JPH0612888Y2 - 板状部材に対する細長部材の取付け装置 - Google Patents

板状部材に対する細長部材の取付け装置

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JPH0612888Y2
JPH0612888Y2 JP1988014290U JP1429088U JPH0612888Y2 JP H0612888 Y2 JPH0612888 Y2 JP H0612888Y2 JP 1988014290 U JP1988014290 U JP 1988014290U JP 1429088 U JP1429088 U JP 1429088U JP H0612888 Y2 JPH0612888 Y2 JP H0612888Y2
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JP
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plate
elongated member
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elongated
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JP1988014290U
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新治 狩野
靖雄 川股
高晴 中田
英夫 保坂
賢蔵 神林
健治 清水
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Max Co Ltd
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Max Co Ltd
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  • Dovetailed Work, And Nailing Machines And Stapling Machines For Wood (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は板状部材の表面に細長部材を平行に釘(ステー
プルを含む)止めして取付ける取付け装置に関するもの
である。
(従来技術とその問題点) 例えば机の側板又は袖板の表面に引出しを案内するため
のレール部材を平行に釘止めする場合、従来は各側板又
は袖板毎にゲージ板を作成し、該ゲージ板を上記側板又
は袖板上の所定位置に位置決めして載置した後、上記ゲ
ージ板に平行に形成した長孔内に上記レール部材を嵌め
込み、このレール部材上から手動操作により釘打ちを行
なっている。
しかしながら、上述の取付け方式によれば、側板又は袖
板のサイズあるいはレール部材間の間隔が異なる毎に、
そのサイズに対応したゲージ板を作成しなければならな
いので、その作成作業が面倒であるほか、側板又は袖板
にレール部材を取付けた後に、ゲージ板を取り外さなけ
ればならない。ゲージ板の長孔内にはレール部材が動か
ないように隙間なく嵌め込まれているので、脱嵌作業は
容易ではない。したがって、非常に作業性が悪く、この
点の解決が望まれていた。
(考案の目的) 本考案は上記欠点を解消し、ゲージ板を使用することな
く、確実に板状部材に対し細長部材を所望の間隔で平行
に取付けることができる取付け装置を提案することをそ
の目的とする。
(目的を達成するための手段) 上記目的を達成するため、本考案に係る板状部材に対す
る細長部材の取付け装置は、板状部材を載置するテーブ
ルと、該テーブル面上の板状部材の表面に細長部材を連
続的に釘打ちする釘打ち装置とを備え、該釘打ち装置を
上記テーブル面と対峙させるとともに、該テーブルと釘
打ち装置とを上記テーブル面に沿って釘打ち移動方向及
び釘打ち移動方向と直交する方向に相対的に移動可能に
配設し、上記釘打ち装置を釘打ち移動方向と直交する方
向に位置調整可能にするとともに、該釘打ち装置には、
上記板状部材上に釘止めされる細長部材の両側縁と係合
して細長部材を釘打ち装置の釘打ち込み位置に誘導する
ガイド部材を上記釘打ち移動方向に沿って形成したこと
を特徴とする。
(考案の作用、効果) 上述のように、本考案によれば、テーブル面に載置され
た板状部材上に細長部材の端部を釘打ち装置のガイド部
材の位置にセットして釘打ち装置を作動させると、上記
ガイド部材が細長部材の両側縁に係合して細長部材を釘
打ち位置に誘導する。釘打ち装置は細長部材の端部に1
本の釘を打ち込んだ後、テーブル面上の板状部材に対し
相対的に釘打ち移動方向に移動するから、細長部材も上
記ガイド部材によって案内されて同じ方向を向くことに
なる。このため、釘打ち装置は移動中に細長部材に対し
連続的に釘を打ち込んで釘止めすることができる。その
後、釘打ち装置を上記釘打ち移動方向と直交する方向に
移動させ、別の細長部材を同様にして釘止めすれば、両
細長部材は平行となる。
上述のように、1個の細長部材に対する釘打ち装置の初
期位置と釘打ち移動方向とを決めておけば、細長部材の
端部を釘打ち装置のガイド部材位置にセットするだけ
で、細長部材は所定の方向を向き、板状部材は所定の位
置に釘止めされ、しかも各細長部材は平行に取付けられ
る。したがって、本考案によれば、従来のようにゲージ
部材を使用する必要がないので、その作業性は格段に向
上し、その実用的効果は非常に大である。
(実施例) 以下、図面によって本考案の実施例について説明する。
第1図及び第2図において符号Aは板状部材に対する細
長部材の取付け装置を示す。この取付け装置Aは、基台
1上にテーブル2を水平に且つ前後方向に移動可能に設
けるとともに、上記基台1の両側に立設した支持枠3の
横材3aの下方に複数の釘打ち装置4を支持したもので
ある。
上記テーブル2は板状部材5を載置するもので、その両
側には車輪6が設けられ、該車輪6は基台1の両側に設
けられた走行レール7上をリニアガイド7aに沿って走
行可能に配置されている。また、基台1のテーブル2の
下方には第1のシリンダ装置8が配設され、該第1のシ
リンダ装置8にはピストンロッド9が前後方向に移動可
能に設けられ、さらにピストンロッド9の先端はテーブ
ル2の前端部下面の金具10に固定されている。このた
め、第1のシリンダ装置8を作動させることにより上記
テーブル2を走行レール7に沿って前後方向に走行移動
させることができる。さらに、テーブル2の後端部には
板状部材5及び細長部材の端部をガイドするためのガイ
ド片11が突出形成されている。同様に、テーブル2の
両側部にも板状部材5の両側位置をガイドするガイド片
11が形成されている。
支持枠3の横材3aの下方には支持レール12を有する支
持部材13が水平に配置されている。該支持部材13は
上記横材3aに下向きに固定された第2のシリンダ装置
14のピストンロッド15の先端に支持されるととも
に、上記横材3aに設けられたリニアガイド16によっ
てガイドされている。また、上記支持部材13の下方に
沿って設けられた支持レール12には複数の釘打ち装置
4が上記支持レール12に沿って移動可能に支持されて
いる。なお、釘打ち装置4は締め付けレバー17により
支持レール12の所定の位置に位置決め固定される。こ
れにより、上記釘打ち装置4はテーブル2面と対峙し、
上記第2のシリンダ装置14によってテーブル2面に対
して上下動するとともに、該テーブル2と釘打ち装置4
とは上記第1のシリンダ装置8により上記テーブル2面
に沿って釘打ち移動方向に移動可能となり、また支持レ
ール12に沿って移動させることによって上記釘打ち移
動方向と直交する方向に移動可能となる。
なお、テーブル2と釘打ち装置4とは相対的に移動でき
ればよいのであって、固定したテーブル2上を釘打ち装
置4が移動する構成であってもよい。
次に、第3図に示されるように、上記釘打ち装置4の先
端にはガイド部材18が形成されている。このガイド部
材18は釘打ち装置4の先端の釘打ち出し部4aから直
角にテーブル2の移動方向に突出する突き出し部19と
その両側に回転自在に軸着された各1対のガイドローラ
20とによって構成されている。両側のガイドローラ2
0間の間隔は上記板状部材5上に取付けられるべき細長
部材21の幅寸法wと略等しくなるように形成され、ま
た、上記ガイドローラ20の下面と上記突き出し部19
の下面との寸法は、上記細長部材21の厚さ寸法tと略
等しく形成されている。したがって、上記釘打ち装置4
を上記ガイドローラ20がテーブル2面に当接するまで
降下させた後、細長部材21を上記テーブル2面上を摺
動させ、その端部の両側縁を上記両側のガイドローラ2
0の内側に係合させると、上記細長部材21の端部は釘
打ち装置4の釘打ち出し部4aに誘導される。
なお、ガイド部材18はローラ20によって構成するも
のに限定されない。例えばソリ形の部材によって構成し
てもよい。
次に、上記構成の細長部材取付け装置Aの作動態様につ
いて説明する。
まず、予め釘打ち装置4を支持レール12に沿って移動
調整して板状部材5上の所定位置に細長部材21が配置
されるように位置決めしておく。
次に、第1のシリンダ装置8を作動させてテーブル2を
その移動端部にセットする。そしてテーブル2上に板状
部材5を載置し、ガイド片11にガイドさせて位置決め
する。その後、第1図のように第2のシリンダ装置14
を作動させて板状部材5上に釘打ち装置4を降下させ、
ガイドローラ20の内側に細長部材21の両側縁を係合
させると、該細長部材21の端部は釘打ち装置4の釘打
ち出し部4aに誘導され、端面はテーブル2のガイド片
11に係合して位置決めされる。次に、第1のシリンダ
装置8を作動させながら、釘打装置4を断続的に駆動さ
せる。これにより、ガイド部材18によって釘打ち出し
部4aに誘導された細長部材21の端部には最初の釘2
2が打ち込まれ、同時にテーブル2が移動するので、細
長部材21は最初の釘22を支点として動き、ガイド部
材18によって正確に釘打ち移動方向を向く。その後釘
打ち装置4によって細長部材21に対して一定の間隔に
連続的に釘が打ち込まれ、細長部材21は板状部材5に
釘止めされて取付けられる。
次に、板状部材5に対する細長部材21の取付け位置を
変えるときは、上述のように各釘打ち装置4を支持レー
ル12に沿って移動調整して板状部材5上の所定位置に
細長部材21が配置されるように位置決めすればよい。
以上詳しく説明したように、上記取付け装置Aによれ
ば、テーブル2面に載置された板状部材5上に細長部材
21の端部を釘打ち装置4のガイド部材18の位置にセ
ットして釘打ち装置4を作動させると、上記細長部材2
1はガイド部材18により釘打ち位置へ誘導されて釘打
ちされる。釘打ち装置4は細長部材21の端部に1本の
釘を打ち込んだ後、テーブル2面上の板状部材5に対し
相対的に釘打ち移動方向に移動するから、細長部材21
も上記ガイド部材18によって案内されて同じ方向を向
くことになる。このため、釘打ち装置4は移動中に細長
部材21に対し連続的に釘を打ち込んで釘止めすること
ができる。その後、釘打ち装置4を上記釘打ち移動方向
と直交する方向に移動させ、別の細長部材21を同様に
して釘止めすれば、両細長部材21は平行となる。
上述のように、1個の細長部材21に対する釘打ち装置
4の初期位置と釘打ち移動方向とを決めておけば、細長
部材21の端部を釘打ち装置4のガイド部材18位置に
セットするだけで、細長部材21は所定の方向を向き、
板状部材5は所定の位置に釘止めされ、しかも各細長部
材21は平行に取付けられる。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は本考案に係る板状部材に対する細長
部材の取付け装置の側面図及び正面図、第3図はガイド
部材による細長部材のガイド態様説明図である。 符号A…板状部材に対する細長部材の取付け装置、2…
テーブル、4…釘打ち装置、5…板状部材、18…ガイ
ド部材、21…細長部材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 保坂 英夫 東京都中央区日本橋箱崎町6番6号 マッ クス株式会社内 (72)考案者 神林 賢蔵 東京都中央区日本橋箱崎町6番6号 マッ クス株式会社内 (72)考案者 清水 健治 東京都中央区日本橋箱崎町6番6号 マッ クス株式会社内

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】板状部材を載置するテーブルと、該テーブ
    ル面上の板状部材の表面に細長部材を連続的に釘打ちす
    る釘打ち装置とを備え、該釘打ち装置を上記テーブル面
    と対峙させるとともに、該テーブルと釘打ち装置とを上
    記テーブル面に沿って釘打ち移動方向に移動可能に配設
    し、上記釘打ち装置を釘打ち移動方向と直交する方向に
    位置調整可能にするとともに、該釘打ち装置には、上記
    板状部材上に釘止めされる細長部材の両側縁と係合して
    細長部材を釘打ち装置の釘打ち込み位置に誘導するガイ
    ド部材を上記釘打ち移動方向に沿って形成したことを特
    徴とする板状部材に対する細長部材の取付装置。
JP1988014290U 1988-02-05 1988-02-05 板状部材に対する細長部材の取付け装置 Expired - Lifetime JPH0612888Y2 (ja)

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JPS567424U (ja) * 1979-06-27 1981-01-22

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