VO3は、
それぞれ昇圧型コンバータ回路2aの入出力電圧であ
る。
【0019】以下に図2を参照しながら図1の回路の動
作を説明する。先ず、AC−DCコンバータに入力され
る交流電圧が低い場合(vAC1 )には、昇圧型コンバー
タ回路2aに入力される電圧VI1はピーク電圧の低い脈
流状電圧となる。入力電圧VI1が低いと定電流回路8a
のトランジスタQ2のベースに印加される抵抗R5、R
6による分圧電圧も低いため、抵抗R7の両端の電圧も
低い。よって、トランジスタQ2のコレクタに流入し、
抵抗R7を通過する電流、即ち、抵抗R3、R4の分圧
点から定電流回路8aへ流れ込む電流も小さい。
【0020】出力電圧VO1は、出力コンデンサC1の端
子電圧であり、また、抵抗R3、R4の直列回路の両端
の電圧でもある。定電流回路8aに流れ込む電流が存在
するだけ抵抗R3の両端の電圧が余分に上昇するが、流
れ込む電流が小さいため、抵抗R3の電圧上昇分は小さ
い。誤差増幅器4は、入力される抵抗R3、R4の分圧
点の電圧と抵抗R1、R2の分圧点の分圧基準電圧を同
じにするように動作をするため、抵抗R4の両端の電圧
は一定である。よって、抵抗R3、R4の直列回路の両
端の電圧、即ち、出力コンデンサC1の両端の電圧上昇
分は小さく、出力電圧VO1は低めとなる。ただし、この
図1における抵抗R3の抵抗値は、図4の回路の抵抗R
3に比べて充分に低い値に設定されている。
【0021】次に、AC−DCコンバータに入力される
交流電圧が高い場合(vAC3 )には、昇圧型コンバータ
回路2aに入力される電圧VI3はピーク電圧の高い脈流
状電圧となる。入力電圧VI3が高いと定電流回路8aの
トランジスタQ2のベースに印加される抵抗R5、R6
による分圧電圧が高くなり、定電流回路8aへ流れ込む
電流が大きくなる。従って、抵抗R3の両端の電圧が上
昇するので、出力コンデンサC1の両端の電圧値が高く
制御され、出力電圧VO3は電圧値が高くなる。
【0022】以上より、図1に示す回路では、AC−D
Cコンバータに入力される交流電圧が低い場合には、昇
圧型コンバータ回路の出力電圧VO を低く抑え、交流電
圧が高い場合には出力電圧VO を高くすることができ
る。また、回路を設計するに当たって、抵抗R3、R
4、R5、R6、R7の選定次第では、昇圧型コンバー
タ回路2aの入力電圧VI と出力電圧VO を比例させる
こともできる。
【0023】入力電圧VI と出力電圧VO が比例するよ
うに回路が設計された場合には、前記した式(1)は次
に示す式(2)のようになる。 P=(VO −VI )IO =(VO − VO /k )IO =(1− 1/k )VO O (2) ただし、kは昇圧比(VO /VI )、VO O は次段の
DC−DCコンバータ回路3の入力電力である。
【0024】式(2)から分かるように、昇圧型コンバ
ータ回路2aの蓄積変換電力Pは入力電圧VI に関係な
く、次段のDC−DCコンバータ回路3の入力電力のみ
で決定される。そのため、図4で説明した従来の力率改
善型AC−DCコンバータのように、最低の交流電圧が
入力されても昇圧型コンバータ回路2aの構成部品にか
かる負担が増加することはない。
【0025】図3には、本発明の他の実施例を示す。な
お、図1と同一部分については、同じ番号を付与してあ
る。図1の実施例と異なる点は、定電流回路8bの接続
されている分圧点と回路構成であり、他は図1と同じ回
路構成となっている。図1において定電流回路8aの定
電流端は、出力コンデンサC1と並列に接続された抵抗
R3と抵抗R4の分圧点に接続されていたが、図3にお
いて定電流回路8bの定電流端は、基準電圧回路6に接
続された抵抗R1と抵抗R2の分圧点に接続されてい
る。制御電圧入力端は図1と同様に、整流回路1の出力
端と接続された昇圧型コンバータ回路2aの入力端に接
続される。
【0026】定電流回路8bの回路構成は以下のように
なっている。抵抗R1と抵抗R2の分圧点に抵抗R7の
一端が接続され、抵抗R7の他端とPNP型のトランジ
スタQ3のエミッタを接続し、コレクタを低電位側ライ
ンと接続する。トランジスタQ3のベースと低電位側ラ
インの間にコンデンサC2が接続される。整流回路1の
出力端と接続された昇圧型コンバータ回路2aの入力端
間に抵抗R5、R6の直列回路が接続され、抵抗R5と
抵抗R6の分圧点は、トランジスタQ3のベースと接続
される。
【0027】図3の回路の動作は以下のようになる。先
ず、AC−DCコンバータに入力される交流電圧が低い
場合(vAC1 )には、昇圧型コンバータ回路2aに入力
される電圧VI1は電圧の低い脈流状電圧である。入力電
圧VI1が低いと定電流回路8bのトランジスタQ3のベ
ースの電位差が低く、定電流回路8bに流れ込む電流が
大きくなる。定電流回路8bに流れ込む電流が大きくな
ると相対的に抵抗R1の電圧降下が大きくなり、抵抗R
2の電圧降下が小さくなる。そのため、誤差増幅器4の
(−)側端子に入力される抵抗R1、R2の分圧点の分
圧基準電圧値が低くなり、昇圧コンバータ回路2aから
の出力電圧VO1は低く抑えられる。
【0028】次に、AC−DCコンバータに入力される
交流電圧が高い場合(vAC3 )には、昇圧型コンバータ
回路2aに入力される電圧VI3は電圧の高い脈流状電圧
である。入力電圧VI3が高いと定電流回路8bのトラン
ジスタQ3のベースの電位差が高く、定電流回路8bに
流れ込む電流が小さくなる。定電流回路8bに流れ込む
電流が小さいのであれば、抵抗R1の電圧降下の増分は
僅かであり、誤差増幅器4の(−)側端子に入力される
抵抗R1、R2の分圧点の分圧基準電圧値は高く、昇圧
コンバータ回路2aからの出力電圧VO3は高くなる。
【0029】以上より、図3に示す回路では、AC−D
Cコンバータに入力される交流電圧が低い場合には昇圧
型コンバータ回路2aの出力電圧VO を低く抑え、交流
電圧が高い場合には出力電圧VO を高くすることがで
き、図1と同様の動作を行い、その昇圧型コンバータ回
路2aの入出力電圧は図2と同じに示される。
【0030】また、回路を設計するに当たって、抵抗R
1、R2、R5、R6、R7の選定次第で、昇圧型コン
バータ回路2aの入力電圧VI と出力電圧VO を比例さ
せることができ、その時の昇圧型コンバータ回路2aの
蓄積変換電力Pは式(2)で表される。従って、昇圧型
コンバータ回路2aの蓄積変換電力Pは入力電圧VI
関係なくなり、昇圧型コンバータ回路2aの構成部品に
かかる負担が入力電圧VI によって増加することはな
い。
【0031】
【発明の効果】以上に述べたように、本発明は、昇圧型
コンバータ回路の誤差増幅器の入力端子に接続される、
複数の抵抗による出力コンデンサの充電電圧の分圧点、
あるいは誤差増幅器の入力端子に接続される、複数の抵
抗による基準電圧の分圧点に、定電流回路を並列に接続
し、該定電流回路の定電流値制御が整流回路の整流出力
によって行われることを特徴とする。これにより、昇圧
型コンバータ回路の蓄積変換電力は入力電圧に関係なく
なり、昇圧型コンバータ回路の構成部品にかかる負担が
入力電圧VI によって増加することはない。従って、A
C−DCコンバータの形状の小型化、コストの低減に大
きく寄与することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明のAC−DCコンバータの一実施例を
示す回路図。
【図2】 図1の回路における昇圧型コンバータ回路の
入出力電圧の波形図。
【図3】 本発明のAC−DCコンバータの他の実施例
を示す回路図。
【図4】 従来の力率改善型AC−DCコンバータを示
す回路図。
【図5】 図4の回路における昇圧型コンバータ回路の
入出力電圧の波形図。
【符号の説明】
1 整流回路 2a、2b 昇圧型コンバータ回路 3 DC−DCコンバータ制御回路 4 誤差増幅器 5 パルス幅変調回路 6 基準電圧回路 7 昇圧型コンバータ制御回路 8a、8b 定電流回路

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 商用電源ラインからの交流入力を整流す
    る整流回路、該整流回路の整流出力を昇圧して、その出
    力コンデンサの両端に整流出力電圧のピーク値より高い
    直流電圧を得る昇圧型コンバータ回路、該昇圧型コンバ
    ータ回路の出力コンデンサに得られた電圧を安定化出力
    に変換して外部負荷に供給するDC−DCコンバータ回
    路にて構成される力率改善型AC−DCコンバータにお
    いて、複数の抵抗による出力コンデンサの端子電圧の分
    圧点に昇圧型コンバータ制御回路の誤差増幅器の入力端
    子を接続し、該分圧点にさらに定電流回路を並列に接続
    し、該定電流回路の定電流値制御が前記整流回路の整流
    出力電圧によって行われることを特徴とするAC−DC
    コンバータ。
  2. 【請求項2】 商用電源ラインからの交流入力を整流す
    る整流回路、該整流回路の整流出力を昇圧して、その出
    力コンデンサの両端に整流出力電圧のピーク値より高い
    直流電圧を得る昇圧型コンバータ回路、該昇圧型コンバ
    ータ回路の出力コンデンサに得られた電圧を安定化出力
    に変換して外部負荷に供給するDC−DCコンバータ回
    路で構成される力率改善型AC−DCコンバータにおい
    て、複数の抵抗による基準電圧の分圧点に昇圧型コンバ
    ータ制御回路の誤差増幅器の入力端子を接続し、該分圧
    点にさらに定電流回路を並列に接続し、該定電流回路の
    定電流値制御が前記整流回路の整流出力電圧によって行
    われることを特徴とするAC−DCコンバータ。
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