JPH0883999A - 電子部品実装装置 - Google Patents

電子部品実装装置

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JPH0883999A
JPH0883999A JP6216868A JP21686894A JPH0883999A JP H0883999 A JPH0883999 A JP H0883999A JP 6216868 A JP6216868 A JP 6216868A JP 21686894 A JP21686894 A JP 21686894A JP H0883999 A JPH0883999 A JP H0883999A
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JP
Japan
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electronic component
image
suction head
recognition camera
sucked
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Application number
JP6216868A
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English (en)
Inventor
Masato Ozawa
正人 小沢
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Juki Corp
Original Assignee
Juki Corp
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Publication date
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Publication of JPH0883999A publication Critical patent/JPH0883999A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 高速に電子部品を塔載できる電子部品実装装
置を提供する。 【構成】 吸着ヘッド3が装着される取り付け台22上
に、認識カメラ15、17を装着し、さらに、全反射ミ
ラー19、18、19を持ち、モータ21により回転自
在の光学ボックス16を取り付け台22に装着する。吸
着ノズル4により吸着した電子部品10を特別な撮影位
置に移動することなく、光学ボックス16を介して認識
カメラ15、ないし17により電子部品10の画像を撮
影し、電子部品10の吸着位置を補正する。吸着した部
品を撮影しない時には、光学ボックス16をモータ21
により回動させ、吸着ヘッド3前方から退避させるとと
もに、これにより認識カメラ15、ないし17により回
路基板7の画像を撮影する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は電子部品実装装置、特に
実装すべき電子部品の画像を認識カメラにより撮影し、
得られた部品の画像から電子部品の吸着位置を補正し回
路基板に実装する電子部品実装装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来より、回路基板上に電子部品を装着
するための電子部品実装装置として、図1に示すような
構造のものが知られている。図1では、電子部品10
は、マトリクス・トレイなどの部品供給体1から部品吸
着ノズル4を持つ吸着ヘッド3により取り出され、この
ヘッドはxyロボット2により回路基板7上の所定位置
に移動され、塔載される。
【0003】回路基板7は、基板搬送装置6の一対のレ
ール上に載置されている。また、吸着ノズル4への部品
吸着位置は、TLC(非接触センタリングユニット)5
で取得した画像の解析に基づき補正される。部品塔載動
作は、制御装置8により制御される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記構成において、回
路基板7は基板搬送装置6により搬入され、所定の位置
に保持される。そして、塔載すべき部品をピックアップ
するため、吸着ヘッド3がxyロボット2により部品供
給体1上まで移動され、所定の位置に載置されている部
品10を吸着する。
【0005】電子部品10を吸着した吸着ヘッド3は、
xyロボット2によりTLC5上の所定位置に移動さ
れ、ここで、TLC5のカメラにより部品を撮影して得
た画像から電子部品10の位置(姿勢)を測定し、回路
基板7上の塔載位置に移動する際の補正量が制御装置8
により計算される。電子部品10は必ずしも吸着ヘッド
3に対して同一の条件で吸着されるとは限らないので、
このような位置補正が必要となる。
【0006】しかし、従来構成では、位置補正を行なう
ために、必ずTLC5上の所定位置まで吸着ヘッド3を
移動し、最低でもTLC5のカメラによる撮像期間の間
(あるいはさらに画像処理の間)、停止させておかなけ
ればならない。このために、電子部品10を塔載する処
理期間が長くなりがちである、という問題があった。
【0007】本発明の課題は、以上の問題を解決し、高
速に電子部品を塔載できる電子部品実装装置を提供する
ことにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】以上の課題を解決するた
めに、本発明においては、電子部品を吸着する吸着ヘッ
ドを有し、吸着した電子部品の画像を認識カメラにより
撮影し、得られた部品の画像から電子部品の吸着位置を
補正し、回路基板に実装する電子部品実装装置におい
て、前記吸着ヘッドが設けられる基台に、吸着された電
子部品の画像を撮影するための認識カメラを吸着ヘッド
とともに装着するとともに、前記吸着ヘッドにより吸着
された電子部品の像を前記認識カメラに導く光学系を前
記基台に回動自在に装着した構成を採用した。
【0009】
【作用】以上の構成によれば、電子部品の像を回動自在
の光学系を介して認識カメラに導き、従来のように撮影
位置に吸着ヘッドを移動させることなく吸着ヘッドの基
台上で吸着された電子部品の画像を撮影することができ
る。
【0010】
【実施例】以下、図面に示す実施例に基づき、本発明を
詳細に説明する。
【0011】図2に本発明を採用した電子部品実装装置
の吸着ヘッド3まわりの構造を示す。装置全体の構造
は、図1の従来構成に準じるものとするが、本実施例で
はTLC5を吸着ヘッド3の周辺に実装するため、図1
のTLC5は不要となる。
【0012】図2の符号22はxyロボット2の基台で
あり、基台22の先端部には、吸着ノズル4を有する吸
着ヘッド3が装着されている。吸着ヘッド3はヘッド上
下用のモータ20により、ラックアンドピニオンなどの
機構を介して、上下方向に駆動されるとともに、内蔵す
るモータにより吸着ノズル4をZ軸周りに回転させるこ
とにより電子部品10の位置、姿勢を補正できるように
なっている。
【0013】本実施例では、吸着ヘッド3に加えてTL
Cを構成する認識カメラ15、および認識カメラ17が
基台22に装着されている。認識カメラ15、17はC
CDカメラなどから構成される。
【0014】認識カメラ15ないし17は吸着ノズル4
に吸着された電子部品10の画像を光学ボックス16を
介して撮影する。光学ボックス16は、基台22に固定
されたモータ21の回転軸により回転可能となってい
る。
【0015】光学ボックス16の内部は図3のように構
成されている。光学ボックス16は、上部が開放された
長方形の箱状の筐体を有し、その内部に全反射ミラー1
9、19およびハーフミラー18を内蔵する。すなわ
ち、光学ボックス16は、吸着された電子部品の像を認
識カメラに導くミラーボックスとして構成されている。
【0016】図2、図3のようにモータ21により吸着
ヘッド3、認識カメラ15、17が整列する方向に光学
ボックス16の長手方向が一致するように位置決めされ
た場合、図4のように、全反射ミラー19の一つが吸着
ノズル4の下方に相当する位置に、またもう一つの全反
射ミラー19は認識カメラ17の下方に相当する位置
に、さらに、ハーフミラー18は認識カメラ15の下方
に相当する位置に45°傾斜させて固定され、吸着ノズ
ル4に吸着された電子部品10の光像を認識カメラ15
および認識カメラ17の双方を用いて撮影できるように
なっている。図4は、図2、図3の状態を上方から示し
ている。
【0017】また、認識カメラ15、ないし17による
撮影を行なわない場合、たとえば、吸着ノズル4により
電子部品10を吸着したり、塔載したりする動作を行な
う場合には、モータ21により図4の位置から図5の位
置へ光学ボックス16を90°回転させる。これによ
り、吸着ヘッド3、吸着ノズル4および吸着した電子部
品10を自由に上下させることができる。
【0018】したがって、実際の塔載動作では、部品供
給体1からの電子部品の吸着の段階では、光学ボックス
16を図5の位置に退避させ、続いて図4の位置に90
°回転させて認識カメラ15ないし17により吸着ヘッ
ド3の画像を取得し、従来同様の画像処理により電子部
品10の位置補正を行ない、さらに光学ボックス16を
図4の位置に戻してから回路基板7への実装を行うこと
ができる。
【0019】以上の実施例によれば、従来のようにいち
いち電子部品10をTLC5の位置に移動する必要がな
く、部品供給体1から回路基板7への移動中などの任意
のタイミングにおいて、光学ボックス16を回転させて
認識カメラ15、17による電子部品10の画像を取得
することができる。したがって、従来構成に比して、部
品の塔載処理を高速化することができる。
【0020】特に、光学ボックス16、吸着ヘッド3の
位置関係は、あらかじめ既知であるから、図1の従来構
成においてTLC5の位置に吸着ヘッド3を移動する場
合の、位置決めする処理が不要となり、部品の塔載処理
は著しく高速化される。
【0021】さらに、認識カメラ15、あるいは17を
吸着ヘッド3とともに基台22に塔載しているために、
これらの認識カメラを他の処理に利用することができ
る。図6は、光学ボックス16を図4と同様の位置に回
動させた状態を示しており、この状態で認識カメラ15
(あるいは17)を回路基板7上に移動させれば、回路
基板7に設けられた基板マーク30を撮影することがで
きるため、回路基板7に対する吸着ヘッド3の相対位置
を検出し、この位置を基準としてその後の塔載処理を制
御することができる。
【0022】このような基板マーク30の撮影は、従来
では基台22に専用のカメラを設けることなどにより行
なっていたが、本実施例によれば、部品吸着位置の検出
用のカメラと、基板マーク撮影用のカメラを兼用するこ
とができ、装置の構成をより簡単安価にすることができ
る。
【0023】なお、認識カメラ15および17を使い分
けることにより、撮影条件を任意に選択することができ
る。たとえば、認識カメラ15および17として、同じ
撮影レンズを持つものを用いたとすると、認識カメラ1
7のほうが電子部品の撮影距離が長くなるために、より
大きな範囲を撮影できる。つまり、比較的大型の部品で
は認識カメラ17を用い、比較的小型の部品では認識カ
メラ15を用いる、というように使い分けることができ
る。むろん、認識カメラ15および17として、同じ光
学系を持つものを用いる必要はなく、種々の条件に応じ
て、認識カメラ15および17の撮影レンズなどの光学
系や、撮像素子、撮影フィルタなどを選択し、使い分け
ることができる。
【0024】
【発明の効果】以上から明らかなように、本発明によれ
ば、吸着ヘッドが設けられる基台に、吸着ヘッドととも
に、吸着された電子部品の画像を撮影するための認識カ
メラ、および電子部品の像を認識カメラに導く光学系を
回動自在に装着した構成を採用しているので、従来のよ
うに吸着された電子部品を別の撮影位置に移動、位置決
めさせる必要がなくなり、極めて高速に実装位置補正の
ための電子部品の画像取得を行なえ、効率の良い部品実
装が可能な優れた電子部品実装装置を提供することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】電子部品実装装置の構成を示した説明図であ
る。
【図2】本発明を採用した電子部品実装装置の要部の構
成を示した説明図である。
【図3】本発明を採用した電子部品実装装置の要部の構
成を側方から示した説明図である。
【図4】電子部品の画像撮影時の状態を上方から示した
説明図である。
【図5】電子部品の画像撮影時以外の状態を上方から示
した説明図である。
【図6】電子部品の画像撮影時以外の状態を側方から示
した説明図である。
【符号の説明】
1 部品供給体 2 xyロボット 3 吸着ヘッド 4 吸着ノズル 5 TLC 6 基板搬送装置 7 回路基板 8 制御装置 10 電子部品 15 認識カメラ 16 光学ボックス 18 ハーフミラー 19 全反射ミラー 20 モータ 21 モータ 22 基台 30 基板マーク

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電子部品を吸着する吸着ヘッドを有し、
    吸着した電子部品の画像を認識カメラにより撮影し、得
    られた部品の画像から電子部品の吸着位置を補正し、回
    路基板に実装する電子部品実装装置において、 前記吸着ヘッドが設けられる基台に、吸着された電子部
    品の画像を撮影するための認識カメラを吸着ヘッドとと
    もに装着するとともに、 前記吸着ヘッドにより吸着された電子部品の像を前記認
    識カメラに導く光学系を前記基台に回動自在に装着した
    ことを特徴とする電子部品実装装置。
  2. 【請求項2】 前記認識カメラによる撮影を行なわない
    場合、前記光学系が電子部品を吸着した吸着ヘッドの前
    方から退避するよう回動されることを特徴とする請求項
    1に記載の電子部品実装装置。
  3. 【請求項3】 前記光学系が吸着ヘッドにより吸着され
    た電子部品の像を認識カメラに導くミラーボックスとし
    て構成されることを特徴とする請求項1に記載の電子部
    品実装装置。
  4. 【請求項4】 前記認識カメラが前記基台上に複数配置
    され、前記ミラーボックスとして構成された光学系に設
    けられたミラーないしハーフミラーによりこれら複数の
    認識カメラに吸着された電子部品の像を認識カメラに導
    くことを特徴とする請求項3に記載の電子部品実装装
    置。
  5. 【請求項5】 前記光学系を回動させることにより前記
    認識カメラの前方から退避させ、前記認識カメラにより
    電子部品を塔載すべき回路基板の画像を撮影し、電子部
    品実装の基準位置を求めることを特徴とする請求項1に
    記載の電子部品実装装置。
JP6216868A 1994-09-12 1994-09-12 電子部品実装装置 Pending JPH0883999A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100604309B1 (ko) * 2004-03-18 2006-07-24 삼성테크윈 주식회사 부품 실장기용 부품인식장치
CN104470350A (zh) * 2014-12-03 2015-03-25 广东工业大学 采用小视场角相机且具图像采集辅助装置的多吸嘴贴片机
JP2017019241A (ja) * 2015-07-14 2017-01-26 ファナック株式会社 射出成形システム
KR101834199B1 (ko) * 2017-11-10 2018-03-05 김정덕 렌즈모듈 조립장치의 렌즈픽업헤드 구조

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KR100604309B1 (ko) * 2004-03-18 2006-07-24 삼성테크윈 주식회사 부품 실장기용 부품인식장치
CN104470350A (zh) * 2014-12-03 2015-03-25 广东工业大学 采用小视场角相机且具图像采集辅助装置的多吸嘴贴片机
CN104470350B (zh) * 2014-12-03 2017-12-26 广东工业大学 采用小视场角相机且具图像采集辅助装置的多吸嘴贴片机
JP2017019241A (ja) * 2015-07-14 2017-01-26 ファナック株式会社 射出成形システム
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