JPH06123915A - カメラ - Google Patents

カメラ

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JPH06123915A
JPH06123915A JP4274526A JP27452692A JPH06123915A JP H06123915 A JPH06123915 A JP H06123915A JP 4274526 A JP4274526 A JP 4274526A JP 27452692 A JP27452692 A JP 27452692A JP H06123915 A JPH06123915 A JP H06123915A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
camera
sound
alarm
sound pressure
photographer
Prior art date
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Pending
Application number
JP4274526A
Other languages
English (en)
Inventor
Satoshi Aikawa
聡 相川
Kazushige Ichino
市野一滋
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Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
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Publication of JPH06123915A publication Critical patent/JPH06123915A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 従来の「静音化カメラ」を使用して撮影を行
なう場合、カメラの内部機構の発生音が低いため、カメ
ラ使用者はカメラ内部でどんな動作が行なわれているの
かを正確に認識することができないことがあり、従っ
て、誤った操作をしてしまう可能性があった。本発明の
目的は、該静音化カメラにおける誤操作の危険性を除去
するとともに、該カメラに対する不必要な不安感を抱か
せることのない、改良された静音化カメラを提供するこ
とである。 【構成】 本発明のカメラは、カメラ使用者にカメラ内
部機構がどのような動作を行っているのかを「報知音
(アラーム)」もしくは「光による表示」により報知す
るように構成されており、該報知音は周囲の環境に対し
て騒音とならぬようにカメラ自身が自動的に該報知音の
音量を調節する。また、表示する光も撮影状況を損なわ
ぬようにカメラ自身が自動的に調節する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はカメラに関し、特に、撮
影状況に適した方法でカメラ使用者にカメラが露光動作
を行っていることを報知する機能を具備しているカメラ
に関する。
【0002】
【従来の技術】最近、カメラの内部機構から発生する騒
音を小さくするために、従来のカメラよりも内部機構の
発生音を低減した「静音化カメラ」が本出願人等により
市販されている。この「静音化カメラ」では、カメラ内
部機構の発生音が従来のカメラのそれよりも小さくなる
「静音モード」と、カメラ内部機構の発生音が該静音モ
ードよりも大きい「高速モード」とをカメラ使用者が選
択できるように構成されている。この「静音化カメラ」
において「静音 モード」が選択された場合には、シャ
ッター作動音やフォーカシングレンズ駆動音やフィルム
給送音などが従来のカメラに比べて著しく低いため、カ
メラ使用者がカメラ内部で何の動作が行なわれているの
かがわからない程静かになる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前述の「静音化カメ
ラ」を使用して撮影を行なう時に「静音モード」が選択
された場合、カメラの内部機構の発生音が低いため、カ
メラ使用者はカメラ内部でどんな動作が行なわれている
のかを正確に確認することができないことがあり、従っ
て、誤った操作をしてしまう可能性があった。特に、該
カメラではシャッター作動音が従来のカメラに比べて著
しく低いため、カメラ使用者はレリーズボタンを押した
後、カメラ内部で露光動作が行なわれているかどうかを
正確に把握することができず、該カメラに対して不必要
な不安感を抱いたり、誤操作をしてしまう恐れがあっ
た。
【0004】本発明の目的は、該静音化カメラにおける
誤操作の危険性を除去するとともに、該カメラに対する
不必要な不安感を抱かせることのない、改良された静音
化カメラを提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】カメラ使用者にカメラ内
部機構がどのような動作をしているかを正確に知らせる
ために各部が発生音を大きくすることはカメラの静音化
のための技術開発の方向に反することになる。従って、
カメラ使用者にカメラ内部機構の動作を確実に知らせる
ために、たとえばブザー等の発音手段を使用する場合で
あっても「カメラ全体の静音化」を考慮しなければなら
ない。
【0006】本発明のカメラは、カメラ使用者にカメラ
内部機構がどのような動作を行っているのかを「報知音
(アラーム)」もしくは「光による表示」により報知す
るように構成されており、該報知音が周囲の環境に対し
て騒音とならぬようにカメラ自身が自動的に該報知音の
音量を調節するようになっており、また、表示する光の
光量も撮影状況を損なわぬようにカメラ自身が自動的に
調節するようになっている。
【0007】
【作用】本発明のカメラでは周囲の状況に対してなんら
悪影響を与えることなく撮影者、及び被写体となる人物
に対して正確にレリーズ動作を表す情報を提供すること
ができる。つまり、撮影者及び被写体となる人物は確実
なレリーズ感を得ることができ、レリーズされたことの
みでなくいつレリーズを行なわれたのかを正確に知るこ
とができる。従って、撮影者が誤操作をしてしまう危険
性がなく、撮影者がカメラに対して不必要な不安感を抱
くこともない。
【0008】
【実施例】以下に本発明の実施例を説明する。
【0009】<第一の実施例>図1,図2は本発明の第
一の実施例を用いたカメラの前後からの斜視図である。
図1において11はカメラ本体、12はレンズ、13は
マイク、14はスピーカA、15はストロボ発光部、1
6はアクティブ式AFの受光部、17はAEセンサ、1
8はファインダ窓、19はアクティブ式AFの投光部、
20はレリーズ釦である。
【0010】また図2において11,20は図1と共
通、21は背蓋、22はスピーカB、23はファイン
ダ、24はアラームスイッチである。
【0011】13のマイクはそれによって周囲の音を拾
い音圧の測定を行なう。14,22のスピーカA,Bは
露光が行なわれたときにアラーム音を発音し被写体とな
る人物、及び撮影者にレリーズ操作が行なわれたことを
知らせる。スピーカ14,22から発生するアラーム音
は低い順に音圧A,B,Cの3種類の音圧があり選択す
ることができる。20のレリーズ釦は二段スイッチにな
っておりレリーズ釦20を半押しすると(以下この状態
をSW1onの時とする)バッテリチェック、AF測距、
AE測光等の撮影準備動作が行なわれる。さらにレリー
ズ釦20を深く押し込むと(今後この状態をSW2on
時とする。)AFレンズ繰り出し、シャッタ開閉、フィ
ルム巻き上げなどの撮影、及び撮影終了動作が行なわれ
る。アラームスイッチ24は露光時のアラームを発生す
る対象を指示するスイッチであり、左からoff、撮影
者のみ、撮影者と被写体となる人物の両方を対象として
アラームを鳴らすことを示している。
【0012】図3及び図4は本発明の第1の実施例を示
すブロック図とフローチャートである。なお簡単の為ブ
ロック図及びフローチャートにおいては本発明に直接関
係の無いカメラの基本的な構成部品もしくはフローにつ
いては省略してある。
【0013】本発明の電気的な構成を図3のブロック図
をもとに説明する。CPU31は中央演算回路でありカ
メラの全てはCPU31によって制御される。音圧測定
回路32はマイク13及びそれにかかわる電気回路から
構成されており、カメラの周囲の音圧レベルを測定しC
PU31に出力する。シャッタ羽根位置検出機構33は
シャッタ羽根の位置を検出しCPU31に出力する。こ
こで得られた値を元にしてCPU31ではシャッタの開
閉や開き量等を知ることができる。アラーム34はスピ
ーカ14,22及びこれらの為の電気回路から構成され
ており、その動作はCPU31によって制御され音圧も
CPU31によって制御される。
【0014】次に本実施例の動作フローを図4のフロー
チャートを用いて説明する。まずカメラのメインスイッ
チを入れるとこのフローがスタートする(S1)。(s
2)においてSW1onとなったかどうかを確認し、SW
off であれば再びSW1を確認しonになれば次の
(s3)へと進む。(s3)では音圧測定回路32によ
ってカメラの周囲の音圧を測定しCPU31に記憶し
(s4)に進む。(s4)ではSW2がonかoffか
を確認している。SW2off の時には再度(s4)に戻
り、SW2onのときには(s5)に進む。(s5)では
アラームスイッチ24の状態をチェックしている。アラ
ームスイッチ24がoffを指していれば(s14)に
進みこのフローは終了する。アラームスイッチ24がス
ピーカひとつのマーク、撮影者のみにアラームを発生す
ることで指示していれば(s6)にすすむ。アラームス
イッチ24がスピーカ二つのマークで表された撮影者と
被写体となる人物の両方に対してアラームを発生するこ
とを指示しているときには(s10)に進む。
【0015】(s6)から(s9)のフローと(s1
0)から(s13)のフローは前者が撮影者のみのため
にスピーカ22のみが鳴るのに対して、後者は撮影者及
び被写体となる人物の双方のためにスピーカ14及び2
2が鳴ることのみの違いであり、説明は(s6)から
(s9)のみを代表して行う。本実施例ではあらかじめ
周囲の音圧レベルを‘うるさい’、‘ふつう’、‘しず
か’の三つに区別するため、基準となる‘ふつう’の音
圧域を指示する所定の音圧を定義してある。この音圧域
と(s3)において測定された撮影環境の音圧とを比較
し、撮影環境の音圧が所定の音圧域より小さいときには
‘しずか’と判断し(s7)に、撮影環境の音圧が所定
の音圧域に含まれるときには、‘ふつう’と考え(s
8)に、撮影環境の音圧が所定の音圧域より大きいとに
は‘うるさい’と判断し(s9)に進む。
【0016】アラームの音圧は三段階の音圧を選択で
き、それぞれ周囲の音圧レベルの‘うるさい’、‘ふつ
う’、‘しずか’の三種類に対応して決められている。
これらの音圧は各条件の時にカメラから発生しても周囲
に不快感を与えず、かつ撮影者及び被写体となる人物に
対して確実に露光が行われたこと知らせられる程度の音
圧を選んである。
【0017】また、周囲が‘しずか’な時にカメラの作
動音が十分に聴こえてしまうような場合には(s7)及
び(s11)の時にはアラームを鳴らす必要がないこと
は言うまでもない。
【0018】これらのフローを終えると(s14)に進
み、撮影者及び被写体となる人物に対して露光中である
ことを知らせる作業が終了する。この結果撮影者及び被
写体となる人物はいつどのようなタイミングで露光が行
われたのかということを認識できる。
【0019】<第二の実施例>図5,図6は本発明の第
二の実施例を用いたカメラの外観図である。図1と共通
の部分には共通の番号を振ってある。
【0020】図5は前方からの斜視図で、51はマイク
であり、図1のマイク13と同じようにカメラの周囲の
音を集めこれを元にしてカメラの周囲の音圧を測定す
る。52はLEDでありカメラの露光が行なわれるとL
ED52が発光し被写体となる人物に対して露光動作が
行なわれたこと、またそのタイミングを知らせる。
【0021】さらにこのLED52はその輝度を二段階
に制御することができ、周囲が明るいときには、周囲が
明るくても充分認識できるような明るさ、周囲が暗いと
きにはその暗さを邪魔しないような明るさで発光する。
またこのLED52はセルフタイマの作動を示すセルフ
タイマランプも兼用している。53はアラーム音を発生
するスピーカである。54はAEセンサでありここで測
光されたEV値は露光量の調整の他に、撮影状況の判別
のためにも用いられる。
【0022】図6はファインダの表示部を示した図であ
る。61はファインダ接眼部の枠、62は視野枠、63
はストロボ充電完了を示すLED、64はAF合焦を表
すLEDである。65はカメラが撮影状況が静かにすべ
き場所であると判断したときに点灯、表示されるSIL
ENTマーク、66はシャッタが開口している間点灯さ
れ、撮影者に対して露光動作が行なわれていることを知
らせるSHOTマークである。
【0023】図7は本発明の第二の実施例を実現するた
めに必要な最小限の電気回路を示したブロック図、図8
は本発明の第二の実施例を実行する際のフローチャート
である。ここでも第一の実施例を説明した時と同じく基
本的なカメラの動作を行なうための構成部品やそのため
のフローは省略している。
【0024】71はカメラの全ての動きを司る中央演算
回路CPU71である。72は撮影環境の音圧レベルを
測定する音圧測定回路である。これは、マイク51とそ
のための電気回路から構成されている。73はシャッタ
羽根の位置検出機構であり、ここで得られたシャッタ羽
根の位置情報をCPU71によって演算することによっ
てシャッタ羽根の開口時間の制御や露光のタイミングを
知ることができる。
【0025】74は測光回路であり、AEセンサ54と
そのための回路から構成される。ここで被写体の明るさ
に応じて出力される信号をCPU71によって受け取
り、演算して露光時間を決定すると共に撮影環境の状況
判断にも用いられる。75はスピーカ53とその駆動回
路から構成されるアラーム回路で撮影環境が多少の音を
出しても構わないと判断し撮影タイミングを音によって
知らせる場合にはこのアラーム回路75によって露光時
にアラーム音を発生し撮影者、及び被写体となる人物に
対して露光タイミングを知らせる。
【0026】76は前面LED表示回路である。カメラ
前面に取り付けられたLEDとその駆動回路によって構
成されており、レリーズタイミングを遠くにいる被写体
に対しても知らせるためのものである。77はファイン
ダ表示回路でありファインダ内に図6の表示を行うため
の回路である。
【0027】次に図8をもとに第二の実施例における動
作フローの説明を行なう。まずメインスイッチonによ
って(s1)から動作を開始する。(s2)ではSW1
がonになったかどうかを確認している。onであれば
(s3)に進み、offであれば再び(s2)に戻る。
【0028】(s3)においては音圧測定回路72によ
って撮影環境の音圧測定を行ない、また測光回路74に
よって被写体の光量の測定を行なう。次に(s4)に進
みSW2の状態を確認している。SW2がonであれば
(s5)に進み、offであれば再度(s4)に戻る。
【0029】(s5)においてはまず(s3)において
測定した被写体の光量を元にして撮影環境の明るさを判
定している。撮影環境が暗いときには夜間や室内等あま
り静かな方が望ましいと考えられる場面の確立が高く、
明るい場合には昼間の屋外のようにカメラから生じる程
度の音は問題ないような条件であることが多いと判断す
る。このような考えに基づいて測光した結果が所定のE
V値を下回る場合には(s6)に、所定のEV値以上で
あれば(s10)に進む。
【0030】(s6),(s10)においてはLEDの
輝度を設定している。(s6)には周囲が暗いときに到
達するので、ここであまり明るい光を出すと周囲を驚か
せてしまう。また周囲が暗いのでLEDの輝度が明るく
なくても充分判別できるためにLEDの輝度をAに設定
する。また、周囲が明るいときには(s10)に到達す
るので(s10)においてはLEDの輝度をBに設定す
る。AとBではBの方が明るい輝度に設定されている。
周囲が明るいときには多少明るいものが光っても迷惑に
はならないし、また明るくないと識別できない。
【0031】次に(s7)もしくは(s12)において
撮影環境の音圧を評価している。(s7)と(s12)
の違いは周囲のうるささを評価するための基準となる音
圧が異なっておりこの音圧を(s7)においては音圧A
とし、(s12)においては音圧Bとする。ここで音圧
Aは音圧Bよりも高い音圧に設定されている。これは周
囲が暗いときには明るいときに比べて多少周囲がうるさ
くてもカメラから発生する音は極力控えた方が良いから
である。この二つのセクションは基準となる音圧が異な
るだけで、ともにその所定の音圧よりも周囲の音圧が低
い時には(s8)に、高いときには(s13)に進む。
【0032】(s8)に到達すると周囲の静けさを保つ
ためにこの後にレリーズが行なわれてもアラームが鳴ら
ない。そこでレリーズが行なわれてもアラームは鳴らな
いということを示すためファインダ表示回路77によっ
てファインダ61内に‘SILENT’と表示し(s
9)に進む。
【0033】(s9)ではシャッタ羽根位置検出機構7
3によってシャッタが閉じたかどうかを確認し、閉じて
いれば(s10)に進み、閉じていなければ(s9)に
戻る。
【0034】(s10)においてはシャッタが閉じ露光
を終了したということをファインダ61内の‘SHO
T’マーク66の点灯によって撮影者に、カメラ前面の
LED52を(s6)もしくは(s11)において設定
された輝度で点灯させることによって被写体となる人物
に知らせている。この処理を終えると(s15)に進ん
で全てのフローを終了する。
【0035】露光を行なっているという情報を音と表示
の両方で確実に使用者に知らせても周囲に対して迷惑を
かけないと判断して(s13)に進むと(s9)と同様
にしてシャッタが閉じていなければ(s13)に戻り、
シャッタが閉じていれば(s14)に進む。
【0036】(s14)では(s10)の作業のほかに
スピーカ53によってアラームを鳴らし、視覚と聴覚の
両方にシャッタが切られ露光が行なわれていることを知
らせる。この後(s15)に進んで全てのフローを終了
する。
【0037】<第三の実施例>本発明の第三の実施例は
撮影環境を判断しその状況に応じた音量で、フィルム給
送を行なっていることを音楽を演奏し撮影者に対して知
らせるものである。またフィルムの巻き上げ時と巻き戻
し時において流れる音楽を変えている。
【0038】図9に本発明の第三の実施例を示すカメラ
の後方からの斜視図を示す。図1,図2と共通の部材に
は共通の番号を振ってある。91は給送時に音楽が流れ
るか流れないかを選択するミュージックスイッチ、92
はスピーカ、そして93はファインダである。
【0039】また、第三の実施例の構成を示すブロック
図を図10に、動作フローを示すフローチャートを図1
0に示す。
【0040】まず、図10のブロック図について説明す
る。101はカメラの全ての動作を制御するCPUであ
る。102はマイク13を含む音圧測定回路である。1
03はフィルム位置検出機構である。ここで測定された
フィルム位置情報をCPU101に入力しフィルム給送
を制御する。また、本発明においてはここで得られた情
報を元に給送音(給送時に流れる音楽)を制御してい
る。104は給送音制御機構であり、スピーカ92とそ
の駆動回路から構成されている。
【0041】次に、図11のフローチャートの説明を行
なう。SW1onによって動作が(s1)からスタート
し(s2)で給送音スイッチの状態を確認している。給
送音スイッチがoffの時には(s18)に行き動作終
了する。給送音スイッチがonの時には(s3)に進
み、音圧測定回路102において撮影環境の音圧測定を
行なう。
【0042】(s4)に進むとすでに定義されている所
定の音圧域と周囲の音圧との比較を行なう。定義された
音圧域とは周囲の音圧レベルを‘うるさい’、‘ふつ
う’、‘しずか’の三つに区別するための基準となる
‘ふつう’の音圧域である。ここで周囲の音圧を三段階
に評価し静かな順に(s5),(s6),(s7)に進
む。
【0043】(s5),(s6),(s7)ではそれぞ
れの状況にあった音量A,B,Cにスピーカが設定され
る。ここで音量A,B,Cの間にA<B<Cの関係が成
り立つことは言うまでもない。スピーカ音量の設定が終
了すると(s8)に進んでフィルム位置検出機構103
によってフィルム巻き上げが行なわれているかどうかを
調べる。フィルム巻上が行なわれていないときには(s
9)に進みSW1の状態を検知しonであれば再び(s
8)に進み、offであれば(s18)に進んで全ての
動作を終了する。
【0044】(s8)においてフィルム移動が行なわれ
ていることが確認されると(s10)に進んで巻き上げ
を意味する第一の音楽、音楽1がスタートする。次に
(s11)においてフィルム位置検出機構103によっ
てフィルム巻き上げの停止を確認する。フィルム巻き上
げが終了していないときには再び(s11)に戻る。フ
ィルムが停止しているときには(s12)に進み音楽1
の演奏をストップする。
【0045】(s13)ではカメラがフィルムの終了を
確認してフィルムの巻き戻しを開始するのにかかる時間
以上の間動作を待機する。所定時間待機した後、(s1
4)においてフィルムが逆転しているかどうかをフィル
ム位置検出機構103によって検知する。もしもフィル
ム巻き戻しが行なわれていなければ(s18)に進んで
動作を終了する。フィルム巻き戻しが開始されている時
には(s15)に進んでフィルム巻き戻しを表す第二の
音楽、音楽2を開始する。そして(s16)に進みフィ
ルム位置検出機構103によってフィルム巻き戻しの停
止を確認する。フィルム巻き戻しが完了するまで(s1
6)の動作を繰返し、フィルム巻き戻し停止を検知する
と(s17)において音楽2の演奏を終了し(s18)
に進んで全ての動作を終える。
【0046】
【発明の効果】本発明によって作動音が静かになり露光
のタイミングを把握したり、巻き戻しが始まっても分か
りにくくなったカメラにおいて、利用者に撮影環境を判
断して最適な手段でカメラの動作を知らせる様にするこ
とで、周囲に不快感を与えることなくレリーズ中を示す
情報を撮影者、及び被写体となる人物に提供することが
できるようになった。その結果撮影者、及び被写体とな
る人物は確実に撮影したことや、そのタイミングを知る
ことができるようになった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一の実施例の構成を示すカメラの正
面図。
【図2】本発明の第一の実施例の構成を示すカメラの背
面図。
【図3】本発明の第一の実施例の構成を示すカメラのブ
ロック図。
【図4】本発明の第一の実施例の動作を示すフローチャ
ート。
【図5】本発明の第二の実施例の構成を示すカメラの正
面図。
【図6】本発明の第二の実施例の構成を示すカメラのフ
ァインダ表示。
【図7】本発明の第二の実施例の構成を示すカメラのブ
ロック図。
【図8】本発明の第二の実施例の動作を示すフローチャ
ート。
【図9】本発明の第三の実施例の構成を示すカメラの背
面図。
【図10】本発明の第三の実施例の構成を示すカメラの
ブロック図。
【図11】本発明の第三の実施例の動作を示すフローチ
ャート。
【符号の説明】 13,51…マイク 14,22,53…
スピーカ 24…アラームスイッチ 52…LED 54…AEセンサ 65,66…ファインダ内表示マーク(SILENTマ
ーク、SHOTマーク)

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 カメラの周囲の音圧を測定する音圧測定
    手段と、アラーム音発生手段と、該音圧測定手段による
    測定結果にもとづいて該アラーム音発生手段によるアラ
    ーム音を変化させる制御手段と、を具備していることを
    特徴とするカメラ。
  2. 【請求項2】 光量測定手段と、アラーム音発生手段
    と、該光量測定手段による測定結果にもとづいて該アラ
    ーム音発生手段によるアラーム音を変化させる制御手段
    と、を具備していることを特徴とするカメラ。
  3. 【請求項3】 光量測定手段と、露光動作を表示する表
    示手段と、を有したカメラにおいて、該光量測定手段に
    よる測定結果にもとづいて該表示手段における表示光量
    を変化させる制御手段が設けられていることを特徴とす
    るカメラ。
  4. 【請求項4】 カメラの周囲の音圧を測定する音圧測定
    手段と、アラーム音発生手段と、カメラの周囲の光量を
    測定する光量測定手段と、露光動作を表示する表示手段
    と、該音圧測定手段及び該光量測定手段の測定結果にも
    とづいて該アラーム音発生手段及び該表示手段の少なく
    とも一方に露光動作の表示を行わせる制御手段と、を有
    していることを特徴とするカメラ。
JP4274526A 1992-10-13 1992-10-13 カメラ Pending JPH06123915A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100486527B1 (ko) * 2002-08-17 2005-05-03 엘지전자 주식회사 카메라를 구비한 이동통신 단말기에서의 촬영제어 장치 및 방법
JP2007306589A (ja) * 2007-06-08 2007-11-22 Kyocera Corp 携帯端末及びその報知方法
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