JP2001353639A - 払い出し装置 - Google Patents

払い出し装置

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JP2001353639A
JP2001353639A JP2000177681A JP2000177681A JP2001353639A JP 2001353639 A JP2001353639 A JP 2001353639A JP 2000177681 A JP2000177681 A JP 2000177681A JP 2000177681 A JP2000177681 A JP 2000177681A JP 2001353639 A JP2001353639 A JP 2001353639A
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JP
Japan
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work
cylinder
workpiece
gripping
processing machine
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JP2000177681A
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English (en)
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Akihiro Hanai
章浩 花井
Junichi Takahashi
准一 高橋
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Nissan Motor Co Ltd
Kondo Seisakusho KK
Original Assignee
Nissan Motor Co Ltd
Kondo Seisakusho KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 小型、軽量且つ簡単な装置構成でワークの反
転が可能な払出し装置を安価に提供する。 【解決手段】払い出し装置先端部に取り付けた把持装置
のマスタージョウ15に取り付けたグリップホルダー1
6にワーク凹部27のR面の半径より小さい半径の球面
部を有するホルダを取り付け、ホルダにて加工機の主軸
線と直交する凹部側面のR面の中心軸線上を点接触でク
ランプする。保持シリンダ5を後退させることで、ワー
ク凹部の中心点でワークが自動による反転を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【発明の属する分野】本発明は、加工機械におけるワー
クの払い出し装置に関する。
【従来の技術】加工機のチャックにクランプされるワー
クで、チャック端面より突出した部分にワーク中心と同
心の凹部を有し、その凹部の側面形状が、ワーク軸心線
上で、しかもワーク端面よりチャック方向にズレた位置
に中心を有するR面を形成するワークの払い出し装置に
おいて、加工完了後のワークをアンローディングする際
に、ワーク反転を必要とした場合、従来の払い出し装置
の場合、払い出し装置先端部に取り付けられ、ワークを
把持する把持装置を旋回装置等により反転を行う方式
と、ワークを加工機外にアンローディングした後、反転
ユニットにおいて反転を行う方法が一般的である。旋回
装置等により、ワークを把持した把持装置の反転を行う
方式の場合、旋回装置を払い出し装置先端部に取り付け
なければならず、装置先端部の重量増加につながり、そ
れに伴う撓みが発生する。装置先端部の重量による撓み
を解消する方法としては、本体剛性の向上を図ることが
一般的であるが、それに伴う装置本体の大型化、本体重
量の増加、更に装置本体が大型化することにより、加工
機内への侵入及び、反転に必要なスペースを確保するこ
とが困難になるなどの問題が発生する。アンローディン
グ後に反転を行う方法の場合、加工機内に反転装置を配
置する事は困難であり、アンローディング装置により加
工機外へのワーク排出と、反転装置への搬送を必要とす
る為、装置本体が大型且つ複雑な装置構成となるばかり
でなく、加工機外に反転装置を配置しなければならず、
組み付け工数及び生産コストの増加につながり高価にな
ってしまう。
【発明が解決しようとする課題】本発明は、小型、軽量
且つ簡単な装置構成でワークの反転が可能な払い出し装
置を安価に提供することを目的としたものである。
【課題を解決するための手段】本発明は、前記した課題
を解決するための手段として、加工機の主軸線と平行に
往復動作を行う第1スライド機構と、加工機の主軸線に
対し直交する方向に往復動作を行う第2スライド機構
と、前記第1、第2スライド機構のいずれかに取り付け
られかつ、先端部にワークを把持する把持装置を取り付
け、その把持装置によりワークの中心線上に中心を有す
るR面を形成する凹部または球形状部を有するワーク
を、凹部または球形状部の内側より点接触にて把持する
把持部とワークの反転を規制する規制部材を有する事を
特徴とする。また前記把持部はシリンダ内にスプリング
を設けたことを特徴とする。
【作用】本発明の請求項1によると、スライド機構先端
部に取り付けた把持装置によりワークの中心線上に中心
を有するR面を形成する凹部または球形状部を有するワ
ークを、凹部または球形状部の内側より点接触にて把持
することで把持点を中心としたワークの自重による反転
を可能な装置構成となっており、反転装置等を設ける必
要がなくなった。更に加工機チャックより取り出す際の
ワークとチャックとの干渉を防ぐ為保持シリンダを設け
たことでワークに打痕等の傷を生じることがない。本発
明の請求項2によると、把持装置のシリンダ内に流体圧
が供給されない場合マスタージョウを常時開方向に動作
するようシリンダ内にスプリングが設けられ、何らかの
理由でエアーが断たれた場合であっても把持したワーク
を落下させることなく保持することが可能となる。
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。図1〜図5に示すように本実施例
は、加工機上に配置した架台6に取り付けられ、アーム
1を加工機の主軸軸線方向と平行に往復動作させるシリ
ンダ2と、アーム1に取り付けられ、把持装置14と保
持シリンダ5を取り付けた、加工機の主軸線に直交する
方向に往復動作を行うスライド装置12よりなる払い出
し装置で、加工機上に配置した架台6にシリンダ取り付
けブラケット7がネジ止めされ、シリンダ2が取り付け
られる。シリンダ2は、2本のエアシリンダを直列に一
体化し個々に制御できるセレックスシリンダを使用する
ことで中間停止を可能としている。シリンダ2のピスト
ンロッドは、リニアガイド8によってガイドされ摺動可
能に取り付けられたアーム1にジョイント9を介し連結
される。アーム1には、シリンダ前進時、架台6に固定
されたストッパー10に当接した時の衝撃を緩和するた
めのアブソーバー11が取り付けられている。アブソー
バ11が取り付けられた面に対向する面には、加工機の
主軸線に対し直交する方向に摺動を行うスライド装置1
2が取り付けられ、スライド装置12に取り付けられた
ブラケット13には、把持装置14とワーク18の向き
を規制する為の規制部材としての保持シリンダ5が取り
付けられている。前記の把持装置14は、流体圧とスプ
リング力によって往復動作を行う駆動部と、ピストンの
往復動作をマスタージョウ15の開閉動作に変換する運
動方向変換部28よりなる把持装置で、シリンダ内には
流体圧が供給されてない時にマスタージョウ15を開方
向に動作させる方向にスプリング29が挿入されてい
る。保持シリンダ5は、把持装置14の取り付けられる
ブラケット13にワークの軸線と平行に取り付けられ、
供給される流体圧によって往復動作をおこなう。次に、
上記のように構成された払い出し装置の動作を説明す
る。ワーク加工完了後、シリンダ2の配管ポートA2
2、配管ポートC24より流体圧が供給されると、シリ
ンダー2が前進を開始し、これに伴いアーム1が追従し
前進を行い、アーム1に取り付けられたアブソーバー1
1が架台に設けたストッパー10に当接することにより
前進を完了する。シリンダ2の前進が完了後、スライド
装置12のシリンダ部へ流体圧の供給が行われると、ス
ライド装置12は図面下方へ移動し、バックプレート2
0がストッパーボルト21に当接し、図面下方への移動
が完了する。次に配管ポートA22に流体圧を供給した
まま配管ポートD25に流体圧を供給し、第1シリンダ
3を後退させ、アーム1を中間位置に停止させる。アー
ム1が中間位置にて停止している場合、図3に示す様
に、スライド装置12に取り付けられた把持装置14の
グリップ17の球面の中心点と、ワーク凹部に形成され
るR面の中心点が同位置27となり、この時配管ポート
E26より供給されている流体圧の供給を断つと、把持
装置シリンダ内のスプリングにより、把持装置内のピス
トンが図面下方向へ移動を開始し、運動方向変換機構の
カムによってマスタージョウ15が開方向へ移動し、ワ
ークをグリップにより点接触にて把持する。ワーク把持
完了後、配管ポートC24より流体圧を供給し、再びシ
リンダを前進状態とする。シリンダの前進により、チャ
ックから取り出されるワーク18は、図3にしめすよう
に、保持シリンダ5により保持された状態でチャックよ
り取り出される。保持シリンダ5は、把持点を中心とし
たワーク18の回転を規制し、加工機チャックにチャッ
キングされていた時と同じ姿勢に保つことにより、ワー
ク取り出し時のワークと加工機チャックとの干渉を防ぎ
ワークに打痕等が生じないようにすることを目的として
いる。チャックより取り出し完了後、保持シリンダ5を
後退させることによって、把持点を支点とし、ワークが
自重による反転を行う。ワーク反転後、把持装置の配管
ポートE26に流体圧を供給、配管ポートE26より供
給さた流体圧によって把持装置内のピストンが図面上方
へ移動を開始し、運動方向変換機構のカムによりマスタ
ージョウ15を閉方向に移動しワーク18を図示してい
ない排出用シュート上に排出を行う。ワーク排出後、ス
ライド装置12に流体圧を供給を行うとスライド装置1
2は図面上方に移動し、フロントプレート19がストッ
パーボルト21に当接、移動を完了する。スライド装置
移動完了後、シリンダの配管ポートB23,配管ポート
D25に流体圧を供給を行うと、第1シリンダ、第2シ
リンダ及びピストンロッドに連結されたアーム1が追従
し、図面左方向に移動を行い、ピストンエンドにてシリ
ンダ2及びアーム1の移動が完了し、払い出し装置のワ
ンサイクルが完了する。なお、前記した本願実施例は、
アームの移動を行う為の駆動方式に、流体圧シリンダー
を使用した方式について示したが、本発明はこのタイプ
に限定されるものでなく、サーボモータとボールねじを
組み合わせにより構成する駆動方式など他の駆動方式に
おいても同様の効果を得ることが出来る。
【発明の効果】本発明の請求項1によると、スライド機
構先端部に取り付けた把持装置によりワークの中心線上
に中心を有するR面を形成する凹部または球形状部を有
するワークを、凹部または球形状部の内側より点接触に
て把持することで把持点を中心としたワークの自重によ
る反転を可能な装置構成となっており、反転装置等を設
ける必要がなくなり、小型、軽量且つ簡単な装置構成と
することができ、安価な払い出し装置を提供することが
可能となる。更に加工機チャックより取り出す際のワー
クとチャックとの干渉を防ぐ為保持シリンダを設けたこ
とでワークに打痕等の傷を生じることがない。本発明の
請求項2によると、把持装置のシリンダ内に流体圧が供
給されない場合マスタージョウを常時開方向に動作する
ようシリンダ内にスプリングが設けられ、何らかの理由
でエアーが断たれた場合であっても把持したワークを落
下させることなく保持することが可能となり、ワークが
落下する事により生じるワーク及び周辺機器の損傷を防
止することができる。更に、マスタージョウの開方向へ
の動作及び把持力は、ワークが自重による反転が可能な
把持力をスプリングにより設定するため、払い出し装置
及び、他の加工機周辺装置での使用流体圧に関係なく設
定を行うことが可能で、簡単な装置構成とすることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例の簡易払い出し装置の側面図
【図2】同装置の上面図
【図3】把持装置がワークを把持した状態を示す説明図
【図4】把持したワークが反転した状態を示す説明図
【図5】把持装置の半断面図
【符号の説明】
1 アーム 2 シリンダ 3 第1シリンダ 4 第2シリンダ 5 保持シリンダ 6 架台 7 シリンダ取付ブラケット 8 リニアガイド 9 ジョイント 10 ストッパー 11 アブソーバー 12 スライド装置 13 ブラッケット 14 把持装置 15 マスタージョウ 16 グリップホルダ 17 グリップ 18 ワーク 19 フロントプレート 20 バックプレート 21 ストッパーボルト 22 配管ポートA 23 配管ポートB 24 配管ポートC 25 配管ポートD 26 配管ポートE 27 ワーク凹部及びグリップの中心点 28 運動方向変換部 29 スプリング
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3C033 BB10 CC00 HH11 HH23 HH24 3F061 AA01 BA03 BB10 BC09 BD01 BD09 BE04 BE47

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】加工機の主軸線と平行に往復動作を行う第
    1スライド機構と、加工機の主軸線に対し直交する方向
    に往復動作を行う第2スライド機構と、前記第1、第2
    スライド機構のいずれかに取り付けられかつ、先端部に
    ワークを把持する把持装置が取付られた払い出し装置に
    おいて、前記把持装置はワークの中心線上に中心を有す
    るR面を形成する凹部または球形状部を有するワーク
    を、凹部または球形状部の内側より点接触にて把持する
    把持部とワークの反転を規制する規制部材を有する事を
    特徴とする払い出し装置。
  2. 【請求項2】前記把持部は、往復動作するピストンを有
    する駆動部と、ピストンの往復動作をマスタージョウの
    開閉運動に変換する変換部と、開閉運動するマスタージ
    ョウをガイドするガイド部からなり、流体圧が供給され
    ていない場合マスタージョウを常時開方向に動作するよ
    うシリンダ内にスプリングを設けたことを特徴とする請
    求項1に記載の払い出し装置。
JP2000177681A 2000-06-14 2000-06-14 払い出し装置 Pending JP2001353639A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009290006A (ja) * 2008-05-29 2009-12-10 Lintec Corp 半導体ウエハの搬送装置及び搬送方法
CN106112455A (zh) * 2016-08-30 2016-11-16 吴中区横泾嘉运模具厂 铁芯组件装配机构的铁芯杆上料机械手
CN106514179A (zh) * 2016-11-30 2017-03-22 苏州荣凯克精密机械有限公司 割草机机头部分组装机的花齿轴上料装置

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