JPH0613273A - 電解コンデンサの封口装置 - Google Patents

電解コンデンサの封口装置

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JPH0613273A
JPH0613273A JP2865593A JP2865593A JPH0613273A JP H0613273 A JPH0613273 A JP H0613273A JP 2865593 A JP2865593 A JP 2865593A JP 2865593 A JP2865593 A JP 2865593A JP H0613273 A JPH0613273 A JP H0613273A
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gear
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浩武 宮路
Kazuhiko Hiyoshi
和彦 日吉
Takao Kikuchi
隆夫 菊地
Kazuhiro Ito
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 封口作業時間を短縮するとともに、その品質
の安定化を図る。 【構成】 電解コンデンサ1を釈放可能に把持するコレ
ットチャック20をターンテーブル10に対して回転可
能に設けるとともに、同コレットチャック20に従動歯
車26を同軸的かつ一体的に取り付け、ターンテーブル
10の回転とともにコレットチャック20が到来する封
口ステージ側に、従動歯車26に噛合してコレットチャ
ック20を回転させる駆動歯車30と、金属ケースの外
周面に横絞り溝を形成する横駒6と、同金属ケースの開
口端縁をかしめる上駒7とをそれらの相手方に対してそ
れぞれ係合離脱可能に配設する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は電解コンデンサの封口装
置に関し、さらに詳しく言えば、高速度にしかも封口形
状を安定して仕上げることができるようにした電解コン
デンサの封口装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】アルミニウム電解コンデンサを例にして
説明すると、図7に示されているように、同電解コンデ
ンサ1はアルミニウム製有底円筒状の金属ケース2を有
し、この金属ケース2内にアルミニウムからなる陽極箔
と陰極箔とをセパレータを挟んで巻回してなるコンデン
サ素子3が収納され、その後電解液が注入される。
【0003】その場合、コンデンサ素子3から引き出さ
れているリード端子4a,4bにゴム封口体5が取り付
けられ、このゴム封口体5が金属ケース2の開口部を塞
ぐように嵌合される。
【0004】しかる後、密封性を高めるため、横駒6に
て金属ケース2の外周面にゴム封口体5の側面に食い込
むように横絞り溝が形成され、これと同時に瓢箪形の上
駒7にて金属ケース2の開口端縁が内側に向けてカール
するようにかしめられる。
【0005】実際の製造工程では図8に例示されている
ように、治具としてコレットチャック8が用いられる。
このコレットチャック8は図示しないターンテーブルに
植設されており、製品取入れステージで電解コンデンサ
1の金属ケース2を把持した後、封口ステージに運ばれ
る。
【0006】封口ステージには、例えば特開昭57−1
61234号公報に開示されているように、コレットチ
ャック8に対して上下動するスピンドルが配置されてお
り、同スピンドルに横駒6と、上駒7(図6参照)とが
取り付けられている。
【0007】ターンテーブルの回転に伴ってコレットチ
ャック8が封口ステージに到来すると、スピンドルが下
降し、横駒6と上駒7が金属ケース2の外周面と開口端
縁にそれぞれ押し付けられ、同スピンドルが回転するこ
ととにより、それらの駒6,7にて封口作業が行なわれ
る。
【0008】この作業が終了すると、スピンドルが上方
に退避し、ターンテーブルの回転により、製品取出しス
テージに向けて搬送される。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来例では、スピンドルを上昇、下降させる場合、その移
動ストロークはリード端子4a,4bの長さ以上である
ことが必要であり、時間的な面で生産性が良くない。
【0010】また、スピンドルに横駒6と上駒7とを取
り付けているため、機構が複雑かつ大型でしかも慣性が
大きく、機械的制御に無理が生じ易い、という欠点が指
摘されている。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は上記従来の欠点
を解決するためになされたもので、その構成上の特徴
は、電解コンデンサの金属ケースを釈放可能に把持する
コレットチャックをターンテーブルに対して回転可能に
設けるとともに、同コレットチャックの所定部位に従動
歯車を同軸的かつ一体的に取り付け、上記ターンテーブ
ルの回転とともに上記コレットチャックが到来する所定
位置の封口ステージ側に、上記従動歯車に噛合して上記
コレットチャックを回転させる駆動歯車と、上記金属ケ
ースの外周面に横絞り溝を形成する横駒と、上記金属ケ
ースの開口端縁をかしめる上駒とをそれらの相手方に対
してそれぞれ係合離脱可能に配設してなることにある。
【0012】この場合、横駒および上駒の退避方向は、
コレットチャックの回転軸線と直交する方向とされる。
【0013】駆動歯車は、好ましくはステッピングモー
タやサーボモータなどの停止位置制御可能なモータにて
駆動され、また、同駆動歯車には、その回転停止位置を
制御するための制御手段を付設すると良い。
【0014】他方、同駆動歯車をこの封口装置の動作タ
イミングを制御するインデックスユニットにより駆動す
るようにしても良い。
【0015】
【作用】コレットチャックを回転させる駆動歯車と、金
属ケースの外周面に横絞り溝を形成する横駒と、金属ケ
ースの開口端縁をかしめる上駒とが個別的に封口ステー
ジに配置されているため、各動作部の慣性が小さく、封
口作業の高速化が図れる。
【0016】また、コレットチャックを他の機構の動作
やタイミングとは無関係に高速回転することができるた
め、封口形状が安定化する。
【0017】
【実施例】以下、本発明の実施例を添付図面を参照しな
がら説明するが、電解コンデンサ1および横駒6、上駒
7の構成については先に説明の図6を参照されたい。
【0018】図1および図2に示されているように、こ
の封口装置は所定の回転角をもって間欠的に回転するタ
ーンテーブル10を備えている。この実施例において、
同ターンテーブル10は製品取入れステージA→空ステ
ージ→封口ステージB→遊びステージC→空ステージ→
製品取出しステージD→空ステージ→製品取入れステー
ジAの順番で回転する。
【0019】このターンテーブル10には、コレットチ
ャック20が回転自在に植設されている。この例では、
12個のコレットチャック20が30°の間隔をもって
均等に配置されている。
【0020】各コレットチャック20は公知のものであ
ってよいが、その構成を概略的に説明すると、同コレッ
トチャック20はラジアル軸受けを介してターンテーブ
ル10に回転可能に保持されるスリーブ21を備えてい
る。
【0021】このスリーブ21には、その軸線方向に沿
って分割された複数の挟持片を含む挟持爪22と、この
挟持爪22を押上げるノックピン23とが連結された状
態で摺動可能に設けられている。
【0022】挟持爪22の上端中央には電解コンデンサ
1の金属ケース2を受け入れる保持穴24が設けられて
いるとともに、同挟持爪22の外周面とこれに対応する
スリーブ21の内周面とには、擂鉢状になっていて挟持
爪22が下降する際に同挟持爪22を縮径させるテーパ
が形成されている。また、スリーブ21とノックピン2
3との間には、挟持爪22を下方、すなわち挟持力を発
揮させる方向に向けて付勢するコイルバネ25が介装さ
れている。
【0023】スリーブ21の所定部位、この実施例では
その下端には従動歯車26が形成されている。これに対
して、封口ステージBの位置にはこの従動歯車26と噛
合してコレットチャック20を回転させる駆動歯車30
が設けられている。
【0024】図3に示されているように、この駆動歯車
30は歯車テーブル31にラジアル軸受けを介して回転
可能に植設されている垂直回転軸32に第1の傘歯車3
3とともに取り付けられている。
【0025】同歯車テーブル31には、一端に第1の傘
歯車33と噛合する第2の傘歯車34を有する水平回転
軸35が軸受け部材35aを介してターンテーブル10
の半径方向に沿って水平に保持されており、同水平回転
軸35の他端には中間歯車としての平歯車36が取り付
けられている。
【0026】歯車テーブル31は、リニアブッシュブロ
ック37,38を介してガイドレール39,40に摺動
可能に支持されている。なお、その摺動方向は水平回転
軸35と同じくターンテーブル10の半径方向である。
【0027】この歯車テーブル31を摺動させるための
駆動レバー42が設けられている。この駆動レバー42
はその中心部が回動支点となっていて、その一端には円
筒カムフォロワー43が取り付けられ、他端には図示し
ないエアシリンダーなどの駆動源から延びている連結軸
44が連結されている。同歯車テーブル31には長孔4
1が穿設されており、同長孔41にカムフォロワー43
が嵌合している。
【0028】したがって、駆動レバー42を回動させる
ことにより、歯車テーブル31がターンテーブル10の
半径方向に沿って往復動し、これにより駆動歯車30が
従動歯車26に対して係合離脱する。
【0029】ターンテーブル10側から見て、歯車テー
ブル31の後方位置にはステッピングモータ45がこの
装置の図示しない基台上に固定されている。このモータ
45は上記中間歯車36と噛合する出力歯車46を有し
ているが、この場合、中間歯車36は歯車テーブル31
の移動ストロークよりも大きな厚みを有している。すな
わち、両歯車36,46は歯車テーブル31がスライド
しても常時噛み合いが保たれるようになっている。
【0030】この装置は駆動歯車30の回転停止位置を
検出する検出手段を備えている。この実施例において、
同検出手段は光センサー48からなり、駆動歯車30に
はその被検出体としての透孔47が穿設されている。
【0031】横駒6および上駒7も封口ステージBに配
置されているが、図4にはその駆動機構の分解斜視図が
例示されている。なお、同図においてはターンテーブル
10およびコレットチャック20は作図の都合上省略さ
れており、説明の便宜上電解コンデンサ1のみが示され
ている。
【0032】横駒6はターンテーブル10上の所定高さ
位置、すなわち金属ケース3に横絞り溝を形成する高さ
位置において、同金属ケース3に対して接触離反可能と
なるようにアーム51の自由端側に保持されている。
【0033】同アーム51の他端には回転軸52が植設
されている。この回転軸52は図示しないこの装置の基
台側に固定されている支持アーム53に挿通保持されて
おり、その上端には図示しないエアシリンダなどの駆動
源に連結している駆動レバー54が取り付けられてい
る。これにより、その駆動レバー54の回転が回転軸5
2およびアーム51を介して横駒6に伝達されることに
なる。
【0034】これに対して、上駒7は第1のリニアガイ
ド61の摺動レール61aにその回転軸線がコレットチ
ャック20の回転軸線と直交するように取り付けられ
る。この場合、第1のリニアガイド61はターンテーブ
ル10の半径方向に沿って水平に配置されている。
【0035】そして、この第1のリニアガイド61は、
第2のリニアガイド62によって垂直方向にスライド可
能に保持される。すなわち、第2のリニアガイド62は
その摺動レール62aが垂直向きとなるようにこの装置
の基台側に固定され、同摺動レール62aに第1のリニ
アガイド61が取り付けられる。
【0036】第1のリニアガイド61の摺動レール61
aには、同摺動レール61aを駆動するためのカム溝6
3aを有するカムフォロワー63が設けられており、そ
のカム溝63aには円筒カム64が嵌合されている。こ
の円筒カム64は中央部に回動支点を有するレバー65
の一端に取り付けられており、同レバー65の他端には
図示しないエアシリンダーなどの駆動源から延びる作動
軸66が連結されている。
【0037】同様に、第2のリニアガイド62の摺動レ
ール62aにも、同摺動レール62aを駆動するための
カム溝67aを有するカムフォロワー67が設けられて
おり、そのカム溝67aには円筒カム68が嵌合されて
いる。この円筒カム68は中央部に回動支点を有するレ
バー69の一端に取り付けられており、同レバー69の
他端には図示しないエアシリンダーなどの駆動源から延
びる作動軸が連結されている。
【0038】したがって、レバー65の回動により上駒
7が水平方向に摺動し、レバー69の回動により上駒7
が上下方向に移動することになる。
【0039】上記した構成によると、製品取入れステー
ジAにおいては、コレットチャック20のノックピン2
3が図示しない板カムなどにより押し上げられる。これ
により、挟持爪22の保持穴24が拡径し、この状態で
図示しないシュータなどから製品(金属ケース2の開口
部が閉じられていない電解コンデンサ1)が図1のよう
にその保持穴24内に落とし込まれる。
【0040】ターンテーブル10の回転により封口ステ
ージBに送られる際、上記ノックピン23の押上力が解
除され、コイルバネ25の付勢力にて電解コンデンサ1
が挟持爪22にてしっかりと保持される。
【0041】封口ステージBに到来すると、図示しない
駆動源によりレバー42が図3において時計方向に回動
され、これにより歯車テーブル31が前進して駆動歯車
30が従動歯車26と噛合する。
【0042】そして、ステッピングモータ45が起動さ
れ、その回転力にてコレットチャック20とともに製品
1が回転する。このときの回転数は他の機構と無関係に
任意に設定される。
【0043】これとほぼ同時に、レバー54が図4にお
いて反時計方向に回動することにより、横駒6が金属ケ
ース2の外周面に押し付けられ、その部位に横絞り溝が
形成される。
【0044】また上駒7については、まずレバー65の
図4において反時計方向の回転により、摺動レール61
aが前進し、その結果上駒7が金属ケース2の開口端縁
上に位置される。次ぎに、レバー69の同図反時計方向
の回転により、摺動レール62aが下降し、上駒7が金
属ケース2の開口端縁に所定の押圧力を加えながら、そ
の開口端縁を内側にカールさせながらかしめる。
【0045】この封口作業に要する時間は、金属ケース
2の回転数と、横駒6および上駒7の押圧力などの要因
を加味して設定されのが、この実施例においては、駆動
歯車30の回転数が光センサー48にてカウントされ、
常に一定の位置で停止させられるようになっている。こ
のことは、各製品についてリード端子4a,4bの向き
を揃えることができることを意味し、後作業を容易にし
得ることになる。
【0046】封口が終了すると、各レバー42,54お
よび69がそれぞれ上記と逆方向に回動し、駆動歯車3
0,横駒6および上駒7の各々が退避位置に後退し、次
ぎの封口作業に待機する。
【0047】図5には従動歯車26を介してコレットチ
ャック20を回転させる駆動手段の変形実施例が示され
ている。これによると、まずモータ45はその出力軸4
5aが垂直方向に向くように図示しない支持部材を介し
て装置の基台に保持される。
【0048】そして、出力軸45aには出力歯車46が
それと一体的に回転するように取り付けられるのである
が、この場合、同出力軸45aには所定の長さを有する
角柱状のアーム71の一端が回転可能に取り付けられ
る。
【0049】すなわち、このアーム71の一端には出力
軸45aに嵌合する軸受孔71aが穿設されており、同
アーム71はその軸受孔71aを介して出力軸45aに
水平方向に回転可能に保持される。
【0050】アーム71の他端側には従動歯車26を回
転させる駆動ローラ72が設けられている。この場合、
駆動ローラ72はアーム71の上部に配置されており、
同アーム71の下部には駆動ローラ72の回転軸に一体
的に取り付けられる中間歯車73が配置される。
【0051】この中間歯車73は歯付きベルト74にて
出力歯車46に連結されており、したがって、駆動ロー
ラ72は中間歯車73、その歯付きベルト74および出
力歯車46を介してモータ45に作動的に連結される。
【0052】アーム71の他端には、図示しないエアシ
リンダーなどの駆動手段に連結されていて、同アーム7
1を往復的に回動するレバー75が取り付けられてお
り、これにより駆動ローラ72が従動歯車26に対して
選択的に接触する構成となっている。
【0053】なお、従動歯車26は平歯車であるが、駆
動ローラ72の外周には例えば軟質ゴムからなる弾性リ
ング72aが嵌着されており、これにより従動歯車26
に対する当たりを良くしている。
【0054】また、この例では従動歯車26の歯車面に
回転停止位置検出用の孔26aを設け、光センサー48
にて直接その孔26aを検出するようにして、その位置
出し精度の向上を図っている。
【0055】この変形実施例によれば、従動歯車26の
駆動機構を簡素化することができ、コスト的に有利であ
るとともに、組み立て作業性も改善される。なお、アー
ム71をモータ45の出力軸45aに取り付けるのでは
なく、別途に回転支持軸を用意し、それに回転可能に取
り付けるようにしても良い。
【0056】図6には従動歯車26を介してコレットチ
ャック20を回転させる駆動手段の別の実施例が示され
ている。これによると、その駆動源としてこの封口装置
のインデックスユニット80が用いられている。同イン
デックスユニット80は、ターンテーブル10、横駒6
および上駒7などの装置各部の動作タイミングを高精度
に割り出す装置であり、駆動歯車82の駆動用として停
止位置精度の高い間欠回転歯車81を備えている。
【0057】駆動歯車82は先の実施例と同じく揺動可
能な支持アーム71の自由端側に設けられており、これ
に対して同支持アーム71の基部側には間欠回転歯車8
1と噛み合う中間歯車83が取り付けられている。この
駆動歯車82と中間歯車83はタイミングベルト84に
より連結されている。
【0058】なお、支持アーム71の自由端側には先の
実施例と同じくレバー75が連結されており、同レバー
75を介して支持アーム71が揺動し、これにより駆動
歯車82が従動歯車26と間欠的に接触する。また、こ
の実施例では駆動歯車82の歯部は硬質樹脂により形成
されている。
【0059】ターンテーブル10の回転に伴ってコレッ
トチャック20の従動歯車26が封口ステージに到来す
ると、レバー75を介して支持アーム71が図6の時計
方向に回転され、駆動歯車82が従動歯車26と噛み合
わせられる。
【0060】これと同時に間欠回転歯車81が回転を開
始し、中間歯車83、タイミングベルト84および駆動
歯車82を介して従動歯車26が回転させられる。この
場合、その回転数は例えば8回転+−1度以内のように
きわめて正確に制御され、したがって回転停止時にリー
ド端子4a,4bの方向に狂いが生ずるおそれはない。
【0061】所定回転数回転すると、間欠回転歯車81
が停止するとともに、レバー75を介して支持アーム7
1が同図反時計方向に回転され、駆動歯車82が従動歯
車26から離され、次のコレットチャック20の従動歯
車26を待つことになる。
【0062】このように、駆動源として装置自体のイン
デックスユニット80を使用することにより高精度の機
械的制御ができ、電気的な制御手段などが不要となる。
【0063】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
駆動歯車,横駒および上駒の移動スロークがわずかで良
く、しかも各部材ともそれに働く慣性が小さいため、封
口作業時間を大幅に短縮することが可能となる。
【0064】また、回転数を高めることができるため、
封口形状を安定化させることができる、などの効果が奏
される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る封口装置の要部断面
図。
【図2】ターンテーブルと各ステージの配置を示した平
面図。
【図3】駆動歯車の駆動系を示した分解斜視図。
【図4】横駒および上駒の各駆動系を示した分解斜視
図。
【図5】従動歯車の駆動手段の変形実施例を示した分解
斜視図。
【図6】従動歯車の駆動手段の別の変形実施例を示した
模式図。
【図7】封口を行なう電解コンデンサを説明するための
断面図。
【図8】従来例を説明するための摸式図。
【符号の説明】
6 横駒 7 上駒 10 ターンテーブル 20 コレットチャック 26 従動歯車 30,82 駆動歯車 31 歯車テーブル 42 レバー 45 ステッピングモータ 61,62 リニヤガイド 71 支持アーム 80 インデックスユニット 81 間欠回転歯車 83 中間歯車 84 タイミングベルト
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 伊藤 和廣 神奈川県藤沢市辻堂新町2丁目2番1号 エルナー株式会社内

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電解コンデンサの金属ケースを釈放可能
    に把持するコレットチャックをターンテーブルに対して
    回転可能に設けるとともに、同コレットチャックの所定
    部位に従動歯車を同軸的かつ一体的に取り付け、上記タ
    ーンテーブルの回転とともに上記コレットチャックが到
    来する所定位置の封口ステージ側に、上記従動歯車に噛
    合して上記コレットチャックを回転させる駆動歯車と、
    上記金属ケースの外周面に横絞り溝を形成する横駒と、
    上記金属ケースの開口端縁をかしめる上駒とをそれらの
    相手方に対してそれぞれ係合離脱可能に配設してなるこ
    とを特徴とする電解コンデンサの封口装置。
  2. 【請求項2】 上記横駒および上記上駒は、上記コレッ
    トチャックの回転軸線と直交する方向に退避することを
    特徴とする請求項1に記載の電解コンデンサの封口装
    置。
  3. 【請求項3】 上記駆動歯車は、停止位置制御可能なモ
    ータにて回転させられることを特徴とする請求項1に記
    載の電解コンデンサの封口装置。
  4. 【請求項4】 上記駆動歯車には、その回転停止位置を
    制御するための制御手段が付設されていることを特徴と
    する請求項2または3に記載の電解コンデンサの封口装
    置。
  5. 【請求項5】 上記制御手段は、上記駆動歯車の所定位
    置に穿設された透孔を被検出体とする光センサーからな
    ることを特徴とする請求項4に記載の電解コンデンサの
    封口装置。
  6. 【請求項6】 上記駆動歯車の外周面には軟質ゴムなど
    の弾性リングが嵌着されていることを特徴とする請求項
    1に記載の電解コンデンサの封口装置。
  7. 【請求項7】 上記駆動歯車は、同封口装置の動作タイ
    ミングを制御するインデックスユニットにより駆動され
    ることを特徴とする請求項1に記載の電解コンデンサの
    封口装置。
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