JPH0355179Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0355179Y2
JPH0355179Y2 JP12607387U JP12607387U JPH0355179Y2 JP H0355179 Y2 JPH0355179 Y2 JP H0355179Y2 JP 12607387 U JP12607387 U JP 12607387U JP 12607387 U JP12607387 U JP 12607387U JP H0355179 Y2 JPH0355179 Y2 JP H0355179Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
optical disk
optical
motor
axis
rotation axis
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP12607387U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6431552U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP12607387U priority Critical patent/JPH0355179Y2/ja
Publication of JPS6431552U publication Critical patent/JPS6431552U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0355179Y2 publication Critical patent/JPH0355179Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Rotational Drive Of Disk (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、光デイスク回転軸の傾き調整装置に
関する。
(従来の技術) 従来ね光デイスクの反りなどに応じ、光デイス
クと光ピツクアツプの光軸との角度を調整する為
の光デイスク回転軸傾き調整装置として、例え
ば、実開昭60−192123号公報に記載の装置が提案
されている。
即ち、光デイスク回転モータがモータ取付板に
取り付けられ、このモータ取付板の一端は、その
下部に隣接配置された基台に片持固着されてい
る。そして、基台とモータ取付板の他端との間に
は、先端部がテーパ状に形成されたチルトバーが
移動可能に挿入配置され、このチルトバーを移動
することにより、光デイスクが光ピツクアツプの
光軸に対して垂直になるようにモータ取付板の角
度を調整するものである。
(考案が解決しようとする問題点) まず、従来の装置を第6図に基づいて、その角
度調整時の動作を摸式的に説明する。
モータ100の回転軸101上端部に垂直に固
着されたターンテーブル(図示せず)上に載置さ
れた光デイスク102が上方方向へ反つている
場合、実線で示すように、光ピツクアツプ103
の光軸OAが光デイスクの記録面102aに対
し、その読取り点Pにおいて垂直に入射されな
い。そこで、仮想線で示すように、その傾きに応
じてモータ100を点Qを中心として矢印方向
へ回動させ、光ピツクアツプ103の光軸OAが
記録面102aに対して垂直に入射するように調
整する。
しかし、上記のように調整を行つた場合、調整
前の光デイスク読取り点Pが調整後にはP′とな
り、本来の読取り点PからΔxずれた位置になつ
てしまう欠点があつた。
(問題点を解決するための手段) 光デイスクの回転軸は、光デイスクの回転軸の
中心と光デイスクの記録面との交点を略中心とし
て揺動可能としたガイド機構と、光デイスクの回
転軸を、ガイド機構に沿つて揺動すべく駆動する
駆動手段とからなる。
(作用) 光デイスクの回転軸を、駆動手段によりガイド
機構に沿つて揺動させることにより、光デイスク
は、その回転軸の中心とその記録面との交点を略
中心として揺動する。
(実施例) 本考案装置は上記欠点を解消するもので、ま
ず、その基本動作を第7図に基づいて摸式的に説
明する。尚、第6図と共通する部分には同一番号
を附してある。
本考案装置では、第6図における回転中心Q点
がモータ回転軸101の中心と光デイスクの記録
面102aとの交点Q′になるよう構成する。
このように構成すると、光ピツクアツプ103
の光軸OAが光デイスクの記録面102aに対し
て垂直になるべくモータ100を矢印方向へ回
動した場合、調整前後の読取り点のずれΔx′を極
力小さくすることができる。
次に上記動作を実現する本考案装置の一実施例
を説明する。
第1図は本考案装置を用いた光学式記録再生装
置の全体構成を示す斜視図で、そのA−A線にお
ける断面図、B−B線における断面図をそれぞれ
第2図a、第2図bに示す。また、第2図cは第
2図aのC−C線における上面図である。尚、前
記各断面図はクランパにより光デイスクをセツト
した状態を示し、これらの図の第7図との共通部
分には同一番号を附してある。
1は光学式記録再生装置のフレームである。光
ピツクアツプ2は、板バネ41,42を介してフレ
ーム1に揺動自在に結合された光ピツクアツプ支
持台3に載置され、この光ピツクアツプ支持台3
はそれ自体に取り付けられたコイル51と、フレ
ーム1に取り付けられたマグネツト52からなる
駆動装置によつて、光デイスク6の偏心成分の除
去を行うべく矢印方向へ揺動される。
ターンテーブル7は、モータ回転軸9の上端部
にその光デイスク6の載置位置の高さを調整可能
とすべく螺子71により固定されおり、光デイス
ク6はターンテーブル7上に載置されると共に、
クランパ8により固定される。また6aで表され
ているのは光デイスクの記録面である。
モータ回転軸9は、その中心線9aと光デイス
ク記録面6aとの交点Q′を略中心とする半径r
の球面状凸面10a′を有する凸曲面部10aと径
大な筒部10b、及び、径小な筒部10cから一
体に形成されたモータ回転軸支持筒10(斜線部
分)にラジアル軸受111,112、を介して回動
自在に保持される。更にモータ回転軸9は、モー
タ回転軸支持筒10の径小な筒部10cに取り付
けられたモータ12のロータ13を貫装し、ラジ
アル軸受14、スラスト軸受15を介してモータ
12に回動自在に保持されている。尚、ロータ1
3はその上部にマグネツト131を有し、対向す
るステータコイル121との共働により回転する。
次に、中心に孔部16bを有する輪状部材16
の上面には前記凸曲面10a′と同曲率の凹曲面1
6a′が形成されている。
そして、回転軸支持筒10はこれら曲面に沿つ
て揺動すべく、その凸曲面部10aが輪状部材1
6の凹曲面16a′上に対応して配置され、また、
この揺動を可能とするために、径大な筒部10b
は孔部16bに所定の間隔をもつて遊貫されてい
る。
従つて、一体的に形成されたモータ回転軸支持
筒10とモータ12は、光デイスク6の載置位置
の高さを必要に応じて調整することにより、光デ
イスクの記録面6aを保護する保護層の厚さに左
右されることなく、常に、上記交点Q′を中心と
して回動可能となつている。
さらに、輪状部材16の下面の所定の円周上に
等間隔に形成された孔部161,162,163
164とモータ12の上面の対応する位置間には、
それぞれ、バネ171,172,173,174が圧
縮された状態で挿入されており、これ等のバネ
は、モータ回転軸9と光ピツクアツプ2の光軸が
略平行となる回動位置で平衡状態となるようにそ
の強さが設定されている。尚、この時の軸中心線
9aを基準軸中心線とする。
また、輪状部材16の側面の上部には螺子部1
6cが形成され、その螺子部16cは、モータ1
2の送り台20の上蓋21(第2図b参照)上に
回転自在に設けられたリング状の高さ調整螺子1
8の内周面に形成された螺子部18cと螺合され
ている。
さらに、その下部16dは上蓋21の中心孔部
21dに嵌挿されているが、その周面に形成され
た凸部16eが、中心孔部21の内周面において
上下方向に形成された凹部21eと嵌合した状態
となつているので、その回転は規制されている。
従つて、高さ調整螺子18を回転させると、輪
状部材16はその回転方向に応じて上下にスライ
ド移動し、その結果、回転軸支持筒10、モータ
12、回転軸9も一体となつて移動するので、こ
の調整螺子18を所望の方向に回転させることに
より、光デイスクの高さ調整を行なうことができ
る。そして、送り台20の上蓋21に設けられた
割溝21cをネジ19(第2図c参照)で締め付
けることにより、輪状部材16の下部16dは孔
部21dに圧着固定される為、高さ調整後の光デ
イスクの高さは一定に保たれる。
次に、送り台20上には、矢印X方向、Y方向
に溝22,23が形成され、両溝には、スライド
板24a,24bがそれぞれ、X方向、Y方向へ
移動可能に嵌合されている。
尚、各溝22,23の深さは、各々に嵌合され
るスライド板24a,24bの交差部においてス
ライド板24bが下部に、スライド板24が上部
にあつて、互いに重なりあうように決められてい
る。
そして、モータ12の下部に設けられた突出部
25は、矢印X方向へ移動可能であるスライド板
24aの中心部に矢印Y方向に設けられた長方形
の切欠き24a1(第2図c参照)、矢印Y方向へ移
動可能なスライド板24bの中心部に矢印X方向
に設けられた長方形の切欠き24b1(第2図c参
照)をそれぞれ貫通し、送り台20の孔部26の
中で遊動自在となつている。
また、このスライド板24a,24bの一端に
はスライド板駆動機構27a,27b(後述する)
がそれぞれ設けられている。
一方、送り台20の下部には、基台36に配設
された送り用モータ33の回転軸と直結した螺子
棒34と螺合する螺子穴20c、同じく基台36
に配設された案内棒35a,35bと遊貫状態を
なす案内孔20a,20bがそれぞれ形成されて
いる。
従つて、送り台20はモータ33を回転駆動す
ることにより基台36上を矢印X方向にスライド
移動する。
次に前述のスライド板駆動機構27aを第3図
分解斜視図を参照しながら説明する。
スライド板駆動用モータ28aは、送り台20
上に固着した固定板30aに固定され、その回転
軸29aは固定板30aの孔部31aを貫通し、
下端には、その軸線に対し偏心した円盤32aが
取り付けられている。そして、この円盤32aは
送り台20の溝22にガイドされるスライド板2
4aの切り欠24a2に回動自在に嵌め込まれる
が、その直径が切り欠24a2の短辺長と略同一に
なつているため、円盤32aはスライド板駆動用
モータ28aの回転によりカムとして動作する。
したがつて、スライド板駆動用モータ28aの
回転により円盤32aが偏心状態で回転して、ス
ライド板24aは溝22に案内されて図示X方向
へ移動し、さらにスライド板駆動機構27bも同
様に構成されているので、スライド板駆動用モー
タ28bの回転により円盤32bが回転し、スラ
イド板24bは溝23に案内されて図示Y方向へ
移動する。
そして、両スライド板の移動により、モータの
突出部25は両スライド板の切り欠24a1,24
b1に案内されて送り台20の溝25の範囲内の所
望の位置に持ち来たされる。
このような突出部25の動きにより、突出部2
5と一体になつたモータ12,モータ回転軸支持
筒10は、前記凹曲面16a′に沿つて揺動するの
で、モータ回転軸9は交点Q′を中心として回動
する。
本考案装置は、上記構成により、光デイスク回
転軸の傾き調整が可能となつている。
次に、第4図a、第4図b、第5図a、第5図
bを参照して実際の動作について説明する。
ここで、第4図b、第5図bはそれぞれ第4図
a、第5図aの状態での送り台20の上面図を示
す。
第4図aで示す様に、光デイスク6が反りなど
により矢印方向に傾いていて、光ピツクアツプ
2の光軸OAが光デイスク6の記録面6aに対し
て垂直に入射されていない場合は、その読取り点
Pからの反射光により、検出器(図示せず)がP
点における光デイスクの傾きαを検出する。そし
て、その検出信号に応じてスライド板駆動用モー
タ28a,28b(図示せず)が傾きαをなくす
方向に回転駆動され、第4図bのスライド板24
a,24bがこれに応じて移動する。
尚、実施例では前記交点Q′と光ピツクアツプ
2の光軸が矢印X方向上にあるため、光デイスク
の反りを矢印方向に限つて考えられるので、第
5図bに示すように、検出器からの検出信号によ
りスライド板駆動用モータ28aのみ駆動され、
スライド板24aを矢印X方向に移動させる。そ
のため、突出部25はスライド板24aの切欠き
24a1によつて、スライド板24bの切欠き24
b1に案内され矢印X方向へ移動する。
上記、突出部25の動きにより、第5図aに示
すようにモータ12、回転軸支持筒10、回転軸
9、ターンテーブル7は一体となつて、前記交点
Q′を中心として矢印方向へΔθ回動し、光デイ
スクの記録面6aは光ピツクアツプ2の光軸OA
に対して垂直補正される。
上述した本考案装置の実施例では、ガイド機構
を、同曲率の球面状凹凸面で構成しているので、
光デイスクの回転軸補正が360°に亘つて可能なた
め、修正手段の配置方向が限定されず、しかも、
装置の取付け精度誤差による回転軸の傾き補正も
可能となる。
また、本考案は上述の実施例に限定されること
なく、ガイド機構をリンクで構成するもの、ある
いは、溝で構成するものなど、種々の態様を取得
る。
(考案の効果) 本考案では、光デイスク回転軸の傾き調整支点
を、光デイスク回転軸の中心線と光デイスク記録
面の交点とし、光デイスク回転軸がその調整支点
を略中心として揺動可能となるように、そのガイ
ド機構を構成しているので、光デイスクの反りに
応じて、光ピツクアツプの光軸が光デイスクの記
録面に垂直に入射されるべく光デイスクの回転軸
の傾きを調整する際、読取り点がずれることを極
力防止することができる。
さらに本考案では、高速アクセスを行なう光学
系に傾き調整機構を設ける必要がない為、光学系
の重量増加を防止できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例である光学式記録再
生装置の全体構成を示す斜視図、第2図a、第2
図bはそれぞれ第1図のA−A線における断面
図、B−B線における断面図、第2図cは第2図
aのC−C線における上面図、第3図はスライド
板駆動機構の分解斜視図、第4図a、第5図aは
実際の動作を説明する説明図、第4図b、第5図
bは第4図a、第5図aの状態でのモータ送り台
の上面図、第6図は従来の技術を摸式的に説明す
る説明図、第7図は、本考案装置の基本動作を摸
式的に説明する説明図である。 2……光ピツクアツプ、6……光デイスク、6
a……光デイスク記録面、9……モータ回転軸、
9a……モータ回転軸の中心線、10……モータ
回転軸支持筒、10a……凸曲面部、10a′……
凸曲面、16……輪状部材、16a′……凹曲面、
20……送り台、24a,24b……スライド
板、27a,27b……スライド板駆動機構。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 光デイスクの記録面と光ピツクアツプの光軸の
    なす角度を調整すべく、前記光デイスクの回転軸
    の傾きを調整する光デイスク回転軸の傾き調整装
    置であり、 前記光デイスクの回転軸を、前記光デイスクの
    回転軸の中心と前記光デイスクの記録面との交点
    を略中心として揺動可能としたガイド機構と、 前記光デイスクの回転軸を、該ガイド機構に沿
    つて揺動すべく駆動する駆動手段を備えたことを
    特徴とする光デイスク回転軸の傾き調整装置。
JP12607387U 1987-08-18 1987-08-18 Expired JPH0355179Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12607387U JPH0355179Y2 (ja) 1987-08-18 1987-08-18

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12607387U JPH0355179Y2 (ja) 1987-08-18 1987-08-18

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6431552U JPS6431552U (ja) 1989-02-27
JPH0355179Y2 true JPH0355179Y2 (ja) 1991-12-06

Family

ID=31377251

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP12607387U Expired JPH0355179Y2 (ja) 1987-08-18 1987-08-18

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0355179Y2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN1079567C (zh) * 1996-04-23 2002-02-20 三星电子株式会社 具有主轴电动机位置矫正装置的光学记录和再现设备

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6431552U (ja) 1989-02-27

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2980583B2 (ja) ディスクのチルト調整装置
US5956188A (en) Tilt-adjusting structure for an axial slide type optical pickup actuator
JPH0351796Y2 (ja)
US6633532B1 (en) Tilt adjusting apparatus for disk drive
JPH0355179Y2 (ja)
JP3519638B2 (ja) 光ピックアップ装置
US4497053A (en) Accurately tracking phonograph arm
CN100390875C (zh) 用于光盘设备的拾取器角度调整装置
JP2001067699A (ja) 光ディスク装置のチルト調整装置
JP3045377U (ja) 自動偏重心補正機構付回転体および自動偏重心補正機構付ターンテーブル
JP2718064B2 (ja) 光ヘッドのチルト装置
JP2662342B2 (ja) 磁気ディスク装置のスピンドル構造及びその組立方法
JPH02123529A (ja) 光ヘッドの傾角調整機構
JPS60160034A (ja) 光学式デイスク・プレ−ヤ
JPS632995Y2 (ja)
JPH0424525Y2 (ja)
JPH04265525A (ja) 光ディスク装置のヘッドチルト機構
JP2699411B2 (ja) 光ヘッドのチルト装置
JPH05101345A (ja) ヘツド支持機構の取付構造
JPH0810888Y2 (ja) ディスクプレーヤ
JPH0548297Y2 (ja)
JPH04222930A (ja) 円盤状記録媒体の記録再生装置
JPH03252958A (ja) ディスククランプ装置
JPH06325486A (ja) ディスク駆動装置
KR20030034445A (ko) 광 디스크 드라이브의 틸트 조정장치