JPH0612929Y2 - プリンタの紙送り装置 - Google Patents
プリンタの紙送り装置Info
- Publication number
- JPH0612929Y2 JPH0612929Y2 JP1985136735U JP13673585U JPH0612929Y2 JP H0612929 Y2 JPH0612929 Y2 JP H0612929Y2 JP 1985136735 U JP1985136735 U JP 1985136735U JP 13673585 U JP13673585 U JP 13673585U JP H0612929 Y2 JPH0612929 Y2 JP H0612929Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- platen
- roller
- driven roller
- paper
- printer
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Handling Of Sheets (AREA)
- Handling Of Cut Paper (AREA)
- Handling Of Continuous Sheets Of Paper (AREA)
- Advancing Webs (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〔考案の技術分野〕 本考案は、2系統の用紙搬送路と、該両用紙搬送路にそ
れぞれフリクションローラ機構よりなる用紙移送手段を
設けたプリンタの紙送り装置に関する。
れぞれフリクションローラ機構よりなる用紙移送手段を
設けたプリンタの紙送り装置に関する。
プリンタには、単票紙を移送するためのフリクションロ
ーラ機構と、スプロケット紙(両サイドにスプロケット
孔を設けた連続折畳み用紙)を移送するためのピントラ
クタ機構とを備えたものが多く、これらのプリンタにお
いては、用紙は、プリンタ枠体の後方または上方から挿
入されてプラテン下部を経由して印字部まで導かれるの
が一般的である。
ーラ機構と、スプロケット紙(両サイドにスプロケット
孔を設けた連続折畳み用紙)を移送するためのピントラ
クタ機構とを備えたものが多く、これらのプリンタにお
いては、用紙は、プリンタ枠体の後方または上方から挿
入されてプラテン下部を経由して印字部まで導かれるの
が一般的である。
しかしながら、上記した従来のプリンタにおいては、ス
プロケット紙の供給部(堆積部)をプリンタ枠体の後側
とすることを余儀なくされ、時としてこれをプリンタ枠
体の前方におきたいというスペースフアクター上の要求
に答えられないという問題があった。また、伝票等を貼
付したスプロケット紙を用いた場合、プラテン下部を経
由した用紙の曲がり度合が大きいため伝票の剥れを生じ
易いという問題もあった。更には、また、単票紙は一般
にプリンタ枠体の上方から挿入するようにされるが、こ
の場合前方ピントラクタ機構が障害となるためこれを取
外し、単票紙の挿入案内板等に付け替える手間がかかる
等の問題があった。
プロケット紙の供給部(堆積部)をプリンタ枠体の後側
とすることを余儀なくされ、時としてこれをプリンタ枠
体の前方におきたいというスペースフアクター上の要求
に答えられないという問題があった。また、伝票等を貼
付したスプロケット紙を用いた場合、プラテン下部を経
由した用紙の曲がり度合が大きいため伝票の剥れを生じ
易いという問題もあった。更には、また、単票紙は一般
にプリンタ枠体の上方から挿入するようにされるが、こ
の場合前方ピントラクタ機構が障害となるためこれを取
外し、単票紙の挿入案内板等に付け替える手間がかかる
等の問題があった。
そこで、上述の欠点を解消し、使い勝手を良くするため
に、プリンタ枠体の後方または上方からプラテン下部を
通って印字部まで用紙を案内・搬送する第1の用紙搬送
路の他に、プリンタ枠体の前方から、プラテン下部を経
由せずに印字部まで用紙を導くための第2の用紙搬送路
を設けたプリンタが開発されつつある。ところがこのよ
うに第2の用紙搬送路を設けると、この第2の用紙搬送
路にもフリクションローラ機構を付設しないと、該第2
の用紙搬送路を経由して単票紙を移送することができな
い。
に、プリンタ枠体の後方または上方からプラテン下部を
通って印字部まで用紙を案内・搬送する第1の用紙搬送
路の他に、プリンタ枠体の前方から、プラテン下部を経
由せずに印字部まで用紙を導くための第2の用紙搬送路
を設けたプリンタが開発されつつある。ところがこのよ
うに第2の用紙搬送路を設けると、この第2の用紙搬送
路にもフリクションローラ機構を付設しないと、該第2
の用紙搬送路を経由して単票紙を移送することができな
い。
しかしながら、上述の如く、第1の用紙搬送路と第2の
用紙搬送路に共にフリクションローラ機構を設けると機
構が複雑化し、また、両フリクションローラ機構の従動
ローラの圧接解除機構を各々別説しなければならないと
いう問題を生じた。
用紙搬送路に共にフリクションローラ機構を設けると機
構が複雑化し、また、両フリクションローラ機構の従動
ローラの圧接解除機構を各々別説しなければならないと
いう問題を生じた。
従って本考案の目的とするところは上記従来欠点を解消
し、機構の簡略化を企った使い勝手の良いプリンタの紙
送り装置を提供するにある。
し、機構の簡略化を企った使い勝手の良いプリンタの紙
送り装置を提供するにある。
本考案は上記目的を達成するため、 モータ駆動されるプラテンと;プリンタ枠体の後方また
は上方から、前記プラテン下部を通ってプラテンにおけ
る印字部まで用紙を導くための第1の用紙搬送路と;プ
リンタ枠体の前方から、前記プラテン下部を経由せずに
プラテンにおける印字部まで用紙を導くための第2の用
紙搬送路と;前記プラテンに弾接可能な第1の従動ロー
ラを含んでいて、前記第1の用紙搬送路を通る用紙を駆
動・搬送するための第1のフリクシヨンローラ機構と;
その一部が前記第2の用紙搬送路に臨み且つ前記プラテ
ンと同期回転する駆動ローラと、駆動ローラに弾接可能
な第2の従動ローラとを含んでいて;前記第2の用紙搬
送路を通る用紙を駆動・搬送するための第2のフリクシ
ヨンローラ機構とを備えたプリンタにおいて; ピンが植設されていて、回動可能に支持された保持軸
と;前記保持軸に支持されていて、保持軸の回動に伴い
回動するよう前記ピンと当接可能であつて、前記第1の
従動ローラを保持するとともに、第1の従動ローラを非
押圧位置へと退避させる第1の支持枠と;前記保持軸に
支持されていて、前記第2の従動ローラを保持するとと
もに、前記第1の支持枠の回動により押動されて、第2
の従動ローラを前記第1の従動ローラと共に非押圧位置
へと退避させる第2の支持枠とを具備している;ことを
特徴とするプリンタの紙送り装置;としたことをその概
要とする。
は上方から、前記プラテン下部を通ってプラテンにおけ
る印字部まで用紙を導くための第1の用紙搬送路と;プ
リンタ枠体の前方から、前記プラテン下部を経由せずに
プラテンにおける印字部まで用紙を導くための第2の用
紙搬送路と;前記プラテンに弾接可能な第1の従動ロー
ラを含んでいて、前記第1の用紙搬送路を通る用紙を駆
動・搬送するための第1のフリクシヨンローラ機構と;
その一部が前記第2の用紙搬送路に臨み且つ前記プラテ
ンと同期回転する駆動ローラと、駆動ローラに弾接可能
な第2の従動ローラとを含んでいて;前記第2の用紙搬
送路を通る用紙を駆動・搬送するための第2のフリクシ
ヨンローラ機構とを備えたプリンタにおいて; ピンが植設されていて、回動可能に支持された保持軸
と;前記保持軸に支持されていて、保持軸の回動に伴い
回動するよう前記ピンと当接可能であつて、前記第1の
従動ローラを保持するとともに、第1の従動ローラを非
押圧位置へと退避させる第1の支持枠と;前記保持軸に
支持されていて、前記第2の従動ローラを保持するとと
もに、前記第1の支持枠の回動により押動されて、第2
の従動ローラを前記第1の従動ローラと共に非押圧位置
へと退避させる第2の支持枠とを具備している;ことを
特徴とするプリンタの紙送り装置;としたことをその概
要とする。
以下本考案を第1図に示した実施例によって説明する。
図において、1はプラテンで、機枠両側板間に軸支さ
れ、図示せぬ紙送り用の駆動モータにギヤ連結されて回
動される。2はピントラクタ機構で、図示ではピン3a
を突設したピン車3のみを代表して示してあるが、2個
のピン車3、3、および紙押え、ピン車3の駆動軸4と
平行な案内軸、該案内軸上でピン車等を位置決めする位
置決め機構、駆動車4を回動するための歯車列等を備え
た公知の構成を採っている。そして、このピントラクタ
機構2は、プリンタ枠体の上方側に着脱自在に設置さ
れ、取付け状態では、ピン車3は前記プラテン1と同期
回転するようになっている。5は、プラテン1と同様に
機枠両側板間に軸支された駆動ローラで、プラテン1と
同期回転するように適宜の歯車列で連結されており、該
駆動ローラ5の一部は、後述する第2の用紙搬送路内に
臨んでいる。6は印字ヘッドで、このノーズ6aが対向
する部位がプラテン1における印字部1aとされる。7
は公知のベールローラで、図示した如く実線位置と2点
鎖線位置とを選択できるようになっている。
れ、図示せぬ紙送り用の駆動モータにギヤ連結されて回
動される。2はピントラクタ機構で、図示ではピン3a
を突設したピン車3のみを代表して示してあるが、2個
のピン車3、3、および紙押え、ピン車3の駆動軸4と
平行な案内軸、該案内軸上でピン車等を位置決めする位
置決め機構、駆動車4を回動するための歯車列等を備え
た公知の構成を採っている。そして、このピントラクタ
機構2は、プリンタ枠体の上方側に着脱自在に設置さ
れ、取付け状態では、ピン車3は前記プラテン1と同期
回転するようになっている。5は、プラテン1と同様に
機枠両側板間に軸支された駆動ローラで、プラテン1と
同期回転するように適宜の歯車列で連結されており、該
駆動ローラ5の一部は、後述する第2の用紙搬送路内に
臨んでいる。6は印字ヘッドで、このノーズ6aが対向
する部位がプラテン1における印字部1aとされる。7
は公知のベールローラで、図示した如く実線位置と2点
鎖線位置とを選択できるようになっている。
8は第1の用紙搬送路で、該実施例においては図示して
いないがプリンタ枠体の後方の挿入口(矢印A方向)お
よび/またはプリンタ枠体の上方の挿入口(矢印B方
向、この場合は前記ピントラクタ機構2は取外される)
から挿入された用紙を、前記プラテン1下部を経て前記
印字部1aまで導くようになっている。9、10は第1
の用紙搬送路8を形成するための紙案内板である。11
は第2の用紙搬送路で、プリンタ枠体の前方の挿入口
(矢印C方向)から挿入された用紙を前記プラテン1に
おける印字部1aまで導くようになっており、図示から
明らかなようにプラテン1下部を経由しないので用紙が
前記第1の用紙搬送路8を通る場合のように大きな角度
湾曲されることがないようになっている。12、13は
この第2の用紙搬送路11を形成するための紙案内板
で、12aは、一方の紙案内板12の上部に設けた弾性
薄板である。
いないがプリンタ枠体の後方の挿入口(矢印A方向)お
よび/またはプリンタ枠体の上方の挿入口(矢印B方
向、この場合は前記ピントラクタ機構2は取外される)
から挿入された用紙を、前記プラテン1下部を経て前記
印字部1aまで導くようになっている。9、10は第1
の用紙搬送路8を形成するための紙案内板である。11
は第2の用紙搬送路で、プリンタ枠体の前方の挿入口
(矢印C方向)から挿入された用紙を前記プラテン1に
おける印字部1aまで導くようになっており、図示から
明らかなようにプラテン1下部を経由しないので用紙が
前記第1の用紙搬送路8を通る場合のように大きな角度
湾曲されることがないようになっている。12、13は
この第2の用紙搬送路11を形成するための紙案内板
で、12aは、一方の紙案内板12の上部に設けた弾性
薄板である。
14は、機枠両側板間に所定量回動自在であるように掛
渡された保持軸で、該保持軸は図示していないがプリン
タ枠体の側方に突出した解除(従動ローラ押圧解除)レ
バーと連動して、その回動位置が選択可能となってい
る。15は第1の支持枠、16は第2の支持枠で、両支
持枠15、16は、その両側板15a、16aが上記保
持軸14にそれぞれ別個に回動自在であるように支持さ
れていると共に、それぞれバネ17、18によって保持
軸14を中心として図示時計回り方向の回動偏倚習性を
付与されている。15b、16bはそれぞれ対をなして
図示左方に延びた両支持枠15、16のアームで、該ア
ーム15b、15b、およびアーム16b、16bに
は、第1の従動ローラ19および第2の従動ローラ20
をそれぞれ回転自在に保持している。そして、第1の従
動ローラ19は前記プラテン1と協同して、前記第1の
用紙搬送路8を通る用紙をフリクション送りするための
第1のフリクションローラ機構を構成し、また、第2の
従動ローラ20は前記駆動ローラ5と協働して、前記第
2の用紙搬送路11を通る用紙をフリクション送りする
ための第2のフリクションローラ機構を構成している。
渡された保持軸で、該保持軸は図示していないがプリン
タ枠体の側方に突出した解除(従動ローラ押圧解除)レ
バーと連動して、その回動位置が選択可能となってい
る。15は第1の支持枠、16は第2の支持枠で、両支
持枠15、16は、その両側板15a、16aが上記保
持軸14にそれぞれ別個に回動自在であるように支持さ
れていると共に、それぞれバネ17、18によって保持
軸14を中心として図示時計回り方向の回動偏倚習性を
付与されている。15b、16bはそれぞれ対をなして
図示左方に延びた両支持枠15、16のアームで、該ア
ーム15b、15b、およびアーム16b、16bに
は、第1の従動ローラ19および第2の従動ローラ20
をそれぞれ回転自在に保持している。そして、第1の従
動ローラ19は前記プラテン1と協同して、前記第1の
用紙搬送路8を通る用紙をフリクション送りするための
第1のフリクションローラ機構を構成し、また、第2の
従動ローラ20は前記駆動ローラ5と協働して、前記第
2の用紙搬送路11を通る用紙をフリクション送りする
ための第2のフリクションローラ機構を構成している。
上述のように、第1の支持枠15と第2の支持枠16と
を同軸(保持軸14)に軸支する所以は、支軸が1本と
なってスペースフアクターが良くなるためであり、特
に、図示の実施例の如く第2の支持枠16内に第1の支
持枠15を内包させれば、この点のメリットは顕著であ
り、また、各々の支持枠15、16を別個に設けるの
は、その従動ローラ19、20の当接状態、圧接力の調
整を別個に可能とするためである。
を同軸(保持軸14)に軸支する所以は、支軸が1本と
なってスペースフアクターが良くなるためであり、特
に、図示の実施例の如く第2の支持枠16内に第1の支
持枠15を内包させれば、この点のメリットは顕著であ
り、また、各々の支持枠15、16を別個に設けるの
は、その従動ローラ19、20の当接状態、圧接力の調
整を別個に可能とするためである。
21は、前記保持軸14に植設・固定したピンで、該ピ
ン21は前記第1の支持枠15の底板15cと当接可能
とされており、ピン21が図示した状態にある時にはピ
ン21と上記底板15cとはわずかに離間していて、第
1の支持枠15はバネ17の力によってその先端の第1
の駆動ローラ19をプラテン1に当接させた状態にあ
る。また、この時第2の支持枠16もバネ18の力によ
ってその先端の第2の従動ローラ20を駆動ローラに当
接させた状態にある。そして、この状態から前記保持軸
14を前述した解除レバーによって反時計回り方向(図
示矢印X方向)に回動させると、保持軸14のピン21
が第1の支持枠15の底板15cを押圧して、第1の支
持枠15をバネ17に抗して反時計回り方向に回動させ
て第1の従動ローラ19をプラテン1から離間した図示
2点鎖線位置まで移動させる。また、この第1の支持枠
15の反時計回り方向の回動に伴って、第1の支持枠1
5の前記アーム15bが、前記第2の支持枠16のアー
ム16bに当接してこれを押下げるため、第2の支持枠
16もバネ18に抗して反時計回り方向に回動して、第
2の従動ローラ20を前記駆動ローラ5から離間した図
示2点鎖線位置まで移動させる。即ち、解除レバーの操
作によって、第1の支持枠15に連動して第2の支持枠
16が回動し、第1、2の従動ローラ19、20が同時
に圧接状態から解除されるようになっており、各々に別
個の解除機構を要しない構成となっている。
ン21は前記第1の支持枠15の底板15cと当接可能
とされており、ピン21が図示した状態にある時にはピ
ン21と上記底板15cとはわずかに離間していて、第
1の支持枠15はバネ17の力によってその先端の第1
の駆動ローラ19をプラテン1に当接させた状態にあ
る。また、この時第2の支持枠16もバネ18の力によ
ってその先端の第2の従動ローラ20を駆動ローラに当
接させた状態にある。そして、この状態から前記保持軸
14を前述した解除レバーによって反時計回り方向(図
示矢印X方向)に回動させると、保持軸14のピン21
が第1の支持枠15の底板15cを押圧して、第1の支
持枠15をバネ17に抗して反時計回り方向に回動させ
て第1の従動ローラ19をプラテン1から離間した図示
2点鎖線位置まで移動させる。また、この第1の支持枠
15の反時計回り方向の回動に伴って、第1の支持枠1
5の前記アーム15bが、前記第2の支持枠16のアー
ム16bに当接してこれを押下げるため、第2の支持枠
16もバネ18に抗して反時計回り方向に回動して、第
2の従動ローラ20を前記駆動ローラ5から離間した図
示2点鎖線位置まで移動させる。即ち、解除レバーの操
作によって、第1の支持枠15に連動して第2の支持枠
16が回動し、第1、2の従動ローラ19、20が同時
に圧接状態から解除されるようになっており、各々に別
個の解除機構を要しない構成となっている。
上記構成から概ね明らかなように、用紙の初期装着に際
しては、前記両従動ローラ19、20を共に圧接状態に
おくと共に前記ベールローラ7をプラテン1から離間さ
せておき、前記第1の用紙搬送路8または第2の用紙搬
送路11から用紙を挿入し、プラテン1の手動もしくは
電動送りで、プラテン1およびこれと連動する駆動ロー
ラ5を回転させ、前述した第1のフリクションローラ機
構または第2のフリクションローラ機構によって用紙を
前記印字部1aからベールローラ7の下を通してプリン
タ枠体の上方まで引上げる。そして、挿入された用紙が
スプロケット紙である場合には、前述した解除レバーの
操作によって、第1、第2の従動ローラ19、20を非
圧接状態に解除すると共に、スプロケット紙の先端を前
記ピントラクタ機構2に装着することによって用紙の初
期装着は完了する。一方、挿入・引上げられた用紙が単
票紙であって位置合せを必要とする場合には、同様に第
1、第2の従動ローラ19、20を非圧接状態に解除し
て用紙をフリーにして手指で位置合わせし、然る後、解
除レバーによって両従動ローラ19、20を圧接状態と
し、且つベールローラ7も圧接位置に戻せば、単票紙の
初期装着が終了することとなる。
しては、前記両従動ローラ19、20を共に圧接状態に
おくと共に前記ベールローラ7をプラテン1から離間さ
せておき、前記第1の用紙搬送路8または第2の用紙搬
送路11から用紙を挿入し、プラテン1の手動もしくは
電動送りで、プラテン1およびこれと連動する駆動ロー
ラ5を回転させ、前述した第1のフリクションローラ機
構または第2のフリクションローラ機構によって用紙を
前記印字部1aからベールローラ7の下を通してプリン
タ枠体の上方まで引上げる。そして、挿入された用紙が
スプロケット紙である場合には、前述した解除レバーの
操作によって、第1、第2の従動ローラ19、20を非
圧接状態に解除すると共に、スプロケット紙の先端を前
記ピントラクタ機構2に装着することによって用紙の初
期装着は完了する。一方、挿入・引上げられた用紙が単
票紙であって位置合せを必要とする場合には、同様に第
1、第2の従動ローラ19、20を非圧接状態に解除し
て用紙をフリーにして手指で位置合わせし、然る後、解
除レバーによって両従動ローラ19、20を圧接状態と
し、且つベールローラ7も圧接位置に戻せば、単票紙の
初期装着が終了することとなる。
以上のように本考案によれば、使い勝手の良い2系統の
用紙搬送路をもつプリンタにおいて、保持軸の回動に連
動して第1の支持枠が回動して第1の従動ローラを非押
圧位置へ退避させ、且つこの第1の支持枠の回動に連動
して第2の支持枠が回動して第2の従動ローラを前記第
1の従動ローラと共に非押圧位置へ退避させる構成とし
たので、両用紙搬送路のフリクションローラ機構の従動
ローラの配置・保持機構および圧接解除機構を簡略化で
き、その実用的価値は高い。
用紙搬送路をもつプリンタにおいて、保持軸の回動に連
動して第1の支持枠が回動して第1の従動ローラを非押
圧位置へ退避させ、且つこの第1の支持枠の回動に連動
して第2の支持枠が回動して第2の従動ローラを前記第
1の従動ローラと共に非押圧位置へ退避させる構成とし
たので、両用紙搬送路のフリクションローラ機構の従動
ローラの配置・保持機構および圧接解除機構を簡略化で
き、その実用的価値は高い。
第1図は本考案の実施例に係るプリンタを示す簡略化し
た一部切断側面図である。 1……プラテン 2……ピントラクタ機構 5……駆動ローラ 6……印字ヘッド 8……第1の用紙搬送路 11……第2の用紙搬送路 14……保持軸 15……第1の支持枠 16……第2の支持枠 17、18……バネ 19……第1の従動ローラ 20……第2の従動ローラ 21……ピン
た一部切断側面図である。 1……プラテン 2……ピントラクタ機構 5……駆動ローラ 6……印字ヘッド 8……第1の用紙搬送路 11……第2の用紙搬送路 14……保持軸 15……第1の支持枠 16……第2の支持枠 17、18……バネ 19……第1の従動ローラ 20……第2の従動ローラ 21……ピン
Claims (1)
- 【請求項1】モータ駆動されるプラテンと、 プリンタ枠体の後方または上方から、前記プラテン下部
を通ってプラテンにおける印字部まで用紙を導くための
第1の用紙搬送路と、 プリンタ枠体の前方から、前記プラテン下部を経由せず
にプラテンにおける印字部まで用紙を導くための第2の
用紙搬送路と、 前記プラテンに弾接可能な第1の従動ローラを含んでい
て、前記第1の用紙搬送路を通る用紙を駆動・搬送する
ための第1のフリクシヨンローラ機構と、 その一部が前記第2の用紙搬送路に臨み且つ前記プラテ
ンと同期回転する駆動ローラと、駆動ローラに弾接可能
な第2の従動ローラとを含んでいて、前記第2の用紙搬
送路を通る用紙を駆動・搬送するための第2のフリクシ
ヨンローラ機構とを備えたプリンタにおいて、 ピンが植設されていて、回動可能に支持された保持軸
と、 前記保持軸に支持されていて、保持軸の回動に伴い回動
するよう前記ピンと当接可能であつて、前記第1の従動
ローラを保持するとともに、第1の従動ローラを非押圧
位置へと退避させる第1の支持枠と、 前記保持軸に支持されていて、前記第2の従動ローラを
保持するとともに、前記第1の支持枠の回動により押動
されて、第2の従動ローラを前記第1の従動ローラと共
に非押圧位置へと退避させる第2の支持枠とを具備して
いる ことを特徴とするプリンタの紙送り装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1985136735U JPH0612929Y2 (ja) | 1985-09-06 | 1985-09-06 | プリンタの紙送り装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1985136735U JPH0612929Y2 (ja) | 1985-09-06 | 1985-09-06 | プリンタの紙送り装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6245151U JPS6245151U (ja) | 1987-03-18 |
JPH0612929Y2 true JPH0612929Y2 (ja) | 1994-04-06 |
Family
ID=31040127
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1985136735U Expired - Lifetime JPH0612929Y2 (ja) | 1985-09-06 | 1985-09-06 | プリンタの紙送り装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0612929Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2597261Y2 (ja) * | 1989-05-30 | 1999-07-05 | セイコーエプソン株式会社 | 印字装置 |
-
1985
- 1985-09-06 JP JP1985136735U patent/JPH0612929Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6245151U (ja) | 1987-03-18 |
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