JP2002507737A - 排気された包装容器の気密性を検査する方法及び装置 - Google Patents

排気された包装容器の気密性を検査する方法及び装置

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JP2002507737A
JP2002507737A JP2000538212A JP2000538212A JP2002507737A JP 2002507737 A JP2002507737 A JP 2002507737A JP 2000538212 A JP2000538212 A JP 2000538212A JP 2000538212 A JP2000538212 A JP 2000538212A JP 2002507737 A JP2002507737 A JP 2002507737A
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Abstract

(57)【要約】 排気された包装容器(1)の気密性を検査する装置(10)であって、間隔センサ(20)を有する吊鐘状のケーシング(31,36)を有し、該ケーシング(31,36)が負圧源(23)と接続されている形式の装置(10)を改良して、包装容器(1)の気密性又は不気密性の他に包装容器(1)内を支配しているそのつどの包装内圧(Pi)についても検出されるようにすること。間隔センサ(20)と圧力センサ(25)とがその信号(U,P)を制御装置(28)に入力値として供給し、該制御装置(28)が両方の信号(U,P)を互いに結合するようになっていること。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 本発明は両方の独立請求項の上位概念として記載した、US4899574号
明細書によって公知である、排気された包装容器の気密性を検査する方法に関す
る。公知の方法では吊鐘状の検査装置が包装容器のフレキシブルな壁に載置接触
させられる。次いで検査装置の内室が排気される。この場合、包装容器の壁は検
査装置に向かって動かされる。この運動は間隔センサによって検出されかつ評価
回路に供給される。評価装置は時間に関する包装壁の運動の特徴的な経過に基づ
き、包装容器が気密であるか否かを識別する。
【0002】 例えば1分間あたり100を越える真空コーヒパックを製造できる高性能の包
装設備では包装品が気密であるか気密でないかという表示の他に、包装品におけ
るそのつどの包装内圧がどの程度であるかということを知ることが重要である。
さらに包装設備のプロセス監視の枠内では包装品において達成された包装内圧が
どのように変化するかを確認し、場合によっては包装設備における調節値を変化
させることができることが重要である。このような情報は公知の検査方法では得
られない。
【0003】 したがって本発明の課題は、排気された包装容器の気密性を検査する方法であ
って、包装品が気密であるか気密でないかについての判定を可能にする他に、各
包装品において達成された包装内圧についての表出も可能にする方法を提供する
ことである。
【0004】 この課題は方法に関する2つの独立請求項の特徴により解決された。
【0005】 別の利点と有利な別の構成は従属請求項と明細書本文とに記載してある。検出
された包装内圧が順次測定された包装容器について評価されると、包装設備の生
産プロセスの確実性についての表出が可能である。
【0006】 本発明の方法を実施するための装置は構成が比較的に簡単であるが、しかし信
頼性が高いという利点を有している。
【0007】 実施例 図1に示された装置10は飲食品、例えばコーヒを充填しかつ次いで排気しか
つヒートシールで気密に閉じられる包装品1を製造するための包装設備の構成部
分である。図1には1つしか示されていない包装品1は、装置10の下を自体公
知の搬送装置で通過搬送される。方形の包装品1はプラスチック又はアルミコー
ティングされたシート2から成り、少なくとも装置10に向いた側に少なくとも
部分的に平らでかつフレキシブルな包装壁3を有している。
【0008】 装置10はコラム11を有し、該コラム11の下端には有利には空気力シリン
ダ12によって上下に運動可能な測定ヘッド13が配置されている。種々の包装
品サイズに対する適合を可能にするためには空気力シリンダ12は中間板14と
結合されており、該中間板14がばねで緩衝された中間片15を介して保持板1
6と連結されている。保持板16は誘導式に働く間隔センサ20を受容するため
の第1の切欠き18と負圧接続部22を受容するための第2の切欠き21とを有
している。負圧接続部22は負圧源23と接続されている。負圧接続部22から
は圧力測定装置25の接続された導管24が分岐している。間隔センサ20の信
号も圧力測定装置25の信号も導線26,27を介して当該装置10の制御装置
28に入力値として供給可能である。
【0009】 間隔センサ20の円筒状の区分29は第1の切欠き18を貫きかつ保持板16
の下面31から突出する。区分29の、下面31から突出する部分は圧縮ばね3
2で取囲まれている。この圧縮ばね32は下面31とは反対側の端部に測定板3
4を保持している。測定板34には中央に孔35が構成されている。間隔センサ
20が包装壁3に対し距離を有している、図1に示された位置に間隔センサ20
が位置している状態で、測定板34は間隔センサ20の、測定板34が向き合っ
ている面から間隔aを有している。間隔センサ20の、保持板16の下面31か
ら突出する区分29と圧縮ばね32とはほぼスリーブ状のケーシング36で取囲
まれている。該ケーシング36は下面31と共に吊鐘状の空間を制限する。ケー
シング壁と間隔センサ20との間でケーシング36内に形成された内室37は負
圧接続部22に接続部38を用いて接続されている。保持板16の下面31と空
気に結合されたケーシング36の高さは、該ケーシング36が取囲む間隔センサ
20を越えるように選択されている。この場合、負荷されていない状態で測定板
34は下方のケーシング開口39から突出する。ケーシング開口39はフレキシ
ブルな材料、例えばシリコン又はゴムから成る環状のシール部材40によって制
限されており、このシール部材40が包装壁3の凹凸を補償しているので、負圧
源23が働かされた場合に、包装壁3と間隔センサ20との間を通ってケーシン
グ36の内室37に周辺空気ができるだけ侵入しないようになっている。さもな
いと侵入する周辺空気が測定の時間的な経過に影響を及ぼすからである。
【0010】 当該装置10の作用形式を説明する前に、包装壁3に片側では包装内圧Pi(
包装品1が気密である場合には常に等しい圧力)が作用し、反対側には可変な外
圧が作用する、排気された包装品1の基本的な振舞いについて説明する。ケーシ
ング36と測定板34とが包装壁3に載置接触させられ、次いで負圧源23が働
かされると、ケーシング36の内室37における絶対圧が大気圧から出発して低
下する。内室37の絶対圧が包装内圧Piよりも高い間は包装壁3は動かない。
ケーシング36もしくは間隔センサ20に向かって包装壁3が動くことは、内室
37における絶対圧が包装内圧Piよりもわずかになってはじめて発生する。そ
の際、包装壁3は湾曲し、場合によっては気泡が発生させられる。
【0011】 さらにケーシング36の、包装壁3に接しているシール部材40の弾性に基づ
き、内室37内の絶対圧が低下すると測定板34が下面31に向かって移動させ
られる。この移動は包装壁3の運動のように間隔センサ20によって検出される
。しかしながらこの移動はシール部材40の弾性だけによって行なわれるので、
測定に際して考慮することが必要である。
【0012】 以下に記載する本発明の2つの検査方法では、内室37を支配している圧力P
も、間隔センサ20によって発生させられた電圧U、例えば間隔センサ20に対
する測定板34の間隔aに反比例する電圧が常時検出され、両方の測定値を互い
に結合する制御装置28に供給される。
【0013】 圧力Pと電圧Uとが時間tに関して示された図3に基づき説明された本発明の
第1の検査方法では、t1は間隔センサ20の測定板34がすでに包装壁3に載
置接触させられ、例えば985mbarの圧力P(大気圧)と9Vの電圧U1と
が測定されている測定開始を表している。いまや負圧源23が働かされる。この
負圧源23はわずかな時間的な遅れ(典型的な形式では約30msec)で、ケ
ーシング36の内室37を時点t2から検査真空(この場合には200mbar
の絶対圧)で負荷する。これに基づき内室37における測定された圧力Pは指数
関数的な形状で低下する。
【0014】 時点t3で内室37における圧力P3が、制御装置28にあらかじめ与えた、
例えば850mbarの圧力に達した瞬間に、7.7Vである対応する電圧U3
が検出されかつ記憶される。850mbarの圧力P3は先きに述べた妨害値、
例えば包装壁3における凹凸又はシール部材40のシール弾性の低下を減少させ
るためにTara値として制御装置28にあらかじめ与えられる。換言すればこ
れは、850mbarの内室37の圧力P3から、シール部材40がシール作用
を伴って包装壁3に接触し、周辺空気がケーシング36の内室37に達しなくな
るということを前提としていることを意味している。
【0015】 7.7Vである前記Tara電圧U3から制御装置28は同様にあらかじめ与
えられている値ΔU、この場合には5Vを引き、これにより2.7Vの電圧値U
4が算出される。
【0016】 5Vの値ΔUは、内室37における圧力Pが低下した場合に、すでに述べたシ
ール部材40の弾性的な変形に基づき発生する第1の距離成分ΔU1と、内室3
7における圧力Pが包装内圧Piよりも低く、包装壁3が間隔センサ20に向か
って動いたときの包装壁3の運動に基づき発生する第2の距離成分ΔU2との和
に相当する。
【0017】 制御装置28に記憶された、包装壁3の運動の切換え又は応働しきい値と称す
ることもできる、5Vの値ΔUは、あらかじめ実験により求められている。この
ΔUの大きさはほぼ、気密な包装品1に期待される包装内圧Piに関連している
。記述した関係から値ΔUは期待された包装内圧Piが小さいほど大きくなる。
何故ならばシール部材40の弾性的な変形距離が大きくなることに基づき発生す
る第1の距離成分ΔU1も大きくなるからである。
【0018】 制御装置28により算出された2.7Vの電圧値U4が時点t4にて達成され
ると、内室37における対応する圧力P4、この場合には約520mbarは制
御装置28に記憶され、場合によっては同時に視覚的に表示される。この圧力P
4は、この圧力P4で包装壁3が間隔センサ20に向かって動いたので、包装内
圧Piとして評価される。同時に、典型的な形式では全部で最高約200mse
cかかる当該包装品1における測定が終了する。
【0019】 いまや図4に基づき記述した本発明による第2の検査方法では、内室37を排
気した場合に間隔センサ20の電圧Uが当初、圧力Pと似た形式で移り変わると
いう観察が利用されている。例えば圧力Pが指数関数的な形式で変化すると、電
圧Uも指数関数的な形で変化する。しかしながらケーシング36の内室37の圧
力37が包装内圧Piに相応するとただちに、内室37の圧力Pが引続き低下し
た場合には、包装壁3は突然間隔センサ20に向かって移動しはじめる。包装壁
3のこの運動に際して、既に述べた気泡が形成される。換言すればこれは、包装
内圧Piに相応する圧力Pからは電圧U(もしくは間隔センサ20に対する包装
壁3の間隔3)が急激に縮小されることを意味する。
【0020】 図4における時点t5での内室37の排気開始とあとの時点t6との間の電圧
Uと圧力Pとの経過を観察すると、いずれも指数関数的な形を有する両方の特性
線UとPとの並行な経過を確認することができる。しかしながら時点t6からは
電圧Uは圧力Pよりも迅速に減少しはじめることが判る。これは時点t6におい
て電圧Uの特性曲線経過が数学的に見て変換点を有していることから明らかであ
る。本発明による第2の検査方法にとっては、制御装置28が電圧Uの特性曲線
経過における、時点t6での前記変換点を認識することが重要である。しかしな
がら時点t6からあとの電圧値Uに基づき、時点t6に変換点が存在していたこ
とを知ることは、特徴的な時点t7以後はじめて可能になる。時点t6とt7と
の間の時間帯の大きさは主として制御装置28における電圧値Uの評価プログラ
ムの精度並びに測定値UとPとの解像精度に関連する。
【0021】 第1の検査方法と同様に、包装壁3が既に動いたこと、つまりケーシング36
の内室37における包装内圧Piが確実に達成されたことを知るためには、図4
に相応して時点t7の圧力Pが包装内圧Piとして制御装置28により検出され
、Uの特性曲線が変換点を有する時点t6の圧力Pが検出されるのではない。
【0022】 本発明の第2の検査方法の変化実施例では、電圧Uの変換点を検出するのでは
なく、電圧Uの特性曲線にそれぞれ引かれた接線のために制御装置28に記憶さ
せた限界値を検出することも考えられる。これは、間隔センサ20への包装壁3
の間隔aは内室37に包装内圧が達成されると急激に減少し、つまりdU/dt
が所定の限界値を越えるという考察の結果である。
【0023】 本発明による両方の検査方法では包装品1の包装内圧Piのために+/−20
mbarよりも高い測定精度が得られることが証明された。このような精度は通
常の包装設備にとっては十分である。
【0024】 順次製造された包装品1の包装内圧Piが互いに比較されると、上記の両方の
検査方法では、包装設備の包装品1の排気度を決定する製造ステップを監視する
ことができる。特に検出された包装内圧Piに関する干渉限界を相応に選択した
場合には、包装内圧が低減した場合に、包装内圧Piがまだ十分である間に製作
ステップにおける変更を行うことができる。これによって十分に排気されていな
い包装品1の製造を回避することができるようになった。同時に検出された包装
内圧Piは包装設備の生産性の証明に用いることもできる。
【0025】 これまでは両方の検査方法を気密な包装品1と関連して記載して来たが、気密
ではないか又は十分に気密でない包装品1もこの方法で簡単に識別することがで
きることは言うまでもない。このような包装品1は包装壁3の移動がケーシング
36の内室37における圧力Pがまだ比較的に高い場合に開始されることで識別
される。これは適当な評価プログラム又は電圧Uが過度に強く変化する前に内室
37において少なくとも達成されなければならない最低圧力で制御装置28によ
りきわめて簡単に認識することができる。気密ではあっても、製造プロセスにお
けるミスによって十分に排気されていない包装品1は、包装内圧Piのための検
出された圧力値Pが規定の許容値の上側に位置していることにより認識される。
【0026】 記述した装置10は包装品1の製造経過に定置の測定装置として統合されてい
ると有利である。この場合には測定時間が短いことにより、製造されたすべての
包装品1を検査することができる。しかしながら移動する使用目的のため又は品
質管理部門のために当該装置10を移動型の装置として構成することもできる。
この場合にはコラム11と空気力シリンダ12は必要ではない。むしろケーシン
グ36は人の手でそのつどの包装壁3に載置接触させられ、排気も例えば同様に
手操作で開始させられる。
【0027】 もちろん、誘導式でかつ測定板34で働く間隔センサ20の代わりに容量式、
光学的又は超音波で働く間隔センサを使用することもできる。このような、場合
によっては無接触で働く間隔センサは、検査しようとする包装容器の種類によっ
ては、誘導式に働くセンサに較べて有利である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 検査装置の構造を概略的に示した、部分的に断面した側面図。
【図2】 包装品を検査している、図1に示された検査装置の1部を示した図。
【図3】 本発明の検査方法の1つによる測定曲線を示した図。
【図4】 本発明の別の検査方法よる測定曲線を示した図。
【符号の説明】
1 包装品、 2 シート、 3 包装壁、 10 検査装置、 11 コラ
ム、 12 空気力シリンダ、 13 測定ヘッド、 14 中間板、 15
中間片、 16 保持板、 18 切欠き、 20 間隔センサ、 21 切欠
き、 22 負圧接続部、 23 負圧源、 24 導管、 25 圧力測定装
置、 26,27 導線、 28 制御装置、 29 円筒区分、 31 下面
、 32 圧縮ばね、 34 測定板、 36 ケーシング、 37 内室、
39 ケーシング開口、 40 シール部材
【手続補正書】特許協力条約第34条補正の翻訳文提出書
【提出日】平成11年11月10日(1999.11.10)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項8
【補正方法】変更
【補正内容】

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 それぞれ少なくとも1つのフレキシブルな包装壁(3)を有
    する排気された包装容器(1)の気密性を検査する方法であって、吊鐘状の検査
    装置(10)を前記フレキシブルな包装壁(3)に気密に載置接触させ、次いで
    検査装置(10)の内室(37)を負圧で負荷し、その負圧の値を制御装置(2
    8)へ入力値として供給し、吊鐘状の検査装置(10)内の圧力が包装内圧(P
    i)よりも低くなるとただちにフレキシブルな包装壁(3)が負圧に基づき本来
    の位置から動くようにし、その際、包装壁(3)の動き(U)をセンサで検出し
    、同様に前記制御装置(28)に入力値として供給し、この制御装置(28)で
    前記包装壁(3)の動きの時間的な経過に基づき包装容器(1)の気密性を推量
    する方式のものにおいて、吊鐘状の検査装置(10)を支配している圧力(P)
    の時間経過と包装壁(3)の動き(U)の時間経過とを結合し、その際、検査装
    置(10)の内室(37)において最初に与えられている圧力(P3)のもとで
    包装壁(3)の位置(U3)を検出し、この位置(U3)に基づき、あらかじめ
    与えられている定数(ΔU)を用いて包装壁(3)の新しい位置(U4)を前記
    制御装置(28)によって算出し、新しい前記位置(U4)での検査装置(10
    )の内室(37)における圧力(P4)を包装容器(1)の気密性の基準として
    用いることを特徴とする、排気された包装容器の気密性を検査する方法。
  2. 【請求項2】 前記圧力(P4)が包装内圧(Pi)として見做される、請
    求項1記載の方法。
  3. 【請求項3】 検査装置(10)の1部分(40)の弾性的な動作に基づく
    第1の距離区分(ΔU1)と包装壁(3)の運動に基づく第2の距離区分(ΔU
    2)とから前記定数(ΔU)を求める、請求項1又は2記載の方法。
  4. 【請求項4】 それぞれ少なくとも1つのフレキシブルな包装壁(3)を有
    し、該包装壁(3)に1つの吊鐘状の検査装置(10)を緊密に載置接触させ、
    次いで検査装置(10)の内室(37)を負圧で負荷し、該負圧の大きさを制御
    装置(28)に入力値として供給し、吊鐘状の前記検査装置(10)内の圧力が
    包装内圧(Pi)よりも低いとただちにフレキシブルな包装壁(3)が前記負圧
    に基づき元の位置から動かされるようにし、その際、前記包装壁(3)の動き(
    U)をセンサ(20)で検出し、同様に制御装置(28)に入力値として供給し
    、この制御装置(28)で前記包装壁(3)の運動の時間的な経過に基づき包装
    容器(1)の気密性を推論する方法において、吊鐘状の検査装置内を支配してい
    る圧力の時間的な経過と包装壁(3)の運動の時間的な経過とを互いに結合し、
    その際に包装容器(1)の検査の開始にあたる2つの時点(t5,t6)の間の
    時間帯における、検査装置(10)の弾性的な部材(40)に基づく、包装壁(
    3)の運動(U)の関数経過が圧力(P)の関数経過と似た形式で行なわれ、前
    記圧力(P)の関数経過と似てない形式での変化を開始する時点(t6)を包装
    容器(1)の気密性のための基準として用いることを特徴とする、排気された包
    装容器の気密性を検査する方法。
  5. 【請求項5】 包装壁(3)の運動(U)の関数経過が前記時点(t6)に
    変換点を有している、請求項4記載の方法。
  6. 【請求項6】 前記制御装置(28)が、包装壁(3)の運動(U)の関数
    経過の変換点を、前記変換点の時点の後ろにある時点(t7)における変換点と
    して捉え、この遅い時点(t7)における圧力(P)を包装内圧(Pi)として
    評価する、請求項5記載の方法。
  7. 【請求項7】 包装壁(3)の運動(U)の関数経過の傾斜が所定の限界値
    を越えた時点を付加的に検出し、この時点における圧力を包装内圧として評価す
    る、請求項4記載の方法。
  8. 【請求項8】 請求項1から7までのいずれか1項記載の方法を実施する装
    置であって、吊鐘状のケーシング(31,36)を有し、該ケーシング(31,
    36)の内室(37)が負荷源(23)で排気可能であり、前記内室(37)に
    おける圧力(P)を検出するための負圧センサ(25)を有し、包装容器(1)
    のフレキシブルな包装壁(3)の間隔(a)を検出する間隔センサ(20)を有
    し、該間隔センサ(20)が前記間隔(a)を電圧信号に変換する形式のものに
    おいて、前記圧力(P)と間隔(a)とが連続的に制御装置(28)に供給可能
    であり、制御装置(28)が前記圧力(P)と前記間隔(a)とを互いに結合し
    、制御装置(28)が前記圧力(P)を所定の基準に存在する場合に包装内圧(
    Pi)として表示することを特徴とする、排気された包装容器の気密性を検査す
    る装置。
  9. 【請求項9】 前記ケーシング(31,36)が包装壁(3)に向いた側に
    弾性的なシール部材(40)を有している、請求項8記載の装置。
  10. 【請求項10】 間隔センサ(20)がばね(32)の力によって負荷され
    た検出部材を有し、該検出部材(34)が包装壁(3)と載置接触させられる、
    請求項8又は9記載の装置。
  11. 【請求項11】 前記検出部材(34)が円板状に構成されている、請求項
    10記載の装置。
  12. 【請求項12】 間隔センサが誘導式のセンサ(20)として構成されてい
    る、請求項8から11までのいずれか1項記載の装置。
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