JPH06125906A - 超音波プローブ - Google Patents
超音波プローブInfo
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- JPH06125906A JPH06125906A JP4306235A JP30623592A JPH06125906A JP H06125906 A JPH06125906 A JP H06125906A JP 4306235 A JP4306235 A JP 4306235A JP 30623592 A JP30623592 A JP 30623592A JP H06125906 A JPH06125906 A JP H06125906A
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- Japan
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- ultrasonic probe
- metal ring
- tip cap
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- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61B—DIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
- A61B8/00—Diagnosis using ultrasonic, sonic or infrasonic waves
- A61B8/12—Diagnosis using ultrasonic, sonic or infrasonic waves in body cavities or body tracts, e.g. by using catheters
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Abstract
ブとの連結構造において、金属リングと糸巻きにより挟
み込むことによって、先端における硬質部分の長さを最
小限にして、先端キャップが脱落するのを防止する。 【構成】 内部にフレキシブルシャフト12を挿嵌した
軟性チューブ14と、超音波振動子10を装着した先端
部本体11を覆う先端キャップ15とは別個の部材で形
成して、両者を嵌合させて接着・固定するが、嵌合部分
の内側には金属リング16が挿嵌されており、この金属
リング16は軟性チューブ14に固着され、先端キャッ
プ15の外周部には糸巻き17が施されて、この糸巻き
17の部分は接着剤18により固められている。これに
よって、軟性チューブ14と先端キャップ15との接着
部が剥離するのを完全に防止でき、しかも超音波プロー
ブ1における硬質の部分は実質的に先端キャップ15の
部位に限定できるので、内視鏡Sの処置具挿通チャンネ
ル等への挿入操作の容易性が確保される。
Description
超音波検査を行うための超音波プローブに関するもので
ある。
れる超音波検査装置は、体外皮から超音波を送受信する
ものに加えて、近年においては、超音波プローブを体内
に挿入して、体腔内壁に沿ってラジアル方向またはリニ
ア方向に移動させながら、超音波の送受信を行うように
したものが実用化されている。この体内挿入型の超音波
プローブは、直接体内に挿入されるものと、内視鏡等を
ガイドとして体内に挿入されるものとがあるが、これら
は先端に超音波振動子を装着した先端部本体に可撓性に
優れたコードを連結する構成としている。また、特に、
内視鏡と共に用いられる超音波プローブ等においては、
鉗子等の処置具を挿通するための処置具挿通チャンネル
をガイドとして利用する関係から、その細径化の要請が
強く、先端部に設けられる超音波振動子としては、単板
振動子からなるものが用いられるようになっている。
として、リニア走査を行わせるものであっても、先端部
本体の向きを調整するために、先端部本体に連結されて
いるコードは遠隔操作によって回転を伝達できるように
する必要がある。そこで、コードを2重構造として、内
側の部材は、例えば多重または多条の密着コイルばね等
のように回転力の伝達が可能なフレキシブルシャフトと
なし、このフレキシブルシャフトを軟性チューブ内に挿
通させる構成としている。そして、フレキシブルシャフ
トは中空のものであるから、その内部に超音波振動子に
接続した信号ケーブルを挿通させている。
ブルシャフトを円滑に回転させ、また直接または内視鏡
の処置具挿通チャンネル等を介して円滑に超音波検査を
行うべき部位にまで導くために、滑りの良い部材で構成
されていなければならない。このために、この軟性チュ
ーブの材質としては、フッ素樹脂等により構成されるの
が一般的である。一方、先端部本体に設けた超音波振動
子を保護し、またラジアル走査を行う場合に、その作動
時に体腔壁を巻き込んだりするのを防止するために、先
端部本体には先端キャップを被着させるようにしてい
る。この先端キャップの材質としては、音響特性に優れ
たものでなければならず、このために通常は硬質ポリエ
チレン,ポリイミド,塩化ビニル,エポキシ樹脂,ウレ
タン樹脂等が用いられ、軟性チューブの材質であるフッ
素樹脂は音響特性の観点からはあまり好ましくはない。
を構成する軟性チューブと先端キャップとは異なる材質
で形成しなければならないことから、両者を連結固定し
なければならない。この軟性チューブと先端キャップと
の連結構造としては、先端キャップに金属等の剛性の高
い連結リングを挿嵌させて接着剤等で固着し、この連結
リングの他端部を縮径して、この縮径部に軟性チューブ
を嵌合させた上で接着剤によって固定するように構成し
たものが従来から用いられていた。
ーブは、直接体内に挿入されるものであれ、内視鏡等の
ガイド部材を介して体内に挿入されるものであれ、挿入
経路に沿って曲がりながら挿入されることになる。特
に、内視鏡をガイドとして挿入される超音波プローブの
場合において、内視鏡の挿入部におけるアングル部を湾
曲させた状態で超音波プローブを挿入すると、このアン
グル部を通過する際に、大きく曲げられる。ここで、軟
性チューブは滑りの良い部材で形成されていることか
ら、金属リングに対する接着条件が必ずしも良好とは言
えない。しかも、軟性チューブと連結リングとの間に曲
げ力が作用すると、軟性チューブが部分的に内側に向け
て変形することから、軟性チューブを連結リングから剥
離させようとする力が働いて、その間の接着強度をさら
に低下させてしまう。従って、この部位に様々な方向に
繰り返し曲げ力が作用すると、やがては接着部分が剥離
して、先端キャップが脱落するという欠点がある。
ングと軟性チューブとの間の接着面積を十分に取るよう
にすることも考えられるが、このように構成すると、超
音波プローブの先端部における硬質の部位の軸線方向の
長さが長くなって、この超音波プローブを挿入する操作
に支障を来すだけでなく、それを曲げた時に、軟性チュ
ーブの連結リングへの連結部の曲げ角度がさらに大きく
なるので、かえって接着部分の剥離が進行するという問
題点もある。
あって、その目的とするところは、超音波プローブの先
端における硬質部分の長さを短縮し、かつ先端キャップ
が脱落するのを確実に防止できるようにすることにあ
る。
ために、本発明は、超音波振動子を設けた先端部本体
に、この先端部本体を回転させるためのフレキシブルシ
ャフトを連結し、このフレキシブルシャフトを軟性チュ
ーブ内に挿通させ、この軟性チューブに先端キャップを
連結したものであって、前記軟性チューブの先端部の内
面には金属リングを挿嵌し、かつその外側に先端キャッ
プの基端部を嵌合させて接着剤で固定し、この嵌合部に
糸巻きを施すと共に、この糸巻き部を接着剤で固定する
構成としたことをその特徴とするものである。
て引っ張る方向の力に対してはかなりの強度があり、こ
の方向に大きな力が加わったとしても、接着部分が剥離
するおそれはない。しかしながら、軟性チューブに半径
方向の力が加わると、接着面は比較的容易に剥離する。
キャップとを直接重ね合わせるようにして連結してい
る。ここで、軟性チューブを先端キャップに嵌合させる
ようにすると段差が生じることから、先端キャップ側が
外層となるように嵌合させて、接着剤を用いて固定す
る。そして、この嵌合部の内側には、形状を保持するた
めの金属リングを挿嵌し、外側には糸巻きを施す。これ
によって、軟性チューブと先端キャップとを重ね合わせ
た部分は、金属リングと糸巻きとによってサンドイッチ
された状態になり、接着部分の剥離が確実に防止され
る。しかも、これによって、超音波プローブの硬質部分
は、実質的に先端キャップの長さ分に制限されることに
なるから、その短縮化が図られ、内視鏡の処置具挿通チ
ャンネルに挿通するに当って、たとえアングル部が湾曲
していたとしても、確実に挿入でき、また直接超音波プ
ローブを体内に挿入する場合で、挿入経路が曲がってい
たとしても、円滑に挿入できることになる。
の連結部分は、最内側から金属リング,軟性チューブ,
先端キャップ,糸巻き及びその接着剤の順に4層構造と
なる。軟性チューブ及び先端キャップにおける嵌合部分
の厚みをある程度薄くしたとしても、4層構造である限
り、この部分が狭窄部となってしまう。ただし、この部
分における最内側部には金属リングであるために、この
金属リングの先端側の端面を超音波振動子を設けた先端
部本体の位置決め機構として利用できる。即ち、ラジア
ル走査を行わせる際には、密着コイルばね等で構成され
ているフレキシブルシャフトを回転させると、軸線方向
に縮ませる力が作用して、先端部本体には、引っ張り方
向の力が加わるが、超音波振動子の軸線方向の位置を安
定させるには、先端部本体の基端側のエッジを金属リン
グに当接させるように構成すれば良い。また、先端部本
体の回転時に芯振れが生じないようにするには、先端部
本体を金属リングの内面に摺接させるように構成すれば
良い。
り、外部に露出しているのは、いずれも電気絶縁性を有
する樹脂材から構成される先端キャップ,軟性チューブ
及び糸巻きとそれを固める接着剤だけであるから、超音
波振動子及びその配線は完全にシールドされた状態にな
り、患者保護等の見地からも有利である。また、特に電
子内視鏡と共に用いる場合においては、処置具挿通チャ
ンネルに並んでケーブルが挿通されており、このケーブ
ルを介して固体撮像素子に駆動信号が供給されるように
なっている。超音波プローブの超音波振動子に対するト
リガ信号の影響でこの駆動信号にノイズが発生する事態
の発生を防止しなければならない。前述のように超音波
振動子及びその配線は完全にシールドされていることか
ら、フレキシブルシャフトをアース電位に保持しておけ
ば、シールド機能がより完全に発揮されて、固体撮像素
子の駆動信号のノイズの発生を確実に防止できる。
に説明する。図1に超音波プローブの全体構成を示し、
図2にその先端部分の拡大図を示す。同図において、1
は超音波プローブ、2は操作手段をそれぞれ示す。超音
波プローブ1はプローブ本体3と、操作手段2への接続
コネクタ部4とから構成され、また操作手段2にはモー
タ等からなる回転駆動手段が内蔵されており、接続コネ
クタ部4を操作手段2に接続した状態で、回転駆動手段
を作動させることによって、ラジアル走査が行われるよ
うになっている。また、プローブ本体3を軸線方向に変
位させれば、リニア走査も行うことも可能な構成となっ
ている。この超音波プローブ1は、内視鏡Sの鉗子等の
処置具を挿通するために設けられている処置具挿通チャ
ンネルの処置具導入部Cを介して体内に導いて、必要に
応じてラジアル走査またはリニア走査を行わせる構成と
なっている。
超音波振動子であって、この超音波振動子10は先端部
本体11に固着して設けられており、この先端部本体1
1には、一端が接続コネクタ部4における回転部4aに
連結したフレキシブルシャフト12の他端が連結されて
いる。このフレキシブルシャフト12は、接続コネクタ
4における回転部4aの回転力を先端部本体11にまで
伝達するためのものであって、金属線材を多重または多
条に巻回してなる密着コイルばねにより構成されてい
る。そして、超音波振動子10に接続されて、それにト
リガ信号を印加したり、またこの超音波振動子10が受
信した反射エコー信号を超音波観測装置に伝送するため
の信号ケーブル13がフレキシブルシャフト12の内部
に挿通されて、接続コネクタ部4の電気コネクタ4bに
接続されている。
ブ14内に挿通されている。この軟性チューブ14は、
その一端が接続コネクタ4において、操作手段2に非回
転状態に連結されるキャップ部4cに連結されており、
他端はフレキシブルシャフト12に対しても、また先端
部本体11に対して相対回転自在となっている。そし
て、軟性チューブ14の先端には、内部に先端部本体1
1を収容した先端キャップ15が連結されている。
波プローブ1を内視鏡Sの処置具挿通チャンネルを介し
て体腔内における超音波検査を行うべき体腔壁に近接す
る位置にまで導いて、この超音波プローブ1をリニア方
向またはラジアル方向に変位させながら、超音波振動子
10から超音波パルスを体内に向けて入射して、その反
射エコー信号を受信し、この受信信号を信号ケーブル1
3を介して超音波観測装置に伝送して所定の信号処理を
行うことによって、体内の組織断層に関する超音波画像
をモニタ装置に表示できる。ラジアル走査を行わせる場
合には、超音波振動子10を設けた先端部本体11を回
転駆動しなければならないのは当然として、リニア走査
を行わせる場合にも、超音波振動子10の向きを調整す
るために、先端部本体11を回転させる必要がある。さ
らに、Mモード法,ドップラ法等の検査も可能であり、
この場合にも先端部本体11の向きの調整が必要とな
る。而して、フレキシブルシャフト12は軟性チューブ
14内に挿通されて、その振れ方向の動きが制限されて
いるから、操作手段2における回転駆動手段により、ま
たは手動によりフレキシブルシャフト12を軸回りに回
転させると、その回転力は円滑かつ確実に先端部本体1
1にまで伝達することができる。
ト12を回転させた時に、それを円滑に摺動させるため
に、また超音波プローブ1を内視鏡Sの処置具導入部C
から処置具挿通チャンネル内に円滑に挿通させるため
に、極めて滑りの良い部材、例えばフッ素樹脂等から構
成される。これに対して、先端キャップ15は、それを
介して超音波信号の送受信が行われる関係から、この超
音波信号の伝播性が良好な部材、即ち音響特性に優れた
部材であって、しかも電気絶縁性の部材で形成されてい
なければならない。従って、この先端キャップ15は樹
脂材で形成されるが、音響特性の良い樹脂材としては、
硬質ポリエチレンが最も優れており、ポリイミド,塩化
ビニル,エポキシ樹脂,ウレタン樹脂等も用いることが
できる。ただし、軟性チューブ14の材質であるフッ素
樹脂は音響特性の観点からは好適ではない。
ャップ15とは別個の部材で形成して、両者を連結する
ように構成している。そこで、以下にこの連結構造につ
いて説明する。先端キャップ15の基端部は軟性チュー
ブ14の先端部に嵌合されており、この嵌合部における
接合部分は接着剤により固着されている。ここで、先端
キャップ15及び軟性チューブ14における接合部15
a,14aはある程度薄肉化されて、この部位の外径が
できるだけ太径化しないように保持されている。そし
て、この嵌合部分の内側には金属リング16が挿嵌され
ており、この金属リング16は軟性チューブ14に固着
されている。また、先端キャップ15の外周部には糸巻
き17が施されており、この糸巻き17の部分は接着剤
18により固められている。
ようになっており、しかも滑りの良い部材から構成され
ているから、超音波プローブ1の先端部分が湾曲する
と、軟性チューブ14が内側に変形して接着剤が剥離し
てしまうおそれがある。しかしながら、軟性チューブ1
4と先端キャップ15との嵌合固着部分には、その内側
に金属リング16が配置され、また外側には糸巻き17
が施されているので、その間が剥離するおそれは全くな
い。特に、糸巻き17の部分を強く縛るようにすること
によって、それぞれ樹脂材で構成されている軟性チュー
ブ14と先端キャップ15とは相互に圧接する方向に力
が作用することになるから、接着強度が著しく向上する
ことになる。しかも、内側に設けた金属リング16が保
形機能を発揮するから、糸巻き17の緊縛度を極めて強
くしたとしても、潰れが生じるおそれはない。
の先端部分には超音波振動子10が配置されている関係
から、この部分を覆う先端キャップ15は硬質化されて
いるが、それ以外の部位は挿入経路に沿って自由に曲が
るようになっていなければならない。従って、先端キャ
ップ15の部分における硬質部を可及的に短くする必要
がある。この先端キャップ15と軟性チューブ14との
連結部が硬質となっていると、それだけ内視鏡Sの処置
具挿通チャンネル内への挿通操作性に支障を来すことに
なる。しかしながら、先端キャップ15と対面する位置
にしか硬質の金属リング16が挿嵌されておらず、従っ
てこの超音波プローブ1の硬質部分は実質的に先端キャ
ップ15の部分に限定されるので、この挿入操作性が極
めて良好となる。
出しているのは先端キャップ15と軟性チューブ14で
あり、また両者を連結する部材として糸巻き17及びこ
の糸巻き17を固定するための接着剤18も露出してい
るが、これらはいずれも電気絶縁性の優れた樹脂で形成
されているから、患者の安全保護、及び電子内視鏡と共
に用いる場合において、固体撮像素子に授受される信号
にノイズが混入するのを防止する等の機能を発揮する。
また、フレキシブルシャフト12は金属材から形成され
ていることから、このフレキシブルシャフト12にアー
ス線19を接続して、それをアース電位に保持すれば、
さらにシールド効果が良好となり、固体撮像素子に授受
される信号に対するノイズの発生は著しく低減する。
15との連結部の構造としては、この両者が重ね合わせ
られているだけでなく、内側には金属リング16が、ま
た外側には糸巻き17が設けられている関係から、この
部位の厚みは他の部分より厚くなってしまう。勿論、軟
性チューブ14と先端キャップ15との接合部15a,
14aは薄肉化されているが、あまり薄くすることは強
度の低下を来すことから薄肉化には限度がある。また、
外方に膨出させると、挿入操作に支障が生じる。従っ
て、金属リング16が内方に突出する状態としなければ
ならず、このために当該の部分が狭窄になってしまう。
めに、密着コイルばねからなるフレキシブルシャフト1
2を軸回りに回転させると、その軸線方向に縮もうとす
る力が働いて、先端部本体11が引っ張られるようにな
る。この結果、先端部本体11に装着した超音波振動子
10がラジアル走査中に軸線方向に動いてしまうと、走
査を行う上では好ましくはない。そこで、内方に突出す
る金属リング16を先端部本体11が軸線方向に変位す
るのを規制するための位置決め部として機能させること
ができる。即ち、先端部本体11のフレキシブルシャフ
ト12への連結部分のエッジを金属リング16の端面に
当接させることによって、フレキシブルシャフト12が
縮む方向に力が加わっても、先端部本体11が引っ張ら
れないように固定できる。
部本体11が芯振れすると、やはり正確な走査を行うこ
とができなくなる。これを防止するには、図3に示した
ように、先端部本体11′の基端側部分に縮径部11
a′を形成し、この縮径部11a′にフレキシブルシャ
フト12を連結するようになす。そして、この縮径部1
1a′を金属リング16内にまで延在させて、その外径
寸法を金属リング16の内径寸法より僅かに小さくな
し、先端部本体11を実質的に金属リング16の内面を
摺動しながら回転するように構成する。これによって、
金属リング16は、その先端面によって先端部本体1
1′の軸線方向の固定を行い、またその内面によって芯
振れの防止機能を発揮し、極めて安定した状態でラジア
ル走査を行わせることができるようになる。
ーブ1を内視鏡の処置具挿通チャンネルに挿通させるよ
うに構成したが、それ自体単独で体腔内や、血管の内部
等に挿入するものであっても良い。また、超音波振動子
10をラジアル方向,リニア方向に走査させるように構
成したが、ラジアルまたはリニアのいずれか一方のみに
走査させるものであっても、さらには電子走査方式のも
のであっても良い。
端部の内面には金属リングを挿嵌し、かつその外側に先
端キャップの基端部を嵌合させて接着剤で固定し、この
嵌合部に糸巻きを施すと共に、この糸巻き部を接着剤で
固定する構成としたので、先端部における硬質の部分を
短くして、挿入操作の容易性を確保し、かつ軟性チュー
ブにおける先端部本体との連結部分が脱落するのを確実
に防止できる等の諸効果を奏する。
一部を断面にして示す全体構成図である。
先端部分の断面図である。
Claims (2)
- 【請求項1】 超音波振動子を設けた先端部本体に、こ
の先端部本体を回転させるためのフレキシブルシャフト
を連結し、このフレキシブルシャフトを軟性チューブ内
に挿通させ、この軟性チューブに先端キャップを連結し
た超音波プローブにおいて、前記軟性チューブの先端部
の内面には金属リングを挿嵌し、かつその外側に先端キ
ャップの基端部を嵌合させて接着剤で固定し、この嵌合
部に糸巻きを施すと共に、この糸巻き部を接着剤で固定
する構成としたことを特徴とする超音波プローブ。 - 【請求項2】 前記フレキシブルシャフトを多重または
多条の密着コイルばねで形成し、このフレキシブルシャ
フトをアース電位に保持する構成としたことを特徴とす
る請求項1記載の超音波プローブ。
Priority Applications (2)
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---|---|---|---|
JP4306235A JP2746021B2 (ja) | 1992-10-20 | 1992-10-20 | 超音波プローブ |
US08/137,756 US5368036A (en) | 1992-10-20 | 1993-10-19 | Ultrasound probe |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4306235A JP2746021B2 (ja) | 1992-10-20 | 1992-10-20 | 超音波プローブ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JPH06125906A true JPH06125906A (ja) | 1994-05-10 |
JP2746021B2 JP2746021B2 (ja) | 1998-04-28 |
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ID=17954624
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP4306235A Expired - Lifetime JP2746021B2 (ja) | 1992-10-20 | 1992-10-20 | 超音波プローブ |
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Country | Link |
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