JPH0612230B2 - 熱交換器 - Google Patents
熱交換器Info
- Publication number
- JPH0612230B2 JPH0612230B2 JP60043151A JP4315185A JPH0612230B2 JP H0612230 B2 JPH0612230 B2 JP H0612230B2 JP 60043151 A JP60043151 A JP 60043151A JP 4315185 A JP4315185 A JP 4315185A JP H0612230 B2 JPH0612230 B2 JP H0612230B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- heat transfer
- ventilation
- heat exchanger
- fins
- frost
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F28—HEAT EXCHANGE IN GENERAL
- F28F—DETAILS OF HEAT-EXCHANGE AND HEAT-TRANSFER APPARATUS, OF GENERAL APPLICATION
- F28F1/00—Tubular elements; Assemblies of tubular elements
- F28F1/10—Tubular elements and assemblies thereof with means for increasing heat-transfer area, e.g. with fins, with projections, with recesses
- F28F1/12—Tubular elements and assemblies thereof with means for increasing heat-transfer area, e.g. with fins, with projections, with recesses the means being only outside the tubular element
- F28F1/24—Tubular elements and assemblies thereof with means for increasing heat-transfer area, e.g. with fins, with projections, with recesses the means being only outside the tubular element and extending transversely
- F28F1/32—Tubular elements and assemblies thereof with means for increasing heat-transfer area, e.g. with fins, with projections, with recesses the means being only outside the tubular element and extending transversely the means having portions engaging further tubular elements
Landscapes
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- Engineering & Computer Science (AREA)
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- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、ヒートポンプ式の空気調和機に使用されるフ
ィン・チューブ型の空気熱交換器に関するものである。
ィン・チューブ型の空気熱交換器に関するものである。
従来の技術 近年、ヒートポンプ式の空気調和機の普及率は増大を続
け、暖房運転時の室外機の熱交換器（蒸発器）において
は、外気温度が低いと着霜が生じるため、その改善が急
務となってきている。
け、暖房運転時の室外機の熱交換器（蒸発器）において
は、外気温度が低いと着霜が生じるため、その改善が急
務となってきている。
以下図面を参照しながら、上述した従来の熱交換器の一
例について説明する。
例について説明する。
第６図は従来の熱交換器、第７図は第６図のＡ矢視図、
第８図はその着霜時のＢ−Ｂ断面を、第９図は同Ｃ−Ｃ
断面を示すものである。第６図，第７図において、１は
板状フィン、２は伝熱管であり、それぞれ直交する位置
に密着して配設されている。
第８図はその着霜時のＢ−Ｂ断面を、第９図は同Ｃ−Ｃ
断面を示すものである。第６図，第７図において、１は
板状フィン、２は伝熱管であり、それぞれ直交する位置
に密着して配設されている。
以上のように構成された熱交換器について、以下その動
作について説明する。
作について説明する。
暖房運転時には、室外機の上述の熱交換器は蒸発器とし
て作用することとなり、外気温度が低いと、フィン１の
表面温度が０℃以下となって着霜が生じる。そして、更
に運転を続ければ、着霜量の増大に伴なって各フィン１
間の通風路が霜によって塞さがれ目詰り状況となり、通
風抵抗が増大すると共に通風量の低下、即ち熱交換能力
の低下をきたす。この着霜による霜の目詰り過程を細か
く見れば、その着霜状況は第８図，第９図に示す如く、
通風方向の１列目の伝熱管２間位置のフィン１の通風上
流側の前縁部３に付着する霜４の量は、通風方向の１列
目の伝熱管２の通風上流側のフィン１の前縁部５に付着
する霜６の量より、少ないものである。このことはフィ
ン１の前縁部５は前縁部３より温度が低いため早期に着
霜による目詰りを起こすが、前縁部３はその時点では未
だ通風路を確保しており着霜による目詰りの時期は遅い
ものとなっている。
て作用することとなり、外気温度が低いと、フィン１の
表面温度が０℃以下となって着霜が生じる。そして、更
に運転を続ければ、着霜量の増大に伴なって各フィン１
間の通風路が霜によって塞さがれ目詰り状況となり、通
風抵抗が増大すると共に通風量の低下、即ち熱交換能力
の低下をきたす。この着霜による霜の目詰り過程を細か
く見れば、その着霜状況は第８図，第９図に示す如く、
通風方向の１列目の伝熱管２間位置のフィン１の通風上
流側の前縁部３に付着する霜４の量は、通風方向の１列
目の伝熱管２の通風上流側のフィン１の前縁部５に付着
する霜６の量より、少ないものである。このことはフィ
ン１の前縁部５は前縁部３より温度が低いため早期に着
霜による目詰りを起こすが、前縁部３はその時点では未
だ通風路を確保しており着霜による目詰りの時期は遅い
ものとなっている。
発明が解決しようとする問題点 このように上記のような構成では、着霜による目詰りに
より、通風抵抗の増大、通風量抵下、熱交換能力の低下
が起こり、正常な運転を維持できなくなり、着霜量があ
る限度を越えると除霜運転が必要となり、その頻度が大
きいため、平均暖房効率が低下すると共に、その除霜運
転中は暖房ができず不快であり、その頻度も多いため不
快感も大きいという問題点を有していた。
より、通風抵抗の増大、通風量抵下、熱交換能力の低下
が起こり、正常な運転を維持できなくなり、着霜量があ
る限度を越えると除霜運転が必要となり、その頻度が大
きいため、平均暖房効率が低下すると共に、その除霜運
転中は暖房ができず不快であり、その頻度も多いため不
快感も大きいという問題点を有していた。
本発明は上記問題点に鑑み、着霜による目詰りまでの運
転時間を伸ばし、通風抵抗の増大、通風量の低下、即ち
熱交換能力低下をおさえ、暖房運転可能時間を伸ばすと
共に、除霜運転回数を減らすことにより、不快感の低
減、平均暖房運転効率の向上を図った熱交換器を提供す
るものである。
転時間を伸ばし、通風抵抗の増大、通風量の低下、即ち
熱交換能力低下をおさえ、暖房運転可能時間を伸ばすと
共に、除霜運転回数を減らすことにより、不快感の低
減、平均暖房運転効率の向上を図った熱交換器を提供す
るものである。
問題点を解決するための手段 上記問題点を解決するために本発明の熱交換器は、伝熱
管の通風上流側のフィン前縁部の上流側位置に、管状或
は柱状物体を、この管状或は柱状物体の死水域に通風上
流側１列目の伝熱管列に位置する伝熱管及び前記フィン
の前縁部が含まれる位置に配設したという構成を備えた
ものである。
管の通風上流側のフィン前縁部の上流側位置に、管状或
は柱状物体を、この管状或は柱状物体の死水域に通風上
流側１列目の伝熱管列に位置する伝熱管及び前記フィン
の前縁部が含まれる位置に配設したという構成を備えた
ものである。
作用 本発明は上記した構成によって、管状或は柱状物体の死
水域に含まれる伝熱管及びフィンの前縁部への着霜は減
らされるため、伝熱管の通風上流側フィン前縁部と伝熱
管間の通風上流側フィン前縁部とはほぼ均一に着霜する
様になるため、通風抵抗の増加即ち熱交換能力の低下を
抑えることが出来、除霜回数を減らすことが出来ると共
に、不快感の低減、平均暖房運転効率が図れることとな
る。
水域に含まれる伝熱管及びフィンの前縁部への着霜は減
らされるため、伝熱管の通風上流側フィン前縁部と伝熱
管間の通風上流側フィン前縁部とはほぼ均一に着霜する
様になるため、通風抵抗の増加即ち熱交換能力の低下を
抑えることが出来、除霜回数を減らすことが出来ると共
に、不快感の低減、平均暖房運転効率が図れることとな
る。
実施例 以下本発明の一実施例の熱交換器について、図面を参照
しながら説明する。
しながら説明する。
第１図は本発明の第１の実施例における熱交換器の斜視
図を示すもの、第２図は同Ｄ矢視図である。又、第３，
４図は第２図の着霜時のＥ−Ｅ断面、Ｆ−Ｆ断面であ
る。第１図，第２図において、１１は多数のフィン、１
２は前記フィン１１に直交する位置に密着して配設され
た伝熱管である。又、通風上流側の１列目の伝熱管１２
の通風上流側に位置するフィン前縁部１３の更に上流側
の位置にダミー管１４をエンドプレート１５にて係止し
ている。なお、エンドプレート１５には伝熱管１２も取
付けられているものである。１６は、伝熱管12と伝熱管
12′の間の位置の通風上流側に位置するフィン前縁部で
ある。
図を示すもの、第２図は同Ｄ矢視図である。又、第３，
４図は第２図の着霜時のＥ−Ｅ断面、Ｆ−Ｆ断面であ
る。第１図，第２図において、１１は多数のフィン、１
２は前記フィン１１に直交する位置に密着して配設され
た伝熱管である。又、通風上流側の１列目の伝熱管１２
の通風上流側に位置するフィン前縁部１３の更に上流側
の位置にダミー管１４をエンドプレート１５にて係止し
ている。なお、エンドプレート１５には伝熱管１２も取
付けられているものである。１６は、伝熱管12と伝熱管
12′の間の位置の通風上流側に位置するフィン前縁部で
ある。
以上のように構成された熱交換器について、第１図〜第
４図を用いてその動作を説明する。
４図を用いてその動作を説明する。
暖房運転時には、室外機の上述の熱交換器は蒸発器とし
て作用し、外気温度が低いと、フィン11の表面温度が０
℃以下となって着霜が生じる。しかし、この時、前記ダ
ミー管１４の死水域の中に位置するフィン前縁部１３に
は新鮮空気流の供給は少なく湿度勾配による熱交換の比
率が多くなるためその着霜量は、ダミー管１４が無い場
合と比べ第３図の如く大巾に減少する。又、伝熱管１２
間に位置するフィン前縁部１６は、ダミー管１４間によ
って加速された通風空気によって熱交換量が増加し、着
霜量が増加するが、風速が大きくなる為第４図の如くフ
ィン１１の長さ方向への着霜がより均一となり、最小通
風路巾が小さくなることはない。このため、熱交換器全
体としてみれば、大巾な均一着霜状態が得られ、通風抵
抗の増大が抑えられると共に、通風量の低下、即ち熱交
換能力の低下を抑えることができ、着霜による霜の目詰
りまでの時間、即ち暖房運転可能時間を大巾に延長する
ことができる。
て作用し、外気温度が低いと、フィン11の表面温度が０
℃以下となって着霜が生じる。しかし、この時、前記ダ
ミー管１４の死水域の中に位置するフィン前縁部１３に
は新鮮空気流の供給は少なく湿度勾配による熱交換の比
率が多くなるためその着霜量は、ダミー管１４が無い場
合と比べ第３図の如く大巾に減少する。又、伝熱管１２
間に位置するフィン前縁部１６は、ダミー管１４間によ
って加速された通風空気によって熱交換量が増加し、着
霜量が増加するが、風速が大きくなる為第４図の如くフ
ィン１１の長さ方向への着霜がより均一となり、最小通
風路巾が小さくなることはない。このため、熱交換器全
体としてみれば、大巾な均一着霜状態が得られ、通風抵
抗の増大が抑えられると共に、通風量の低下、即ち熱交
換能力の低下を抑えることができ、着霜による霜の目詰
りまでの時間、即ち暖房運転可能時間を大巾に延長する
ことができる。
以上のように本実施例によれば、伝熱管の通風上流側の
フィン前縁部の上流側位置に、管状或は柱状物体を、こ
の管状或は柱状物体の死水域に通風上流側１列目の伝熱
管列に位置する伝熱管及び前記フィンの前縁部が含まれ
る位置に設けることにより、着霜による目詰りまでの運
転時間を伸ばし、通風抵抗の増大、通風量の低下、熱交
換能力の低下、を抑えることが出来、この結果、暖房運
転可能時間を大巾に伸ばすと共に除霜運転回数を減ら
し、平均暖房運転効率の向上と除霜運転時の不快感の低
減とを図ることができる。
フィン前縁部の上流側位置に、管状或は柱状物体を、こ
の管状或は柱状物体の死水域に通風上流側１列目の伝熱
管列に位置する伝熱管及び前記フィンの前縁部が含まれ
る位置に設けることにより、着霜による目詰りまでの運
転時間を伸ばし、通風抵抗の増大、通風量の低下、熱交
換能力の低下、を抑えることが出来、この結果、暖房運
転可能時間を大巾に伸ばすと共に除霜運転回数を減ら
し、平均暖房運転効率の向上と除霜運転時の不快感の低
減とを図ることができる。
なお、本発明における管状或は柱状物体は、第５図に示
す如く四角断面形状であっても同様の動作、効果を発揮
しうるものである。
す如く四角断面形状であっても同様の動作、効果を発揮
しうるものである。
発明の効果 以上のように本発明は伝熱管の通風上流側のフィン前縁
部の上流側位置に、管状或は柱状物体を、この管状或は
柱状物体の成生する死水域に通風上流側１列目の伝熱管
列に位置する伝熱管及び前記フィンの前縁部が含まれる
位置に設けることにより、熱交換器全体として着霜の均
一化が図れ、着霜による目詰りまでの運転時間を伸ば
し、平均暖房運転効率の向上と除霜運転時の不快感の低
減とを図ることができる。
部の上流側位置に、管状或は柱状物体を、この管状或は
柱状物体の成生する死水域に通風上流側１列目の伝熱管
列に位置する伝熱管及び前記フィンの前縁部が含まれる
位置に設けることにより、熱交換器全体として着霜の均
一化が図れ、着霜による目詰りまでの運転時間を伸ば
し、平均暖房運転効率の向上と除霜運転時の不快感の低
減とを図ることができる。
第１図は本発明の一実施例における熱交換器の斜視図、
第２図は第１図のＤ矢視図、第３図，第４図は同熱交換
器の着霜時のＥ−Ｅ断面図、Ｆ−Ｆ断面図、第５図は他
の実施例における熱交換器の斜視図、第６図は従来の熱
交換器の斜視図、第７図は第６図のＡ矢視図、第８図，
第９図は同熱交換器の着霜時のＢ−Ｂ断面図、Ｃ−Ｃ断
面図である。 １１……フィン、１２……伝熱管、１３……フィン前
縁、１６……フィン前縁、１４……ダミー管。
第２図は第１図のＤ矢視図、第３図，第４図は同熱交換
器の着霜時のＥ−Ｅ断面図、Ｆ−Ｆ断面図、第５図は他
の実施例における熱交換器の斜視図、第６図は従来の熱
交換器の斜視図、第７図は第６図のＡ矢視図、第８図，
第９図は同熱交換器の着霜時のＢ−Ｂ断面図、Ｃ−Ｃ断
面図である。 １１……フィン、１２……伝熱管、１３……フィン前
縁、１６……フィン前縁、１４……ダミー管。
Claims (1)
- 【請求項１】多数のフィンと、前記フィンと直交状に配
設した伝熱管と、前記伝熱管の通風上流側に位置する前
記フィンの前縁部の通風上流側位置に管状或は柱状物体
を、この管状或は柱状物体の成生する死水域に、通風上
流側１列目の伝熱管列に位置する伝熱管及び前記フィン
の前縁部が含まれる位置に配設したことを特徴とする熱
交換器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60043151A JPH0612230B2 (ja) | 1985-03-05 | 1985-03-05 | 熱交換器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60043151A JPH0612230B2 (ja) | 1985-03-05 | 1985-03-05 | 熱交換器 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61202094A JPS61202094A (ja) | 1986-09-06 |
| JPH0612230B2 true JPH0612230B2 (ja) | 1994-02-16 |
Family
ID=12655838
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP60043151A Expired - Lifetime JPH0612230B2 (ja) | 1985-03-05 | 1985-03-05 | 熱交換器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0612230B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2017003210A (ja) * | 2015-06-12 | 2017-01-05 | 三菱重工冷熱株式会社 | 熱交換器 |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2013238354A (ja) * | 2012-05-15 | 2013-11-28 | Mitsubishi Electric Corp | フィンチューブ型熱交換器及びこの熱交換器を用いた冷凍空調装置 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6033493A (ja) * | 1983-08-02 | 1985-02-20 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 熱交換器 |
-
1985
- 1985-03-05 JP JP60043151A patent/JPH0612230B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2017003210A (ja) * | 2015-06-12 | 2017-01-05 | 三菱重工冷熱株式会社 | 熱交換器 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS61202094A (ja) | 1986-09-06 |
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