JPH06129872A - 位置検出装置 - Google Patents

位置検出装置

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JPH06129872A
JPH06129872A JP28001192A JP28001192A JPH06129872A JP H06129872 A JPH06129872 A JP H06129872A JP 28001192 A JP28001192 A JP 28001192A JP 28001192 A JP28001192 A JP 28001192A JP H06129872 A JPH06129872 A JP H06129872A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
housing
rotor
rotational position
convex portion
indicating means
Prior art date
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Pending
Application number
JP28001192A
Other languages
English (en)
Inventor
Junichi Tada
純一 多田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Magnescale Inc
Original Assignee
Sony Magnescale Inc
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Publication date
Application filed by Sony Magnescale Inc filed Critical Sony Magnescale Inc
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  • Transmission And Conversion Of Sensor Element Output (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 クリアランス調整とアジマス調整が同時にで
き、部品点数及び組立、調整工数のかからない高精度な
位置検出装置を提案することを目的とする。 【構成】 ハウジング1と、ハウジング1により回転軸
5を支持されたローター4と、ローター4の外周端面に
対向してハウジング1にMRホルダ9を介して設けられ
たMRセンサー10とからなり、MRセンサー10にて
ローター4の回転位置を検出する位置検出装置におい
て、ハウジング1にローター4の半径方向に半円柱形の
凸部6を設け、MRホルダ9に凸部6に嵌合する凹部1
1を設けたものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば磁気式もしくは
光学式のロータリーエンコーダに使用して好適な位置検
出装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、磁気式ロータリーエンコーダとし
ての位置検出装置は、図5に示すように、磁気抵抗素子
(以下、「MRセンサー」という。)と、磁気記録媒体
(以下、「ローター」という。)とのクリアランス調整
及びアジマス調整を行っていた。図において、22はロ
ーターであり、23は回転するローターを支持するハウ
ジングである。24はMRセンサーを伴うMRホルダで
あり、ローター22の外周端面に対向するように、ハウ
ジング23上の所定位置に穿設された固定用ネジ穴25
にネジ26により固定される。
【0003】このような従来の位置検出装置において
は、一定の直径からなるローター22と、それにより定
められたクリアランスの絶対位置に、予め固定用ネジ穴
25をハウジング23に設けており、このネジ穴25の
ガタ分でクリアランスの微調整のみを行っていた。ま
た、インクリメンタル相とZ相信号の同期出力タイプの
位置検出装置においては、Z相とインクリメンタル相の
位置関係を調整させる必要があるが、アジマス調整機構
を有しない位置検出装置は、アジマス調整用の治具を別
に設けて調整を行っていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述した装置
では、一定の直径からなるローター22により定められ
たクリアランスの絶対位置に、予め固定用ネジ穴25を
ハウジング23に設けているため、別の多極着磁数を有
するローター22に変えて、ローター22の直径を大ま
たは小に変えたときには、この固定用ネジ穴25が別の
位置に移るために部品の共通化が出来ずコストアップに
つながるという不都合があった。
【0005】また、MRセンサーの特性で、アジマスが
0度から+0.5度又はー0.5度にずれると得られる
出力であるアジマス損失は半分以下に低下し、良好な波
形が得られないため、アジマス調整機構を有しない位置
検出装置は各々の部品精度を上げなければならず、コス
トアップにつながるという不都合があった。
【0006】さらに、インクリメンタル相とZ相の同期
をとる手法として、故意にアジマスを調整する場合は、
クリアランス調整機構に、アジマス調整用の治具を別に
設けなければならず、部品点数が多くなるため調整工数
が増加し、コストアップにつながるという不都合があっ
た。本発明はかかる点に鑑みてなされたもので、クリア
ランス調整とアジマス調整が同時にでき、部品点数及び
組立、調整工数のかからない高精度な位置検出装置を提
案しようとするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の位置検出装置は
例えば図1乃至図4に示す如く、基台1と、基台1によ
り回転を支承された円盤形の回転位置指示手段4と、回
転位置指示手段4の外周端面に対向して基台1に支持部
材9を介して設けられた検出手段10とからなり、検出
手段10にて回転位置指示手段4の回転位置を検出する
位置検出装置において、基台1に回転位置指示手段4の
半径方向に半円柱形の凸部6を設け、支持部材9に凸部
6に嵌合する凹部11を設けたものである。
【0008】また本発明では、基台13と、基台13に
より回転を支承された円盤形の回転位置指示手段4と、
回転位置指示手段4の外周端面に対向して基台13に支
持部材17を介して設けられた検出手段10とからな
り、検出手段10にて回転位置指示手段4の回転位置を
検出する位置検出装置において、基台13に回転位置指
示手段4の半径方向に半円柱形の凹部14を設け、支持
部材17に凹部14に嵌合する凸部18を設けたもので
ある。また本発明では、上述の発明において、凹部14
と凸部18の嵌合する円弧面は、検出手段10の中心2
1からの円弧と一致するようにしたものである。
【0009】
【作用】上述せる本発明によれば、基台1の凸部6に対
して支持部材9の凹部11が嵌合した状態で、支持部材
9が回転位置指示手段4の半径方向に摺動可能となり、
また支持部材9が凸部6の円弧方向に摺動可能となる。
また本発明によれば、基台13の凹部14に対して支持
部材17の凸部18が嵌合した状態で、支持部材17が
回転位置指示手段4の半径方向に摺動可能となり、また
支持部材17が凹部14の円弧方向に摺動可能となる。
また本発明によれば、上述の発明において、支持部材1
7は、凹部14と凸部15の嵌合する円弧と検出手段1
0の中心21からの円弧と一致して摺動する。
【0010】
【実施例】以下に、図1乃至図2を参照して本発明の位
置検出装置の一実施例である磁気式ロータリーエンコー
ダについて詳細に説明する。図において、1は円盤形の
ハウジングであり、中央に円形の穴が空いていて、ベア
リング2、及び3を介装してローター4に固着された回
転軸5が回転自在に嵌挿されている。ハウジング1の上
面及びその下面には一定の曲率を有する半円柱のいわゆ
るカマボコ形の凸部6及び凸部7が半径方向にそれぞれ
設けられていて、この凸部6及び凸部7の中央には、長
穴8が上面から下面に貫通して穿設されている。
【0011】9はMRセンサー取付面にMRセンサー1
0を固着したMRホルダであり、側面略L字状に折曲さ
れ、ハウジング取付面にはハウジング1の上面の凸部6
に嵌合可能な凹部11が設けられている。なお、この凹
部11は凸部6の全面を覆うことなく、その嵌合状態
で、ハウジング1の上面とMRホルダ9の下面の両側端
とで空隙を有するようになされている。MRホルダ9は
ネジ12により固定され、ハウジング1の半径方向に長
穴8の長さに亘って摺動可能であり、また、ハウジング
1の上面の凸部6の周面に沿って、ハウジング1の半径
方向と直行する面において、その円弧方向に長穴8の幅
の余裕分だけ摺動可能である。
【0012】本例は以上のように構成され、ネジ12を
ゆるめて、MRホルダ9をハウジング1の半径方向に長
穴8の長さに亘って摺動させることにより、ロータ4の
外周端面に対向するMRホルダ9に設けられたMRセン
サー10とロータ4の外周端面との距離を変えることに
より、クリアランス調整を行う。
【0013】また、ネジ12をゆるめた状態で、MRホ
ルダ9をハウジング1の凸部6の周面に沿って、ハウジ
ング1の半径方向と直行する面において、その円弧方向
に長穴8の幅の余裕分だけ摺動させることにより、ロー
タ4の外周端面に対向してMRホルダ9に設けられたM
Rセンサー10とロータ4の回転軸方向との角度を変え
ることにより、アジマス調整を行う。またこの場合、M
Rホルダ9はハウジング1の凸部6の円弧面の外側を摺
動するため、その摺動動作は大きくなるので、アジマス
を大きく調整できる。
【0014】また、図3乃至図4を参照して本発明の位
置検出装置の他の実施例である磁気式ロータリーエンコ
ーダについて詳細に説明する。図1及び図2に示した先
の実施例に対応するものには同一の符号を付し、詳細説
明は省略する。図において、13は円盤形のハウジング
であり、中央に円形の穴が空いていて、ベアリング2、
及び3を介装してロータ4に固着された回転軸5が回転
自在に嵌挿されている。ハウジング13の上面及びその
下面には一定の曲率を有する半円柱のいわゆるカマボコ
形の凹部14及び凸部15が半径方向にそれぞれ設けら
れていて、この凹部14及び凸部15の中央には、長穴
16が上面から下面に貫通して穿設されている。
【0015】17はMRセンサー取付面にMRセンサー
10を固着したMRホルダであり、側面略L字状に折曲
され、ハウジング取付面にはハウジング13の上面の凹
部14に嵌合可能な凸部18が設けられている。MRホ
ルダ17はネジ12により固定され、ハウジング13の
半径方向に長穴16の長さに亘って摺動可能であり、ま
た、ハウジング13の上面の凹部14の周面に沿って、
ハウジング13の半径方向と直行する面において、その
円弧方向に長穴16の幅の余裕分だけ摺動可能である。
【0016】ここで、MRセンサー10のロータ4の外
周端面に対向する面には、センサーパターンとして、イ
ンクリメンタル相パターン19及びZ相パターン20が
所定間隔で一直線上に設けられていて、ハウジング13
の凹部14及びMRホルダ17の凸部18の嵌合した円
弧面は、インクリメンタル相パターン19とZ相パター
ン20の中心点21を中心に描いた円弧と一致するよう
に設定されている。
【0017】本例は以上のように構成され、ネジ12を
ゆるめて、MRホルダ17をハウジング13の半径方向
に長穴16の長さに亘って摺動させることにより、ロー
タ4の外周端面に対向してMRホルダ17に設けられた
MRセンサー10とロータ4の外周端面との距離を変え
ることにより、クリアランス調整を行う。
【0018】また、ネジ12をゆるめた状態で、MRホ
ルダ17をハウジング13の凹部14の周面に沿って、
ハウジング1の半径方向と直行する面において、その円
弧方向に長穴16の幅の余裕分だけ摺動させることによ
り、ロータ4の外周端面に対向してMRホルダ17に設
けられたMRセンサー10とロータ4の回転軸方向との
角度を変えることにより、アジマス調整を行う。
【0019】この場合、MRホルダ17はハウジング1
3の凹部14の円弧面の内側を摺動するため、その摺動
動作は小さくなるので、アジマスを小さく調整できる。
さらにここで、ハウジング13の凹部14及びMRホル
ダ17の凸部18の嵌合する円弧面は、直線上に並んだ
インクリメンタル相パターン19とZ相パターン20の
中心点21を中心に描いた円弧と一致するように設定さ
れているので、MRセンサーとロータの回転軸方向との
角度を微細に変えることができ、高精度かつ最適条件の
調整が可能となる。
【0020】この場合、ハウジング13の凹部14の内
部にMRホルダ17の凸部18が嵌合して包み込むよう
にするので、より安定な固定が出来る。なお、上述のい
ずれの例においても、ハウジング1及び13の下面には
凸部7及び15が設けられているのでアジマス調整の際
にはネジ12をより安定に固定できる。また、クリアラ
ンス及びアジマスの調整後はネジ12を接着剤により固
定するのみで容易に固定することが出来る。上述の例に
おいては、磁気式のロータリーエンコーダについて述べ
たが、光学式で反射型のロータリーエンコーダについて
も同様に適用できる。また、上述の例においては、回転
軸5がローター4に固着された例を示したが、軸を機台
に固定し、ローターを軸に対して回転させてもよい。
尚、上述の実施例は本発明の一例であり、本発明の要旨
を逸脱しない範囲でその他様々な構成が取り得ることは
勿論である。
【0021】
【発明の効果】本発明によれば、基台に回転位置指示手
段の半径方向に半円柱形の凸部を設け、支持部材に凸部
に嵌合する凹部を設けたので、凸部に対して凹部が嵌合
した状態で、支持部材が回転位置指示手段の半径方向に
摺動可能となり、また支持部材が凸部の円弧方向に摺動
可能となる。これにより、部品点数を少なくすることが
でき、任意の径の回転位置指示手段に対しても、所定の
クリアランスに調整を行うことが出来る。また、検出手
段と支持部材との取付位置不良の際にも、支持部材を嵌
合面の円弧方向に摺動することにより角度調整を行うこ
とが出来る。また本発明によれば、基台に回転位置指示
手段の半径方向に半円柱形の凹部を設け、支持部材に凹
部に嵌合する凸部を設けたので、凹部に対して凸部が嵌
合した状態で、支持部材が回転位置指示手段の半径方向
に摺動可能となり、また支持部材が凹部の円弧方向に摺
動可能となる。これにより、支持部材を嵌合面の円弧方
向に摺動することにより角度調整を行う際に、円弧の内
側に摺動するため微細な角度調整が出来る。さらにこの
場合凹部の内側に凸部が嵌合して包み込むようにするの
で、より安定な固定が出来る。また本発明によれば、上
述の発明において、凹部と凸部の嵌合する円弧面は、検
出手段の中心からの円弧と一致するようにしたので、支
持部材は、凹部と凸部の嵌合する円弧と検出手段の中心
からの円弧と一致して摺動する。これにより、高精度で
最適状態の角度調整が出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の位置検出装置の一実施例の分解斜視図
である。
【図2】図1の本発明の位置検出装置の一実施例の要部
断面図である。
【図3】本発明の位置検出装置の他の実施例の分解斜視
図である。
【図4】図3の本発明の位置検出装置の他の実施例の要
部断面図である。
【図5】従来の位置検出装置の分解斜視図である。
【符号の説明】
1、13 ハウジング 4 ローター 5 回転軸 6 ハウジングの凸部 9、17 MRホルダ 10 MRセンサー 11 MRホルダの凹部 14 ハウジングの凹部 18 MRホルダの凸部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基台と、前記基台により回転を支承され
    た円盤形の回転位置指示手段と、前記回転位置指示手段
    の外周端面に対向して前記基台に支持部材を介して設け
    られた検出手段とからなり、前記検出手段にて前記回転
    位置指示手段の回転位置を検出する位置検出装置におい
    て、前記基台に前記回転位置指示手段の半径方向に半円
    柱形の凸部を設け、前記支持部材に前記凸部に嵌合する
    凹部を設けたことを特徴とする位置検出装置。
  2. 【請求項2】 基台と、前記基台により回転を支承され
    た円盤形の回転位置指示手段と、前記回転位置指示手段
    の外周端面に対向して前記基台に支持部材を介して設け
    られた検出手段とからなり、前記検出手段にて前記回転
    位置指示手段の回転位置を検出する位置検出装置におい
    て、前記基台に前記回転位置指示手段の半径方向に半円
    柱形の凹部を設け、前記支持部材に前記凹部に嵌合する
    凸部を設けたことを特徴とする位置検出装置。
  3. 【請求項3】 前記凹部と前記凸部の嵌合する円弧面
    は、前記検出手段の中心からの円弧と一致するようにし
    たことを特徴とする請求項2記載の位置検出装置。
JP28001192A 1992-10-19 1992-10-19 位置検出装置 Pending JPH06129872A (ja)

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JP28001192A JPH06129872A (ja) 1992-10-19 1992-10-19 位置検出装置

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JP28001192A JPH06129872A (ja) 1992-10-19 1992-10-19 位置検出装置

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JPH06129872A true JPH06129872A (ja) 1994-05-13

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ID=17619063

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JP28001192A Pending JPH06129872A (ja) 1992-10-19 1992-10-19 位置検出装置

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