JP4447360B2 - 部品装着装置 - Google Patents

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Description

本発明は、電子部品等の部品を基板上に装着する部品装着装置に関する。
近年のめざましい電子技術の進歩により、電子部品の形状や大きさが多種多様となり、極めて微細なチップ部品から大型部品までを組み合わせて、目的の電子回路を構成することが多くなっている。そのための部品装着装置には、高速性及び高信頼性が一層強く求められてきている。
電子部品等の部品を回路基板等の基板上に装着する部品装着装置としては、部品を吸着保持する吸着ノズルを複数個備え、部品の同時吸着等を行うヘッドを備えたものが提案され実用に供されている。このようなヘッドとしては、吸着ノズルを一列状に配列したものが多く採用されている。そして、このようなヘッドを有する部品装着装置では、図19に示すように、部品供給位置1にて電子部品を吸着し、XYロボットによってラインセンサからなる部品認識部3上を水平に移動させて吸着している電子部品のXY方向の位置及び回転方向の位置から姿勢を認識させ、その後、回路基板5上へ移動して回路基板5の基板装着位置へそれぞれの電子部品を装着する。
ところで、上記の装置では、部品認識部3上をわざわざ移動させなければならず、部品装着タクトにおける部品認識のための移動時間やスキャン時間がしめる割合が大きく、部品装着タクトの向上の阻害要件となっていた。
このため、部品装着タクトを向上することを目的として、部品供給位置と回路基板上における部品装着位置との間に部品認識カメラを移動可能に設け、部品装着位置へ移動される電子部品を撮影して認識する技術が知られている(例えば、特許文献1参照)
また、吸着ノズルを備えたヘッド側に部品認識カメラを設け、吸着ノズルの電子部品を部品認識カメラによって認識することも考えられている(例えば、特許文献2参照)。
なお、複数の画像を取り込む方式として、反射鏡、プリズム及びレンズなどの光学系を用いて複数の画像を一つの撮像素子へ導く技術が知られている(例えば特許文献3参照)。
特開平5−37191号公報 特開平3−293800号公報 特開平4−106404号公報
ところで、特許文献1、2の技術にあっては、わざわざ部品認識部上を移動させる必要がないことより、移動時間の短縮を図ることができるが、一つの部品しか認識することができず、多数の吸着ノズルを備えたヘッドには不適であった。
また、この場合、図20に示すように、光学系6及び撮像素子7からなる部品認識カメラを吸着ノズルと同数設けることも考えられるが、高価な光学系6及び撮像素子7を複数備えることによる設備費のコストアップを招いてしまう。
ここで、吸着ノズルに吸着した複数の電子部品を部品認識カメラによって一度に撮影することも考えられるが、吸着ノズル同士に間隔がありしかも近年の電子部品が微小であることより、図21に示すように、画像エリアAの両端に電子部品が小さく撮影されることとなり、良好な部品認識精度を得ることができない。
なお、特許文献3の技術を用い、反射鏡、プリズム及びレンズなどの光学系を用いて複数の画像を一つの撮像素子へ導くことが考えられるが、このような光学系を多数の吸着ノズルに対応させて設けることは装置の大型化、複雑化を招き、現実的でなかった。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたもので、複数の吸着ノズルに吸着した電子部品を、コストを抑えつつ、効率的に認識してタクトアップを図ることが可能な部品装着装置を提供することを目的としている。
上記目的は下記構成により達成される。
(1)複数配列された部品供給位置からそれぞれ部品を供給する部品供給部と、該部品供給部から供給される部品を吸着ノズルに吸着保持する複数のノズルユニットが間隔をあけて一列に配置されている部品移載ヘッドとを備え、該部品移載ヘッドを基板上の装着位置に相対移動させて、前記吸着保持された部品を基板上に装着する部品装着装置であって、先端部から前記吸着ノズルに吸着された前記部品に光を照射し、前記部品の画像を捕捉する複数の受光部と、これら受光部にて捕捉された画像が導かれる撮像部とを備え、前記撮像部の撮像エリア内に、前記複数の受光部から入光したそれぞれの画像を写すことを特徴とする部品装着装置。
この部品装着装置によれば、吸着ノズルに吸着された部品の画像を捕捉する複数の受光部を設け、これら受光部にて捕捉された画像を撮像部へ導くので、吸着ノズルに吸着された部品を効率的に認識して大幅なタクトアップを図ることができる。しかも、撮像素子などからなる高価な撮像部を少なくすることができ、大幅なコスト低減を図ることができる。
(2)前記撮像部にて撮像された画像を処理する処理部では、前記撮像部の撮像エリア内におけるそれぞれの部品の画像を含む範囲の部分画像エリアに分割し、その画像データを部品認識のために用いることを特徴とする(1)に記載の部品装着装置。
この部品装着装置によれば、比較的安価な光ファイバによって受光部から撮像部へ画像を確実に導いて撮像部にて撮像させることができ、高精度な部品認識及び低コスト化を図ることができる。
(3)前記受光部と前記撮像部との間に、光ファイバが設けられ、該光ファイバによって前記受光部から前記撮像部へ画像が導かれ、前記光は照明部から導光チューブに入って前記先端部から照射されることを特徴とする(2)に記載の部品装着装置。
この部品装着装置によれば、反射光学系によって受光部から撮像部へ画像を確実に導いて撮像部にて撮像させることができ、高精度な部品認識を図ることができる。
(4)前記複数の受光部と前記撮像部と前記照明部は、前記部品移載ヘッドに搭載され、前記複数の受光部は前記吸着ノズルユニットの配列方向に沿って移動可能に設置されていることを特徴とする(3)に記載の部品実装装置。
この部品装着装置によれば、各ノズルユニットの吸着ノズルに吸着された部品の画像を、対応して設けられた受光部にてそれぞれ捕捉することができるので、部品の認識をさらに迅速に行うことができ、さらなるタクトタイムの短縮化を図ることができる。
(5)前記複数の受光部と前記撮像部と前記照明部は、前記部品供給部と前記基板を所定位置に支持する基板固定部との間に設けられ、前記複数の受光部は前記吸着ノズルユニットの配列方向に沿って移動可能に上方に向けて配設されていることを特徴とする(3)に記載の部品実装装置。
この部品装着装置によれば、受光部を移動させて吸着ノズルに吸着されている部品を迅速に捕捉することができ、タクトタイムの短縮化を図ることができる。
この部品装着装置によれば、吸着ノズルに吸着された部品の画像を捕捉する複数の受光部を設け、これら受光部にて捕捉された画像を撮像部へ導くので、吸着ノズルに吸着された部品を効率的に認識して大幅なタクトアップを図ることができる。しかも、撮像素子などからなる高価な撮像部を少なくすることができ、大幅なコスト低減を図ることができる。
以下、本発明に係る部品装着装置の好適な実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。
図1は本発明に係る部品装着装置の概略構成を示す斜視図である。
部品装着装置100は、回路基板101を所定位置に支持する基板固定部103と、電子部品を供給する部品供給部105と、部品供給部105にて供給される電子部品を回路基板101へ装着させる部品移載ヘッド107とを備えている。
基板固定部103は、回路基板101を所定の部品装着動作位置に搬入して位置決めする基板搬送部109を有する。
部品供給部105は、主に、電子部品を連続的に供給するパーツフィーダ等が複数取り付けられて多品種の電子部品を部品供給位置111において吸着可能にする。
部品移載ヘッド107は、XYロボット113に支持されており、このXYロボット113は、部品移載ヘッド107を、図1中のXY方向へ移動させて部品供給位置111や回路基板101の上方に移動させる。
XYロボット113は、両側部のシャフト115に支持されたX軸ビーム117を有し、このX軸ビーム117に部品移載ヘッド107が、X方向へ移動可能に支持されている。X軸ビーム117は、シャフト115に沿ってY方向へ移動可能とされており、シャフト115と平行に設けられたボールネジシャフト119がY軸移動用モータ121によって回転されることにより、Y軸方向へ移動される。
部品移載ヘッド107は、複数のノズルユニット123を備えており、これらノズルユニット123は、間隔をあけて一列に配置されている。
これらノズルユニット123は、その先端部に吸着ノズル125を着脱自在に保持するもので、この吸着ノズル125は、電子部品を吸着して保持する。
また、部品装着装置100は、部品認識装置131を備えている。この部品認識装置131は、撮像部133と、複数の受光部135とを備えており、受光部135は、ノズルユニット123の配列方向に沿って設けられたガイドレール137に、移動可能に支持されている。また、これら受光部135には、駆動ベルト139がそれぞれ固定されている。これら駆動ベルト139は、図示しない駆動部によってそれぞれ独立して駆動可能とされており、この駆動ベルト139によってそれぞれの受光部135がノズルユニット123の配列方向に沿って移動される。
次に、部品認識装置131について詳述する。
図2は部品認識装置の構造を説明する断面図、図3は撮像部における画像を説明する図である。
図2に示すように、部品認識装置131を構成する受光部135は、筒体141内に各種のレンズ143を配設した受光光学系145を備えている。この受光光学系145には、光ファイバ147が接続されている。この光ファイバ147は、可撓性を有するチューブ149内へ通され、撮像部133に導かれている。
撮像部133は、CCDなどの撮像素子151を回路基板153に搭載したもので、撮像素子151には、レンズ155を介して光ファイバ147が接続されている。
光ファイバ147が通されたチューブ149内には、可撓性及び導光性を有する導光チューブ157が挿通されている。この導光チューブ157は、受光部135側が拡径され、内部に受光光学系145が挿入され、先端部が受光部135の端面にて露出されている。この導光チューブ157の後端部には、発光ダイオードなどからなる照明部159を備えており、この照明部159の光が導光チューブ157へ入り、先端部から照射するようになっている。
上記構造の部品認識装置131では、照明部159から導光チューブ157へ入った光が先端部から照射され、吸着ノズル125に吸着された前方の電子部品が照明される。そして、この照明された電子部品の映像が、受光光学系145のレンズ143を介して光ファイバ147に取り入れられ、この光ファイバ147によって撮像部133の撮像素子151へレンズ155を介して導かれる。これにより、それぞれの受光部135から取り入られた複数の電子部品の画像が撮像素子151にて撮像され、図3に示すように、撮像素子151の撮像エリアA内に、それぞれの受光部135から入光したそれぞれの電子部品の画像が写される。
ここで、撮像素子151にて撮像された画像を処理する処理部では、撮像エリアA内におけるそれぞれの電子部品の画像を含む範囲の部分画像エリアA1に分割し、その画像データを部品認識のために用いる。
これにより、処理に用いる画像データのデータ量が大幅に抑えられ、処理速度が高められる。
次に、上記部品装着装置100により電子部品を回路基板101へ実装する場合について説明する。
図4は部品装着装置による電子部品の装着動作の流れを説明するフローチャート図、図5は部品装着装置の各部における動作の流れを説明するフローチャート図、図6は部品認識装置の動作を説明する図、図7は部品装着の動作を説明する図である。
ここでは、二つの電子部品a、bを装着する場合を例にとり図4及び図5のフローチャートに沿って説明する。
図6に示すように、ヘッド部である部品移載ヘッド107が部品供給部105の部品供給位置111の上方の部品吸着位置へ移動する(ステップ11、21、以降はS11、S21と略記する)。
次に、部品移載ヘッド107のノズルユニット123が下降し、吸着ノズル125に、電子部品a、bを吸着する(S12、S22a、S22b)。
駆動部によって駆動されたベルト139により受光部135が移動し、図7に示すように、所定の吸着ノズル125に吸着されている電子部品a、bの下方に配置される(S13、S23a、S23b)。
導光チューブ157の端面から照射される光により照明された電子部品a、bの画像が光ファイバ147を経由して撮像素子151に送られて撮像される(S14、S24a、S24b)。
電子部品a、bの画像処理が行われ、電子部品a、bの姿勢(部品位置や回転角度等)が認識される(S15、S25a、S25b)。
図6に示すように、部品移載ヘッド107が回路基板101の部品装着位置へ移動される(S16、S26)。
それぞれの電子部品a、bの部品装着位置にて、ノズルユニット123が下降し、吸着ノズル125に吸着されている電子部品a、bが回路基板101の部品装着位置へ装着される(S17、S27)。
このように、上記の部品装着装置100によれば、吸着ノズル125に吸着された電子部品の画像を捕捉する複数の受光部135を設け、これら受光部135にて捕捉された画像を撮像部133へ導くので、吸着ノズル125に吸着された電子部品を効率的に認識して大幅なタクトアップを図ることができる。しかも、撮像素子151を備えた高価な撮像部133を少なくすることができ、大幅なコスト低減を図ることができる。
しかも、比較的安価な光ファイバ147によって受光部135から撮像部133へ画像を確実に導いて撮像部133にて撮像させることができ、高精度な部品認識及び低コスト化を図ることができる。
さらには、受光部135を移動させて吸着ノズル125に吸着されている電子部品を迅速に捕捉することができ、タクトタイムの短縮化を図ることができる。
また、部品移載ヘッド107に受光部135を設けたので、部品移載ヘッド107が回路基板101の部品装着位置へ移動する際に電子部品の画像を捕捉して認識することができ、さらなるタクトタイムの短縮化を図ることができる。
なお、上記の例では、電子部品a、bを認識した後に、部品移載ヘッド107を部品装着位置へ移動させたが、部品移載ヘッド107を部品装着位置へ移動させながら電子部品a、bの認識を行うようにしても良く、このようにすると、さらなる動作時間の短縮化が図られる。
また、上記の部品装着装置100では部品認識装置131を部品移載ヘッド107へ搭載したが、部品認識装置131と部品移載ヘッド107と別々に配置しても良い。
ここで、部品認識装置131と部品移載ヘッド107と別々に配置した部品装着装置について説明する。なお、上記の部品装着装置100と同一構造部分は同一符号を付して説明を省略する。
図8は部品装着装置の概略構成を示す斜視図である。
図に示すように、この部品装着装置110では、部品認識装置131が、部品供給部105と基板固定部103との間に設けられており、この部品認識装置131の受光部135が上方へ向けて配設されている。
次に、上記部品装着装置110により電子部品を回路基板101へ実装する場合について説明する。
図9は部品装着装置の各部における動作の流れを説明するフローチャート図、図10は部品装着の動作を説明する図である。
この場合も、二つの電子部品a、bを装着する場合を例にとり図9のフローチャートに沿って説明する。
図10に示すように、ヘッド部である部品移載ヘッド107が部品供給部105の部品供給位置111の上方の部品吸着位置へ移動する(S31)。
次に、部品移載ヘッド107のノズルユニット123が下降し、吸着ノズル125に、電子部品a、bを吸着する(S32a、S32b)。
図10に示すように、部品移載ヘッド107の回路基板101の部品装着位置への移動が開始される(S33)。
駆動部によって駆動されたベルト139により受光部135が移動し、図10に示すように、部品装着位置へ移動される電子部品a、bの通過位置における下方へ配置される(S34a、S34b)。
導光チューブ157の端面から照射される光により照明された電子部品a、bの画像が光ファイバ147を経由して撮像素子151に送られて撮像される(S35a、S35b)。
電子部品a、bの画像処理が行われ、電子部品a、bの姿勢(部品位置や回転角度等)が認識される(S36a、S36b)。
図10に示すように、それぞれの電子部品a、bの部品装着位置にて、ノズルユニット123が下降し、吸着ノズル125に吸着されている電子部品a、bが回路基板101の部品装着位置へ装着される(S37)。
このように、上記部品装着装置110では、部品供給位置111から回路基板101の部品装着位置へ移動する際に、部品装着ヘッド107の吸着ノズル125に吸着された電子部品の画像を受光部135にて捕捉することができ、タクトタイムの短縮化を図ることができる。しかも、移動する部品移載ヘッド107の構造の簡略化及び軽量化を図ることができる。
なお、上記の部品装着装置100、110では、いずれも二つの受光部135によって電子部品の画像を取り入れるものであるが、受光部135は、複数であれば二つに限らない。
図11は、吸着ノズル125と同数の受光部135を配設した部品移載ヘッド107を示すものである。
図に示すように、この部品移載ヘッド107では、各吸着ノズル125の前方側に、吸着ノズル125の下方へ向かって傾斜させた受光部135がブラケット161によって支持されている。
また、この部品移載ヘッド107は、吸着ノズル125の下方側へ進退される鏡からなる反射板163を備えており、この反射板163によって吸着ノズル125に吸着されている電子部品の画像が反射され、各受光部135にて捕捉される。なお、この反射板163は、電子部品の認識時以外は、吸着ノズル125の後方側に引き込まれ、電子部品の吸着あるいは装着が円滑に行われるようになっている。
そして、このように、吸着ノズル125と同数の受光部135を有する部品認識装置131を備えた場合は、各吸着ノズル125に吸着された電子部品の画像を、対応して設けられた受光部135にてそれぞれ捕捉することができるので、電子部品の認識をさらに迅速に行うことができ、さらなるタクトタイムの短縮化を図ることができる。
なお、部品認識装置131の撮像部133へ電子部品の画像を導く手段としては、光ファイバ147を用いるものに限定されない。
図12は、光ファイバ147以外の手段にて電子部品の画像を撮像部133へ導く構造を示すもので、図に示すように、二つのプリズム165からなる反射光学系を備えている。これらプリズム165は、捕捉した電子部品の画像を、互いに近接する側から送り出すもので、これらプリズム165からの二つの電子部品の画像がレンズ群167を介して撮像素子169へ送られる。
そして、この構造によれば、プリズム165同士の隙間を通して他の電子部品の画像をレンズ群167へ導き、プリズム165からの画像と合わせて三つの電子部品の画像を撮像素子169へ送ることもできる。
そして、このようなプリズム165などの反射光学系を用いた場合、この反射光学系によって撮像部133へ画像を確実に導いて撮像部133にて撮像させることができ、高精度な部品認識を図ることができる。
次に、部品認識装置131を備えた他の部品移載ヘッドについて説明する。
図13は部品認識装置を備えた部品移載ヘッドの断面図、図14は部品移載ヘッドの外観斜視図、図15は部品移載ヘッドを構成するヘッドユニットの斜視図、図16は吸着ノズルが取り付けられたリボルバ型サブヘッドの要部拡大斜視図、図17はヘッドユニットの一部分解斜視図、図18はヘッドユニットの一側部側から視た側面図である。
図13及び図14に示すように、この部品移載ヘッド200は、第1ヘッドユニット61及び第2ヘッドユニット63を着脱自在に備えている。各ヘッドユニット61,63は、左右対称に構成されて並設された略同一機能のユニットである。そのため、ここでは、第1ヘッドユニット61の構造を例にとり説明する。
第1ヘッドユニット61は、図13から図15に示すように、複数の吸着ノズル65を、サブヘッド回転中心であるR軸回りに回転可能に配置したリボルバ型のサブヘッド67と、このサブヘッド67を回転駆動する回転駆動手段としてのサブヘッド回転モータ69と、サブヘッド67の下端位置の吸着ノズル65を下降動作させるノズル昇降手段としての押し下げ機構71と、第1サブヘッドの上端位置の吸着ノズル65に吸着された電子部品を撮像する部品認識装置131とを有する。
そして、これらリボルバ型サブヘッド67、サブヘッド回転モータ69、押し下げ機構71及び部品認識装置131は、縦断面視でL字状となるヘッドユニット外枠75に組み付けられている。
リボルバ型のサブヘッド67は、図16に示すように、吸着ノズル65をサブヘッド回転軸であるR軸を中心とする円周状に、この吸着ノズル65の部品吸着側を円周の外側に向けて複数(本実施形態では一例として8個)のノズルユニット77を配置している。このように、周方向へ間隔をあけて放射状に配置された複数のノズルユニット77が備えられ、これらノズルユニット77は、詳細は後述するノズル固定用回転部材の円盤形状のフランジ部78に設けられている。
これらノズルユニット77は、その先端部に吸着ノズル65のチャック機構79を有し、このチャック機構79により、電子部品を吸着させて保持する吸着ノズル65を着脱自在に保持している。
ノズルユニット77は、その基端部側に、中心軸であるθ軸を中心として吸着ノズル65を回動させるノズル回転駆動手段としてのθ軸モータ81を備えており、一方の側面には、カムフォロア83が突出されている。そして、これらノズルユニット77は、フランジ部78に固定されたガイドレール80に、サブヘッド67の径方向へ移動可能に支持されている。
ノズルユニット77のカムフォロア83が突出されたサブヘッド67の一側部には、図15に示すように、押し下げ機構71の一構成部材である回転案内板85が配設されている。回転案内板85を図15の裏側から見た状態の図17に示すように、この回転案内板85には、サブヘッド67側に、円環状のカム溝87を有する円筒カム部材88を備えている。
カム溝87には、サブヘッド67の各ノズルユニット77に設けられたカムフォロア83が転動可能に配置されており、サブヘッド67がR軸を中心として回転することにより、カムフォロア83がカム溝87内を案内されつつ移動する。
回転案内板85は、その下部に、上下方向へ移動可能な昇降カム部材89を備えている。この昇降カム部材89は、サブヘッド67側に、カム溝87の一部を構成する昇降カム溝91を有している。そして、この昇降カム部材89は、図18に示すように、その昇降カム溝91が、実線で示される上方位置にてカム溝87の一部として他の部分と連続され、二点鎖線で示される下方位置にてカム溝87の他の部分と分断される。
これにより、サブヘッド67の下端に位置するノズルユニット77のカムフォロア83が昇降カム溝91内に配置された状態にて、昇降カム部材89が下方へ移動することにより、カムフォロア83が下方へ移動され、そのノズルユニット77がカムフォロア83とともに下方へ向かって移動され、吸着ノズル65による部品供給部35からの電子部品の受け取りあるいは回路基板15への電子部品の装着等が行われる。
上記の昇降カム部材89には、図18に示すように、サブヘッド67と反対側に突出する係合ピン93が設けられている。この係合ピン93には、中間部が回転案内板85に回動可能に連結されたノズル昇降駆動アーム95の一端部に形成された切り欠き部97が係合されている。
ノズル昇降駆動アーム95は、他端部にも切り欠き部201が形成されており、この切り欠き部201には、回転案内板85の一側部にて上下方向へ移動可能に支持された昇降用ロッド203の下端に設けられたロッド下端ピン205が係合されている。
昇降用ロッド203は、図15に示すように、その上端部が、連結アーム207に連結されている。この連結アーム207は、サブヘッド67の上方に設けられたノズル昇降用モータ209の回転軸に固定されている。
そして、ノズル昇降用モータ209が駆動されて連結アーム207が回動されると、その回動によって昇降用ロッド203が上下に移動する。これにより、ノズル昇降駆動アーム95が、回転案内板85との連結支点96を中心として回動し、昇降カム部材89が昇降され、これに伴い、サブヘッド67の下端に位置されたノズルユニット77が昇降駆動される。
次に、この部品供給位置33にて、それぞれのリボルバ型サブヘッド67をサブヘッド回転モータ69によって順次回動させるとともに、ノズル昇降用モータ209を駆動させ、円周最下位置のノズルユニット77をZ方向である下方へ移動させ、この吸着ノズル65に電子部品を順次吸着させる。
ここで、部品移載ヘッド200は、部品供給部35の部品供給位置33に対してその配列方向であるX方向へ移動可能とされていることより、第1ヘッドユニット61及び第2ヘッドユニット63のそれぞれのリボルバ型サブヘッド67によって全ての部品供給位置33における部品の吸着を行うことができる。
ここで、部品移載ヘッド200の第1ヘッドユニット61及び第2ヘッドユニット63では、リボルバ型サブヘッド67を順次回動させて、円周最下位置の吸着ノズル65に電子部品を吸着させるとともに、円周最上位置の吸着ノズル65に吸着されている電子部品の姿勢を部品認識装置131にて撮影する。
そして、上記のように部品認識装置131を備えた部品移載ヘッド200では、吸着ノズル65が円周状に装着された回転可能なリボルバ型サブヘッド67を有する複数のヘッドユニット61、63を備えた部品移載ヘッド200に受光部135を設けてそれぞれのリボルバ型サブヘッド67における電子部品の認識を行うので、部品認識時間の短縮化とともに部品装着動作の大幅な高速化を図ることができる。
本発明に係る部品装着装置の概略構成を示す斜視図である。 部品認識装置の構造を説明する断面図である。 撮像部における画像を説明する図である。 部品装着装置による電子部品の装着動作の流れを説明するフローチャート図である。 部品装着装置の各部における動作の流れを説明するフローチャート図である。 部品認識装置の動作を説明する図である。 部品装着の動作を説明する図である。 部品装着装置の概略構成を示す斜視図である。 部品装着装置の各部における動作の流れを説明するフローチャート図である。 部品装着の動作を説明する図である。 吸着ノズルと同数の受光部を配設した部品移載ヘッドを示す図である。 光ファイバ以外の手段にて電子部品の画像を撮像部へ導く構造を示す図である。 部品認識装置を備えた部品移載ヘッドの断面図である。 部品移載ヘッドの外観斜視図である。 部品移載ヘッドを構成するヘッドユニットの斜視図である。 吸着ノズルが取り付けられたリボルバ型サブヘッドの要部拡大斜視図である。 ヘッドユニットの一部分解斜視図である。 ヘッドユニットの一側部側から視た側面図である。 従来の部品認識装置の動作を説明する図である。 複数の部品認識カメラを備えた例を示す概略斜視図である。 一つの部品認識カメラに撮像された画像を示す図である。
符号の説明
65、125 吸着ノズル
67 リボルバ型サブヘッド(サブヘッド)
77 ノズルユニット
100、110 部品装着装置
101 回路基板(基板)
105 部品供給部
107、200 部品移載ヘッド
111 部品供給位置
123 ノズルユニット
133 撮像部
135 受光部
147 光ファイバ
165 プリズム(反射光学系)

Claims (2)

  1. 複数配列された部品供給位置からそれぞれ部品を供給する部品供給部と、
    該部品供給部から供給される部品を吸着ノズルに吸着保持する複数のノズルユニットが間隔をあけて一列に配置されている部品移載ヘッドとを備え、
    該部品移載ヘッドを基板上の装着位置に相対移動させて、前記吸着保持された部品を基板上に装着する部品装着装置であって、
    先端部から前記吸着ノズルに吸着された前記部品に光を照射し、前記部品の画像を捕捉する複数の受光部と、これら受光部にて捕捉された画像が導かれる撮像部とを備え、
    前記撮像部の撮像エリア内に、前記複数の受光部から入光したそれぞれの画像を写し、
    前記撮像部にて撮像された画像を処理する処理部では、前記撮像部の撮像エリア内におけるそれぞれの部品の画像を含む範囲の部分画像エリアに分割し、その画像データを部品認識のために用い、
    前記受光部と前記撮像部との間に、光ファイバが設けられ、該光ファイバによって前記受光部から前記撮像部へ画像が導かれ、前記光は照明部から導光チューブに入って前記先端部から照射され、
    前記複数の受光部と前記撮像部と前記照明部は、前記部品移載ヘッドに搭載され、前記複数の受光部は前記吸着ノズルユニットの配列方向に沿って移動可能に設置されていることを特徴とする部品実装装置。
  2. 前記複数の受光部と前記撮像部と前記照明部は、前記部品供給部と前記基板を所定位置に支持する基板固定部との間に設けられ、前記複数の受光部は前記吸着ノズルユニットの配列方向に沿って移動可能に上方に向けて配設されていることを特徴とする請求項1に記載の部品実装装置。
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