JPH06132042A - 接続端子 - Google Patents

接続端子

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JPH06132042A
JPH06132042A JP27831292A JP27831292A JPH06132042A JP H06132042 A JPH06132042 A JP H06132042A JP 27831292 A JP27831292 A JP 27831292A JP 27831292 A JP27831292 A JP 27831292A JP H06132042 A JPH06132042 A JP H06132042A
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JP
Japan
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conductive plate
spring
cable conductor
terminal
cable
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JP27831292A
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English (en)
Inventor
Yasuo Kumakura
倉 保 夫 熊
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Nippon Telegraph and Telephone Corp
Original Assignee
Nippon Telegraph and Telephone Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ケーブル導体の電気的接続を確実に行なえ、
種々の線径のケーブル導体にも適用でき、しかも接続を
容易かつ迅速に行えるようにする。 【構成】 ケーブル導体aを接続する接続端子を、ばね
端子1と導電板2から構成する。ばね端子1には、円弧
状ばね部12によりばね支持脚部11に対して弾性変位
可能な可動側ばね部13を設け、この可動側ばね部13
の挿入部13bには、切欠き部14とケーブル導体保持
片15を設ける。導電板2には、ケーブル導入開口部2
3と上面開口部24と側面開口部25とストッパー26
を設ける。可動側ばね部13に下方への変位を与えた状
態で、横方向から装着し、ケーブル導体保持片15をス
トッパー26に係合させる。可動側ばね13を下方を変
位させた状態で、ケーブル導体aをケーブル導入開口部
23、切欠き部14を介してケーブル導体保持片15と
ストッパー26との間に差し込んで挟持する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、ケーブル導体の電気
的接続を行う接続端子に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のケーブル導体の電気的接続には、
一般に、図9に示す構造のものが使用されている。この
ような接続端子は、ケーブル導体aを端子本体90の導
電部材91にねじ92あるいははんだ付け93により接
続している。また、図10に示すように、ケーブル導体
aの線径より小さい溝幅のU字状溝101を有するUス
リット端子100もある。この端子は、ケーブル導体a
をU字状溝101を押し込むだけで接続を行うことがで
きる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
ねじ・はんだ付けによる方法では、ねじの締付け力不足
や長期接続下におけるねじの緩み、あるいははんだ付け
不良に起因する接続不良があり、さらにはんだ付けに伴
う高熱作業と電気ごての電源確保を要するなど、接続信
頼性、安全性に欠け、作業性も悪い問題があった。ま
た、Uスリット端子では、このような問題点を解消でき
るものの、異なる線径を幅広く適用できる線径融通性が
ないため、種々のUスリット端子を用意しておき、適用
線径毎に選択して使用しなければならない問題があっ
た。
【0004】この発明は、前述のような問題点を解消す
べくなされたもので、その目的は、ケーブル導体の電気
的接続を確実に行うことができ接続信頼性が高く、種々
の線径のケーブル導体にも適用することができ、しかも
接続を容易かつ迅速に行うことのできる接続端子を提供
することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明は前記目的を達
成するために、次のような構成とした。第1の発明にお
いては、ばね端子と、このばね端子が装着される導電板
とから構成し、前記ばね端子は、導電板上面部に保持さ
れる固定側のばね支持脚部と、このばね支持脚部に一体
的に設けられ導電板に対して進退する方向に弾性変位可
能な可動側ばね部とから構成し、この可動側ばね部の導
電板内に挿入可能な挿入部には、ケーブル導体が挿通可
能な切欠き部と、この切欠き部の下端部から導電板上面
部に向かって斜めに立ち上がるケーブル導体保持片とを
設ける。そして、前記導電板には、ケーブルが挿通可能
なケーブル導入開口部と、可動側ばね部の挿入部が挿入
される上面開口部と、挿入部のケーブル導体保持片を導
電板の上部下方へ挿入可能な側面開口部と、前記上面開
口部の導電板中央部側に設けられ、ばね端子のケーブル
導体保持片に係合可能なストッパーとを設け、可動側ば
ね部に弾性変位を与えた状態で挿入部を側面開口部を介
して上面開口部に挿入し、ケーブル導体保持片をストッ
パーに係合させてばね端子を導電板に装着し、ケーブル
導体を、導電体のケーブル導入開口部、ばね端子の切欠
き部を介して、弾性変位させたケーブル導体保持片と前
記ストッパーとの間に挿入して挟持するように構成す
る。
【0006】ばね端子と開口部・ストッパー等は、導電
体の長手方向の両端部に設ける。また、プリント基板用
の接続端子等の場合は、導電体の長手方向の一端部に設
ける。さらに、ばね端子と開口部・ストッパー等を導電
体の幅方向に一対で配置してマルチ接続端子とすること
もできる。
【0007】第2の発明においては、導電板を、導電板
上段部と、この導電板上段部の長手方向両端部から両端
部が所定長さで突出する導電板下段部とから構成し、立
体配置のマルチ接続端子とする。これら導電板上段部お
よび導電板下段部には、可動側ばね部の挿入部が挿入さ
れる開口部と、この開口部の導電板中央部側に設けら
れ、ばね端子のケーブル導体保持片に係合可能なストッ
パーとを設け、可動側ばね部に弾性変位を与えた状態で
挿入部を前記開口部に挿入し、ケーブル導体保持片をス
トッパーに係合させてばね端子を導電板に装着し、ケー
ブル導体を、弾性変位させたケーブル導体保持片と前記
ストッパーとの間に挿入して挟持するように構成する。
【0008】
【作用】以上のような構成において、ばね端子の可動側
ばね部をばね支持脚部に対して下方に変位させた状態
で、可動側ばね部の挿入部を側面開口部を介して横方向
から上面開口部に挿入してばね端子を導電板に装着す
る。この状態でケーブル導体保持片とストッパーとが係
合してこの挟持部にプリテンションが導入される。ばね
端子の可動側ばね部を外部から絶縁性ボタンなどにより
押すと、可動側ばね部の挿入部が下方に変位し、挿入部
のケーブル導体保持片と導電板のストッパーとの間に隙
間が生じる。この状態でケーブル導体を、導電板のケー
ブル導入開口部、ばね端子挿入部の切欠き部を介して前
記ケーブル導体保持片とストッパーとの隙間に差し込
む。次いで、ばね端子の可動側ばね部の押力を開放する
と、可動側ばね部が上方に復帰移動し、ケーブル導体が
ケーブル導体保持片とストッパーとにより挟持される。
ばね端子のプリテンションとケーブル導体分の変位によ
りケーブルが強固に保持される。ケーブル導体の線径が
変わっても、ばね端子の弾性変形により吸収することが
できる。
【0009】
【実施例】以下、この発明を図示する実施例に基づいて
詳細に説明する。図1ないし図4はこの発明の第1実施
例を示し、図5は第2実施例を示し、図6、図7は第3
実施例、図8は第4実施例を示す。
【0010】〔実施例1〕図1、図2は接続端子の接続
状態を示す全体斜視図、縦断面図、図3は接続端子のば
ね端子を示す斜視図、図4は接続端子の導電体を示す斜
視図である。図1、図2に示すように、これは2本のケ
ーブル導体aとaとを電気的に接続する接続端子Aの例
であり、大別して一対の金属製のばね端子1と、導電材
料からなる導電板2と、絶縁性ケース3と、一対の絶縁
性ボタン4から構成する。
【0011】ばね端子1は、図3に示すように、固定側
のばね支持脚部11と、円弧状ばね部12と、L字状の
可動側ばね部13から構成し、板材から一体的に形成す
る。円弧状ばね12の弾性変形により可動側ばね部13
がばね支持脚部11に対して上下に変位する。L字状の
可動側ばね部13の基部13aは、円弧状ばね部12を
介してばね支持脚部11と平行に設け、先端部は曲げ加
工によりばね支持脚部11側へ折り曲げ、導電体2内に
挿入される挿入部13bとする。
【0012】この挿入部13bの下端側には、長方形状
の切欠き部14を穿設し、この切欠き部14を切り起こ
した突出片をケーブル導体保持片15とし、切欠き部1
4の下端から導電体中央部に向かって斜め上方に突出さ
せる。なお、切欠き部14は、ケーブルaが挿通する穴
であり、ケーブル導体保持片15より大きく形成してお
く。
【0013】導電板2は、図4に示すように、平板を断
面逆凹状に曲げ加工した部材で、中央の導電板上面部2
1と、この両側に位置する一対の導電板脚部22からな
り、長手方向両端にはケーブル導入開口部23が形成さ
れる。また、導電板2の長手方向両端部における導電板
上面部21と一方の導電板脚部22には、上面開口部2
4と側面開口部25を形成する。
【0014】上面開口部24は、側面開口部25側から
切り込んだ切欠き溝であり、可動側ばね部13の挿入部
13aの幅と同じ長さで、挿入部13aの厚さより若干
大きい隙間とする。側面開口部25は、導電板脚部22
に設けた開口であり、ケーブル導入側が上面開口部24
に連続し、かつ挿入部13aの下端部とケーブル導体保
持片15を横から挿入可能な大きさとする。また、導電
板上面部21の上面開口部25を構成する中央部側端部
には、下方に凹みケーブル導体保持片15の上端部が係
合し得る階段状のストッパー26を形成する。
【0015】絶縁性ケース3は、一対のばね端子1と導
電板2を収納する容器であり、ばね板を装着した導電板
2の幅・長さ・高さと同一の内法寸法とする。また、長
手方向両端部には、ケーブル導体aが挿通するケーブル
導体差し込み孔31を形成する。絶縁性ボタン4は可動
側ばね部13のL字形曲げ肩部を上から押圧可能に絶縁
性ケース3の上部に取り付ける。
【0016】以上のような構成において、次のように組
立と接続を行う。 <接続端子の組立> (1) 一対のばね端子1を横(導電板2の幅方向)から導
電板2上に装着する。装着に際しては、ばね支持脚部1
1を保持して可動側ばね部13のL字形曲げ肩部を図1
の矢印方向に押し、可動側ばね部13をばね支持脚部1
1側へ変位させ、支持脚部11が導電板上面部21の上
に載った状態でケーブル導体保持片15を側面開口部2
5から内部へ挿入できるようにする。この状態で、挿入
部13bを上面開口部24に横から差し込む。
【0017】(2) 可動側ばね部13が導電板上面部21
の上に載った状態で、可動側ばね部13から手を離して
復帰させる。矢印方向に付与した変位は、ケーブル導体
保持片15の先端部がストッパー26の基部に当接する
まで復帰するが、ケーブル導体保持片15は初期の自由
状態よりも下方に規制されるため、この差分の変位量に
相当するプリテンションが、ばね支持脚部11とケーブ
ル導体保持片15との間における導電板2の挟持部に発
生し、ばね端子1が導電板上面部21に保持される。 (3) 一体化したばね端子1と導電板2を絶縁性ケース3
内に収納する。
【0018】<ケーブル導体の接続> (1) 可動側ばね部13のL字形曲げ肩部を絶縁性ボタン
4により図1の矢印方向に押す。可動側ばね部13が下
方に変位し、ケーブル導体保持片15とストッパー26
の基部との間に隙間が生じる。 (2) この状態を保持した状態で、ケーブル導体aの先端
部をケーブル導体差し込み孔31から内部に導入し、ケ
ーブル導入開口部23、切欠き部14を介してケーブル
導体保持片15とストッパー26の基部との間の隙間に
差し込む。
【0019】(3) 絶縁性ボタン4から手を離して矢印方
向の変位付与力を開放すると、可動側ばね部13が復帰
し、ケーブル導体保持片15とストッパー26の基部と
の間のケーブル導体aの挟持部に、前述のプリテンショ
ンと、ケーブル導体の線径分の変位量に相当するばね荷
重との合算値が接触力として発生し、機械的・電気的な
接続がなされる。
【0020】(4) 前述と同一の作業を他側のばね端子1
についても行えば、ケーブル導体aとaとが導電板2を
介して導通する。なお、ケーブル導体aを接続端子Aか
ら取り外す場合には、(1) の動作を行って、ケーブル導
体aを引き抜けばよい。
【0021】以上のような構成の接続端子において、ケ
ーブル導体aにケーブル長手方向の外力が加わった場合
には、ストッパー26のエッジ部がケーブル導体aに引
っ掛かるため、ケーブル導体aの長手方向の動きが規制
される。また、ケーブル導体保持片15に同様の外力が
加わった場合には、可動側ばね部13の挿入部13aが
上面開口部24の端面に当たり、可動側ばね部13のケ
ーブル長手方向の動きを規制できる。以上からケーブル
導体aを強固に固定でき、接続の信頼性向上させること
ができる。
【0022】また、ケーブル導体aを挟持する隙間は、
円弧状ばね部12の弾性域での可動側ばね部13の変位
量で自動調整されるため、この範囲内で種々の線径に対
応することができる。
【0023】〔実施例2〕これは、図5に示すように、
平面配置のマルチ接続端子Bの例である。導電板2’は
実施例1よりも幅広とし、上面開口部24・側面開口部
25・ストッパー26を導電板幅方向の両端部に一対と
して計4か所に設ける。ばね端子1も4か所に平面配置
する。導電板2へのばね端子1の取付け方法およびケー
ブル導体との接続方法は、実施例1で述べた内容と同じ
であるため、ここでは説明を省略する。4つのばね端子
1はそれぞれ独立してケーブル導体を挟持することがで
きるため、マルチ接続が可能となる。
【0024】〔実施例3〕これは、図6、図7に示すよ
うに、立体配置のマルチ接続端子Cの例である。図6は
導電板の構造を示す斜視図、図7は導電板とばね端子を
組み合わせた斜視図である。図6に示すように、導電板
50は、平板を断面コ字状に曲げ加工した部材であり、
導電板上段部51と、導電板下段部52と、導電板側壁
部53から構成する。導電板上段部51は長手方向両端
部に切除部54を設けて導電板下段部52より長さを短
くし、上段開口部55と下段開口部56が長手方向にず
れて位置するようにする。
【0025】ばね端子1は実施例1と同じ部材であり、
これを導電板上下段部51、52に計4か所立体配設す
る。導電板50へのばね端子1の取り付け方法は、実施
例1の側面開口部25がないだけで実施例1と同様であ
る。なお、導電板50は、導電板下段部52を絶縁性ケ
ースにねじ止めするなどして固定する。立体配置された
4つのばね端子1は、それぞれ図示しない絶縁性ボタン
により作動させることにより、それぞれ独立してケーブ
ル導体を挟持することができ、マルチ接続が可能であ
る。なお、ばね端子1を導電板50に保持するための保
持力の発生機構およびケーブル導体とケーブル導体保持
片15との電気的接続を確保するための接触力発生機構
は実施例1と同じであるため、ここでは説明を省略す
る。
【0026】〔実施例4〕これは、プリント基板に搭載
する接続端子Dの例である。図8に示すように、実施例
1で使用した導電板を一方の端部にのみ上面開口部24
・側面開口部25・ストッパー26が設けられた導電板
2”とし、導電板脚部22の片側に、プリント基板スル
ーホールとはんだ付けするためのはんだ付け用脚60を
長手方向に間隔をおいて2つ突設する。導電板2へのば
ね端子1の取付け方法およびケーブル導体との接続方法
は、実施例1で述べた内容と同じであるため、ここでは
説明を省略する。
【0027】
【発明の効果】前述の通り、この発明は、ばね端子と導
電板から接続端子を構成し、ばね端子の弾性変位可能な
挿入部に切欠き部とケーブル導体保持片を形成し、導電
板にはケーブル導入口、上面開口部、側面開口部、スト
ッパーを設け、ばね端子を導電板に横方向から装着し、
ケーブル導入口、切欠き部を介して挿入したケーブル導
体を、ケーブル導体保持片とストッパーとで挟持するよ
うにしたため、次のような効果を奏する。 (1) ばね力で付勢されたケーブル導体保持片と導電板の
ストッパーによりケーブル導体を強固に挟持するように
したため、緩みや接続不良などがなく、ケーブル導体に
外力が作用しても抜けることがなく、長期間にわたって
確実に接続することができる。 (2) ばね端子の可動ばね部が変位することにより、種々
の線径のケーブル導体に適用することができる。 (3) ばね端子を押してケーブル導体を挿入するだけで、
容易かつ迅速にケーブル導体の接続を行うことができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係る第1実施例の接続端子の接続状
態を示す全体斜視図である。
【図2】図1の縦断面図である。
【図3】図1の接続端子のばね端子を示す斜視図であ
る。
【図4】図1の接続端子の導電板を示す斜視図である。
【図5】この発明に係る第2実施例の接続端子を示す斜
視図である。
【図6】この発明に係る第3実施例の導電板の構造を示
す斜視図である。
【図7】図6の導電板とばね端子を組み合わせた斜視図
である。
【図8】この発明に係る第4実施例の接続端子を示す斜
視図である。
【図9】従来のねじ止め・はんだ付け端子を示す断面図
である。
【図10】従来のUスリット端子を示す断面図である。
【符号の説明】
A,B,C,D 接続端子 1 ばね端子 2 導電板 3 絶縁性ケース 4 絶縁性ボタン 11 ばね支持脚部 12 円弧状ばね部 13 可動側ばね部 14 切欠き部 15 ケーブル導体保持片 21 導電板上面部 22 導電板脚部 23 ケーブル導入開口部 24 上面開口部 25 側面開口部 26 ストッパー 31 ケーブル導体差し込み孔 50 導電板 51 導電板上段部 52 導電板下段部 53 導電板側壁部 54 切除部 55 上段開口部 56 下段開口部 60 はんだ付け用脚

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ばね端子と、このばね端子が装着される
    導電板とを備え、 前記ばね端子は、導電板上面部に保持される固定側のば
    ね支持脚部と、このばね支持脚部に一体的に設けられ導
    電板に対して進退する方向に弾性変位可能な可動側ばね
    部とを有し、この可動側ばね部の導電板内に挿入可能な
    挿入部には、ケーブル導体が挿通可能な切欠き部と、こ
    の切欠き部の下端部から導電板上面部に向かって斜めに
    立ち上がるケーブル導体保持片とを設け、 前記導電板は、ケーブルが挿通可能なケーブル導入開口
    部と、前記可動側ばね部の挿入部が挿入される上面開口
    部と、挿入部のケーブル導体保持片を導電板上面部の下
    方へ挿入可能な側面開口部と、前記上面開口部の導電板
    中央部側に設けられ、ばね端子のケーブル導体保持片に
    係合可能なストッパーとを有し、 可動側ばね部に弾性変位を与えた状態で挿入部を側面開
    口部を介して上面開口部に挿入し、ケーブル導体保持片
    をストッパーに係合させてばね端子を導電板に装着し、
    ケーブル導体を、導電体のケーブル導入開口部、ばね端
    子の切欠き部を介して、弾性変位させたケーブル導体保
    持片と前記ストッパーとの間に挿入して挟持するように
    構成したことを特徴とする接続端子。
  2. 【請求項2】 ばね端子と、このばね端子が装着される
    導電板とを備え、 前記ばね端子は、導電板上面部に保持される固定側のば
    ね支持脚部と、このばね支持脚部に一体的に設けられ導
    電板に対して進退する方向に弾性変位可能な可動側ばね
    部とを有し、この可動側ばね部の導電板内に挿入可能な
    挿入部には、ケーブル導体が挿通可能な切欠き部と、こ
    の切欠き部の下端部から導電板上面部に向かって斜めに
    立ち上がるケーブル導体保持片とを設け、 前記導電板は、導電板上段部と、この導電板上段部の長
    手方向両端部から両端部が所定長さで突出する導電板下
    段部とを備え、これら導電板上段部および導電板下段部
    には、可動側ばね部の挿入部が挿入される開口部と、こ
    の開口部の導電板中央部側に設けられ、ばね端子のケー
    ブル導体保持片に係合可能なストッパーとを有し、 可動側ばね部に弾性変位を与えた状態で挿入部を前記開
    口部に挿入し、ケーブル導体保持片をストッパーに係合
    させてばね端子を導電板に装着し、ケーブル導体を、弾
    性変位させたケーブル導体保持片と前記ストッパーとの
    間に挿入して挟持するように構成したことを特徴とする
    接続端子。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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EP1355380A1 (de) * 2002-04-12 2003-10-22 Bals Elektrotechnik GmbH & Co. Kg Leiter-Anschlussklemme
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