JPH0734333A - 紡機の停止方法及び装置 - Google Patents

紡機の停止方法及び装置

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JPH0734333A
JPH0734333A JP5177074A JP17707493A JPH0734333A JP H0734333 A JPH0734333 A JP H0734333A JP 5177074 A JP5177074 A JP 5177074A JP 17707493 A JP17707493 A JP 17707493A JP H0734333 A JPH0734333 A JP H0734333A
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JP
Japan
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machine
stop
spinning
work
spinning machine
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Application number
JP5177074A
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English (en)
Inventor
Tomohito Iwata
友人 岩田
Kazuo Seiki
和夫 清木
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Toyota Industries Corp
Original Assignee
Toyoda Automatic Loom Works Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 遠隔操作により多数の紡機の停止を機台の停
止、再起動等に支障のない状態で確実に行う。 【構成】 機台停止スイッチを操作して全台停止指令を
行うと、ホストコンピュータのCPUは作業中の粗糸替
機に停止指令を行った後、各精紡機機台に対して機台番
号No.1の機台から順に、当該機台の現在の状態が機台停
止、機台再起動等に支障のない停止可能状態にあるか否
かを判断する。そして、M個の停止条件について順次判
断し、M個の条件を全て満たしている精紡機機台の制御
装置に停止指令を出力する。精紡機機台の制御装置はC
PUからの停止指令を入力すると、適位置停止動作を行
うように精紡機機台の運転を停止する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は紡機の停止方法及び装置
に係り、詳しくは多数並設された精紡機あるいは粗紡機
等の紡機機台の運転に必要な管替え(玉揚げ)、粗糸替
え(篠替え)等の作業を管替装置や粗糸替装置により行
うシステムに好適な紡機の停止方法及び装置に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】近年、紡績工場においては省力化及び合
理化を進めるため、管替作業、粗糸替作業を自動的に行
う方法が普及しており、さらに管替装置、粗糸替装置以
外の装置(例えば糸継機)も提案されている。管替装置
には全錘一斉に作業を行う方式の装置と、紡機機台に沿
って移動して1錘ずつあるいは複数錘ずつ管替えを行う
移動型の作業機械との2種類がある。又、粗糸替装置
(例えば、特開平2−127368号公報等)は精紡機
機台に沿って移動して、順次粗糸替作業及び粗糸継作業
を行う。一般に移動型の作業機械(以下、単に作業機と
呼ぶ)はその作業間隔及び能力から、1台の作業機が複
数台の紡機機台を受持っている。そして、多数の紡機機
台が並設された工場においては作業機も複数台必要とな
る。
【0003】精紡機機台の運転を停止させる場合、作業
者が機台に設けられた停止スイッチを押す。その際、作
業者は単に停止スイッチを押すだけではなく、機台の停
止を行っても当該機台が停止動作や機台の再起動時に支
障のない状態にあることを確認した後、停止スイッチを
押す必要がある。当該機台が停止動作や機台の再起動時
に支障のない状態とは、単に精紡機機台の状態だけでな
く、精紡機機台に対して管替作業、粗糸継作業、粗糸替
作業等の作業を行う作業機の状態をも含んだものであ
る。なぜならば、停止スイッチを押すと機台が所定の停
止動作(適位置停止)を行った後、直ちに電源が遮断さ
れる。その結果、例えば機台に装備された全錘一斉式の
管替装置の動作途中で電源が遮断されたり、管糸に巻か
れた糸の量が少ない状態(分玉の小さい状態)で巻取り
が停止される。管替作業の途中で電源が遮断されると管
替作業に支障を来すだけでなく危険である。又、分玉の
小さいときに停止させると、機台再起動時に糸切れが発
生し易くなったり、ワインダ工程で糸切れが発生し易く
なる。又、粗糸継作業中に精紡機が停止すると、粗糸継
ぎが失敗に終わり、精紡機機台の再起動時に作業者が粗
糸継ぎ作業を行う必要が生じる。その他にも直ちに停止
動作に移行するとトラブルを発生する場合がある。精紡
機に限らずリング撚糸機や粗紡機等の他の紡機において
も、運転状態から直ちに停止動作に移行すると停止時や
再起動時に支障を来す場合がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前記のように従来の機
台停止方法では、紡機機台を停止する際、作業者が必ず
機台の所に行って状況をチェックする必要があり面倒で
あった。特に終業時等、運転中の紡機機台を全台停止さ
せる場合、作業者が各機台の状況を見て順次停止スイッ
チを押す必要があり、時間がかかる。又、作業者が誤っ
て停止スイッチを押すと、不正な状態で機台停止が行わ
れてトラブルが発生するという問題もある。
【0005】本発明は前記の問題点に鑑みてなされたも
のであって、その目的は遠隔操作により多数の紡機の停
止を機台の停止、再起動等に支障のない状態で確実に行
うことができる紡機の停止方法及び装置を提供すること
にある。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記の目的を達成するた
め、請求項1に記載の発明においては、運転停止指令信
号が出力された場合、停止対象機台の現在の状態が機台
停止、機台再起動等に支障のない停止可能状態にあるか
否かを判断手段により判断し、機台が前記停止可能状態
にある場合は停止動作を行い、前記停止可能状態にない
場合は停止可能状態となるまで運転を継続した後、停止
動作を行うようにした。
【0007】又、請求項2に記載の発明では、複数の紡
機機台とホストコンピュータとを通信手段で接続すると
ともに、紡機機台の運転に必要な粗糸替え等の作業を紡
機機台に沿って自動走行する作業機により行うととも
に、各紡機機台の運転状況に関するデータをホストコン
ピュータが入力可能なシステムにおいて、前記作業機は
前記ホストコンピュータに作業許可を受けてから作業を
開始するとともに、ホストコンピュータは作業許可を求
めた作業機の当該作業完了に要する時間が紡機機台の所
定運転停止時刻までの時間より短いときに作業機に作業
許可を与え、運転停止指令信号が出力された場合、停止
対象機台の現在の状態が機台停止、機台再起動等に支障
のない停止可能状態にあるか否かを判断手段により判断
し、機台が前記停止可能状態にある場合は停止動作を行
い、前記停止可能状態にない場合は停止可能状態となる
まで運転を継続した後、停止動作を行うようにした。
【0008】又、請求項3に記載の発明では、複数の紡
機機台とホストコンピュータとを通信手段で接続すると
ともに、各紡機機台の運転状況に関するデータをホスト
コンピュータが入力可能なシステムにおいて、ホストコ
ンピュータに機台停止スイッチと、前記各紡機機台の運
転状況が機台停止、機台再起動等に支障のない停止可能
状態にあるか否かを判断する判断手段と、前記機台停止
スイッチが操作されたとき前記判断手段の判断結果に基
づいて停止可能状態にある機台に停止指令を出力する停
止指令出力手段とを設け、各紡機機台には前記停止指令
出力手段からの停止指令信号を入力して停止動作を行う
制御手段を設けた。
【0009】又、請求項4に記載の発明においては、複
数の紡機機台に一斉に停止指令を出力する停止指令出力
手段と複数の紡機機台とを接続し、各紡機機台には機台
の運転状況が機台停止、機台再起動等に支障のない停止
可能状態にあるか否かを判断する判断手段と、前記停止
指令出力手段からの出力信号を入力したときに前記判断
手段の判断結果に基づいて機台が停止可能状態にあると
きに停止動作を行う制御手段とを設けた。
【0010】
【作用】本発明においては、運転停止指令信号が出力さ
れた場合、停止対象機台の現在の状態が機台停止、機台
再起動等に支障のない停止可能状態にあるか否かが判断
手段により判断される。そして、停止対象機台の現在の
状態が前記停止可能状態にある場合は停止動作が行わ
れ、前記停止可能状態にない場合は停止可能状態となる
まで運転が継続された後、停止動作が行われる。
【0011】請求項2に記載の発明では、複数の紡機機
台とホストコンピュータとが通信手段で接続されるとと
もに、紡機機台の運転に必要な粗糸替え等の作業が紡機
機台に沿って自動走行する作業機により行われる。各紡
機機台の運転状況に関するデータがホストコンピュータ
に入力される。作業機はホストコンピュータに作業許可
を受けてから作業を開始する。ホストコンピュータは作
業許可を求めた作業機の当該作業完了に要する時間が紡
機機台の所定運転停止時刻までの時間より短いときに作
業機に作業許可を与える。従って、作業機にトラブルが
発生しない限り、所定運転停止時刻においては作業機は
待機位置に存在する。そして、運転停止指令信号が出力
された場合は前記と同様に機台の停止動作が行われる。
【0012】又、請求項3に記載の発明では、複数の紡
機機台とホストコンピュータとが通信手段で接続される
とともに、各紡機機台の運転状況に関するデータがホス
トコンピュータに入力される。ホストコンピュータの機
台停止スイッチが操作されると、ホストコンピュータに
装備された判断手段により各紡機機台の運転状況が機台
停止、機台再起動等に支障のない停止可能状態にあるか
否かが判断される。そして、前記判断手段の判断結果に
基づいて、停止指令出力手段から停止可能状態にある機
台に停止指令が出力される。各紡機機台は前記停止指令
出力手段からの停止指令を入力すると、停止動作を行
う。
【0013】又、請求項4に記載の発明では、停止指令
出力手段から複数の紡機機台に一斉に停止指令が出力さ
れる。各紡機機台に装備された判断手段により機台の運
転状況が機台停止、機台再起動等に支障のない停止可能
状態にあるか否かが判断される。そして、各紡機機台に
装備された制御手段は、前記判断手段の判断結果に基づ
いて停止可能状態にあることを確認した後、停止動作を
行う。
【0014】
【実施例】
(実施例1)以下、本発明を精紡機の停止方法に具体化
した第1実施例を図1及び図2に従って説明する。
【0015】図2に示すように、多数台並設された紡機
機台としての精紡機機台1の一側には機台間走行レール
2が精紡機機台1の長手方向と直交する状態に敷設され
ている。機台間走行レール2上には作業機としての粗糸
替機3をその左右両側に搭載して移動する複数台(1台
のみ図示)のキャリア4が設けられている。各精紡機機
台1の左右両側にはその長手方向に沿ってガイドレール
5が延設されている。キャリア4にはガイドレール5と
接続可能な接続レール(図示せず)が装備されている。
粗糸替機3はキャリア4に搭載されて粗糸替え作業を必
要とする精紡機機台1と対応する位置まで運搬され、当
該位置で前記接続レールがガイドレール5に接続された
後、ガイドレール5に沿って移動して粗糸替作業を行う
ようになっている。又、各精紡機機台1の左右両側には
公知の全錘一斉式の管替装置6(例えば、特開平2−2
89130号公報等)が装備されている。
【0016】粗糸替機3としては、精紡機のクリールに
吊下されている空に近づいた粗糸巻と予備粗糸巻(満ボ
ビン)とを交換するとともに、紡出中の粗糸と満ボビン
の粗糸との粗糸継作業を行う公知の粗糸替機(例えば、
特開平2−12736号公報等)が使用されている。
【0017】各精紡機機台1には制御手段としての制御
装置7が設けられ、各制御装置7は通信手段としてのロ
ーカルエリアネットワーク(LAN)8を介してホスト
コンピュータ9と接続されている。制御装置7はマイク
ロコンピュータを備え、精紡機機台1本体の制御と管替
装置6の制御とを行う。制御装置7は入力装置により入
力された紡出条件に従って精紡機機台1を駆動制御す
る。制御装置7には各種センサ(図示せず)から精紡機
機台1の運転状況及び管替装置6の作動状況に関する情
報が入力される。制御装置7はホストコンピュータ9か
らの停止指令を入力すると、停止動作及び電源遮断を行
う。停止動作は精紡機機台1に装備された適位置停止ス
イッチが押された場合と同じ停止動作を行う。
【0018】ホストコンピュータ9は判断手段及び停止
指令出力手段としての中央処理装置(以下CPUとい
う)10と、制御プログラムを記憶した読出し専用メモ
リ(ROM)よりなるプログラムメモリ11とを備えて
いる。さらにホストコンピュータ9はCPU10におけ
る演算処理結果等を一時記憶する読出し及び書き替え可
能なメモリ(RAM)よりなる作業用メモリ12を備え
ている。CPU10はプログラムメモリ11に記憶され
たプログラムデータに基づいて動作する。ホストコンピ
ュータ9には各制御装置7から各精紡機機台1の運転状
況及び管替装置6の作業状況に関する情報が入力され
る。又、ホストコンピュータ9には機台停止スイッチ1
3が設けられている。機台停止スイッチ13は、精紡機
機台1の全台に対して指令を行う操作と、選択した1台
又は複数台に対してのみ指令を行う操作とが可能になっ
ている。
【0019】CPU10は各精紡機機台1の運転状況が
機台停止、機台再起動及び次工程に支障のない停止可能
状態にあるか否かを判断する。ここで精紡機機台1の運
転状況とは精紡機機台1本体の運転状況のみに限らず、
当該精紡機機台1に装備された管替装置6の作業状況及
び当該精紡機機台1と対応する位置にある粗糸替機3の
作業状況をも含む。そして、プログラムメモリ11には
精紡機機台1が停止動作を行った場合に機台停止、機台
再起動及び次工程に支障を生じないためのM個の条件が
記憶されている。この条件には管糸に対する糸の巻取り
量が所定量以上であること、管替装置6が作業中でない
こと、粗糸替機3が作業中でないこと等がある。又、C
PU10は機台停止スイッチ13が操作されたとき、前
記判断結果に基づいて停止可能状態にある精紡機機台1
に停止指令を出力する。
【0020】又、機台間走行レール2に沿った箇所及び
各ガイドレール5に沿った箇所にはキャリア4及び粗糸
替機3に電力を供給するためのトロリー線(図示せず)
が設けられている。又、トロリーレールにはキャリア4
及び粗糸替機3とホストコンピュータ9との間で信号の
授受を行うための信号線(いずれも図示せず)が設けら
れている。この信号線を介して粗糸替機3の制御装置
(図示せず)からホストコンピュータ9に、粗糸替機3
の状態すなわち作業中、トラブル停止または通常待機等
のデータを送信可能となっている。
【0021】粗糸替機3の制御装置は作業中にホストコ
ンピュータ9から停止指令を受けた場合、粗糸替えの1
サイクルを終了した時点で作業を停止するプログラムを
備えている。又、粗糸替機3がキャリア4上からガイド
レール5上あるいはガイドレール5上からキャリア4上
への移動途中でホストコンピュータ9から停止指令を受
けた場合、粗糸替機3は接続レール上で停止せずに、ガ
イドレール上あるいはキャリア4上への移動が完了した
時点で停止するようになっている。
【0022】CPU10は制御装置7から入力される各
精紡機機台1の紡出条件及び稼動状況から粗糸替時期を
演算し、それに基づいて各粗糸替機3(キャリア4)に
作業機台や作業指示の指令を行うようになっている。各
精紡機機台1には機台間走行レール2と対向する側に、
機台番号をバーコードで表示する機台番号表示部(図示
せず)が設けられている。キャリア4には読取装置(図
示せず)が装備されている。そして、キャリア4はホス
トコンピュータ9から作業機台の指令を受けると、機台
間走行レール2に沿って移動しながら、読取装置で機台
番号表示部を読取り、当該精紡機機台1と対応する位置
で停止するようになっている。
【0023】次に前記のように構成された装置の作用を
説明する。ホストコンピュータ9には各精紡機機台1の
制御装置7から紡出条件、精紡機機台1の運転状況等の
情報が入力される。ホストコンピュータ9は紡出条件か
ら各精紡機機台1毎に管糸取り本数及び紡出時間を演算
する。そして、精紡機機台1の運転が開始された後は、
精紡機機台1の稼動状態から各精紡機機台1の粗糸替時
期を演算し、キャリア4に粗糸替作業を必要とする精紡
機機台1の機台番号を指令する。
【0024】キャリア4は指令信号を受信するとその指
令に従って機台間走行レール2に沿って移動を開始す
る。そして、読取装置により精紡機機台1の機台番号表
示部を読取り、指令された機台番号の精紡機機台1と対
応する位置で停止する。次にキャリア4に装備された接
続レールがガイドレール5に接続され、粗糸替機3がガ
イドレール5に沿って移動して粗糸替作業を行う。粗糸
替え完了後、粗糸替機3がキャリア4に戻り、接続レー
ルがガイドレール5から切り離されると、キャリア4か
らホストコンピュータ9に粗糸替作業完了信号が出力さ
れる。又、キャリア4は次の指令信号を受けるまで当該
位置で待機する。
【0025】各制御装置7は当該精紡機機台1が満管停
止すると、管替作業が可能な状態にあるか否かを判断
し、可能な状態にあれば管替装置6を駆動して管替作業
を行わせる。管替作業が可能な状態とは精紡機機台1の
左右両側に配設された公知のボビン搬送装置(図示せ
ず)上に空ボビンが搬入された状態でかつ、ラペットが
反転された状態をいう。
【0026】終業時等、全部の精紡機機台1を停止させ
る場合は、作業者が機台停止スイッチ13を操作して、
全台停止指令を行う。この操作が行われると、CPU1
0は図1に示すフローチャートに従って動作する。CP
U10は先ず各作業機すなわち粗糸替機3が作業中か否
かを判断する(ステップS1)。そして、作業中であれ
ば粗糸替機3に作業停止指令を出力し(ステップS
2)、作業中でなければ次のステップS3に進む。作業
停止指令を入力した粗糸替機3は、粗糸替えの1サイク
ルを終了した時点で作業を停止する。
【0027】そして、CPU10はステップS3におい
て、機台番号No.1の精紡機機台1について、当該機台が
動作中か否かを判断する。動作中であれば、当該機台の
制御装置7から機台の運転状況に関する情報を入力し
て、機台停止、機台再起動及び次工程に支障のない停止
可能状態にあるか否かを判断する。この判断は停止可能
状態にあることを確認するためのM個の条件を満たして
いるか否かについて、条件1から条件Mまで順に行う
(ステップS31 〜ステップS3M )。このとき、当該
機台と対応する位置に粗糸替機3が存在する場合は、粗
糸替機3の状態に関する情報が粗糸替機3の制御装置か
らCPU10に入力される。そして、M個の条件を全て
満たしていれば、CPU10は機台番号No.1の精紡機機
台1の制御装置7に停止指令を出力した後、次の機台番
号No.2の精紡機機台1について当該機台が動作中か否か
を判断するステップに進む。制御装置7はCPU10か
らの停止指令を入力すると、適位置停止動作を行うよう
に精紡機機台1の運転を停止した後、電源遮断を行う。
【0028】M個の条件を満たしているか否かの判断を
条件1から条件Mまで順に行うときに、条件を満たさな
いステップがある場合は、CPU10は当該精紡機機台
1についての判断を中止して機台番号No.2の精紡機機台
1について当該機台が動作中か否かを判断するステップ
に進む。
【0029】又、ステップS3で当該機台が動作中でな
ければ、次の機台番号No.2の精紡機機台1について当該
機台が動作中か否かを判断するステップに進む。機台番
号No.2の精紡機機台1が動作中であれば前記と同様にM
個の条件を満たしているか否かの判断を行う。
【0030】以下、同様にして機台番号No.nの精紡機機
台1まで順にM個の条件を満たしているか否かの判断を
行った後、ステップS(N+1)で全部の機台が停止し
ているか否かの判断を行う。そして、全台が停止してい
ればCPU10は動作を終了し、1台でも動作中の機台
があれば再びステップS3にもどり、同じ動作を繰り返
す。
【0031】前記の動作により停止条件の揃った精紡機
機台1から順に機台停止が行われるとともに、当該機台
の電源が遮断される。例えば、管糸に巻取られた糸量が
所定量に達していない場合、管替装置6が作動中の場
合、粗糸替機3が作業中の場合等、停止条件の揃わない
機台は、停止条件の揃うまで運転が継続される。そし
て、停止条件の揃った後に、CPU10から停止指令が
出力され、その指令に基づいて機台停止が行われるとと
もに、電源が遮断される。すなわち、機台停止の際に作
業者が停止させたい精紡機機台1の所へ行って機台の運
転状況を確認しなくても、機台は機台停止、機台再起動
及び次工程に支障のない状態で確実に停止動作を行う。
【0032】なお、機台停止スイッチ13の操作により
全台停止指令が出力された場合は、その時点で停止中の
精紡機機台1は新たに再起動指令が出力されるまで、停
止状態に保持されるようになっている。
【0033】特定の機台のみを停止させたい場合は、作
業者は機台停止スイッチ13を操作して、所望の機台に
対する停止指令を行う。この操作が行われると、CPU
10は停止させるべき精紡機機台1で粗糸替機3が作業
中か否かを判断し、作業中であれば当該粗糸替機3に作
業停止指令を出力し、作業中でなければ次のステップに
進む。そして、停止させるべき精紡機機台1についてそ
の機台番号の小さい機台から順に、前記と同様にしてM
個の停止条件を満たしているか否かの判断を行い、M個
の停止条件を満たす機台に対して停止指令を出力する。
従って、遠隔操作により所望の精紡機機台1を機台停
止、機台再起動及び次工程に支障のない状態で確実に停
止させることができる。
【0034】なお、各精紡機機台1には非常用バッテリ
が装備されているため、機台停止スイッチ13が操作さ
れた後に停電になっても、前記の停止動作を完了するこ
とができる。
【0035】又、この機台停止指令を機台停止スイッチ
13を操作して行う代わりに、予め機台停止指令時刻を
セットしておき、ホストコンピュータ9に内蔵された時
計が所定時刻になると、その信号により機台停止指令が
CPU10に出力される構成としてもよい。終業時にお
ける全台停止指令はこの方式が好ましい。
【0036】又、各制御装置7を介してCPU10に入
力される機台の異常信号に基づき、例えば糸切れが多発
するような場合、当該精紡機機台1に対して機台停止指
令が出力されるようにしてもよい。その場合は、機台停
止指令が出力されると、当該機台に対して粗糸替機3が
作業中か否かの判断と、M個の機台停止条件を満たして
いるか否かが判断されて、機台停止が行われる。
【0037】(実施例2)次に第2実施例を図3に従っ
て説明する。この実施例においては、精紡機機台1がM
個の機台停止条件を満たしているか否かを判断する判断
手段を、ホストコンピュータ9に設ける代わりに各精紡
機機台1にそれぞれ設けた点が第1実施例と大きく異な
っている。
【0038】すなわち、制御装置7が判断手段の役割を
兼ね、そのマイクロコンピュータのプログラムメモリに
は精紡機機台1が停止動作を行った場合に機台停止、機
台再起動及び次工程に支障を生じないための前記と同様
なM個の条件が記憶されている。制御装置7はホストコ
ンピュータ9からの停止指令を入力すると、M個の条件
を満たすか否かの判断を行い、M個の条件を満たした後
に機台の停止動作及び電源遮断を行う。又、制御装置7
には粗糸替機3が当該精紡機機台1のガイドレール5上
に存在するか否かのデータが入力されるようになってい
る。このデータは、ガイドレール5上に粗糸替機3が存
在するか否かを検知するセンサを設けてその信号を入力
したり、ホストコンピュータ9を介して入力してもよ
い。
【0039】又、ホストコンピュータ9のCPU10は
機台停止スイッチ13が操作されると、全機台に対して
一斉に停止指令を出力するようになっている。この実施
例の装置では作業者が機台停止スイッチ13を操作する
と、ホストコンピュータ9から各粗糸替機3及び全精紡
機機台1に対して一斉に停止指令が出力される。粗糸替
機3の制御装置は停止指令を入力すると、粗糸替えの1
サイクルを終了した時点で作業を停止させる。又、粗糸
替機3がキャリア4上からガイドレール5上あるいはガ
イドレール5上からキャリア4上への移動途中の場合
は、制御装置は粗糸替機3をガイドレール5上あるいは
キャリア4上への移動が完了した時点で停止させる。
【0040】又、各精紡機機台1の制御装置7は停止指
令を入力すると図3のフローチャートに従って動作す
る。すなわち、機台停止、機台再起動及び次工程に支障
のない停止可能状態にあることを確認するためのM個の
条件を満たしているか否かについて、条件1から条件M
まで順に判断を行う。このとき、粗糸替機3が当該機台
と対応する位置において作業中か否かのデータは、ホス
トコンピュータ9を介して制御装置7に入力される。そ
して、M個の条件を全て満たしていれば、制御装置7は
停止処理を行う。すなわち、適位置停止動作を行うよう
に精紡機機台1の運転を停止した後、電源遮断を行う。
従って、停止条件を満たした精紡機機台1から順に機台
停止が行われる。
【0041】又、この実施例においては各精紡機機台1
側において停止条件を満たしているか否かの判断を行う
ため、ホストコンピュータ9の処理が少なくなる。な
お、この実施例においても前記実施例と同様に機台停止
スイッチ13を操作して停止指令を出力させる構成に代
えて、ホストコンピュータ9に内蔵された時計からの信
号に基づいて、CPU10から停止指令を出力するよう
にしてもよい。又、各精紡機機台1及び粗糸替機3に停
止指令を出力する停止指令出力手段としてホストコンピ
ュータ9に代えて、単なる押しボタンスイッチを使用し
てもよい。
【0042】(実施例3)次に第3実施例を説明する。
前記両実施例では機台停止をさせる際、粗糸替機3が作
業中であれば機台停止後は、粗糸替機3が精紡機機台1
のガイドレール5上に待機した状態となる。この実施例
では粗糸替機3がガイドレール5上に存在しない状態で
機台停止を行えるようにした点が前記両実施例と異なっ
ている。
【0043】前記両実施例では、ホストコンピュータ9
は紡出条件及び稼動状態から各精紡機機台1の粗糸替時
期を演算し、粗糸替時期になると自動的に粗糸替機3及
びキャリア4に粗糸替指令を出力する。すなわち、ホス
トコンピュータ9からは終業時刻等に関係なく、粗糸替
指令が出力される。そして、ホストコンピュータ9から
粗糸替指令を受けた粗糸替機3は、指令された精紡機機
台1と対応する位置までキャリア4で運搬され、当該機
台に対して粗糸替作業を行っていた。
【0044】しかし、粗糸替機3が1台の精紡機機台1
に要する作業時間は機台の錘数にもよるが、全錘一斉式
の管替装置6の作業時間より長い。従って、機台停止時
刻の直前に作業を開始した場合、粗糸替機3がガイドレ
ール5上に存在しない状態で機台を停止させるには、作
業完了まで停止指令を延期する必要があり、停止時期が
所定時刻より遅れる。
【0045】この実施例では、粗糸替機3はホストコン
ピュータ9から作業指令を受けた場合、指令された精紡
機機台1と対応する位置にキャリア4で運搬された後、
ガイドレール5上へ移動を開始する前にホストコンピュ
ータ9に作業をしてもよいか否かを問い合わせる。ホス
トコンピュータ9は粗糸替機3から問い合わせがある
と、粗糸替機3が作業完了までに要する時間と、所定運
転停止時刻までの時間とを比較する。そして、作業完了
までに要する時間が所定運転停止時刻までの時間より短
いときには粗糸替機3に作業許可を与え、長いときには
作業指令を取り消す。すなわち、所定運転停止時刻まで
に粗糸替機3が当該機台に対する作業を行ってキャリア
4に復帰する余裕があるときにのみ、粗糸替機3に作業
許可が与えられる。従って、所定運転停止時刻となって
機台停止を行う場合、トラブルがない限り粗糸替機3は
待機状態にあり、機台停止時に粗糸替機3がガイドレー
ル5上で停止する状態が回避される。
【0046】機台停止時の動作は第1実施例と同じであ
る。なお、本発明は前記各実施例に限定されるものでは
なく、例えば、前記各実施例ではCPU10からの停止
指令を受けた精紡機機台1が停止動作を行った後、電源
遮断を行ったが、機台停止後の電源遮断を行わないよう
にしてもよい。
【0047】又、各精紡機機台1に全錘一斉式の管替装
置6を装備する代わりに、複数の精紡機機台1を受け持
つ移動式の管替装置で管替作業を行うようにしてもよ
い。この場合、管替装置は粗糸替機3と同様にキャリア
を介して機台間を移動するとともに、ホストコンピュー
タ9との間で信号の授受が可能となっている。
【0048】又、所定運転停止時刻と作業機の作業時間
とから、作業機に作業指令を出した際に所定運転停止時
刻までに作業完了可能な最終時刻を演算し、その時刻に
ホストコンピュータ9から各作業機に作業禁止指令を出
力するようにしてもよい。この場合にも、第3実施例と
同様に機台停止時に粗糸替機3等の作業機がガイドレー
ル5の途中で停止することがなくなる。
【0049】又、第1実施例において、機台停止スイッ
チ13により全台停止指令操作が行われた際、まず作業
中の作業機をCPU10からの指令で停止させて停止を
確認した後、各精紡機機台1がM個の停止条件を満たし
ているか否かの判断を行うようにしてもよい。又、第1
実施例において、終業時にはホストコンピュータ9に内
蔵された時計からの信号に基づいて、全台に停止指令を
行い、その他の場合に機台停止スイッチ13の操作によ
り機台停止指令を行うようにしてもよい。
【0050】又、作業機に対する作業指令をホストコン
ピュータ9から直接行う構成に代えて、各精紡機機台1
に作業機の作業要求表示部(表示灯)を設けてもよい。
この場合、作業機を搭載したキャリア4が機台間走行レ
ール2に沿って移動し、作業を必要とする機台と対応す
る位置で停止して、当該機台に対して作業機が作業を行
う。又、作業機がキャリア4に搭載されて紡機機台間を
移動する構成に代えて、紡機機台間を自力で移動可能な
構成としてもよい。
【0051】又、精紡機機台1、粗糸替機3及びキャリ
ア4とホストコンピュータ9との間の通信を無線で行う
構成としたり、精紡機に限らず、リング撚糸機、粗紡
機、ワインダ等の他の繊維機械に適用してもよい。この
場合、繊維機械の種類により判断手段で判断すべき停止
可能条件は適宜設定される。
【0052】
【発明の効果】以上詳述したように本発明によれば、遠
隔操作により多数の紡機の停止を機台の停止、再起動等
に支障のない状態で確実に行うことができるとともに、
作業者が誤って停止指令を行っても、不正な状態で機台
が停止されてトラブルを発生させることが確実に防止さ
れる。
【0053】又、請求項2に記載の発明によれば、作業
機にトラブルが発生しない限り、所定運転停止時刻に機
台停止を行った場合、作業機が作業を中断した状態で停
止する事態を確実に回避できる。
【0054】又、請求項3及び請求項4に記載の発明に
よれば、多数の紡機機台に一斉に停止指令が出力されて
も各紡機機台では機台停止、機台再起動等に支障のない
状態になってから停止動作が行われるため、トラブルが
発生することがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を具体化した第1実施例の全台停止指令
スイッチが押されたときのCPUの動作順序を示すフロ
ーチャートである。
【図2】第1実施例の概略図である。
【図3】第2実施例の全台停止指令スイッチが押された
ときの各精紡機機台のCPUの動作順序を示すフローチ
ャートである。
【符号の説明】
1…紡機機台としての精紡機機台、3…作業機としての
粗糸替機、4…キャリア、6…管替装置、7…制御手段
(及び判断手段)としての制御装置、8…通信手段とし
てのローカルエリアネットワーク(LAN)、9…ホス
トコンピュータ、10…判断手段及び停止指令出力手段
としてのCPU、13…機台停止スイッチ。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 運転停止指令信号が出力された場合、停
    止対象機台の現在の状態が機台停止、機台再起動等に支
    障のない停止可能状態にあるか否かを判断手段により判
    断し、機台が前記停止可能状態にある場合は停止動作を
    行い、前記停止可能状態にない場合は停止可能状態とな
    るまで運転を継続した後、停止動作を行う紡機の停止方
    法。
  2. 【請求項2】 複数の紡機機台とホストコンピュータと
    を通信手段で接続するとともに、紡機機台の運転に必要
    な粗糸替え等の作業を紡機機台に沿って自動走行する作
    業機により行うとともに、各紡機機台の運転状況に関す
    るデータをホストコンピュータが入力可能なシステムに
    おいて、 前記作業機は前記ホストコンピュータに作業許可を受け
    てから作業を開始するとともに、ホストコンピュータは
    作業許可を求めた作業機の当該作業完了に要する時間が
    紡機機台の所定運転停止時刻までの時間より短いときに
    作業機に作業許可を与え、 運転停止指令信号が出力された場合、停止対象機台の現
    在の状態が機台停止、機台再起動等に支障のない停止可
    能状態にあるか否かを判断手段により判断し、機台が前
    記停止可能状態にある場合は停止動作を行い、前記停止
    可能状態にない場合は停止可能状態となるまで運転を継
    続した後、停止動作を行う紡機の停止方法。
  3. 【請求項3】 複数の紡機機台とホストコンピュータと
    を通信手段で接続するとともに、各紡機機台の運転状況
    に関するデータをホストコンピュータが入力可能なシス
    テムにおいて、ホストコンピュータに機台停止スイッチ
    と、前記各紡機機台の運転状況が機台停止、機台再起動
    等に支障のない停止可能状態にあるか否かを判断する判
    断手段と、前記機台停止スイッチが操作されたとき前記
    判断手段の判断結果に基づいて停止可能状態にある機台
    に停止指令を出力する停止指令出力手段とを設け、各紡
    機機台には前記停止指令出力手段からの停止指令信号を
    入力して停止動作を行う制御手段を設けた紡機の停止装
    置。
  4. 【請求項4】 複数の紡機機台に一斉に停止指令を出力
    する停止指令出力手段と複数の紡機機台とを接続し、各
    紡機機台には機台の運転状況が機台停止、機台再起動等
    に支障のない停止可能状態にあるか否かを判断する判断
    手段と、前記停止指令出力手段からの出力信号を入力し
    たときに前記判断手段の判断結果に基づいて機台が停止
    可能状態にあるときに停止動作を行う制御手段とを設け
    た紡機の停止装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6909093B2 (en) 2001-03-16 2005-06-21 Seiko Epson Corporation Infrared detecting element, method of manufacturing the same and temperature measuring device
CN107354543A (zh) * 2017-06-21 2017-11-17 如皋市凯瑞纺织机械有限公司 一种纺织游车控制流程
CN111924661A (zh) * 2020-07-08 2020-11-13 北自所(北京)科技发展有限公司 基于孪生模型的化纤长丝落卷方法、系统及自动落卷设备

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