JPH06123481A - 空気調和機の制御装置 - Google Patents

空気調和機の制御装置

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JPH06123481A
JPH06123481A JP4271856A JP27185692A JPH06123481A JP H06123481 A JPH06123481 A JP H06123481A JP 4271856 A JP4271856 A JP 4271856A JP 27185692 A JP27185692 A JP 27185692A JP H06123481 A JPH06123481 A JP H06123481A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tap
fan motor
speed
air conditioner
holding time
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP4271856A
Other languages
English (en)
Inventor
Takeshi Ito
武司 伊藤
Katsuji Yamakami
勝治 山神
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Filing date
Publication date
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Publication of JPH06123481A publication Critical patent/JPH06123481A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

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  • Control Of Positive-Displacement Air Blowers (AREA)
  • Air Conditioning Control Device (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】効率の良い運転が行える空気調和機の制御装置
を提供すること。 【構成】気流速度周波数fに対する気流のパワースペク
トルの関係を1/fに制御する空気調和機の制御装置に
おいて、ファンモータ16の速度タップの切換えによ
り、気流速度の強弱を決定するとともに、上記タップの
保持時間の長さにより各周波数のパワーを決定し、これ
らをランダムに連続させて前記タップの保持時間の最小
保持時間が少なくとも3秒以上で、かつ一つのパターン
の長さが少なくとも120秒以上である自然風を模擬し
た回転数変化パターンを決め、これに基づいてファンモ
ータ16を制御するモータ速度制御手段22と、モータ
速度制御手段22からの制御信号に基づいてファンモー
タ16の速度タップを切換えるタップ切換手段21とを
備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ファンモータの速度タ
ップの切換えにより気流速度周波数fに対する気流のパ
ワースペクトルの関係を1/fに制御するようにした空
気調和機の制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図6は従来の壁掛形空気調和機の一例を
示す図である。図6において、10は空気調和機、12
はケーシング、13は吸込口、14は吸込口に対向して
配設された熱交換器、15はファン、16はファンモー
タ、17は吹出口、18は吹出口に配設されたルーバ、
19は熱交換器の下方に配置されたドレンパンである。
【0003】この空気調和機は、運転時において、図示
しない室外機から冷媒を熱交換器14に循環供給され、
ファン15をファンモータ16によって回転駆動され
る。そうすると、室内空気Aが矢印で示す如く吸込口1
3からケーシング12内に吸い込まれ、熱交換器14を
流過することによって冷却又は加熱されて調和空気とな
る。この調和空気はファン15によって付勢され吹出口
17からルーバ18によって吹出方向を規制されて室内
に吹き出される。
【0004】図6に示された空気調和機は、室内の壁に
架設された状態で、室内が予め設定された目標温度にな
るように冷媒循環量等を変更設定することによって、そ
の能力が調節される。なお、冷房運転の開始時には、ル
ーバ18は下向きとされ、ファンモータ16は高速の一
定速度で回転駆動される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記した構成の空気調
和機においては、冷房運転の開始時には室温が目標温度
より高いにも拘らず、吹き出される冷風の速度が一定で
あるため、在室者に快適感をあたえることができないと
いう不具合があった。
【0006】本発明の目的は、冷房運転開始時において
在室者に不快感を与えずに済む上、自然風に近い送風が
行なわれ快適感を向上させることができ、しかも空気調
和機の省エネルギー化をはかり得る空気調和機の制御装
置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決し目的を
達成するために、本発明は、ファンモータの速度タップ
の切換えにより気流速度周波数fに対する気流のパワー
スペクトルの関係を1/fに制御する空気調和機の制御
装置において、ファンモータの速度タップの切換えによ
り、気流速度の強弱を決定するとともに、上記タップの
保持時間の長さにより各周波数のパワーを決定し、これ
らをランダムに連続させて前記タップの保持時間の最小
保持時間が少なくとも3秒以上で、かつ一つのパターン
の長さが少なくとも120秒以上である自然風を模擬し
た回転数変化パターンを決め、これに基づいてファンモ
ータを制御するファンモータ速度制御手段と、このモー
タ速度制御手段からの制御信号に基づいてファンモータ
の速度タップを切換えるタップ切換手段とを備えるよう
にした。
【0008】
【作用】上記手段を講じた結果、次のような作用が生じ
る。
【0009】ファンモータの回転速度を予め設定された
時間毎に変化させるとともにファンモータのタップの保
持時間により各周波数のパワーを決定する制御装置を設
け、在室者に当たる気流に1/fゆらぎを付与するよう
にしたので、冷房運転の開始時においても在室者に早く
快適感を与えることが可能となる上、在室者に自然風に
近い送風が行なわれる為、快適感を向上させることがで
き、しかも目標温度を高く設定でき省エネルギー化を図
ることができる。
【0010】
【実施例】図1の(a)に示すように、空気調和機10
は空気調和機の制御装置20によって制御されるものと
なっている。この空気調和機の制御装置20は(b)に
示すように、タップ切換手段21とモータ速度制御手段
22の二手段を備えている。
【0011】図2の(a)は空気調和機の制御装置20
によって駆動制御されるファン15のファンスピード変
化特性の一例を示す図である。横軸は時間、縦軸はファ
ンスピードがステップ状態に変化するファンスピード特
性を示している。
【0012】図2の(b)は、自然の風速変化を示す図
である。これをフーリエ解析し、自然の風を模擬すべく
回転数をステップ状に変化させたパターンが図2の
(a)である。図2の(a)において、Tは回転数変化
のパターンの1周期を示している。又、tAは同一回転
数での最小保持時間、tBは同最大保持時間を示してい
る。周期Tは冷・温の体感の記憶時間に基づいて120
秒以上に設定される。同一回転数での保持時間の長さは
図2の(b)の風速のフーリエ解析により再現する周波
数から決定される。
【0013】図3はファンモータ回転数変化の応答特性
を示す図である。回転数変化の最大応答時間遅れは約3
秒である。このことに基づいて図2の(a)に示す最小
保持時間tAは3秒以上に設定されている。
【0014】図4は図2に示すファンスピード特性でフ
ァンモータ16を駆動して運転した場合の周波数に対す
る風速のパワースペクトルを示す図である。31は風速
のパワースペクトル、32は1/fの特性を示す。図示
の如く風速のパワースペクトル31は周波数fに対し1
/fの特性を示している。
【0015】図5は冷房運転時における室温と気流速度
と皮膚温度との関係(快適ゾーンの存在領域)を示す図
である。
【0016】人間に当たる冷風速度が一定の場合、皮膚
温度33℃を示す実線Q1と、皮膚温度34℃を示す実
線Q2との間に斜線を付したゾーンQが快適ゾーンと呼
ばれる領域である。この快適ゾーンQの右側は人間が暑
いと感じる領域で、左側は人間が寒いと感じる領域であ
る。
【0017】ここで冷風の速度を間欠的に変化させ、人
間に当たる冷風に強弱又はゆらぎを与えると、皮膚温度
33℃の線Q1は点線P1に移り、皮膚温度34℃を示
す線Q2はP2に移り、これら点線P1とP2との間が
快適ゾーンPとなる。
【0018】本実施例ではファンモータ16を図2に示
す如く間欠的に高速と低速に切り換え、人間に当たる冷
風にゆらぎを与えるようにしている。このため、冷房運
転の開始時には在室者に早く快適感を与えることが可能
となる。しかもその快適ゾーンは図5のPとなり、ファ
ンモータ16を一定速度で回転した場合の快適ゾーンQ
に比べ、高温側に移行する。したがって、室温が目標温
度よりも若干高いにも拘らず在室者に快適感を与えるこ
とができる。このため、冷房に要する動力を低減でき省
エネルギー化を図ることができる。
【0019】なお、本発明は前記実施例に限定されるも
のではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々変形
実施可能であるのは勿論である。
【0020】
【発明の効果】本発明は、ファンモータの回転速度を予
め設定された時間毎に変化させるとともにファンモータ
のタップの保持時間により各周波数のパワーを決定する
制御装置を設け、在室者に当たる気流に1/fゆらぎを
付与するようにしたので、冷房運転の開始時においても
在室者に早く快適感を与えることが可能となる上、在室
者に自然風に近い送風が行なわれる為、快適感を向上さ
せることができ、しかも目標温度を高く設定でき省エネ
ルギー化を図ることのできる空気調和機の制御装置を提
供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)は本発明の一実施例に係る空気調和機を
示す図、(b)は上記空気調和機に組み込まれた空気調
和機の制御装置の構成を示す図。
【図2】(a)は同空気調和機の制御装置によって駆動
制御されるファンのファンスピード変化特性の一例を示
す図、(b)は自然の風速変化を示す図。
【図3】ファンモータ回転数変化の応答特性を示す図。
【図4】図2に示すファンスピード特性でファンモータ
を駆動して運転した場合の周波数に対する風速のパワー
スペクトルを示す図。
【図5】冷房運転時における室温と気流速度と皮膚温度
との関係(快適ゾーンの存在領域)を示す図。
【図6】従来の壁掛形空気調和機の一例を示す図。
【符号の説明】
10…空気調和機 12…ケーシング 13…吸込口 14…熱交換器 15…ファン 16…ファンモー
タ 17…吹出口 18…ルーバ 19…ドレンパン 20…空気調和機
の制御装置 21…タップ切換手段 22…モータ速度
切換手段 31…風速のパワースペクトル 32…1/fの特

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ファンモータの速度タップの切換えにより
    気流速度周波数fに対する気流のパワースペクトルの関
    係を1/fに制御する空気調和機の制御装置において、 ファンモータの速度タップの切換えにより、気流速度の
    強弱を決定するとともに、上記タップの保持時間の長さ
    により各周波数のパワーを決定し、これらをランダムに
    連続させて前記タップの保持時間の最小保持時間が少な
    くとも3秒以上で、かつ一つのパターンの長さが少なく
    とも120秒以上である自然風を模擬した回転数変化パ
    ターンを決め、これに基づいてファンモータを制御する
    ファンモータ速度制御手段と、 このモータ速度制御手段からの制御信号に基づいてファ
    ンモータの速度タップを切換えるタップ切換手段とを備
    えてなることを特徴とする空気調和機の制御装置。
JP4271856A 1992-10-09 1992-10-09 空気調和機の制御装置 Withdrawn JPH06123481A (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103994561A (zh) * 2014-05-13 2014-08-20 邯郸美的制冷设备有限公司 空调器及其的控制方法
CN105301992A (zh) * 2015-09-25 2016-02-03 四川长虹电器股份有限公司 一种控制方法和电子设备
CN106091236A (zh) * 2016-06-02 2016-11-09 青岛海尔空调器有限总公司 一种模拟自然风空气品质方法和空调
CN112983875A (zh) * 2021-03-29 2021-06-18 追觅科技(上海)有限公司 风速调节方法及装置、吹风设备
CN113464478A (zh) * 2018-02-23 2021-10-01 大金工业株式会社 送风装置

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Effective date: 20000104