JPH0650091Y2 - クローラ切断装置 - Google Patents

クローラ切断装置

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JPH0650091Y2
JPH0650091Y2 JP13242489U JP13242489U JPH0650091Y2 JP H0650091 Y2 JPH0650091 Y2 JP H0650091Y2 JP 13242489 U JP13242489 U JP 13242489U JP 13242489 U JP13242489 U JP 13242489U JP H0650091 Y2 JPH0650091 Y2 JP H0650091Y2
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JP
Japan
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crawler
base
saw
cutting
cutting machine
Prior art date
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JP13242489U
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JPH0371820U (ja
Inventor
充 小松
計一郎 福元
Original Assignee
オーツタイヤ株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、クローラ切断装置に関する。
(従来の技術) 弾性材料よりなるクローラを廃棄処分して再生資源とし
て活用するため、該クローラを切断して運搬等の便に供
している。
このため、廃棄クローラをその幅員方向に切断する必要
があり、この手段として従来では携帯ジグソーを利用し
たり、手動金切りノコなどを使用していた。
(考案が解決しようとする課題) ところで、携帯ジグソーによる切断では、ジグソーの刃
のストローク不足やジグソー本体の上下動の発生などの
原因により、ノコ刃の折れが多発し切断不可能なことが
ある。
特に、クローラはこの本体内に、スチールコードが埋入
され、又、ゴム層の厚い大型クローラにあっては、切断
不可能となる傾向が強かった。
また、手動金切りノコでの切断では、切断時間が掛りす
ぎるし、重筋労働となっていた。
本考案は、斯る問題点に鑑み、レシプロソーでクローラ
を幅員方向に切断するとき、切断抵抗等でレシプロソー
がクローラより外れるのを阻止して、該レシプロソーを
確実、正確にクローラ幅員方向に移動(スライド)させ
ることで、クローラを切断する装置を提供するのが目的
である。
(課題を解決するための手段) 本考案は、弾性材料よりなるクローラ1を、その幅員方
向に切断する装置であって、前述の目的を達成するため
に、次の技術的手段を講じている。
すなわち、本考案は、クローラ1の幅員方向の長さのレ
ール7をソー通過窓6Aの両側に有する基台6と、該基台
6をクローラ1上に着脱固定自在に取付けるクランプ8
と、前記基台6のレール7に沿って移動可能として基台
6に装着されている切断機12と、を備え、該切断機12
は、前記レール7に沿ってスライドするときソー通過窓
6Aでクローラ1の厚み方向に往復するレシプロソー16を
備えていることを特徴とするものである。
(作用) 本考案によれば、レール7を有する基台6を、クローラ
1のラグ4上に載置してクランプ8により基台6とクロ
ーラ1を固定する。
レール7に沿ってスライドする切断機12のレシプロソー
16を、クローラ1の一側端に位置させて、該レシプロソ
ー16を基台6のソー通過窓6Aにおいてクローラ1の厚み
方向に往復させつつ切断機12をクローラ1の幅員方向に
スライドさせて徐々にクローラ1を切断する。
レシプロソー16の往復によって発生する切断抵抗で切断
機12が上下動しようとしても、該切断機12は基台6にし
っかりと装着され、しかも、基台6とクローラ1とがク
ランプ8で固定されていることから、レシプロソー16は
折れることなく、切断を続行する。
切断機12のクローラ1幅員方向の移動(スライド)は、
切断機12を作業者が引込むか又はスライド駆動手段22に
よって徐々にスライドさせて行なう。
(実施例) 以下、図面を参照して本考案の実施例を詳述する。
第1図〜第3図において、1はクローラであって、本案
の切断対象物であり、弾性材料よりなるエンドレス履帯
2内に、その長手方向に伸張阻止用のスチールゴード3
が埋入されているとともに、接地面側にはラグ4を一体
に有する。なお、クローラ1には芯金が帯長手方向の間
隔を有して埋入されているものもあり、符号5は芯金突
起である。
6は平板状の基台であり、その中央部にソー通過窓6Aを
有し、この窓6Aの両側に一対のレール7を備えており、
該レール7はクローラ1の幅員方向にそのレール長さ方
向がそわされており、該レール7を上方に位置させて基
台6がラグ4上に載置されている。
8はクランプであり、基台6をクローラ1に着脱固定自
在に取付けるものであって、この実施例では、基台6の
上面に平面視で四隅部にネジジャッキ軸9の座板9Aを押
当てるとともに、このネジジャッキ軸9にアーム10を螺
進退自在に套嵌させ、アーム10に座板11Aを有するJ形
のクランプ材11を取付けてなり、ネジジャッキ軸9の座
板9Aを基台6の上面に押当てるとともに、該座板9Aとク
ランプ材11の座板11Aとを同一軸心上に位置すべくして
クランプ材11の座板11Aをクローラ1の下面に押当て、
ネジジャッキ軸9をそのハンドル9Bを介して軸心回りに
回動することで、座板9A,11Aにて基台6とクローラ1を
挟持解放自在としている。
12は切断機であり、携帯用ジグソーであって、コード13
を電源に接続させて握り部14に備えたスイッチ15のON、
OFFでレシプロソー16が駆動停止可能とされている。
この切断機12はリニアウエイ17を有する架台18に取付け
られていて、リニアウエイ17を基台6のレール7に沿っ
てスライド自在に装着し、レシプロソー16をソー通過窓
6Aに挿通してクローラ端から他端に向って作業者の引込
みにより矢示A方向にスライドするようになっており、
このスライドとともにレシプロソー16をクローラの厚み
方向に矢示B方向に往復させて徐々にクローラ1を幅員
方向に切断する。
この際、レシプロソー16は長刃とされていて片びき刃16
Aを有しており、該ソー16の上動で切断するようにされ
ており、従って、ソー16の上動で切断動作するとき切断
機12は固定し、ソー16の下動のとき切断機12をスライド
させ(逆の手順でもよい)、これを繰返すことで徐々に
切断する。
なお、レシプロソー16の位置は、芯金を有するクローラ
1のときは、その芯金位置を外れた位置にセットされる
(第3図参照)。
第4図は本考案の第2実施例を示しており、切断機12の
架台18における中央部に軸受19を設けるとともに、基台
6に前記軸受19と前後に離間して軸受19の軸心上に軸受
を有するブラケット20を固定させ、両軸受19にハンドル
21Aを有するネジ軸21を螺挿させてなるスライド駆動手
段22を備えたものである。
従って、この第2実施例では、スライド駆動手段22によ
るネジ送り作用で切断機12を矢示A方向に手軽にスライ
ドさせることができる点で有利となり、その他は、第1
〜3図で示した第1実施例と共通し、共通部分は共通符
号で示している。なお、第1・2図において、6Bは把手
を示している。
上記実施例によれば、クローラ1のある場所に、本案切
断装置を持参して、前述した要領でセットし、クローラ
1をその幅員方向に切断し、クローラ1を小部分化して
再生資源として運搬等するときに、その運搬、取扱いを
容易とする。
(考案の効果) 本考案は以上の通りであり、クローラ1の幅員方向の長
さのレール7をソー通過窓6Aの両側に有する基台6と、
該基台6をクローラ1上に着脱固定自在に取付けるクラ
ンプ8と、前記基台6のレール7に沿って移動可能とし
て基台6に装着されている切断機12と、を備え、該切断
機12は、前記レール7に沿ってスライドするときソー通
過窓6Aでクローラ1の厚み方向に往復するレシプロソー
16を備えているので、レシプロソー16のクローラ1の厚
み方向の往復で切断作用をするとき、クローラ1と基台
6はクランプ8によって固定されているので、切断抵抗
で切断機12が外れることなく、このため、レシプロソー
16の折れを少なくして確実、正確にクローラ1をその幅
員方向に切断できる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例を示しており、第1図は第1実施
例の正面図、第2図は同じく平面図、第3図は同じく側
面図、第4図は第2実施例の正面図である。 1…クローラ、6…基台、7…レール、8…クランプ、
12…切断機、16…レシプロソー。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】弾性材料よりなるクローラ(1)を、その
    幅員方向に切断する装置であって、 クローラ(1)の幅員方向の長さのレール(7)をソー
    通過窓(6A)の両側に有する基台(6)と、該基台
    (6)をクローラ(1)上に着脱固定自在に取付けるク
    ランプ(8)と、前記基台(6)のレール(7)に沿っ
    て移動可能として基台(6)に装着されている切断機
    (12)と、を備え、該切断機(12)は、前記レール
    (7)に沿ってスライドするときソー通過窓(6A)でク
    ローラ(1)の厚み方向に往復するレシプロソー(16)
    を備えていることを特徴とするクローラ切断装置。
JP13242489U 1989-11-14 1989-11-14 クローラ切断装置 Expired - Lifetime JPH0650091Y2 (ja)

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JP13242489U JPH0650091Y2 (ja) 1989-11-14 1989-11-14 クローラ切断装置

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JPH0371820U JPH0371820U (ja) 1991-07-19
JPH0650091Y2 true JPH0650091Y2 (ja) 1994-12-21

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JP6035875B2 (ja) * 2012-05-29 2016-11-30 株式会社大林組 内部が放射性物質で汚染された装置又は設備の解体方法
JP6002446B2 (ja) * 2012-05-29 2016-10-05 株式会社大林組 切断方法

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JPH0371820U (ja) 1991-07-19

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