JPH06127819A - 自動ワインダ - Google Patents
自動ワインダInfo
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- JPH06127819A JPH06127819A JP30464592A JP30464592A JPH06127819A JP H06127819 A JPH06127819 A JP H06127819A JP 30464592 A JP30464592 A JP 30464592A JP 30464592 A JP30464592 A JP 30464592A JP H06127819 A JPH06127819 A JP H06127819A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- yarn
- memory card
- operation data
- control device
- body control
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65H—HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
- B65H2557/00—Means for control not provided for in groups B65H2551/00 - B65H2555/00
- B65H2557/20—Calculating means; Controlling methods
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65H—HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
- B65H2557/00—Means for control not provided for in groups B65H2551/00 - B65H2555/00
- B65H2557/20—Calculating means; Controlling methods
- B65H2557/23—Recording or storing data
Landscapes
- Spinning Or Twisting Of Yarns (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 各巻取ユニットの設定条件や運転データや運
転データに基づく処理方法が一括設定可能な自動ワイン
ダを提供する。 【構成】 単錘駆動の多数の巻取ユニットUを制御する
本体制御装置MMCを有する自動ワインダであって、各
巻取ユニットUの少なくとも設定条件や運転データや運
転データに基づく処理方法が記録されたメモリカード4
1を本体制御装置MMCに差し込み自在に設けた自動ワ
インダである。
転データに基づく処理方法が一括設定可能な自動ワイン
ダを提供する。 【構成】 単錘駆動の多数の巻取ユニットUを制御する
本体制御装置MMCを有する自動ワインダであって、各
巻取ユニットUの少なくとも設定条件や運転データや運
転データに基づく処理方法が記録されたメモリカード4
1を本体制御装置MMCに差し込み自在に設けた自動ワ
インダである。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、各巻取ユニットの設定
条件や運転データや運転データに基づく処理方法が一括
設定可能な自動ワインダに関する。
条件や運転データや運転データに基づく処理方法が一括
設定可能な自動ワインダに関する。
【0002】
【従来の技術】リング精紡機などの精紡機で生産された
給糸ボビンは次工程の自動ワインダに供給されて巻き返
され、糸中の糸欠点を除去されつつ、所定の糸量で所定
の形状のパッケージに巻き返される。一個のパッケージ
を得るのに通常数本〜数十本の給糸ボビンが使われる。
給糸ボビンは次工程の自動ワインダに供給されて巻き返
され、糸中の糸欠点を除去されつつ、所定の糸量で所定
の形状のパッケージに巻き返される。一個のパッケージ
を得るのに通常数本〜数十本の給糸ボビンが使われる。
【0003】図8に示されるように、自動ワインダは、
機台上に多数の巻取ユニットUを列設し、巻取ユニット
Uの群の両端に本体制御装置MMCと給糸ボビン自動供
給装置CBFとを配設したものである。各巻取ユニット
Uは単錘運転が可能であり、本体制御装置MMCで各巻
取ユニットU又は複数の巻取ユニットUが群として管理
される。
機台上に多数の巻取ユニットUを列設し、巻取ユニット
Uの群の両端に本体制御装置MMCと給糸ボビン自動供
給装置CBFとを配設したものである。各巻取ユニット
Uは単錘運転が可能であり、本体制御装置MMCで各巻
取ユニットU又は複数の巻取ユニットUが群として管理
される。
【0004】つぎに、図9により一つの巻取ユニットU
の機器配置を説明する。給糸ボビン1から解舒引き出さ
れた糸Yはバルーンブレーカ2、テンサ3を通り、光学
式又は静電容量式の糸欠点検出ヘッドであるスラブキャ
ッチャー4により糸欠点をチェックされつつ綾振りドラ
ム5により回転するパッケージ6に巻き取られる。
の機器配置を説明する。給糸ボビン1から解舒引き出さ
れた糸Yはバルーンブレーカ2、テンサ3を通り、光学
式又は静電容量式の糸欠点検出ヘッドであるスラブキャ
ッチャー4により糸欠点をチェックされつつ綾振りドラ
ム5により回転するパッケージ6に巻き取られる。
【0005】巻取中において、スラブキャッチャー4を
通過する糸の太さの変動が、電気信号7としてユニット
コントローラ8へ入力され、基準値との比較演算によ
り、許容範囲を越える場合に糸欠点が通過したものと判
断し、直ちに制御部4aからカッター9に指令信号10
が出力され、カッター9が作動して糸切断が行われる。
糸切断に伴い上記スラブキャッチャー4の制御部4aか
ら糸走行信号11がオフとなり糸切れが感知され、コン
トローラ8からドラム駆動モータ12に停止指令が出さ
れ、綾振りドラム5の回転が停止する。続いて糸継ぎ装
置13による糸継ぎ動作が開始されるべく指令信号13
aがコントローラ8から出力され、糸継ぎが行われる。
また、テンサ3等で糸切れが発生した場合も、同様に糸
継ぎが行われる。
通過する糸の太さの変動が、電気信号7としてユニット
コントローラ8へ入力され、基準値との比較演算によ
り、許容範囲を越える場合に糸欠点が通過したものと判
断し、直ちに制御部4aからカッター9に指令信号10
が出力され、カッター9が作動して糸切断が行われる。
糸切断に伴い上記スラブキャッチャー4の制御部4aか
ら糸走行信号11がオフとなり糸切れが感知され、コン
トローラ8からドラム駆動モータ12に停止指令が出さ
れ、綾振りドラム5の回転が停止する。続いて糸継ぎ装
置13による糸継ぎ動作が開始されるべく指令信号13
aがコントローラ8から出力され、糸継ぎが行われる。
また、テンサ3等で糸切れが発生した場合も、同様に糸
継ぎが行われる。
【0006】また、巻取ユニットUは巻取位置Aの給糸
ボビン1の外に待機位置B1,B2に2本の予備の給糸
ボビン1を有している。巻取位置Aの給糸ボビン1が空
になると、スラブキャッチャー4の制御部4aの糸走行
信号11がオフとなり、糸継ぎが行われる。このとき、
機械式又は光学式のヤーンフィラー23で下糸の有無を
確認し、下糸がないという信号24でボビンチェンジが
行われる。巻取位置Aにある空ボビン1′が排出され、
代わりに待機位置B1にある給糸ボビン1が搬入され
る。そして、糸端Y1が下糸として吹き上げられ、糸継
ぎが行われる。
ボビン1の外に待機位置B1,B2に2本の予備の給糸
ボビン1を有している。巻取位置Aの給糸ボビン1が空
になると、スラブキャッチャー4の制御部4aの糸走行
信号11がオフとなり、糸継ぎが行われる。このとき、
機械式又は光学式のヤーンフィラー23で下糸の有無を
確認し、下糸がないという信号24でボビンチェンジが
行われる。巻取位置Aにある空ボビン1′が排出され、
代わりに待機位置B1にある給糸ボビン1が搬入され
る。そして、糸端Y1が下糸として吹き上げられ、糸継
ぎが行われる。
【0007】上述した糸継ぎの概略手順は以下の通りで
ある。糸端を吸うサクションマウス15が軸15aを中
心として綾振りドラム5とパッケージ6の転接部まで旋
回し、同時に綾振りドラム5が図示されない逆転ローラ
で逆転し、上糸の口出しが行われる。また、糸端を吸う
中継パイプ16が軸16aを中心としてヤーンフィラー
23の上まで旋回し、下糸の口出しが行われる。そし
て、サクションマウス15と中継パイプ16が口出しし
た状態のまま、順次実線の位置まで旋回し、上糸と下糸
をスラブキャッチャー4と糸継ぎ装置13に入れる。そ
して、糸継ぎ装置13での糸継ぎが終わった後に、綾振
りドラム5が図示されない逆転ローラで更に逆転し、継
ぎ目をスラブキャッチャー4まで落とし、継ぎ目におけ
る糸欠点の有無もチェックできるようになっている。
ある。糸端を吸うサクションマウス15が軸15aを中
心として綾振りドラム5とパッケージ6の転接部まで旋
回し、同時に綾振りドラム5が図示されない逆転ローラ
で逆転し、上糸の口出しが行われる。また、糸端を吸う
中継パイプ16が軸16aを中心としてヤーンフィラー
23の上まで旋回し、下糸の口出しが行われる。そし
て、サクションマウス15と中継パイプ16が口出しし
た状態のまま、順次実線の位置まで旋回し、上糸と下糸
をスラブキャッチャー4と糸継ぎ装置13に入れる。そ
して、糸継ぎ装置13での糸継ぎが終わった後に、綾振
りドラム5が図示されない逆転ローラで更に逆転し、継
ぎ目をスラブキャッチャー4まで落とし、継ぎ目におけ
る糸欠点の有無もチェックできるようになっている。
【0008】つぎに、綾振りドラム5の駆動モータ12
は各巻取ユニットUに設けられ、該モータ12は各巻取
ユニットUに設けられるインバータ18により回転速度
が制御される。すなわち、各巻取ユニットUに設けられ
たコントローラ8は各巻取ユニットの巻取状況から最も
適した回転速度に駆動モータ12を制御し、コントロー
ラ8から発せられる制御信号20によってインバータ1
8を介して駆動モータ12の回転速度が設定される。な
お、制御信号20aは駆動モータ12のスタート・スト
ップ信号である。14は綾振りドラム5の回転を検出す
るパルス発生装置で、例えばドラム端面の一部に固着し
たマグネットと近接センサからなり、ドラムの回転数か
ら巻き取られた糸長を計算する定長機構等に適用され
る。
は各巻取ユニットUに設けられ、該モータ12は各巻取
ユニットUに設けられるインバータ18により回転速度
が制御される。すなわち、各巻取ユニットUに設けられ
たコントローラ8は各巻取ユニットの巻取状況から最も
適した回転速度に駆動モータ12を制御し、コントロー
ラ8から発せられる制御信号20によってインバータ1
8を介して駆動モータ12の回転速度が設定される。な
お、制御信号20aは駆動モータ12のスタート・スト
ップ信号である。14は綾振りドラム5の回転を検出す
るパルス発生装置で、例えばドラム端面の一部に固着し
たマグネットと近接センサからなり、ドラムの回転数か
ら巻き取られた糸長を計算する定長機構等に適用され
る。
【0009】また、自動ワインダの各巻取ユニットU或
いは複数の巻取ユニットU毎の管理は本体制御装置MM
Cからのびる信号線22,22aを介して行われる。各
巻取ユニットUに共通した制御としては、例えば処理さ
れる糸種に応じて基本糸速の設定、或いはリボンブレー
カ用の巻取速度の増減信号等がある。
いは複数の巻取ユニットU毎の管理は本体制御装置MM
Cからのびる信号線22,22aを介して行われる。各
巻取ユニットUに共通した制御としては、例えば処理さ
れる糸種に応じて基本糸速の設定、或いはリボンブレー
カ用の巻取速度の増減信号等がある。
【0010】このような自動ワインダの生産性は各巻取
ユニットの稼働率に大きく依存することになる。そのた
めに、各巻取ユニットを最も適切な設定条件(糸速度、
綾振りドラムのインバータによる増速程度や減速程度、
リボンブレーカの程度)に設定する必要がある。また、
現在及び過去の運転データを蓄積し、設定条件にフィー
ドバックする必要がある。さらに、糸継ぎミスの発生比
率等を管理し、この発生比率の高い巻取ユニットを保守
点検する必要がある。例えば糸継ぎミス率MIS%は、
〔(糸継ぎ試行回数−糸継ぎ成功率)/糸継ぎ試行回
数〕×100%で定義されるものである。また、糸継ぎ
が失敗すると、その巻取ユニットが停止し、黄ボタンに
より保全要員を呼ぶことになる。この黄ボタンに関する
黄ボタン率YLW%=〔黄ボタン/糸継ぎ成功数〕×1
00%でも糸継ぎみすの発生比率が管理される。これら
の設定条件や運転データや糸継ぎミス率MIS%や黄ボ
タン率YLW%は、本体制御装置MMCで管理される。
そのため、本体制御装置MMCにはマイコン30と操作
パネル31が設けられている。操作パネル31のキーボ
ード32を操作することにより、設定条件の変更や運転
データ又は糸継ぎミス率のデータ等の収集ができ、その
結果は液晶表示画面33やプリンタ34で知ることがで
きる。
ユニットの稼働率に大きく依存することになる。そのた
めに、各巻取ユニットを最も適切な設定条件(糸速度、
綾振りドラムのインバータによる増速程度や減速程度、
リボンブレーカの程度)に設定する必要がある。また、
現在及び過去の運転データを蓄積し、設定条件にフィー
ドバックする必要がある。さらに、糸継ぎミスの発生比
率等を管理し、この発生比率の高い巻取ユニットを保守
点検する必要がある。例えば糸継ぎミス率MIS%は、
〔(糸継ぎ試行回数−糸継ぎ成功率)/糸継ぎ試行回
数〕×100%で定義されるものである。また、糸継ぎ
が失敗すると、その巻取ユニットが停止し、黄ボタンに
より保全要員を呼ぶことになる。この黄ボタンに関する
黄ボタン率YLW%=〔黄ボタン/糸継ぎ成功数〕×1
00%でも糸継ぎみすの発生比率が管理される。これら
の設定条件や運転データや糸継ぎミス率MIS%や黄ボ
タン率YLW%は、本体制御装置MMCで管理される。
そのため、本体制御装置MMCにはマイコン30と操作
パネル31が設けられている。操作パネル31のキーボ
ード32を操作することにより、設定条件の変更や運転
データ又は糸継ぎミス率のデータ等の収集ができ、その
結果は液晶表示画面33やプリンタ34で知ることがで
きる。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来の自動ワインダでは、設定条件の変更や運転デー
タ又は糸継ぎミス率のデータの収集は本体制御装置MM
Cの操作パネル31の操作を必要とし、熟練したオペレ
ータでないと操作できず、多数の自動ワインダの設定条
件の変更等の場合には時間がかかり、ミスも発生しやす
いという問題点があった。
た従来の自動ワインダでは、設定条件の変更や運転デー
タ又は糸継ぎミス率のデータの収集は本体制御装置MM
Cの操作パネル31の操作を必要とし、熟練したオペレ
ータでないと操作できず、多数の自動ワインダの設定条
件の変更等の場合には時間がかかり、ミスも発生しやす
いという問題点があった。
【0012】本発明は、従来の技術の有するこのような
問題点に鑑みてなされたものであり、その目的とすると
ころは、各巻取ユニットの設定条件や運転データや運転
データに基づく処理方法が一括設定可能な自動ワインダ
を提供するところにある。
問題点に鑑みてなされたものであり、その目的とすると
ころは、各巻取ユニットの設定条件や運転データや運転
データに基づく処理方法が一括設定可能な自動ワインダ
を提供するところにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明の自動ワインダは、単錘駆動の多数の巻取ユニ
ットを制御する本体制御装置を有する自動ワインダであ
って、各巻取ユニットの少なくとも設定条件や運転デー
タや運転データに基づく処理方法が記録されたメモリカ
ードを本体制御装置に差し込み自在に設けたものであ
る。
の本発明の自動ワインダは、単錘駆動の多数の巻取ユニ
ットを制御する本体制御装置を有する自動ワインダであ
って、各巻取ユニットの少なくとも設定条件や運転デー
タや運転データに基づく処理方法が記録されたメモリカ
ードを本体制御装置に差し込み自在に設けたものであ
る。
【0014】
【作用】メモリカードに収納された各巻取ユニットの少
なくとも設定条件や運転データや運転データに基づく処
理方法をパソコン等で一括変更しておくと、このメモリ
カードを所定の自動ワインダの本体制御装置に差し込む
だけで設定条件等の変更がなされる。
なくとも設定条件や運転データや運転データに基づく処
理方法をパソコン等で一括変更しておくと、このメモリ
カードを所定の自動ワインダの本体制御装置に差し込む
だけで設定条件等の変更がなされる。
【0015】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を参照し
て説明する。図1は本発明の自動ワインダの機器配置図
である。
て説明する。図1は本発明の自動ワインダの機器配置図
である。
【0016】図1において、図8の自動ワインダと異な
る点は、本体制御装置MMCにの操作パネル31に設け
られた外部挿入口40に第1メモリカード41が差し込
み自在となっており、この第1メモリカード41がマイ
コン30に接続されている点である。おな、図1で図6
と同じ作動をする部分については、同じ符号を付してそ
の説明を省略する。
る点は、本体制御装置MMCにの操作パネル31に設け
られた外部挿入口40に第1メモリカード41が差し込
み自在となっており、この第1メモリカード41がマイ
コン30に接続されている点である。おな、図1で図6
と同じ作動をする部分については、同じ符号を付してそ
の説明を省略する。
【0017】つぎに、メモリカードを差し込み自在に設
けた本体制御装置MMCを図2により更に詳しく説明す
る。この本体制御装置MMCはCPU(45)、PRO
M(46)、RAM(47)を基本構成としている。そ
して、シリアル通信シンターフェース48で各巻取ユニ
ットUと結合されており、種々の通信が可能となってい
る。そして、プリンタインターフェース50によってプ
リンタ34が接続され、LCDインターフェース51に
よって液晶表示パネル33が接続され、データの印字や
表示ができるようになっている。また、キーボードイン
ターフェース56によってキーボード32での入出力が
可能となっている。さらに、シリアル通信インターフェ
ース52によってオペレータ室の中央制御装置とも通信
可能となっている。以上の機能は従来の本体制御装置M
MCにも備わっている。
けた本体制御装置MMCを図2により更に詳しく説明す
る。この本体制御装置MMCはCPU(45)、PRO
M(46)、RAM(47)を基本構成としている。そ
して、シリアル通信シンターフェース48で各巻取ユニ
ットUと結合されており、種々の通信が可能となってい
る。そして、プリンタインターフェース50によってプ
リンタ34が接続され、LCDインターフェース51に
よって液晶表示パネル33が接続され、データの印字や
表示ができるようになっている。また、キーボードイン
ターフェース56によってキーボード32での入出力が
可能となっている。さらに、シリアル通信インターフェ
ース52によってオペレータ室の中央制御装置とも通信
可能となっている。以上の機能は従来の本体制御装置M
MCにも備わっている。
【0018】付加された機能としては、外部に露出した
外部挿入口40に第1メモリカード41が差し込み自在
に設けられ、更に本体制御装置30の内部にある内部挿
入口42に第2メモリカード43が差し込み自在に設け
られ、これらをCPU(45)に接続した機能がある。
このメモリカード41,43のデータはRAM(47)
に移され、PROM(46)のプログラムで処理され
る。しかし、RAM(47)の容量が不足した場合に
は、メモリカード41,43のデータで直接プログラム
を走らせることもできる。
外部挿入口40に第1メモリカード41が差し込み自在
に設けられ、更に本体制御装置30の内部にある内部挿
入口42に第2メモリカード43が差し込み自在に設け
られ、これらをCPU(45)に接続した機能がある。
このメモリカード41,43のデータはRAM(47)
に移され、PROM(46)のプログラムで処理され
る。しかし、RAM(47)の容量が不足した場合に
は、メモリカード41,43のデータで直接プログラム
を走らせることもできる。
【0019】メモリカード41,43は内部に集積回路
による記憶素子と電源が内蔵され、ランダムアクセスメ
モリとして働く名刺サイズ(厚み数mm)のものであ
り、ファンクション(F1〜F99)毎のデータの読み
書きができるものである。外部から差し込み自在なメモ
リカード41には設定条件等のようにしばしば読み書き
されるデータが収納され、内部で差し込み自在なメモリ
カード43には表示画面の絵のようにほとんど変更しな
いデータが収納される。
による記憶素子と電源が内蔵され、ランダムアクセスメ
モリとして働く名刺サイズ(厚み数mm)のものであ
り、ファンクション(F1〜F99)毎のデータの読み
書きができるものである。外部から差し込み自在なメモ
リカード41には設定条件等のようにしばしば読み書き
されるデータが収納され、内部で差し込み自在なメモリ
カード43には表示画面の絵のようにほとんど変更しな
いデータが収納される。
【0020】図3は画面構成のためのファンクションF
90であり、F90はメモリカード画面のホームメニュ
ーである。この画面の「0 」に所望の番号Xを入力す
ることにより、F9Xの画面に移行可能である。F91
は機台の設定条件であり、F10〜12,16〜19,
50〜52,56〜59を属性として有しており、機台
の条件設定(糸速度、インバータによる増減速程度、リ
ボンブレーカの程度)の書き込み読出ができる。
90であり、F90はメモリカード画面のホームメニュ
ーである。この画面の「0 」に所望の番号Xを入力す
ることにより、F9Xの画面に移行可能である。F91
は機台の設定条件であり、F10〜12,16〜19,
50〜52,56〜59を属性として有しており、機台
の条件設定(糸速度、インバータによる増減速程度、リ
ボンブレーカの程度)の書き込み読出ができる。
【0021】ファンクションF92は品種の設定条件で
あり、F13〜15,53〜55を属性として有してお
り、番手種類や番手数が設定される。このF92の読み
書きを行う画面例が図4に示されている。スターマーク
により、第1メモリカードにLOT−1の設定値をメモ
リカードに書き込む(SAVE)状態を示している。L
OT−1の設定値として、糸番手(Ne)が代表として
画面表示されている。LOTの全体の設定値の例とし
て、ファンクションF13の画面表示例が図5に示され
ている。この画面表示に基づいて、所望の条件の設定値
を変更することができる。
あり、F13〜15,53〜55を属性として有してお
り、番手種類や番手数が設定される。このF92の読み
書きを行う画面例が図4に示されている。スターマーク
により、第1メモリカードにLOT−1の設定値をメモ
リカードに書き込む(SAVE)状態を示している。L
OT−1の設定値として、糸番手(Ne)が代表として
画面表示されている。LOTの全体の設定値の例とし
て、ファンクションF13の画面表示例が図5に示され
ている。この画面表示に基づいて、所望の条件の設定値
を変更することができる。
【0022】図3のファンクションF94は過去データ
であり、F30〜32,37〜39を属性として有して
おり、機台の過去データの書き込みをする。このF94
の保存データを選ぶ画面例が図6に示されている。スタ
ーマークにより、第1メモリカードに1s/15/Ja
nの日時の過去データを書き込む状態を示している。そ
して、第1メモリカードを抜いて、別のパソコン等で過
去データの解析等を行う。同様に、図3のファンクショ
ンF94は現在データであり、F20〜29,33〜3
6を属性として有している。
であり、F30〜32,37〜39を属性として有して
おり、機台の過去データの書き込みをする。このF94
の保存データを選ぶ画面例が図6に示されている。スタ
ーマークにより、第1メモリカードに1s/15/Ja
nの日時の過去データを書き込む状態を示している。そ
して、第1メモリカードを抜いて、別のパソコン等で過
去データの解析等を行う。同様に、図3のファンクショ
ンF94は現在データであり、F20〜29,33〜3
6を属性として有している。
【0023】図3のファンクションF97は読出用のデ
ータベースであり、保全方法、改造方法、部品紹介、品
番紹介、バージョンアップ履歴、各国語対応等用であ
る。例えば図7は糸継ぎミスに対応するファンクション
F43の画面を示している。すなわち、図1のスラブキ
ャッチャー4、ヤーンフィーラ23及び回転センサ14
の出力をユニットコントローラ8を介して本体制御装置
MMCに入力し、糸継ぎミスをMRR%(逆転不良
率)、MUP%(上糸口出しミス率)、MLC%(上糸
レイインカット率)、ML2%(下糸2本子率)、ML
W%(下糸口出しミス率)、MSL%(スプライサーミ
ス率)、MSM%(スプライサーモニターカット率)、
MSU%(ドラムスタートアップカット率)の8項目に
分類する。指定された錘(SP)に対して、MUP%,
MLC%,MLW%,MSL%,ML2%,MSM%,
MRR%,MSU%の8つの各糸継ぎミス要因のなか
で、標準偏差ターゲットを越える要因に具体的%数字が
表示される。さらに、糸継ぎミス率MIS%と黄ボタン
率YLW%も表示される。ここで、糸継ぎミス率MIS
%は、上記の8要因の合計となる。そして、特定錘を
「?0 」に所望の錘番号Xを入力することで指定可能
であり、図示例では錘番号1のデータが表示されてい
る。また、画面の右側に巻取ユニットのスケルトンが表
示されている。このスケルトンの横で、原因のある部分
に→印が点灯する。図示例ではMSL%(スプライサー
ミス率)とMSM%(スプライサーモニターカット率)
が標準偏差ターゲットを越えており、糸継ぎ装置(スプ
ライサー)の横で→印が点灯している。さらに、画面の
下側に、糸継ぎミス要因MSL%とMSM%から想定さ
れる点検項目コメント1と2(例えば糸継ぎ装置の解撚
部点検と撚り掛け部点検)も表示される。
ータベースであり、保全方法、改造方法、部品紹介、品
番紹介、バージョンアップ履歴、各国語対応等用であ
る。例えば図7は糸継ぎミスに対応するファンクション
F43の画面を示している。すなわち、図1のスラブキ
ャッチャー4、ヤーンフィーラ23及び回転センサ14
の出力をユニットコントローラ8を介して本体制御装置
MMCに入力し、糸継ぎミスをMRR%(逆転不良
率)、MUP%(上糸口出しミス率)、MLC%(上糸
レイインカット率)、ML2%(下糸2本子率)、ML
W%(下糸口出しミス率)、MSL%(スプライサーミ
ス率)、MSM%(スプライサーモニターカット率)、
MSU%(ドラムスタートアップカット率)の8項目に
分類する。指定された錘(SP)に対して、MUP%,
MLC%,MLW%,MSL%,ML2%,MSM%,
MRR%,MSU%の8つの各糸継ぎミス要因のなか
で、標準偏差ターゲットを越える要因に具体的%数字が
表示される。さらに、糸継ぎミス率MIS%と黄ボタン
率YLW%も表示される。ここで、糸継ぎミス率MIS
%は、上記の8要因の合計となる。そして、特定錘を
「?0 」に所望の錘番号Xを入力することで指定可能
であり、図示例では錘番号1のデータが表示されてい
る。また、画面の右側に巻取ユニットのスケルトンが表
示されている。このスケルトンの横で、原因のある部分
に→印が点灯する。図示例ではMSL%(スプライサー
ミス率)とMSM%(スプライサーモニターカット率)
が標準偏差ターゲットを越えており、糸継ぎ装置(スプ
ライサー)の横で→印が点灯している。さらに、画面の
下側に、糸継ぎミス要因MSL%とMSM%から想定さ
れる点検項目コメント1と2(例えば糸継ぎ装置の解撚
部点検と撚り掛け部点検)も表示される。
【0024】ところで、例えば図7の画面における点検
項目コメント1と2は確立されたものではなく、経験の
積み上げによって修正する必要をしばしば生じる。この
場合、図2において、第1メモリカード41を抜き取っ
て、その内容をパソコンで必要に応じて書き換える。こ
のように、修正に際して、機台毎の図2の中央制御装置
30のキーボード32を必ず操作するということがなく
なる。
項目コメント1と2は確立されたものではなく、経験の
積み上げによって修正する必要をしばしば生じる。この
場合、図2において、第1メモリカード41を抜き取っ
て、その内容をパソコンで必要に応じて書き換える。こ
のように、修正に際して、機台毎の図2の中央制御装置
30のキーボード32を必ず操作するということがなく
なる。
【0025】
【発明の効果】本発明の自動ワインダは、各巻取ユニッ
トの設定条件や運転データや運転データに基づく処理方
法等が記録されたメモリカードを本体制御装置に差し込
み自在に設けたものであり、メモリカードに収納された
設定条件等をパソコン等で一括変更しておくと、このメ
モリカードを所定の自動ワインダの本体制御装置に差し
込むだけで設定条件の変更がなされるので、データも通
信を必要とせず、パソコン等で一括処理され、慣れない
オペレータが各機台の本体制御装置のキーボードを操作
する必要がなくなる。
トの設定条件や運転データや運転データに基づく処理方
法等が記録されたメモリカードを本体制御装置に差し込
み自在に設けたものであり、メモリカードに収納された
設定条件等をパソコン等で一括変更しておくと、このメ
モリカードを所定の自動ワインダの本体制御装置に差し
込むだけで設定条件の変更がなされるので、データも通
信を必要とせず、パソコン等で一括処理され、慣れない
オペレータが各機台の本体制御装置のキーボードを操作
する必要がなくなる。
【図1】本発明の自動ワインダの機器構成図である。
【図2】本体制御装置の機器構成図である。
【図3】メモリカードにおけるファンクションF90の
画面表示を示す図である。
画面表示を示す図である。
【図4】メモリカードにおけるファンクションF92の
画面表示を示す図である。
画面表示を示す図である。
【図5】メモリカードにおけるファンクションF93の
画面表示を示す図である。
画面表示を示す図である。
【図6】メモリカードにおけるファンクションF94の
画面表示を示す図である。
画面表示を示す図である。
【図7】メモリカードにおけるファンクションF43の
画面表示を示す図である。
画面表示を示す図である。
【図8】自動ワインダの斜視図である。
【図9】従来の自動ワインダの機器配置図である。
40,42 挿入口 41,43 メモリカード MMC 本体制御装置
Claims (1)
- 【請求項1】 単錘駆動の多数の巻取ユニットを制御す
る本体制御装置を有する自動ワインダであって、各巻取
ユニットの少なくとも設定条件や運転データや運転デー
タに基づく処理方法が記録されたメモリカードを本体制
御装置に差し込み自在に設けたことを特徴とする自動ワ
インダ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30464592A JPH06127819A (ja) | 1992-10-15 | 1992-10-15 | 自動ワインダ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30464592A JPH06127819A (ja) | 1992-10-15 | 1992-10-15 | 自動ワインダ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06127819A true JPH06127819A (ja) | 1994-05-10 |
Family
ID=17935532
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP30464592A Pending JPH06127819A (ja) | 1992-10-15 | 1992-10-15 | 自動ワインダ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06127819A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100430760B1 (ko) * | 2001-07-25 | 2004-05-10 | (주)누리 이엔지 | 복수 스핀들 구동형 권선기 제어시스템 및 이를 이용한 제어방법 |
CN104555581A (zh) * | 2013-10-15 | 2015-04-29 | 村田机械株式会社 | 纤维机械的设定比较装置、方法和显示装置以及自动纱线卷绕机和纺纱机 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH01281266A (ja) * | 1988-05-06 | 1989-11-13 | Murata Mach Ltd | 繊維機械における運転制御装置 |
-
1992
- 1992-10-15 JP JP30464592A patent/JPH06127819A/ja active Pending
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH01281266A (ja) * | 1988-05-06 | 1989-11-13 | Murata Mach Ltd | 繊維機械における運転制御装置 |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100430760B1 (ko) * | 2001-07-25 | 2004-05-10 | (주)누리 이엔지 | 복수 스핀들 구동형 권선기 제어시스템 및 이를 이용한 제어방법 |
CN104555581A (zh) * | 2013-10-15 | 2015-04-29 | 村田机械株式会社 | 纤维机械的设定比较装置、方法和显示装置以及自动纱线卷绕机和纺纱机 |
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