JPH0613006Y2 - 車両用自動変速装置 - Google Patents
車両用自動変速装置Info
- Publication number
- JPH0613006Y2 JPH0613006Y2 JP11588587U JP11588587U JPH0613006Y2 JP H0613006 Y2 JPH0613006 Y2 JP H0613006Y2 JP 11588587 U JP11588587 U JP 11588587U JP 11588587 U JP11588587 U JP 11588587U JP H0613006 Y2 JPH0613006 Y2 JP H0613006Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- clutch
- speed
- gear
- determined
- shift
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Hydraulic Clutches, Magnetic Clutches, Fluid Clutches, And Fluid Joints (AREA)
- Control Of Transmission Device (AREA)
- Arrangement And Mounting Of Devices That Control Transmission Of Motive Force (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 <産業上の利用分野> 本考案は、エンジンと歯車式変速機との間に介装された
摩擦クラッチをクラッチ用エアアクチュエータを介して
電子制御すると共に変速機のギヤの噛み合い位置をギヤ
位置切換手段を介して電子制御する車両用自動変速装置
に関する。
摩擦クラッチをクラッチ用エアアクチュエータを介して
電子制御すると共に変速機のギヤの噛み合い位置をギヤ
位置切換手段を介して電子制御する車両用自動変速装置
に関する。
<従来の技術> 近年、大型貨物自動車や乗合自動車等における運転者の
運転操作の負担を軽減する目的で、車両の走行条件に応
じたギヤ位置を自動的に選択できるようにした自動変速
装置が考えられている。
運転操作の負担を軽減する目的で、車両の走行条件に応
じたギヤ位置を自動的に選択できるようにした自動変速
装置が考えられている。
従来の自動変速装置は専ら小型の乗用車を対象としたも
のであり、エンジンと遊星歯車式変速機との間にトルク
コンバータ等の流体継手を介在させ、圧油を制御媒体と
した遊星歯車式変速機のギヤ位置切換手段を具した形式
のものが一般的である。
のであり、エンジンと遊星歯車式変速機との間にトルク
コンバータ等の流体継手を介在させ、圧油を制御媒体と
した遊星歯車式変速機のギヤ位置切換手段を具した形式
のものが一般的である。
<考案が解決しようとする問題点> 大型貨物自動車等を対象とした自動変速装置を開発する
上で重要なことは、車両の生産台数が乗用車と比べて著
しく少ないことから、高価なトルクコンバータ等を新た
に設計することはコストの点で極めて不利となるため、
従来からある生産設備を含めて摩擦クラッチや歯車式変
速機等の駆動系をそのまま用いることが望ましい。
上で重要なことは、車両の生産台数が乗用車と比べて著
しく少ないことから、高価なトルクコンバータ等を新た
に設計することはコストの点で極めて不利となるため、
従来からある生産設備を含めて摩擦クラッチや歯車式変
速機等の駆動系をそのまま用いることが望ましい。
このような要求を満すため、エンジンと歯車式変速機と
の間に介装されている摩擦クラッチを運転状況に応じて
自動的にクラッチ用エアアクチュエータで操作すると共
に、歯車式変速機のギヤ位置を運転状況に応じて自動的
にギヤ位置切換手段により操作し、これによって車両の
自動変速を達成する自動変速装置が考えられている。
の間に介装されている摩擦クラッチを運転状況に応じて
自動的にクラッチ用エアアクチュエータで操作すると共
に、歯車式変速機のギヤ位置を運転状況に応じて自動的
にギヤ位置切換手段により操作し、これによって車両の
自動変速を達成する自動変速装置が考えられている。
ここで、上記のように摩擦クラッチの接続・遮断をエア
圧の給排で作動するエアアクチュエータにより自動的に
行う自動変速装置にあっては、車両を極低速で走行させ
ること(微動)が極めて困難であるという不具合があ
る。すなわち、車両を微動させるときには摩擦クラッチ
をある程度滑らせた状態で接続する所謂半クラッチ状態
とし、これによって駆動輪への動力を調節する必要があ
るが、クラッチをストロークさせるアクチュエータがエ
ア圧の給排により作動することからクラッチストローク
とエア圧との間には第34図に示すようなヒステリシス
特性があり、エア圧の排出若しくは供給とクラッチの接
続方向若しくは遮断方向へのストロークとの間にタイム
ラグが生じて上記半クラッチ状態を達成するのが困難で
あった。
圧の給排で作動するエアアクチュエータにより自動的に
行う自動変速装置にあっては、車両を極低速で走行させ
ること(微動)が極めて困難であるという不具合があ
る。すなわち、車両を微動させるときには摩擦クラッチ
をある程度滑らせた状態で接続する所謂半クラッチ状態
とし、これによって駆動輪への動力を調節する必要があ
るが、クラッチをストロークさせるアクチュエータがエ
ア圧の給排により作動することからクラッチストローク
とエア圧との間には第34図に示すようなヒステリシス
特性があり、エア圧の排出若しくは供給とクラッチの接
続方向若しくは遮断方向へのストロークとの間にタイム
ラグが生じて上記半クラッチ状態を達成するのが困難で
あった。
本考案はエンジンと歯車式変速機とをつなぐ摩擦クラッ
チを自動的に操作して成る自動変速装置において、上記
不具合に対処することができる車両用自動変速装置を提
供することを目的とする。
チを自動的に操作して成る自動変速装置において、上記
不具合に対処することができる車両用自動変速装置を提
供することを目的とする。
<問題点を解決するための手段> 本考案に係る車両用自動変速装置は、エンジンに接続す
る摩擦クラッチと、前記摩擦クラッチを操作するクラッ
チ用エアアクチュエータと、前記摩擦クラッチに接続す
る歯車式変速機と、クラッチストローク量を検出するク
ラッチストロークセンサと、車両を極低速で走行させる
際に該極低速走行を実現する半クラッチ状態に対し前記
クラッチストロークセンサで検出されたクラッチストロ
ーク量により前記摩擦クラッチが過接続状態である場合
には前記クラッチ用エアアクチュエータの作動方向をク
ラッチ遮断側へ切換える一方該摩擦クラッチが過遮断状
態である場合には該クラッチ用エアアクチュエータの作
動方向をクラッチ接続側へ切換え、当該クラッチ用エア
アクチュエータを通常より高いエア圧給排率で作動させ
て前記半クラッチ状態を実現するコントロールユニット
とを備えたことを特徴とする。
る摩擦クラッチと、前記摩擦クラッチを操作するクラッ
チ用エアアクチュエータと、前記摩擦クラッチに接続す
る歯車式変速機と、クラッチストローク量を検出するク
ラッチストロークセンサと、車両を極低速で走行させる
際に該極低速走行を実現する半クラッチ状態に対し前記
クラッチストロークセンサで検出されたクラッチストロ
ーク量により前記摩擦クラッチが過接続状態である場合
には前記クラッチ用エアアクチュエータの作動方向をク
ラッチ遮断側へ切換える一方該摩擦クラッチが過遮断状
態である場合には該クラッチ用エアアクチュエータの作
動方向をクラッチ接続側へ切換え、当該クラッチ用エア
アクチュエータを通常より高いエア圧給排率で作動させ
て前記半クラッチ状態を実現するコントロールユニット
とを備えたことを特徴とする。
<作用> 車両の極低速走行を達成する半クラッチ状態に対して摩
擦クラッチが過接続状態となっている場合においてクラ
ッチ用エアアクチュエータの作動方向を遮断側へ切換え
たときには該アクチュエータのエア圧の供給(排出)率
を通常より高める一方、該半クラッチ状態に対して摩擦
クラッチが過遮断状態となっている場合においてクラッ
チ用エアアクチュエータの作動方向を接続側へ切換えた
ときには該アクチュエータのエア圧の排出(供給)率を
通常より高め、これによってクラッチストロークの接続
方向と遮断方向との間のヒステレシスを減少させて迅速
なクラッチストローク制御により半クラッチ状態を実現
する。
擦クラッチが過接続状態となっている場合においてクラ
ッチ用エアアクチュエータの作動方向を遮断側へ切換え
たときには該アクチュエータのエア圧の供給(排出)率
を通常より高める一方、該半クラッチ状態に対して摩擦
クラッチが過遮断状態となっている場合においてクラッ
チ用エアアクチュエータの作動方向を接続側へ切換えた
ときには該アクチュエータのエア圧の排出(供給)率を
通常より高め、これによってクラッチストロークの接続
方向と遮断方向との間のヒステレシスを減少させて迅速
なクラッチストローク制御により半クラッチ状態を実現
する。
<実施例> 以下、図面を参照して本考案の一実施例に係わる自動変
速装置について説明する。第1図に示すように、この自
動変速装置はディーゼルエンジン(以降、エンジンと称
する)11とその出力軸13の回転力を機械式の摩擦ク
ラッチ(以下、単にクラッチと略称する)15を介して
受ける歯車式変速機17とに亘って取付けられる。エン
ジン11にはその出力軸13の回転の1/2の回転速度
で回転する入力軸19を備えた燃料噴射ポンプ(以降、
単に噴射ポンプと称する)21が取付けられており、こ
の噴射ポンプ21のコントロールラック23には電磁ア
クチュエータ25が連結され、入力軸19にはエンジン
11の出力軸13の回転数信号を発するエンジン回転セ
ンサ27が付設されている。クラッチ15はフライホイ
ール29に対してクラッチ板31を図示しない周知の挾
持手段により圧接させ、クラッチ用アクチュエータとし
てのエアシリンダ33が非作動状態から作動状態に移行
すると前記挾持手段が解除方向に作動し、クラッチ15
は接続状態から遮断状態に変化する(第1図は遮断状態
を示している)。なお、このクラッチ15にはクラッチ
15の遮断状態あるいは接続状態をクラッチストローク
量により検出するクラッチストロークセンサ35が取付
けられているが、これに代えてクラッチタッチセンサ3
7を利用しても良い。また、歯車式変速機17の入力軸
39にはこの入力軸39の回転数(以降、これをクラッ
チ回転数と称する)信号を発するクラッチ回転数センサ
41が付設されている。前記エアシリンダ33にはエア
通路43が接続し、これが逆止弁45を介して高圧エア
源としての一対のエアタンク47,49に連結されてい
る。エア通路43の途中には、作動エアの供給をデュー
ティ制御する開閉手段としての互いに並列に接続された
常閉の電磁弁X1,X2と、エアシリンダ33内を大気
開放するためのデューティ制御される互いの並列接続さ
れる常閉の電磁弁Y1,Y2と、上記電磁弁X1,X2
の上流側に設けられた3方向電磁弁Wとが設けられてい
る。この電磁弁Wは走行中はエアタンク47,49側に
接続され、電源オフ時には大気側に接続される。なお、
上記した電磁弁X1,X2及び電磁弁Y1,Y2は交互
にあるいは一方が故障した場合には他方が使用されるも
ので、車両が走行中の場合、クラッチ15を切る場合、
クラッチ15をゆっくり切る場合、クラッチ15をゆっ
くりつなぐ場合、クラッチ15をつなぐ場合について各
電磁弁の制御については第5図に示しておく。これら電
磁弁の開閉制御によりクラッチ15の断続とその断続時
間の制御とがなされるようになっている。なお、一対の
エアタンク47,49のうち、一方のエアタンク49は
非常用でメインのエアタンク47にエアがない場合に電
磁弁55を開いてエアの供給の行なうようになってお
り、これらエアタンク47,49には内部エア圧が規定
値以下になるとON信号を出力するエアセンサ57,5
9が取付けられている。それぞれの変速段を達成する歯
車式変速機17のギヤ位置を切換えするには、例えば第
2図に示すようなシフトパターンに対応した変速位置に
チェンジレバー61を運転者が操作することにより、変
速段選択スイッチ63を切換えて得られる変速信号に基
づきギヤ位置切換手段としてのギヤシフトユニット65
を操作し、シフトパターンに対応した目標変速段にギヤ
位置を切換えると共にそのギヤ位置をギヤ位置インジケ
ータ67に表示するようにしている。ここで、Rは後進
段を示し、N及びN1はニュートラル、1,2,3,
4,5はそれぞれの指定変速段を示し、PW,Dは2速
から7速までの任意の自動変速段を示しており、PW,
Dレンジを選択すると後述の最適変速段決定処理により
2速〜7速が車両の走行条件に基づいて自動的に決定さ
れる。なお、パワフル自動変速段であるPWとエコノミ
ー自動変速段であるDとの変速領域をそれぞれ表す第3
図(a),(b)に示す如く、アップシフトとダウンシフトと
ではそれぞれ変速領域が変えられており、2速〜7速の
変速時期は、車両の高負荷等に対処するためPWレンジ
の方が高速側に設定されている。又、運転者がブレーキ
ペダル69を踏んでいる場合や図示しない排気ブレーキ
装置を作動させている場合には、それに応じて予めプロ
グラムされたそれぞれ別のシフトマップが選択されるよ
うになっており、PWレンジ及びDレンジそれぞれに3
つのシフトマップが用意されている。前記ギヤシフトユ
ニット65はコントロールユニット71からの作動信号
により作動する複数個の電磁弁(第1図では1つのみ示
している)73と、これら電磁弁73を介してエアタン
ク47(49)から高圧の作動エアが供給されて歯車式
変速機17の図示しないセレクトフォーク及びシフトフ
ォークを作動させる一対の図示しないパワーシリンダと
を有し、上記電磁弁73に与えられる作動信号よりそれ
ぞれパワーシリンダを操作し、セレクト、シフトの順で
歯車式変速機17の噛合い状態を変えるよう作動する。
更に、ギヤシフトユニット65には各ギヤ位置を検出す
るギヤ位置センサとしてのギヤ位置スイッチ75が付設
され、これらギヤ位置スイッチ75からのギヤ位置信号
がコントロールユニット71に出力される。又、歯車式
変速機17の出力軸77には車速信号を発する車速セン
サ79が付設され、更にアクセルペダル81にはその踏
込み量に応じた抵抗変化を電圧値として生じさせ、これ
をA/D変換器83でデジタル信号化して出力するアク
セル負荷センサ85が取付けられている。前記ブレーキ
ペダル69にはこれが踏み込まれた時にハイレベルのブ
レーキ信号を出力するブレーキセンサ87が取付けられ
ており、前記エンジン11にはフライホイール29の外
周のリングギヤに適時噛合ってエンジン11をスタート
させるスタータ89が取付けられ、そのスタータリレー
91はコントロールユニット71に接続している。な
お、図中の符号で93はコントロールユニット71とは
別途に車両に取付けられて車両の各種制御を行なうマイ
クロコンピュータを示しており、図示しない各センサか
らの入力信号を受けてエンジン11の駆動制御等を行な
う。このマイクロコンピュータ93は噴射ポンプ21の
電磁アクチュエータ25に作動信号を与え、燃料の増減
操作によりエンジン11の出力軸13の回転数(以降、
これをエンジン回転数と称する)の増減を制御する。つ
まり、コントロールユニット71からのエンジン回転増
減信号としての出力信号に応じてエンジン回転数が増減
される。
速装置について説明する。第1図に示すように、この自
動変速装置はディーゼルエンジン(以降、エンジンと称
する)11とその出力軸13の回転力を機械式の摩擦ク
ラッチ(以下、単にクラッチと略称する)15を介して
受ける歯車式変速機17とに亘って取付けられる。エン
ジン11にはその出力軸13の回転の1/2の回転速度
で回転する入力軸19を備えた燃料噴射ポンプ(以降、
単に噴射ポンプと称する)21が取付けられており、こ
の噴射ポンプ21のコントロールラック23には電磁ア
クチュエータ25が連結され、入力軸19にはエンジン
11の出力軸13の回転数信号を発するエンジン回転セ
ンサ27が付設されている。クラッチ15はフライホイ
ール29に対してクラッチ板31を図示しない周知の挾
持手段により圧接させ、クラッチ用アクチュエータとし
てのエアシリンダ33が非作動状態から作動状態に移行
すると前記挾持手段が解除方向に作動し、クラッチ15
は接続状態から遮断状態に変化する(第1図は遮断状態
を示している)。なお、このクラッチ15にはクラッチ
15の遮断状態あるいは接続状態をクラッチストローク
量により検出するクラッチストロークセンサ35が取付
けられているが、これに代えてクラッチタッチセンサ3
7を利用しても良い。また、歯車式変速機17の入力軸
39にはこの入力軸39の回転数(以降、これをクラッ
チ回転数と称する)信号を発するクラッチ回転数センサ
41が付設されている。前記エアシリンダ33にはエア
通路43が接続し、これが逆止弁45を介して高圧エア
源としての一対のエアタンク47,49に連結されてい
る。エア通路43の途中には、作動エアの供給をデュー
ティ制御する開閉手段としての互いに並列に接続された
常閉の電磁弁X1,X2と、エアシリンダ33内を大気
開放するためのデューティ制御される互いの並列接続さ
れる常閉の電磁弁Y1,Y2と、上記電磁弁X1,X2
の上流側に設けられた3方向電磁弁Wとが設けられてい
る。この電磁弁Wは走行中はエアタンク47,49側に
接続され、電源オフ時には大気側に接続される。なお、
上記した電磁弁X1,X2及び電磁弁Y1,Y2は交互
にあるいは一方が故障した場合には他方が使用されるも
ので、車両が走行中の場合、クラッチ15を切る場合、
クラッチ15をゆっくり切る場合、クラッチ15をゆっ
くりつなぐ場合、クラッチ15をつなぐ場合について各
電磁弁の制御については第5図に示しておく。これら電
磁弁の開閉制御によりクラッチ15の断続とその断続時
間の制御とがなされるようになっている。なお、一対の
エアタンク47,49のうち、一方のエアタンク49は
非常用でメインのエアタンク47にエアがない場合に電
磁弁55を開いてエアの供給の行なうようになってお
り、これらエアタンク47,49には内部エア圧が規定
値以下になるとON信号を出力するエアセンサ57,5
9が取付けられている。それぞれの変速段を達成する歯
車式変速機17のギヤ位置を切換えするには、例えば第
2図に示すようなシフトパターンに対応した変速位置に
チェンジレバー61を運転者が操作することにより、変
速段選択スイッチ63を切換えて得られる変速信号に基
づきギヤ位置切換手段としてのギヤシフトユニット65
を操作し、シフトパターンに対応した目標変速段にギヤ
位置を切換えると共にそのギヤ位置をギヤ位置インジケ
ータ67に表示するようにしている。ここで、Rは後進
段を示し、N及びN1はニュートラル、1,2,3,
4,5はそれぞれの指定変速段を示し、PW,Dは2速
から7速までの任意の自動変速段を示しており、PW,
Dレンジを選択すると後述の最適変速段決定処理により
2速〜7速が車両の走行条件に基づいて自動的に決定さ
れる。なお、パワフル自動変速段であるPWとエコノミ
ー自動変速段であるDとの変速領域をそれぞれ表す第3
図(a),(b)に示す如く、アップシフトとダウンシフトと
ではそれぞれ変速領域が変えられており、2速〜7速の
変速時期は、車両の高負荷等に対処するためPWレンジ
の方が高速側に設定されている。又、運転者がブレーキ
ペダル69を踏んでいる場合や図示しない排気ブレーキ
装置を作動させている場合には、それに応じて予めプロ
グラムされたそれぞれ別のシフトマップが選択されるよ
うになっており、PWレンジ及びDレンジそれぞれに3
つのシフトマップが用意されている。前記ギヤシフトユ
ニット65はコントロールユニット71からの作動信号
により作動する複数個の電磁弁(第1図では1つのみ示
している)73と、これら電磁弁73を介してエアタン
ク47(49)から高圧の作動エアが供給されて歯車式
変速機17の図示しないセレクトフォーク及びシフトフ
ォークを作動させる一対の図示しないパワーシリンダと
を有し、上記電磁弁73に与えられる作動信号よりそれ
ぞれパワーシリンダを操作し、セレクト、シフトの順で
歯車式変速機17の噛合い状態を変えるよう作動する。
更に、ギヤシフトユニット65には各ギヤ位置を検出す
るギヤ位置センサとしてのギヤ位置スイッチ75が付設
され、これらギヤ位置スイッチ75からのギヤ位置信号
がコントロールユニット71に出力される。又、歯車式
変速機17の出力軸77には車速信号を発する車速セン
サ79が付設され、更にアクセルペダル81にはその踏
込み量に応じた抵抗変化を電圧値として生じさせ、これ
をA/D変換器83でデジタル信号化して出力するアク
セル負荷センサ85が取付けられている。前記ブレーキ
ペダル69にはこれが踏み込まれた時にハイレベルのブ
レーキ信号を出力するブレーキセンサ87が取付けられ
ており、前記エンジン11にはフライホイール29の外
周のリングギヤに適時噛合ってエンジン11をスタート
させるスタータ89が取付けられ、そのスタータリレー
91はコントロールユニット71に接続している。な
お、図中の符号で93はコントロールユニット71とは
別途に車両に取付けられて車両の各種制御を行なうマイ
クロコンピュータを示しており、図示しない各センサか
らの入力信号を受けてエンジン11の駆動制御等を行な
う。このマイクロコンピュータ93は噴射ポンプ21の
電磁アクチュエータ25に作動信号を与え、燃料の増減
操作によりエンジン11の出力軸13の回転数(以降、
これをエンジン回転数と称する)の増減を制御する。つ
まり、コントロールユニット71からのエンジン回転増
減信号としての出力信号に応じてエンジン回転数が増減
される。
コントロールユニット71は自動変速装置専用のマイク
ロコンピュータであり、マイクロプロセッサ(以降、こ
れをCPUと称する)95及びメモリ97及び入力信号
処理回路としてのインターフェース99とで構成され
る。インターフェース99のインプットポート101に
は、上述の変速段選択スイッチ63とブレーキセンサ8
7とアクセル負荷センサ85とエンジン回転センサ27
とクラッチ回転数センサ41とギヤ位置スイッチ75と
車速センサ79とクラッチタッチセンサ37(クラッチ
15の遮断状態あるいは接続状態をクラッチストローク
センサ35に代えて検出する時に用いる)とクラッチス
トロークセンサ35とエアセンサ57,59と後述する
坂道発進補助スイッチ103と一速発進スイッチ105
とからそれぞれ各出力信号が入力される。坂道発進補助
スイッチ103は、上り坂での車両の発進時に後退を防
止するシステム(以下、これをAUSと称する)を作動
させるためのものであり、ホイールブレーキ107のエ
アマスタ109に対するエアの供給を電磁弁(以下、こ
れをMVQと称する)111を介して制御しながら車両
を発進させるが、このMVQ111の制御はコントロー
ルユニット71にてなされる。又、1速発進スイッチ1
05はPWレンジあるいはDレンジにおいて1速発進を
達成させるためのものであり、これをON操作すること
によって自動変速動作での1速発進がなされる。一方、
アウトプットポート113は上述のマイクロコンピュー
タ93とスタータリレー91と電磁弁X1,X2,Y
1,Y2,W,73,111とにそれぞれ接続してこれ
らに出力信号を送出できる。なお、図中の符号で115
はエアタンク47,49のエア圧が設定値に達しない場
合、図示しない駆動回路から出力を受けて点灯するエア
ウォーニングランプであり、117はクラッチ15の摩
擦量が規定値を越えた場合に出力を受けて点灯するクラ
ッチウォーニングランプである。
ロコンピュータであり、マイクロプロセッサ(以降、こ
れをCPUと称する)95及びメモリ97及び入力信号
処理回路としてのインターフェース99とで構成され
る。インターフェース99のインプットポート101に
は、上述の変速段選択スイッチ63とブレーキセンサ8
7とアクセル負荷センサ85とエンジン回転センサ27
とクラッチ回転数センサ41とギヤ位置スイッチ75と
車速センサ79とクラッチタッチセンサ37(クラッチ
15の遮断状態あるいは接続状態をクラッチストローク
センサ35に代えて検出する時に用いる)とクラッチス
トロークセンサ35とエアセンサ57,59と後述する
坂道発進補助スイッチ103と一速発進スイッチ105
とからそれぞれ各出力信号が入力される。坂道発進補助
スイッチ103は、上り坂での車両の発進時に後退を防
止するシステム(以下、これをAUSと称する)を作動
させるためのものであり、ホイールブレーキ107のエ
アマスタ109に対するエアの供給を電磁弁(以下、こ
れをMVQと称する)111を介して制御しながら車両
を発進させるが、このMVQ111の制御はコントロー
ルユニット71にてなされる。又、1速発進スイッチ1
05はPWレンジあるいはDレンジにおいて1速発進を
達成させるためのものであり、これをON操作すること
によって自動変速動作での1速発進がなされる。一方、
アウトプットポート113は上述のマイクロコンピュー
タ93とスタータリレー91と電磁弁X1,X2,Y
1,Y2,W,73,111とにそれぞれ接続してこれ
らに出力信号を送出できる。なお、図中の符号で115
はエアタンク47,49のエア圧が設定値に達しない場
合、図示しない駆動回路から出力を受けて点灯するエア
ウォーニングランプであり、117はクラッチ15の摩
擦量が規定値を越えた場合に出力を受けて点灯するクラ
ッチウォーニングランプである。
メモリ97には第6図〜第33図にフローチャートとし
て示すプログラムやデータを書き込んだ読みだし専用の
ROMと書き込み兼用のRAMとで構成される。即ち、
ROMには上記プログラムの外にアクセル負荷信号に対
応した電磁弁X1,X2,Y1,Y2のデューティ率α
を予め第4図に示すようなマップとして記憶させてお
き、適宜このマップを参照して該当する値を読み出す。
上述した変速段選択スイッチ63は変速信号としてのセ
レクト信号及びシフト信号を出力するが、この両信号の
一対の組合わせに対応した変速段位置を予めデータマッ
プとして記憶させておき、セレクト信号及びシフト信号
を受けた際にこのマップを参照して該当する出力信号を
ギヤシフトユニット65の各電磁弁73に出力し、変速
信号に対応した目標変速段にギヤを合わせる。この場
合、ギヤ位置スイッチ75からのギヤ位置信号は変速完
了により出力させ、セレクト信号及びシフト信号に対応
した各ギヤ位置信号が全て出力されたか否かを判断し、
噛み合いが正常か異常かの信号を発するのに用いる。更
に、ROMにはPWレンジあるいはDレンジにおいて目
標変速段が存在する時、車速及びアクセル負荷及びエン
ジン回転の各信号に基づき、最適変速段を決定するため
の第3図(a)及び(b)に示すようなシフトマップも記憶さ
せている。
て示すプログラムやデータを書き込んだ読みだし専用の
ROMと書き込み兼用のRAMとで構成される。即ち、
ROMには上記プログラムの外にアクセル負荷信号に対
応した電磁弁X1,X2,Y1,Y2のデューティ率α
を予め第4図に示すようなマップとして記憶させてお
き、適宜このマップを参照して該当する値を読み出す。
上述した変速段選択スイッチ63は変速信号としてのセ
レクト信号及びシフト信号を出力するが、この両信号の
一対の組合わせに対応した変速段位置を予めデータマッ
プとして記憶させておき、セレクト信号及びシフト信号
を受けた際にこのマップを参照して該当する出力信号を
ギヤシフトユニット65の各電磁弁73に出力し、変速
信号に対応した目標変速段にギヤを合わせる。この場
合、ギヤ位置スイッチ75からのギヤ位置信号は変速完
了により出力させ、セレクト信号及びシフト信号に対応
した各ギヤ位置信号が全て出力されたか否かを判断し、
噛み合いが正常か異常かの信号を発するのに用いる。更
に、ROMにはPWレンジあるいはDレンジにおいて目
標変速段が存在する時、車速及びアクセル負荷及びエン
ジン回転の各信号に基づき、最適変速段を決定するため
の第3図(a)及び(b)に示すようなシフトマップも記憶さ
せている。
次に、第6図〜第33図を参照して本実施例の動作につ
いて説明する。まず、動作を説明するに先立って各フロ
ーチャートで用いられるフラグについてそのフラグが
“1”に設定される場合を説明する。
いて説明する。まず、動作を説明するに先立って各フロ
ーチャートで用いられるフラグについてそのフラグが
“1”に設定される場合を説明する。
DELFLG…クラッチ接続後1秒間、HAFLG…発進処理に入
った場合、CNGFLG…始動及び発進処理内でチェンジが完
了していない場合、RFLG…発進後アクセル擬似信号V
ACが解除された場合、NEWFLG…発進後アクセル擬似信号
V ACが解除中である場合、HFLG…始動時にLE点補正
を行なった場合、ENSTFLG…車速低下時にエンジン回転
速度NEがエンスト防止回転を下回った場合、ONFLG…
下り坂発進時クラッチを繋ぎ始めた場合、 PFLG…発進時にエンジン回転速度NEがピーク点を迎え
た場合、VFLG…発進時にピーク点を迎えた時に現アクセ
ル開度VAが50%以上である場合、NEFLG…発進時にエ
ンジン回転速度NEが400rpmを下回った場合、XFLG
…発進時にΔNEが上昇している場合、YFLG…発進時に
ΔNEが急低下した場合、LEFLG…LE点までクラッチ
を繋げた場合、 SSFLG…ブレーキフェイルの時にブレーキを踏んだ場
合、GFLG…変速時にアクセル擬似信号V ACを出力した
場合、FSSFLG…FSSオン時に2ndへの仮シフトが完了し
た場合、 AirFLG…クラッチアクチュエータの空気導入を判断した
場合、PPFLG…ニュートラル時に車速センサエラーを検
出した場合、OFFFLG…ダブルクラッチ時にニュートラル
“N”からクラッチを切った場合、EOCFLG…A/D変換
完了信号が1秒間認められない場合、 CLFLG…MVX1とMVX2、MVY1とMVY2との交互使用用フラグ、
ER1FLG…チェンジ不可のエラーが発生した場合、ER2FLG
…レバーNにしたときのみ反応可のエラーが発生した場
合、 ER3FLG…オーバラン無視のエラー発生、ER4FLG…PL
(パイロットランプ)のみのエラーが発生した場合、SV
1FLG…シリンダ側センサ(SVC1)の出力値が規定値外で
ある場合、SV2FLG…レバー側センサ(SVC2)の出力値が
規定値外である場合、MX1FLG…MVX1出力のフィードバッ
ク異常である場合、MY2FLG…MVX2出力のフィードバック
異常である場合、MY1FLG…MVY1出力フィードバック異常
である場合、MY2FLG…MVY2出力フィードバック異常であ
る場合、ECLFLG…クラッチアクチュエータ又はクラッチ
回転センサが異常である場合、 SLFLG…レバー側センサによりクラッチの摩耗が判断さ
れた場合、OPFLG…OP SWがオンされた場合、NFLG…エン
ジンの回転の入力があった場合、NCLFLG…クラッチの回
転の入力があった場合、OFDFLG…低速段後にクラッチが
接続された場合。
った場合、CNGFLG…始動及び発進処理内でチェンジが完
了していない場合、RFLG…発進後アクセル擬似信号V
ACが解除された場合、NEWFLG…発進後アクセル擬似信号
V ACが解除中である場合、HFLG…始動時にLE点補正
を行なった場合、ENSTFLG…車速低下時にエンジン回転
速度NEがエンスト防止回転を下回った場合、ONFLG…
下り坂発進時クラッチを繋ぎ始めた場合、 PFLG…発進時にエンジン回転速度NEがピーク点を迎え
た場合、VFLG…発進時にピーク点を迎えた時に現アクセ
ル開度VAが50%以上である場合、NEFLG…発進時にエ
ンジン回転速度NEが400rpmを下回った場合、XFLG
…発進時にΔNEが上昇している場合、YFLG…発進時に
ΔNEが急低下した場合、LEFLG…LE点までクラッチ
を繋げた場合、 SSFLG…ブレーキフェイルの時にブレーキを踏んだ場
合、GFLG…変速時にアクセル擬似信号V ACを出力した
場合、FSSFLG…FSSオン時に2ndへの仮シフトが完了し
た場合、 AirFLG…クラッチアクチュエータの空気導入を判断した
場合、PPFLG…ニュートラル時に車速センサエラーを検
出した場合、OFFFLG…ダブルクラッチ時にニュートラル
“N”からクラッチを切った場合、EOCFLG…A/D変換
完了信号が1秒間認められない場合、 CLFLG…MVX1とMVX2、MVY1とMVY2との交互使用用フラグ、
ER1FLG…チェンジ不可のエラーが発生した場合、ER2FLG
…レバーNにしたときのみ反応可のエラーが発生した場
合、 ER3FLG…オーバラン無視のエラー発生、ER4FLG…PL
(パイロットランプ)のみのエラーが発生した場合、SV
1FLG…シリンダ側センサ(SVC1)の出力値が規定値外で
ある場合、SV2FLG…レバー側センサ(SVC2)の出力値が
規定値外である場合、MX1FLG…MVX1出力のフィードバッ
ク異常である場合、MY2FLG…MVX2出力のフィードバック
異常である場合、MY1FLG…MVY1出力フィードバック異常
である場合、MY2FLG…MVY2出力フィードバック異常であ
る場合、ECLFLG…クラッチアクチュエータ又はクラッチ
回転センサが異常である場合、 SLFLG…レバー側センサによりクラッチの摩耗が判断さ
れた場合、OPFLG…OP SWがオンされた場合、NFLG…エン
ジンの回転の入力があった場合、NCLFLG…クラッチの回
転の入力があった場合、OFDFLG…低速段後にクラッチが
接続された場合。
MFLG…クラッチ回転数が規定値に満たない場合。
まず、第6図に示すように、プログラムがスタートする
とコントロールユニット71では各フラグ、カウンタ、
メモリがクリアされ(ステップA1)、クラッチ15が
正規の圧力及び正規の状態で接続された場合、この位置
からある程度クラッチ15が切られて車両の駆動輪が回
転状態から停止状態に移行する半クラッチ状態の位置
(以降、これをLE点と称する)ダミーデータ読込みの
初期設定が行われた(ステップA2)後、AirFLGが
「1」に設定され、Vou及びMvw出力され(ステップA
3)、第7図を参照して後述する始動処理に入り(ステ
ップA4)、始動処理が完了すると車速信号及びクラッ
チ回転数信号等のデータが入力される(ステップA
5)。車速信号の値が3Km/hを越える場合には変速処理
(ステップA7)を、3Km/h以下の場合にはギヤはニュ
ートラルN以外か否か判定される(ステップA8)。こ
こで、ギヤ位置がニュートラルである場合には図示しな
い後退表示用のRevパイロットランプを消灯して(ス
テップA9)、第7図を用いて詳細を後述する発進処理
を行なっている(ステップA10)。
とコントロールユニット71では各フラグ、カウンタ、
メモリがクリアされ(ステップA1)、クラッチ15が
正規の圧力及び正規の状態で接続された場合、この位置
からある程度クラッチ15が切られて車両の駆動輪が回
転状態から停止状態に移行する半クラッチ状態の位置
(以降、これをLE点と称する)ダミーデータ読込みの
初期設定が行われた(ステップA2)後、AirFLGが
「1」に設定され、Vou及びMvw出力され(ステップA
3)、第7図を参照して後述する始動処理に入り(ステ
ップA4)、始動処理が完了すると車速信号及びクラッ
チ回転数信号等のデータが入力される(ステップA
5)。車速信号の値が3Km/hを越える場合には変速処理
(ステップA7)を、3Km/h以下の場合にはギヤはニュ
ートラルN以外か否か判定される(ステップA8)。こ
こで、ギヤ位置がニュートラルである場合には図示しな
い後退表示用のRevパイロットランプを消灯して(ス
テップA9)、第7図を用いて詳細を後述する発進処理
を行なっている(ステップA10)。
一方、上記ステップA8の処理でギヤ位置がニュートラ
ルN以外であると判定されるとクラッチ回転数NCLが規
定値以下であるか判定される(ステップA11)。ここ
で、クラッチ回転数NCLが規定値以下であると判定され
ると上記ステップA9以降の処理がなされて発進処理が
なされ、クラッチ回転数NCLが規定値より大きいと判定
されると上記ステップA7に進んで変速処理がなされ
る。
ルN以外であると判定されるとクラッチ回転数NCLが規
定値以下であるか判定される(ステップA11)。ここ
で、クラッチ回転数NCLが規定値以下であると判定され
ると上記ステップA9以降の処理がなされて発進処理が
なされ、クラッチ回転数NCLが規定値より大きいと判定
されると上記ステップA7に進んで変速処理がなされ
る。
次に、第7図を参照してエンジンの始動処理について説
明する。まず、第29図のデータ読むルーチンが実行さ
れてエンジン回転数NE等の信号が入力され(ステップ
B1)、第28図を用いて詳細を後述するダイアグノシ
スルーチンの処理が実行される(ステップB2)。そし
て、このダイアグノシスルーチンで設定されたフラグの
判定が行われる。つまり、ER1FLGあるいはER2FLGが
「1」であるか否か判定される(ステップB3)。ここ
で、ER1FLGあるいはER2FLGが「1」である場合には、再
度ステップB1及びB2の処理が繰り返される。つま
り、ER1FLGあるいはER2FLGが「1」である場合には始動
処理は行われない。
明する。まず、第29図のデータ読むルーチンが実行さ
れてエンジン回転数NE等の信号が入力され(ステップ
B1)、第28図を用いて詳細を後述するダイアグノシ
スルーチンの処理が実行される(ステップB2)。そし
て、このダイアグノシスルーチンで設定されたフラグの
判定が行われる。つまり、ER1FLGあるいはER2FLGが
「1」であるか否か判定される(ステップB3)。ここ
で、ER1FLGあるいはER2FLGが「1」である場合には、再
度ステップB1及びB2の処理が繰り返される。つま
り、ER1FLGあるいはER2FLGが「1」である場合には始動
処理は行われない。
一方、ステップB2において、ER1FLG及びER2FLGが
「1」でないと判定されると、OPFLG及びNFLGが判定さ
れる(ステップB4)。ここで、OPFLGが「1」でNFLG
が「0」の場合には、HFLGが「1」であるか否か判定さ
れる(ステップB5)。このステップB5の判定で、HF
LGが「0」であると判定されるとクラッチ・オン信号を
出力して(ステップB6)、1.0秒のタイムラグを取り
(ステップB7)、LE点の補正を行なう(ステップB
8)と共にHFLGが「1」に設定される(ステップB
9)。その後、第22図を用いて後述するCHANGE(変
速)ルーチンへと進む(ステップB10)。そして、CN
GFLGが「1」であるか否か判定される(ステップB1
1)。ここで、CNGFLGが「1」である場合には上記ステ
ップB1処理に戻り、CNGFLGが「1」でない場合にはギ
ヤがニュートラルNか判定される(ステップB12)。
ここで、ギヤがニュートラルNであると判定されるとス
タータ可能リレーがオンされ(ステップB13)、ギヤ
がニュートラルでないと判定されるとスタータ可能リレ
ーがオフされる(ステップB14)。
「1」でないと判定されると、OPFLG及びNFLGが判定さ
れる(ステップB4)。ここで、OPFLGが「1」でNFLG
が「0」の場合には、HFLGが「1」であるか否か判定さ
れる(ステップB5)。このステップB5の判定で、HF
LGが「0」であると判定されるとクラッチ・オン信号を
出力して(ステップB6)、1.0秒のタイムラグを取り
(ステップB7)、LE点の補正を行なう(ステップB
8)と共にHFLGが「1」に設定される(ステップB
9)。その後、第22図を用いて後述するCHANGE(変
速)ルーチンへと進む(ステップB10)。そして、CN
GFLGが「1」であるか否か判定される(ステップB1
1)。ここで、CNGFLGが「1」である場合には上記ステ
ップB1処理に戻り、CNGFLGが「1」でない場合にはギ
ヤがニュートラルNか判定される(ステップB12)。
ここで、ギヤがニュートラルNであると判定されるとス
タータ可能リレーがオンされ(ステップB13)、ギヤ
がニュートラルでないと判定されるとスタータ可能リレ
ーがオフされる(ステップB14)。
ところで、上記ステップB4において、OPFLGが「0」
でNFLGが「1」と判定された場合には、HFLGが「0」に
設定され(ステップB15)、スタータ可能リレーがオ
フされる(ステップB16)。次に、メインタンク47
のエアがあるか否か判定され(ステップB17)、メイ
ンタンク47のエアがある場合にはパイロットランプ
“Air”が消される(ステップB18)。一方、メイン
タンク47のエアがない場合にはパイロットランプ“A
ir”が点灯されてメインタンクのエアがないことが知
らされる(ステップB19)。その後、チェンジレバー
がN以外からNにシフトされたか否か判定され(ステッ
プB20)、N以外からNにシフトされた場合にはCHAN
GE(変速)ルーチンが実行される。
でNFLGが「1」と判定された場合には、HFLGが「0」に
設定され(ステップB15)、スタータ可能リレーがオ
フされる(ステップB16)。次に、メインタンク47
のエアがあるか否か判定され(ステップB17)、メイ
ンタンク47のエアがある場合にはパイロットランプ
“Air”が消される(ステップB18)。一方、メイン
タンク47のエアがない場合にはパイロットランプ“A
ir”が点灯されてメインタンクのエアがないことが知
らされる(ステップB19)。その後、チェンジレバー
がN以外からNにシフトされたか否か判定され(ステッ
プB20)、N以外からNにシフトされた場合にはCHAN
GE(変速)ルーチンが実行される。
次に、第6図のステップA10で行われる発進処理につ
いて第9図を参照しながら説明する。まず、HAFLGに
「1」が設定され(ステップC1)、各種データが読み
込まれ(ステップC2)、後述するダイアグノシスルー
チンが実行される(ステップC3)。そして、ダイアグ
ノシスルーチンで設定されたER1FLG、ER2FLGに「1」が
設定されているか判定される(ステップC4)。ER1FLG
あるいはER2FLGが「1」に設定されている場合にはギヤ
がNにされる(ステップC5)。つまり、ER1FLGあるい
はER2FLGが「1」の場合にはギヤが“N”にされるのみ
で、発進処理は行われない。一方、ER1FLGあるいはER2F
LGが「1」に設定されていない場合にはHAFLGが「1」
に設定されているか否か再度判定される(ステップC
6)。そして、HAFLGが「1」である場合にはクラッチ
が切れたか判定され(ステップC7)、切れていない場
合にはクラッチ15にクラッチ切信号が出力されてクラ
ッチが切られる(ステップC8)。
いて第9図を参照しながら説明する。まず、HAFLGに
「1」が設定され(ステップC1)、各種データが読み
込まれ(ステップC2)、後述するダイアグノシスルー
チンが実行される(ステップC3)。そして、ダイアグ
ノシスルーチンで設定されたER1FLG、ER2FLGに「1」が
設定されているか判定される(ステップC4)。ER1FLG
あるいはER2FLGが「1」に設定されている場合にはギヤ
がNにされる(ステップC5)。つまり、ER1FLGあるい
はER2FLGが「1」の場合にはギヤが“N”にされるのみ
で、発進処理は行われない。一方、ER1FLGあるいはER2F
LGが「1」に設定されていない場合にはHAFLGが「1」
に設定されているか否か再度判定される(ステップC
6)。そして、HAFLGが「1」である場合にはクラッチ
が切れたか判定され(ステップC7)、切れていない場
合にはクラッチ15にクラッチ切信号が出力されてクラ
ッチが切られる(ステップC8)。
一方、クラッチがすでに切られている場合にはクラッチ
の位置がホールドされ、図示しないアクセル擬似信号電
圧出力リレーをオンすると共に、エンジン11をアイド
リング回転させるアイドル相当電圧をアクセル擬似信号
電圧VACとして電磁アクチュエータ25に出力し、図示
しない排気ブレーキ解除用リレーをオンにすると共にフ
ラグ類のクリア及びカウンタ類(NCNT,VCNT)の初期化
を行なう(ステップC9〜C15)。
の位置がホールドされ、図示しないアクセル擬似信号電
圧出力リレーをオンすると共に、エンジン11をアイド
リング回転させるアイドル相当電圧をアクセル擬似信号
電圧VACとして電磁アクチュエータ25に出力し、図示
しない排気ブレーキ解除用リレーをオンにすると共にフ
ラグ類のクリア及びカウンタ類(NCNT,VCNT)の初期化
を行なう(ステップC9〜C15)。
次に、エンジン回転数Neがエンスト防止回転を下回っ
たか判断する。即ち、ENSTFLGが「1」の場合にはエン
スト防止回転を下回ったと判断する。エンジン回転数N
eがエンスト防止回転を下回った場合には、上述したス
テップC1以下の処理をエンスト防止回転を上回るまで
繰り返し、エンジン回転数Neがエンスト防止回転を上
回った場合には前述したCHANGE(変速)ルーチンを実行
する。このCHANGEルーチン終了後にCNGFLGが「1」か否
かを判定し、CNGFLG=「1」、つまり変速が完了してい
ない場合にはステップC2以降の処理が変速が完了する
まで、繰返される(ステップC16〜C18)。
たか判断する。即ち、ENSTFLGが「1」の場合にはエン
スト防止回転を下回ったと判断する。エンジン回転数N
eがエンスト防止回転を下回った場合には、上述したス
テップC1以下の処理をエンスト防止回転を上回るまで
繰り返し、エンジン回転数Neがエンスト防止回転を上
回った場合には前述したCHANGE(変速)ルーチンを実行
する。このCHANGEルーチン終了後にCNGFLGが「1」か否
かを判定し、CNGFLG=「1」、つまり変速が完了してい
ない場合にはステップC2以降の処理が変速が完了する
まで、繰返される(ステップC16〜C18)。
上記ステップC18の処理でCNGFLGが「0」、つまり変
速処理が完了したと判定されるとギヤ位置がNか否かを
セレクト信号により読み取り(ステップC19)、ギヤ
位置がNの場合にはこれがN1以外にあるか否かを判断
する(ステップC20)。ギヤ位置がN1以外の場合に
はクラッチ15を接続する処理が後述するステップC2
1〜C27において行われる。このステップC21〜C
27の処理でクラッチ15が接続され、その接続後に1.
5秒経過させて(ステップC28)、LE点補正を行な
った後(ステップC29)、排気ブレーキ解除用リレー
をオフし、その接続後に1.5秒経過していない場合はそ
のまま排気ブレーキ解除用リレーをオフする(ステップ
C30)。排気ブレーキ解除用リレーをオフした場合に
はAUS用のMVQ111をオフにし(ステップC3
1)、アクセル擬似信号電圧出力リレーをオフにして
(ステップC32)、再びステップC2以降の処理に戻
る。
速処理が完了したと判定されるとギヤ位置がNか否かを
セレクト信号により読み取り(ステップC19)、ギヤ
位置がNの場合にはこれがN1以外にあるか否かを判断
する(ステップC20)。ギヤ位置がN1以外の場合に
はクラッチ15を接続する処理が後述するステップC2
1〜C27において行われる。このステップC21〜C
27の処理でクラッチ15が接続され、その接続後に1.
5秒経過させて(ステップC28)、LE点補正を行な
った後(ステップC29)、排気ブレーキ解除用リレー
をオフし、その接続後に1.5秒経過していない場合はそ
のまま排気ブレーキ解除用リレーをオフする(ステップ
C30)。排気ブレーキ解除用リレーをオフした場合に
はAUS用のMVQ111をオフにし(ステップC3
1)、アクセル擬似信号電圧出力リレーをオフにして
(ステップC32)、再びステップC2以降の処理に戻
る。
ここで、ステップC21〜C27において行われるクラ
ッチ15の接続処理について説明する。まず、クラッチ
15がオン(接続)しているか判定され(ステップC2
1)、オンしていない場合には第24図を用いてその動
作を後述するクラッチオン信号が出力されてクラッチ1
5が接続される処理が行われる(ステップC22)。そ
して、DELFLGに「1」が設定された後上記ステップC2
の処理に戻り、再度上記ステップC21の処理でクラッ
チ15がオンしていると判定されると、DELFLGが「1」
である場合には1秒経過した後にクラッチをホールドす
る処理が行われてDELFLGが「0」とされ、CLFLGが反転
される(ステップC24〜C27)。このCLFLGは動作
の当初で説明したように電磁弁X1,X2あるいは電磁
弁Y1,Y2を交互に使用するために反転される。
ッチ15の接続処理について説明する。まず、クラッチ
15がオン(接続)しているか判定され(ステップC2
1)、オンしていない場合には第24図を用いてその動
作を後述するクラッチオン信号が出力されてクラッチ1
5が接続される処理が行われる(ステップC22)。そ
して、DELFLGに「1」が設定された後上記ステップC2
の処理に戻り、再度上記ステップC21の処理でクラッ
チ15がオンしていると判定されると、DELFLGが「1」
である場合には1秒経過した後にクラッチをホールドす
る処理が行われてDELFLGが「0」とされ、CLFLGが反転
される(ステップC24〜C27)。このCLFLGは動作
の当初で説明したように電磁弁X1,X2あるいは電磁
弁Y1,Y2を交互に使用するために反転される。
ところで、上記ステップC20の判定でギヤ位置がN1
であると判定されるとMVQ111をオフにし、アクセ
ル擬似信号電圧出力用リレーをオフにした後上記ステッ
プC1の処理に戻る(ステップC31,C32)。
であると判定されるとMVQ111をオフにし、アクセ
ル擬似信号電圧出力用リレーをオフにした後上記ステッ
プC1の処理に戻る(ステップC31,C32)。
上記ステップC19の判定で、ギヤ位置がニュートラル
以外であると判定された場合にはアクセル擬似信号電圧
出力用リレーをオンにしてAUSルーチンに移行する
(ステップC33〜C34)。
以外であると判定された場合にはアクセル擬似信号電圧
出力用リレーをオンにしてAUSルーチンに移行する
(ステップC33〜C34)。
AUSルーチンは第11図に示すようにエンジン回転数
Nclが500rpm以下の場合で十分サイドブレーキをひ
いている場合(PARがオン)で、AUS SWがオンしてい
る場合にはMVQ1111及び図示しないMVQ2をオ
ンにして(ステップE1〜E5)、ホイールブレーキ1
07をきかせる処理を行なうものである。ここで、MV
Q1及びMVQ2がオンしている状態でドアが開けられ
た場合には、ブザーZがオンにされて警報される。そし
て、この警報によりドアの閉じた場合にはブザーZはオ
フされてその警報は停止される(ステップE6〜E
8)。このようにして、坂道発進補助機能AUSが働か
されてホイールブレーキ107がきかされている場合に
ドライバがドアを開けて自動車から離れるのを防止して
いる。クラッチ回転数Nclが500rpmを越える場合あ
るいはサイドブレーキを十分に引いていない場合あるい
はAUS SWがオンされていない場合にはメインのフローに
戻る。
Nclが500rpm以下の場合で十分サイドブレーキをひ
いている場合(PARがオン)で、AUS SWがオンしてい
る場合にはMVQ1111及び図示しないMVQ2をオ
ンにして(ステップE1〜E5)、ホイールブレーキ1
07をきかせる処理を行なうものである。ここで、MV
Q1及びMVQ2がオンしている状態でドアが開けられ
た場合には、ブザーZがオンにされて警報される。そし
て、この警報によりドアの閉じた場合にはブザーZはオ
フされてその警報は停止される(ステップE6〜E
8)。このようにして、坂道発進補助機能AUSが働か
されてホイールブレーキ107がきかされている場合に
ドライバがドアを開けて自動車から離れるのを防止して
いる。クラッチ回転数Nclが500rpmを越える場合あ
るいはサイドブレーキを十分に引いていない場合あるい
はAUS SWがオンされていない場合にはメインのフローに
戻る。
AUSルーチンが終了したらPARがオンしているか判
定され(ステップC35)、オンしていない場合にはク
ラッチ15をLE点直前まで動かすCLLEルーチンに移る
(ステップC36)。なお、PARがオンしていない場
合には上記ステップC1の処理に戻る。
定され(ステップC35)、オンしていない場合にはク
ラッチ15をLE点直前まで動かすCLLEルーチンに移る
(ステップC36)。なお、PARがオンしていない場
合には上記ステップC1の処理に戻る。
CLLEルーチンは第12図に示すようにLE点までクラッ
チ15が接続されてLEFLGが「1」となっているかを判
断し、LEFLGが「1」となっている場合にはLE点まで
クラッチ15が接続されているので、クラッチ15をホ
ールドしてメインのフローに戻る。いっぽう、LEFLGが
クリアとなっている場合には第24図のフローチャート
を用いて詳細を後述するクラッチオン処理によりクラッ
チ15をLE点まで接続してメインのフローに戻る(ス
テップF1〜F3)。
チ15が接続されてLEFLGが「1」となっているかを判
断し、LEFLGが「1」となっている場合にはLE点まで
クラッチ15が接続されているので、クラッチ15をホ
ールドしてメインのフローに戻る。いっぽう、LEFLGが
クリアとなっている場合には第24図のフローチャート
を用いて詳細を後述するクラッチオン処理によりクラッ
チ15をLE点まで接続してメインのフローに戻る(ス
テップF1〜F3)。
CLLEルーチンが終了したら、下り坂発進時にクラッチ1
5を接続し始めたONFLGがクリアとなっているか否かを
判断し(ステップC37)、ONFLGがクリアとなってな
い場合にはアクセル開度が10%以上かを判断し(ステ
ップC38)、ONFLGがクリアとなっている場合にはク
ラッチ回転数Nclが規定値2よりも低いかを判断する
(ステップC39)。アクセル開度が10%以上の場合
にはクラッチ回転数Nclが規定値0よりも低いかを判断
し(ステップC40)、規定値0よりも低い場合にはON
FLGをクリアする(ステップC41)。アクセル開度が
10%よりも低い場合にはクラッチ回転数Nclが規定値
1よりも低いか否かを判断し(ステップC42)、規定
値1よりも低い場合にはONFLGをクリアする。
5を接続し始めたONFLGがクリアとなっているか否かを
判断し(ステップC37)、ONFLGがクリアとなってな
い場合にはアクセル開度が10%以上かを判断し(ステ
ップC38)、ONFLGがクリアとなっている場合にはク
ラッチ回転数Nclが規定値2よりも低いかを判断する
(ステップC39)。アクセル開度が10%以上の場合
にはクラッチ回転数Nclが規定値0よりも低いかを判断
し(ステップC40)、規定値0よりも低い場合にはON
FLGをクリアする(ステップC41)。アクセル開度が
10%よりも低い場合にはクラッチ回転数Nclが規定値
1よりも低いか否かを判断し(ステップC42)、規定
値1よりも低い場合にはONFLGをクリアする。
クラッチ回転数Nclが規定値1及び2よりも高い場合に
はONFLGがクリアとなっているかを判断する(ステップ
C43)。ONFLGがクリアとなっている場合、下り坂発
進時車両が動き初めてからのタイムラグ用のカウンタNC
NTが「80」となっているかを判断し、カウンタNCNTが
「80」となっている場合にはカウンタNCNTを「0」に
し、クラッチ回転数Nclの変化量ΔNclが20rpm以上
か否かを判断する(ステップC44〜C46)。カウン
タNCNTが「80」となっていない場合にはカウンタONFL
Gをクリアする(ステップC41)。クラッチ回転数Nc
lの変化量ΔNclが20rpm以上の場合で下り坂発進時に
はONFLGを「1」としてクラッチ15を接続し始め(ス
テップC47)、クラッチ回転数Nclの変化量ΔNclが
20rpmよりも低い場合にはONFLGをクリアする(ステッ
プC41)。一方、ONFLGがクリアとなっていない場合
にはカウンタNCNTを「0」にしてONFLGを「1」とする
(ステップC48,C47)。ONFLGを「1」にした後
アクセル開度が10%以下となっているかを判断し、1
0%以下の場合にはアクセル擬似信号電圧Vacがアイド
ル相当電圧となる1Vを出力し、後述するクラッチデュー
ティー信号出力に移行し、アクセル開度が10%を越え
る場合にはそのまま後述するクラッチデューティー信号
出力に移行する(ステップC49〜C51)。
はONFLGがクリアとなっているかを判断する(ステップ
C43)。ONFLGがクリアとなっている場合、下り坂発
進時車両が動き初めてからのタイムラグ用のカウンタNC
NTが「80」となっているかを判断し、カウンタNCNTが
「80」となっている場合にはカウンタNCNTを「0」に
し、クラッチ回転数Nclの変化量ΔNclが20rpm以上
か否かを判断する(ステップC44〜C46)。カウン
タNCNTが「80」となっていない場合にはカウンタONFL
Gをクリアする(ステップC41)。クラッチ回転数Nc
lの変化量ΔNclが20rpm以上の場合で下り坂発進時に
はONFLGを「1」としてクラッチ15を接続し始め(ス
テップC47)、クラッチ回転数Nclの変化量ΔNclが
20rpmよりも低い場合にはONFLGをクリアする(ステッ
プC41)。一方、ONFLGがクリアとなっていない場合
にはカウンタNCNTを「0」にしてONFLGを「1」とする
(ステップC48,C47)。ONFLGを「1」にした後
アクセル開度が10%以下となっているかを判断し、1
0%以下の場合にはアクセル擬似信号電圧Vacがアイド
ル相当電圧となる1Vを出力し、後述するクラッチデュー
ティー信号出力に移行し、アクセル開度が10%を越え
る場合にはそのまま後述するクラッチデューティー信号
出力に移行する(ステップC49〜C51)。
クラッチ回転数Nclが規定値0〜2よりも低くなった場
合(上記ステップC39,40,42で「YES」と判
定された場合)あるいは上記ステップC44あるいはC
46で「NO」と判定されてONFLGをクリアした後に
は、アクセル開度が10%以上かを判断し(ステップC
52)、10%以上の場合には車両の発進時にエンジン
回転数Neがピーク点を迎えてPFLGがクリアとなってい
るかを判断する(ステップC53)。アクセル開度が1
0%を越えていない場合にはPFLG及び車両の発進時にエ
ンジン回転数Neがピーク点を迎えた際の現アクセル開
度相当電圧Vaが50%であるフラグVFLGをそれぞれク
リアし、車両の発進時におけるアクセル擬似信号電圧V
acの出力タイミング用カウンタVCNTを「10」に設定し
てクラッチ15の目標ストロークをLE点にし(ステップ
C54〜C57)、後述するエンジン回転数Neの変化
量ΔNeが40rpm以上かを判断する処理に移行する
(ステップC73)。一方、PFLGがクリアとなっている
場合にはVacMAKE1ルーチンに進み(ステップC5
8)、PFLGがクリアとなっていない場合にはVFLGがクリ
アとなっているかを判断する(ステップC59)。
合(上記ステップC39,40,42で「YES」と判
定された場合)あるいは上記ステップC44あるいはC
46で「NO」と判定されてONFLGをクリアした後に
は、アクセル開度が10%以上かを判断し(ステップC
52)、10%以上の場合には車両の発進時にエンジン
回転数Neがピーク点を迎えてPFLGがクリアとなってい
るかを判断する(ステップC53)。アクセル開度が1
0%を越えていない場合にはPFLG及び車両の発進時にエ
ンジン回転数Neがピーク点を迎えた際の現アクセル開
度相当電圧Vaが50%であるフラグVFLGをそれぞれク
リアし、車両の発進時におけるアクセル擬似信号電圧V
acの出力タイミング用カウンタVCNTを「10」に設定し
てクラッチ15の目標ストロークをLE点にし(ステップ
C54〜C57)、後述するエンジン回転数Neの変化
量ΔNeが40rpm以上かを判断する処理に移行する
(ステップC73)。一方、PFLGがクリアとなっている
場合にはVacMAKE1ルーチンに進み(ステップC5
8)、PFLGがクリアとなっていない場合にはVFLGがクリ
アとなっているかを判断する(ステップC59)。
VFLGがクリアとなっている場合には後述するアクセル開
度10%以下かを判断する処理に移行し(ステップC7
1)、VFLGがクリアとなっていない場合には後述するア
クセル擬似信号電圧Vacを現アクセル開度相当電圧Va−
アクセル差電圧ΔVに置き換える処理に移行する(ステ
ップC105)。
度10%以下かを判断する処理に移行し(ステップC7
1)、VFLGがクリアとなっていない場合には後述するア
クセル擬似信号電圧Vacを現アクセル開度相当電圧Va−
アクセル差電圧ΔVに置き換える処理に移行する(ステ
ップC105)。
ここで、第10図を参照してVacMAKE1ルーチンについ
て説明する。まず、カウンタVCNTが「10」になってい
るかを判断し(ステップD1)、カウンタVCNTが「1
0」になっていない場合にはメインのフローに戻る。カ
ウンタVCNTが「10」になっている場合には現アクセル
開度相当電圧Vaに基づき目標エンジン回転数を算出
し、アクセル擬似信号電圧出力用の電圧値V0,V1を
それぞれ記憶する図示しない作動メモリR0,R1に各
々(目標エンジン回転数+250)、目標エンジン回転
数−現エンジン回転数Ne)/100に相当する電圧値
を読込むと共に電圧値V2を記憶する図示しない作動メ
モリR2をV2+V1とし、アクセル擬似信号電圧Vac
をV0+V2とする(ステップD2〜6)。アクセル擬
似信号電圧とVacがAD値で「51」(アイドル相当電
圧1ボルト)以下か否かを判断し(ステップD7)、
「51」以下の場合にはアクセル擬似信号電圧VacをA
D値で「51」として、カウンタVCNTを「0」にしてメ
インのフローに戻る(ステップD8,9)。アクセル擬
似信号電圧VacがAD値で「51」を越える場合、アク
セル擬似信号電圧VacがAD値で「153」(3ボルト
相当)以上かを判断し(ステップD10)、「153」
を越えない場合にはカウンタVCNTを「0」にして(ステ
ップD9)メインのフローに戻り、アクセル擬似信号電
圧VacがAD値で「153」以上の場合にはアクセル擬
似信号電圧VacをAD値で「153」にする(ステップ
D11)と共にカウンタVCNTを「0」(ステップD9)
にしてメインのフローに戻る。このVacMAKE1ルーチン
がエンジン回転上昇機能となっており、アクセル擬似信
号電圧Vacの出力値は以下の如く決定される。
て説明する。まず、カウンタVCNTが「10」になってい
るかを判断し(ステップD1)、カウンタVCNTが「1
0」になっていない場合にはメインのフローに戻る。カ
ウンタVCNTが「10」になっている場合には現アクセル
開度相当電圧Vaに基づき目標エンジン回転数を算出
し、アクセル擬似信号電圧出力用の電圧値V0,V1を
それぞれ記憶する図示しない作動メモリR0,R1に各
々(目標エンジン回転数+250)、目標エンジン回転
数−現エンジン回転数Ne)/100に相当する電圧値
を読込むと共に電圧値V2を記憶する図示しない作動メ
モリR2をV2+V1とし、アクセル擬似信号電圧Vac
をV0+V2とする(ステップD2〜6)。アクセル擬
似信号電圧とVacがAD値で「51」(アイドル相当電
圧1ボルト)以下か否かを判断し(ステップD7)、
「51」以下の場合にはアクセル擬似信号電圧VacをA
D値で「51」として、カウンタVCNTを「0」にしてメ
インのフローに戻る(ステップD8,9)。アクセル擬
似信号電圧VacがAD値で「51」を越える場合、アク
セル擬似信号電圧VacがAD値で「153」(3ボルト
相当)以上かを判断し(ステップD10)、「153」
を越えない場合にはカウンタVCNTを「0」にして(ステ
ップD9)メインのフローに戻り、アクセル擬似信号電
圧VacがAD値で「153」以上の場合にはアクセル擬
似信号電圧VacをAD値で「153」にする(ステップ
D11)と共にカウンタVCNTを「0」(ステップD9)
にしてメインのフローに戻る。このVacMAKE1ルーチン
がエンジン回転上昇機能となっており、アクセル擬似信
号電圧Vacの出力値は以下の如く決定される。
アクセル擬似信号電圧Vacの増加分ΔVAC/Δtを ΔVAC/Δt=β(目標エンジン回転数−現エンジン回転数)…(1) ただしβ:比例定数(<1) により求める。そして、アクセル擬似信号電圧Vacの出
力値は Vac=Vao+∫ΔVAC/Δtdt ただし、Vao:無負荷時の(目標エンジン回転数+α)
相当の電圧により決定される。
力値は Vac=Vao+∫ΔVAC/Δtdt ただし、Vao:無負荷時の(目標エンジン回転数+α)
相当の電圧により決定される。
VacMAKE1ルーチンで示されたようにアクセル擬似信号
電圧Vacを定めてエンジン回転数Neを目標エンジン回
転数に近付けることにより、エンジン回転数Neの無用
な上昇を無くすことができる。
電圧Vacを定めてエンジン回転数Neを目標エンジン回
転数に近付けることにより、エンジン回転数Neの無用
な上昇を無くすことができる。
VacMAKE1ルーチンが終了するとアクセル擬似信号電圧
Vacに対応したクラッチデューティ信号を出力し(ステ
ップC60,C61)、エンジン回転数Neがピーク点
より30rpm下がったか否かを判断し(ステップC6
2)、下がっていない場合には上記ステップC2の処理
にもどる。エンジン回転数Neがピーク点より30rpm
下がった場合にはMVQ111をオフにしてクラッチ1
5の回転をホールドすると共に車両の発進時にエンジン
回転数Neがピーク点を迎えたと判断し(PFLG←1)、
カウンタVCNTを「50」に設定する(ステップC63〜
C66)。なお、ピーク点はエンジン11の出力軸13
がクラッチ15を介して歯車式変速機17の入力軸39
の回転として駆動輪側へ動力が伝達され始めることによ
り低下するために生じるものである。
Vacに対応したクラッチデューティ信号を出力し(ステ
ップC60,C61)、エンジン回転数Neがピーク点
より30rpm下がったか否かを判断し(ステップC6
2)、下がっていない場合には上記ステップC2の処理
にもどる。エンジン回転数Neがピーク点より30rpm
下がった場合にはMVQ111をオフにしてクラッチ1
5の回転をホールドすると共に車両の発進時にエンジン
回転数Neがピーク点を迎えたと判断し(PFLG←1)、
カウンタVCNTを「50」に設定する(ステップC63〜
C66)。なお、ピーク点はエンジン11の出力軸13
がクラッチ15を介して歯車式変速機17の入力軸39
の回転として駆動輪側へ動力が伝達され始めることによ
り低下するために生じるものである。
次に、発進状態切換え機能であるアクセル開度が50%
以上か否かを判断する処理を行なう(ステップC6
7)。アクセル開度が50%以上の場合、アクセル差電
圧ΔVを現アクセル開度相当電圧Vaとアクセル擬似信
号電圧Vacとの差とし、車両の発進時にエンジン回転数
Neがピーク点を迎えた時に現アクセル開度相当電圧V
aが50%以上であるとし(VFLG=1)(ステップC6
8,C69)、後述するアクセル擬似信号電圧VacをV
a−ΔVに置換える処理に移行する。アクセル擬似信号
電圧VacをVa−ΔVに置き換える処理以下は通常制御
処理となっている。
以上か否かを判断する処理を行なう(ステップC6
7)。アクセル開度が50%以上の場合、アクセル差電
圧ΔVを現アクセル開度相当電圧Vaとアクセル擬似信
号電圧Vacとの差とし、車両の発進時にエンジン回転数
Neがピーク点を迎えた時に現アクセル開度相当電圧V
aが50%以上であるとし(VFLG=1)(ステップC6
8,C69)、後述するアクセル擬似信号電圧VacをV
a−ΔVに置換える処理に移行する。アクセル擬似信号
電圧VacをVa−ΔVに置き換える処理以下は通常制御
処理となっている。
一方、上記ステップC67において、アクセル開度が5
0%より低いと判定された場合にはVFLGをクリアし(ス
テップC70)、アクセル開度が10%以下か否かを判
断する(ステップC71)。アクセル開度が10%以下
か否かを判断する処理以下は微動制御処理となってい
る。なお、上記ステップC59におけるVFLGをクリアし
たか否かの判断によってクリアしたと判断された場合に
は、このアクセル開度が10%以下かの判断を行なう
(ステップC71)。アクセル開度が10%以下の場合
にはクラッチ15の目標ストロークを計算した後(ステ
ップC72)、50msec毎のエンジン回転数Neの変化
量ΔNeが40rpm以上か否かを判断する(ステップC
73)。前述したステップC57のクラッチ15の目標
ストロークをLE点とした後の処理としてもこの変化量
ΔNeが40rpm以上か否かの判断が行なわれる(ステ
ップC73)。尚、ステップC72の前にステップC7
2−1,C72−2がなされるが、これらは後述するス
テップC104〜C104−5に基づいてクラッチの目
標ストローク( ここに、A,B,Cは定数)を補正するステップであ
る。
0%より低いと判定された場合にはVFLGをクリアし(ス
テップC70)、アクセル開度が10%以下か否かを判
断する(ステップC71)。アクセル開度が10%以下
か否かを判断する処理以下は微動制御処理となってい
る。なお、上記ステップC59におけるVFLGをクリアし
たか否かの判断によってクリアしたと判断された場合に
は、このアクセル開度が10%以下かの判断を行なう
(ステップC71)。アクセル開度が10%以下の場合
にはクラッチ15の目標ストロークを計算した後(ステ
ップC72)、50msec毎のエンジン回転数Neの変化
量ΔNeが40rpm以上か否かを判断する(ステップC
73)。前述したステップC57のクラッチ15の目標
ストロークをLE点とした後の処理としてもこの変化量
ΔNeが40rpm以上か否かの判断が行なわれる(ステ
ップC73)。尚、ステップC72の前にステップC7
2−1,C72−2がなされるが、これらは後述するス
テップC104〜C104−5に基づいてクラッチの目
標ストローク( ここに、A,B,Cは定数)を補正するステップであ
る。
上記ステップC71で「NO」と判定、つまりアクセル
開度が10%を越える場合、エンジン回転数Neとクラ
ッチ回転数Nclとの差の絶対値が50rpm以下か否かを
判断し(ステップC74)、50rpmを越える場合は上
記したクラッチ15の目標ストロークを計算する処理を
行ない(ステップC72)、50rpm以下の場合にはS
VAOに現アクセル開度Vaを設定し(ステップC7
4)、第26図を用いて詳細を後述するクラッチデュー
ティ信号出力処理が行われ、クラッチが徐々に接続され
始める(ステップC76,C77)。そして、上記クラ
ッチデューティ信号出力処理によりクラッチ15がデュ
ーティ制御により繋ぎ始められてからt1秒経過したか
判定される(ステップC78)。t秒間経過した後は第
24図に示したクラッチオン信号出力が行われて、クラ
ッチ15が接続される。そして、クラッチ15が繋がっ
たか否か判定され(ステップC80)、繋がった場合に
は排気ブレーキ解除用リレーをオフにし、LEFLG,RFLG,N
ELFLGがクリアされた後、CLFLGが反転された後にメイン
のフローにリターンする(ステップC81〜C83)。
開度が10%を越える場合、エンジン回転数Neとクラ
ッチ回転数Nclとの差の絶対値が50rpm以下か否かを
判断し(ステップC74)、50rpmを越える場合は上
記したクラッチ15の目標ストロークを計算する処理を
行ない(ステップC72)、50rpm以下の場合にはS
VAOに現アクセル開度Vaを設定し(ステップC7
4)、第26図を用いて詳細を後述するクラッチデュー
ティ信号出力処理が行われ、クラッチが徐々に接続され
始める(ステップC76,C77)。そして、上記クラ
ッチデューティ信号出力処理によりクラッチ15がデュ
ーティ制御により繋ぎ始められてからt1秒経過したか
判定される(ステップC78)。t秒間経過した後は第
24図に示したクラッチオン信号出力が行われて、クラ
ッチ15が接続される。そして、クラッチ15が繋がっ
たか否か判定され(ステップC80)、繋がった場合に
は排気ブレーキ解除用リレーをオフにし、LEFLG,RFLG,N
ELFLGがクリアされた後、CLFLGが反転された後にメイン
のフローにリターンする(ステップC81〜C83)。
ところで、上記ステップS73の判定で50msec毎のエ
ンジン回転数Neの変化量ΔNeが40rpm以上である
と判定された場合には、クラッチオフデューティ信号を
出力して第25図の処理を行なった後アクセル開度が1
0%以上か否かを判断し、10%を越えない場合にはア
クセル擬似信号電圧VacをAD値で「51」として上記
ステップC2の処理に戻り、アクセル開度が10%以上
の場合にはVacMAKE2ルーチンを行なった後、上記した
ステップC2の処理に戻る(ステップC84〜C8
8)。
ンジン回転数Neの変化量ΔNeが40rpm以上である
と判定された場合には、クラッチオフデューティ信号を
出力して第25図の処理を行なった後アクセル開度が1
0%以上か否かを判断し、10%を越えない場合にはア
クセル擬似信号電圧VacをAD値で「51」として上記
ステップC2の処理に戻り、アクセル開度が10%以上
の場合にはVacMAKE2ルーチンを行なった後、上記した
ステップC2の処理に戻る(ステップC84〜C8
8)。
VacMAKE2ルーチンは第10図に示すようにカウンタVC
NTが「50」の場合には(ステップD12)、VacMAKE
1ルーチンの現アクセル開度相当電圧Vaに基づき目標
エンジン回転数を算出する処理に移行し、カウンタVCNT
が「50」以外の場合はメインのフローに戻る。このV
acMAKE2ルーチンが微動アクセル擬似信号電圧出力機能
となっており、カウンタVCNTを「50」に設定すること
で、VacMAKE1ルーチンで定めたアクセル擬似信号電圧
よりも出力タイミングが長くなる。
NTが「50」の場合には(ステップD12)、VacMAKE
1ルーチンの現アクセル開度相当電圧Vaに基づき目標
エンジン回転数を算出する処理に移行し、カウンタVCNT
が「50」以外の場合はメインのフローに戻る。このV
acMAKE2ルーチンが微動アクセル擬似信号電圧出力機能
となっており、カウンタVCNTを「50」に設定すること
で、VacMAKE1ルーチンで定めたアクセル擬似信号電圧
よりも出力タイミングが長くなる。
ところで、上記ステップC73の判定で、エンジン回転
数Neの変化量ΔNeが40rpmを越えない場合には車
両の発進時にエンジン回転数Neが400rpmを下回っ
た(NEFLG=1)かを判断し(ステップC89)、下回
った場合にはエンジン回転数Neが410rpm以下か否
かを判断する(ステップC90)。410rpm以下の場
合には上述したクラッチオフデューティ信号を出力する
処理(ステップC84,C85)に移行してクラッチ1
5のクラッチ板31をフライホイール29と反対側にス
トロークさせ、410rpmを越えた場合にはNEFLGをクリ
アする(ステップC91)。
数Neの変化量ΔNeが40rpmを越えない場合には車
両の発進時にエンジン回転数Neが400rpmを下回っ
た(NEFLG=1)かを判断し(ステップC89)、下回
った場合にはエンジン回転数Neが410rpm以下か否
かを判断する(ステップC90)。410rpm以下の場
合には上述したクラッチオフデューティ信号を出力する
処理(ステップC84,C85)に移行してクラッチ1
5のクラッチ板31をフライホイール29と反対側にス
トロークさせ、410rpmを越えた場合にはNEFLGをクリ
アする(ステップC91)。
一方、上記ステップC89において「NO」と判定、つ
まり車両の発進時にエンジン回転数Neが400rpmを
上回った場合にはエンジン回転数Neが400rpm以下
かを判断し(ステップC92)、400rpmを越える場
合にはNEFLGをクリアし(ステップC91)、400rpm
以下の場合にはクラッチオフデューティ信号を出力して
NEFLGを「1」とし(ステップC93〜C95)、上記
したアクセル開度が10%以上かを判断する処理(ステ
ップC86)に移行する。上記したNEFLGが「1」とな
っているか否かの判断処理以下がエンジン回転数判断機
能となっており、回転数400rpmが下限値となってい
る。そして、上記ステップC91でNEFLGをクリアした
後にクラッチストローク(本実施例ではクラッチ15を
操作するエアアクチュエータ33のプッシュロッドスト
ローク量を電圧SVCで表示)がクラッチ15の半クラ
ッチ状態を規定する目標値となっているか否かを判断し
(ステップC96)、クラッチストロークが目標値より
も大きい場合(過遮断の場合)にはクラッチデューティ
信号を出力して(ステップC98)クラッチ15のクラ
ッチ板31をフライホイール29側(接続側)にストロ
ークさせ、上述したアクセル開度が10%以上か否かを
判断する処理(ステップC86)に移行する。ここで、
ステップC96とステップC98との間において、クラ
ッチ15の作動方向すなわちエアシリンダ33の作動方
向が遮断側から接続側へ切換えられたか否か判定し(ス
テップC97−1)、この切換がなされている場合には
作動方向が切換えられたクラッチ15のストロークの総
変化量(ΔSVC)が規定値A(クラッチ板31の移動
が十分となるある総変化量)より大きいか否か判定し
(ステップC97−2)、作動方向を切換えたときに十
分なストロークが得られない「NO」の場合には通常の
デューティ比より大きいデューティ比(規定値I)を設
定してクラッチデューティ信号を出力し(ステップC9
7−3,C98)、これによってエアシリンダ33のエ
ア圧排出率を通常より大きくしてクラッチ15の接続方
向への十分なストローク総変化量を迅速に実現する。ま
た、上記の判断(ステップC97−1,C97−2)に
おいて、クラッチ15の作動方向の切換えがなされてい
ない場合又はクラッチ15の十分なストロークが得られ
る場合には、第34図に示したヒステリシスの影響を考
慮する必要がないので通常のデューティ比(規定値II)
を設定して(ステップC97−4)、通常のエア圧給排
率によりクラッチ15をストロークさせる。
まり車両の発進時にエンジン回転数Neが400rpmを
上回った場合にはエンジン回転数Neが400rpm以下
かを判断し(ステップC92)、400rpmを越える場
合にはNEFLGをクリアし(ステップC91)、400rpm
以下の場合にはクラッチオフデューティ信号を出力して
NEFLGを「1」とし(ステップC93〜C95)、上記
したアクセル開度が10%以上かを判断する処理(ステ
ップC86)に移行する。上記したNEFLGが「1」とな
っているか否かの判断処理以下がエンジン回転数判断機
能となっており、回転数400rpmが下限値となってい
る。そして、上記ステップC91でNEFLGをクリアした
後にクラッチストローク(本実施例ではクラッチ15を
操作するエアアクチュエータ33のプッシュロッドスト
ローク量を電圧SVCで表示)がクラッチ15の半クラ
ッチ状態を規定する目標値となっているか否かを判断し
(ステップC96)、クラッチストロークが目標値より
も大きい場合(過遮断の場合)にはクラッチデューティ
信号を出力して(ステップC98)クラッチ15のクラ
ッチ板31をフライホイール29側(接続側)にストロ
ークさせ、上述したアクセル開度が10%以上か否かを
判断する処理(ステップC86)に移行する。ここで、
ステップC96とステップC98との間において、クラ
ッチ15の作動方向すなわちエアシリンダ33の作動方
向が遮断側から接続側へ切換えられたか否か判定し(ス
テップC97−1)、この切換がなされている場合には
作動方向が切換えられたクラッチ15のストロークの総
変化量(ΔSVC)が規定値A(クラッチ板31の移動
が十分となるある総変化量)より大きいか否か判定し
(ステップC97−2)、作動方向を切換えたときに十
分なストロークが得られない「NO」の場合には通常の
デューティ比より大きいデューティ比(規定値I)を設
定してクラッチデューティ信号を出力し(ステップC9
7−3,C98)、これによってエアシリンダ33のエ
ア圧排出率を通常より大きくしてクラッチ15の接続方
向への十分なストローク総変化量を迅速に実現する。ま
た、上記の判断(ステップC97−1,C97−2)に
おいて、クラッチ15の作動方向の切換えがなされてい
ない場合又はクラッチ15の十分なストロークが得られ
る場合には、第34図に示したヒステリシスの影響を考
慮する必要がないので通常のデューティ比(規定値II)
を設定して(ステップC97−4)、通常のエア圧給排
率によりクラッチ15をストロークさせる。
一方、上記ステップC96の判定で、クラッチストロー
ク(SVC)が目標値よりも小さいと判定された場合
(過接続の場合)にはクラッチオフデューティ信号を出
力して(ステップC101)クラッチ15のクラッチ板
31をフライホイール29と反対側(遮断側)にストロ
ークさせ、ステップC86に移行する。ここで、ステッ
プC96とステップC101との間において、クラッチ
15の作動方向が接続側から遮断側へ切換えられたか否
か判定し(ステップC100−1)、この切換がなされ
ている場合にはクラッチストロークの総変化量(ΔSV
C)が規定値B(クラッチ板31の移動が十分となるあ
る総変化量)より大きいか否か判定し(ステップC10
0−2)、十分なストロークが得られていない「NO」
の場合には通常のオフデューティ比より大きいオフデュ
ーティ比(規定値III)を設定してクラッチオフデュー
ティ信号を出力し(ステップC100−3,C10
1)、これによってエアシリンダ33のエア圧供給率を
通常より大きくしてクラッチ15の遮断方向への十分な
ストローク総変化量を迅速に実現する。また、上記の判
断(ステップC100−1,C100−2)において、
クラッチ15の作動方向の切換えがなされていない場合
又はクラッチ15の十分なストロークが得られる場合に
は、第34図に示したヒステリシスの影響を考慮する必
要がないのでアクセル開度が10%以上か否かを判断し
(ステップC99)、10%以上の場合には通常のオフ
デューティ比(規定値IV)を設定して(ステップC10
0−4)通常のエア圧給排率によりクラッチ15をスト
ロークさせ、10%を越えない場合にはMFLGをクリアし
た後(ステップC99−1)上記したエンジン回転数N
eが410rpm以下の場合に行なうクラッチオフデュー
ティ信号を出力し(ステップC102,C103)、ク
ラッチ板31をフライホイール29と反対側にストロー
クさせてステップC86に移行する。
ク(SVC)が目標値よりも小さいと判定された場合
(過接続の場合)にはクラッチオフデューティ信号を出
力して(ステップC101)クラッチ15のクラッチ板
31をフライホイール29と反対側(遮断側)にストロ
ークさせ、ステップC86に移行する。ここで、ステッ
プC96とステップC101との間において、クラッチ
15の作動方向が接続側から遮断側へ切換えられたか否
か判定し(ステップC100−1)、この切換がなされ
ている場合にはクラッチストロークの総変化量(ΔSV
C)が規定値B(クラッチ板31の移動が十分となるあ
る総変化量)より大きいか否か判定し(ステップC10
0−2)、十分なストロークが得られていない「NO」
の場合には通常のオフデューティ比より大きいオフデュ
ーティ比(規定値III)を設定してクラッチオフデュー
ティ信号を出力し(ステップC100−3,C10
1)、これによってエアシリンダ33のエア圧供給率を
通常より大きくしてクラッチ15の遮断方向への十分な
ストローク総変化量を迅速に実現する。また、上記の判
断(ステップC100−1,C100−2)において、
クラッチ15の作動方向の切換えがなされていない場合
又はクラッチ15の十分なストロークが得られる場合に
は、第34図に示したヒステリシスの影響を考慮する必
要がないのでアクセル開度が10%以上か否かを判断し
(ステップC99)、10%以上の場合には通常のオフ
デューティ比(規定値IV)を設定して(ステップC10
0−4)通常のエア圧給排率によりクラッチ15をスト
ロークさせ、10%を越えない場合にはMFLGをクリアし
た後(ステップC99−1)上記したエンジン回転数N
eが410rpm以下の場合に行なうクラッチオフデュー
ティ信号を出力し(ステップC102,C103)、ク
ラッチ板31をフライホイール29と反対側にストロー
クさせてステップC86に移行する。
上記のように、クラッチストローク(SVC)が目標値
に一致していない場合にはエアシリンダ33へのエア圧
の給排によりクラッチ15をストロークさせて目標値に
一致させるのであるが、クラッチストロークの作動方向
が切換えられて第34図に示したヒステリシスの影響が
生じ得る場合にはデューティ比若しくはオフデューティ
比を通常より大きくしてエアシリンダ33へのエア圧の
給排率を通常より大きくし、ヒステリシスの影響を減少
させた状態で迅速にクラッチ15をストロークさせるこ
とができる。
に一致していない場合にはエアシリンダ33へのエア圧
の給排によりクラッチ15をストロークさせて目標値に
一致させるのであるが、クラッチストロークの作動方向
が切換えられて第34図に示したヒステリシスの影響が
生じ得る場合にはデューティ比若しくはオフデューティ
比を通常より大きくしてエアシリンダ33へのエア圧の
給排率を通常より大きくし、ヒステリシスの影響を減少
させた状態で迅速にクラッチ15をストロークさせるこ
とができる。
又、上記ステップC96の判定で、クラッチストローク
と目標値とが等しくなった場合には、現アクセル開度相
当電圧Vaと規定値2との比較を行い(ステップC10
4)、これが規定値2に満たない場合にはMFLGをクリア
にし(ステップC104−1)、クラッチ15接続用の
エアシリンダ33を現状のまま(ホールド)(ステップ
C104−2)にしてアクセル開度が10%以上かを判
断する処理に移行する。また、ステップC104におい
て現アクセル開度相当電圧Vaが規定値2以上の場合に
は、クラッチ回転数センサ41で検出したクラッチ回転
数Nclと規定値3との比較を行い(ステップC104−
3)、これが規定値3以上すなわち実際に車両が微動し
得る回転数でクラッチ15が回転しているときにはMFLG
をクリアにし(ステップC104−4)、クラッチ接続
用のエアシリンダ33を現状のままホールド(ステップ
C104−2)してC86以降の処理に移行する。ま
た、ステップC104−3においてクラッチ回転数Ncl
が規定値3に満たない場合すなわち車両を微動させよう
としているにも係らず実際に車両が微動し得る回転数が
クラッチ15にない場合には、MFLGを「1」にした後
(ステップC104−5)にC86以降の処理に移行す
る。すなわち、MFLGが「1」である状態で発進フローが
再度実行され、前記ステップC72−2において目標ス
トロークを定める定数CがC−規定値1に置換えられ、
この目標ストロークが規定値1による割合で減少(クラ
ッチがさらに接続側となる状態)される。従って、後の
ステップC96における判断でクラッチストロークが目
標値よりも大きいこととなり、クラッチ板31がフライ
ホイール29側にストロークされてクラッチ回転数(ク
ラッチ板の回転数)Nclが増大し、この回転が歯車式変
速機17に入力されて車両が微動する。
と目標値とが等しくなった場合には、現アクセル開度相
当電圧Vaと規定値2との比較を行い(ステップC10
4)、これが規定値2に満たない場合にはMFLGをクリア
にし(ステップC104−1)、クラッチ15接続用の
エアシリンダ33を現状のまま(ホールド)(ステップ
C104−2)にしてアクセル開度が10%以上かを判
断する処理に移行する。また、ステップC104におい
て現アクセル開度相当電圧Vaが規定値2以上の場合に
は、クラッチ回転数センサ41で検出したクラッチ回転
数Nclと規定値3との比較を行い(ステップC104−
3)、これが規定値3以上すなわち実際に車両が微動し
得る回転数でクラッチ15が回転しているときにはMFLG
をクリアにし(ステップC104−4)、クラッチ接続
用のエアシリンダ33を現状のままホールド(ステップ
C104−2)してC86以降の処理に移行する。ま
た、ステップC104−3においてクラッチ回転数Ncl
が規定値3に満たない場合すなわち車両を微動させよう
としているにも係らず実際に車両が微動し得る回転数が
クラッチ15にない場合には、MFLGを「1」にした後
(ステップC104−5)にC86以降の処理に移行す
る。すなわち、MFLGが「1」である状態で発進フローが
再度実行され、前記ステップC72−2において目標ス
トロークを定める定数CがC−規定値1に置換えられ、
この目標ストロークが規定値1による割合で減少(クラ
ッチがさらに接続側となる状態)される。従って、後の
ステップC96における判断でクラッチストロークが目
標値よりも大きいこととなり、クラッチ板31がフライ
ホイール29側にストロークされてクラッチ回転数(ク
ラッチ板の回転数)Nclが増大し、この回転が歯車式変
速機17に入力されて車両が微動する。
一方、上記ステップC69においてVFLGを「1」にした
後、アクセル擬似信号電圧Vacを現アクセル開度相当電
圧VaからΔVを引いた値に置き換える(ステップC1
05)。なお、この置換処理は前述した上記ステップC
59においてVFLGがクリアされていないと判断された場
合にも行われ、この処理が通常アクセル擬似信号電圧出
力機能となっている。
後、アクセル擬似信号電圧Vacを現アクセル開度相当電
圧VaからΔVを引いた値に置き換える(ステップC1
05)。なお、この置換処理は前述した上記ステップC
59においてVFLGがクリアされていないと判断された場
合にも行われ、この処理が通常アクセル擬似信号電圧出
力機能となっている。
次に、エンジン回転数Neとクラッチ回転数Nclとの差
の絶対値が30rpm以下か否かを判断し(ステップC1
06)、30rpm以下の場合にはエンジン回転数Neと
クラッチ回転数Nclとが同期していると判断して現アク
セル開度VaをSVaOとし、デューティ比を設定して
クラッチデューティ信号を出力する(ステップC107
〜C109)。そして、クラッチデューティ信号を出力
してからt2秒経過後(ステップC110)に、上記し
たステップC79〜C83の処理が行われて、クラッチ
15が接続される。上記ステップC79においてクラッ
チオン信号を出力する処理が通常発進の場合のクラッチ
接続機能となっている。
の絶対値が30rpm以下か否かを判断し(ステップC1
06)、30rpm以下の場合にはエンジン回転数Neと
クラッチ回転数Nclとが同期していると判断して現アク
セル開度VaをSVaOとし、デューティ比を設定して
クラッチデューティ信号を出力する(ステップC107
〜C109)。そして、クラッチデューティ信号を出力
してからt2秒経過後(ステップC110)に、上記し
たステップC79〜C83の処理が行われて、クラッチ
15が接続される。上記ステップC79においてクラッ
チオン信号を出力する処理が通常発進の場合のクラッチ
接続機能となっている。
一方、上記ステップC106において、エンジン回転数
Neとクラッチ回転数Nclとの差の絶対値が30rpmを
越えていると判定された場合には、NEFLGが「1」、即
ち車両発進時のエンジン回転数Neが400rpmを下回
ったか否かを判断し(ステップC111)、NEFLGが
「1」となっている場合にはエンジン回転数Neが41
0rpm以下かを判断し(ステップS112)、410rpm
以下の場合にはクラッチオフデューティ信号を出力して
(ステップC113,C114)上記したステップC2
の処理に移行し、410rpmを越えた場合にはNEFLGをク
リアする(ステップC115)。上記ステップS111
の判定でNEFLGが「1」となっていない場合にはエンジ
ン回転数Neが400rpm以下かを判断し(ステップC
116)、400rpm以下となっている場合にはクラッ
チオフデューティ信号を出力してクラッチ15のクラッ
チ板31をフライホイール29と反対側にストロークさ
せ、NESTFLGを「1」にして前述したステップC2の処
理に移行し(ステップC117〜C119)、400rp
mを越えた場合にはNEFLGをクリアする(ステップC11
5)。上述したNEFLGが「1」となっているか否かの判
断処理以下がエンジン回転数判断機能となっており、回
転数400rpmが下限値となっている。上記ステップC
115において、NEFLGをクリアした後、50msec毎の
エンジン回転数の変化量ΔNeが−5rpm以下か否かを
判断し(ステップC120)、−5rpm以下の場合車両
発進時に変化量ΔNeが上昇しているとした(XFLG=
1)後(ステップC121)、変化量ΔNeが−5rpm
以上であるか否かを判断する(ステップC122)。こ
のステップC122で「NO」と判定、つまり変化量Δ
Neが−5rpmを越えない場合、即ち急にエンジン回転
数Neが低下しない場合にはデューティ比をVacに応じ
た値から規定値を減算した値に設定し、そのデューティ
比か設定値以下の場合にはそのデューティ比によりクラ
ッチデューティ信号を出力してクラッチを徐々に接続し
た(ステップC123〜C126)後、上記ステップC
2の処理に移行する。
Neとクラッチ回転数Nclとの差の絶対値が30rpmを
越えていると判定された場合には、NEFLGが「1」、即
ち車両発進時のエンジン回転数Neが400rpmを下回
ったか否かを判断し(ステップC111)、NEFLGが
「1」となっている場合にはエンジン回転数Neが41
0rpm以下かを判断し(ステップS112)、410rpm
以下の場合にはクラッチオフデューティ信号を出力して
(ステップC113,C114)上記したステップC2
の処理に移行し、410rpmを越えた場合にはNEFLGをク
リアする(ステップC115)。上記ステップS111
の判定でNEFLGが「1」となっていない場合にはエンジ
ン回転数Neが400rpm以下かを判断し(ステップC
116)、400rpm以下となっている場合にはクラッ
チオフデューティ信号を出力してクラッチ15のクラッ
チ板31をフライホイール29と反対側にストロークさ
せ、NESTFLGを「1」にして前述したステップC2の処
理に移行し(ステップC117〜C119)、400rp
mを越えた場合にはNEFLGをクリアする(ステップC11
5)。上述したNEFLGが「1」となっているか否かの判
断処理以下がエンジン回転数判断機能となっており、回
転数400rpmが下限値となっている。上記ステップC
115において、NEFLGをクリアした後、50msec毎の
エンジン回転数の変化量ΔNeが−5rpm以下か否かを
判断し(ステップC120)、−5rpm以下の場合車両
発進時に変化量ΔNeが上昇しているとした(XFLG=
1)後(ステップC121)、変化量ΔNeが−5rpm
以上であるか否かを判断する(ステップC122)。こ
のステップC122で「NO」と判定、つまり変化量Δ
Neが−5rpmを越えない場合、即ち急にエンジン回転
数Neが低下しない場合にはデューティ比をVacに応じ
た値から規定値を減算した値に設定し、そのデューティ
比か設定値以下の場合にはそのデューティ比によりクラ
ッチデューティ信号を出力してクラッチを徐々に接続し
た(ステップC123〜C126)後、上記ステップC
2の処理に移行する。
上記ステップC122の判定で、50ms毎のエンジン回
転数Neの変化量ΔNeが−5rpm以上と判定された場
合即ち、急にエンジン回転数Neが低下した場合には、
XFLGをクリアして(ステップC127)クラッチ15接
続用のエアシリンダ33を現状のまま(ホールド)(ス
テップC128)にして前述したステップC2の処理に
移行する。
転数Neの変化量ΔNeが−5rpm以上と判定された場
合即ち、急にエンジン回転数Neが低下した場合には、
XFLGをクリアして(ステップC127)クラッチ15接
続用のエアシリンダ33を現状のまま(ホールド)(ス
テップC128)にして前述したステップC2の処理に
移行する。
一方、ステップC120の判定で、変化量ΔNeが−5
rpmを越えると判定された場合にはXFLGが「1」か否か
を判断し(ステップS129)、XFLGが「1」の場合に
上述した変化量ΔNeが−5rpm以上か否かの判断を行
ない(ステップC122)、XFLGが「1」となっていな
い場合には変化量ΔNeが30rpm以上か否かを判断す
る(ステップC130)。30rpm以上の場合には車両
の発進時の変化量ΔNeが急低下したと判断し(YFLG=
1)(ステップC131)、変化量ΔNeが30rpm以
下かを判断する(ステップC132)。一方、上記ステ
ップC130の判定で30rpmを越えないと判定された
場合にはYFLGが「1」かを判断し(ステップS13
3)、YFLGが「1」となっている場合には上記したステ
ップC132に進んで変化量ΔNeが30rpm以下かを
判断する。一方、上記ステップC133の判定で、YFLG
が「1」となっていない場合にはクラッチ15接続用の
エアシリンダ33を現状のまま作動させて(ホール
ド)、前述したステップC2の処理に移行する。
rpmを越えると判定された場合にはXFLGが「1」か否か
を判断し(ステップS129)、XFLGが「1」の場合に
上述した変化量ΔNeが−5rpm以上か否かの判断を行
ない(ステップC122)、XFLGが「1」となっていな
い場合には変化量ΔNeが30rpm以上か否かを判断す
る(ステップC130)。30rpm以上の場合には車両
の発進時の変化量ΔNeが急低下したと判断し(YFLG=
1)(ステップC131)、変化量ΔNeが30rpm以
下かを判断する(ステップC132)。一方、上記ステ
ップC130の判定で30rpmを越えないと判定された
場合にはYFLGが「1」かを判断し(ステップS13
3)、YFLGが「1」となっている場合には上記したステ
ップC132に進んで変化量ΔNeが30rpm以下かを
判断する。一方、上記ステップC133の判定で、YFLG
が「1」となっていない場合にはクラッチ15接続用の
エアシリンダ33を現状のまま作動させて(ホール
ド)、前述したステップC2の処理に移行する。
一方、上記ステップC132の判定で、50msec毎のエ
ンジン回転数Neの変化量ΔNeが30rpm以下の場合
には、YFLGをクリアして(ステップC134)、クラッ
チ15接続用のエアシリンダ33を現状のまま作動させ
て(ホールド)(ステップC128)、前述したステッ
プS2の処理に進む。一方、上記ステップC132の判
定で、変化量ΔNeが30rpmを越えると判定される場
合には、クラッチオフデューティ信号を出力してクラッ
チ15を早めに遮断し、前述したステップC2の処理に
移行する(ステップC135〜C136)。
ンジン回転数Neの変化量ΔNeが30rpm以下の場合
には、YFLGをクリアして(ステップC134)、クラッ
チ15接続用のエアシリンダ33を現状のまま作動させ
て(ホールド)(ステップC128)、前述したステッ
プS2の処理に進む。一方、上記ステップC132の判
定で、変化量ΔNeが30rpmを越えると判定される場
合には、クラッチオフデューティ信号を出力してクラッ
チ15を早めに遮断し、前述したステップC2の処理に
移行する(ステップC135〜C136)。
一方、上記のフローの中の適宜な位置で第8図に示すよ
うなエンジン回転数計算ルーチンが実行される。まずエ
ンジン回転数Neの計算を行ない(ステップG1)、エ
ンジン回転数Neが137rpmを越えるか否かを判断す
る(ステップG2)。このステップG2の判定で、13
7rpm以下と判定された場合には、図示しないオイルプ
レッシャゲージスイッチによりエンジンストップ(以
下、エンストと略称する)と判断されているか否かを判
断し(ステップG3)、エンストの場合には第6図のス
テップA1始動前の初期設定を行なう処理に移行する。
一方、エンジン回転数Neが137rpmを越える場合及
びオイルプレッシャゲージスイッチではエンストと判断
されていない場合には、発進処理中か否かを判断する
(ステップG4)。ここで、発進時でない場合、即ち一
般走行時である場合にはアクセル開度が10%以上か否
かを判断する(ステップG5)。アクセル開度が10%
以上の場合及び発進中でエンジン回転数Neが250rp
m以下の場合(ステップG6)には、エンジン回転数N
eが250rpm以下かを判断し(ステップG7)、25
0rpm以下の場合には車速が規定値以下かを判断する
(ステップG8)。上記ステップG5の判定で、アクセ
ル開度が10%を越えないと判定された場合にはエンジ
ン回転数Neが600rpm以下かを判断し(ステップG
9)、600rpm以下の場合には上記した車速が規定値
以下かを判断する処理(ステップG8)に移り、600
rpmを越える場合にはENSTFLGをクリアする(ステップG
10)。上記ステップG8において、車速が設定値を越
えると判断された場合にはENSTFLGが「1」とされる
(ステップG11)。ENSTFLGをクリアした後、あるい
はENSTFLGを「1」とした後にはクラッチ回転数Nclを
計算すると共に50msec毎のエンジン回転数Neの変化
量ΔNe及び50msec毎のクラッチ回転数Nclの変化量
ΔNclを計算して、メインのフローに戻る(ステップG
12,13)。
うなエンジン回転数計算ルーチンが実行される。まずエ
ンジン回転数Neの計算を行ない(ステップG1)、エ
ンジン回転数Neが137rpmを越えるか否かを判断す
る(ステップG2)。このステップG2の判定で、13
7rpm以下と判定された場合には、図示しないオイルプ
レッシャゲージスイッチによりエンジンストップ(以
下、エンストと略称する)と判断されているか否かを判
断し(ステップG3)、エンストの場合には第6図のス
テップA1始動前の初期設定を行なう処理に移行する。
一方、エンジン回転数Neが137rpmを越える場合及
びオイルプレッシャゲージスイッチではエンストと判断
されていない場合には、発進処理中か否かを判断する
(ステップG4)。ここで、発進時でない場合、即ち一
般走行時である場合にはアクセル開度が10%以上か否
かを判断する(ステップG5)。アクセル開度が10%
以上の場合及び発進中でエンジン回転数Neが250rp
m以下の場合(ステップG6)には、エンジン回転数N
eが250rpm以下かを判断し(ステップG7)、25
0rpm以下の場合には車速が規定値以下かを判断する
(ステップG8)。上記ステップG5の判定で、アクセ
ル開度が10%を越えないと判定された場合にはエンジ
ン回転数Neが600rpm以下かを判断し(ステップG
9)、600rpm以下の場合には上記した車速が規定値
以下かを判断する処理(ステップG8)に移り、600
rpmを越える場合にはENSTFLGをクリアする(ステップG
10)。上記ステップG8において、車速が設定値を越
えると判断された場合にはENSTFLGが「1」とされる
(ステップG11)。ENSTFLGをクリアした後、あるい
はENSTFLGを「1」とした後にはクラッチ回転数Nclを
計算すると共に50msec毎のエンジン回転数Neの変化
量ΔNe及び50msec毎のクラッチ回転数Nclの変化量
ΔNclを計算して、メインのフローに戻る(ステップG
12,13)。
次に、第22図を参照して第9図の発進ルーチンで呼出
される変速処理を行なうCHANGEルーチンの処理について
説明する。まず、チェンジレバー61がPWレンジある
いはDレンジになっているか判定され(ステップP
1)、そうである場合にはFSSがオンされているか判定
される(ステップP2)。FSSがオンされている場合に
は、目標変速段が1stに設定され、FSSがオンされてい
ない場合には目標変速段が2ndに設定される(ステップ
P3,4)。一方、チェンジレバー61の位置がDでも
PWでもない場合には変速段はチェンジレバー61の位
置と等しい段に設定される(ステップP5)。そして、
上記ステップP3〜P5の処理により目標変速段が設定
された後、ステップP6の処理に進んで、目標変速段が
現変速段に等しいか判定される。ここで、目標変速段が
現変速段に等しくないと判定されると、ステップP12
以降に進んで変速処理が行われるのであるが、車両走行
中におけるエンストに対処するためにコントロールユニ
ット71により再始動の処理(ステップP7〜P11)
がなされる。すなわち、エンジン回転センサ27で検出
したエンジン回転数からエンジン11が停止していると
判断した場合(ステップP7)、ギヤ位置スイッチ75
からの信号によりギヤがニュートラル以外にあるか判断
すると共に(ステップP8)、車速センサ79からの信
号により車両の走行速度が所定値以上(エンジンを所謂
押しがけできる速度以上であり、エンジンの排気量や車
両の重量等の関係から設定される)であるか判断する
(ステップP9)。そして、ギヤがニュートラル以外に
あり且つ車速が所定値以上あるときにはクラッチ15が
つながっているか否かをクラッチストロークセンサ35
若しくはクラッチタッチセンサ37で検出し、クラッチ
15がつながっていないときにはエアシリンダ33を操
作してクラッチ15をつなぐ(ステップP10,1
1)。この結果、所定値以上の比較的高速で走行してい
る車両の車輪から歯車式変速機17を介してエンジン1
1に駆動力が伝達され、これによってエンジン11が再
始動される。従って、走行中にエンジン11が停止して
しまった場合にあっても即座にエンジン11が再始動さ
れて車両に備えられているパワーステアリング装置等の
機能が回復するため、車両の運転を支障なく達成するこ
とができる。
される変速処理を行なうCHANGEルーチンの処理について
説明する。まず、チェンジレバー61がPWレンジある
いはDレンジになっているか判定され(ステップP
1)、そうである場合にはFSSがオンされているか判定
される(ステップP2)。FSSがオンされている場合に
は、目標変速段が1stに設定され、FSSがオンされてい
ない場合には目標変速段が2ndに設定される(ステップ
P3,4)。一方、チェンジレバー61の位置がDでも
PWでもない場合には変速段はチェンジレバー61の位
置と等しい段に設定される(ステップP5)。そして、
上記ステップP3〜P5の処理により目標変速段が設定
された後、ステップP6の処理に進んで、目標変速段が
現変速段に等しいか判定される。ここで、目標変速段が
現変速段に等しくないと判定されると、ステップP12
以降に進んで変速処理が行われるのであるが、車両走行
中におけるエンストに対処するためにコントロールユニ
ット71により再始動の処理(ステップP7〜P11)
がなされる。すなわち、エンジン回転センサ27で検出
したエンジン回転数からエンジン11が停止していると
判断した場合(ステップP7)、ギヤ位置スイッチ75
からの信号によりギヤがニュートラル以外にあるか判断
すると共に(ステップP8)、車速センサ79からの信
号により車両の走行速度が所定値以上(エンジンを所謂
押しがけできる速度以上であり、エンジンの排気量や車
両の重量等の関係から設定される)であるか判断する
(ステップP9)。そして、ギヤがニュートラル以外に
あり且つ車速が所定値以上あるときにはクラッチ15が
つながっているか否かをクラッチストロークセンサ35
若しくはクラッチタッチセンサ37で検出し、クラッチ
15がつながっていないときにはエアシリンダ33を操
作してクラッチ15をつなぐ(ステップP10,1
1)。この結果、所定値以上の比較的高速で走行してい
る車両の車輪から歯車式変速機17を介してエンジン1
1に駆動力が伝達され、これによってエンジン11が再
始動される。従って、走行中にエンジン11が停止して
しまった場合にあっても即座にエンジン11が再始動さ
れて車両に備えられているパワーステアリング装置等の
機能が回復するため、車両の運転を支障なく達成するこ
とができる。
上記の処理フローにおいて、エンジン11が停止してい
ない場合、ギヤがニュートラル位置にある場合、車速が
所定値に満たない場合にはクラッチ15をつなぐことな
くステップP12以降の変速処理を行う。先ず、第19
図を用いて前述したエアチェックルーチンによりエアの
チェックを行われた(ステップP12)後、CNGFLGが
「1」に設定され(ステップP13)、クラッチ15が
切れたか判定される(ステップP14)。クラッチ15
が切れていない場合には、クラッチ切信号が出力され
(ステップP15)、第29図を用いて後述するクラッ
チ切信号ルーチンによりクラッチ15を切る処理が行わ
れる。
ない場合、ギヤがニュートラル位置にある場合、車速が
所定値に満たない場合にはクラッチ15をつなぐことな
くステップP12以降の変速処理を行う。先ず、第19
図を用いて前述したエアチェックルーチンによりエアの
チェックを行われた(ステップP12)後、CNGFLGが
「1」に設定され(ステップP13)、クラッチ15が
切れたか判定される(ステップP14)。クラッチ15
が切れていない場合には、クラッチ切信号が出力され
(ステップP15)、第29図を用いて後述するクラッ
チ切信号ルーチンによりクラッチ15を切る処理が行わ
れる。
上記ステップP15の処理によりクラッチ15が切ら
れ、再度上記ステップP14の判定で、クラッチ15が
切られていると判定された場合には、クラッチ15の位
置がホールドされる(ステップP16)。そして、チェ
ンジレバー61がDあるいはPW位置であるか判定され
(ステップP17)、「NO」である場合には目標ギヤ
への変速信号が出力される(ステップP18)。一方、
上記ステップP17において、チェンジレバー61がD
あるいはPW位置であると判定された場合にはFSSが
オンしているか判定され(ステップP19)、オンして
いない場合には目標ギヤへの変速信号が出力される(ス
テップP18)。一方、FSSがオンしている場合に
は、FSSFLGが「1」であるか判定され(ステップP2
0)、「1」でない場合にはギヤが2速であるか判定さ
れる(ステップP21)。そして、ギヤが2速でない場
合には、2速への変速信号が出力されて、2速に変速さ
れる(ステップP22)。一方、ギヤが2速ではない場
合にはFSSFLGに「1」が設定される(ステップP2
3)。
れ、再度上記ステップP14の判定で、クラッチ15が
切られていると判定された場合には、クラッチ15の位
置がホールドされる(ステップP16)。そして、チェ
ンジレバー61がDあるいはPW位置であるか判定され
(ステップP17)、「NO」である場合には目標ギヤ
への変速信号が出力される(ステップP18)。一方、
上記ステップP17において、チェンジレバー61がD
あるいはPW位置であると判定された場合にはFSSが
オンしているか判定され(ステップP19)、オンして
いない場合には目標ギヤへの変速信号が出力される(ス
テップP18)。一方、FSSがオンしている場合に
は、FSSFLGが「1」であるか判定され(ステップP2
0)、「1」でない場合にはギヤが2速であるか判定さ
れる(ステップP21)。そして、ギヤが2速でない場
合には、2速への変速信号が出力されて、2速に変速さ
れる(ステップP22)。一方、ギヤが2速ではない場
合にはFSSFLGに「1」が設定される(ステップP2
3)。
一方、上記ステップP15において、FSSFLGが「1」で
あると判定されるとクラッチ回転数Nclが低下したか判
定され(ステップP24)、低下している場合には上記
ステップP18の処理に進む。一方、クラッチ回転数N
clが低下していないと判定された場合にはアクセルが踏
んでいるか判定される(ステップP25)。踏んでいな
い場合にはメインフローに戻る。一方、踏んでいる場合
には後述するステップP27以降の処理に進む。
あると判定されるとクラッチ回転数Nclが低下したか判
定され(ステップP24)、低下している場合には上記
ステップP18の処理に進む。一方、クラッチ回転数N
clが低下していないと判定された場合にはアクセルが踏
んでいるか判定される(ステップP25)。踏んでいな
い場合にはメインフローに戻る。一方、踏んでいる場合
には後述するステップP27以降の処理に進む。
ところで、上記ステップP6の判定で、目標ギヤが現ギ
ヤと等しいと判定された場合には、FSSFLGに「0」が設
定され(ステップP26)、CNGFLGが「0」に設定され
る(ステップP27)。そして、ギヤがニュートラル
「N」かあるいはエンジンが停止していない場合には
(ステップP28,P29)、タンク切換え用電磁弁が
オフされる(ステップP30)。
ヤと等しいと判定された場合には、FSSFLGに「0」が設
定され(ステップP26)、CNGFLGが「0」に設定され
る(ステップP27)。そして、ギヤがニュートラル
「N」かあるいはエンジンが停止していない場合には
(ステップP28,P29)、タンク切換え用電磁弁が
オフされる(ステップP30)。
一方、ギヤがニュートラル「N」ではなく、かつエンジ
ンが停止している場合にはクラッチがオン、つまり接続
されているか判定される。クラッチが接続されていない
場合には、クラッチオン信号が出力されてクラッチが接
続され、DELFLGに「1」が設定される(ステップP3
2,33)。
ンが停止している場合にはクラッチがオン、つまり接続
されているか判定される。クラッチが接続されていない
場合には、クラッチオン信号が出力されてクラッチが接
続され、DELFLGに「1」が設定される(ステップP3
2,33)。
一方、クラッチが接続されている場合に、DELFLGに
「1」が設定されているか判定され(ステップP3
4)、その状態が「1」秒経過した場合にはクラッチが
ホールドされた後、DELFLGに「0」が設定され、CLFLG
にその反転された値が設定される(ステップP36,P
37)。
「1」が設定されているか判定され(ステップP3
4)、その状態が「1」秒経過した場合にはクラッチが
ホールドされた後、DELFLGに「0」が設定され、CLFLG
にその反転された値が設定される(ステップP36,P
37)。
次に、第25図を参照してクラッチオフデューティ信号
が出力された場合の処理について説明する。まず、MY1F
LGが「1」であるか判定される(ステップS1)。つま
り、バルブMVX1に異常があるか判定される。ここで、バ
ルブMVX1に異常がある場合にはバルブMVX2が代わりにオ
フデューティに使われる。また、上記ステップS1の判
定で、「NO」と判定された場合にはMY2FLGが「1」で
あるか判定され(ステップS3)、「1」である場合に
はバルブMVX2に異常があると判定されバルブMVX1により
オフデューティが行われる(ステップS4)。一方、上
記ステップS3において、「NO」と判定された場合、
つまり両方のバルブMVX1及びMVX2が正常であると判定さ
れた場合にはCLFLGが「0」である場合にはバルブMVX1
によりオフデューティが行われる(ステップS5,S
4)。一方、CLFLGが「1」である場合にはバルブMVX2
によりオフデューティが行われる(ステップS5,S
2)。
が出力された場合の処理について説明する。まず、MY1F
LGが「1」であるか判定される(ステップS1)。つま
り、バルブMVX1に異常があるか判定される。ここで、バ
ルブMVX1に異常がある場合にはバルブMVX2が代わりにオ
フデューティに使われる。また、上記ステップS1の判
定で、「NO」と判定された場合にはMY2FLGが「1」で
あるか判定され(ステップS3)、「1」である場合に
はバルブMVX2に異常があると判定されバルブMVX1により
オフデューティが行われる(ステップS4)。一方、上
記ステップS3において、「NO」と判定された場合、
つまり両方のバルブMVX1及びMVX2が正常であると判定さ
れた場合にはCLFLGが「0」である場合にはバルブMVX1
によりオフデューティが行われる(ステップS5,S
4)。一方、CLFLGが「1」である場合にはバルブMVX2
によりオフデューティが行われる(ステップS5,S
2)。
次に、第26図を参照してクラッチデューティ信号が出
力された場合の処理について説明する。まず、MY1FLGが
「1」であるか判定される(ステップT1)。つまり、
バルブMVX1に異常があるか判定される。ここで、バルブ
MVX1に異常がある場合にはバルブMVX2が代わりにデュー
ティに使われる。また、上記ステップT1の判定で、
「NO」と判定された場合にはMX2FLGが「1」であるか
判定され(ステップT3)、「1」である場合にはバル
ブMVX2に異常があると判定されバルブMVX1によりデュー
ティが行われる(ステップT4)。一方、上記ステップ
S3において、「NO」と判定された場合、つまり両方
のバルブMVX1及びMVX2が正常であると判定された場合に
はCLFLGが「0」である場合にはバルブMVX1によりデュ
ーティが行われる(ステップT5,T4)。一方、CLFL
Gが「1」である場合にはバルブMVX2によりデューティ
が行われる(ステップT5,T2)。
力された場合の処理について説明する。まず、MY1FLGが
「1」であるか判定される(ステップT1)。つまり、
バルブMVX1に異常があるか判定される。ここで、バルブ
MVX1に異常がある場合にはバルブMVX2が代わりにデュー
ティに使われる。また、上記ステップT1の判定で、
「NO」と判定された場合にはMX2FLGが「1」であるか
判定され(ステップT3)、「1」である場合にはバル
ブMVX2に異常があると判定されバルブMVX1によりデュー
ティが行われる(ステップT4)。一方、上記ステップ
S3において、「NO」と判定された場合、つまり両方
のバルブMVX1及びMVX2が正常であると判定された場合に
はCLFLGが「0」である場合にはバルブMVX1によりデュ
ーティが行われる(ステップT5,T4)。一方、CLFL
Gが「1」である場合にはバルブMVX2によりデューティ
が行われる(ステップT5,T2)。
次に、第23図を参照してギヤをNにする処理について
説明する。まず、ギヤがNであるか判定され(ステップ
Q1)、ギヤがNである場合にはクラッチ15がオン、
つまり接続されているか判定される(ステップQ2)。
このステップQ2の判定で、「NO」と判定された場合
にはバルブMVY1及びMVY2がオフされると共にバルブMVX1
及びMVX2がオンされ、アクセル擬似信号Vacが解除され
る(ステップQ4)。
説明する。まず、ギヤがNであるか判定され(ステップ
Q1)、ギヤがNである場合にはクラッチ15がオン、
つまり接続されているか判定される(ステップQ2)。
このステップQ2の判定で、「NO」と判定された場合
にはバルブMVY1及びMVY2がオフされると共にバルブMVX1
及びMVX2がオンされ、アクセル擬似信号Vacが解除され
る(ステップQ4)。
ところで、上記ステップQ1において「NO」と判定さ
れた場合にはステップQ5以降の処理に進む。そして、
エラーコードが35あるいは50の場合、SV1FLGあるい
はSV2FLGが「1」の場合あるいはMX1FLGあるいはMX2FLG
が「1」の場合には(ステップQ5〜Q7)、0.5秒間
だけバルブMX1及びMX2がオンされ、バルブMA及びMBがオ
ンされる(ステップQ8,9)。一方、上記ステップQ
5〜7の判定がいずれも「NO」の場合にはステップQ
10に進んで、バルブMVX1及びMVX2がオンされると共に
バルブMVA及びMVBがオンされる(ステップQ11,1
2)。一方、上記ステップQ10において「NO」と判
定されると、ステップQ13に進んで、クラッチ15が
オフ、つまりクラッチ15が切られているか判定される
(ステップQ13)。ここで、クラッチ15が切られて
いない場合にはクラッチ切信号が出力される(ステップ
S14)。
れた場合にはステップQ5以降の処理に進む。そして、
エラーコードが35あるいは50の場合、SV1FLGあるい
はSV2FLGが「1」の場合あるいはMX1FLGあるいはMX2FLG
が「1」の場合には(ステップQ5〜Q7)、0.5秒間
だけバルブMX1及びMX2がオンされ、バルブMA及びMBがオ
ンされる(ステップQ8,9)。一方、上記ステップQ
5〜7の判定がいずれも「NO」の場合にはステップQ
10に進んで、バルブMVX1及びMVX2がオンされると共に
バルブMVA及びMVBがオンされる(ステップQ11,1
2)。一方、上記ステップQ10において「NO」と判
定されると、ステップQ13に進んで、クラッチ15が
オフ、つまりクラッチ15が切られているか判定される
(ステップQ13)。ここで、クラッチ15が切られて
いない場合にはクラッチ切信号が出力される(ステップ
S14)。
一方、上記ステップQ13においてクラッチ15が切ら
れていると判定されるとクラッチ15がホールドされ、
バルブMVA及びMVBがオンされる(ステップQ15)。
れていると判定されるとクラッチ15がホールドされ、
バルブMVA及びMVBがオンされる(ステップQ15)。
始動処理完了後、コントロールユニット71は車速ある
いはクラッチ回転数Nclが規定値を上回っている場合に
第13図(A)〜(E)に示す変速処理に入る。まず、第28
図を用いて詳細に後述するダイアグノシスルーチン(自
己診断処理)が実行され、エラーコード等が設定される
(ステップH1)。そして、ダイアグノシスルーチンに
より設定されたER1FLG〜ER3FLG及びPPFLGの判定が行わ
れる(ステップH2〜4)。まず、ER1FLGあるいはER2F
LGが「1」であると判定された場合にはシフトレバーが
“N”(ニュートラル)である場合に(ステップH
5)、第23図を用いて詳細を後述するギヤをニュート
ラルにする処理がなされる(ステップH6)。また、ER
3FLGが「1」の場合にはチェンジレバーの位置がDある
いはPWかを判定し(ステップH7)、チェンジレバー
の位置がDあるいはPWにない場合には、チェンジレバ
ーの位置とギヤ位置とが同じか判定される(ステップH
8)。このステップH8の処理で、位置が同じではない
と判定されるとチェンジレバーの位置が目標変速段に設
定され、後述するステップにおいて、ギヤ位置が目標変
速段に設定される(ステップH9)。さらに、PPFLGが
「1」の場合、つまりニュートラル時に車速センサエラ
ーを検出した場合には、チェンジレバー位置が“N”か
を判定する(ステップH10)。ここで、チェンジレバ
ー位置が“N”でないと判定されると、ギヤを“N”に
する前の段が目標設定段され(ステップH11)、ギヤ
の現段が目標段に等しいか判定され(ステップH1
2)、等しくない場合には後述する処理により等しくさ
れる。このステップH12の処理で等しいと判定された
場合にはPPFLGがリセットされる(ステップH13)。
いはクラッチ回転数Nclが規定値を上回っている場合に
第13図(A)〜(E)に示す変速処理に入る。まず、第28
図を用いて詳細に後述するダイアグノシスルーチン(自
己診断処理)が実行され、エラーコード等が設定される
(ステップH1)。そして、ダイアグノシスルーチンに
より設定されたER1FLG〜ER3FLG及びPPFLGの判定が行わ
れる(ステップH2〜4)。まず、ER1FLGあるいはER2F
LGが「1」であると判定された場合にはシフトレバーが
“N”(ニュートラル)である場合に(ステップH
5)、第23図を用いて詳細を後述するギヤをニュート
ラルにする処理がなされる(ステップH6)。また、ER
3FLGが「1」の場合にはチェンジレバーの位置がDある
いはPWかを判定し(ステップH7)、チェンジレバー
の位置がDあるいはPWにない場合には、チェンジレバ
ーの位置とギヤ位置とが同じか判定される(ステップH
8)。このステップH8の処理で、位置が同じではない
と判定されるとチェンジレバーの位置が目標変速段に設
定され、後述するステップにおいて、ギヤ位置が目標変
速段に設定される(ステップH9)。さらに、PPFLGが
「1」の場合、つまりニュートラル時に車速センサエラ
ーを検出した場合には、チェンジレバー位置が“N”か
を判定する(ステップH10)。ここで、チェンジレバ
ー位置が“N”でないと判定されると、ギヤを“N”に
する前の段が目標設定段され(ステップH11)、ギヤ
の現段が目標段に等しいか判定され(ステップH1
2)、等しくない場合には後述する処理により等しくさ
れる。このステップH12の処理で等しいと判定された
場合にはPPFLGがリセットされる(ステップH13)。
一方、上記ステップH10において、チェンジレバー位
置が“N”である判定されるとタンク切換え用電磁弁5
5がオフされる(ステップH14)。そして、クラッチ
15がオン、つまり接続されているか判定され(ステッ
プH15)、接続されていない場合はクラッチオン信号
が出力されてクラッチ15を接続する処理が行われた後
に、DELFLGが「1」に設定されて(ステップH16,1
7)、メインのフローに復帰する。その後、ステップH
15の判定に来て、クラッチ15が接続されていると判
定されると、DELFLG=「1」か判定され(ステップH1
8)、上記ステップH17でDELFLGが「1」に設定され
ている場合にはDELFLGが「1」に設定されてから「1
秒」経過しているか判定される(ステップH19)。そ
して、「1秒」経過して始めて、クラッチ15がホール
ドされると共にDELFLGがリセットされ、CLFLGが反転さ
れた後、排気ブレーキ解除用リレーをオフにされる(ス
テップH20〜H22)。
置が“N”である判定されるとタンク切換え用電磁弁5
5がオフされる(ステップH14)。そして、クラッチ
15がオン、つまり接続されているか判定され(ステッ
プH15)、接続されていない場合はクラッチオン信号
が出力されてクラッチ15を接続する処理が行われた後
に、DELFLGが「1」に設定されて(ステップH16,1
7)、メインのフローに復帰する。その後、ステップH
15の判定に来て、クラッチ15が接続されていると判
定されると、DELFLG=「1」か判定され(ステップH1
8)、上記ステップH17でDELFLGが「1」に設定され
ている場合にはDELFLGが「1」に設定されてから「1
秒」経過しているか判定される(ステップH19)。そ
して、「1秒」経過して始めて、クラッチ15がホール
ドされると共にDELFLGがリセットされ、CLFLGが反転さ
れた後、排気ブレーキ解除用リレーをオフにされる(ス
テップH20〜H22)。
ところで、上記したステップH4の処理後に、第21図
を用いて詳細を後述するVac戻し処理が行われた後(ス
テップH23)、チェンジレバー61の位置とギヤ位置
とが同じかを判断する(ステップH24)。ここで、チ
ェンジレバー61の位置とギヤ位置とが同じである場合
にはRevパイロットランプの消灯操作を行なった後、
ブザーをオフにする(ステップH25,H26)。次
に、ギヤ位置がNか否かを調べる(ステップH27)。
を用いて詳細を後述するVac戻し処理が行われた後(ス
テップH23)、チェンジレバー61の位置とギヤ位置
とが同じかを判断する(ステップH24)。ここで、チ
ェンジレバー61の位置とギヤ位置とが同じである場合
にはRevパイロットランプの消灯操作を行なった後、
ブザーをオフにする(ステップH25,H26)。次
に、ギヤ位置がNか否かを調べる(ステップH27)。
このステップH27でギヤがNであると判定された場合
には、クラッチ15接続時の同期の問題は生じないので
上記したステップH14以降の処理に進んでエアタンク
切換用の電磁弁55をオフにした後、クラッチを接続す
る処理が行われる。
には、クラッチ15接続時の同期の問題は生じないので
上記したステップH14以降の処理に進んでエアタンク
切換用の電磁弁55をオフにした後、クラッチを接続す
る処理が行われる。
その後、変速時にアクセル擬似信号電圧Vacを出力した
ことを表わすGFLGが「1」か否かが判定され(ステップ
H28)、「1」である場合には発進後にVacが解除さ
れたことを表わすRFLGが「1」か否かが判定される(ス
テップH29)。そして、アクセル擬似信号電圧Vacが
出力されている場合には、アクセル擬似信号電圧Vac解
除用のタイムラグを設定した後、後述するVac段階解除
ルーチンを実行した後、NEWFLG,MAPMODE,LEFLGがクリア
してからメインのフローに戻る(ステップH30〜H3
4)。
ことを表わすGFLGが「1」か否かが判定され(ステップ
H28)、「1」である場合には発進後にVacが解除さ
れたことを表わすRFLGが「1」か否かが判定される(ス
テップH29)。そして、アクセル擬似信号電圧Vacが
出力されている場合には、アクセル擬似信号電圧Vac解
除用のタイムラグを設定した後、後述するVac段階解除
ルーチンを実行した後、NEWFLG,MAPMODE,LEFLGがクリア
してからメインのフローに戻る(ステップH30〜H3
4)。
一方、上記ステップH27において、ギヤ位置がNでな
いと判定され場合にはステップH35以下のクラッチ1
5を同期させるフローに移行する。まず、ENSTFLGが
「1」かを調べ(ステップH35)、ENSTFLGが「1」
の時、つまり車速低下時にエンジン回転数Neがエンス
ト防止回転数を下回っている時はクラッチ15を切る処
理が行われる。つまり、クラッチ15が切れていると判
定された場合には、そのクラッチストローク位置がホー
ルドされて、Vac用リレーをオフにされ、クラッチ15
が切れていないと判定された場合にはクラッチ切信号が
出力されて、クラッチが切られる(ステップH37〜H
39)。その後前述のようにシフトマップ切換用メモリ
MAPMODE及びLEFLGをクリアした後、メインのフローに戻
る。
いと判定され場合にはステップH35以下のクラッチ1
5を同期させるフローに移行する。まず、ENSTFLGが
「1」かを調べ(ステップH35)、ENSTFLGが「1」
の時、つまり車速低下時にエンジン回転数Neがエンス
ト防止回転数を下回っている時はクラッチ15を切る処
理が行われる。つまり、クラッチ15が切れていると判
定された場合には、そのクラッチストローク位置がホー
ルドされて、Vac用リレーをオフにされ、クラッチ15
が切れていないと判定された場合にはクラッチ切信号が
出力されて、クラッチが切られる(ステップH37〜H
39)。その後前述のようにシフトマップ切換用メモリ
MAPMODE及びLEFLGをクリアした後、メインのフローに戻
る。
それに対し、上記ステップH35においてENSTFLGが
「0」と判定された場合にはエンジン回転数Neとクラ
ッチ回転数Nclとの差が規定値以下か、つまり同期して
いるか否かの判断を行ない(ステップH40)、同期し
ている「YES」の場合には前述のように直ちにクラッ
チ15を接続する。一方、「NO」の場合にはクラッチ
15が切れているかを調べ(ステップH41)、クラッ
チ15が接続されている時はそのまま前述のクラッチ接
続フローにもどる。ここで、上記ステップH41で「Y
ES」、つまりクラッチ15が切れていると判定された
場合にはアクセルがオンしているか調べ(ステップH4
2)、「NO」の場合、つまりアクセルペダル81が踏
み込まれていない時はクラッチ回転数Nclが規定値以下
で車速が規定値以下であることを条件に発進処理へ移行
する(ステップH43,44)。
「0」と判定された場合にはエンジン回転数Neとクラ
ッチ回転数Nclとの差が規定値以下か、つまり同期して
いるか否かの判断を行ない(ステップH40)、同期し
ている「YES」の場合には前述のように直ちにクラッ
チ15を接続する。一方、「NO」の場合にはクラッチ
15が切れているかを調べ(ステップH41)、クラッ
チ15が接続されている時はそのまま前述のクラッチ接
続フローにもどる。ここで、上記ステップH41で「Y
ES」、つまりクラッチ15が切れていると判定された
場合にはアクセルがオンしているか調べ(ステップH4
2)、「NO」の場合、つまりアクセルペダル81が踏
み込まれていない時はクラッチ回転数Nclが規定値以下
で車速が規定値以下であることを条件に発進処理へ移行
する(ステップH43,44)。
一方、クラッチ回転数Nclとエンジン回転数Neとの差
がそれらの規定値を上回っている場合にはCLLEルーチン
を実行して半クラッチ状態とする(ステップH45)。
又、上記ステップH42でアクセルがオンの場合には、
走行の意志があるものとみなして、発進処理へは移行せ
ずにそのままCELLルーチンを実行する(ステップH4
5)。その後、クラッチ回転数Ncl相当のアクセル擬似
信号電圧Vacを出力し、最適デューティ率によりクラッ
チ15を接続させて行く(ステップH46〜H48)。
そして、変速処理の最初の所に戻り、これが同期域ある
いはクラッチ15が接続されるまで繰り返される。
がそれらの規定値を上回っている場合にはCLLEルーチン
を実行して半クラッチ状態とする(ステップH45)。
又、上記ステップH42でアクセルがオンの場合には、
走行の意志があるものとみなして、発進処理へは移行せ
ずにそのままCELLルーチンを実行する(ステップH4
5)。その後、クラッチ回転数Ncl相当のアクセル擬似
信号電圧Vacを出力し、最適デューティ率によりクラッ
チ15を接続させて行く(ステップH46〜H48)。
そして、変速処理の最初の所に戻り、これが同期域ある
いはクラッチ15が接続されるまで繰り返される。
一方、上記ステップH24でのチェンジレバー61の位
置とギヤ位置とが同じか否かの判断において、それらが
異なる「NO」の場合には、チェンジレバー61の位置
がPWレンジあるいはDレンジであるかが調べられる
(ステップH49)。ここで、PWレンジあるいはDレ
ンジが選択されている時は、運転状態に応じた最適変速
段を予め設定した複数のマップの中から1つを選択す
る。即ち、シフトマップ切換用メモリMAPMODEの内容を
調べ(ステップH50)、それが「0」の場合、つまり
未だシフトマップが選択されていない時には、図示しな
い排気ブレーキを使用しているか否かを判断し(ステッ
プH51)、排気ブレーキを使用していない場合には第
1のシフトマップを選択してシフトマップ切換用メモリ
MAPMODEを「1」とする(ステップH52,H53)。
一方、排気ブレーキを使用している場合には更にブレー
キペダル69が踏み込まれているか否かを調べ(ステッ
プH54)、ブレーキペダル69が踏み込まれている場
合には第2のシフトマップを選択してシフトマップ切換
用メモリMAPMODEを「2」とする(ステップH55,H
56)。一方、そうでない場合には第3のシフトマップ
を選択してシフトマップ切換用メモリMAPMODEを「3」
とする(ステップH57,H58)。又、現在実行して
いる変速処理において既にシフトマップが選択されてい
る時はそのシフトマップの所へ移行する。これは、変速
処理を開始して一旦シフトマップが選択された場合には
その変速処理が終わるまで常に同一のシフトマップを維
持するためである。
置とギヤ位置とが同じか否かの判断において、それらが
異なる「NO」の場合には、チェンジレバー61の位置
がPWレンジあるいはDレンジであるかが調べられる
(ステップH49)。ここで、PWレンジあるいはDレ
ンジが選択されている時は、運転状態に応じた最適変速
段を予め設定した複数のマップの中から1つを選択す
る。即ち、シフトマップ切換用メモリMAPMODEの内容を
調べ(ステップH50)、それが「0」の場合、つまり
未だシフトマップが選択されていない時には、図示しな
い排気ブレーキを使用しているか否かを判断し(ステッ
プH51)、排気ブレーキを使用していない場合には第
1のシフトマップを選択してシフトマップ切換用メモリ
MAPMODEを「1」とする(ステップH52,H53)。
一方、排気ブレーキを使用している場合には更にブレー
キペダル69が踏み込まれているか否かを調べ(ステッ
プH54)、ブレーキペダル69が踏み込まれている場
合には第2のシフトマップを選択してシフトマップ切換
用メモリMAPMODEを「2」とする(ステップH55,H
56)。一方、そうでない場合には第3のシフトマップ
を選択してシフトマップ切換用メモリMAPMODEを「3」
とする(ステップH57,H58)。又、現在実行して
いる変速処理において既にシフトマップが選択されてい
る時はそのシフトマップの所へ移行する。これは、変速
処理を開始して一旦シフトマップが選択された場合には
その変速処理が終わるまで常に同一のシフトマップを維
持するためである。
次に、RFLG=0の場合及びRFLG=NEWFLG=1の場合には
Vac〜PPで目標段を決定し(ステップH59〜6
1)、RFLG=1でNEWFLG=0の場合にはVa〜PPで目
標段を決定するようにしている(ステップH62)。
Vac〜PPで目標段を決定し(ステップH59〜6
1)、RFLG=1でNEWFLG=0の場合にはVa〜PPで目
標段を決定するようにしている(ステップH62)。
次に、現ギヤ位置がこの目標変速段と同じか否かを調べ
る(ステップH63)。ここで、現ギヤ位置が目標変速
段と同じとなっている場合は、そのまま現状変速段を維
持する前述のENSTFLGの判断に移行する(ステップH3
5)。また、現ギヤ位置が目標変速段と異なる場合に
は、目標変速段が現ギヤ位置よりも上か下か、つまりシ
フトアップすべきか否かを判断する(ステップH6
4)。シフトアップすべき場合において、チェンジレバ
ーが「D」位置にある場合で(ステップH65)、噴射
ポンプ21のコントロールラック23の位置が規定値以
上(ステップH66)の時に限って変速操作を行ない、
そうでない時は変速操作を行なわずに現状変速段を維持
する。これは、エンジン11に十分な余裕馬力がないに
もかかわらずシフトアップを行なうのを防止するための
ものである。
る(ステップH63)。ここで、現ギヤ位置が目標変速
段と同じとなっている場合は、そのまま現状変速段を維
持する前述のENSTFLGの判断に移行する(ステップH3
5)。また、現ギヤ位置が目標変速段と異なる場合に
は、目標変速段が現ギヤ位置よりも上か下か、つまりシ
フトアップすべきか否かを判断する(ステップH6
4)。シフトアップすべき場合において、チェンジレバ
ーが「D」位置にある場合で(ステップH65)、噴射
ポンプ21のコントロールラック23の位置が規定値以
上(ステップH66)の時に限って変速操作を行ない、
そうでない時は変速操作を行なわずに現状変速段を維持
する。これは、エンジン11に十分な余裕馬力がないに
もかかわらずシフトアップを行なうのを防止するための
ものである。
一方、上記ステップH64においてシフトダウンすべき
と判定された場合には、排気ブレーキを使用されていな
くてブレーキペダル69が強く踏み込まれていて、GFLG
=0の場合で、かつ5速以下でのダウンシフトの場合
(ステップH67〜H70)に限ってステップH35以
降の処理に進んで変速操作を行なわずに現状変速段を維
持し、それ以外の時に変速操作を行なう。
と判定された場合には、排気ブレーキを使用されていな
くてブレーキペダル69が強く踏み込まれていて、GFLG
=0の場合で、かつ5速以下でのダウンシフトの場合
(ステップH67〜H70)に限ってステップH35以
降の処理に進んで変速操作を行なわずに現状変速段を維
持し、それ以外の時に変速操作を行なう。
また、上記ステップS65の判定で、「NO」、つまり
チェンジレバーが「D」位置以外であると判定された場
合には現ラック位置が規定値以上か判定され(ステップ
H70)、規定値より小さい場合にはステップH35以
降の処理に進んで、現状変速段が維持され、規定値より
以上の場合には変速操作が行われる。
チェンジレバーが「D」位置以外であると判定された場
合には現ラック位置が規定値以上か判定され(ステップ
H70)、規定値より小さい場合にはステップH35以
降の処理に進んで、現状変速段が維持され、規定値より
以上の場合には変速操作が行われる。
又、上記ステップH49のチェンジレバー61の位置が
PWレンジ、Dレンジにあるか否かの判断において「N
O」の場合、チェンジレバー61の位置がマニュアルレ
ンジの前進段にあるか否かが調べられ(ステップH7
2)、前進段が選択されている場合にはギヤ位置がRで
ないこと(ステップH73)を条件として次に進む。続
いてシフトアップの場合(ステップH74)にはブザー
をオフした(ステップH75)後、チェンジレバーがP
WあるいはDでない場合にはレバー位置を目標変速段と
し、GFLGが「1」でない場合(ステップH76〜79)
に、後述するNEAIDLルーチン(ステップH79)を実行
する。
PWレンジ、Dレンジにあるか否かの判断において「N
O」の場合、チェンジレバー61の位置がマニュアルレ
ンジの前進段にあるか否かが調べられ(ステップH7
2)、前進段が選択されている場合にはギヤ位置がRで
ないこと(ステップH73)を条件として次に進む。続
いてシフトアップの場合(ステップH74)にはブザー
をオフした(ステップH75)後、チェンジレバーがP
WあるいはDでない場合にはレバー位置を目標変速段と
し、GFLGが「1」でない場合(ステップH76〜79)
に、後述するNEAIDLルーチン(ステップH79)を実行
する。
第15図に示すNEAIDLルーチンでは、先ずアクセル擬似
信号電圧出力用第3作動メモリR3にエンジン11をア
イドル回転数とする予め決められた電圧値V3を読み込
んで(ステップJ1)、第14図のVac作成ルーチンが
呼ばれて(ステップJ2)、Vac用リレーをオンにして
電磁アクチュエータ25にコントロールラック23の制
御信号を出力できるようにする。そして、第20図を用
いて詳細を後述するACiNルーチンの処理によりアク
セル開度相当電圧Vaが求められる。そして、順次アク
セル擬似信号電圧VacをVa−(Va−V3)×1/
8,Va−(Va−V3)×1/4,Va−(Va−V
3)×3/8,Va−(Va−V3)×1/2に設定し
て一定時間(例えば、0.09秒)ずつ出力する。これは、
アクセル擬似信号電圧Vacを一気に落とさずに、段階的
に低下させることで変速ショックの軽減を計ったもので
ある。その後、アクセル擬似信号電圧Vacを第3作動メ
モリ電圧V3とすると共に発進後にVacが解除されたこ
とを示すRFLGがリセットした後に(ステップI1〜I1
2)、第15図のNEAIDLルーチンに戻って、アクセル擬
似信号電圧Vacを出力したことを表わすフラグGFLGを
「1」とし(ステップJ3)、メインフローに戻る。
信号電圧出力用第3作動メモリR3にエンジン11をア
イドル回転数とする予め決められた電圧値V3を読み込
んで(ステップJ1)、第14図のVac作成ルーチンが
呼ばれて(ステップJ2)、Vac用リレーをオンにして
電磁アクチュエータ25にコントロールラック23の制
御信号を出力できるようにする。そして、第20図を用
いて詳細を後述するACiNルーチンの処理によりアク
セル開度相当電圧Vaが求められる。そして、順次アク
セル擬似信号電圧VacをVa−(Va−V3)×1/
8,Va−(Va−V3)×1/4,Va−(Va−V
3)×3/8,Va−(Va−V3)×1/2に設定し
て一定時間(例えば、0.09秒)ずつ出力する。これは、
アクセル擬似信号電圧Vacを一気に落とさずに、段階的
に低下させることで変速ショックの軽減を計ったもので
ある。その後、アクセル擬似信号電圧Vacを第3作動メ
モリ電圧V3とすると共に発進後にVacが解除されたこ
とを示すRFLGがリセットした後に(ステップI1〜I1
2)、第15図のNEAIDLルーチンに戻って、アクセル擬
似信号電圧Vacを出力したことを表わすフラグGFLGを
「1」とし(ステップJ3)、メインフローに戻る。
ところで、ACiNルーチンにおいては第20図に示す
ように、RFLG=1であるか判定され(ステップN1)、
RFLG=1である場合にはアクセル開度相当電圧Vaが読
み込まれる(ステップN2)。一方、RFLGが「1」でな
い場合にはアクセル擬似信号電圧Vacがアクセル開度相
当電圧Vaとされ、RFLG及びNEWFLGがそれぞれ「1」に
設定されて、その処理が終了される。
ように、RFLG=1であるか判定され(ステップN1)、
RFLG=1である場合にはアクセル開度相当電圧Vaが読
み込まれる(ステップN2)。一方、RFLGが「1」でな
い場合にはアクセル擬似信号電圧Vacがアクセル開度相
当電圧Vaとされ、RFLG及びNEWFLGがそれぞれ「1」に
設定されて、その処理が終了される。
上記したNEAIDLルーチンを実行した後、エアチェックル
ーチン(ステップH80)を実行し、クラッチ15が実
際に切れているかどうかを調べ(ステップH81)、切
れている場合にはクラッチ15をホールドさせて、排気
ブレーキ解除リレーをオンにし、ギヤ位置を目標変速分
と一致させる変速信号を電磁弁73へ出力して変速を行
なう(ステップH81〜H84)。一方、クラッチ15
が切れていない場合にはクラッチ15を切る信号を出力
し、その後変速処理の最初の所に戻る(ステップH8
5)。
ーチン(ステップH80)を実行し、クラッチ15が実
際に切れているかどうかを調べ(ステップH81)、切
れている場合にはクラッチ15をホールドさせて、排気
ブレーキ解除リレーをオンにし、ギヤ位置を目標変速分
と一致させる変速信号を電磁弁73へ出力して変速を行
なう(ステップH81〜H84)。一方、クラッチ15
が切れていない場合にはクラッチ15を切る信号を出力
し、その後変速処理の最初の所に戻る(ステップH8
5)。
一方、上記ステップH74の判定で、シフトアップでな
い場合、つまりシフトダウンをすべきである場合にはP
WレンジあるいはDレンジにおけるシフトダウンかを調
べ(ステップH86)、PWレンジあるいはDレンジに
おけるシフトダウンである場合には現変速段から1段落
としたものを目標変速段と設定し(ステップH87)、
又マニュアルレンジにおけるシフトダウンである場合に
はそのチェンジレバー61の位置を目標変速段として設
定する(ステップH88,H89)。そして、エンジン
11の回転がオーバーランすることなくシフトダウンを
行なえるか否かを判断し(ステップH90)、オーバー
ランをする可能性のある場合にはブザーにより運転者に
オーバーランの警告を行ない(ステップH91)、変速
操作を行なわずに変速処理の最初に戻る。
い場合、つまりシフトダウンをすべきである場合にはP
WレンジあるいはDレンジにおけるシフトダウンかを調
べ(ステップH86)、PWレンジあるいはDレンジに
おけるシフトダウンである場合には現変速段から1段落
としたものを目標変速段と設定し(ステップH87)、
又マニュアルレンジにおけるシフトダウンである場合に
はそのチェンジレバー61の位置を目標変速段として設
定する(ステップH88,H89)。そして、エンジン
11の回転がオーバーランすることなくシフトダウンを
行なえるか否かを判断し(ステップH90)、オーバー
ランをする可能性のある場合にはブザーにより運転者に
オーバーランの警告を行ない(ステップH91)、変速
操作を行なわずに変速処理の最初に戻る。
一方、上記ステップH90において、オーバーランをし
ない場合にはブザーをオフにした後(ステップH9
2)、GFLGを調べてアクセル擬似信号電圧Vacが出力さ
れていないときに限りNEHOLDルーチンを実行してクラッ
チ15を切る(ステップH93,H94)。
ない場合にはブザーをオフにした後(ステップH9
2)、GFLGを調べてアクセル擬似信号電圧Vacが出力さ
れていないときに限りNEHOLDルーチンを実行してクラッ
チ15を切る(ステップH93,H94)。
NEHOLDルーチンは第16図に示すように前述するNEAIDL
ルーチンとアクセル擬似信号電圧出力用第3作動メモリ
R3に無負荷時の現エンジン回転数Neに相当する電圧
値V3が読み込まれることを除いてあとは同じであり、
アクセル擬似信号電圧Vacを段階的に落とし、クラッチ
15を切る(ステップJ1〜J3)。
ルーチンとアクセル擬似信号電圧出力用第3作動メモリ
R3に無負荷時の現エンジン回転数Neに相当する電圧
値V3が読み込まれることを除いてあとは同じであり、
アクセル擬似信号電圧Vacを段階的に落とし、クラッチ
15を切る(ステップJ1〜J3)。
その後、このダウンシフトが5速以下でのシフトダウン
ではないこと、あるいは車速がその変速段における規定
車速以上でないことを条件に(ステップH95,H9
6)、ステップH80のエアチェックルーチンを実行し
てから変速操作を行なう。一方、5速以下でのシフトダ
ウンでかつ車速が規定車速以上である場合にはダブルク
ラッチルーチンを実行する(ステップH97)。
ではないこと、あるいは車速がその変速段における規定
車速以上でないことを条件に(ステップH95,H9
6)、ステップH80のエアチェックルーチンを実行し
てから変速操作を行なう。一方、5速以下でのシフトダ
ウンでかつ車速が規定車速以上である場合にはダブルク
ラッチルーチンを実行する(ステップH97)。
ダブルクラッチルーチンは第17図に示すように、クラ
ッチ15を遮断した(ステップK1〜3)後、現クラッ
チ回転数Nclに予め変速状態に応じて決められた定数C
(例えば、1.5)を乗じて目標クラッチ回転数を仮に設
定する(ステップK4)。次に、この目標クラッチ回転
数が上限回転数である2300rpm以上か否かを調べ、
2300rpm以上の場合には2300rpmを目標クラッチ
回転数とし、2300rpmより小さい場合にはそれをそ
のまま目標クラッチ回転数とする(ステップK5,K
6)。次に、ギヤの噛み合いを外すべく電磁弁A,Bを
オンにし(ステップK7)、ギヤ位置がN状態になった
後(ステップK8)にクラッチオン信号を出力すると共
にアクセル擬似信号電圧Vacを所定の値に設定してクラ
ッチ回転数Nclが前記目標クラッチ回転数となるように
する。その後、アクセル擬似信号電圧Vacをクラッチ回
転相当の電圧に設定してクラッチ15を遮断し、その後
ギヤ位置を合わせてメインのフローに戻る(ステップK
9〜K18)。
ッチ15を遮断した(ステップK1〜3)後、現クラッ
チ回転数Nclに予め変速状態に応じて決められた定数C
(例えば、1.5)を乗じて目標クラッチ回転数を仮に設
定する(ステップK4)。次に、この目標クラッチ回転
数が上限回転数である2300rpm以上か否かを調べ、
2300rpm以上の場合には2300rpmを目標クラッチ
回転数とし、2300rpmより小さい場合にはそれをそ
のまま目標クラッチ回転数とする(ステップK5,K
6)。次に、ギヤの噛み合いを外すべく電磁弁A,Bを
オンにし(ステップK7)、ギヤ位置がN状態になった
後(ステップK8)にクラッチオン信号を出力すると共
にアクセル擬似信号電圧Vacを所定の値に設定してクラ
ッチ回転数Nclが前記目標クラッチ回転数となるように
する。その後、アクセル擬似信号電圧Vacをクラッチ回
転相当の電圧に設定してクラッチ15を遮断し、その後
ギヤ位置を合わせてメインのフローに戻る(ステップK
9〜K18)。
ここで、クラッチ切信号出力について第27図のフロー
チャートを参照して説明する。まず、アクセル開度が大
きくなく、変速段が低速段であり、クラッチ15がLE
点ではなく、OFFFLGが「0」ではない場合にはOFDFLGが
「1」に設定される(ステップU1〜U5)。一方、ア
クセル開度が大きいかあるいは、変速段が低速段でなく
あるいは、クラッチ15がLE点である場合はOFFFLGが
「0」に設定される(ステップU6)。
チャートを参照して説明する。まず、アクセル開度が大
きくなく、変速段が低速段であり、クラッチ15がLE
点ではなく、OFFFLGが「0」ではない場合にはOFDFLGが
「1」に設定される(ステップU1〜U5)。一方、ア
クセル開度が大きいかあるいは、変速段が低速段でなく
あるいは、クラッチ15がLE点である場合はOFFFLGが
「0」に設定される(ステップU6)。
上記ステップU5の後で変速時の場合にはオフデューテ
ィ比が第1の規定値に設定され(ステップU8)、変速
時でない場合にはオフデューティ比が第2の規定値に設
定される(ステップU9)。
ィ比が第1の規定値に設定され(ステップU8)、変速
時でない場合にはオフデューティ比が第2の規定値に設
定される(ステップU9)。
次に、MX1FLG=1であるか、つまりバルブMVX1が異常で
あるか判定される(ステップU10)。ここで、バルブ
MVX1が異常である場合にはOFDFLGが「0」でない時にバ
ルブMVX2によりデューティ制御がされる(ステップU1
1,U12)。一方、OFDFLGが「0」の場合にはMVX2が
オンされる(ステップU13)。
あるか判定される(ステップU10)。ここで、バルブ
MVX1が異常である場合にはOFDFLGが「0」でない時にバ
ルブMVX2によりデューティ制御がされる(ステップU1
1,U12)。一方、OFDFLGが「0」の場合にはMVX2が
オンされる(ステップU13)。
ところで、上記ステップU10の判定で、「NO」と判
定された場合にはMX2FLGが「1」、つまりバルブMVX2が
異常であるか判定される(ステップU14)。このステ
ップU14の判定で、「NO」と判定された場合にはCL
FLG=0であるか判定され(ステップU15)、「0」
でない場合には上記ステップU11以降の処理に進む。
定された場合にはMX2FLGが「1」、つまりバルブMVX2が
異常であるか判定される(ステップU14)。このステ
ップU14の判定で、「NO」と判定された場合にはCL
FLG=0であるか判定され(ステップU15)、「0」
でない場合には上記ステップU11以降の処理に進む。
一方、上記ステップU14において「YES」と判定さ
れる場合あるいは上記ステップU15において「YE
S」と判定される場合にはステップU16の処理に進
む。そして、このOFDFLGが「1」の場合にはバルブMVX1
によりデューティ制御され(ステップU67)、OFDFLG
が「0」の場合にはバルブMVX1がオンされる(ステップ
U68)。
れる場合あるいは上記ステップU15において「YE
S」と判定される場合にはステップU16の処理に進
む。そして、このOFDFLGが「1」の場合にはバルブMVX1
によりデューティ制御され(ステップU67)、OFDFLG
が「0」の場合にはバルブMVX1がオンされる(ステップ
U68)。
次に、第24図を参照してクラッチオン信号出力処理に
ついて説明する。まず、MY1FLGが「1」であるか、つま
りバルブMVX1が異常であるか判定される(ステップR
1)。異常がある場合にはバルブMVX2がオンされる(ス
テップR2)。一方、上記ステップR1において、「N
O」と判定された場合にはMY2FLGが「1」であるか、つ
まりバルブMVX2が異常であるか判定される(ステップR
3)。このステップR3において「NO」と判定される
と、CLFLG=1の場合には(ステップR4)、上記ステ
ップR2に進んでバルブMVY2がオンされる。一方、上記
ステップR3において「YES」、あるいはステップR
4において「YES」と判定された場合にはバルブMVY1
がオンされる(ステップR5)。
ついて説明する。まず、MY1FLGが「1」であるか、つま
りバルブMVX1が異常であるか判定される(ステップR
1)。異常がある場合にはバルブMVX2がオンされる(ス
テップR2)。一方、上記ステップR1において、「N
O」と判定された場合にはMY2FLGが「1」であるか、つ
まりバルブMVX2が異常であるか判定される(ステップR
3)。このステップR3において「NO」と判定される
と、CLFLG=1の場合には(ステップR4)、上記ステ
ップR2に進んでバルブMVY2がオンされる。一方、上記
ステップR3において「YES」、あるいはステップR
4において「YES」と判定された場合にはバルブMVY1
がオンされる(ステップR5)。
又、上記ステップH72のチェンジレバー61の位置が
マニュアルレンジの前進段にあるか否かの判断において
「NO」の場合には、チェンジレバー61の位置が後進
段にあるか否かを調べる(ステップH98)。チェンジ
レバー61の位置が後進段にある時は前進走行中に誤っ
てチェンジレバー61が後進段に入れられた場合なの
で、Revパイロットランプを点灯して目標変速段をニ
ュートラルとした変速操作を行なう(ステップH99〜
H101)。又、上記ステップH73でチェンジレバー
61で前進段が選択された場合でギヤ位置がRとなって
いる時も、同様にRevパイロットランプを点灯してブ
ザーを鳴らして目標変速段をニュートラルとする(ステ
ップH99〜H101)。
マニュアルレンジの前進段にあるか否かの判断において
「NO」の場合には、チェンジレバー61の位置が後進
段にあるか否かを調べる(ステップH98)。チェンジ
レバー61の位置が後進段にある時は前進走行中に誤っ
てチェンジレバー61が後進段に入れられた場合なの
で、Revパイロットランプを点灯して目標変速段をニ
ュートラルとした変速操作を行なう(ステップH99〜
H101)。又、上記ステップH73でチェンジレバー
61で前進段が選択された場合でギヤ位置がRとなって
いる時も、同様にRevパイロットランプを点灯してブ
ザーを鳴らして目標変速段をニュートラルとする(ステ
ップH99〜H101)。
一方、上記H98でチェンジレバー61の位置が後進段
でない場合には、更にチェンジレバー61の位置がNで
あるかを調べる(ステップH102)。このステップH
102において、Nである場合において車速センサエラ
ーがなく、チェンジレバー61がそこで1秒間移動して
いない場合には、運転者がNを選択したものとみなして
目標変速段をニュートラルとする(ステップH102〜
H104,H101)。それに対し、チェンジレバー6
1がNにあったが1秒以内に移動してしまった場合に
は、変速処理の最初に戻る。一方、チェンジレバー61
の位置がNでない時、つまりチェンジレバー61がどの
位置も選択していない緩味な位置にある場合にはあるい
は車速センサエラーである場合にはチェンジレバー61
の位置を前回のチェンジレバー61の位置と同じとみな
し、変速処理の最初に戻る(ステップH105)。
でない場合には、更にチェンジレバー61の位置がNで
あるかを調べる(ステップH102)。このステップH
102において、Nである場合において車速センサエラ
ーがなく、チェンジレバー61がそこで1秒間移動して
いない場合には、運転者がNを選択したものとみなして
目標変速段をニュートラルとする(ステップH102〜
H104,H101)。それに対し、チェンジレバー6
1がNにあったが1秒以内に移動してしまった場合に
は、変速処理の最初に戻る。一方、チェンジレバー61
の位置がNでない時、つまりチェンジレバー61がどの
位置も選択していない緩味な位置にある場合にはあるい
は車速センサエラーである場合にはチェンジレバー61
の位置を前回のチェンジレバー61の位置と同じとみな
し、変速処理の最初に戻る(ステップH105)。
次に、第21図を参照して上記ステップH23で呼出さ
れたVac戻しルーチン処理について説明する。まず、RF
LG=1であるか判定される(ステップO1)。そして、
RFLGが「1」でない場合にはt秒経過しているか判定さ
れ、t秒経過している場合には、アクセル開度相当電圧
Vaが規定値以下であるか判定される(ステップO1〜
O3)。そして、アクセル開度相当電圧Vaが規定値よ
り大きいと判定された場合、つまり上記ステップO3に
おいて「NO」と判定された場合には、アクセル開度相
当電圧Vaが2.8Vより大きいか判定される(ステップ
O4)。アクセル開度相当電圧Vaが2.8V以下の場合
には定数Cにi3が設定される(ステップO5)。一
方、アクセル開度相当電圧Vaが2.8Vより大きい場合
には定数Cにi2が設定された後(ステップO6)、 SVaOがアクセル開度相当電圧Vaにほぼ等しいか判
定される(ステップO7)。このステップO7におい
て、「YES」と判定された場合には、定数Cにi0が
設定される(ステップO8)。
れたVac戻しルーチン処理について説明する。まず、RF
LG=1であるか判定される(ステップO1)。そして、
RFLGが「1」でない場合にはt秒経過しているか判定さ
れ、t秒経過している場合には、アクセル開度相当電圧
Vaが規定値以下であるか判定される(ステップO1〜
O3)。そして、アクセル開度相当電圧Vaが規定値よ
り大きいと判定された場合、つまり上記ステップO3に
おいて「NO」と判定された場合には、アクセル開度相
当電圧Vaが2.8Vより大きいか判定される(ステップ
O4)。アクセル開度相当電圧Vaが2.8V以下の場合
には定数Cにi3が設定される(ステップO5)。一
方、アクセル開度相当電圧Vaが2.8Vより大きい場合
には定数Cにi2が設定された後(ステップO6)、 SVaOがアクセル開度相当電圧Vaにほぼ等しいか判
定される(ステップO7)。このステップO7におい
て、「YES」と判定された場合には、定数Cにi0が
設定される(ステップO8)。
一方、上記ステップO7の判定で、「NO」と判定され
た場合にはアクセル開度相当電圧VaがSVaにほぼ等
しいか判定され、ほぼ等しい場合には定数Cにi1が設
定される(ステップO10)。次に、アクセル擬似信号
電圧VacにVac+(Va−SVa)+Cが設定され、S
Vaにアクセル開度相当電圧Vaが設定される(ステッ
プO11,12)。そして、アクセル開度相当電圧Va
ががアクセル擬似信号電圧Vacより小さいか判定され
(ステップO13)、「NO」の場合にはアクセル開度
相当電圧Vaがアクセル擬似信号電圧Vacにほぼ等しい
か判定される(ステップO14)。このステップO14
の判定で、「YES」と判定された場合には、Vac用リ
レーがオフされ、RFLGが「1」に設定され、NEWFLGが
「0」に設定されて、メインのフローに戻る(ステップ
O15,O16)。
た場合にはアクセル開度相当電圧VaがSVaにほぼ等
しいか判定され、ほぼ等しい場合には定数Cにi1が設
定される(ステップO10)。次に、アクセル擬似信号
電圧VacにVac+(Va−SVa)+Cが設定され、S
Vaにアクセル開度相当電圧Vaが設定される(ステッ
プO11,12)。そして、アクセル開度相当電圧Va
ががアクセル擬似信号電圧Vacより小さいか判定され
(ステップO13)、「NO」の場合にはアクセル開度
相当電圧Vaがアクセル擬似信号電圧Vacにほぼ等しい
か判定される(ステップO14)。このステップO14
の判定で、「YES」と判定された場合には、Vac用リ
レーがオフされ、RFLGが「1」に設定され、NEWFLGが
「0」に設定されて、メインのフローに戻る(ステップ
O15,O16)。
なお、上記実施例では車両に備え付けのエアタンク4
7,49からのエア圧を利用してクラッチ15作動用の
エアシリンダ33を駆動するようにしたが、油圧を制御
媒体として使うことも当然可能である。又、上記実施例
で示した変速制御手順やシフトパターン等は必要に応じ
て細かな所で適宜変更が可能であることは言うまでもな
く、本考案はガソリンエンジンを搭載した車両にも適用
することができる。更に、手動変速装置から乗り換える
運転者のためにクラッチペダルをダミーで取り付けるよ
うにしても良く、この場合R弾や1,2,3,4,5の
指定変速段ではクラッチペダルがエンジンシリンダ33
に優先して機能するように設定することも可能である。
7,49からのエア圧を利用してクラッチ15作動用の
エアシリンダ33を駆動するようにしたが、油圧を制御
媒体として使うことも当然可能である。又、上記実施例
で示した変速制御手順やシフトパターン等は必要に応じ
て細かな所で適宜変更が可能であることは言うまでもな
く、本考案はガソリンエンジンを搭載した車両にも適用
することができる。更に、手動変速装置から乗り換える
運転者のためにクラッチペダルをダミーで取り付けるよ
うにしても良く、この場合R弾や1,2,3,4,5の
指定変速段ではクラッチペダルがエンジンシリンダ33
に優先して機能するように設定することも可能である。
次に、第28図〜第33図を参照して上記した始動、発
進、変速ルーチンの開始時に行われるダイアグノシス
(自己診断)ルーチンの処理について説明する。ダイア
グノシスルーチンが呼ばれると、イニシャライズ処理が
開始される(ステップV1)。まず、イニシャライズと
して第30図に示すようにER1FLG等の各種フラグが
「0」クリアされる(ステップW1)。そして、第31
図に示すような判断処理により各種エラーコードが設定
されると共に、エラーの程度に応じたエラーフラグER1F
LG〜ER4FLGが設定される(ステップV2)。この判断処
理の後に上記エアーフラグER1FLG〜ER4FLGに応じた警報
処理が行われる(ステップV3)。
進、変速ルーチンの開始時に行われるダイアグノシス
(自己診断)ルーチンの処理について説明する。ダイア
グノシスルーチンが呼ばれると、イニシャライズ処理が
開始される(ステップV1)。まず、イニシャライズと
して第30図に示すようにER1FLG等の各種フラグが
「0」クリアされる(ステップW1)。そして、第31
図に示すような判断処理により各種エラーコードが設定
されると共に、エラーの程度に応じたエラーフラグER1F
LG〜ER4FLGが設定される(ステップV2)。この判断処
理の後に上記エアーフラグER1FLG〜ER4FLGに応じた警報
処理が行われる(ステップV3)。
次に、第31図を参照して判断処理について説明する。
この判断処理ルーチンでは自動変速装置において発生し
うるエラーをチェックして、エラーがあった場合には該
エラーに応じたエラーコードを設定し、そのエラーの程
度に応じたエラーフラグが設定される。例えば、図示し
ない緊急用のクラッチであるエマージェンシクラッチ
(C/L)が使用された場合(ステップX1)にはコー
ド“07”がセットされると共にエラーフラグER4FLGが
「1」に設定される。さらに、エマージェンシ電圧VE
が入力されない場合(ステップX2)にはコード“0
4”がセットされると共にエラーフラグER4FLGが「1」
に設定される。また、EOCFLGが「1」である場合には
(ステップX3)、コード“35”がセットされると共
にエラーフラグER2FLGが「1」に設定される。さらに、
ラックが規定内でない場合には(ステップX4)、コー
ド“22”がセットされると共にエラーフラグER4FLGが
「1」に設定される。さらに、Vc入力が無い場合には
(ステップX5)、コード“23”がセットされると共
にエラーフラグER4FLGが「1」に設定される。また、現
アクセル開度相当電圧Vaが規定値以内でない場合には
(ステップX6)、コード“24”がセットされると共
にエラーフラグER2FLGが「1」に設定される。さらに、
アクセルスイッチが故障している場合には(ステップX
7〜X10)、コード“44”がセットされると共にエ
ラーフラグER4FLGが「1」に設定される。
この判断処理ルーチンでは自動変速装置において発生し
うるエラーをチェックして、エラーがあった場合には該
エラーに応じたエラーコードを設定し、そのエラーの程
度に応じたエラーフラグが設定される。例えば、図示し
ない緊急用のクラッチであるエマージェンシクラッチ
(C/L)が使用された場合(ステップX1)にはコー
ド“07”がセットされると共にエラーフラグER4FLGが
「1」に設定される。さらに、エマージェンシ電圧VE
が入力されない場合(ステップX2)にはコード“0
4”がセットされると共にエラーフラグER4FLGが「1」
に設定される。また、EOCFLGが「1」である場合には
(ステップX3)、コード“35”がセットされると共
にエラーフラグER2FLGが「1」に設定される。さらに、
ラックが規定内でない場合には(ステップX4)、コー
ド“22”がセットされると共にエラーフラグER4FLGが
「1」に設定される。さらに、Vc入力が無い場合には
(ステップX5)、コード“23”がセットされると共
にエラーフラグER4FLGが「1」に設定される。また、現
アクセル開度相当電圧Vaが規定値以内でない場合には
(ステップX6)、コード“24”がセットされると共
にエラーフラグER2FLGが「1」に設定される。さらに、
アクセルスイッチが故障している場合には(ステップX
7〜X10)、コード“44”がセットされると共にエ
ラーフラグER4FLGが「1」に設定される。
さらに、SVC1(シリンダ側センサ)が規定値以内で
ない場合には(ステップX11)、コード“51”がセ
ットされると共にエラーフラグER4FLGが「1」に設定さ
れる。また、SVC2(レバー側センサ)が規定値以内でな
い場合には(ステップX12)、コード“52”がセッ
トされると共にエラーフラグER4FLGあるいはER2FLGが
「1」に設定される。さらに、シフトレバー位置スイッ
チが正常でない場合には(ステップX13)、コード
“41”がセットされると共にエラーフラグER4FLGが
「1」に設定される。また、ストップランプスイッチ
(STS)が異常である場合には(ステップX14)、
コード“47”がセットされると共にエラーフラグER4F
LGが「1」に設定される。さらに、パーキングブレーキ
スイッチ(PKS)が故障している場合には(ステップ
X15)、コード“48”がセットされると共にエラー
フラグER4FLGが「1」に設定される。また、SS入力が
ある場合には(ステップX16)、コード“40”がセ
ットされると共にエラーフラグER3FLGが「1」に設定さ
れる。さらにMVQ1が異常である場合には(ステップ
X17)、コード“71”がセットされると共にエラー
フラグER4FLGが「1」に設定され、MVQ2が異常であ
る場合には(ステップX18)、コード“72”がセッ
トされると共にエラーフラグER4FLGが「1」に設定され
る。
ない場合には(ステップX11)、コード“51”がセ
ットされると共にエラーフラグER4FLGが「1」に設定さ
れる。また、SVC2(レバー側センサ)が規定値以内でな
い場合には(ステップX12)、コード“52”がセッ
トされると共にエラーフラグER4FLGあるいはER2FLGが
「1」に設定される。さらに、シフトレバー位置スイッ
チが正常でない場合には(ステップX13)、コード
“41”がセットされると共にエラーフラグER4FLGが
「1」に設定される。また、ストップランプスイッチ
(STS)が異常である場合には(ステップX14)、
コード“47”がセットされると共にエラーフラグER4F
LGが「1」に設定される。さらに、パーキングブレーキ
スイッチ(PKS)が故障している場合には(ステップ
X15)、コード“48”がセットされると共にエラー
フラグER4FLGが「1」に設定される。また、SS入力が
ある場合には(ステップX16)、コード“40”がセ
ットされると共にエラーフラグER3FLGが「1」に設定さ
れる。さらにMVQ1が異常である場合には(ステップ
X17)、コード“71”がセットされると共にエラー
フラグER4FLGが「1」に設定され、MVQ2が異常であ
る場合には(ステップX18)、コード“72”がセッ
トされると共にエラーフラグER4FLGが「1」に設定され
る。
さらに、MVPが異常である場合には(ステップX1
9)、コード“70”がセットされると共にエラーフラ
グER4FLGが「1」に設定される。さらに、クラッチ(C
L)が異常である場合には(ステップX20)、コード
“75”が設定されると共にER1FLGが「1」に設定さ
れ、ブザーZが異常である場合には(ステップX2
1)、コード“77”が設定されると共にER4FLGが
「1」に設定される。
9)、コード“70”がセットされると共にエラーフラ
グER4FLGが「1」に設定される。さらに、クラッチ(C
L)が異常である場合には(ステップX20)、コード
“75”が設定されると共にER1FLGが「1」に設定さ
れ、ブザーZが異常である場合には(ステップX2
1)、コード“77”が設定されると共にER4FLGが
「1」に設定される。
さらに、ニュートラル(N)用リレーが故障している場
合には(ステップX22〜X24)、コード“76”が
設定されると共にER4FLGが「1」に設定される。また、
AUS sw1が故障している場合には(ステップX25
〜X28)、コード“45”が設定されると共にER4FLG
が「1」に設定される。また、AUS sw2が故障して
いる場合には(ステップX29〜X32)、コード“4
6”が設定されると共にER4FLGが「1」に設定される。
合には(ステップX22〜X24)、コード“76”が
設定されると共にER4FLGが「1」に設定される。また、
AUS sw1が故障している場合には(ステップX25
〜X28)、コード“45”が設定されると共にER4FLG
が「1」に設定される。また、AUS sw2が故障して
いる場合には(ステップX29〜X32)、コード“4
6”が設定されると共にER4FLGが「1」に設定される。
さらに、V0低電圧が異常の場合には(ステップS3
3)、コード“02”が設定されると共にER4FLGが
「1」に設定され、V0ラインが異常の場合にはコード
“03”が設定されると共にER2FLGが「1」に設定さ
れ、VGフィードバック電圧が異常の場合には(ステッ
プS34)、コード“05”が設定されると共にER2FLG
が「1」に設定される。さらにまた、RSTが異常であ
る場合には(ステップS35)、コード“74”が設定
されると共にER4FLGが「1」に設定される。
3)、コード“02”が設定されると共にER4FLGが
「1」に設定され、V0ラインが異常の場合にはコード
“03”が設定されると共にER2FLGが「1」に設定さ
れ、VGフィードバック電圧が異常の場合には(ステッ
プS34)、コード“05”が設定されると共にER2FLG
が「1」に設定される。さらにまた、RSTが異常であ
る場合には(ステップS35)、コード“74”が設定
されると共にER4FLGが「1」に設定される。
また、バルブX1が異常の場合には(ステップX3
6)、コード“54”が設定されると共にER4FLGが
「1」に設定されると共にMX1FLGが「1」に設定され、
バルブX2が異常の場合には(ステップX37)、コー
ド“55”が設定されると共にER4FLGが「1」に設定さ
れると共にMX2FLGが「1」に設定される。また、バルブ
Y1が異常の場合には(ステップX38)、コード“5
6”が設定されると共にER4FLGが「1」に設定されると
共にMY1FLGが「1」に設定され、バルブY2が異常の場
合には(ステップX39)、コード“57”が設定され
ると共にER4FLGが「1」に設定されると共にMY2FLGが
「1」に設定される。
6)、コード“54”が設定されると共にER4FLGが
「1」に設定されると共にMX1FLGが「1」に設定され、
バルブX2が異常の場合には(ステップX37)、コー
ド“55”が設定されると共にER4FLGが「1」に設定さ
れると共にMX2FLGが「1」に設定される。また、バルブ
Y1が異常の場合には(ステップX38)、コード“5
6”が設定されると共にER4FLGが「1」に設定されると
共にMY1FLGが「1」に設定され、バルブY2が異常の場
合には(ステップX39)、コード“57”が設定され
ると共にER4FLGが「1」に設定されると共にMY2FLGが
「1」に設定される。
さらにまた、バルブAが異常の場合には(ステップX4
0)、コード“61”が設定されると共にER4FLGが
「1」に設定され、バルブBが異常の場合には(ステッ
プX41)、コード“62”が設定されると共にER4FLG
が「1」に設定される。また、バルブCが異常の場合に
は(ステップX42)、コード“63”が設定されると
共にER4FLGが「1」に設定され、バルブDが異常の場合
には(ステップX43)、コード“64”が設定される
と共にER4FLGが「1」に設定される。さらに、バルブE
が異常の場合には(ステップX44)、コード“65”
が設定されると共にER4FLGが「1」に設定され、バルブ
Fが異常の場合には(ステップX45)、コード“6
6”が設定されると共にER4FLGが「1」に設定され、バ
ルブWが異常の場合には(ステップX46)、コード
“73”が設定されると共にER2FLGが「1」に設定され
る。
0)、コード“61”が設定されると共にER4FLGが
「1」に設定され、バルブBが異常の場合には(ステッ
プX41)、コード“62”が設定されると共にER4FLG
が「1」に設定される。また、バルブCが異常の場合に
は(ステップX42)、コード“63”が設定されると
共にER4FLGが「1」に設定され、バルブDが異常の場合
には(ステップX43)、コード“64”が設定される
と共にER4FLGが「1」に設定される。さらに、バルブE
が異常の場合には(ステップX44)、コード“65”
が設定されると共にER4FLGが「1」に設定され、バルブ
Fが異常の場合には(ステップX45)、コード“6
6”が設定されると共にER4FLGが「1」に設定され、バ
ルブWが異常の場合には(ステップX46)、コード
“73”が設定されると共にER2FLGが「1」に設定され
る。
また、メインクラッチスイッチ(MCS)が異常である
場合には(ステップX47)、コード“49”が設定さ
れると共にER4FLGが「1」に設定され、クラッチアクチ
ュエータが異常である場合にはコード“50”が設定さ
れると共にER2FLGが「1」に設定される(ステップX4
8)。
場合には(ステップX47)、コード“49”が設定さ
れると共にER4FLGが「1」に設定され、クラッチアクチ
ュエータが異常である場合にはコード“50”が設定さ
れると共にER2FLGが「1」に設定される(ステップX4
8)。
さらに、クラッチ用アクチュエータへのエアの混入を検
出した場合にはコード“53”が設定されると共にER2F
LGが「1」に設定される(ステップX49)。また、ク
ラッチフェーシング摩耗である場合にはコード“06”
が設定され、ER4FLGが「1」に設定されると共にSLFLG
が「1」に設定される(ステップX50)。また、G.
S.U.が異常である場合にはコード“60”が設定さ
れると共にER4FLGが「1」に設定される。
出した場合にはコード“53”が設定されると共にER2F
LGが「1」に設定される(ステップX49)。また、ク
ラッチフェーシング摩耗である場合にはコード“06”
が設定され、ER4FLGが「1」に設定されると共にSLFLG
が「1」に設定される(ステップX50)。また、G.
S.U.が異常である場合にはコード“60”が設定さ
れると共にER4FLGが「1」に設定される。
さらに、エンジン回転入力が異常である場合にはコード
“26”が設定されると共にER4FLGが「1」に設定され
(ステップX51)、クラッチ回転センサが異常である
場合にはコード“27”が設定されると共にER4FLGが
「1」に設定され、OP SWが異常である場合にはコ
ード“43”が設定されると共にER4FLGあるいはER1FLG
が「1」に設定される。
“26”が設定されると共にER4FLGが「1」に設定され
(ステップX51)、クラッチ回転センサが異常である
場合にはコード“27”が設定されると共にER4FLGが
「1」に設定され、OP SWが異常である場合にはコ
ード“43”が設定されると共にER4FLGあるいはER1FLG
が「1」に設定される。
さらに、ギヤが「N」以外であるか否か判定される(ス
テップX60)。ここで、ギヤが「N」以外ではないと
判定された場合(つまり、ギヤが「N」である場合)に
は車速の変化が大きいか判定され(ステップX61)。
ここで、「YES」と判定された場合には車速センサが
故障していると判定されてコード“25”が設定される
と共にER4FLGが「1」に設定され、PPFLGにも「1」が
設定される(ステップX62〜X64)。これは、ギヤ
が「N」に入っている場合には車速はそれほど大きく変
化するはずがないからである。また、上記ステップX6
0において「YES」と判定された場合にはクラッチ回
転数NCLが規定値以上であるか判定され(ステップX6
5)、クラッチ回転数NCLが規定値以上であっても車速
が検出されない場合には(ステップX66)、車速セン
サが故障していると判定されてコード“25”が設定さ
れると共にER4FLGが「1」に設定される(ステップX6
7〜X69)。一方、クラッチ回転数NCLが規定値以上
ではない場合でも車速がある場合には(ステップX7
0)、クラッチ回転センサエラーであると判定されてコ
ード“27”が設定され、ER4FLGに「1」が設定される
(ステップX71〜X73)。
テップX60)。ここで、ギヤが「N」以外ではないと
判定された場合(つまり、ギヤが「N」である場合)に
は車速の変化が大きいか判定され(ステップX61)。
ここで、「YES」と判定された場合には車速センサが
故障していると判定されてコード“25”が設定される
と共にER4FLGが「1」に設定され、PPFLGにも「1」が
設定される(ステップX62〜X64)。これは、ギヤ
が「N」に入っている場合には車速はそれほど大きく変
化するはずがないからである。また、上記ステップX6
0において「YES」と判定された場合にはクラッチ回
転数NCLが規定値以上であるか判定され(ステップX6
5)、クラッチ回転数NCLが規定値以上であっても車速
が検出されない場合には(ステップX66)、車速セン
サが故障していると判定されてコード“25”が設定さ
れると共にER4FLGが「1」に設定される(ステップX6
7〜X69)。一方、クラッチ回転数NCLが規定値以上
ではない場合でも車速がある場合には(ステップX7
0)、クラッチ回転センサエラーであると判定されてコ
ード“27”が設定され、ER4FLGに「1」が設定される
(ステップX71〜X73)。
次に、第33図を参照してダイアグノシスルーチン内の
処置ルーチン(ステップV3)の詳細な処理について説
明する。この処置ルーチンでは上記した判断ルーチンで
設定されたER1FLG〜ER4FLGに応じて警報処理がなされ
る。まず、ステップY1において、ER1FLG+ER2FLG=1
であるか判定され、「YES」である場合には始動リレ
ーRSTがオフされて始動が不能とされる(ステップY
2)。次に、ER1FLGが「1」である場合には(ステップ
Y3)パーキングブレーキスイッチPKSがオン、つま
りパーキングブレーキがかけられているか判定される
(ステップY4)。つまりパーキングブレーキがかけら
れている場合にはブザーが鳴らされないが(ステップY
5)、パーキングブレーキがかけられていない場合には
ブザーが鳴らされる(ステップY6)。そして、ランプ
が点灯されて第32図に示すようにアクセル擬似信号V
acが解除される(ステップY7,Y8)。
処置ルーチン(ステップV3)の詳細な処理について説
明する。この処置ルーチンでは上記した判断ルーチンで
設定されたER1FLG〜ER4FLGに応じて警報処理がなされ
る。まず、ステップY1において、ER1FLG+ER2FLG=1
であるか判定され、「YES」である場合には始動リレ
ーRSTがオフされて始動が不能とされる(ステップY
2)。次に、ER1FLGが「1」である場合には(ステップ
Y3)パーキングブレーキスイッチPKSがオン、つま
りパーキングブレーキがかけられているか判定される
(ステップY4)。つまりパーキングブレーキがかけら
れている場合にはブザーが鳴らされないが(ステップY
5)、パーキングブレーキがかけられていない場合には
ブザーが鳴らされる(ステップY6)。そして、ランプ
が点灯されて第32図に示すようにアクセル擬似信号V
acが解除される(ステップY7,Y8)。
一方、上記ステップY3において「NO」と判定された
場合には、ER2FLGが「1」であるか判定され(ステップ
Y9)、「YES」と判定された場合には上記したステ
ップY4以降の処理に進む。
場合には、ER2FLGが「1」であるか判定され(ステップ
Y9)、「YES」と判定された場合には上記したステ
ップY4以降の処理に進む。
また、上記ステップY9において「NO」と判定された
場合にはステップY10以降の処理に進み、ER3FLGが
「1」である場合で、変速ルーチン内でER3FLGが「1」
とされた場合で、シフトレバーがPW,D以外である場
合にはランプが点滅され、ブザーがオフされる(ステッ
プY11〜Y14)。
場合にはステップY10以降の処理に進み、ER3FLGが
「1」である場合で、変速ルーチン内でER3FLGが「1」
とされた場合で、シフトレバーがPW,D以外である場
合にはランプが点滅され、ブザーがオフされる(ステッ
プY11〜Y14)。
一方、ER4FLGが「1」の場合(ステップY15)あるい
は上記ステップY11の判定で「NO」と判定された場
合あるいは上記ステップY12の判定で「YES」と判
定された場合にはランプが点灯されるのみである(ステ
ップY16)。このように、この処理ルーチンではER1F
LG〜ER4FLGの内容、つまりエラーの程度に応じて警報処
理の内容を変化させている。
は上記ステップY11の判定で「NO」と判定された場
合あるいは上記ステップY12の判定で「YES」と判
定された場合にはランプが点灯されるのみである(ステ
ップY16)。このように、この処理ルーチンではER1F
LG〜ER4FLGの内容、つまりエラーの程度に応じて警報処
理の内容を変化させている。
第32図はVac解除ルーチンを示すフローチャートであ
る。まず、アクセル擬似信号Vacが出力中であるか判定
され、出力中である場合にはアクセル擬似信号Vac用リ
レー(図示せず)がオフされて、アクセル擬似信号Vac
による制御が終了される(ステップZ1,Z2)。
る。まず、アクセル擬似信号Vacが出力中であるか判定
され、出力中である場合にはアクセル擬似信号Vac用リ
レー(図示せず)がオフされて、アクセル擬似信号Vac
による制御が終了される(ステップZ1,Z2)。
次に、第18図を参照してVac段階解除ルーチンについ
て説明する。このVac段階解除ルーチンでは、クラッチ
15の接続を完了した時のアクセル開度相当電圧Vaを
読み込み、アクセル開度相当電圧Vaとアクセル擬似信
号電圧Vacとの差の1/8だけ一定時間アクセル擬似信
号電圧Vacを上げ(ステップL1〜L3)、この操作を
繰り返して最新のアクセル開度相当電圧Vaから最新の
アクセル擬似信号電圧Vacを引いた値が、最新のアクセ
ル開度相当電圧Vaからエンジン11のアイドル回転に
対応するコントロールラック23の位置の電磁アクチュ
エータ25に作用するアクセル開度相当電圧Vaを引い
た値よりも小さくなった時点(ステップL4)で、この
アクセル擬似信号を解除して、つまりVac用リレーをオ
フにし、GFLGが「0」に設定されてメインのフローに戻
る(ステップL6,L7)。このように、電磁アクチュ
エータ25への出力を一気にアクセル開度相当電圧Va
に上昇させずに段階的に加えていくことにより、ショッ
クを軽減させている。
て説明する。このVac段階解除ルーチンでは、クラッチ
15の接続を完了した時のアクセル開度相当電圧Vaを
読み込み、アクセル開度相当電圧Vaとアクセル擬似信
号電圧Vacとの差の1/8だけ一定時間アクセル擬似信
号電圧Vacを上げ(ステップL1〜L3)、この操作を
繰り返して最新のアクセル開度相当電圧Vaから最新の
アクセル擬似信号電圧Vacを引いた値が、最新のアクセ
ル開度相当電圧Vaからエンジン11のアイドル回転に
対応するコントロールラック23の位置の電磁アクチュ
エータ25に作用するアクセル開度相当電圧Vaを引い
た値よりも小さくなった時点(ステップL4)で、この
アクセル擬似信号を解除して、つまりVac用リレーをオ
フにし、GFLGが「0」に設定されてメインのフローに戻
る(ステップL6,L7)。このように、電磁アクチュ
エータ25への出力を一気にアクセル開度相当電圧Va
に上昇させずに段階的に加えていくことにより、ショッ
クを軽減させている。
次に、エアチェックルーチンについて第19図のフロー
チャートを参照して説明する。まず、メインのエアタン
ク47にエアがあるかどうか判定され(ステップM
1)、ある場合にはパイロットランプ“AiR”が点灯
される(ステップM2)。また、エアタンク47にエア
がない場合でも、非常用のエアタンク49にエアがある
場合には、パイロットランプ“AiR”が消灯され、電
磁弁55が開けられる(ステップM3〜M5)。また、
いずれのエアタンク47,49にもエアがない場合には
パイロットランプ“AiR”が消灯されて、エアがない
ことが警報される(ステップM6)。
チャートを参照して説明する。まず、メインのエアタン
ク47にエアがあるかどうか判定され(ステップM
1)、ある場合にはパイロットランプ“AiR”が点灯
される(ステップM2)。また、エアタンク47にエア
がない場合でも、非常用のエアタンク49にエアがある
場合には、パイロットランプ“AiR”が消灯され、電
磁弁55が開けられる(ステップM3〜M5)。また、
いずれのエアタンク47,49にもエアがない場合には
パイロットランプ“AiR”が消灯されて、エアがない
ことが警報される(ステップM6)。
<考案の効果> 以上詳述したように本考案によれば、摩擦クラッチを操
作するクラッチ用エアアクチュエータへのエア圧の給排
率をその作動方向に切換に伴って大きくするようにした
ため、エアアクチュエータの作動方向の切換に伴うヒス
テリシスの影響を減少させて摩擦クラッチを迅速にスト
ロークさせることができ、所望の半クラッチ状態を容易
に実現して車両の微動(極低速走行)を達成することが
できる。
作するクラッチ用エアアクチュエータへのエア圧の給排
率をその作動方向に切換に伴って大きくするようにした
ため、エアアクチュエータの作動方向の切換に伴うヒス
テリシスの影響を減少させて摩擦クラッチを迅速にスト
ロークさせることができ、所望の半クラッチ状態を容易
に実現して車両の微動(極低速走行)を達成することが
できる。
第1図は本考案の一実施例に係わる車両用自動変速装置
の概略構成図、第2図はそのシフトパターンの一例を表
わす概念図、第3図はそのPW及びDレンジのシフトマ
ップの一例を表わすグラフ、第4図はそのデューティ率
決定のためのマップの一例を表わすグラフ、第5図は走
行中,クラッチ接,クラッチ切等のバルブの開閉を示す
図、第6図はその制御プログラムの内のメインルーチン
を示すフローチャート、第7図はその制御プログラムの
内の始動ルーチンを示すフローチャート、第8図はその
制御プログラムの内の回転数計算ルーチンを示すフロー
チャート、第9図はその制御プログラムの内の発進ルー
チンを示すフローチャート、第10図はその制御プログ
ラムの内のVacMAKE1,VacMAKE2ルーチンを示すフローチ
ャート、第11図はその制御プログラムの内のAUSル
ーチンを示すフローチャート、第12図はその制御プロ
グラムの内のCLLEルーチンを示すフローチャート、
第13図はその制御プログラムの内の変速ルーチンを示
すフローチャート、第14図はその制御プログラムの内
のVac作成ルーチンを示すフローチャート、第15図は
その制御プログラムの内のNEAIDLルーチンを示すフロー
チャート、第16図はその制御プログラムの内のNEHOLD
ルーチンを示すフローチャート、第17図はその制御プ
ログラムの内のダブルクラッチルーチンを示すフローチ
ャート、第18図はその制御プログラムの内のVac段階
解除ルーチンを示すフローチャート、第19図はその制
御プログラムの内のエアチェックルーチンを示すフロー
チャート、第20図はその制御プログラムの内のACiNル
ーチンを示すフローチャート、第21図はその制御プロ
グラムの内のVac戻しルーチンを示すフローチャート、
第22図はその制御プログラムの内のCHANGEルーチンを
示すフローチャート、第23図はその制御プログラムの
内のギヤNにするフローチャート、第24図はその制御
プログラムの内のクラッチ・オン信号出力ルーチンを示
すフローチャート、第25図はその制御プログラムの内
のクラッチ・オフデューティ信号出力を示すフローチャ
ート、第26図はその制御プログラムの内のクラッチデ
ューティ信号出力を示すフローチャート、第27図はそ
の制御プログラムの内のクラッチ切信号出力ルーチンを
示すフローチャート、第28図はその制御プログラムの
内のダイアグノ−シスルーチンを示すフローチャート、
第29図はその制御プログラムの内のデータ読むルーチ
ンを示すフローチャート、第30図はその制御プログラ
ムの内のイニシャライズルーチンを示すフローチャー
ト、第31図はその制御プログラムの内の判断ルーチン
を示すフローチャート、第32図はその制御プログラム
の内のVAC解除ルーチンを示すフローチャート、第33
図はその制御プログラムの内の処置ルーチンを示すフロ
ーチャート、第34図はクラッチストロークのヒステリ
シス特性図である。 11……エンジン、15……摩擦クラッチ、17……歯
車式変速機、21……燃料噴射ポンプ、23……コント
ロールラック、25……電磁アクチュエータ、27……
エンジン回転センサ、33……エアシリンダ、35……
クラッチストロークセンサ、37……クラッチタッチセ
ンサ、47,49……エアタンク、53……電磁弁、6
1……チェンジレバー、65……ギヤシフトユニット、
71……コントロールユニット、75……ギヤ位置スイ
ッチ、79……車速センサ、81……アクセルペダル、
93……マイクロコンピュータ。
の概略構成図、第2図はそのシフトパターンの一例を表
わす概念図、第3図はそのPW及びDレンジのシフトマ
ップの一例を表わすグラフ、第4図はそのデューティ率
決定のためのマップの一例を表わすグラフ、第5図は走
行中,クラッチ接,クラッチ切等のバルブの開閉を示す
図、第6図はその制御プログラムの内のメインルーチン
を示すフローチャート、第7図はその制御プログラムの
内の始動ルーチンを示すフローチャート、第8図はその
制御プログラムの内の回転数計算ルーチンを示すフロー
チャート、第9図はその制御プログラムの内の発進ルー
チンを示すフローチャート、第10図はその制御プログ
ラムの内のVacMAKE1,VacMAKE2ルーチンを示すフローチ
ャート、第11図はその制御プログラムの内のAUSル
ーチンを示すフローチャート、第12図はその制御プロ
グラムの内のCLLEルーチンを示すフローチャート、
第13図はその制御プログラムの内の変速ルーチンを示
すフローチャート、第14図はその制御プログラムの内
のVac作成ルーチンを示すフローチャート、第15図は
その制御プログラムの内のNEAIDLルーチンを示すフロー
チャート、第16図はその制御プログラムの内のNEHOLD
ルーチンを示すフローチャート、第17図はその制御プ
ログラムの内のダブルクラッチルーチンを示すフローチ
ャート、第18図はその制御プログラムの内のVac段階
解除ルーチンを示すフローチャート、第19図はその制
御プログラムの内のエアチェックルーチンを示すフロー
チャート、第20図はその制御プログラムの内のACiNル
ーチンを示すフローチャート、第21図はその制御プロ
グラムの内のVac戻しルーチンを示すフローチャート、
第22図はその制御プログラムの内のCHANGEルーチンを
示すフローチャート、第23図はその制御プログラムの
内のギヤNにするフローチャート、第24図はその制御
プログラムの内のクラッチ・オン信号出力ルーチンを示
すフローチャート、第25図はその制御プログラムの内
のクラッチ・オフデューティ信号出力を示すフローチャ
ート、第26図はその制御プログラムの内のクラッチデ
ューティ信号出力を示すフローチャート、第27図はそ
の制御プログラムの内のクラッチ切信号出力ルーチンを
示すフローチャート、第28図はその制御プログラムの
内のダイアグノ−シスルーチンを示すフローチャート、
第29図はその制御プログラムの内のデータ読むルーチ
ンを示すフローチャート、第30図はその制御プログラ
ムの内のイニシャライズルーチンを示すフローチャー
ト、第31図はその制御プログラムの内の判断ルーチン
を示すフローチャート、第32図はその制御プログラム
の内のVAC解除ルーチンを示すフローチャート、第33
図はその制御プログラムの内の処置ルーチンを示すフロ
ーチャート、第34図はクラッチストロークのヒステリ
シス特性図である。 11……エンジン、15……摩擦クラッチ、17……歯
車式変速機、21……燃料噴射ポンプ、23……コント
ロールラック、25……電磁アクチュエータ、27……
エンジン回転センサ、33……エアシリンダ、35……
クラッチストロークセンサ、37……クラッチタッチセ
ンサ、47,49……エアタンク、53……電磁弁、6
1……チェンジレバー、65……ギヤシフトユニット、
71……コントロールユニット、75……ギヤ位置スイ
ッチ、79……車速センサ、81……アクセルペダル、
93……マイクロコンピュータ。
Claims (1)
- 【請求項1】エンジンに接続する摩擦クラッチと、前記
摩擦クラッチを操作するクラッチ用エアアクチュエータ
と、前記摩擦クラッチに接続する歯車式変速機と、クラ
ッチストローク量を検出するクラッチストロークセンサ
と、車両を極低速で走行させる際に該極低速走行を実現
する半クラッチ状態に対し前記クラッチストロークセン
サで検出されたクラッチストローク量により前記摩擦ク
ラッチが過接続状態である場合には前記クラッチ用エア
アクチュエータの作動方向をクラッチ遮断側へ切換える
一方該摩擦クラッチが過遮断状態である場合には該クラ
ッチ用エアアクチュエータの作動方向をクラッチ接続側
へ切換え、当該クラッチ用エアアクチュエータを通常よ
り高いエア圧給排率で作動させて前記半クラッチ状態を
実現するコントロールユニットとを備えたことを特徴と
する車両用自動変速装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11588587U JPH0613006Y2 (ja) | 1987-07-30 | 1987-07-30 | 車両用自動変速装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11588587U JPH0613006Y2 (ja) | 1987-07-30 | 1987-07-30 | 車両用自動変速装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6421029U JPS6421029U (ja) | 1989-02-02 |
JPH0613006Y2 true JPH0613006Y2 (ja) | 1994-04-06 |
Family
ID=31357934
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11588587U Expired - Lifetime JPH0613006Y2 (ja) | 1987-07-30 | 1987-07-30 | 車両用自動変速装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0613006Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6102499B2 (ja) * | 2013-05-17 | 2017-03-29 | アイシン精機株式会社 | クラッチ操作状態判定装置 |
-
1987
- 1987-07-30 JP JP11588587U patent/JPH0613006Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6421029U (ja) | 1989-02-02 |
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