JPH06128600A - 加脂組成物の製造方法 - Google Patents
加脂組成物の製造方法Info
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- JPH06128600A JPH06128600A JP5083531A JP8353193A JPH06128600A JP H06128600 A JPH06128600 A JP H06128600A JP 5083531 A JP5083531 A JP 5083531A JP 8353193 A JP8353193 A JP 8353193A JP H06128600 A JPH06128600 A JP H06128600A
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- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C14—SKINS; HIDES; PELTS; LEATHER
- C14C—CHEMICAL TREATMENT OF HIDES, SKINS OR LEATHER, e.g. TANNING, IMPREGNATING, FINISHING; APPARATUS THEREFOR; COMPOSITIONS FOR TANNING
- C14C9/00—Impregnating leather for preserving, waterproofing, making resistant to heat or similar purposes
- C14C9/02—Impregnating leather for preserving, waterproofing, making resistant to heat or similar purposes using fatty or oily materials, e.g. fat liquoring
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C14—SKINS; HIDES; PELTS; LEATHER
- C14C—CHEMICAL TREATMENT OF HIDES, SKINS OR LEATHER, e.g. TANNING, IMPREGNATING, FINISHING; APPARATUS THEREFOR; COMPOSITIONS FOR TANNING
- C14C3/00—Tanning; Compositions for tanning
- C14C3/02—Chemical tanning
- C14C3/08—Chemical tanning by organic agents
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- Oil, Petroleum & Natural Gas (AREA)
- Treatment And Processing Of Natural Fur Or Leather (AREA)
- Polishing Bodies And Polishing Tools (AREA)
- Electrical Discharge Machining, Electrochemical Machining, And Combined Machining (AREA)
- Glass Compositions (AREA)
- Fats And Perfumes (AREA)
- Lubricants (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 動物および/または植物起源のオキシサルフ
アイト化油系加脂組成物およびそれらの製造方法 【構成】 a)動物および/または植物起源の脂肪物質
70〜99重量%、および b)成分a)の化合物と異なる式I 【化1】 (式中、R1,R2,R3,R4,mおよびnは請求項1に記載
された意味を有する)の化合物30〜1重量%、を含有
する脂肪物質を基礎にした組成物の40℃以上の温度に
おける酸化および同時的または事後的加熱下の5〜50
重量%濃度の亜硫酸化剤の添加によって上記加脂組成物
を得る。
アイト化油系加脂組成物およびそれらの製造方法 【構成】 a)動物および/または植物起源の脂肪物質
70〜99重量%、および b)成分a)の化合物と異なる式I 【化1】 (式中、R1,R2,R3,R4,mおよびnは請求項1に記載
された意味を有する)の化合物30〜1重量%、を含有
する脂肪物質を基礎にした組成物の40℃以上の温度に
おける酸化および同時的または事後的加熱下の5〜50
重量%濃度の亜硫酸化剤の添加によって上記加脂組成物
を得る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】皮革は、使用するためのその最も
重要な性質の若干を加脂(fat-liquoring)の結果として
得る。以下の性質は、特に強く影響を受ける:弾性、硬
度、強靭性、伸展性、吸収性または撥水性および空気透
過性。
重要な性質の若干を加脂(fat-liquoring)の結果として
得る。以下の性質は、特に強く影響を受ける:弾性、硬
度、強靭性、伸展性、吸収性または撥水性および空気透
過性。
【0002】
【従来の技術】皮革加脂剤用の従来の加脂剤および助剤
は、魚油のような動物油および/またはヒマワリ油のよ
うな植物油を基礎にして構成される。しかしながら、脂
肪は、単独では適用に困難を伴うことがあり、そして真
皮内への浸透の深さを有せず、そしてそれらは化学的変
性によって水乳化性の脂肪物質に変換されなければなら
ない。また加脂液(fat-liquor) とも呼ばれるこれらの
実際の加脂剤は、乳化された固体および対応する乳化剤
よりなる。加脂液を得るための通例方法は脂肪の酸化お
よび続いての亜硫酸化である。
は、魚油のような動物油および/またはヒマワリ油のよ
うな植物油を基礎にして構成される。しかしながら、脂
肪は、単独では適用に困難を伴うことがあり、そして真
皮内への浸透の深さを有せず、そしてそれらは化学的変
性によって水乳化性の脂肪物質に変換されなければなら
ない。また加脂液(fat-liquor) とも呼ばれるこれらの
実際の加脂剤は、乳化された固体および対応する乳化剤
よりなる。加脂液を得るための通例方法は脂肪の酸化お
よび続いての亜硫酸化である。
【0003】上記の方法およびそれから得られる皮革加
脂剤に対する一定の要求が、特に使用者の側からなされ
ている。この方法に関して、使用される油の酸化は、で
きうる限り完全でなければならず、酸化の継続時間は、
できうる限り短くすべきである。酸化時間を短縮するた
めにナフテン酸コバルト、硫酸亜鉛、硫酸アルミニウム
またはシュウ酸ナトリウムのような金属触媒を使用する
ことが今までの常法であった。触媒の使用にもかかわら
ず、酸化は、しばしば数日間続くことがあった。
脂剤に対する一定の要求が、特に使用者の側からなされ
ている。この方法に関して、使用される油の酸化は、で
きうる限り完全でなければならず、酸化の継続時間は、
できうる限り短くすべきである。酸化時間を短縮するた
めにナフテン酸コバルト、硫酸亜鉛、硫酸アルミニウム
またはシュウ酸ナトリウムのような金属触媒を使用する
ことが今までの常法であった。触媒の使用にもかかわら
ず、酸化は、しばしば数日間続くことがあった。
【0004】酸化亜硫酸化(oxysulfitation) の方法に
よって得られる皮革加脂剤は、しばしば、特に低温度に
おける、高すぎる粘度、不快な魚のような臭いおよび低
過ぎるクロム安定性のような不利な性質を示した。
よって得られる皮革加脂剤は、しばしば、特に低温度に
おける、高すぎる粘度、不快な魚のような臭いおよび低
過ぎるクロム安定性のような不利な性質を示した。
【0005】臭いの悩みを軽減するために、無機過酸化
物そしてまた過酸化水素が通常使用された(旧東独特許
出願公開第214628号参照)。上記の改善手段にも
かかわらず、特に革細工の分野において、使用上改善さ
れた性質においてすぐれている加脂組成物に対する要望
がなお存在している。
物そしてまた過酸化水素が通常使用された(旧東独特許
出願公開第214628号参照)。上記の改善手段にも
かかわらず、特に革細工の分野において、使用上改善さ
れた性質においてすぐれている加脂組成物に対する要望
がなお存在している。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、公知
の酸化亜硫酸化法(oxysulfitation process) に比較し
てより短い酸化時間しか必要とせずそして金属触媒およ
び過酸化物のような臭気減少物質の使用を必ずしも必要
としない方法であって、動物および/または植物に由来
するオキシスルフアイト化された油を基礎とした加脂組
成物の製造方法を提供することであった。
の酸化亜硫酸化法(oxysulfitation process) に比較し
てより短い酸化時間しか必要とせずそして金属触媒およ
び過酸化物のような臭気減少物質の使用を必ずしも必要
としない方法であって、動物および/または植物に由来
するオキシスルフアイト化された油を基礎とした加脂組
成物の製造方法を提供することであった。
【0007】本発明のもう一つの目的は、公知の加脂組
成物に比較して、特により低い温度における低い粘度、
低い固有の臭気、よりすぐれた浸透性および酸化性化合
物に対する改善された安定性のような使用に際しての改
善された性質を有する、動物および/または植物に由来
するオキシスルフアイト化された油を基礎とする組成物
を提供することである。
成物に比較して、特により低い温度における低い粘度、
低い固有の臭気、よりすぐれた浸透性および酸化性化合
物に対する改善された安定性のような使用に際しての改
善された性質を有する、動物および/または植物に由来
するオキシスルフアイト化された油を基礎とする組成物
を提供することである。
【0008】
【課題を解決しようとする手段】驚くべきことには、本
発明者らは、所望の改善は、共役不飽和カルボン酸およ
び/またはエステルを使用することによって達成される
ことを見出した。
発明者らは、所望の改善は、共役不飽和カルボン酸およ
び/またはエステルを使用することによって達成される
ことを見出した。
【0009】本発明は、下記の手段: −下記の脂肪物質:すなわち、 a)動物および/または植物に由来する脂肪物質70〜
99重量%および b)成分a)の化合物と異なる式I
99重量%および b)成分a)の化合物と異なる式I
【0010】
【化3】
【0011】(式中、R1,R2 およびR3 は互いに独立
的に枝分れ鎖状または直鎖状の、場合によっては置換さ
れたC1-C24- アルキル基であり、R4 は水素または直
鎖状または枝分れ鎖状の、場合によっては置換されたC
1-C6-アルキル基であり、mは零より大なる整数であり
そしてnは零より大なる整数である)で表される化合物
30〜1重量%、を含有する脂肪物質に基づく組成物の
40℃以上、好ましくは40ないし90℃、特に好まし
くは50ないし80℃の範囲内の温度における酸化、 −場合によっては、酸化された脂肪物質と10ないし4
0重量%濃度の水性アルカリ金属水酸化物溶液との反
応、そして −5ないし50重量%濃度、好ましくは20ないし40
重量%濃度の亜硫酸化剤溶液を同時にまたは次いで加熱
しながら添加することによる続いての亜硫酸化よりなる
ことを特徴とする加脂組成物の製造方法に関する。
的に枝分れ鎖状または直鎖状の、場合によっては置換さ
れたC1-C24- アルキル基であり、R4 は水素または直
鎖状または枝分れ鎖状の、場合によっては置換されたC
1-C6-アルキル基であり、mは零より大なる整数であり
そしてnは零より大なる整数である)で表される化合物
30〜1重量%、を含有する脂肪物質に基づく組成物の
40℃以上、好ましくは40ないし90℃、特に好まし
くは50ないし80℃の範囲内の温度における酸化、 −場合によっては、酸化された脂肪物質と10ないし4
0重量%濃度の水性アルカリ金属水酸化物溶液との反
応、そして −5ないし50重量%濃度、好ましくは20ないし40
重量%濃度の亜硫酸化剤溶液を同時にまたは次いで加熱
しながら添加することによる続いての亜硫酸化よりなる
ことを特徴とする加脂組成物の製造方法に関する。
【0012】本発明は、また上記の手段よりなる方法に
よって得られる加脂組成物にも関する。本発明による加
脂組成物の製造方法をまず説明しそして本発明による加
脂組成物を次に記載する。
よって得られる加脂組成物にも関する。本発明による加
脂組成物の製造方法をまず説明しそして本発明による加
脂組成物を次に記載する。
【0013】本発明による加脂組成物の製造に使用され
る出発物質は、動物に由来するそして/または植物に由
来する脂肪物質(成分a)に基づく組成物である。動物
起源の脂肪物質の例は、魚油、魚肝油およびその変換生
成物、牛脚油、マツコウクジラ油、エッグオイルおよび
獣脂である。魚油および牛脚油が好ましく使用される。
る出発物質は、動物に由来するそして/または植物に由
来する脂肪物質(成分a)に基づく組成物である。動物
起源の脂肪物質の例は、魚油、魚肝油およびその変換生
成物、牛脚油、マツコウクジラ油、エッグオイルおよび
獣脂である。魚油および牛脚油が好ましく使用される。
【0014】動物起源の脂肪物質のほかに、植物起源の
脂肪物質もまた出発物質として使用されうる。植物起源
の脂肪物質の例は、ヒマシ油、ナタネ油、オリーブ油、
大豆油、ヒマワリ油、パーム油、グラウンドナッツ油、
綿実油およびアマニ油である。好ましくは、ナタネ油お
よびヒマワリ油が使用される。
脂肪物質もまた出発物質として使用されうる。植物起源
の脂肪物質の例は、ヒマシ油、ナタネ油、オリーブ油、
大豆油、ヒマワリ油、パーム油、グラウンドナッツ油、
綿実油およびアマニ油である。好ましくは、ナタネ油お
よびヒマワリ油が使用される。
【0015】上記の動物および植物起源の脂肪物質は、
個々の物質または混合物として本発明による方法に使用
されうる。本発明による加脂組成物の製造のための出発
物質として動物または植物起源の脂肪物質のみが使用さ
れる場合には、それらの量は、混合物の全量に関して7
0〜99重量%である。
個々の物質または混合物として本発明による方法に使用
されうる。本発明による加脂組成物の製造のための出発
物質として動物または植物起源の脂肪物質のみが使用さ
れる場合には、それらの量は、混合物の全量に関して7
0〜99重量%である。
【0016】動物および植物起源の脂肪物質が使用され
る場合には、出発物質は、使用された脂肪物質の全量に
関して、動物起源の脂肪物質30ないし99.9重量%
および植物起源の脂肪物質70ないし0.1重量%の割
合の組成を有する。好ましい組成物は、ほぼ等量部の魚
油、牛脚油およびナタネ油よりなる。
る場合には、出発物質は、使用された脂肪物質の全量に
関して、動物起源の脂肪物質30ないし99.9重量%
および植物起源の脂肪物質70ないし0.1重量%の割
合の組成を有する。好ましい組成物は、ほぼ等量部の魚
油、牛脚油およびナタネ油よりなる。
【0017】上記の脂肪物質(成分a)のほかに、更に
出発物質として成分a)の化合物と異なる化合物であっ
て、式I
出発物質として成分a)の化合物と異なる化合物であっ
て、式I
【0018】
【化4】
【0019】(上式中、R1,R2 およびR3 は互いに独
立的に直鎖状または枝分れ鎖状の、場合によっては置換
されたC1-C24- アルキル基、好ましくは直鎖状の、場
合によっては置換されたC16- C20- アルキル基であ
り、R4 は水素または直鎖状または枝分れ鎖状の、場合
によっては置換されたC1-C6-アルキル基であり、mは
零より大である整数、好ましくは1ないし5、特に好ま
しくは1であり、そしてnは零より大である整数、好ま
しくは1ないし20である)で表される化合物が成分
b)として使用される。
立的に直鎖状または枝分れ鎖状の、場合によっては置換
されたC1-C24- アルキル基、好ましくは直鎖状の、場
合によっては置換されたC16- C20- アルキル基であ
り、R4 は水素または直鎖状または枝分れ鎖状の、場合
によっては置換されたC1-C6-アルキル基であり、mは
零より大である整数、好ましくは1ないし5、特に好ま
しくは1であり、そしてnは零より大である整数、好ま
しくは1ないし20である)で表される化合物が成分
b)として使用される。
【0020】好適な置換基は、例えば、OH、OR、N
H2 、NHR1 、NHR1 2 またはハロゲンである。好
ましくは、成分a)の化合物と異なる化合物であって、
式II
H2 、NHR1 、NHR1 2 またはハロゲンである。好
ましくは、成分a)の化合物と異なる化合物であって、
式II
【0021】
【化5】(上式中、R1,R2,R3,R4 mおよびnは前記
の意味を有する)で表される化合物が成分b)として使
用される。
の意味を有する)で表される化合物が成分b)として使
用される。
【0022】他の好適な出発物質(成分c)は、成分
a)およびb)の化合物と異なる化合物であって、式I
II R5-COO- R4 (上式中、R5 は直鎖状または枝分れ鎖状の、場合によ
ってはOH置換C9-C24- アルキル、C9-C24- アルケ
ニルまたはC9-C24- ア ルカジエニル基であり、そし
てR4 は前記の意味を有する)で表される化合物であ
る。これらの式IIIの化合物は、任意的に混合物の全
重量に関して30重量%までの量で存在する。
a)およびb)の化合物と異なる化合物であって、式I
II R5-COO- R4 (上式中、R5 は直鎖状または枝分れ鎖状の、場合によ
ってはOH置換C9-C24- アルキル、C9-C24- アルケ
ニルまたはC9-C24- ア ルカジエニル基であり、そし
てR4 は前記の意味を有する)で表される化合物であ
る。これらの式IIIの化合物は、任意的に混合物の全
重量に関して30重量%までの量で存在する。
【0023】ラウリン酸、パルミチン酸、ステアリン
酸、マルガリン酸、10- メチルステアリン酸、オレイ
ン酸、リノール酸、共役リノール酸、リノレン酸および
それらのエステルは、成分b)およびc)として特に好
ましくは使用される。式I、IIおよび場合によっては
IIIの化合物は、個々の物質としてまたは2種または
それ以上の個々の物質の混合物の形で使用することがで
きる。
酸、マルガリン酸、10- メチルステアリン酸、オレイ
ン酸、リノール酸、共役リノール酸、リノレン酸および
それらのエステルは、成分b)およびc)として特に好
ましくは使用される。式I、IIおよび場合によっては
IIIの化合物は、個々の物質としてまたは2種または
それ以上の個々の物質の混合物の形で使用することがで
きる。
【0024】最終組成物を調整するために、本発明によ
る組成物に、添加剤、例えば、最適のpH値を得るため
にジエタノールアミンのようなアルカノールアミンを、
所望の粘度を得るために液体パラフインのような炭化水
素を、塩素化されまたは他の方法で変性されたパラフイ
ン誘導体に基く低分子量の鉱油または合成油、およびグ
リセロールのような可塑剤が添加されうる。
る組成物に、添加剤、例えば、最適のpH値を得るため
にジエタノールアミンのようなアルカノールアミンを、
所望の粘度を得るために液体パラフインのような炭化水
素を、塩素化されまたは他の方法で変性されたパラフイ
ン誘導体に基く低分子量の鉱油または合成油、およびグ
リセロールのような可塑剤が添加されうる。
【0025】これらの添加剤は、好ましくは加脂組成物
の加工後に添加される。適当な反応器内に装入された出
発物質は、40℃以上、好ましくは40ないし90℃の
範囲内、特に好ましくは50ないし80℃の範囲内の温
度において酸化にかけられる。酸化は、好ましくは、組
成物に温和な空気流を200ないし400l/hの割合
で導入することによって実施される。
の加工後に添加される。適当な反応器内に装入された出
発物質は、40℃以上、好ましくは40ないし90℃の
範囲内、特に好ましくは50ないし80℃の範囲内の温
度において酸化にかけられる。酸化は、好ましくは、組
成物に温和な空気流を200ないし400l/hの割合
で導入することによって実施される。
【0026】酸化の終点は、酸化された脂肪物質の適度
な亜硫酸化能力(sulfitability)によって示される。こ
の目的で、以下に記載するように酸化および亜硫酸化の
間に反応混合物から試料を採取する。適度な亜硫酸化能
力( sulfitability) とは、このオキシスルフアイト化
された試料を、好ましくは水中に10重量%導入する間
に、室温において少なくとも1日の期間にわたって安定
でありそして少なくとも5時間のクロム安定度を有する
微細な乳濁液が形成されることを意味するものとする。
酸化の終点そして従ってこれらの諸性質は、一般に、公
知の方法におけるよりも10ないし30時間早く達成さ
れることが示された。
な亜硫酸化能力(sulfitability)によって示される。こ
の目的で、以下に記載するように酸化および亜硫酸化の
間に反応混合物から試料を採取する。適度な亜硫酸化能
力( sulfitability) とは、このオキシスルフアイト化
された試料を、好ましくは水中に10重量%導入する間
に、室温において少なくとも1日の期間にわたって安定
でありそして少なくとも5時間のクロム安定度を有する
微細な乳濁液が形成されることを意味するものとする。
酸化の終点そして従ってこれらの諸性質は、一般に、公
知の方法におけるよりも10ないし30時間早く達成さ
れることが示された。
【0027】酸化に続いてそして亜硫酸化の前に、酸化
された脂肪物質と、アルカリ金属水酸化のような強塩基
の10ないし40重量%、好ましくは20ないし30重
量%の濃度の水溶液との反応を実施することができる。
された脂肪物質と、アルカリ金属水酸化のような強塩基
の10ないし40重量%、好ましくは20ないし30重
量%の濃度の水溶液との反応を実施することができる。
【0028】亜硫酸化の目的で、酸化された出発物質
は、亜硫酸化剤の溶液で処理される。ピロ亜硫酸ナトリ
ウム、亜硫酸水素ナトリウムまたは三酸化硫黄の水溶液
が亜硫酸化剤として使用される。この水溶液の濃度は、
5ないし50重量%、好ましくは20ないし40重量%
の範囲内である。
は、亜硫酸化剤の溶液で処理される。ピロ亜硫酸ナトリ
ウム、亜硫酸水素ナトリウムまたは三酸化硫黄の水溶液
が亜硫酸化剤として使用される。この水溶液の濃度は、
5ないし50重量%、好ましくは20ないし40重量%
の範囲内である。
【0029】亜硫酸化剤の添加の間または好ましくはそ
の後で、反応混合物は、加熱される。通常、反応混合物
は、沸点まで加熱される。反応混合物は、採取された試
料が外観、水中への乳化能力および耐電解質性、特にク
ロル安定性に関して、所望の要求事項を満たすまで加熱
される。試料は、清浄な状態で、すなわち透明でかつ着
色することなく採取されなければならない。水中への乳
化性に関しては、試料は、安定で微細に分散された乳濁
液を形成すべきである。これらの要求事項は、試料の観
察によって評価される。試料のクロム安定性は、5時間
以上、好ましくは少なくとも10時間の期間にわたって
示されなければならない。
の後で、反応混合物は、加熱される。通常、反応混合物
は、沸点まで加熱される。反応混合物は、採取された試
料が外観、水中への乳化能力および耐電解質性、特にク
ロル安定性に関して、所望の要求事項を満たすまで加熱
される。試料は、清浄な状態で、すなわち透明でかつ着
色することなく採取されなければならない。水中への乳
化性に関しては、試料は、安定で微細に分散された乳濁
液を形成すべきである。これらの要求事項は、試料の観
察によって評価される。試料のクロム安定性は、5時間
以上、好ましくは少なくとも10時間の期間にわたって
示されなければならない。
【0030】オキシサルフアイト化された脂肪物質のク
ロム安定性は、次のような方法で試験される。オキシサ
ルフアイト化された試料5mlを目盛付けされた100
mlのメスシリンダー内に分散せしめる。この分散物に
硫酸クロム水溶液5mlを激しい撹拌下に添加する。硫
酸クロム溶液は、Cr2 O3 25重量%を含有する式C
r(OH)SO4 XnH2 Oで表される塩基性硫酸クロ
ム56gの溶液からなる。相分離が起るまでの時間がク
ロム安定性の目安である。
ロム安定性は、次のような方法で試験される。オキシサ
ルフアイト化された試料5mlを目盛付けされた100
mlのメスシリンダー内に分散せしめる。この分散物に
硫酸クロム水溶液5mlを激しい撹拌下に添加する。硫
酸クロム溶液は、Cr2 O3 25重量%を含有する式C
r(OH)SO4 XnH2 Oで表される塩基性硫酸クロ
ム56gの溶液からなる。相分離が起るまでの時間がク
ロム安定性の目安である。
【0031】酸化された出発物質の洗滌および/または
中和による追加的な処理は、本発明による方法において
は不必要であり、従って、全反応系列は、同一の反応器
内で実施することができる。
中和による追加的な処理は、本発明による方法において
は不必要であり、従って、全反応系列は、同一の反応器
内で実施することができる。
【0032】挙げられる本発明による方法の利点は、下
記のとおりである: −従来の方法に比較してより短い酸化時間、 −金属触媒の使用を要しないこと、 −過酸化物の使用を要しないこと。
記のとおりである: −従来の方法に比較してより短い酸化時間、 −金属触媒の使用を要しないこと、 −過酸化物の使用を要しないこと。
【0033】本発明による加脂組成物の利点として下記
のことが挙げられる: −生成物がほとんど無臭であること、 −粘度が低く、ある場合には0℃においてもなお流動性
であること、 −クロム安定性が高いこと、 −純粋な魚油を基礎にした生成物に類する適用可能性。
のことが挙げられる: −生成物がほとんど無臭であること、 −粘度が低く、ある場合には0℃においてもなお流動性
であること、 −クロム安定性が高いこと、 −純粋な魚油を基礎にした生成物に類する適用可能性。
【0034】本発明による加脂組成物は、高級な外来の
毛皮製品、衣料品、スエード革、家具、手袋および上質
の甲皮用の容易に乳化しうる、耐電解質性の加脂剤とし
て極めて好適であり、そして好ましくは予備的加脂およ
び洗滌後の加脂に好ましく使用される。加脂加工された
皮革は、すぐれた柔軟性およびふくよかさを備えたぎっ
しり詰った密なグレーンを有する。
毛皮製品、衣料品、スエード革、家具、手袋および上質
の甲皮用の容易に乳化しうる、耐電解質性の加脂剤とし
て極めて好適であり、そして好ましくは予備的加脂およ
び洗滌後の加脂に好ましく使用される。加脂加工された
皮革は、すぐれた柔軟性およびふくよかさを備えたぎっ
しり詰った密なグレーンを有する。
【0035】本発明による加脂組成物は、皮革加脂剤と
して好適である。これらの生成物が皮革によく浸透しそ
して軟かく、明るく、しかしふくよかな感じを付与する
ことが示されている。
して好適である。これらの生成物が皮革によく浸透しそ
して軟かく、明るく、しかしふくよかな感じを付与する
ことが示されている。
【0036】
例1 2lの反応器内で、魚油323g、牛脚油337g、ナ
タネ油300gおよびプリフアック酸(R) (Prifac aci
d) (R) 8968〔製造業者:ウニヘマ、ヘミー社(Uni
chema, Chemie GmbH, DE)〕40gを70℃において大
気中の酸素で酸化せしめる(流速:340l/h)。4
0時間後に、混合物は、27℃において“フオードビー
カー(Ford beaker)”No.2を用いて測定して3分3
0秒の粘度を有する。酸化が終了した後に、30重量%
の濃度のNaOH液25.6gを40℃において撹拌下
に添加する。この溶液を反応熱によって定まる温度にお
いて30分間撹拌する。次に、35重量%の濃度のNa
2 S2 O5 溶液280gを等量部づつ次々と添加する。
Na2 S2 O5 溶液の前半分の添加後に、混合物を反応
熱によって定まる温度で15分間撹拌する。後半の添加
が終了した後に、温度を沸点まで上昇せしめる。最終生
成物の粘度は、27℃において“フオードカップ(Ford
cup) ”No.2を用いて測定して10分30秒であ
る。クロム安定性は、5時間以上である。 プリフアク酸(R) (Prifac acid) 8968の組成 C18- カルボン酸(モノ不飽和) 23% C18- カルボン酸(ジ不飽和) 9% C18- カルボン酸(共役不飽和) 50% C18- カルボン酸(トリ不飽和) 1% C20- カルボン酸 1% 例2 魚油323g、牛脚油333gおよびナタネ油300g
およびプリフアク酸(R) 8961 40gを例1に類似
する方法で反応せしめる。60時間後に、混合物は、
“フオードカップ”No.2を用いて27℃において測
定して6分10秒の粘度を有する。亜硫酸化は、例1に
類似する方法で実施される。最終生成物の粘度は、“フ
オードカップ”No.2で27℃において測定して18
分25秒である。クロム安定性は、5時間以上である。 プリフアック酸(R) 8961の組成 C16- カルボン酸 3% C18- カルボン酸 1% C18- カルボン酸(モノ不飽和) 25% C18- カルボン酸(ジ不飽和) 67% C18- カルボン酸(トリ不飽和) 1%
タネ油300gおよびプリフアック酸(R) (Prifac aci
d) (R) 8968〔製造業者:ウニヘマ、ヘミー社(Uni
chema, Chemie GmbH, DE)〕40gを70℃において大
気中の酸素で酸化せしめる(流速:340l/h)。4
0時間後に、混合物は、27℃において“フオードビー
カー(Ford beaker)”No.2を用いて測定して3分3
0秒の粘度を有する。酸化が終了した後に、30重量%
の濃度のNaOH液25.6gを40℃において撹拌下
に添加する。この溶液を反応熱によって定まる温度にお
いて30分間撹拌する。次に、35重量%の濃度のNa
2 S2 O5 溶液280gを等量部づつ次々と添加する。
Na2 S2 O5 溶液の前半分の添加後に、混合物を反応
熱によって定まる温度で15分間撹拌する。後半の添加
が終了した後に、温度を沸点まで上昇せしめる。最終生
成物の粘度は、27℃において“フオードカップ(Ford
cup) ”No.2を用いて測定して10分30秒であ
る。クロム安定性は、5時間以上である。 プリフアク酸(R) (Prifac acid) 8968の組成 C18- カルボン酸(モノ不飽和) 23% C18- カルボン酸(ジ不飽和) 9% C18- カルボン酸(共役不飽和) 50% C18- カルボン酸(トリ不飽和) 1% C20- カルボン酸 1% 例2 魚油323g、牛脚油333gおよびナタネ油300g
およびプリフアク酸(R) 8961 40gを例1に類似
する方法で反応せしめる。60時間後に、混合物は、
“フオードカップ”No.2を用いて27℃において測
定して6分10秒の粘度を有する。亜硫酸化は、例1に
類似する方法で実施される。最終生成物の粘度は、“フ
オードカップ”No.2で27℃において測定して18
分25秒である。クロム安定性は、5時間以上である。 プリフアック酸(R) 8961の組成 C16- カルボン酸 3% C18- カルボン酸 1% C18- カルボン酸(モノ不飽和) 25% C18- カルボン酸(ジ不飽和) 67% C18- カルボン酸(トリ不飽和) 1%
Claims (13)
- 【請求項1】下記の手段: −下記の脂肪物質:すなわち、 a)動物および/または植物に由来する脂肪物質70〜
99重量%および b)成分a)の化合物と異なる式I 【化1】 (式中、 R1,R2 およびR3 は互いに独立的に枝分れ鎖状または
直鎖状の、場合によっては置換された、C1-C24- アル
キル基であり、 R4 は水素または直鎖状または枝分れ鎖状の、場合によ
っては置換されたC1-C6-アルキル基であり、 mは零より大なる整数でありそしてnは零より大なる整
数である)で表される化合物30〜1重量%、 を含有する脂肪物質に基づく組成物の40℃以上の温度
における酸化、 −場合によっては、酸化された脂肪物質と10ないし4
0重量%の濃度の水性アルカリ金属水酸化溶液との反
応、および −5ないし50重量%濃度の亜硫酸化剤溶液を同時にま
たは次いで加熱しながら添加することによる続いての亜
硫酸化、よりなることを特徴とする加脂組成物の製造方
法。 - 【請求項2】 更に、 −c)成分a)およびb)の化合物と異なる式III R5-COO- R4 (上式中、R5 は直鎖状または枝分れ鎖状の場合によっ
てはOH- 置換されたC9-C24- アルキル、C9-C24-
アルケニルまたはC9-C24- アルカジエニル基でありそ
してR4 は請求項1において示された意味を有する)で
表される化合物30重量%までを含有する組成物を酸化
する請求項1に記載の方法。 - 【請求項3】 成分a)として、動物に由来する脂肪物
質30〜99.9重量%および植物に由来する脂肪物質
70〜0.01重量%を、使用された脂肪物質の全重量
に関して含有する組成物を使用する請求項1または2に
記載の方法。 - 【請求項4】 組成物が成分a)として等重量部の魚
油、牛脚油およびナタネ油を含有する請求項1〜3のう
ちのいずれかに記載の方法。 - 【請求項5】 式II 【化2】 (上式中、R1,R2,R3,R4,mおよびnは請求項1に記
載された意味を有する)で表され、そして成分a)の化
合物と異なる化合物を成分b)として使用する請求項1
〜4のうちのいずれかに記載の方法。 - 【請求項6】 mが1ないし5の整数、好ましくは1で
あり、そしてnが1ないし20の整数である化合物を成
分b)として使用する請求項1〜5のうちのいずれかに
記載の方法。 - 【請求項7】 R1,R2 およびR3 が互いに独立的に直
鎖状の、場合によっては置換されたC16- C20- アルキ
ル基である化合物を成分b)として使用する請求項1〜
6のうちのいずれかに記載の方法。 - 【請求項8】 酸化を40ないし90℃、好ましくは5
0ないし80℃の範囲内の温度において空気流を導入す
ることによって実施する請求項1〜7のうちのいずれか
に記載の方法。 - 【請求項9】 亜硫酸化剤としてNa2 S2 O5 、亜硫
酸水素ナトリウムまたは三酸化硫黄の水溶液を使用する
請求項1〜8のうちのいずれかに記載の方法。 - 【請求項10】 請求項1〜9のうちのいずれかに記載
の手段よりなる方法によって得られる加脂組成物。 - 【請求項11】 請求項10に記載の加脂組成物を皮革
加脂剤として使用する方法。 - 【請求項12】 a)動物および/または植物に由来す
る脂肪物質70〜99重量%および b)請求項1に記載の式Iで表される化合物30〜1重
量%、を含有する組成物。 - 【請求項13】 a)動物および/または植物に由来す
る脂肪物質70〜99重量%および b)請求項5に記載された式IIで表される化合物30
〜1重量%、を含有する組成物。
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DE4212054 | 1992-04-10 |
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DE4418943A1 (de) * | 1994-05-31 | 1995-12-07 | Henkel Kgaa | Verwendung sulfierter Substanzen zur Fettung von Leder |
KR101315944B1 (ko) * | 2011-12-28 | 2013-10-18 | 김종현 | 가죽에 적용되는 셀프 태닝용 조성물 |
CN103421912B (zh) * | 2013-09-04 | 2015-03-25 | 北京泛博化学股份有限公司 | 一种加脂剂及其制备方法 |
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DE3617691A1 (de) * | 1986-05-26 | 1987-12-03 | Henkel Kgaa | Sulfitierte fettstoffe |
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- 1993-04-09 TW TW082102652A patent/TW227018B/zh active
- 1993-04-09 SI SI9300189A patent/SI9300189A/sl unknown
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2009084236A1 (ja) * | 2007-12-28 | 2009-07-09 | Midori Hokuyo Co., Ltd. | 低voc革 |
WO2009084237A1 (ja) * | 2007-12-28 | 2009-07-09 | Midori Hokuyo Co., Ltd. | 低voc革 |
JP5506400B2 (ja) * | 2007-12-28 | 2014-05-28 | ミドリホクヨー株式会社 | 低voc革 |
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ES2110017T3 (es) | 1998-02-01 |
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KR930021798A (ko) | 1993-11-23 |
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HRP930646A2 (en) | 1994-10-31 |
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