JPH06124540A - 音声記録媒体及びその音声再生装置 - Google Patents

音声記録媒体及びその音声再生装置

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JPH06124540A
JPH06124540A JP29388892A JP29388892A JPH06124540A JP H06124540 A JPH06124540 A JP H06124540A JP 29388892 A JP29388892 A JP 29388892A JP 29388892 A JP29388892 A JP 29388892A JP H06124540 A JPH06124540 A JP H06124540A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 プログラムを組み込む際の負荷を軽減させる
こと。 【構成】 ゲーム等において、常時流すBGM等の音声
として記録された音声情報に別の音源によって発生させ
たナレーションや効果音等を重畳する場合、各音声情報
とともに記録された音声重畳判別信号の検出結果に応じ
てスイッチ30を閉成することにより全体の音声信号レ
ベルを減衰させるようにした。 【効果】 ゲームの進行に合わせて重畳された音声出力
レベルの減衰制御をハード面側で受持つことができ、こ
れによりプログラムを組み込む際の負荷が軽減される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複数種類の音声情報が
記録されている記録媒体からそれぞれの音声情報を読出
すとともに、これらの音声情報を混合して再生する音声
再生装置に関する。
【0002】
【従来の技術】複数種類の音声情報を記録することがで
きる記録媒体としてCD−ROMディスク等の光ディス
クがある。この光ディスクには、いわゆるディジタル・
オーディオ信号(以下、CD−DA信号という)の他
に、後述する各種音声信号を発生させるための各種音声
発生部の動作を制御する制御情報やCPUの動作をコン
トロールするためのプログラム情報等を記録することが
でき、これらの情報はたとえばゲーム等におけるBGM
や効果音を発生させる等の目的に用いられている。
【0003】図1は、複数種類の音声情報等が記録され
ているCD−ROMディスクを再生するための音声再生
装置の一構成例を示すものであり、PU(光ピックアッ
プ)1によって読出されたCD−ROMディスクからの
RF信号は、EFMデコーダ2によってディジタル信号
にデコードされる。
【0004】デコードされたディジタル信号に含まれて
いるCD−DA信号はDAC(D/Aコンバータ)3に
よりアナログ信号に変換された後、アッテネータ9を介
して混合器13に出力される。それ以外の信号である制
御データ或はプログラムデータは、ROMデコーダ4に
よってデコードされた後、各種音声発生部であるFM音
源5、PCM音源6、PSG(プログラム・サウンド・
ジェネレータ)音源7及びCPU8に供給される。
【0005】ここで、ROMデコーダ4によってデコー
ドされる制御データには、各種音声を発生すべき音声信
号の音程、音量、発生継続時間等の情報が含まれてお
り、各種音声発生部5,6,7はそれらの制御データに
基づいて所定の期間、所定の音程及び音量情報に基づい
て音声信号を発生する。各種音声発生部であるFM音源
5、PCM音源6、PSG音源7は、音声発生方法がア
ナログ的かディジタル的かの違いや、発生できる音の種
類や音質等に差があり、たとえばゲーム等で必要に応じ
て使い分けられる。ちなみに、ここでの音声信号には、
ゲームの進行を促したりするナレーションやキャラクタ
の動き等に合わせた効果音等がある。また、上記のDA
C3によって変換された音声信号には、BGM等があ
る。
【0006】一方、CPU8は、ROMデコーダ4によ
ってデコードされたデータに含まれているプログラムデ
ータに基づいて、アッテネータ9,10,11,12の
アッテネート量をコントロールし、混合器13に出力す
べき音声信号が最適なレベルとなるように調整し、且つ
各種音声発生部5,6,7の出力タイミングをコントロ
ールている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した従
来の音声再生装置では、DAC3、FM音源5、PCM
音源6、PSG音源7から出力される音声信号の最大出
力レベルがたとえば図1のように設定されている。すな
わち、DAC3からの出力は2Vrms 、FM音源5、P
CM音源6、PSG音源7からの出力はそれぞれ1Vrm
s (rms :実効値)として設定されている。
【0008】したがって、各種音声信号が同時に同一周
波数が出力された場合、単純に加算してしまうと、 2+1+1十1=5Vrms となり、いずれか一つの音声信号のみが出力された場合
と全ての音声信号が出力された場合とでは音声出力のバ
ランスが悪くなってしまう。また、光ディスクに記録さ
れている各種音声信号をビデオゲームとして利用すると
き、通常では混合器13の出力をTVの音声入力端子に
接続してTV側のスピーカにより再生する場合が多く、
音声入力端子において過大入力が生じた場合にはTV側
のスピーカによって再生される音に歪を生じてしまう
か、通常のTV放送とのレベル差が大きすぎ、TV放送
時とビデオゲームとを切り換える度にボリュームをコン
トロールする必要がある。
【0009】このようなことから、CD−ROMディス
クに各種音声情報を記録させる場合には、DAC3によ
りアナログ信号に変換されるべき音声情報及び各種音声
発生部であるFM音源5、PCM音源6、PSG音源7
によって発生させるべき音声情報に対応させて各アッテ
ネータ9,10,11,12のアッテネート量を最適に
コントロールすべき制御情報をプログラム上にこと細か
に組み込む必要があるため、プログラムを組む上でプロ
グラマーに対して負担となってしまう。
【0010】また別の手法として、CD−ROMディス
クに各種音声情報を記録する際に、各音声信号が重なっ
た場合を考えて各種音声信号のレベルを下げて記録して
いるが、この場合、記録レベルが小さくなるため再生信
号のS/Nが悪くなり、各音声信号が単独で出力される
時には聴感上、聴きづらくなるという欠点があった。
【0011】ちなみに、LD−ROMと呼ばれている記
録媒体には、上述のディジタル音声情報に加えて、アナ
ログFM音声も記録されているため、このFM音声信号
が加算されることにより、CD−ROMに比べて更に細
かな音声出力レベルの制御が要求されることから、プロ
グラマーに対しての負担が大きくなる。
【0012】本発明は、このような事情に対処してなさ
れたもので、たとえばゲームの進行に合わせて、音声出
力レベルの減衰制御をハード面側で受持つようにするこ
とにより、プログラムを組み込む際の負荷を軽減させる
とともに、各音声信号が重畳されない場合においても聴
感上問題のない音声出力の得られる音声記録媒体及びそ
の音声再生装置を提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するために、複数の音声情報及び音声情報の重畳を指
示する音声重畳判別信号が記録されている記録媒体か
ら、前記複数の音声情報及び音声重畳判別信号を読出す
とともに、前記複数の音声情報を重畳し出力する音声再
生装置であって、前記音声重畳判別信号を検出する検出
手段と、重畳された前記音声情報の信号レベルを所定値
まで減衰させる減衰手段と、前記減衰手段の信号レベル
減衰動作を前記検出手段の出力に応じて減衰制御する減
衰制御手段とを具備することを特徴とする。
【0014】
【作用】本発明の音声記録媒体及びその音声再生装置で
は、ゲーム等において、常時流すBGMはCD−DA信
号として記録し、ナレーションや効果音等を別の音源に
よって発生させ、CD−DA信号が出力されているとき
に他のチャンネルの音声が出力されるときには減衰制御
手段が検出手段の出力に応じて減衰手段の信号レベル減
衰動作を減衰制御する。
【0015】したがって、たとえばLD−ROMディス
クのように、ディジタル音声情報に加えて、アナログF
M音声が記録され、このFM音声信号が加算されること
により、CD−ROMディスクに比べて更に細かな音声
出力レベルの制御が要求される場合であっても、記録す
べき複数種類の音声情報中に音声情報の重畳を示す音声
重畳判別信号を記録し、再生時においてその音声重畳判
別信号が検出されたとき、音声信号レベルを減衰させる
ことができるので、ゲームの進行に合わせて音声出力レ
ベルの減衰制御をハード面側で受持つことができる。
【0016】
【実施例】以下、本発明の実施例の詳細を図面に基づい
て説明する。なお、以下に説明する図において、図1と
共通する部分には同一符号を付し重複する説明を省略す
る。
【0017】図2は、本発明の音声再生装置の一実施例
を示すものであり、本実施例では記録媒体としてLD−
ROMディスクを用いている。
【0018】同図に示すLD−ROMディスクには複数
種類の音声情報及び再生時にこれら音声情報の重畳を識
別するための音声重畳判別信号が記録されている。音声
重畳判別信号としては、可聴周波数帯以下であるたとえ
ば10HZ が用いられており、その記録状態はたとえば
10HZ の1周期分(100msec )を5秒間隔で、重
畳される音声情報中に挿入された形態とされている。
【0019】PU1によって読出されたLD−ROMデ
ィスクからのRF信号のうち、アナログFM音声信号
(以下、LD−FMという)が占める帯域成分は、BP
F14によって抽出され、更にLD−FM復調器16に
よって復調された後、混合器13に出力される。ここで
のLD−FM復調器16による復調出力は、たとえばナ
レーション等の音声信号である。
【0020】またLD−FM復調器16の復調出力は、
LPF17を介してコンパレータ18に取込まれるよう
になっており、基準値Vref より大きい場合にはコンパ
レータ18からS/H(サンプルホールド)回路19に
Hレベルのパルス状信号が出力される。ここで、基準値
Vref は、音声重畳信号の記録レベルのたとえば半分の
値に設定すればよい。更に、S/H回路19の出力は後
述するOR回路29に出力されるようになっている。こ
こで、LPF17を通過する帯域は、上記の音声重畳判
別信号としての可聴周波数帯以下である10HZ 以下で
ある。また音声重畳判別信号としては、上述したよう
に、5秒間隔で10HZ の判別信号の1周期分(100
msec )が記録されているので、コンパレータ18から
の出力パルスの時間幅は、1周期分の半分の50msec
以内のたとえば30msec とされている。
【0021】またS/H回路19は、コンパレータ18
からHレベルの信号が入力されると、このHレベルの状
態をたとえば5秒間保持するように設定されており、5
秒後に再びコンパレータ18からHレベルの信号が入力
された場合には、先の5秒経過後に更にHレベルの状態
を5秒間保持するようになっている。5秒後にコンパレ
ータ18からHレベルの信号が入力されない場合には、
S/H回路19からの出力は、後段のOR回路29の入
力レベルとしてHレベルと見なされないレベルに低下す
る。
【0022】混合器13の出力側には、抵抗31,32
及びスイッチ30からなる減衰回路が設けられており、
AND回路33からの制御信号(Hレベルの信号)によ
りスイッチ30が閉成することで、たとえば音声出力が
−6dB(半減)に減衰される。
【0023】一方、PU1によって読出されたLD−R
OMディスクからのRF信号のうち、ディジタル信号が
占める低域成分は、EFMデコーダ2によってディジタ
ル信号にデコードされる。
【0024】デコードされたディジタル信号に含まれて
いるCD−DA信号はDAC3によりアナログ信号に変
換された後、混合器13に出力される。ここでのCD−
DA信号は、上述したように、主としてゲームの際に常
時流れるBGMである。
【0025】またDAC3のアナログ出力のうち、上記
の音声重畳判別信号は、LPF34を介してコンパレー
タ35に取込まれるようになっており、基準値Vref よ
り大きい場合には上記同様にHレベルの信号がS/H回
路36に出力される。更にS/H回路36の出力は、A
ND回路33の一方の入力端に供給されるようになって
いる。本実施例では、CD−DAの音声信号に他の音声
信号が重畳される場合に出力を減衰制御する例を示して
いる。
【0026】なお、コンパレータ35から出力されるパ
ルス幅は、上記同様に50msec 以内である。またS/
H回路36におけるコンパレータ35からのHレベルの
信号の保持時間は上記同様に5秒間であり、以後も同様
にHレベルの信号を受けるとその保持状態を上記同様に
継続する。
【0027】EFMデコーダ2によってデコードされた
データに含まれている制御データは、ROMデコーダ4
によってデコードされた後、各種音声発生部であるFM
音源5、PCM音源6、PSG音源7に出力される。こ
こでのデコードされた制御データには、上述したよう
に、各種音声を発生すべき音声信号の音程、音量、発生
継続時間等の情報が含まれており、各種音声発生部はそ
れらの制御データに基づいて所定の期間、所定の音程及
び音量情報に基づいて音声信号を発生する。ちなみに、
ここでの音声信号には、上述したように、ゲームの進行
を促したりするナレーションやキャラクタの動き等に合
わせた効果音等がある。
【0028】なお、図2では各種音声発生部としてFM
音源5、PCM音源6、PSG音源7を設けた場合につ
いて図示しているが、これに限らず、FM音源5、PC
M音源6又はPSG音源7の何れか一つを複数個設ける
ようにしてもよい。
【0029】各FM音源5、PCM音源6及びPSG音
源7からの音声信号出力は、混合器13に出力される。
また、それぞれのFM音源5、PCM音源6及びPSG
音源7からの音声信号出力のうち音声重畳判別信号は、
上記同様に、LPF20,23,26を介してコンパレ
ータ21,24,27に取込まれるようになっており、
基準値Vref より大きい場合にはHレベルのパルス状信
号をS/H回路22,25,28に出力する。 更に、
各S/H回路22,25,28の出力はOR回路29に
出力されるようになっている。なお、コンパレータ2
1,24,27から出力されるパルス幅は、上記同様に
50msec 以内である。また、各S/H回路22,2
5,28におけるHレベル信号の保持時間は上記同様に
5秒間であり、以後も同様にHレベルの信号を受けると
その保持状態を継続する。
【0030】OR回路29は、少なくともいずれか1つ
のS/H回路19,22,25,28の出力がHレベル
の場合、Hレベルのパルス信号をAND回路33の他方
の入力端に出力する。AND回路33は、S/H回路3
6及びOR回路29の出力が共にHレベルの場合、制御
信号を出力してスイッチ30を閉成する。
【0031】続いて、このような構成の音声再生装置に
よる動作について説明する。まず、PU1によって読み
出されたLD−ROMディスクからのRF信号がLD−
FM復調器16により復調されて混合器13に出力され
ることにより、ナレーションが再生される。このとき、
LD−FM復調器16の復調出力に音声重畳判別信号が
含まれている場合には、S/H回路19からOR回路2
9にHレベルのパルス信号が出力される。
【0032】一方、EFMデコーダ2によりデコードさ
れたデータに含まれているCD−DA信号はDAC3に
よってアナログ信号に変換された後、混合器13に出力
されることでBGMが再生される。このBGMはたとえ
ばゲーム進行中において頻繁に流れる音楽である。した
がって、CD−DA信号中には、音声重畳判別信号の含
まれる頻度が高く、S/H回路36からAND回路33
への出力がHレベルになる場合が多くなる。
【0033】また、ROMデコーダ4によってデコード
された制御データの音程、音量、発生継続時間等の情報
に基づき各FM音源5、PCM音源6、PSG音源7か
ら音声信号が発生され、それぞれの出力が混合器13に
取り込まれることにより、ゲームの進行を促したりする
ナレーションやキャラクタの動き等に合わせた効果音等
が再生される。
【0034】このとき、FM音源5、PCM音源6、P
SG音源7の何れかに対して所定の音信号を発生させる
べき制御データ中に音声重畳判別信号が含まれている場
合には、音信号を発生させるべきFM音源5、PCM音
源6、PSG音源7に対応した何れかのS/H回路2
2,25,28からOR回路29にHレベルのパルス信
号が出力される。
【0035】このように、OR回路29に何れかのS/
H回路19,22,25,28からのHレベルのパルス
信号が出力されると、OR回路29はAND回路33の
他方の入力端にHレベルのパルス信号を出力する。この
とき、AND回路33の一方の入力端にS/H回路36
からのHレベルのパルス信号が取り込まれている場合に
は、AND回路33が制御信号を出力してスイッチ30
を閉成することにより、音声出力のレベルを半減させ
る。
【0036】このように本実施例では、ゲーム等におい
て、常時流すBGMはCD−DA信号として記録し、ナ
レーションや効果音等を別の音源によって発生させる場
合、CD−DA信号の出力に併せて他のチャンネルの音
声が出力されるとき、スイッチ30を閉成することによ
り音声信号レベルを減衰させるようにした。
【0037】したがって、LD−ROMディスクのよう
に、ディジタル音声情報に加えて、アナログFM音声が
記録され、このFM音声信号が加算されることにより、
CD−ROMに比べて更に細かな音声出力レベルの制御
が要求される場合であっても、記録すべき複数種類の音
声情報中に音声情報の重畳を示す音声重畳判別信号を記
録し、再生時においてその音声重畳判別信号が検出され
たとき、音声信号レベルを減衰させることができるの
で、ゲームの進行に合わせて音声出力レベルの減衰制御
をハード面側で受持つことができ、これによりプログラ
ムを組み込む際の負荷が軽減される。
【0038】なお、上述のように、本実施例では、CD
−DAの音声信号に他の音声信号が重畳される例を示し
たが、たとえばLD−FMを基準に、他の音声信号が重
畳される場合に減衰制御を行いたい時には、S/H回路
36の出力に代えてS/H回路19の出力をAND回路
33の一方の入力端に供給すればよい。また単純に2種
以上の音声信号が重畳される場合に減衰制御を行いたい
場合には、OR回路29の出力を、直接、スイッチ30
の制御信号としてもよい。
【0039】更に、本実施例では、記録媒体としてLD
−ROMディスクを用いた場合について説明したが、こ
の例に限らず上述したCD−ROMディスクやCD−I
ディスク等の複数種類の音声情報を記録することができ
る他の記録媒体を用いてもよい。
【0040】また、本実施例では、音声重畳判別信号と
して可聴周波数以下であるたとえば10HZ の信号を所
定時間としてたとえば5秒に1回、音声重畳判別信号を
100msec の間挿入する場合について説明したが、1
0HZ に限らず可聴周波数帯以下であれば何れの周波数
を用いてもよく、更には可聴周波数外である20kHZ
を上回る周波数帯としてもよい。また、音声判別信号の
挿入間隔は5秒に限定されるものではなく、必要に応じ
て1秒や2秒程度のより短い間隔や5秒以上の間隔に設
定できることはもちろんである。更に、音声重畳判別信
号を挿入する時間も1周期に限定されるものではなく、
音声重畳判別信号の周波数に合わせてその音声重畳判別
信号が検出できる時間であればよい。
【0041】更に、本実施例では、抵抗31,32及び
スイッチ30からなる減衰回路による減衰量をたとえば
−6dB(半減)として固定させた場合について説明し
たが、これに限らず、減衰回路、OR回路29及びAN
D回路33に代えて個々の音声信号出力ラインの出力状
態を識別することにより音声信号の出力レベルを可変さ
せる可変手段を用いるようにしてもよい。
【0042】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の音声記録
媒体及びその音声再生装置によれば、たとえばLD−R
OMディスクのように、ディジタル音声情報に加えて、
アナログFM音声が記録され、このFM音声信号が加算
されることにより、CD−ROMディスクに比べて更に
細かな音声出力レベルの制御が要求される場合であって
も、記録すべき複数種類の音声情報中に音声情報の重畳
を示す音声重畳判別信号を記録し、再生時においてその
音声重畳判別信号が検出されたとき、音声信号レベルを
減衰させることができるので、ゲームの進行に合わせて
音声出力レベルの減衰制御をハード面側で受持つことが
できる。
【0043】したがって、記録時に各音声信号の記録レ
ベルを下げる必要がないため、各音声信号が単独で再生
される時に聴感上の不都合を生じないばかりか、各音声
信号が重畳される場合においてもたとえばゲームの進行
に合わせて音声出力レベルの減衰制御をハード面側で受
持つことができるので、プログラムを組み込む際の負荷
を軽減させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来の音声再生装置の一構成例を示す図であ
る。
【図2】本発明の音声再生装置の一実施例を示す図であ
る。
【符号の説明】
1 PU 2 EFMデコーダ 3 DAC 4 ROMデコーダ 5 FM音源発生回路 6 PCM音源発生回路 7 PSG音源発生回路 14 BPF回路 15,17,20,23,26,34 LPF 16 LD−FM復調器 13 混合器 18,21,24,27,35 コンパレータ 19,22,25,28,36 S/H回路 31,32 抵抗 30 スイッチ 29 OR回路 33 AND回路

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の音声情報及び音声情報の重畳を指
    示する音声重畳判別信号が記録されていることを特徴と
    する音声記録媒体。
  2. 【請求項2】 前記音声記録媒体から前記複数の音声情
    報及び音声重畳判別信号を読出すとともに、前記複数の
    音声情報を重畳し出力する音声再生装置であって、 前記音声重畳判別信号を検出する検出手段と、 重畳された前記音声情報の信号レベルを所定値まで減衰
    させる減衰手段と、 前記減衰手段の信号レベル減衰動作を前記検出手段の出
    力に応じて減衰制御する減衰制御手段とを具備すること
    を特徴とする音声再生装置。
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