JPH06125066A - 強誘電体不揮発性メモリの使用方法 - Google Patents

強誘電体不揮発性メモリの使用方法

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JPH06125066A
JPH06125066A JP4272753A JP27275392A JPH06125066A JP H06125066 A JPH06125066 A JP H06125066A JP 4272753 A JP4272753 A JP 4272753A JP 27275392 A JP27275392 A JP 27275392A JP H06125066 A JPH06125066 A JP H06125066A
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ferroelectric
gate electrode
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Kazuhiro Hoshiba
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 非選択セルへの誤書込をより確実に防止す
る。 【構成】 チャネル形成領域10bのしきい値電圧を強
誘電体膜6の抗電圧より低く設定するとともに、非選択
セルのコントロールゲート電極5に、立上がり波形がな
だらかな電圧(図1B参照)を与える。強誘電体膜6
は、抗電界に相当する電圧を印加しなければ、ほとんど
分極は起こらない。コントロールゲート電極5に前記し
きい値電圧をこえる電圧を印加すると、すぐにチャネル
が形成される。したがって、隣接するチャネル形成領域
10cの反転層を通じて、ドレイン3から速やかに電子
が供給される。これにより、チャネル形成領域10bに
反転層が形成され、この部分の電位はドレイン電位に等
しくなる。したがって、実質的に強誘電体膜6に抗電界
に相当する電圧が印加されないこととなり、強誘電体膜
6が誤まって分極することを防止できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、強誘電体不揮発性メ
モリの使用方法に関するものであり、特に誤分極防止方
法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】特開平2-64993公報に開示されている強
誘電体トランジスタを用いた不揮発性メモリ41を図8に
示す。不揮発性メモリ41は、P型の基板121の表面の
一部にN型のウェル領域122が形成されている。ウェ
ル領域122上の所定領域には、強誘電体材料からなる
強誘電体膜123を有している。強誘電体膜123上に
は、導電性の材料からなるゲート電極124が形成され
ている。ウェル領域122中のゲート膜123下の両側
部分に高濃度のP型の不純物拡散層からなるソース領域
125およびドレイン領域126が形成されている。な
お、ウェル領域122の電極領域(高濃度のN型の不純
物拡散層)127とソース領域125とは接続されてい
る。
【0003】次に、強誘電体ゲート膜123を有する不
揮発性メモリ41の動作原理を図3の強誘電体物質のE−
Pヒステリシスループを参照しつつ説明する。同図にお
いて、縦軸は分極Pを示し、横軸は電界Eを示す。
【0004】図8に示す不揮発性メモリ41に書込む場
合、ゲート電極124に接地電位を与え、かつNウェル
122に抗電圧より十分大きなプログラム電圧を印加す
る。抗電圧とは、強誘電体物質の残留分極を取り除くの
に必要な電界Ecを得る為の電圧をいう。この時、ゲー
ト電極124とNウェル122間に発生する電界によっ
て、強誘電体膜123は発生した電界の方向とほぼ同じ
方向に分極する(図3のR1参照)。すなわち、強誘電
体膜123は、図8Cに示すように、ゲート電極124
側がプラスに、Nウェル122側がマイナスに分極す
る。
【0005】このような分極状態により、ゲート電極1
24下部の半導体表面に反転層電荷および空乏層電荷か
らなる正電荷が誘起される。残留分極が十分に大きけれ
ば、反転層が形成され、ソース領域125とドレイン領
域126とは電気的に導通する(以下オン状態とい
う)。この状態を、以下書込状態という。なお、プログ
ラム電圧が遮断されても、分極状態はほぼそのままの状
態である(図3のS1)。一方、消去させる場合、書込
時とは反対に、Nウェル122に接地電位を与え、かつ
ゲート電極124に抗電圧より十分大きなプログラム電
圧を印加する。この時、ゲート電極124とNウェル1
22間に書込時とは反対方向の電界が発生する。従っ
て、この電界によって強誘電体膜123の分極状態が反
転する(図3のP1)。すなわち、強誘電体膜123
は、図8Bに示すように、ゲート電極124側がマイナ
スに、Nウェル122側がプラスに分極する(図3のQ
1)。
【0006】したがって、ゲート電極124下部の反転
層は消滅し、負電荷が蓄積層として形成され、ソース領
域125とドレイン領域126とは電気的に絶縁される
(以下オフ状態という)。この状態を、非書込状態とい
う。なお、プログラム電圧が遮断されても、分極状態は
ほぼそのままの状態である。
【0007】つぎに、不揮発性メモリ41の読み出し動作
を説明する。強誘電体膜123が書込状態であれば、チ
ャネル形成領域130はオン状態であり、ドレイン12
5の電位をソース126の電位より高くすることによ
り、ドレイン125とソース126間に電流が流れる。
【0008】これに対し、強誘電体膜123が非書込状
態であれば、チャネル形成領域130はオフ状態であ
る。したがって、ドレイン125の電位をソース126
の電位より高くしても、ドレイン125とソース126
間に電流が流れない。
【0009】このように、不揮発性メモリ41は、一旦書
き込み状態とすれば、たとえゲート電極124への電圧
供給を中止しても、書き込み状態は維持される。また、
書き込まれているか否かは、ソース126とドレイン1
25の間に電流が流れるか否かによって判断することが
できる。
【0010】不揮発性メモリ41は、SRAM(スタティ
ックRAM)として使用される。不揮発性メモリ41を複
数組合わせた回路の等価回路15を図9に示す。同図に示
すように、不揮発性メモリ41は、左右に一つずつの選択
トランジスタを設けて使用される。書き込み又は読み出
しを希望するメモリ(以下選択セルという)以外のメモ
リに書き込み又は読み出しをしてしまうことを防止する
為である。
【0011】書き込みは、次のようにして行なわれる。
第1のワード線WL1をVcc電位にしてトランジスタ
T1をオンにし、第2のワード線WL2をVss電位
(接地電位)にしてトランジスタT2をオフにする。ま
た、不揮発性メモリ41のゲート電極をVcc/2電位
にする。さらに、ビット線BLからのデータを不揮発性
メモリ41のソース・基板に印加する。これにより、不
揮発性メモリ41はゲート・基板間にVcc/2電位が
印加されて強誘電体膜123(図8参照)が所定の分極
状態になり、データの書込みが可能になる。
【0012】一方、読出し動作に際しては、第2のワー
ド線WL2をVcc電位にしてトランジスタT2をオン
にしておき、第1のワード線WL1をVcc電位にして
トランジスタT1をオンにする。ここで、あらかじめブ
リチャージ回路PRによりビット線BL…をVcc/2
以上の電位にプリチャージしておく。これにより、不揮
発性メモリ41が書込み状態であれば電流が流れ、この
不揮発性メモリ41が接続されているビット線BLの電
位が下がる。これに対して、不揮発性メモリ41が非書
込み状態であれば電流が流れないので、この不揮発性メ
モリ41が接続されているビット線BLの電位は変わら
ない。このように、不揮発性メモリ41が書込み状態か
非書込み状態かで、ビット線BLの電位が変化する。こ
の電位変化を対応するセンスアンプSAにより検出・増
幅することでデータの読出しが可能になる。
【0013】このように、強誘電体膜を用いた不揮発性
メモリ41においては、複数組合わせて使用する場合、
誤読み出しおよび誤書込を防止するため2種類のトラン
ジスタT1,T2を設けている。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記のような
強誘電体不揮発性メモリの使用方法においては、次のよ
うな問題があった。一般的に強誘電体の性質として、多
少の電界変化があっても分極反転がおこってしまうとい
う性質を有する。そのため、非選択セルへ誤まって書込
みされるという問題があった。
【0015】この発明は、上記のような問題点を解決
し、非選択セルへの誤書込をより確実に防止することが
できる強誘電体不揮発性メモリの使用方法を提供するこ
とを目的とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】請求項1にかかる強誘電
体不揮発性メモリの使用方法においては、第2の電路形
成可能領域に電路を形成するためのしきい値電圧を強誘
電体膜の抗電圧より低く設定するとともに、立上がりが
なだらかな分極電圧波形を分極用制御電極に与える。
【0017】
【作用】請求項1にかかる強誘電体不揮発性メモリの使
用方法においては、第2の電路形成可能領域に電路を形
成するためのしきい値電圧を強誘電体膜の抗電圧より低
く設定するとともに、立上がりがなだらかな分極電圧波
形を分極用制御電極に与える。したがって、非選択セル
について、抗電界に相当する電圧が強誘電体膜にかかる
前に、電路形成可能領域に電路を形成することができ
る。
【0018】
【実施例】本発明の一実施例を図面に基づいて説明す
る。図1に示すように、強誘電体不揮発性メモリ31
は、Pウェル2内に、第1領域であるソース4、および
第2領域であるドレイン3が形成されている。ドレイン
3、ソース4ともn+層である。ドレイン3、ソース4
の間はチャネル形成領域10a,10b,10cである。
【0019】チャネル形成領域10bの上には、分極用
制御電極であるコントロールゲート電極5が設けられて
いる。電路形成可能領域であるチャネル形成領域10b
とコントロールゲート電極5の間には、強誘電体材料で
あるPbTiO3からなる強誘電体膜6が設けられてい
る。チャネル形成領域10aは、絶縁膜8aで覆われて
おり、絶縁膜8aの上にはソースゲート電極7が設けら
れている。チャネル形成領域10aと同様にチャネル形
成領域10cも、絶縁膜8cで覆われており、その上に
はドレインゲート電極9が設けられている。
【0020】チャネル形成領域10aと10b,および
チャネル形成領域10bと10cの間には、各々n+
の領域11a,11bが設けられている。
【0021】なお、チャネル形成領域10bにチャネル
(反転層)を形成するためのしきい値電圧(Vth)
は、強誘電体膜の抗電圧より低く設定されている。
【0022】強誘電体不揮発性メモリ31を複数組合わ
せたマトリックス回路の等価回路15を図2Aに示す。
ここで、同図に示すようにマトリックス状に組合わせた
場合、行方向、列方向に各コントロールゲート電極5、
ドレインゲート電極9、ソースゲート電極7、ソース
4、ドレイン3が接続される。このように接続したこと
から、書き込み、または、読み出しを希望するメモリ
(以下選択セルという)以外のメモリに書き込み、また
は、読み出しをしてしまうおそれがある。そこで、等価
回路15においては、次に述べるようにして、確実に選
択セルを選択できるようにしている(なお、選択セル以
外を以下非選択セルという)。
【0023】同図Bに、セルC11を選択セルとする場合
の書き込みと読み出し時に印加する電圧の一例を示す。
まず書き込む場合には、ワードラインWL1−1,WL
1−2,ビットラインBL2には5V、その他には、0
Vを印加する。ワードラインWL1−1には、図1Bに
示すような、立上がり波形をなだらかにした電圧を印加
する。
【0024】図2Aに戻って、選択セルC11の、コン
トロールゲート電極5にPウェル2の電位より5V高い
電位が与えられる。これにより、コントロールゲート電
極5とPウェル2間に電界が発生する。その結果、強誘
電体膜6は、図1Cに示すように(以下マイナス方向と
いう)分極し、セルC11は、書き込み状態となる。一
方、非選択セルであるセルC12については、ドレイン
ゲート9に5Vが印加されている為、チャネル形成領域
10cにチャネルが形成される(オン状態という)。さ
らに、ドレイン3には5Vが印加されていることから、
チャネル形成領域10bがオン状態となる。したがっ
て、チャネル形成領域10bに5Vが転送される。
【0025】ここで、コントロールゲート電極5には、
ワードラインWL1−1から、立上がり波形をなだらか
にした分極電圧(図1B参照)が与えられている。
【0026】一般的に、強誘電体膜6は抗電界に相当す
る電圧以上の電圧を印加した場合に急激に分極が生じ、
抗電界に相当する電圧でなければ、短時間の間にはほと
んど分極は起こらないという性質を有する(図3の強誘
電体膜のE−Pヒステリシスループ参照)。一方、コン
トロールゲート電極5に前記しきい値電圧(Vth)以
上の電圧を印加すると、すぐにチャネルが形成される。
したがって、隣接するチャネル形成領域10cの反転層
を通じて、ドレイン3から速やかに電子が供給される。
これにより、チャネル形成領域10bに反転層が形成さ
れる。この部分の電位はドレイン電位に等しい。したが
って、実質的に強誘電体膜6に抗電界に相当する電圧が
印加されないこととなるからである。
【0027】このように、チャネル形成領域10bにチ
ャネル(反転層)を形成するためのしきい値電圧(Vt
h)を強誘電体膜の抗電圧より低く設定するとともに、
非選択セルのコントロールゲート電極5に、図1Bに示
すような立上がり波形をなだらかにした電圧を与えるこ
とにより、非選択セルの強誘電体膜6が誤って書き込み
状態となることをより完全に防止することができる。
【0028】また、他の非選択セルであるセルC14の
コントロールゲート電極5、Pウェル2には、0Vが印
加されているため、強誘電体膜6は分極状態は変化せ
ず、書き込み状態とならない。また、チャネル形成領域
10a,10cともオフ状態となっているため、誤消去も防止
できる。
【0029】なお、非選択セルへの書き込みを防止する
為、ビットラインBL2に印加されている書き込み禁止
電圧である5Vについては、セルC11〜C14のソー
スゲート電極7をオフ状態としているので、コントロー
ルゲート電極5下のチャネル形成領域10bにおいても
保持される。
【0030】読み出しについては、ワードラインWL1
−1,WL1−3に5V、ビットラインBL1にセンス
アンプを接続し、その他は0Vを印加する。
【0031】選択セルC11について見てみると、ワード
ラインWL1−1,WL1−3に5Vを印加することに
よりチャネル形成領域10a,10cとも、オン状態と
なる。もし、強誘電体膜6がプラス方向に分極している
と(図1C参照)、チャネル形成領域10bはオフ状態
である。したがって、ビットラインBL1とソースライ
ンS1間に電流が流れない。
【0032】これに対し、強誘電体膜6がマイナス方向
(図1C参照)に分極していると、チャネル形成領域1
0bはオン状態となり、結局全てのゲートがオン状態と
なる。したがって、ビットラインBL1とソースライン
S1間に電流が流れる。すなわち、セルC11が書き込
み状態であれば、電流が流れ、ビットラインBL1の電
位が降下するが、非書き込み状態であれば、電流が流れ
ず電位降下は生じない。この差をセンスアンプで増幅す
ることにより、セルC11の状態(書込、非書込)を読
み出すことができる。
【0033】一方、非選択セルC12について見てみる
と、ワードラインWL1−1,WL1−3に5Vを印加
することによりチャネル形成領域10a,10cは、オ
ン状態となる。しかし、ビットラインBL2とソースラ
インS1は電位差が0であるので、ビットラインBL2
とソースラインS1間に電流が流れない。その他の非選
択セルC13、C14については、ワードラインWL2
−1,WL2−3が0Vであるから、双方のチャネル形
成領域10a,10cがオフ状態である。したがって、
ソースラインS1とビットラインBL2間、ソースライ
ンS1とビットラインBL1間には電流が流れない。
【0034】このように、マトリックス状に接続した場
合でも、図2Bに示すような電圧を印加することによ
り、確実に選択セルのみに書き込むこと、および読み出
すことが可能となる。
【0035】なお、消去の際は、ワードラインWL1−
2,WL2−2に−5Vを、その他には0Vを印加す
る。選択セルC11、C12について見てみると、Pウ
ェルPWに0Vを、ワードラインWL1−2,WL2−
2に−5Vを印加することとなり、電界効果により強誘
電体膜6がプラス方向に分極し(図1C参照)、書き込
み状態が解除される。
【0036】[強誘電体不揮発性メモリ1の構造]図
4、図5を用いて他の強誘電体不揮発性メモリを使用す
る場合について、説明する。図4に示す強誘電体不揮発
性メモリ1においては、Pウェル2内に、第1領域であ
るソース4、および第2領域であるドレイン3が形成さ
れている。ドレイン3、ソース4ともn+層である。ド
レイン3、ソース4の間には、第1の電路形成可能領域
であるオフセット領域20a、第2の電路形成可能領域
であるチャネル形成領域10b、および第3の電路形成
可能領域であるチャネル形成領域10cが形成されてい
る。
【0037】チャネル形成領域10cは、絶縁膜8で覆
われており、絶縁膜8の上には、電路形成用制御電極で
ある選択ゲート電極9が設けられている。チャネル形成
領域10bは、比誘電率の高い物質で構成された絶縁膜
26で覆われている。絶縁膜26はさらに、選択ゲート
電極9の一部も覆っている。さらに、絶縁膜26は、強
誘電体材料であるPZTからなる強誘電体膜6で覆われ
ている。強誘電体膜6の上部で、かつチャネル形成領域
10bおよび選択ゲート電極9の上部には、分極用制御
電極であるコントロールゲート電極5が設けられてい
る。
【0038】オフセット領域20aの上部には、絶縁性
側壁である絶縁性サイドウォール23が設けられてい
る。なお、コントロールゲート電極5と絶縁性サイドウ
ォール23は、同図に示すように隣接している。
【0039】絶縁性サイドウォール23、コントロール
ゲート電極5、および選択ゲート電極9は、保護膜であ
る層間膜24で覆われている。層間膜24上には、アル
ミニウム膜であるビットライン29が設けられており、
マトリックス接続に必要な各ドレイン3を接続する。
【0040】強誘電体不揮発性メモリ1の書き込み、お
よび消去動作原理を説明する。強誘電体不揮発性メモリ
1に書込む場合、Pウェル2に接地電位を与え、かつコ
ントロールゲート電極5に抗電圧より十分大きなプログ
ラム電圧を印加する。この時、コントロールゲート電極
5とPウェル2間に発生する電界によって、強誘電体膜
6は発生した電界の方向とほぼ同じ方向に分極する。分
極状態によって、コントロールゲート電極5下部は空乏
化する。この状態を以下書込状態という。なお、プログ
ラム電圧が遮断されても、分極状態は、ほぼそのままの
状態である。
【0041】一方、消去させる場合には、書込時とは反
対に、コントロールゲート電極5に接地電位を与え、か
つPウェル2に抗電圧より十分大きなプログラム電圧を
印加する。この時、コントロールゲート電極5とPウェ
ル2間に、書込時とは反対方向の電界が発生する。従っ
て、この電界によって強誘電体膜6の分極状態は反転す
る。プログラム電圧が遮断されても、反転した分極状態
は維持される。
【0042】つぎに、強誘電体不揮発性メモリ1の読み
出し動作を説明する。選択ゲート電極9に、しきい値を
越える電圧を印加する。これにより、選択ゲート電極9
の下部に反転層が形成される。さらに、ソース4にPウ
ェル2より高い読み出し電圧を印加する。これにより、
ソース4とPウェル2間の空乏層が拡大する。なおPウ
ェル2およびドレイン3には、接地電圧を印加する。
【0043】ここで、強誘電体膜6が図1Cに示すよう
に分極していれば(以下マイナス方向の分極という)、
コントロールゲート電極5下部は空乏化する。したがっ
て、ソース4とPウェル2間の空乏層、コントロールゲ
ート電極5下部の空乏層、および選択ゲート電極9下部
の空乏層がつながり、オフセット領域20a,チャネル
形成領域10b,10cすべてがオン状態となる。ここ
で、ソース4の電位はドレイン3の電位より高いので、
ソース4とドレイン3間に電流が流れる。
【0044】このように、読み出す際に、ソース4に読
み出し電圧を印加することにより、オフセット領域20
aの空乏層が拡大するとともに、この電圧を書き込み状
態の有無を調べる検出電圧として利用することができ
る。
【0045】これに対し、強誘電体膜6が、図1Dに示
すように分極していると(以下プラス方向の分極とい
う)、コントロールゲート電極5下部は、空乏化しな
い。したがって、ソース4とPウェル2間の空乏層と選
択ゲート電極9下部の空乏層がつながらず、ソース4の
電位をドレイン3の電位より高くしても、ソース4とド
レイン3間には電流が流れない。
【0046】なお、ソース4とPウェル2間の空乏層と
コントロールゲート電極5下部の空乏層をつなげること
ができる電圧を読み出し電圧という。
【0047】このように、強誘電体不揮発性メモリ1
は、一旦書き込み状態とすれば、たとえコントロールゲ
ート電極5に電圧の供給を中止しても、書き込み状態は
維持される。また、書き込まれているか否かは、チャネ
ル形成領域10cをオン状態とするとともに、ソース4
に読み出し電圧を印加することにより、オフセット領域
20aをオン状態とし、ソース4とドレイン3の間に電
流が流れるか否かによって判断することができる。
【0048】消去の場合は、Pウェル2にコントロール
ゲート電極5より高い電位を印加する。これにより、強
誘電体膜6がプラス方向に分極し(図1C参照)、書き
込み状態が解除される。
【0049】[マトリックス状に接続された強誘電体不
揮発性メモリ1の動作]上記、強誘電体不揮発性メモリ
1は、マトリックス状に接続されて使用される。強誘電
体不揮発性メモリ1を複数組合わせたマトリックス回路
の等価回路21を図5Aに示す。ここで、同図に示すよう
にマトリックス状に組合わせた場合、行方向、列方向に
各コントロールゲート電極5、選択ゲート電極9、ドレ
イン3が各々接続されており、さらに、全てのソース4
が接続されている。したがって、非選択セルに書き込
み、または、読み出しをしてしまうおそれがある。そこ
で、等価回路21においては、次に述べるようにして、
確実に選択セルと非選択セルを区別できるようにしてい
る。
【0050】同図Bに、セルC11を選択セルとする場
合に、書き込み時および読み出し時に印加する電圧の一
例を示す。まず書き込む場合には、一括消去を行い分極
の向きを非書込状態としておく。つぎに、ワードライン
WL1n,WL2n、ビットラインBLn+1にVc
c、その他には、0Vを印加する。なお、ワードライン
WL2nには、立上がり波形をなだらかにした分極電圧
(図1B参照)を与える。
【0051】選択セルC11について見てみると、ワー
ドラインWL2nにVcc印加することにより、図6A
に示すように、コントロールゲート電極5に、Pウェル
2よりVccだけ高い電位が与えられる。したがって、
コントロールゲート電極5とPウェル2間に電界が発生
し、強誘電体膜6は、マイナス方向(図6B参照)に分
極する。
【0052】一方、非選択セルであるセルC12につい
て見てみると、ワードラインWL1nにVccを印加す
ることにより、図6Cに示すように、セルC12の選択
ゲート電極9にもVccが印加される。したがって、チ
ャネル形成領域10cはオン状態となる。さらにドレイ
ン3にはVccが印加されていることから、チャネル形
成領域10bがオン状態となり、チャネル形成領域10
bにVccが転送される。このため、コントロールゲー
ト電極5にVccが印加されていても、コントロールゲ
ート電極5とPウェル2間に電位差が生じない。したが
って、強誘電体膜6は分極せず、書き込み状態となるこ
とはない。
【0053】ところで、セルC12のコントロールゲート
電極5には、ワードラインWL2nから、立上がり波形
をなだらかにした分極電圧(図1B参照)が与えられ
る。
【0054】すでに述べたように、強誘電体膜6は抗電
界に相当する電圧以上の電圧を印加した場合に急激に分
極が生じ、抗電界に相当する電圧でなければ、短時間の
間にはほとんど分極は起こらないという性質を有する
(図3の強誘電体膜のE−Pヒステリシスループ参
照)。一方、コントロールゲート電極5に前記しきい値
電圧(Vth)以上の電圧を印加すると、すぐにチャネ
ルが形成される。したがって、隣接するチャネル形成領
域10cの反転層を通じて、ドレイン3から速やかに電
子が供給され、チャネル形成領域10bに反転層が形成
される。この部分の電位はドレイン電位に等しい。した
がって、実質的に強誘電体膜6に抗電界に相当する電圧
が印加されないこととなるからである。
【0055】このように、チャネル形成領域10bにチ
ャネル(反転層)を形成するためのしきい値電圧(Vt
h)を強誘電体膜の抗電圧より低く設定するとともに、
非選択セルのコントロールゲート電極5に、図1Bに示
すような立上がり波形をなだらかにした電圧を与えるこ
とにより、非選択セルの強誘電体膜6が誤って書き込み
状態となることをより完全に防止することができる。
【0056】なお、書き込みを防止する為、ビットライ
ンBLn+1に印加されている書き込み禁止電圧Vcc
(図5B参照)については、セルC11〜C14のオフ
セット領域20aがオフ状態であるので、コントロール
ゲート電極5下のチャネル形成領域10bにおいても保
持される。
【0057】読み出しについては、次のようにして行
う。図5Bに示すように、ワードラインWL1nにVc
c、ソースラインSLにVcc(読み出し電圧)、その
他は0Vを印加し、ビットラインBLnにセンスアンプ
を接続する。
【0058】選択セルC11については、ソースライン
SLに読み出し電圧としてVccを印加することによ
り、図7Aに示すように空乏層が拡大し、オフセット領
域20aがオン状態となる。また、ワードラインWL1
nにVccを印加することにより、選択ゲート9にVc
cが印加され、チャネル形成領域10cはオン状態とな
る。ここで、強誘電体膜6がマイナス方向(図1C参
照)に分極していると、チャネル形成領域10bはオン
状態となる。すなわち、オフセット領域20a、および
チャネル形成領域10b、10cともオン状態となる。
したがって、ソースラインSLとビットラインBLnに
電流が流れ、この電流をセンスアンプで検出することが
できる。
【0059】これに対して、強誘電体膜6がプラス方向
に分極していると(図1D参照)、図7Bに示すよう
に、チャネル形成領域10bはオン状態とならない。し
たがって、オフセット領域20a、およびチャネル形成
領域10cがオン状態であっても、ソースラインSLと
ビットラインBLn間に電流が流れない。
【0060】非選択セルC12については、オフセット
領域20a、およびチャネル形成領域10b、10cと
もオン状態であったとしても、センスアンプを接続して
いるのは、ビットラインBLnであるから、誤って読み
出されることはない。なおビットラインBLn+1をオ
ープンとしても、同様である。
【0061】その他の非選択セルC13、C14につい
て見てみると、ワードラインWL2nに0Vが印加され
ていることから、チャネル形成領域10cは、ともにオ
フ状態である。したがって、ソースラインSLとビット
ラインBLn間、ソースラインSLとビットラインBL
n+1間に電流が流れない。
【0062】このように、強誘電体不揮発性メモリ1を
マトリックス状に接続した場合でも、図5Bに示すよう
な電圧を印加するとともに、チャネル形成領域10bに
チャネル(反転層)を形成するためのしきい値電圧(V
th)を強誘電体膜6の抗電圧より低く設定し、さらに
立上がり波形をなだらかにした分極電圧(図1B参照)
を与えることにより、確実に選択セルのみに書き込むこ
と、および読み出すことが可能となる。
【0063】なお、消去の際は、ワードラインWL2
n,WL2n+1に−Vccを、その他には0Vを印加
する。これにより、強誘電体膜6はプラス方向に分極し
(図1D参照)、一括消去可能となる。
【0064】以上述べたように、強誘電体不揮発性メモ
リ1は、絶縁性サイドウォール23を設けたことにより
オフセット領域20aを形成する。そして、読み出す際
には、ソース4に読み出し電圧印加することにより、空
乏層を拡大し、オフセット領域20aにチャネルを形成
するとともに、この電圧を書き込み状態の有無を調べる
検出電圧として利用することができる。
【0065】さらに、チャネル形成領域10bにチャネ
ル(反転層)を形成するためのしきい値電圧(Vth)
を強誘電体膜6の抗電圧より低く設定するとともに、コ
ントロールゲート電極5に、立上がり波形をなだらかに
した分極電圧を与えることにより、抗電界に相当する電
圧が強誘電体膜6にかかる前に、コントロールゲート電
極5下部に反転層を形成することができる。したがっ
て、誤書込をより確実に防止することができる。
【0066】なお、本実施例では、強誘電性物質として
PZT(チタン酸ジルコン酸鉛)を使用したが、PbT
iO3、チタン酸バリウム、チタン酸ビスマス、PLZ
T等の強誘電性を示す物質であれば、他の物質を用いて
もよい。さらに、ソフトライトの問題を避けるため活性
化電界の大きい物質を用いるとともに、活性化電界が大
きくなるように形成することが望ましい。
【0067】ここで、ソフトライトとは、書込時に、非
選択セルのコントロールゲート電極5にプログラム電圧
を印加するたびに、チャネル形成領域10b上の強誘電
体膜6の分極状態が少しずつ反転することをいう。ソフ
トライトが繰り返されると、分極状態がついには完全に
反転し、そのセルのデータが誤ったデータとなってしま
すおそれがある。
【0068】しかし、しきい値電圧を調整するととも
に、立上がり波形をなだらかにした電圧を印加すること
により、非選択セルにおいて、強誘電体膜6の分極状態
が反転する際に、チャネル形成領域10bに反転層を形
成し、誤書込およびソフトライトをより確実に防止する
ことができる。
【0069】なお、上記各実施例においては、Nチャネ
ルトランジスタにて説明したが、Pチャネルトランジス
タに採用してもよい。
【0070】
【発明の効果】請求項1にかかる強誘電体不揮発性メモ
リの使用方法においては、第2の電路形成可能領域に電
路を形成するためのしきい値電圧を強誘電体膜の抗電圧
より低く設定するとともに、立上がりがなだらかな分極
電圧波形を与える。したがって、非選択セルについて、
抗電界に相当する電圧が強誘電体膜にかかる前に、電路
形成可能領域を空乏化することができる。これにより、
非選択セルへの誤書込をより確実に防止することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】強誘電体不揮発性メモリ31の構造、分極制御電
極に印加する電圧の波形、および強誘電体膜6の分極状
態を示す図である。
【図2】強誘電体不揮発性メモリ31の使用状態図であ
る。Aは、マトリックス状に組合わせた等価回路図であ
り、Bは、各動作における電圧を表わした一例である。
【図3】強誘電体膜6のヒステリシスループを示す図で
ある。
【図4】強誘電体不揮発性メモリ1の構造を示す図であ
る。
【図5】強誘電体不揮発性メモリ1の使用状態図であ
る。Aは、マトリックス状に組合わせた等価回路図であ
り、Bは、各動作における電圧を表わした一例である。
【図6】書込時における強誘電体不揮発性メモリ1を示
す図である。A,Cは書込状態の空乏層の状態を示す図
である。Aは選択セル、Cは非選択セルを示す。また、
B,Dは強誘電体膜6の分極状態を示す図であり、Bが
マイナス方向、Dがプラス方向に分極している状態を示
す。
【図7】読み出し時における強誘電体不揮発性メモリ1
の空乏層の状態を示す図である。Aは書込状態である場
合、Bは非書込状態である。
【図8】従来の不揮発性メモリ41の構造、および強誘電
体膜6の分極状態をを示す図である。
【図9】従来の不揮発性メモリ41を複数組合わせた等価
回路を示す図である。
【符号の説明】
3・・・ドレイン 4・・・ソース 5・・・コントロールゲート電極 6・・・強誘電体膜 9・・・選択ゲート電極 10b,10c・・・チャネル形成領域 20a・・・オフセット領域 23・・・絶縁性サイドウォール
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H01L 29/792

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】第1領域、 第1領域との間に電路形成可能領域を形成するように設
    けられた第2領域、 電路形成可能領域を覆う強誘電体膜、 強誘電体膜上に設けられた分極用制御電極、 を備えた強誘電体不揮発性メモリをマトリックス状に配
    置し、 書き込む場合には、書き込み予定のメモリの分極用制御
    電極に分極電圧を印加するとともに、書き込みを防止し
    たいメモリには、第1領域または第2領域に電圧を印加
    することにより、強誘電体膜に分極電圧を印加しないよ
    うにして、書き込み予定のメモリにのみ、情報を書き込
    む強誘電体不揮発性メモリの使用方法において、 第2の電路形成可能領域に電路を形成するためのしきい
    値電圧を強誘電体膜の抗電圧より低く設定するととも
    に、 立上がりがなだらかな分極電圧波形を分極用制御電極に
    与えること、を特徴とする強誘電体不揮発性メモリの使
    用方法。
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