JPH06127825A - 繊維機械の部品管理システム - Google Patents
繊維機械の部品管理システムInfo
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- JPH06127825A JPH06127825A JP4278976A JP27897692A JPH06127825A JP H06127825 A JPH06127825 A JP H06127825A JP 4278976 A JP4278976 A JP 4278976A JP 27897692 A JP27897692 A JP 27897692A JP H06127825 A JPH06127825 A JP H06127825A
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- G—PHYSICS
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- G07C—TIME OR ATTENDANCE REGISTERS; REGISTERING OR INDICATING THE WORKING OF MACHINES; GENERATING RANDOM NUMBERS; VOTING OR LOTTERY APPARATUS; ARRANGEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS FOR CHECKING NOT PROVIDED FOR ELSEWHERE
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
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- D—TEXTILES; PAPER
- D01—NATURAL OR MAN-MADE THREADS OR FIBRES; SPINNING
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- B65H2701/30—Handled filamentary material
- B65H2701/31—Textiles threads or artificial strands of filaments
Abstract
(57)【要約】
【目的】 繊維機械の部品を適切に管理できるようにす
る。 【構成】 繊維機械の図面を、主要な構成機械ごとに、
かつ構成機械を構成する機器ごと、さらにその機器の部
品ごとに区分けして記憶させると共に各部品に構成機械
番号と機器番号及び部品番号を順次振り分けて記憶さ
せ、かつ部品の交換等の保全時にこれら図面３０，３
１，３１を呼び出して保全部品を選択すると共に保全日
付と保全内容を記憶させて各部品の履歴を記憶させるこ
とを特徴としている。
る。 【構成】 繊維機械の図面を、主要な構成機械ごとに、
かつ構成機械を構成する機器ごと、さらにその機器の部
品ごとに区分けして記憶させると共に各部品に構成機械
番号と機器番号及び部品番号を順次振り分けて記憶さ
せ、かつ部品の交換等の保全時にこれら図面３０，３
１，３１を呼び出して保全部品を選択すると共に保全日
付と保全内容を記憶させて各部品の履歴を記憶させるこ
とを特徴としている。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、自動ワインダーなどの
繊維機械の部品管理システムに関するものである。
繊維機械の部品管理システムに関するものである。
【０００２】
【従来の技術】繊維機械、例えば自動ワインダーは、精
紡機から供給された精紡ボビンを口出しした後、これを
各巻取ユニットに供給してドラム上で回転する紙管やパ
ッケージに巻き返して満巻パッケージとするものであ
る。
紡機から供給された精紡ボビンを口出しした後、これを
各巻取ユニットに供給してドラム上で回転する紙管やパ
ッケージに巻き返して満巻パッケージとするものであ
る。
【０００３】この自動ワインダーにおいては、精紡ボビ
ンの口出し動作、巻取中に糸切れが生じたときにはボビ
ン側の下糸とパッケージ側の上糸の糸継動作、精紡ボビ
ンが空になったときのコップチェンジ動作、パッケージ
が満巻となった時の玉揚動作などが全て自動化されてお
り、また運転条件の設定は、各錘を管理する制御装置に
運転条件を設定すれば良いようになっている。
ンの口出し動作、巻取中に糸切れが生じたときにはボビ
ン側の下糸とパッケージ側の上糸の糸継動作、精紡ボビ
ンが空になったときのコップチェンジ動作、パッケージ
が満巻となった時の玉揚動作などが全て自動化されてお
り、また運転条件の設定は、各錘を管理する制御装置に
運転条件を設定すれば良いようになっている。
【０００４】またこの制御装置は、上位の管理装置と接
続され、各機台や各錘の運転稼動状況や各種故障発生率
等が認識されるようになってきている。
続され、各機台や各錘の運転稼動状況や各種故障発生率
等が認識されるようになってきている。
【０００５】このように自動ワインダーにおいては、極
力省力化が図られてきており、大部分がコンピュータが
代行してくれるようになってきている。
力省力化が図られてきており、大部分がコンピュータが
代行してくれるようになってきている。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、自動ワ
インダーなどの繊維機械は、機器や部品が多数あり、こ
れら部品の管理に関しては未だ何もなされておらず、例
えば消耗部品の交換時期や給油等か必要な部品を適切に
管理することはなされておらず、これら管理が不十分だ
と故障の原因となり稼動率を低下させる問題が生じる。
インダーなどの繊維機械は、機器や部品が多数あり、こ
れら部品の管理に関しては未だ何もなされておらず、例
えば消耗部品の交換時期や給油等か必要な部品を適切に
管理することはなされておらず、これら管理が不十分だ
と故障の原因となり稼動率を低下させる問題が生じる。
【０００７】そこで、本発明の目的は、上記課題を解決
し、繊維機械の部品を適切に管理できる繊維機械の部品
管理システムを提供することにある。
し、繊維機械の部品を適切に管理できる繊維機械の部品
管理システムを提供することにある。
【０００８】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は、自動ワインダーなどの繊維機械の図面を、
主要な構成機械ごとに、かつ構成機械を構成する機器ご
と、さらにその機器の部品ごとに区分けして記憶させる
と共に各部品に構成機械番号と機器番号及び部品番号を
順次振り分けて記憶させ、かつ部品の交換等の保全時に
これら図面を呼び出して保全部品を選択すると共に保全
日付と保全内容を記憶させて各部品の履歴を記憶させる
ものである。
に本発明は、自動ワインダーなどの繊維機械の図面を、
主要な構成機械ごとに、かつ構成機械を構成する機器ご
と、さらにその機器の部品ごとに区分けして記憶させる
と共に各部品に構成機械番号と機器番号及び部品番号を
順次振り分けて記憶させ、かつ部品の交換等の保全時に
これら図面を呼び出して保全部品を選択すると共に保全
日付と保全内容を記憶させて各部品の履歴を記憶させる
ものである。
【０００９】
【作用】上記構成によれば、繊維機械の各部品を体系づ
けて図面と共に記憶されているため、部品の交換時期な
ど保全内容が簡単に管理できる。
けて図面と共に記憶されているため、部品の交換時期な
ど保全内容が簡単に管理できる。
【００１０】
【実施例】以下、本発明の一実施例を添付図面に基づい
て詳述する。
て詳述する。
【００１１】図１は本発明の繊維機械、特に自動ワイン
ダーのシステム構成図であり、図において、１０は精紡
機１１と口出し装置１２を介して接続された自動ワイン
ダーで、多錘の巻取ユニット１３とその各巻取ユニット
１３を制御する制御装置１４とからなっている。この自
動ワインダー１０には各巻取ユニット１３に沿って往復
走行自在に玉揚装置１５が設けられる。
ダーのシステム構成図であり、図において、１０は精紡
機１１と口出し装置１２を介して接続された自動ワイン
ダーで、多錘の巻取ユニット１３とその各巻取ユニット
１３を制御する制御装置１４とからなっている。この自
動ワインダー１０には各巻取ユニット１３に沿って往復
走行自在に玉揚装置１５が設けられる。
【００１２】この自動ワインダー１０は、精紡機１１で
精紡された精紡ボビンが口出し装置１２で口出しされて
各巻取ユニット１３に供給され、そこで精紡ボビンの糸
をドラム上で回転する紙管やパッケージに巻き取って満
巻パッケージとするものである。
精紡された精紡ボビンが口出し装置１２で口出しされて
各巻取ユニット１３に供給され、そこで精紡ボビンの糸
をドラム上で回転する紙管やパッケージに巻き取って満
巻パッケージとするものである。
【００１３】制御装置１４は、運転条件を入力する操作
部１６を有すると共にこれを表示する表示部１７を有す
る。この制御装置１４は、伝送ライン１８を介して上位
の管理装置１９に接続され、管理装置１９に制御装置１
４からの機台の各巻取ユニット１３の稼動情報が入力さ
れるようになっている。
部１６を有すると共にこれを表示する表示部１７を有す
る。この制御装置１４は、伝送ライン１８を介して上位
の管理装置１９に接続され、管理装置１９に制御装置１
４からの機台の各巻取ユニット１３の稼動情報が入力さ
れるようになっている。
【００１４】管理装置１９には伝送ライン２０を介して
診断装置２１が接続される。この診断装置２１には、メ
モリーカードリーダ２２が接続される。なおこの管理装
置１９と診断装置２１は１つのシステムで構成されても
よい。
診断装置２１が接続される。この診断装置２１には、メ
モリーカードリーダ２２が接続される。なおこの管理装
置１９と診断装置２１は１つのシステムで構成されても
よい。
【００１５】診断装置２１は管理装置１９からの稼働情
報を受け取り、これを各機台の各錘ごとの稼動推移情報
として蓄積すると共に過去の保全履歴情報が蓄積されて
おり、これらから現在の機台運転情報中異常があればそ
の異常内容を診断し、それを画面上に表示すか、実際に
異常をオペレータが検査してその症状を入力する。この
診断装置２１の診断は、症状別に、例えば、錘の停止，
緊急停止など、重要事項を１０項目の大分類に区分け
し、その大分類を症状の状態別に、例えば糸が出ないな
どの１０項目程度の中分類に区分けし、さらにその中分
類を機器などの実際の故障の原因別の小分類（１０項目
程度）に区分けし、症状を１０００項目の原因に系統だ
てて区分けして故障データが記憶されている。
報を受け取り、これを各機台の各錘ごとの稼動推移情報
として蓄積すると共に過去の保全履歴情報が蓄積されて
おり、これらから現在の機台運転情報中異常があればそ
の異常内容を診断し、それを画面上に表示すか、実際に
異常をオペレータが検査してその症状を入力する。この
診断装置２１の診断は、症状別に、例えば、錘の停止，
緊急停止など、重要事項を１０項目の大分類に区分け
し、その大分類を症状の状態別に、例えば糸が出ないな
どの１０項目程度の中分類に区分けし、さらにその中分
類を機器などの実際の故障の原因別の小分類（１０項目
程度）に区分けし、症状を１０００項目の原因に系統だ
てて区分けして故障データが記憶されている。
【００１６】保全者は、この異常内容の診断結果に基
き、電子手帳（小形携帯マイクロコンピュータ）２３に
入力する。また保全した結果（保全内容，使用部品な
ど）は、ＩＣカード２４にてメモリーカードリーダ２２
に読み込ませて入力したり、或いは制御装置１４の操作
部１６から入力して、診断装置２１に保全履歴情報とし
て記憶させるようになっている。
き、電子手帳（小形携帯マイクロコンピュータ）２３に
入力する。また保全した結果（保全内容，使用部品な
ど）は、ＩＣカード２４にてメモリーカードリーダ２２
に読み込ませて入力したり、或いは制御装置１４の操作
部１６から入力して、診断装置２１に保全履歴情報とし
て記憶させるようになっている。
【００１７】すなわち先ず、診断装置２１に故障履歴入
力画面２５を表示させ、図２に示した機台番号，錘番号
から異常のあった特定の機台番号と錘番号を打ち込み、
またその日付を自動的、またはマニュアルで入力する。
更に、その故障となった原因は、図４に示すように、故
障データ２６を表示させ、それぞれ大分類、中分類、小
分類を特定して打ち込む。
力画面２５を表示させ、図２に示した機台番号，錘番号
から異常のあった特定の機台番号と錘番号を打ち込み、
またその日付を自動的、またはマニュアルで入力する。
更に、その故障となった原因は、図４に示すように、故
障データ２６を表示させ、それぞれ大分類、中分類、小
分類を特定して打ち込む。
【００１８】さて診断装置２１（或いは管理装置１９）
には、後述するＣＡＤ装置の図面ファイルが入力され
る。
には、後述するＣＡＤ装置の図面ファイルが入力され
る。
【００１９】このＣＡＤ装置には、自動ワインダーの各
部品の図面が、主要な構成機械（機械図面）ごとに、か
つ構成機械を構成する機器（錘図面）ごと、さらにその
機器の組立部品（組立・部品図面）ごとに区分けして記
憶させると共に各部品に構成機械番号と機器番号及び部
品番号を順次振り分けて記憶され図面ファイルとされ
る。
部品の図面が、主要な構成機械（機械図面）ごとに、か
つ構成機械を構成する機器（錘図面）ごと、さらにその
機器の組立部品（組立・部品図面）ごとに区分けして記
憶させると共に各部品に構成機械番号と機器番号及び部
品番号を順次振り分けて記憶され図面ファイルとされ
る。
【００２０】これを図５により説明すると、先ず機械図
面３０は、主要な構成機械、例えば巻取機台，口出し装
置，ボビン搬送装置，玉揚装置，ボビン供給ステーショ
ン，パッケージ搬送装置などに区分けし、それぞれの機
械に３桁の番号、例えば図示の機械図面３０では巻取機
台に機械番号（００８）を与えて図面を記憶させる。
面３０は、主要な構成機械、例えば巻取機台，口出し装
置，ボビン搬送装置，玉揚装置，ボビン供給ステーショ
ン，パッケージ搬送装置などに区分けし、それぞれの機
械に３桁の番号、例えば図示の機械図面３０では巻取機
台に機械番号（００８）を与えて図面を記憶させる。
【００２１】次にその巻取機台の錘図面３１を、錘を構
成する機器番号を機械番号の後に添えて３桁で与え（０
０８−機器番号，例えば００８−４１０，００８−４７
０）て記憶する。またこの錘図面３１の各構成機器の組
立部品図３２をそれぞれ記憶させる。この錘図面３１に
は機械番号と機器番号を添えた組立部品番号（００８−
４１０）を表示すると共に各部品に部品番号を１〜２桁
で表示する。
成する機器番号を機械番号の後に添えて３桁で与え（０
０８−機器番号，例えば００８−４１０，００８−４７
０）て記憶する。またこの錘図面３１の各構成機器の組
立部品図３２をそれぞれ記憶させる。この錘図面３１に
は機械番号と機器番号を添えた組立部品番号（００８−
４１０）を表示すると共に各部品に部品番号を１〜２桁
で表示する。
【００２２】これら図面３０，３１，３２は図２に示し
たように機台番号と錘番号ごとに記憶させ、これを図面
ファイル３３として記憶する。
たように機台番号と錘番号ごとに記憶させ、これを図面
ファイル３３として記憶する。
【００２３】この図面３０，３１，３２の記憶を図１１
により説明する。
により説明する。
【００２４】図１１は、ＣＡＤ装置２７に組立部品図面
を記憶させる例を示したもので、機械図面３０，錘図面
３１の記憶も同様に行う。
を記憶させる例を示したもので、機械図面３０，錘図面
３１の記憶も同様に行う。
【００２５】先ず登録する図面３５をスキャナー３６に
より読取り、これをＣＡＤ本体３６に入力し、その図面
３５を表示装置３７に表示する。
より読取り、これをＣＡＤ本体３６に入力し、その図面
３５を表示装置３７に表示する。
【００２６】この表示装置３７に表示される画面３８
は、図面３５とリスト３９を見てコンソール４０のキー
を操作し、組立部品図面３５に基づきく部品リスト３９
の図面コードに部品番号（機械番号−機器番号−部品番
号）を入力すると共にその品名も入力する。
は、図面３５とリスト３９を見てコンソール４０のキー
を操作し、組立部品図面３５に基づきく部品リスト３９
の図面コードに部品番号（機械番号−機器番号−部品番
号）を入力すると共にその品名も入力する。
【００２７】この図面３５とリスト３９の登録が終了し
たならば、これを図面ファイル３３に記憶し、以下順次
各図面３０，３１，３２を記憶していく。
たならば、これを図面ファイル３３に記憶し、以下順次
各図面３０，３１，３２を記憶していく。
【００２８】ＣＡＤ装置２７に登録する図面３５は、図
８に示すように主要機械の図面４１，錘図面４２，部品
図面４３の３階層からなる。また図９に示すように錘図
面４２中の特定の機器（１２３−２２）の組立部品図面
４３が複数枚ある時は、各組立部品図４３の下にその枚
数とページを表示すると共にこれを順次検索できるよう
に記憶登録される。
８に示すように主要機械の図面４１，錘図面４２，部品
図面４３の３階層からなる。また図９に示すように錘図
面４２中の特定の機器（１２３−２２）の組立部品図面
４３が複数枚ある時は、各組立部品図４３の下にその枚
数とページを表示すると共にこれを順次検索できるよう
に記憶登録される。
【００２９】図１２は機械の図面４１を示したもので、
次の錘図面４２が検索しやすいように機械番号（００
８）に添えて機器番号を表示してある。この図面４２で
機器番号が特定しにくい場合、図１２（ａ），（ｂ）に
示すように一図面中に図面を別けて描いておく。また図
１３は錘図面４２を示したもので、機械の図面４１中、
機器番号３００〜５７０までの機器を詳細に示したもの
である。この錘図面４２も同様に機器や部品が特定しに
くい場合、一図面４２中に図面を別けて描いておく。な
お図１２，１３は、機器を一部省略してある。
次の錘図面４２が検索しやすいように機械番号（００
８）に添えて機器番号を表示してある。この図面４２で
機器番号が特定しにくい場合、図１２（ａ），（ｂ）に
示すように一図面中に図面を別けて描いておく。また図
１３は錘図面４２を示したもので、機械の図面４１中、
機器番号３００〜５７０までの機器を詳細に示したもの
である。この錘図面４２も同様に機器や部品が特定しに
くい場合、一図面４２中に図面を別けて描いておく。な
お図１２，１３は、機器を一部省略してある。
【００３０】図１４は図１３の錘図面４２中の機器の組
立部品図面４３を示したもので、図面４３に機械番号と
機器番号（００８−３３１）を表示し、各部品に番号を
表示すると共に機器の相違する部品には、その機器番号
と部品番号（５７０−１５）を記入すると共に四角で囲
んでおく。また図１５は同じく組立部品図面４３を示し
たもので、図面４３に機器番号と部品番号（００８−１
５０Ｐ）を表示し、その各部品に番号を表示する。
立部品図面４３を示したもので、図面４３に機械番号と
機器番号（００８−３３１）を表示し、各部品に番号を
表示すると共に機器の相違する部品には、その機器番号
と部品番号（５７０−１５）を記入すると共に四角で囲
んでおく。また図１５は同じく組立部品図面４３を示し
たもので、図面４３に機器番号と部品番号（００８−１
５０Ｐ）を表示し、その各部品に番号を表示する。
【００３１】このように各図面４１，４２，４３をＣＡ
Ｄ装置２７に読み込ませると共にこれらの図面３５とリ
スト３９を、管理装置１９や診断装置２１に記憶させ
る。この場合、機台や錘毎の各図面が全て同じではない
ので、各錘で使用部品が相違する場合、その錘の図面に
対応して錘図面４２と組立部品図面４３を記憶させる。
Ｄ装置２７に読み込ませると共にこれらの図面３５とリ
スト３９を、管理装置１９や診断装置２１に記憶させ
る。この場合、機台や錘毎の各図面が全て同じではない
ので、各錘で使用部品が相違する場合、その錘の図面に
対応して錘図面４２と組立部品図面４３を記憶させる。
【００３２】以上において、異常や故障があり、その故
障箇所を診断し、その機器や部品の修理などを行った場
合、先ず図３に示すように故障履歴入力画面２５を呼び
出し、異常があった機台番号，錘番号とその日付を入力
する。この故障が、例えば第１機台の第１２錘で起き、
その原因がドラムを回転するドラムベルトの摩耗により
起き、これを交換した場合を説明する。
障箇所を診断し、その機器や部品の修理などを行った場
合、先ず図３に示すように故障履歴入力画面２５を呼び
出し、異常があった機台番号，錘番号とその日付を入力
する。この故障が、例えば第１機台の第１２錘で起き、
その原因がドラムを回転するドラムベルトの摩耗により
起き、これを交換した場合を説明する。
【００３３】上述のように故障履歴入力画面２５に異常
があった機台番号，錘番号とその日付を入力した後、図
５に示すように機械図面３０を呼び出す。この機械図面
３０は、概略図で実際の画面は図１２に示した機械図面
が画面に表示され、同時にその機器のリストが表示さ
れ、マウスを操作してリスト或いは図面の番号から、０
０８−３３０，３３１の機器をクリックすると、錘図面
３１が表示される。この錘図面３１は、同じく図１３図
に示した図が画面上に現れ、そこでリスト或いは画面上
から００８−３３１をマウスクリックすると、図１４に
示した組立部品図が画面に表示され、またそのリストも
表示され、組立部品図よりドラムベルト８（００８−３
３１−８）を選択する。
があった機台番号，錘番号とその日付を入力した後、図
５に示すように機械図面３０を呼び出す。この機械図面
３０は、概略図で実際の画面は図１２に示した機械図面
が画面に表示され、同時にその機器のリストが表示さ
れ、マウスを操作してリスト或いは図面の番号から、０
０８−３３０，３３１の機器をクリックすると、錘図面
３１が表示される。この錘図面３１は、同じく図１３図
に示した図が画面上に現れ、そこでリスト或いは画面上
から００８−３３１をマウスクリックすると、図１４に
示した組立部品図が画面に表示され、またそのリストも
表示され、組立部品図よりドラムベルト８（００８−３
３１−８）を選択する。
【００３４】またこれと前後して図４に示した故障デー
タ２６を表示させ、それぞれ大分類、中分類、小分類か
ら項目を選択して打ち込む。この打ち込みにより図７に
示すように、故障の選択項目の画面５０が表示され、大
分類は、錘停止、中分類は糸が出ないが表示される。次
に故障の現象と処置を選択する。この故障の現象として
はベルトの摩耗を選択し、また処置として交換を選択す
ると、診断装置２１には図６に示すように保全履歴デー
タ５１が入力される。
タ２６を表示させ、それぞれ大分類、中分類、小分類か
ら項目を選択して打ち込む。この打ち込みにより図７に
示すように、故障の選択項目の画面５０が表示され、大
分類は、錘停止、中分類は糸が出ないが表示される。次
に故障の現象と処置を選択する。この故障の現象として
はベルトの摩耗を選択し、また処置として交換を選択す
ると、診断装置２１には図６に示すように保全履歴デー
タ５１が入力される。
【００３５】また、故障や異常に限らず、定期的に交換
する部品であるエアー配管のドレンフィルタを交換する
場合、マウスで図１２の図面中のフィルター装置（００
８−１５０Ｐ）をクリックして、図１５の図面を呼び出
し、部品番号１のドレンフィルタを交換したことを保全
履歴データとして入力する。
する部品であるエアー配管のドレンフィルタを交換する
場合、マウスで図１２の図面中のフィルター装置（００
８−１５０Ｐ）をクリックして、図１５の図面を呼び出
し、部品番号１のドレンフィルタを交換したことを保全
履歴データとして入力する。
【００３６】このように、管理装置１９から稼動情報を
受取同時に故障時はに保全履歴データを記憶しておく
と、より完全な異常の診断と部品管理が行える。
受取同時に故障時はに保全履歴データを記憶しておく
と、より完全な異常の診断と部品管理が行える。
【００３７】また部品管理は、図１０に示すように、図
面コードに部品番号と、その部品を格納している棚の所
在、品名、在庫数、ＯＰ点を工場単位で纏めて部品管理
データ５２として記憶すると共に保全で交換した時に、
その部品数を変更することで、部品管理データを呼び出
せば、部品の在庫量の管理ができると共にその傾向も判
り、より完全な部品管理が行える。
面コードに部品番号と、その部品を格納している棚の所
在、品名、在庫数、ＯＰ点を工場単位で纏めて部品管理
データ５２として記憶すると共に保全で交換した時に、
その部品数を変更することで、部品管理データを呼び出
せば、部品の在庫量の管理ができると共にその傾向も判
り、より完全な部品管理が行える。
【００３８】
【発明の効果】以上要するに本発明によれば、繊維機械
の各部品を体系づけて図面と共に記憶されているため、
部品の交換時期など保全内容が簡単に管理できる。
の各部品を体系づけて図面と共に記憶されているため、
部品の交換時期など保全内容が簡単に管理できる。
【図１】本発明の一実施例を示す全体構成図である。
【図２】本発明において、繊維機械としての自動ワイン
ダーを示す図である。
ダーを示す図である。
【図３】本発明において故障履歴入力画面を示す図であ
る。
る。
【図４】本発明において故障データを示す図である。
【図５】本発明において、ＣＡＤ装置に記憶する登録図
面の概要を示す図である。
面の概要を示す図である。
【図６】本発明において、入力する保全履歴データを示
す図である。
す図である。
【図７】本発明において、故障の症状と処置などの選択
画面を示す図である。
画面を示す図である。
【図８】本発明において、ＣＡＤ装置に記憶する図面の
階層分け概要を示す図である。
階層分け概要を示す図である。
【図９】本発明において、図８において、部品図が数枚
にわたる時の階層分けの例を示す図である。
にわたる時の階層分けの例を示す図である。
【図１０】本発明において、部品の管理データを示す図
である。
である。
【図１１】本発明において、ＣＡＤ装置に図面を登録す
る時の説明図である。
る時の説明図である。
【図１２】本発明において、ＣＡＤ装置に登録する機械
図面を示す図である。
図面を示す図である。
【図１３】本発明において、ＣＡＤ装置に登録する錘図
面で、図１２の機械図面の下層の錘図面を示す図であ
る。
面で、図１２の機械図面の下層の錘図面を示す図であ
る。
【図１４】本発明において、ＣＡＤ装置に登録する部品
図面で、図１３の錘図面の下層の組立部品図面を示す図
である。
図面で、図１３の錘図面の下層の組立部品図面を示す図
である。
【図１５】本発明において、ＣＡＤ装置に登録する他の
組立部品図面を示す図である。
組立部品図面を示す図である。
１０ 自動ワインダー １４ 制御装置 １９ 管理装置 ２１ 診断装置 ２５ ＣＡＤ装置 ３０，３１，３２
Claims (1)
- 【請求項１】 自動ワインダーなどの繊維機械の図面
を、主要な構成機械ごとに、かつ構成機械を構成する機
器ごと、さらにその機器の部品ごとに区分けして記憶さ
せると共に各部品に構成機械番号と機器番号及び部品番
号を順次振り分けて記憶させ、かつ部品の交換等の保全
時にこれら図面を呼び出して保全部品を選択すると共に
保全日付と保全内容を記憶させて各部品の履歴を記憶さ
せることを特徴とする繊維機械の部品管理システム。
Priority Applications (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4278976A JPH06127825A (ja) | 1992-10-16 | 1992-10-16 | 繊維機械の部品管理システム |
| ITMI932196A IT1271537B (it) | 1992-10-16 | 1993-10-15 | Sistema di controllo delle parti di una macchina tessile |
| DE4335256A DE4335256A1 (de) | 1992-10-16 | 1993-10-15 | Bauteile-Überwachungseinrichtung für eine Maschine |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4278976A JPH06127825A (ja) | 1992-10-16 | 1992-10-16 | 繊維機械の部品管理システム |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06127825A true JPH06127825A (ja) | 1994-05-10 |
Family
ID=17604697
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4278976A Pending JPH06127825A (ja) | 1992-10-16 | 1992-10-16 | 繊維機械の部品管理システム |
Country Status (3)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06127825A (ja) |
| DE (1) | DE4335256A1 (ja) |
| IT (1) | IT1271537B (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6633787B1 (en) | 1999-01-21 | 2003-10-14 | Murata Kikai Kabushiki Kaisha | Production machine |
| US7912602B2 (en) * | 2007-06-29 | 2011-03-22 | Caterpillar Inc. | Visual diagnostic system and subscription service |
Families Citing this family (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP1106557B1 (de) * | 1999-12-09 | 2004-05-19 | Saurer GmbH & Co. KG | Aufspulmaschine und Verfahren zur Steuerung einer Aufspulmaschine |
| JP3861644B2 (ja) * | 2001-10-04 | 2006-12-20 | 村田機械株式会社 | 糸条巻取機 |
| DE10154482A1 (de) * | 2001-11-08 | 2003-05-22 | Siemens Ag | Verfahren zur Vermeidung oder Minimierung von Fehlfunktionen einer technischen Anlage |
| JP2008162765A (ja) * | 2006-12-28 | 2008-07-17 | Murata Mach Ltd | 繊維機械 |
| CH699599A1 (de) † | 2008-09-29 | 2010-03-31 | Uster Technologies Ag | Verfahren und vorrichtung zur überwachung von spleissen in einem länglichen textilen prüfgut. |
| DE102017004866A1 (de) * | 2017-05-19 | 2018-11-22 | Oerlikon Textile Gmbh & Co. Kg | Verfahren zum Bedienen einer Aufspulmaschine sowie eine Aufspulmaschine |
Family Cites Families (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE3505818A1 (de) * | 1985-02-20 | 1986-08-21 | Licentia Patent-Verwaltungs-Gmbh, 6000 Frankfurt | Ueberwachungs- und kontrolleinrichtung fuer schaltgeraete |
| DE3609927A1 (de) * | 1986-03-24 | 1987-10-01 | Norbert Dr Ing Hering | Betriebssteuersystem und -verfahren |
| JPH04180184A (ja) * | 1990-11-15 | 1992-06-26 | Murata Mach Ltd | 紡績機器の保全データベース構築方法及びこれに用いられる端末装置 |
-
1992
- 1992-10-16 JP JP4278976A patent/JPH06127825A/ja active Pending
-
1993
- 1993-10-15 IT ITMI932196A patent/IT1271537B/it active IP Right Grant
- 1993-10-15 DE DE4335256A patent/DE4335256A1/de not_active Ceased
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6633787B1 (en) | 1999-01-21 | 2003-10-14 | Murata Kikai Kabushiki Kaisha | Production machine |
| US7912602B2 (en) * | 2007-06-29 | 2011-03-22 | Caterpillar Inc. | Visual diagnostic system and subscription service |
| US8082076B2 (en) | 2007-06-29 | 2011-12-20 | Caterpillar Inc. | Visual diagnostic system and subscription service |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| IT1271537B (it) | 1997-05-30 |
| ITMI932196A0 (it) | 1993-10-15 |
| ITMI932196A1 (it) | 1995-04-15 |
| DE4335256A1 (de) | 1994-04-21 |
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