JPH06130312A - レーザ書き込み装置 - Google Patents

レーザ書き込み装置

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Publication number
JPH06130312A
JPH06130312A JP4278876A JP27887692A JPH06130312A JP H06130312 A JPH06130312 A JP H06130312A JP 4278876 A JP4278876 A JP 4278876A JP 27887692 A JP27887692 A JP 27887692A JP H06130312 A JPH06130312 A JP H06130312A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
scanning
laser
polygon mirror
constant
lens
Prior art date
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Pending
Application number
JP4278876A
Other languages
English (en)
Inventor
Kenji Yamakawa
健志 山川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Ricoh Co Ltd filed Critical Ricoh Co Ltd
Priority to JP4278876A priority Critical patent/JPH06130312A/ja
Publication of JPH06130312A publication Critical patent/JPH06130312A/ja
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 環境変化によりf−θレンズの特性が変化し
ても高品位の画像を得ることができるようにする。 【構成】 レーザ走査位置検出手段8a、8bにより2
点間の走査時間ti を測定し、制御部は走査速度が一定
になるようにポリゴンミラー3の回転速度を制御する。
また、レーザ走査位置検出手段8aの検出パルス幅、環
境温度、トナー像の幅により走査速度または走査時間が
一定になるようにポリゴンミラー3の回転速度を制御し
てもよい。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ディジタル普通紙複写
機(D−PPC)、ファクシミリ装置、プリンタ等の電
子写真プロセスにおけるレーザ書き込み装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、電子写真プロセスにおけるレー
ザ書き込み装置では、画像データに応じて変調されたレ
ーザビームがポリゴンミラーにより等角速度偏向される
が、このビームをそのまま感光体上に照射すると、主走
査方向において中央部より両端の画像が延びるので、こ
のビームが感光体上で等速度偏向されるようにf−θレ
ンズにより補正される。したがって、ポリゴンミラーと
f−θレンズと感光体等の各光学系の相対的位置がずれ
ている場合には、画像が主走査方向に伸縮したり、焦点
ぼけが発生するので、各光学系の正確な位置決めが必要
とされる。
【0003】従来、この種の位置決め方法としては、例
えば特開昭60−74767号公報に示すように書き込
み開始位置と書き込み終了位置にそれぞれ光検出器を設
けて2つの検出信号によりf−θレンズを軸方向に手動
で移動して調整する方法が提案されている。また、他の
従来方法では、例えば特開平110512号公報に示す
ように書き込み開始位置と書き込み終了位置にそれぞれ
光検出器を設けてポリゴンミラーの回転数変化をクロッ
クで補正するように構成されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、一般的なレ
ーザ書き込み装置に用いられるf−θレンズの特性は温
度等の環境変化に伴って変化するので、環境変化に伴っ
て感光体上の画像が主走査方向に伸縮し、また、画像の
原稿に対する等倍性を大きく損ねるという問題点があ
る。
【0005】本発明は上記従来の問題点に鑑み、環境変
化によりf−θレンズの特性が変化しても高品位の画像
を得ることができるレーザ書き込み装置を提供すること
を目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】第1の手段は上記目的を
達成するために、画像データに応じて変調されたレーザ
ビームを出射するレーザダイオードと、前記レーザビー
ムを反射して等角速度偏向するポリゴンミラーと、前記
ポリゴンミラーを回転するポリゴンモータと、前記ポリ
ゴンミラーにより反射されたレーザビームが感光体上で
等速度偏向されるように補正するf−θレンズと、前記
f−θレンズにより反射されたレーザビームの走査速度
を検出する光検出手段と、前記光検出手段により検出さ
れた走査速度が一定になるように前記ポリゴンモータの
回転数を制御する制御手段とを備えたことを特徴とす
る。
【0007】第2の手段は、第1の手段の前記制御手段
が2つの光検出手段の間の走査時間が一定になるように
制御することを特徴とする。
【0008】第3の手段は、第1の手段の前記制御手段
が感光体上に形成された所定のトナー像の主走査方向の
幅が一定になるように制御することを特徴とする。
【0009】第4の手段は、第1の手段の前記制御手段
が前記ポリゴンミラーの同一面により走査されたビーム
の走査速度または走査時間が一定になるように前記ポリ
ゴンモータの回転数を制御することを特徴とする。
【0010】
【作用】第1の手段では上記構成により、走査速度が一
定になるようにポリゴンモータの回転数を制御するの
で、環境変化によりf−θレンズの特性が変化しても高
品位の画像を得ることができる。
【0011】第2の手段では、2つの光検出手段の間の
走査時間が一定になるように制御するので、検出距離を
長く設定して走査時間を正確に検出することができる。
【0012】第3の手段では、感光体上に形成された所
定のトナー像の主走査方向の幅が一定になるように制御
するので、電子写真プロセスを利用して安価な構成で走
査速度または走査時間を検出することができる。
【0013】第4の手段では、ポリゴンミラーの同一面
により走査されたビームの走査速度または走査時間が一
定になるように制御するので、ポリゴンミラーの各面の
精度、軸倒れ、面倒れ等の誤差による影響を防止して走
査速度または走査時間を高精度で測定することができ
る。
【0014】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を説明
する。図1は本発明に係るレーザ書き込み装置の一実施
例を示す側面図、図2は図1のレーザ書き込み装置を示
す平面図、図3は環境変化による走査幅を示す説明図、
図4は2点間の走査時間を示す説明図である。
【0015】図1および図2において、レーザダイオー
ド(LD)1から出射されたビームは、図示省略のビー
ムウェスト位置調整手段によりポリゴンミラー3の反射
面に結像するように絞られ、ポリゴンミラー3により主
走査方向に等角速度偏向される。ポリゴンミラー3によ
り反射されたビームはf−θレンズ4により、感光体ド
ラム6の面6a上で主走査方向に等速度偏向されるよう
に補正され、ついで、折り返しミラー5によりドラム面
6aの方向に反射される。なお、f−θレンズ4は球面
レンズ4aとトーリックレンズ4bにより構成されてい
る。
【0016】ポリゴンミラー3はポリゴンモータ7によ
り回転し、例えば6角形の場合には1回転でビームを6
回ドラム面6a上に走査する。そして、ビームの頭出し
と走査速度(時間)を検出するために、ミラー9a、9
bにより反射されたビームをそれぞれ受光する2個のレ
ーザ走査位置検出手段8a、8bが主走査方向の画像領
域外に設けられ、制御部10はこのレーザ走査位置検出
手段8a、8bにより検出された2点間のビーム速度が
一定になるようにポリゴンモータ7の回転速度を制御す
る。なお、上記光学要素1〜7はハウジング20に固定
されている。
【0017】このような構成において、温度、湿度等の
環境が変化すると、各光学要素1〜6の相対的な位置ず
れが発生したり、レンズ4の特性が変化してドラム面6
a上の走査速度が変化するので、一定のクロックで書き
込みを行うと画像が伸縮する。図3を参照して説明する
と、書き出し開始位置14から終了位置15までの走査
時間がtb である場合に環境変化により時間tb ’に変
化すると、ドラム面6a上の主走査方向の画像幅はtb
/tb ’の比率で伸縮する。また、書き出し開始位置1
4とその外側の同期位置13(レーザ走査位置検出手段
8aの位置)の間の走査距離も同様にla ’−la の分
だけ変化し、ドラム面6a上の画像と記録紙の横方向の
レジストが変化する。
【0018】そこで、本実施例では同期用のレーザ走査
位置検出手段8aの他にレーザ走査位置検出手段8bお
よびミラー9bを追加し、図4に示すように2点間の走
査時間ti を測定することにより走査速度の変化を検出
し、ポリゴンモータ7すなわちポリゴンミラー3の回転
速度を上記tb /tb ’の比率になるように制御するこ
とによりクロックを変更することなく画像の伸張を防止
することができ、また、ドラム面6a上の画像と記録紙
の横方向のレジスト変化も防止することができる。さら
に書き込み時に常時制御を行うことにより複写機等の電
子写真プロセスが連続して運転されてf−θレンズ4の
特性が変化しても高品位の画像を得ることができる。
【0019】なお、図4に示す例ではレーザ走査位置検
出手段8a、8bの検出信号の立ち上がりを一点鎖線で
示す閾値THで検出しているが、立ち上がりと立ち下が
りの中心で検出してもよく、また、立ち下がりで検出し
てもよいことは勿論である。さらに、ポリゴンミラー3
の反射面は当然に多角形であるので、各面の精度、軸倒
れ、面倒れ等の誤差が考えられる。そこで、ポリゴンミ
ラー3の所定の1つの面により走査されたビームを検出
することにより上記誤差による影響を防止して2点間の
走査時間ti を高精度で測定することができる。
【0020】さらに、上記実施例では2点間の走査時間
ti を2個のレーザ走査位置検出手段8a、8bを用い
て測定したが、1つのレーザ走査位置検出手段8aでも
測定することができる。すなわち図5に示すように、検
出パルスの立ち上がりと立ち下がりを所定の閾値THで
検出し、パルス幅が例えばt0 からt1 に変化した場合
にその比率から上記tb /tb ’を検出することができ
る。この場合にはレーザ走査位置検出手段8aはビーム
の同期検知用として用いられている既存のものを用いる
ことができるので、安価に構成することができる。
【0021】また、温度センサや湿度センサを用いても
画像の伸張を防止することができる。図6は横軸を温度
T、縦軸をドラム面6a上の走査速度vとし、パラメー
タとして湿度Wを用いた例を示し、このデータを予めテ
ーブルに記憶して装置内に設けられた温度センサと湿度
センサの検出値により走査速度を予測することができ
る。
【0022】さらに、図7に示すように所定幅のトナー
像17をドラム面6a上に形成してこの幅aを濃度検知
用センサ(Pセンサパターン)16により検出してもよ
い。なお、この場合のセンサ16は、電子写真プロセス
におけるトナー濃度調整用として用いられている既存の
ものを用いることができるので、安価に構成することが
できる。また、図8に示すように三角形パターンのトナ
ー像19を所定の位置に形成して反射式センサ21の出
力があるレベルに到達した時のタイミング変化を検出し
てパターン19の移動量bから走査速度を検出すること
ができる。
【0023】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1記載の発
明は、画像データに応じて変調されたレーザビームを出
射するレーザダイオードと、前記レーザビームを反射し
て等角速度偏向するポリゴンミラーと、前記ポリゴンミ
ラーを回転するポリゴンモータと、前記ポリゴンミラー
により反射されたレーザビームが感光体上で等速度偏向
されるように補正するf−θレンズと、前記f−θレン
ズにより反射されたレーザビームの走査速度を検出する
光検出手段と、前記光検出手段により検出された走査速
度が一定になるように前記ポリゴンモータの回転数を制
御する制御手段とを備えたので、環境変化によりf−θ
レンズの特性が変化しても高品位の画像を得ることがで
きる。
【0024】請求項2記載の発明は、請求項1記載の前
記制御手段が2つの光検出手段の間の走査時間が一定に
なるように制御するので、検出距離を長く設定して走査
時間を正確に検出することができる。
【0025】請求項3記載の発明は、請求項1記載の前
記制御手段が感光体上に形成された所定のトナー像の主
走査方向の幅が一定になるように制御するので、電子写
真プロセスを利用して安価な構成で走査速度または走査
時間を検出することができる。
【0026】請求項4記載の発明は、請求項1記載の前
記制御手段が前記ポリゴンミラーの同一面により走査さ
れたビームの走査速度または走査時間が一定になるよう
に前記ポリゴンモータの回転数を制御するので、ポリゴ
ンミラーの各面の精度、軸倒れ、面倒れ等の誤差による
影響を防止して走査速度または走査時間を高精度で測定
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るレーザ書き込み装置の一実施例を
示す側面図である。
【図2】図1のレーザ書き込み装置を示す平面図であ
る。
【図3】環境変化による走査幅を示す説明図である。
【図4】2点間の走査時間を示す説明図である。
【図5】パルス幅により走査時間を検出する例を示す説
明図である。
【図6】環境温度により走査時間を予測する例を示す説
明図である。
【図7】トナー像の幅により走査時間を検出する例を示
す説明図である。
【図8】トナー像の位置により走査時間を検出する例を
示す説明図である。
【符号の説明】
1 レーザダイオード 3 ポリゴンミラー 4 f−θレンズ 5 折り返しミラー 6 感光ドラム 7 ポリゴンモータ 8a,8b レーザ走査位置検出手段 10 制御部 17,19 トナー像 16,21 トナー検出用センサ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像データに応じて変調されたレーザビ
    ームを出射するレーザダイオードと、 前記レーザビームを反射して等角速度偏向するポリゴン
    ミラーと、 前記ポリゴンミラーを回転するポリゴンモータと、 前記ポリゴンミラーにより反射されたレーザビームが感
    光体上で等速度偏向されるように補正するf−θレンズ
    と、 前記f−θレンズにより反射されたレーザビームの走査
    速度を検出する光検出手段と、 前記光検出手段により検出された走査速度が一定になる
    ように前記ポリゴンモータの回転数を制御する制御手段
    と、 を備えたレーザ書き込み装置。
  2. 【請求項2】 前記制御手段は、2つの光検出手段の間
    の走査時間が一定になるように制御することを特徴とす
    る請求項1記載のレーザ書き込み装置。
  3. 【請求項3】 前記制御手段は、感光体上に形成された
    所定のトナー像の主走査方向の幅が一定になるように制
    御することを特徴とする請求項1記載のレーザ書き込み
    装置。
  4. 【請求項4】 前記制御手段は、前記ポリゴンミラーの
    同一面により走査されたビームの走査速度または走査時
    間が一定になるように前記ポリゴンモータの回転数を制
    御することを特徴とする請求項1記載のレーザ書き込み
    装置。
JP4278876A 1992-10-16 1992-10-16 レーザ書き込み装置 Pending JPH06130312A (ja)

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JP4278876A JPH06130312A (ja) 1992-10-16 1992-10-16 レーザ書き込み装置

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JP4278876A JPH06130312A (ja) 1992-10-16 1992-10-16 レーザ書き込み装置

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JPH06130312A true JPH06130312A (ja) 1994-05-13

Family

ID=17603351

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JP4278876A Pending JPH06130312A (ja) 1992-10-16 1992-10-16 レーザ書き込み装置

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JP (1) JPH06130312A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005208071A (ja) * 2004-01-19 2005-08-04 Ricoh Co Ltd 光ビーム走査装置、画像形成装置、光ビーム走査方法、プログラム、および該プログラムを記録した記録媒体

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005208071A (ja) * 2004-01-19 2005-08-04 Ricoh Co Ltd 光ビーム走査装置、画像形成装置、光ビーム走査方法、プログラム、および該プログラムを記録した記録媒体

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