JPH06125194A - 部品装着装置 - Google Patents

部品装着装置

Info

Publication number
JPH06125194A
JPH06125194A JP4272920A JP27292092A JPH06125194A JP H06125194 A JPH06125194 A JP H06125194A JP 4272920 A JP4272920 A JP 4272920A JP 27292092 A JP27292092 A JP 27292092A JP H06125194 A JPH06125194 A JP H06125194A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
component
mirror
image
suction nozzle
suction
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP4272920A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3123832B2 (ja
Inventor
Takahiro Goto
隆弘 後藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sanyo Electric Co Ltd filed Critical Sanyo Electric Co Ltd
Priority to JP04272920A priority Critical patent/JP3123832B2/ja
Publication of JPH06125194A publication Critical patent/JPH06125194A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3123832B2 publication Critical patent/JP3123832B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【目的】 吸着ノズルがはみ出した形の部品画像を、正
確に位置認識する。 【構成】 吸着ノズル32が上下移動する空間の周囲
に、部品を背後から照らす透過照明部33、吸着ノズル
の上下移動空間に、45°の反射面を進入または退出さ
せ、進入時には吸着された部品の像を水平方向に反射さ
せる45°ミラー34、45°ミラーを部品吸着及び装
着時に前記上下移動空間から退避させ、部品の画像認識
時に吸着ノズルの真下に進入させる移動手段35、吸着
ノズルの真下に進入した時の45°ミラーに対向し、水
平反射された部品像を垂直上方に反射させ、かつ自身の
背後から進入する光を水平方向に透過する45°ハーフ
ミラー36、その背後に45°ミラーを介して部品の裏
面を照らす反射照明部37を配置し、小型部品Aの撮像
時には、透過、反射両照明を点灯してノズルのはみ出し
部画像を消し、部品画像のみの認識を可能とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、基板上に電子部品を装
着する部品装着装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、装着しようとする部品を画像処理
によって認識し、認識結果を装着動作に反映させる部品
装着装置が種々提案されている。例えば特開平4−20
6600号公報には、装着ヘッドに撮像装置を取り付
け、装着ヘッドの部品吸着搬送用シャフトの周囲に、反
射面がノズル軸に対して一定の傾斜角を持つ平面反射鏡
を取り付け、さらに吸着ノズルに吸着された部品の下側
の位置に移動可能に照明装置を設け、平面反射鏡から反
射する光を撮像装置に入射させる「電子部品検出装置」
が開示されている。そして、その発明の詳細な説明の欄
に、前記平面反射鏡に加え、吸着ノズル自身に第2の平
面反射鏡または孔あきの直角プリズムを取り付け、前記
シャフト径より小さい部品についても、そのシルエット
像を撮像装置に導く、実施例が記載されている。
【0003】また、特開平2−19000号公報には、
吸着保持されて移送される部品を下方から照らす照明手
段と、部品からの反射光を撮像する撮像手段を設け、吸
着ノズルの下端吸着面を反射しにくく形成した、「電子
部品認識装置」が開示されている。この「電子部品認識
装置」により、吸着保持された部品の外形からノズルの
吸着面がはみ出していても、部品の画像認識を精度良く
行うことを可能としている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前記の「電子部品検出
装置」では、吸着ノズルの直径程度の小さい部品を撮像
する場合、吸着位置ずれが発生すると、図8のようにそ
のシルエット像は、部品外形から吸着ノズルの外形がは
み出した形になることがある。そして、これをそのまま
撮像して画像認識を行うと、部品の重心位置を実際より
ずれた位置に算出してしまい、部品の吸着保持位置を正
しく認識できない。また、これに対応するために、吸着
ノズル部を孔あきの直角プリズムで構成すると、吸着ノ
ズルが高価となり、その上、部品吸着あるいは基板への
装着時にノズルに加わる衝撃に対し、脆弱な点を克服す
る必要がある。
【0005】前記の「電子部品認識装置」では、少なく
とも吸着ノズルの部品吸着面に、光を反射しにくくする
表面処理加工を施す必要がある。このような点を考慮し
て本発明は、吸着ノズルに特殊な表面処理加工を行った
り、高価な光学部品を用いずに、下方から見て部品外形
からノズル外形がはみ出していても、正しく部品の吸着
保持位置を画像認識する、部品装着装置を提供すること
を目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本願の第1発明では、部
品装着ヘッドの下端に部品吸着及び装着時に下方に進出
する吸着ノズルと、この吸着ノズルが上下移動する空間
の周囲に、吸着された部品を背後から照らし出す透過照
明部を設ける。そして、吸着ノズルの上下移動空間に、
45°の反射面を進入または退出させ、進入時には吸着
ノズルに吸着された部品の像を水平方向に反射させる4
5°ミラーと、この45°ミラーを、部品吸着及び装着
時に吸着ノズルの上下移動空間から退避させ、部品の画
像認識時に吸着ノズルの真下に進入させる移動手段を設
け、吸着ノズルの真下に進入した時の45°ミラーに対
向し、水平反射された部品像を垂直上方に反射させ、か
つ自身の背後から進入する光を水平方向に透過する45
°ハーフミラーと、その背後に、45°ミラーを介して
部品の裏面(以下部品の、吸着ノズルに吸着保持される
面を表面とし、その反対側の面を裏面と呼ぶ)を照らし
出す反射照明部を配置する。垂直反射された部品像を撮
像する際、吸着ノズルの部品吸着面に対する部品の大き
さに応じ、透過照明部と反射照明部を動作制御して部品
の像のみを取り込み、撮像した画像を認識することによ
り吸着位置ずれを検知し、そのずれ量を補正して部品を
装着する。
【0007】本願の第2発明では、第1発明の45°ハ
ーフミラーを、「吸着ノズルの真下に進入した時の前記
45°ミラーに対向して、前記水平反射部品像を透過
し、かつ自身の上方から進入する光を水平方向に反射さ
せる」ものとし、同反射照明部を、「45°ハ−フミラ
−の上方に配置し、45°ハーフミラーと45°ミラー
を経由して部品の裏面を照らし出す」ものとする。水平
透過された部品像を撮像する際、吸着ノズルの部品吸着
面に対する部品の大きさに応じ、透過照明部と反射照明
部を動作制御して部品の像のみを取り込み、撮像した画
像を認識することにより吸着位置ずれを検知し、そのず
れ量を補正して部品を装着する。
【0008】本願の第3発明では、第1発明の45°ミ
ラーを、「吸着ノズルの上下移動空間に、45°の反射
面を進入または退出させ、進入時には吸着ノズルに吸着
された部品の像を水平方向に反射し、かつ下方から進入
する光を垂直上方に透過する」45°ハーフミラーに置
き換え、同45°ハーフミラーを、「吸着ノズルの真下
に進入した時の45°ハーフミラーに対向し、水平反射
部品像を垂直上方に反射させる」45°ミラーに置き換
える。そして、同反射照明部を、「45°ハ−フミラ−
の下方に取り付け、45°ハーフミラーを介して部品の
裏面を照らし出す」ものとし、垂直反射された部品像を
撮像する際、吸着ノズルの部品吸着面に対する部品の大
きさに応じ、透過照明部と反射照明部を動作制御して部
品の像のみを取り込み、撮像した画像を認識することに
より吸着位置ずれを検知し、そのずれ量を補正して部品
を装着する。
【0009】本願の第4発明では、第3発明において4
5°ミラーを削除し、水平反射された部品像を撮像す
る。その際、吸着ノズルの部品吸着面に対する部品の大
きさに応じ、透過照明部と反射照明部を動作制御して部
品の像のみを取り込み、撮像した画像を認識することに
より吸着位置ずれを検知し、そのずれ量を補正して部品
を装着する。
【0010】
【作用】吸着ノズルに吸着保持された部品を下方より見
たとき、部品外形部よりノズルの部品吸着面がはみ出し
ている場合、その部品を上方と下方から照らすことによ
り、はみ出した部品吸着面の画像の輝度が背景部の輝度
に近付く。すなわち、ノズルの部品吸着面の一部を部品
の一部と混同することなく、部品の裏面画像のみが選択
的に画像認識される。そして、取り込まれた部品の裏面
像が認識されて、部品の吸着位置ずれが検知され、その
ずれ量を補正して部品の装着が行われる。
【0011】
【実施例】本発明部品装着装置の一実施例について、図
に基づき説明する。図1は本発明の部品装着装置の一実
施例を示す概略図である。部品装着装置1は箱型のベー
ス10を有し、その上に、X−Yステージ2、部品装着
部3、コンベア部4、第1部品供給部5が配置されてい
る。6はベース10の傍らに配置された第2部品供給部
であり、ベース10上に設けた部品仮位置決め台7上に
部品を供給する。また、ベース10には、画像処理手段
8、制御手段9が内蔵されている。
【0012】次に、本発明の主旨である部品装着部3に
ついて詳述する。図2は本発明の部品装着装置の一実施
例における部品装着部3の概略正面図である。部品装着
部3は、X−Yステージ2に吊り下げ状態で支持されて
おり、カバー部の中に図2の機構を備えている。30は
X−Yステージ2の下面に取り付けた部品装着部の支持
板で、その正面に、装着ヘッド31を上下運動させる直
線運動ユニット311を垂直に取り付ける。直線運動ユ
ニット311は、図示しないボールネジ、ボールナッ
ト、直線案内軸受、サーボモータ等からなり、ボールナ
ットに固定されて上下動するスライダ312に、装着ヘ
ッド31が取り付けられる。
【0013】装着ヘッド31は、垂直下向きにスライダ
312に取り付けられ、自身の下端に、部品を吸着する
吸着ノズル32を保持する。吸着ノズル32は上部に正
方形の拡散板321を有し、この拡散板321は、自身
の中心位置をノズル本体が貫通する形で取り付けられて
いる。33は、吸着ノズル32に吸着された部品を背後
から照らし出す透過照明部で、円筒形部材331の内周
面に一定間隔を置いてリング状に配置された複数個のL
ED332を有し、下端には、これらのLEDの光が後
述する45°ミラーに直接映らないよう、鍔のついた円
筒形の遮光板333を設ける。透過照明部33は、吸着
ノズル32の下方に位置し、円筒形部材331の中心
が、部品装着ヘッドの中心に合致するよう支持板30に
固定されている。そして、円筒形部材331及び遮光板
333は、部品吸着または装着時、図3に示すように、
LED332で囲まれた空間及び遮光板の中空部を、吸
着ノズルと装着ヘッドの一部が通り抜けられる大きさに
なっている。
【0014】34は、吸着ノズルに保持された部品が透
過照明部33内の所定位置で停止したとき、LED33
2及び拡散板321によって照らし出された部品像を水
平方向に反射する、45°ミラーである。45°ミラー
34は、装着ヘッド31の上下移動軸に対して、45°
の角度で直線移動するよう、移動手段35に、中継板3
41を介して取り付けられる。
【0015】移動手段35は、図示しないタイミングベ
ルト、プーリ、サーボモータと、直線案内軸受351及
び、これに沿って直線移動するスライダ352とで構成
される。この直線案内軸受351は、水平面から上方に
45°の角度で支持板30に取り付けて、スライダ35
2の一部は、前記タイミングベルトの歯と噛み合わせ
る。そして、サーボモータとプーリによってタイミング
ベルトが指定量回転すると、スライダ352が、直線案
内軸受351に沿って指定量直線移動する。中継板34
1は、断面L字形で、スライダ352の下側面に一端が
取り付けられ、図2で云う手前側に突出面を有し、この
突出面の上面に、45°ミラー34を固定している。こ
うして、45°ミラー34を、部品吸着時及び装着時に
吸着ノズル32の上下移動空間から45°上方に退避さ
せ、部品認識時に吸着ノズル32の真下に、45°方向
から進入させる。
【0016】36はアングル361を介し支持板30に
取り付けられた45°ハーフミラーで、部品認識位置に
ある45°ミラー34と対向する位置に配置され、45
°ミラー34からの水平反射画像を垂直上方に反射し、
かつ背後から進入してくる光を水平方向に透過する。ア
ングル361は断面L字形であり、両端部で45°ハー
フミラー36の上辺と下辺をそれぞれ支持してその反射
面を45°に固定し、45°ミラー34に対向させてい
る。また、アングル361は、45°ハーフミラーの背
後に位置する部分に、後述する反射照明部37の取り付
け面を有している。
【0017】37は、45°ハーフミラーの背後に位置
し、45°ミラーからの水平反射画像に向き合う反射照
明部である。反射照明部37は、基板371とこれに一
定間隔のマトリックス状に配設された複数個のLED3
72からなり、LED配設面が45°ハーフミラー側を
向くよう、基板371をアングル361に直立固定す
る。38は、45°ハーフミラー36が垂直に反射する
画像と、垂直に透過する画像とを取り込む撮像手段で、
45°ハーフミラー36の真上に位置するよう支持板3
0に垂直下向きに取り付ける。
【0018】8は、撮像手段38が取り込む画像を認識
・処理する画像処理手段で、その処理結果に基づいて、
制御手段9が部品装着動作を制御する。また、制御手段
9は、部品Aの大きさが、吸着ノズル32の部品吸着面
と同等程度の小さい部品であるとき、透過照明部33に
加え反射照明部37を点灯させ、画像処理手段8の認識
作業を補助することがある。さらに、制御手段9は、装
着ヘッドの上下移動量、すなわち直線運動ユニット31
1におけるスライダ312の移動量設定に対応して移動
手段35のサーボモータの回転を指令し、スライダ35
2を直線移動させ、45°ミラー34を、部品吸着及び
部品装着時には吸着ノズル32の上下移動空間から退
避、部品認識時には吸着ノズルの真下に進入させる働き
をする。
【0019】このような構成を有する本実施例の部品装
着装置の動作について説明する。部品を装着しようとす
る基板Pが、コンベア部4上を搬送され、図示しない基
板位置決め機構によって保持されると、まず、制御手段
9は、X−Yステージ2を駆動し、部品装着部3の部品
装着ヘッド31を、例えば、第1部品供給部5の所定の
部品供給カセットに位置決めされた部品Aの真上に停止
させる。そして、図示しないサーボモータを駆動し、ス
ライダ312、すなわち装着ヘッド31を下降させる。
この時、45°ミラー34は上昇端にあり、吸着ノズル
32の上下移動空間から離れているため、吸着ノズル3
2は部品Aに到達し、これを吸着保持する。(部品A
は、吸着ノズル32の部品吸着面と同等あるいは若干小
さめの外形を有する部品とする。)
【0020】部品吸着後、制御手段9は、装着ヘッド3
1を上昇させ、かつ上昇途中の所定位置(吸着保持され
た部品Aの下端が、45°方向から進入してくる45°
ミラー34に接触しない位置)に達したとき、移動手段
35の図示しないサーボモータを所定量回転させる。す
ると、スライダ352が、直線案内軸受351に沿って
移動し、45°ミラー34を、吸着ノズルの上下移動空
間に、45°方向から進出させる。
【0021】吸着ノズル32が部品を認識する高さに達
すると、制御手段9は、装着ヘッド31の上昇を停止
し、図2に示すように、透過照明部33内の所定位置に
部品Aを停止させ、LED332を点灯させる。また、
制御手段9は、あらかじめ部品装着プログラムにより、
部品Aがノズルの部品吸着面と比較し同等程度の小さい
部品であることを入力されており、その情報に従って反
射照明部37のLED372を点灯させる。この時、4
5°ミラー34は移動途中であるが、ミラーが45°方
向から部品Aの真下に進入してくるため、移動が停止し
ていなくとも、図2で云う部品Aの左端部が、45°ミ
ラー34に写った時点で、撮像手段38が部品Aの裏面
像を取り込み、画像処理手段8に入力を開始できる。す
なわち、45°ミラー34が、その反射面の方向に、反
射面と直角の運動成分を含むことなく移動する限り、部
品Aの裏面と45°ミラー34との距離は一定であり、
撮像手段38の焦点距離に部品Aの裏面があるという位
置関係はミラー34の移動期間中を通じて変わることが
ない。45°ミラー34が部品Aの下に進入して行け
ば、その反射面上に、後に部品Aの裏面全体像を構成す
べき部分像が次第に大きさを増して現れ、対面している
45°ハーフミラー36にも対応する像が現れ、これが
垂直上方に反射され、撮像手段38の撮像視野に送り込
まれることになる。同時に、45°ハーフミラー36を
透過した反射照明部37の照明光の一部は、45°ミラ
ー34の進入とともに垂直上方に反射され、部品Aの裏
面を照らすことになる。部品Aの全体像を得た時が画像
処理手段8への入力開始時点である。
【0022】図10は、撮像手段38が撮像する部品A
の画像を示す説明図であり、図8、9は、それぞれ透過
照明部33及び反射照明部37のみを点灯した場合に取
り込まれる画像の説明図である。透過照明部33のみを
点灯した場合、図8のように、背景となる拡散板部分は
明るく、部品Aとそこからはみ出した吸着ノズルの部品
吸着面は、あたかも一つの部品のように一体のシルエッ
ト像となる。反射照明部37のみを点灯した場合、背景
となる拡散板部分は薄暗く、部品Aの裏面は少し明る
く、ノズルの部品吸着面が大変明るい反射光画像とな
る。前者のシルエット像は適当な閾値で二値化できるも
のの、ノズルはみ出し部を除去できない。後者の反射光
画像は、輝度レベルが3段階に別れており、適当な閾値
を設定することが難しく、容易に部品Aのみの画像を抽
出することができない。従って本発明では、前述のよう
に透過照明部33と反射照明部37の両者を点灯させ、
図10に示す部品Aのみの画像を取り込む。すなわち、
図8の画像に図9の画像を合成する形になり、背景の拡
散板は明るく、ノズルはみ出し部も拡散板と同程度に明
るく、部品Aの裏面のみが薄明るい画像を取り込むこと
になる。この部品Aのみの画像に対応する閾値で二値化
を行い、画像処理を行えばよい。
【0023】画像処理手段8が、入力された部品Aの画
像情報の認識を行っている間に、制御手段9は、X−Y
ステージ2を駆動し、装着ヘッド31を、コンベア部4
上に位置決めされた基板Pの指定された装着位置に移動
させる。画像処理手段8は、装着ヘッドの移動途中で部
品Aの画像認識を終え、その認識結果、すなわち部品A
の吸着位置ずれ情報を制御手段9に伝える。そして、制
御手段9は、移動手段35の図示しないサーボモータを
所定量逆回転させ、スライダ352及び45°ミラー3
4を、45°上方に退避させながら、装着ヘッド31
を、前記吸着位置ずれ量だけ補正して、基板Pの装着位
置上に停止させる。こうして、45°ミラー34が、部
品A及び吸着ノズル32の下降空間から退出してから、
吸着ノズル32を基板P上に下降させて、部品Aを装着
する。
【0024】図4は、本実施例における部品装着部3の
第2の実施態様を示す概略正面図であり、図2に示す部
品装着部との相違点のみを説明する。45°ミラー34
は、装着ヘッド31の上下移動軸に対して、直交する形
で水平移動するよう、移動手段35に、中継ブロック3
42を介して取り付けられる。移動手段35を構成する
直線案内軸受351は、水平に支持板30に取り付け、
スライダ352を水平方向に案内する。中継ブロック3
42は、一端に上向きの45°傾斜面を持ち、この面に
45°ミラー34を固定し、他端をスライダ352に連
結する。この構成により、45°ミラー34は、部品吸
着及び装着時には吸着ノズル32の上下移動空間から水
平方向に退避し、部品認識時には吸着ノズル32の真下
に、水平方向から進入する。45°ハーフミラー36
は、図2の45°ハーフミラー36と同位置に支持され
るが、アングル361及び反射照明部37は、図2の時
の位置に対し、45°ハ−フミラ−36そのものを対称
軸として線対称の位置に配置される。すなわち、アング
ル361の45°ハーフミラー36の上方に位置する部
分に、反射照明部37が固定される。そして、アングル
361には、45°ハーフミラー36に水平方向から進
入してくる画像を遮らないように、45°ハーフミラー
の立面投影に相当する部分に、開口部362を設けてい
る。撮像手段38は、図4に示すように、45°ハーフ
ミラー36の背後に位置し、45°ミラー34からの水
平反射画像を取り込むよう、水平横向きに取り付ける。
【0025】図4の部品装着部を用いた場合の動作を、
前述した図2の部品装着部の動作と比較し、相違点のみ
を説明する。部品認識時、45°ミラー34は、吸着ノ
ズル32の真下に向かって水平移動し、部品Aの画像取
り込みは、45°ミラー34の移動が停止してから行わ
れる。そして、反射照明部37の照明光の一部は、45
°ハーフミラー36によって水平方向へ反射され、さら
に45°ミラー34によって垂直上方に反射されて部品
Aの裏面を照らし出す。同時に、45°ミラー34がこ
の部品Aの裏面像を水平方向に反射すると、45°ハー
フミラー36を透過して、撮像手段38に部品Aの裏面
像が取り込まれる。画像処理手段8が部品Aの吸着位置
ずれ情報を制御手段9に伝えた後、制御手段9は、移動
手段35の図示しないサーボモータを所定量逆回転さ
せ、スライダ352及び45°ミラー34を、図中右方
向に退避させながら、装着ヘッド31を、前記吸着位置
ずれ量だけ補正して、基板Pの装着位置上に停止させ
る。そして、45°ミラー34が、部品A及び吸着ノズ
ル32の下降空間から退出してから、吸着ノズル32を
基板P上に下降させて、部品Aを装着する。
【0026】図5は、本実施例における部品装着部3の
第3の実施態様を示す、一部を省略した概略正面図であ
り、図2に示す部品装着部との相違点のみを説明する。
ここでは、45°ハーフミラー36を図2の45°ミラ
ー34の位置に、45°ミラー34を図2の45°ハー
フミラー36の位置に配置する。45°ハーフミラー3
6は、アングル343にその上辺と下辺をそれぞれ支持
され、反射面が45°に固定されている。アングル34
3は、断面L字形であり、45°ハーフミラー36の平
面投影に相当する部分に、反射照明部37を取り付けて
いる。アングル343は図中奥行き方向に延び、中継板
344を介して移動手段35のスライダ352に取り付
ける。45°ミラー34は、上向きの45°傾斜面を持
つ支持ブロック363によって、45°ハーフミラー3
6に対向する位置に固定されている。
【0027】図5の部品装着部を用いた場合の動作を、
前述した図2の部品装着部の動作と比較し、相違点のみ
を説明する。部品認識時、反射照明部37の照明光の一
部は、45°ハーフミラー36を透過して垂直上方に照
射され、部品Aの裏面を照らす。部品Aの裏面像は、4
5°ハーフミラー36によって水平方向に反射され、さ
らに45°ミラー34によって垂直上方に反射されて、
撮像手段38に取り込まれる。画像処理手段8が部品A
の吸着位置ずれ情報を制御手段9に伝えた後、制御手段
9は、移動手段35の図示しないサーボモータを所定量
逆回転させ、スライダ352、45°ハーフミラー3
6、反射照明部37を、45°上方に退避させながら、
装着ヘッド31を、前記吸着位置ずれ量だけ補正して、
基板Pの装着位置上に停止させる。そして、45°ハー
フミラー36及び反射照明部37が、部品A及び吸着ノ
ズル32の下降空間から退出してから、吸着ノズル32
を基板P上に下降させて、部品Aを装着する。
【0028】図6は、本実施例における部品装着部3の
第4の実施態様を示す、一部を省略した概略正面図であ
り、図5に示す部品装着部との相違点のみを説明する。
ここでは45°ミラー34を設けず、45°ハーフミラ
ー36に対向する位置に、水平横向きに撮像手段38を
取り付ける。
【0029】図6の部品装着部を用いた場合の動作を、
前述した図5の部品装着部の動作と比較し、相違点のみ
を説明する。部品認識時、部品Aの裏面像は、45°ハ
ーフミラー36によって水平方向に反射されて、撮像手
段38に取り込まれる。画像処理手段8が部品Aの吸着
位置ずれ情報を制御手段9に伝えた後、制御手段9は、
前述と同様の動作を行わせ、部品Aを基板P上に装着す
る。
【0030】尚、本実施例では、移動手段35が45°
ミラー34または45°ハーフミラー36を直線移動さ
せるものとしたが、図7のように、45°ミラー34を
回動させるものとしてもよい。すなわち、断面L字形の
中継板345の一端部にハイロータ(回転式エアアクチ
ュエ−タの商品名)の回転軸あるいはパルスモータの回
転軸353を固定し、他端の、図7で云う手前側に有す
る突出面の上面に、45°ミラー34を固定する。そし
て、図示しないハイロータあるいはパルスモータを支持
板30の裏側に配置し、その回転軸353が支持板30
を貫通して中継板345に連結される。こうして部品認
識時に制御手段9は、ハイロータを駆動して軸353を
45°間欠回転させ、あるいはパルスモータを駆動して
軸353を45°だけ正回転させ、45°ミラー34
を、吸着ノズル32の上下移動空間の45°反射面に出
現させる。そして、吸着ノズルが部品を吸着または装着
する時、制御手段9は、ハイロータを駆動して軸353
を逆方向に45°間欠回転させ、あるいはパルスモータ
を駆動して軸353を45°だけ逆回転させ、45°ミ
ラー34の反射面を垂直姿勢に保持することにより、吸
着ノズル32の上下移動空間から退避させるものであ
る。
【0031】45°ミラー34を回動させる駆動機構と
しては、上記の他に、ソレノイド、ソレノイドとラック
・ピニオン、ばねで45°位置に付勢したミラ−をソレ
ノイドで垂直姿勢にするもの、エアシリンダ、エアシリ
ンダとラック・ピニオン、ばねで45°位置に付勢した
ミラ−をエアシリンダで垂直姿勢にするもの、トグルば
ねとハイロ−タまたはモ−タの組み合わせ、などが適用
可能である。
【0032】
【発明の効果】このように本発明の部品装着装置によ
り、吸着保持された部品の外形部よりノズルの部品吸着
面がはみ出していても、そのはみ出し部を部品の一部と
混同することなく、部品の裏面画像のみを選択して画像
認識するため、ノズルの部品吸着面に対し同等あるいは
それより小さい部品においても正確に保持位置を認識で
き、装着精度が向上する。また、吸着ノズルに特殊な表
面処理加工を行ったり、高価な光学部品を用いないた
め、装着ヘッド部のコスト低減に寄与できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明部品装着装置の一実施例の構成を示す概
略斜視図である。
【図2】部品装着部の構成を示す概略正面図である。
【図3】部品装着部の動作を説明する概略正面図であ
る。
【図4】部品装着部の第2実施例を示す概略正面図であ
る。
【図5】部品装着部の第3実施例を示す概略正面図であ
る。
【図6】部品装着部の第4実施例を示す概略正面図であ
る。
【図7】移動手段の他の実施例を説明する概略正面図で
ある。
【図8】撮像手段が取り込む、透過照明時の画像を示す
説明図である。
【図9】撮像手段が取り込む、反射照明時の画像を示す
説明図である。
【図10】撮像手段が取り込む、透過、反射同時照明時
の画像を示す説明図である。
【符号の説明】
1 部品装着装置 2 X−Yステージ 3 部品装着部 31 部品装着ヘッド 32 吸着ノズル 33 透過照明部 34 45°ミラー 35 移動手段 36 45°ハーフミラー 37 反射照明部 38 撮像手段 8 画像処理手段 9 制御手段 A 部品 P 基板

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 X−Y移動する部品装着部に設けた部品
    装着ヘッドで部品を吸着して、吸着された部品の保持状
    態を画像認識し、吸着位置ずれ量を補正して部品を基板
    上の所定位置に装着する装置であって、 部品装着ヘッドの下端に設け部品吸着及び装着時に下方
    に進出する、吸着ノズルと、 前記吸着ノズルが上下移動する空間の周囲に配置し、吸
    着された部品を背後から照らし出す透過照明部と、 前記吸着ノズルの上下移動空間に、45°の反射面を進
    入または退出させ、進入時には吸着ノズルに吸着された
    部品の像を水平方向に反射させる45°ミラーと、 前記45°ミラーを、部品吸着及び装着時に吸着ノズル
    の上下移動空間から退避させ、部品の画像認識時に吸着
    ノズルの真下に進入させる移動手段と、 吸着ノズルの真下に進入した時の前記45°ミラーに対
    向し、前記水平反射部品像を垂直上方に反射させ、かつ
    自身の背後から進入する光を水平方向に透過する45°
    ハーフミラーと、 前記45°ハ−フミラ−の背後に配置し、前記45°ミ
    ラーを介して部品の裏面を照らし出す反射照明部と、 前記垂直反射部品像を取り込む撮像手段と、 前記撮像手段が取り込んだ部品像を認識する画像認識手
    段と、 前記部品像の撮像時、吸着ノズルの部品吸着面に対する
    部品の大きさに対応して、前記透過照明部、移動手段、
    反射照明部を制御し、かつ前記画像認識手段の認識結果
    に基づき装置動作を制御する制御手段とを備えることを
    特徴とする部品装着装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載する部品装着装置におい
    て、 その45°ハーフミラーを、「吸着ノズルの真下に進入
    した時の前記45°ミラーに対向して、前記水平反射部
    品像を透過し、かつ自身の上方から進入する光を水平方
    向に反射させる45°ハーフミラー」とし、 反射照明部を、「前記45°ハ−フミラ−の上方に配置
    し、45°ハーフミラーと前記45°ミラーを経由して
    部品の裏面を照らし出す反射照明部」とし、 撮像手段を、「前記水平透過部品像を取り込む撮像手
    段」とすることを特徴とする部品装着装置。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載する部品装着装置におい
    て、 その45°ミラーを、「前記吸着ノズルの上下移動空間
    に、45°の反射面を進入または退出させ、進入時には
    吸着ノズルに吸着された部品の像を水平方向に反射し、
    かつ下方から進入する光を垂直上方に透過する45°ハ
    ーフミラー」とし、 45°ハーフミラーを、「吸着ノズルの真下に進入した
    時の前記45°ハーフミラーに対向し、前記水平反射部
    品像を垂直上方に反射させる45°ミラー」とし、 反射照明部を、「前記45°ハ−フミラ−の下方に取り
    付け、45°ハーフミラーを介して部品の裏面を照らし
    出す反射照明部」とすることを特徴とする部品装着装
    置。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載する部品装着装置におい
    て、 その45°ミラーの構成を削除し、 撮像手段を、「前記水平反射部品像を取り込む撮像手
    段」とすることを特徴とする部品装着装置。
JP04272920A 1992-10-12 1992-10-12 部品装着装置 Expired - Lifetime JP3123832B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP04272920A JP3123832B2 (ja) 1992-10-12 1992-10-12 部品装着装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP04272920A JP3123832B2 (ja) 1992-10-12 1992-10-12 部品装着装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH06125194A true JPH06125194A (ja) 1994-05-06
JP3123832B2 JP3123832B2 (ja) 2001-01-15

Family

ID=17520602

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP04272920A Expired - Lifetime JP3123832B2 (ja) 1992-10-12 1992-10-12 部品装着装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3123832B2 (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5742396A (en) * 1996-06-03 1998-04-21 Motorola, Inc. Method and apparatus for detecting obstructed vacuum nozzles
KR100433174B1 (ko) * 2003-10-23 2004-05-28 주식회사 아이엠티 레이저를 이용한 방사노즐 건식세정 장치 및 방법
JP2008166551A (ja) * 2006-12-28 2008-07-17 Yamaha Motor Co Ltd 部品認識装置、表面実装機および部品試験装置
KR101445674B1 (ko) * 2006-12-28 2014-10-01 야마하하쓰도키 가부시키가이샤 부품 인식 장치, 표면 실장기, 및 부품 시험 장치
CN114527552A (zh) * 2022-02-28 2022-05-24 苏州华工自动化技术有限公司 一种全自动大反射镜组装设备及其工作方法

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5742396A (en) * 1996-06-03 1998-04-21 Motorola, Inc. Method and apparatus for detecting obstructed vacuum nozzles
KR100433174B1 (ko) * 2003-10-23 2004-05-28 주식회사 아이엠티 레이저를 이용한 방사노즐 건식세정 장치 및 방법
JP2008166551A (ja) * 2006-12-28 2008-07-17 Yamaha Motor Co Ltd 部品認識装置、表面実装機および部品試験装置
KR101445674B1 (ko) * 2006-12-28 2014-10-01 야마하하쓰도키 가부시키가이샤 부품 인식 장치, 표면 실장기, 및 부품 시험 장치
KR101495231B1 (ko) * 2006-12-28 2015-02-24 야마하하쓰도키 가부시키가이샤 부품 인식 장치, 표면 실장기, 및 부품 시험 장치
US9686455B2 (en) 2006-12-28 2017-06-20 Yamaha Hatsudoki Kabushiki Kaisha Component-recognizing apparatus, surface-mounting apparatus, and component-inspecting apparatus
CN114527552A (zh) * 2022-02-28 2022-05-24 苏州华工自动化技术有限公司 一种全自动大反射镜组装设备及其工作方法
CN114527552B (zh) * 2022-02-28 2024-02-13 苏州华工自动化技术有限公司 一种全自动大反射镜组装设备及其工作方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP3123832B2 (ja) 2001-01-15

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR101445674B1 (ko) 부품 인식 장치, 표면 실장기, 및 부품 시험 장치
JPH08213800A (ja) 実装機の部品状態検出装置
JP3123832B2 (ja) 部品装着装置
JP3187976B2 (ja) 部品装着装置
JP2004342653A (ja) 部品実装装置
JP4197764B2 (ja) 部品撮像装置
JP3123835B2 (ja) 部品装着装置
JP2008294072A (ja) 部品認識装置、表面実装機、及び部品試験装置
JP2008028275A (ja) 部品実装機の画像認識用照明装置
JP2664576B2 (ja) 部品装着装置
JP2792829B2 (ja) 実装機の部品認識装置
JP4221630B2 (ja) 部品認識装置及び部品実装機
JP4447360B2 (ja) 部品装着装置
JP4401210B2 (ja) 電子部品実装装置
JP3402752B2 (ja) 電子部品自動装着装置
JPH05267892A (ja) 部品装着装置
JP3269080B2 (ja) 部品認識装置、部品装着機、面発光装置及び部品認識方法
JP3379829B2 (ja) 実装機における部品認識装置
JPH0883999A (ja) 電子部品実装装置
JPH05243795A (ja) 部品装着装置
JPH05152792A (ja) 部品装着装置
JP4724612B2 (ja) 部品認識装置および表面実装機
JP3610168B2 (ja) 電子部品自動装着装置
JP6591307B2 (ja) 部品実装装置
JP2005159176A (ja) 電子部品実装機

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20071027

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081027

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091027

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091027

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101027

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111027

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111027

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121027

Year of fee payment: 12

EXPY Cancellation because of completion of term