JPH0424525Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0424525Y2
JPH0424525Y2 JP1986046985U JP4698586U JPH0424525Y2 JP H0424525 Y2 JPH0424525 Y2 JP H0424525Y2 JP 1986046985 U JP1986046985 U JP 1986046985U JP 4698586 U JP4698586 U JP 4698586U JP H0424525 Y2 JPH0424525 Y2 JP H0424525Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
adjustment
shaft
turntable
pair
optical
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP1986046985U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS62158670U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP1986046985U priority Critical patent/JPH0424525Y2/ja
Publication of JPS62158670U publication Critical patent/JPS62158670U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0424525Y2 publication Critical patent/JPH0424525Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Rotational Drive Of Disk (AREA)
  • Moving Of The Head For Recording And Reproducing By Optical Means (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、コンパクトデイスクプレーヤなどの
光デイスクプレーヤに係り、特に対物レンズの光
軸と光デイスクとの交叉角度を、デイスク側の倒
れを変えることによつて調整できるようにした調
整機構に関する。
〔従来技術〕
第6図は、従来のコンパクトデイスクプレーヤ
の概略を示す側面図である。
符号1は光デイスクDを設置するターンテーブ
ルである。このターンテーブル1はスピンドルモ
ータの軸2に固定されている。符号3は対物レン
ズ4を有する光ピツクアツプである。この光ピツ
クアツプ3はガイド軸5a,5bによつて摺動自
在に支持されており、光デイスクDの半径内を紙
面直交方向に摺動するようになつている。
光デイスクDの記録読取り動作においては、前
記対物レンズ4の光軸が、光デイスクDの記録面
に可能な限り直角に当たることが必要であり、光
デイスクDに対する光軸の角度は一定の公差の範
囲内に止めなければならない。したがつて、公デ
イスクプレーヤの組立て調整段階において、その
角度調整をする必要がある。
この角度調整のうち、第6図に示す対物レンズ
4の光軸のデイスク接線方向(θ方向)への角度
調整としては、従来、ターンテーブル1側を固定
しておき、光ピツクアツプ3を、一方のガイド軸
5aを中心として回動させ、θ方向への傾き角度
を変えることにより行なわれていた。
〔従来技術の問題点〕
ところが、上記従来の調整方向では、ドライブ
ユニツトの調整ポイントが、光ピツクアツプ3側
に限られてしまうのみならず、調整ポイントが一
箇所であるため調整範囲も限られていた。また、
上記調整作業は、ターンテーブル1上に検査用デ
イスクを装填して、光ピツクアツプ3の読取り信
号を見ながら行なわれることになるが、従来のよ
うに調整ポイントが光ピツクアツプ3側のみであ
る場合には、検査用デイスクをいちいち取外して
作業を行なうか、あるいはドライブユニツトの下
側から調整作業を行なわなければならないことに
なり、作業が煩雑であつた。
本考案は上記従来の問題点に着目してなされた
ものであり、対物レンズの光軸と光デイスクとの
交叉角度を調整するためのポイントを拡げ、しか
も確実な傾き調整ができるようにした光デイスク
プレーヤの調整機構を提供することを目的として
いる。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案による光デイスクプレーヤの調整機構
は、軸にターンテーブルが取り付けられたモータ
とシヤーシとが、前記軸を挟み且つ軸を通る直線
上に配置された一対の調整ねじにより連結されて
おり、且つモータとシヤーシとの間には、前記調
整ねじの締め付けにより撓みが与えられる一対の
板ばねが介装され、この一対の板ばねは、前記軸
を通る直線を挟む位置で且つそれぞれの湾曲方向
がこの直線と平行に延びて配置されていることを
特徴とするものである。
〔作用〕
本考案では、調整ねじにより、ターンテーブル
が設けられたモータ軸の傾き調整ができるように
している。一対の調整ねじの両方あるいは一方を
締め付けあるいは弛めると、軸と調整ねじとを結
ぶ直線を挟んで平行に配置されしかも湾曲方向が
同じ向きとなつている一対の板ばねが均等に撓ん
で軸の傾き調整が行なわれる。この均等に撓む一
対の板ばねによりモータの軸は、軸と調整ねじと
の配置方向へ確実に傾くように調整され、モータ
の軸の本来の調整方向への傾きが防止される。
〔実施例〕
以下、本考案の実施例を図面によつて説明す
る。
第1図は、コンパクトデイスクプレーヤのデイ
スクドライブユニツトを示す平面図、第2図はそ
の側面図である。
符号11はドライブシヤーシである。このドラ
イブシヤーシ11上にはターンテーブル12が設
けられている。このターンテーブル12が設けら
れている。このターンテーブル12には、角度調
整のため、工具を差込む穴12a,12bが穿設
されている。ターンテーブル12はドライブシヤ
ーシ11の下面に設けられているスピンドルモー
タ14の軸13に固定されている。スピンドルモ
ータ14の動力によつて、ターンテーブル12上
に設置される光デイスクDが回転駆動される。ま
た、ドライブシヤーシ11には光ピツクアツプ1
5が設けられている。この光ピツクアツプ15は
ガイド軸16a,16bにガイドされて光デイス
クDの半径方向内端から外周方向へ向けて駆動さ
れる。この動作の際、光ピツクアツプ15に設け
られている対物レンズ18から光デイスクDの記
録面に検知ビームが照射され、記録読取りがなさ
れる。
前記ドライブシヤーシ11とスピンドルモータ
14の間には、ターンテーブル12の倒れ角度を
調整する調整機構が設けられている。第3図〜第
5図は、この角度調整機構の第一実施例を示すも
のである。第3図はターンテーブル12の平面
図、第4図はターンテーブル12の下面に対向す
るドライブシヤーシ11の上面を示す平面図、第
5図は角度調整機構の側面図である。
前記ドライブシヤーシ11は凹部11aを有し
ている。ターンテーブル12はこの凹部11aの
上方に位置している。スピンドルモータ14は調
整用のねじ20,21によつてドライブシヤーシ
11の下面に対し一定の隙間を介して取付けられ
ている。この調整用のねじ20と21は、モータ
の軸13を挟む位置であつて且つ軸13を通る直
線上に位置している。前記ターンテーブル12の
穴12aと12bは両調整用ねじ20,21の間
隔と等しく形成されており、各穴12aと12b
は調整用ねじ20と21の真上の回転軌跡上に位
置している。
ドライブシヤーシ11とスピンドルモータ14
の上面との間には、湾曲した板ばね22が介在さ
れている。この板ばね22は、軸13を挟む対称
位置に一対設けられており、両板ばね22の弾性
力は等しくなるように設定されている。すなわち
各板ばね22は第5図に示すように凹状に湾曲し
ており、それぞれの板ばね22はその湾曲方向が
軸13とねじ20,21を通る直線と平行な向き
となるように配置されている。なお、板ばね22
は、その中央部がスピンドルモータ14の上面に
固定されていてもよい。この調整機構では、軸1
3が第5図に示すθ方向へ倒れ調整されるが、こ
のθ方向は第6図に示すθ方向と同じであり、θ
方向の平面軌跡は、第1図における図示上下方向
である。
次に、調整作業について説明する。
工具(ドライバ)をターンテーブル12の穴1
2aまたは12bから差込み、調整用のねじ20
または21を回転させて、ねじ20,21を締め
付けあるいは弛めることにより、スピンドルモー
タ14のθ方向の傾き角度を変えることができ
る。この作業では、軸13を挟んで設けられた一
対の板ばね22が均等に撓み、各板ばね22とモ
ータ14との接触部を支点して軸13は確実にθ
方向へのみ傾斜調整される。これにより、モータ
軸13のデイスク接線方向(θ方向)の角度が変
えられ、光デイスクDの倒れ角度の調整が行なわ
れる。調整作業完了後、調整用ねじ20,20は
接着剤などによつて固定する。
調整作業わ行なう際、検査用デイスクに、ター
ンテーブル12の穴12a,12bに対向する穴
を穿設しておけば、検査用デイスクを設置したま
まの状態で、ユニツトの上方から傾き角度の調整
作業を行なうことが可能となる。
なお、ターンテーブル12の穴12a,12b
の代わりに、ターンテーブル12の外周から中心
方向へ延びる切欠きを設けてもよい。
〔効果〕
本考案によれば、以下に示す効果を奏するよう
になる。
対物レンズの光軸と光デイスクの記録面との交
叉角度を調整するための機構をスピンドルモータ
側に設けたので、従来不可能であつた光デイスク
の倒れ角度の調整が可能になる。また調整機構を
光ピツクアツプ側とスピンドルモータ側の2箇所
に設けるようにすれば、調整ポイントを拡げ調整
範囲も広くできるようになる。特に、モータの軸
を挟む位置に板ばねを平行に配置し、調整ねじの
配置方向をそれぞれの板ばねの湾曲方向に沿うよ
うにしたので、調整ねじの締め付けや弛め作業の
際に、各板ばねが均等に撓むことになり、モータ
軸は調整ねじの配置方向へ確実に倒れ調整され、
本来の調整方向以外のモータ軸の倒れを防止でき
る。よつて高精度な調整作業が可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第5図は本考案の実施例を示すもので
あり、第1図はデイスクドライブユニツトの平
面、第2図はその側面図、第3図〜第5図は調整
機構の第一実施例を示すものであり、第3図はタ
ーンテーブルの平面図、第4図は第3図のターン
テーブルの下面に対向するドライブシヤーシ上面
を示す平面図、第5図は角度調整機構の側面図、
第6図は従来のコンパクトデイスクプレーヤの概
略を示す側面図である。 11……デライブシヤーシ、12……ターンテ
ーブル、12a,12b……ターンテーブルの穴
(または切欠き)、13……モータの軸、14……
スピンドルモータ、15……光ピツクアツプ、2
0,21……調整用のねじ、22……板ばね、D
……光デイスク。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 軸にターンテーブルが取り付けられたモータと
    シヤーシとが、前記軸を挟み且つ軸を通る直線上
    に配置された一対の調整ねじにより連結されてお
    り、且つモータとシヤーシとの間には、前記調整
    ねじの締め付けにより撓みが与えられる一対の板
    ばねが介装され、この一対の板ばねは、前記軸を
    通る直線を挟む位置で且つそれぞれの湾曲方向が
    この直線と平行に延びて配置されていることを特
    徴とする光デイスクプレーヤの調整機構。
JP1986046985U 1986-03-28 1986-03-28 Expired JPH0424525Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1986046985U JPH0424525Y2 (ja) 1986-03-28 1986-03-28

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1986046985U JPH0424525Y2 (ja) 1986-03-28 1986-03-28

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS62158670U JPS62158670U (ja) 1987-10-08
JPH0424525Y2 true JPH0424525Y2 (ja) 1992-06-10

Family

ID=30867159

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1986046985U Expired JPH0424525Y2 (ja) 1986-03-28 1986-03-28

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0424525Y2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2551030Y2 (ja) * 1992-02-26 1997-10-22 三洋電機株式会社 ディスクプレーヤーのターンテーブル傾き調整装置

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6113358B2 (ja) * 1981-08-06 1986-04-12 Mitsubishi Electric Corp

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59112388U (ja) * 1983-01-18 1984-07-28 日本ビクター株式会社 回転記録媒体再生装置のタ−ンテ−ブル平行度調整機構
JPS6113358U (ja) * 1984-06-22 1986-01-25 パイオニア株式会社 デイスクの高さおよび傾き調整機構

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6113358B2 (ja) * 1981-08-06 1986-04-12 Mitsubishi Electric Corp

Also Published As

Publication number Publication date
JPS62158670U (ja) 1987-10-08

Similar Documents

Publication Publication Date Title
WO1984004991A1 (en) Apparatus for adjusting optical axis of optical pickup
KR100850370B1 (ko) 모터부착장치 및 디스크 드라이브장치
JPH0424525Y2 (ja)
US20020181386A1 (en) Disk reproducing device
JPH10208372A (ja) ディスク装置のチルト調整装置
JP3428832B2 (ja) ディスク装置における調整装置
JPS61150162A (ja) 光デイスク駆動装置の支持機構
JP3581533B2 (ja) 光学式ピックアップ装置における対物レンズの姿勢調整機構
JPH09223353A (ja) 光ディスク装置
JP2001067699A (ja) 光ディスク装置のチルト調整装置
JPH0229525Y2 (ja)
JPH04339323A (ja) 光ピックアップ駆動装置
JP2768608B2 (ja) 光ピックアップの光軸調整機構
JP4143424B2 (ja) 光ディスク装置
JPS59223954A (ja) 光ピツクアツプ
JPS6371934A (ja) 光ピツクアツプ駆動装置
JPS5973621A (ja) 軸保持装置
JP2001222823A (ja) ディスクドライブ装置及びスキュー調整部材
JPH03268278A (ja) ピックアップ案内装置
JPS6245296Y2 (ja)
KR0147658B1 (ko) 픽업 안내장치가 개선된 디스크 드라이브
JP2514719B2 (ja) 光ピックアップの支持装置
JPS61148675A (ja) 光デイスク駆動装置の支持機構
JP2000306320A (ja) 駆動装置
JPH01182937A (ja) 対物レンズ駆動装置