JPH0613338B2 - 密封包装品のシ−ル不良検査装置 - Google Patents

密封包装品のシ−ル不良検査装置

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JPH0613338B2
JPH0613338B2 JP61155965A JP15596586A JPH0613338B2 JP H0613338 B2 JPH0613338 B2 JP H0613338B2 JP 61155965 A JP61155965 A JP 61155965A JP 15596586 A JP15596586 A JP 15596586A JP H0613338 B2 JPH0613338 B2 JP H0613338B2
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decompression chamber
hermetically
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decompression
defect inspection
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幸一 雨宮
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、合成樹脂製の袋体内に被包装物とともに不
活性ガスを充填して密封シールした密封包装品のシール
不良(この明細書に於いてシール不良とは、シール部分
に皺ができたり気泡や被包装物が挟まる等によつて生じ
るシール部分のシール状態不良を意味するものとする)
を検査するためのシール不良検査装置に関する。
〔従来の技術〕
従来、本発明者の知る限りこの種のシール不良を検査す
る方法は知られておらず、人間の目視によつて検査され
ていた。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかし、人間の目視では、人件費もさることながら、検
査ミスが避け難いものであつた。特に、僅かなシール不
良については、その発見が殆ど不可能といえる。
そこで、この発明では、密封包装品のシール不良を自動
的に、しかも促進的に検査することによつて僅かにシー
ル不良をも確実に検出しうるる密封包装品のシール不良
検査装置を提供することを目的としている。
〔課題を解決するための手段〕
上記の目的を達成するためのこの発明の密封包装品のシ
ール不良検査装置は、密封包装品を一定時間減圧雰囲気
下におくための減圧チャンバ、及び減圧チャンバの側壁
に取り付けられ、減圧チャンバ内での減圧雰囲気による
密封包装品の膨張状態を密封包装品に押圧力を負荷しつ
つ検出する検出器を備えてなるもので、しかも前記検出
器が、減圧チャンバの側壁に取り付けられ、通孔を介し
て減圧チャンバ内と連通することにより減圧チャンバ内
の減圧状態がそのままおよぶようにされた弁箱と、弁箱
内を減圧チャンバ連通側と大気連通側とに分割してお
り、減圧チャンバの減圧に応じて減圧チャンバ側に前進
する弁と、弁に接続され且つその先端を減圧チャンバ内
い臨まされたロッドと、ロッドの先端に接続され前記弁
の前進に応じて減圧チャンバ内の密封包装品に押接する
当接プレートと、前記弁の前進状態を検知する検知手段
とを備えている。
〔作 用〕
この密封包装品のシール不良検査装置は、密封包装品に
減圧負荷と同時に押圧負荷を加えることにより促進的に
検査を行い、検査精度の向上を図つているものである
が、このような減圧、押圧の両負荷を加えての検査のた
めに、気圧シリンダ構造の検出器を用いるようにし且
つ、この気圧シリンダ構造の検出器を減圧チャンバと直
接的に連動させることにより、減圧、押圧の両負荷を減
圧チャンバの減圧だけで同時進行的に行えるようにして
いる。この結果、当接プレートを常に安定した最良のタ
イミングで密封包装品に押接させることができ検査の安
定性をより高めることができる。また、減圧チャンバの
減圧状態を押圧負荷にも直接的に利用する構造は、押圧
力の負荷手段や当接プレートの押接タイミングの調整手
段を別途設ける必要性を省いてくれるので、装置全体の
コンパクト化に結びつく。
〔実施例〕
以下、この発明一実施例を説明する。
この密封包装品のシール不良検査装置は、第1図に示す
ように、減圧チャンバ3に検出器50を組み合わせてな
るもので、密封包装品2を減圧チャンバ3内で一定時間
減圧雰囲気下に置き、減圧雰囲気下における密封包装品
2の膨張状態を検出し、この膨張状態が所定の基準に合
致するか否かにより密封包装品2のシール状態を検査す
るものである。
減圧チャンバ3は、上下に蓋8、9を設けた箱状のもの
で、一方の側壁13には後述の検出器50が取り付けら
れる一方で、他方の側壁14に脱気孔10が形成されて
おり、またこの脱気孔10が密封包装品2が塞がれるの
を防止するための添板60が内部に付設されている。
検出器50は、主に、減圧チャンバ3の側壁13に設け
られたネジ部51に螺合・固定される弁箱52、この弁
箱52の内面に摺接し進退動自在である弁53、この弁
53に接続され且つその先端が減圧チャンバ3内に臨ま
れているロッド54、及びこのロッド54の先端に接続
された当接プレート12よりなるもので、その作動状態
は以下の通りである。
減圧チャンバ3が減圧されると、弁53で仕切られた弁
箱52の減圧チャンバ3側の空間が弁箱52の底板55
に設けた通孔56を介して減圧チャンバ3と同時進行で
減圧されると共に弁53が減圧チャンバ3側へ前進し、
この弁53の前進に伴つて当接プレート12が減圧チャ
ンバ3内の減圧状態に応じた押接力を以て密封包装品2
に押接する。当接プレート12の押接を受けた密封包装
品2は、そのシール状態に不良がなければ減圧チャンバ
3内の減圧状態に応じて膨張した一定の体積状態を維持
するが、もし僅かでもシール不良があれば、減圧チャン
バ3内の減圧力に加えて当接プレート12の押接力を受
けることにより、そのシール不良部分において“パン
ク”して内部の不活性ガスが漏れ出し、当接プレート1
2の押接力により潰れる。そして、密封包装品2が潰れ
ればその分、当接プレート12が前進し、この当接プレ
ート12の前進状態が、検知部57とリミツトスイツチ
16の組合せでなる「検出手段」、つまりロッド54の
基端部にロッド54より細くなるようにして設けた検知
部57によりリミツトスイツチ16が作動するようにし
た「検出手段」により検知され、密封包装品2のシール
不良が検出される。
尚、図中58は、弁53の後退用のスプリングであり、
59は、調整孔で弁53で仕切られた弁箱52の他方側
空間を適度な空気圧に調整している。
〔発明の効果〕
この発明による密封包装品のシール不良検査装置は、以
上説明してきた如きものなのであり、以下のような効果
を有する。
(a).密封包装品に減圧負荷だけでなく押圧負荷も同時
進行的に加えることかでき、より一層促進的な検査が行
え、検査精度のより一層の向上が図れる。
(b).当接プレートを常に安定した最良のタイミングで
密封包装品に押接させることができ検査の安定性をより
高めることができる。
(c).押圧力の負荷手段や当接プレートの押接タイミン
グの調整手段が不要となり装置全体のコンパクト化を実
現できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この発明によるシール不良検査装置の概略断
面図である。 2……密封包装品 3……減圧チャンバ 50……検出器 52……弁箱 53……弁 54……ロッド 56……通孔 57……検知部(検出手段) 16……リミツトスイツチ(検出手段)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】密封包装品を一定時間減圧雰囲気下におく
    ための減圧チャンバ、及び減圧チャンバの側壁に取り付
    けられ、減圧チャンバ内での減圧雰囲気による密封包装
    品の膨張状態を密封包装品に押圧力を負荷しつつ検出す
    る検出器を備えてなる密封包装品のシール不良検査装置
    であつて、 前記検出器が、 減圧チャンバの側壁に取り付けられ、通孔を介して減圧
    チャンバ内と連通することにより減圧チャンバ内の減圧
    状態がそのままおよぶようにされた弁箱と、 弁箱内を減圧チャンバ連通側と大気連通側とに分割して
    おり、減圧チャンバの減圧に応じて減圧チャンバ側に前
    進する弁と、 弁に接続され且つその先端を減圧チャンバ内に臨まされ
    たロッドと、 ロッドの先端に接続され前記弁の前進に応じて減圧チャ
    ンバ内の密封包装品に押接する当接プレートと、 前記弁の前進状態を検知する検知手段とを備えてなるこ
    とを特徴とする密封包装品のシール不良検査装置。
JP61155965A 1986-07-04 1986-07-04 密封包装品のシ−ル不良検査装置 Expired - Lifetime JPH0613338B2 (ja)

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JPS6312437A JPS6312437A (ja) 1988-01-19
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