JP2001145597A - 内視鏡の先端部位置検出用プローブ - Google Patents

内視鏡の先端部位置検出用プローブ

Info

Publication number
JP2001145597A
JP2001145597A JP33191899A JP33191899A JP2001145597A JP 2001145597 A JP2001145597 A JP 2001145597A JP 33191899 A JP33191899 A JP 33191899A JP 33191899 A JP33191899 A JP 33191899A JP 2001145597 A JP2001145597 A JP 2001145597A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
distal end
position sensor
probe
endoscope
channel
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP33191899A
Other languages
English (en)
Inventor
Kenichi Ohara
健一 大原
Toshiyuki Hashiyama
俊之 橋山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Pentax Corp
Original Assignee
Asahi Kogaku Kogyo Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Asahi Kogaku Kogyo Co Ltd filed Critical Asahi Kogaku Kogyo Co Ltd
Priority to JP33191899A priority Critical patent/JP2001145597A/ja
Publication of JP2001145597A publication Critical patent/JP2001145597A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Endoscopes (AREA)
  • Ultra Sonic Daignosis Equipment (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 既存の内視鏡に適用してその先端部の体腔内
の位置情報を得るための位置検出用プローブを得る。 【構成】 内視鏡の体外操作部側の開口部から体内挿入
部に至るチャンネルに挿脱可能な外径を有する柔軟なチ
ューブ体の先端部に硬質体を設け、軸部に腰のある芯材
を挿通し、先端硬質体の後方のチューブ体と芯材の間に
位置センサを配置したプローブであり、位置センサは、
該位置センサと対をなして体外に設置される磁場発生器
により作られる、位置に固有な磁場内における位置情報
を出力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【技術分野】本発明は、内視鏡の先端部位置を検出する
ために使用するプローブに関する。
【0002】
【従来技術およびその問題点】例えば、超音波内視鏡で
は、体内挿入部の先端部に超音波プローブが設けられて
おり、この超音波プローブ内の超音波送受信手段は、被
検部に向けて超音波を発振する発振機能と、被検部で反
射した超音波信号(エコー信号)の受信機能を備えてい
る。この超音波内視鏡では、超音波プローブをスパイラ
ルスキャンさせながら受信された超音波信号に適当な信
号処理を施すことにより、被検部の三次元画像を構築で
きることが知られている。
【0003】しかし、超音波プローブをスパイラルスキ
ャンするには、専用の超音波プローブと駆動装置を必要
とし、ラジアルスキャンを行う汎用の超音波プローブで
三次元画像を得ることはできなかった。このため既に、
特開平6−261900号公報は、汎用の超音波プロー
ブと駆動装置で実質的なスパイラルスキャンを行うた
め、被験者(患者)の周囲に位置に固有な磁場を発生さ
せる磁場発生器を配置する一方、内視鏡の先端部の超音
波プローブの近くにこの磁場発生器との相対的位置座標
及び傾斜を特定するための位置センサを配置した超音波
内視鏡を提案している。ラジアルスキャンを行いなが
ら、超音波プローブを体腔内で移動させその位置情報を
得れば、事実上のスパイラルスキャンを行うことができ
る。しかし、この超音波内視鏡は、画像処理装置を含
め、超音波プローブ、位置センサ、磁場発生器を含むシ
ステム全体を一体不可欠にしているため、高価であると
いう問題があった。
【0004】一方、通常の内視鏡においては、ファイバ
タイプであると電子タイプであるとを問わず、対物光学
系による像をそのまま観察しており、対物光学系の体内
における位置情報は、超音波内視鏡に比べれば、現在の
ところ重要度が低い。しかし、例えば、最初にCTスキ
ャンやMRIスキャンで人体の管腔の3次元データを作
ることは十分可能であり、仮に、内視鏡先端部の位置情
報が得られれば、管腔の3次元データと位置情報と結合
したより正確な体腔内の被験者情報を得ることができ
る。
【0005】
【発明の目的】本発明は、超音波内視鏡を含む既存の内
視鏡に適用可能であり、磁場発生器と組み合わせて、内
視鏡の先端部の位置情報を得ることができる内視鏡の先
端部位置検出用プローブを得ることを目的とする。
【0006】
【発明の概要】本発明は、超音波内視鏡、通常の内視鏡
を問わず、内視鏡に備えられる、体外操作部と体内挿入
部とを連絡するチャンネルを利用して、位置センサを体
内挿入部先端に挿入し、被験者(人体)の外部に磁場発
生器を設置すれば、磁場発生器と位置センサによる位置
検知システムを既存の内視鏡設備に事後的に構築するこ
とが可能であるとの着眼に基づいて完成されたものであ
る。
【0007】本発明による内視鏡の先端部位置検出用プ
ローブは、体内挿入部;この体内挿入部に連結され、該
体内挿入部を体外で操作する体外操作部;及びこの体内
挿入部側の通路と体外操作部側の開口部とを連結するチ
ャンネル;を有する内視鏡に用いる先端部位置検出用プ
ローブであって、チャンネルに挿脱可能な外径を有する
柔軟なチューブ体;このチューブ体の先端部に設けた先
端硬質体;チューブ体の軸部に挿通され先端部がこの先
端硬質体に結合された、該チューブ体に後方から押込力
を与えたときチューブ体のチャンネルへの挿入を可能と
する硬さと柔軟性を備えた芯材;先端硬質体の後方のチ
ューブ体と芯材の間に配置した位置センサ;及びチュー
ブ体内に挿通したこの位置センサへに接続された信号
線;を備えたものであり、位置センサは、該位置センサ
と対をなして体外に設置される磁場発生器により作られ
る、位置に固有な磁場内における位置情報を出力する。
【0008】位置センサは、具体的にはコイルが使用で
き、巻線の軸線方向が一方向の一組のコイルまたは巻線
の軸線方向が直交三方向に向く三組のコイルから構成す
ることができる。
【0009】位置センサプローブのチャンネル内での回
転防止機構を設置する場合に備えて、先端硬質体は非円
形断面とすることが好ましい。例えば、先端部を丸めた
楕円錐状または長円錐状に形成することができる。ある
いは、先端硬質体に、チャンネルの体内挿入部側の開口
部から挿入される位置センサ固定部材との固定手段を備
えてもよい。固定手段は、最も簡単にはねじを用いるこ
とができる。
【0010】
【発明の実施の形態】図示実施形態は、超音波内視鏡に
本発明を適用した例である。図1は、内視鏡の先端部位
置検出装置の全体の系統を示すもので、超音波内視鏡1
0は、可撓性の体内挿入部11と、この体内挿入部11
を体外で操作する操作部12とを有し、体内挿入部11
の先端部には超音波プローブ13と対物レンズ(図示せ
ず)が設けられている。操作部12には、対物レンズに
よって結像された体腔内の像を観察する眼視光学系14
(図2、図3)が備えられ、また、超音波診断装置15
に接続して超音波診断画像を伝達するための超音波コネ
クター16、及び光源プロセッサ24に接続して体内挿
入部11の先端部に照明光を与えるライトガイドコネク
ター17(図2、図3)が接続されている。
【0011】超音波診断装置15は、超音波プローブ1
3内に備えられている超音波送受信手段を駆動するもの
であり、超音波送受信手段は、超音波診断装置15から
の電気パルス信号を受けて被検部に向けて超音波パルス
を発振し、被検部で反射した超音波パルス信号を受信す
る。この超音波パルス信号は電気的な超音波エコー信号
に変換される。超音波診断装置15は、超音波エコー信
号を受け取ってデジタル化する信号処理部と、このデジ
タル信号を画像信号として記憶する記憶装置その他の超
音波内視鏡として必要な信号処理回路及び記憶装置を備
えており、記憶された画像信号は、要求に応じ、表示装
置25に表示される。以上は、超音波内視鏡10であ
り、周知である。
【0012】本実施形態は、以上の既存の超音波内視鏡
10に対して事後的に構築できる内視鏡の先端部位置検
出装置の位置検出用プローブを提案するものである。図
1の二点鎖線より上方に描いた、先端部に位置センサ
(磁気センサ)20を有する位置センサプローブ21、
磁場発生器22及び位置センサ制御装置23及びマイコ
ン18、表示装置19が、既存の超音波内視鏡10に対
して事後的に先端部位置検出装置を構築するための要素
であり、位置センサプローブ21が本発明の対象であ
る。磁場発生器22は、位置センサ制御装置23の制御
信号を受けて、被検者である人体の周囲に、位置に固有
な磁場を発生させるものであり、位置センサプローブ2
1は、その先端部の位置センサ20が磁場内に位置する
ことで、位置センサ20自身の磁場発生器22に対する
位置情報をこの磁場に対応する電流として、位置センサ
制御装置23に出力する。位置センサ制御装置23は、
マイコン18に接続されており、この位置情報をデジタ
ル化して、磁場発生器22に対する空間中の位置座標及
び磁場発生器22に対する傾きを表すオイラー角として
マイコン18に与える。磁場発生器22は直交三方向に
向く位置に固有の磁場を発生させるものであり、位置セ
ンサ20は巻線の軸線方向が直交三方向に向く三軸コイ
ルからなるものである。磁場発生器22が三つ使用され
る場合には、位置センサ20は巻線の軸線方向が一方向
に向く一つの一軸コイルとして構成される。
【0013】位置センサプローブ21は、超音波内視鏡
10に備えられているいずれかのチャンネルに挿入して
使用される。このチャンネルは、既存のチャンネル、例
えばこの超音波プローブのバルーンに連なる吸引チャン
ネルや、起上台を備えた鉗子チャンネルを使用できる
他、超音波内視鏡10に専用のチャンネルを設けてもよ
い。
【0014】図4、図5は、位置センサプローブ21の
第一の実施形態を示している。位置センサプローブ21
は、上述のようなチャンネルに挿入可能な径に形成され
た柔軟なチューブ材21aの中に、軸部に位置する可撓
性で腰のある芯材21bと、位置センサ20に連なる信
号線20aとを挿入したもので、位置センサプローブ2
1(芯材21b)の先端部には、チューブ材21aより
硬い材料からなる、非円形断面の硬質材、例えば合成樹
脂材料からなる先端部を丸めた楕円錐状または長円錐状
先端部20bが固定されている。芯材21bは、位置セ
ンサプローブ21に後方から押込力を与えたときにチャ
ンネルへの挿入を可能にする硬さと可撓性を有する非磁
性材料、例えばステンレス線、樹脂製線材、超弾性線材
等から構成する。磁性材料は磁場発生器22による磁場
に影響を与えるため好ましくない。位置センサ20は、
チューブ材21aと芯材21bとの間の空間に収納した
もので、図示例では、巻線の軸線方向が一つの直線方向
に向くコイルを想定しており、従って信号線20aは、
1セットであるが、位置センサ20として巻線の軸線方
向が直交三方向に向く三組のコイルを使用する場合に
は、3セットが挿入される。先端部20bを非円形断面
とするのは、チャンネルに挿通した状態における回転を
防止するためである。
【0015】図6は、位置センサプローブ21の別の実
施形態を示している。この実施形態は、図4、図5の実
施形態における楕円錐状または長円錐状先端部20bに
代えて、雄ねじ部20cを有する先端硬質材20dを用
いたものであり、他の部分は、図4、図5の実施形態と
同様である。
【0016】図7、図8は、図4、図5に示した位置セ
ンサプローブ21を用い、超音波内視鏡10のバルーン
吸引チャンネル30を位置センサプローブ21のチャン
ネルとして利用した上で、該チャンネル30の先端部の
通路内に位置センサプローブ21の回転防止機構を形成
した実施形態を示している。バルーン吸引チャンネル3
0は、超音波プローブ13を覆うバルーン内に連通する
チャンネルで、バルーン内の液体(脱気水)を吸引する
際に使用するチャンネルである。このバルーン吸引チャ
ンネル30の先端部には、位置センサプローブ21の形
状に対応する非円形断面の回り止め穴31が形成されて
いる。操作部12側の開口部から位置センサプローブ2
1をバルーン吸引チャンネル30に挿入していくと、や
がて楕円錐状または長円錐状先端部20bが回り止め穴
31に当接し、そのまま押圧力を加えると、回り止め穴
31にガイドされつつ位置センサプローブ21が回転し
て回り止め穴31に嵌まり、位置センサプローブ21の
回転が防止される。勿論、回り止め穴31と位置センサ
プローブ21の向きを合わせるために、位置センサプロ
ーブ21に回転を与えてもよい。
【0017】図9、図10は、図4、図5に示した位置
センサプローブ21を用い、超音波内視鏡10の起上台
付き鉗子チャンネル33を位置センサプローブ21のチ
ャンネルとして利用した上で、該チャンネル33の先端
部の起上台34により位置センサプローブ21の回転防
止機構を形成した実施形態を示している。鉗子チャンネ
ル33は、各種の鉗子を挿入するためのチャンネルで、
その先端部に軸35で回動可能に起上台34が枢着され
ている。起上台34には、操作ワイヤ36の先端部が結
合されており、操作ワイヤ36の後端部は、操作部12
の起上台操作部37(図3)に導かれている。起上台3
4には、位置センサプローブ21の先端部を丸めた硬質
材からなる楕円錐状または長円錐状先端部20bに対応
する溝34aが形成されている。先端部20bは、単な
る非断面形状であっても、溝34aとの関係で回り止め
を図ることができる。この実施形態では、操作部12側
の開口部から鉗子チャンネル33内に位置センサプロー
ブ21を挿入し、その位置センサプローブ21の先端部
(位置センサ20)が鉗子チャンネル33の体内挿入部
11側の開口部に臨んだ状態で、起上台操作部37によ
り起上台34を起上させれば、起上台34の溝34aと
鉗子チャンネル33の内壁面との間に位置センサプロー
ブ21の先端部(楕円錐状または長円錐状先端部20
b)を挟んで回り止めを図ることができる。
【0018】これに対し、図11、図12は、図6の位
置センサプローブ21を用い、上述の起上台付き鉗子チ
ャンネル33を位置センサプローブ21のチャンネルと
して利用した上で、この鉗子チャンネル33の体内操作
部11側の開口部に、位置センサプローブ21の先端硬
質材20dに固定される位置センサ固定部材26を設け
た実施形態を示している。
【0019】位置センサ固定部材26は、鉗子チャンネ
ル33内に挿入される円形断面部(または小径部)26
aと、鉗子チャンネル33の開口部の非円形断面部に回
転不能に挿入される非円形断面部26bとを備えてい
る。円形断面部26aは、位置センサプローブ21先端
部の雄ねじ部20cに螺合される雌ねじ部26cを有
し、非円形断面部26bは、起上台34に形成した溝3
4aに係合する山形断面部26dを含んでいる。
【0020】以上の位置センサプローブ21と位置セン
サ固定部材26を結合するには、操作部12側の開口部
から鉗子チャンネル33内に位置センサプローブ21を
挿入し、その先端(先端硬質材20d)を鉗子チャンネ
ル33の体内挿入部11側の開口部から突出させる。こ
の突出状態において、位置センサ固定部材26の雌ねじ
部26cを雄ねじ部20cに螺合させて固定し、固定し
た後、今度は位置センサプローブ21を鉗子チャンネル
33内に引き込んで、円形断面部26aを鉗子チャンネ
ル33に嵌め、非円形断面部26bを鉗子チャンネル3
3の開口部の非円形断面部に嵌める。このときには、山
形断面部26dは、起上台34の溝34aに同時に嵌ま
る。よって、位置センサプローブ21の回転が阻止され
る。
【0021】以上の図7、図8の実施形態、図9、図1
0の実施形態、図11、図12の実施形態において、位
置センサプローブ21は、柔軟なチューブ材21軸部に
芯材21bを有しているため、プローブ21の後端部を
押してチャンネル30(33)に挿入する際の挿入作業
が容易であり、かつ、位置センサ20は、先端硬質材2
0c、20dの後部のチューブ材と芯材21bとの間の
隙間に保護されているから、挿入作業に際し、損傷を受
けることがない。また、位置センサプローブ21の先端
部のチャンネルへの挿入固定(回り止め)は、体内挿入
部11を体内へ挿入する前に行うことができるから、特
別の困難はない。
【0022】なお、以上のようにして超音波内視鏡10
のチャンネルに挿通した位置センサプローブ21は、操
作部12側において軸方向に移動しないように保持する
ことが望ましいが、本発明は、そのような保持機構の有
無、及びその具体例を問わない。
【0023】以上のように、超音波内視鏡10のチャン
ネル30(33)に位置センサプローブ21を挿入固定
し、図1の接続を完了した装置は、超音波診断装置15
により超音波プローブ13を制御して超音波走査を行う
ことにより体腔内の断層像を得、同時に、体内挿入部1
1先端に位置する位置センサ20によって、該位置セン
サ20の磁場発生器22との相対的位置座標及び傾斜を
特定する位置情報を得ることができる。このようにして
得た複数枚の断層像の画像情報は、超音波診断装置15
を介してマイコン18に入力され、位置情報は、位置セ
ンサ制御装置23を介してマイコン18に入力され、マ
イコン18が必要な画像処理を施して、これを記憶し、
さらに三次元画像情報を表示装置19に表示することが
できる。
【0024】そして、位置センサ20と磁場発生器22
とを用いた内視鏡先端部の位置情報を得ることが不要な
使用態様では、位置センサプローブ21を超音波内視鏡
10のチャンネル30または33から抜き取り、磁場発
生器22と位置センサ制御装置23、マイコン18及び
表示装置19を超音波診断装置15から外すことにより
(図1の二点鎖線より上方の要素を除去することによ
り)、通常の電子式コンベックス型超音波内視鏡として
使用することができる。
【0025】以上の実施形態は、本発明による内視鏡の
先端位置検出用プローブを、超音波内視鏡に適用したも
のであるが、本発明のプローブは、体外の操作部と体内
挿入部とを結ぶチャンネルを有する内視鏡であれば、磁
場発生器と組み合わせることにより、すべての内視鏡に
適用することができる。
【0026】さらに本発明の位置センサプローブ21の
別の使用態様としては、既に体内挿入部11が体内に挿
入されている状態において、操作部12側の開口部から
チャンネル内にプローブ21を挿入していくことで、磁
場発生器22による位置に固有の磁場内での位置センサ
20の位置変化を捕らえ、体内挿入部11の湾曲の様子
を知ることができる。
【0027】
【発明の効果】本発明によれば、体外の操作部と体内挿
入部とを結ぶチャンネルを有する内視鏡において、磁場
発生器と組み合わせることにより、内視鏡の先端部の位
置情報を得るための位置検出プローブを提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による内視鏡の先端部位置検出プローブ
を用いる位置検出装置を超音波内視鏡に適用した一実施
形態を示す系統接続図である。
【図2】超音波内視鏡の正面図である。
【図3】同超音波内視鏡の管路図である。
【図4】位置センサプローブの一実施形態を示す断面図
である。
【図5】図4のV矢視図である。
【図6】位置センサプローブの別の実施形態を示す断面
図である。
【図7】図4、図5の位置センサプローブを超音波内視
鏡のバルーン吸引チャンネルに挿通した状態を示す、体
内挿入部側の回転防止手段部分を断面とした正面図であ
る。
【図8】図7のVIII‐VIII線に沿う断面図である。
【図9】図4、図5の位置センサプローブを起上台を有
する鉗子チャンネルに挿通した状態を示す、体内挿入部
側の回転防止手段を断面とした正面図である。
【図10】図9のX‐X線に沿う断面図である。
【図11】図6の位置センサプローブを、起上台を有す
る鉗子チャンネルに挿通した状態を示す断面図である。
【図12】図11のXII‐XII線に沿う断面図である。
【符号の説明】
10 超音波内視鏡 11 体内挿入部 12 体外操作部 13 超音波プローブ 15 超音波診断装置 16 超音波コネクター 17 ライトガイドコネクター 18 マイコン 19 表示装置 20 位置センサ(磁気センサ) 20a 信号線 20b 楕円錐状または長円錐状先端部(先端硬質材) 20c 雄ねじ部 20d 先端硬質材 21 位置センサプローブ 21a チューブ材 21b 芯材 22 磁場発生器 23 位置センサ制御装置 24 光源プロセッサ 25 表示装置 26 位置センサ固定部材 26a 円形断面部 26b 非円形断面部 26c 雌ねじ部 26d 山形断面部 30 バルーン吸引チャンネル 31 回り止め穴(非円形断面穴) 33 鉗子チャンネル 34 起上台 36 操作ワイヤ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 4C061 AA00 BB08 CC00 DD03 HH51 JJ01 JJ06 NN05 WW16 4C301 AA01 BB13 CC01 EE11 FF04 GB06 GD06 JC11 KK16

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 体内挿入部;この体内挿入部に連結さ
    れ、該体内挿入部を体外で操作する体外操作部;及びこ
    の体内挿入部側の通路と体外操作部側の開口部とを連結
    するチャンネル;を有する内視鏡に用いる先端部位置検
    出用プローブであって、 上記チャンネルに挿脱可能な外径を有する柔軟なチュー
    ブ体;このチューブ体の先端部に設けた先端硬質体;上
    記チューブ体の軸部に挿通され先端部がこの先端硬質体
    に結合された、該チューブ体に後方から押込力を与えた
    とき上記チューブ体の上記チャンネルへの挿入を可能と
    する硬さと柔軟性を備えた芯材;上記先端硬質体の後方
    のチューブ体と芯材の間に配置した位置センサ;及び上
    記チューブ体内に挿通したこの位置センサへに接続され
    た信号線;を備え、上記位置センサは、該位置センサと
    対をなして体外に設置される磁場発生器により作られ
    る、位置に固有な磁場内における位置情報を出力するこ
    とを特徴とする内視鏡の先端部位置検出用プローブ。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のプローブにおいて、位置
    センサはコイルである内視鏡の先端部位置検出用プロー
    ブ。
  3. 【請求項3】 請求項2記載のプローブにおいて、コイ
    ルは巻線の軸線方向が直交三方向に向く三組が備えられ
    ている内視鏡の先端部位置検出用プローブ。
  4. 【請求項4】 請求項2記載のプローブにおいて、コイ
    ルは一軸方向の一組である内視鏡の先端部位置検出用プ
    ローブ。
  5. 【請求項5】 請求項1ないし4のいずれか1項記載の
    プローブにおいて、先端硬質体は非円形断面をなしてい
    る内視鏡の先端部位置検出用プローブ。
  6. 【請求項6】 請求項3または4記載のプローブにおい
    て、先端硬質体は、先端部を丸めた楕円錐状または長円
    錐状をなしている内視鏡の先端部位置検出用プローブ。
  7. 【請求項7】 請求項1ないし4のいずれか1項記載の
    プローブにおいて、先端硬質体は、上記チャンネルの体
    内挿入部側の開口部から挿入される位置センサ固定部材
    との固定手段を備えている内視鏡の先端部位置検出用プ
    ローブ。
  8. 【請求項8】 請求項7記載のプローブにおいて、固定
    手段は、ねじである内視鏡の先端部位置検出用プロー
    ブ。
JP33191899A 1999-11-22 1999-11-22 内視鏡の先端部位置検出用プローブ Withdrawn JP2001145597A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP33191899A JP2001145597A (ja) 1999-11-22 1999-11-22 内視鏡の先端部位置検出用プローブ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP33191899A JP2001145597A (ja) 1999-11-22 1999-11-22 内視鏡の先端部位置検出用プローブ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2001145597A true JP2001145597A (ja) 2001-05-29

Family

ID=18249102

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP33191899A Withdrawn JP2001145597A (ja) 1999-11-22 1999-11-22 内視鏡の先端部位置検出用プローブ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2001145597A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006223730A (ja) * 2005-02-21 2006-08-31 Pentax Corp 電子内視鏡システム
WO2013065473A1 (ja) * 2011-10-31 2013-05-10 オリンパスメディカルシステムズ株式会社 医療機器
WO2017018301A1 (ja) * 2015-07-30 2017-02-02 オリンパス株式会社 内視鏡

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006223730A (ja) * 2005-02-21 2006-08-31 Pentax Corp 電子内視鏡システム
WO2013065473A1 (ja) * 2011-10-31 2013-05-10 オリンパスメディカルシステムズ株式会社 医療機器
JP5399589B2 (ja) * 2011-10-31 2014-01-29 オリンパスメディカルシステムズ株式会社 医療機器
JPWO2013065473A1 (ja) * 2011-10-31 2015-04-02 オリンパスメディカルシステムズ株式会社 医療機器
WO2017018301A1 (ja) * 2015-07-30 2017-02-02 オリンパス株式会社 内視鏡
US10799093B2 (en) 2015-07-30 2020-10-13 Olympus Corporation Endoscope having attachable/detachable raise base

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4581036B2 (ja) 超音波内視鏡システム、超音波プローブ及び超音波内視鏡
JP4394226B2 (ja) 内視鏡の先端部位置検出装置
JP4551051B2 (ja) 超音波診断装置
EP3223713B1 (en) Apparatus for proper transesophageal echocardiography probe positioning by using camera for ultrasound imaging
JP2017086399A (ja) 内視鏡
US5150715A (en) Ultrasound-imaging diagnostic system
US20190000417A1 (en) Endoscope
JP4530717B2 (ja) 内視鏡
JP2001145597A (ja) 内視鏡の先端部位置検出用プローブ
JP4406133B2 (ja) 内視鏡の先端部位置検出装置
JP4119530B2 (ja) 内視鏡装置および内視鏡に挿通する位置検出カテーテル
JP3067300B2 (ja) 内視鏡装置
JP4198130B2 (ja) 超音波診断装置
JP2000116655A (ja) 診断装置
JP2005328999A (ja) 医療装置
JP2007044074A (ja) 超音波診断装置
JP6211242B1 (ja) 内視鏡
JPWO2020152791A1 (ja) 超音波内視鏡及び内視鏡システム
JPS6258257B2 (ja)
JPS646817Y2 (ja)
JP3139334B2 (ja) 超音波診断装置
JP2005334472A (ja) 医療システム
JPH0130164Y2 (ja)
JPH1199155A (ja) 超音波内視鏡
JP2008253787A (ja) 超音波診断装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20061018

A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712

Effective date: 20080428

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20091020

A761 Written withdrawal of application

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A761

Effective date: 20091116