JPH06122210A - カラーインクジェット記録装置 - Google Patents

カラーインクジェット記録装置

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JPH06122210A
JPH06122210A JP27315192A JP27315192A JPH06122210A JP H06122210 A JPH06122210 A JP H06122210A JP 27315192 A JP27315192 A JP 27315192A JP 27315192 A JP27315192 A JP 27315192A JP H06122210 A JPH06122210 A JP H06122210A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 印字ヘッドのノズル面上のノズル群内とノズ
ル群間で、インクの混色を防止し、印字ヘッドの高密度
化、小型化を可能とする。 【構成】 印字ヘッド1には同一色のインク2を吐出す
るノズル3を垂直方向に配列した各ノズル群4−Y、4
−M、4−C、4−BKが印字走査方向に垂直方向に配
列されている。ノズル面5上において、各ノズル群4−
Y、4−M、4−C、4−BK内には表面処理6に対す
るインク2の接触角が80°以上となる撥水処理6a、
各ノズル群4−Y、4−M、4−C、4−BK間には同
接触角が30°以下となる親水処理6bを施す。また、
各ノズル群4−Y、4−M、4−C、4−BK内に撥水
処理6a、各ノズル群4−Y、4−M、4−C、4−B
K間に親水処理6bを施す。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は複数色のカラーインクを
吐出する印字ヘッドを備えたカラーインクジェット記録
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、インクジェットプリンターにお
いて高印字品質を実現し常に安定した印字効果を得るた
めには、ノズルから吐出するインクが常にノズル面に対
して垂直に吐出する必要がある。
【0003】吐出時にノズル周縁部に不均一なインクの
溜りが存在したり、吐出中に形成されると、吐出するイ
ンクがインク溜りに引かれ、インク滴が正規の飛翔方向
から離脱したり、さらにはこのインク溜りによってノズ
ル内のインクのメニスカスの安定化が損なわれ、正常な
吐出が得られない。また、印字品質を向上させるため
に、ノズルの配列密度を高めた場合、これに応じてノズ
ル間の配列距離は狭くなるため、ノズル周縁部での不均
一なインクの溜りの影響をより受け易くなる。
【0004】このため、ノズルの周縁部にインクを弾く
撥水性を有する表面処理層を施して上述の問題を解決
し、安定したインク滴の吐出を得る提案が多数報告され
ている。
【0005】また、逆に、ノズルの周縁部にインクを濡
らす親水性を有する表面処理層を施してノズル周縁部の
均一な濡れを確保する提案も報告されている。
【0006】これらは単色のインクを吐出するインクジ
ェット記録装置における提案である。 複数の異なるイ
ンクを吐出するカラーインクジェット記録装置において
は、使用するインクの表面張力は色調にむらがないよう
にするため、浸透性のある表面張力の低い物性のインク
を利用することが多い。このため、ノズル面全体に親水
処理のみを施した場合、ノズル面上でインクが混色をす
るの当然であり、また、逆に撥水処理のみを施した場合
でもノズル周縁部のインクを確実に弾くことは難しい。
このため、異なるインクを吐出する隣合うノズル内のイ
ンクがノズル面上で混色する可能性が大きい。この結
果、混色したインクがノズルから吐出され、記録紙上で
所望の印字色が得られなくなったり、インクの安定した
吐出を確保できなくなる。このため、カラーインクジェ
ット記録装置では、ノズル面での混色を避ける対策が必
要となる。
【0007】この混色防止の対策として、従来利用され
ているカラーインクジェット記録装置の印字ヘッドとし
て実開昭58−3245に開示されるような印字ヘッド
が知られている。
【0008】図8は従来のカラーインクジェット記録装
置の印字ヘッドを示す平面図である。
【0009】図において、印字ヘッド11の各ノズル面
15−Y、15−M、15−C、15−BKには印字走
査方向に対して垂直方向に等間隔で同一色のインク2を
吐出するノズル3を配列してなるノズル群14−Y、1
4−M、14−C、14−BKが形成され、ノズル群1
4−Y、14−M、14−C、14−BKは印字走査方
向に吐出色分平行に配置されている。
【0010】なお、各ノズル群14−Y、14−M、1
4−C、14−BK間には、溝部18が設けられ、各ノ
ズル群14−Y、14−M、14−C、14−BK間を
隔てている。溝部18は、印字ヘッド11自体がプラス
チック樹脂等で形成される場合は射出成形で、またその
他の材料の場合はダイシング等の切削加工で形成され
る。
【0011】上記の構成によれば、溝部18が各ノズル
群14−Y、14−M、14−C、14−BK間に設け
られることにより、互いに隣り合う各ノズル群14−
Y、14−M、14−C、14−BK間でインク2の混
色は発生しない。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来のカラー
インクジェット記録装置の印字ヘッド11では、高密
度、小型化のために各ノズル群14−Y、14−M、1
4−C、14−BK間を近付けた場合、溝部18を形成
する領域が確保しにくくなるため、各ノズル群14−
Y、14−M、14−C、14−BKはある程度の間隔
を設けて配置しなければならなかったり、ノズル群14
−Y、14−M、14−C、14−BK間の溝部18の
幅Wを狭くする必要が生じ、加工上の問題点が多数生じ
る。このため、印字ヘッド11の高密度化、小型化に限
界があるという問題点がある。
【0013】図9および10は従来例のノズル面でのイ
ンク吐出の状態を示す断面図である。
【0014】従来例の構造では、突起部19にノズル3
が存在することになるため、図9に示すように、紙ジャ
ムリやワイピングにより各ノズル面15−Y、15−
M、15−C、15−BKの表面処理6がノズル面エッ
ジ20aおよび20bから剥がれ易くなり、この結果、
ノズル3周縁部の不均一な濡れを引き起こし、インク2
が正規の方向から離脱した方向に吐出する可能性があ
る。また、図10に示すように、ノズル面15−Y、1
5−M、15−C、15−BKに親水処理6aを施した
場合は、ノズル3の周囲の濡れを均一にする必要から、
ノズル軸からノズル面エッジ20aまでの距離Lを左右
同じにしなければならなくなり、溝部18の加工に高い
精度が要求される。
【0015】図11は従来例の印字ヘッドの紙ジャムリ
の状態を示す断面図である。
【0016】突起部19が片持ち梁の状態になるため、
図に示すように印字紙23による紙ジャムリ、紙こすれ
等の機械的な外力で変形しやすく、ノズル3の位置精度
に狂いが生じたり、最悪は突起部19が欠けたり、支持
部から割れたりして流路のリークを引き起こす可能性が
ある。また、溝部18を切削加工する場合には、加工時
に無理な力を加え印字ヘッド11自体を破壊しかねな
い。
【0017】図12は従来例におけるノズル面のワイピ
ングの状態を示す断面図である。一般に各ノズル面15
−Y、15−M、15−C、15−BKに付着した異物
21はワイパーブレード22等でノズル面15−Y、1
5−M、15−C、15−BKを撫でることによって除
去しているが、溝部18に異物21が付着した場合、従
来のワイパーブレード22では溝部18内に付着したあ
るいは入り込んだ異物21を除去することは難しい。ま
た、ノズル面15−Y、15−M、15−C、15−B
K上でワイパーブレード22によって除去された異物2
1が再び溝部18に入り込みやすい、このため、溝部1
8内の異物21は放置されたままとなり、いずれはプリ
ンター内を汚染するという問題がある。
【0018】そこで、本発明は従来のこのような問題点
を解決するもので、その目的とするところは、ノズル面
でのインクの混色を防止し、高ノズル密度でも問題の無
い吐出特性を確保でき、且つ高印字品質を確保できるカ
ラーインクジェット記録装置を提供することにある。
【0019】
【課題を解決するための手段】本発明のカラーインクジ
ェット記録装置は、同一色のインクを吐出するノズルを
配列してなるノズル群を、同一ノズル面上に複数色分配
列して成る印字ヘッドを有するカラーインクジェット記
録装置において、前記ノズル面上の前記ノズル群内と前
記ノズル群間で、前記インクの前記ノズル面に対する撥
水性が異なることを特徴とする。
【0020】また、前記ノズル面上の前記ノズル群内に
親水処理が、前記ノズル群間に撥水処理が施されている
ことを特徴とする。
【0021】また、前記ノズル面上の前記ノズル群内に
撥水処理が、前記ノズル群間に親水処理が施されている
ことを特徴とする。
【0022】
【実施例】以下に本発明の実施例を図面にもとづいて説
明する。
【0023】図1は本発明の第1の実施例を示すカラー
インクジェット記録装置の印字ヘッドのノズル面を示す
斜視図である。また、図2は本発明の第1の実施例にお
けるインクの吐出状態を説明する断面図である。
【0024】図1において、印字ヘッド1には同一色の
インク2を吐出するノズル3を垂直方向に配列した各ノ
ズル群4−Y、4−M、4−C、4−BKが垂直方向に
配列されている。なお、各ノズル群4−Y、4−M、4
−C、4−BK間には従来例のような溝部18は設け
ず、各ノズル群4−Y、4−M、4−C、4−BKは連
続した同一ノズル面5上に存在している。
【0025】なお、ノズル面5上において、各ノズル群
4−Y、4−M、4−C、4−BK内には表面処理6に
対するインク2の接触角が80°以上となる撥水処理6
a、各ノズル群4−Y、4−M、4−C、4−BK間に
は同接触角が30°以下となる親水処理6bを施してあ
る。両表面処理6a、6bの接触角の差は大きく異なる
方が望ましい。
【0026】親水処理6bとしては、ノズル面5がプラ
スチック樹脂等で形成されている場合、酸処理、プラズ
マ処理等によってノズル面5であるプラスチック樹脂表
面に極性基を精製させて表面を親水化させる方法や、酸
化物微粒子が分散したゾルを塗布し表面に酸化物層を形
成させる方法等がある。ノズル面が金属で形成されてい
る場合は、金属自体の親水性が高いため特に施す必要は
ない。
【0027】一方、撥水処理6aとしては、ノズル面5
にフッ素系の撥水剤を塗布する方法や、フッ素系高分子
粒子(PTFE)等の撥水剤を真空中で蒸着し表面に薄
層を形成する方法や、ノズル面5が金属である場合は、
PTFEとNI−Pを混在させた電解メッキを行なう共
析メッキ法等がある。これらの表面処理6はノズル群4
間が狭い領域でも容易に施すことができる。
【0028】上記の構造によれば、図2に示すようにノ
ズル面5上で各ノズル群4−Y、4−M、4−C、4−
BK内は撥水処理6aを施してあるためノズル3周縁部
のインク2は弾かれノズル3内に引き込まれ、ノズル3
周縁部でのインク2の不均一な濡れは発生しない。この
ため、インク2の安定した吐出が確保できる。また、ノ
ズル3内の引き込まれないインク2は親水処理6bを施
してある各ノズル群4−Y、4−M、4−C、4−BK
間で保持される。このため隣合う各インク2−Y、2−
M、2−C、2−BK同士の混色を防ぐことができる。
【0029】この構成であれば、従来例のようにに溝部
18を形成する領域を確保するためにノズル群4−Y、
4−M、4−C、4−BK間の距離を広げる必要がな
く、ノズル面5上の表面処理6のみでインク2の混色を
防ぐことができるため、各ノズル群4−Y、4−M、4
−C、4−BK間を極力近づけることができる。このた
め、印字ヘッド1の高密度化、小型化が可能となる。
【0030】また、突起部19が存在しないため、各ノ
ズル面5は分断されることはなく、連続して同一平面上
にあり、紙ジャムリやノズル面5のワイピングによりノ
ズル面エッジから表面処理6が剥がれることは少なくな
る。また、印字ヘッド1の変形も少なくノズル3の位置
精度に狂いが生じたりすることもない。さらに、ノズル
面5上に付着した異物21は確実に除去できる。このた
め、ノズル3の周縁部のインク2の不均一な濡れは発生
し難く、ノズル3の位置精度も確保した高印字品質の印
字が達成可能となる。
【0031】図3は本発明の第2の実施例を示すカラー
インクジェット記録装置の印字ヘッドのノズル面を示す
斜視図である。
【0032】図3において、印字ヘッド1の構造は図1
と同様であり、異なるのは、各ノズル群4−Y、4−
M、4−C、4−BK内のノズル面5上には親水処理6
a、各ノズル群4−Y、4−M、4−C、4−BK間の
ノズル面上5には撥水処理6bを施してある点である。
本実施例においても両表面処理6の接触角は大きく異な
る方が望ましい。
【0033】図4は本発明の第2の実施例におけるイン
クの吐出状態を説明する断面図である。上記の構造によ
れば、図4に示すようにノズル面5上で各ノズル群4−
Y、4−M、4−C、4−BK内は親水処理6bを施し
てあるため吐出直後、ノズル3の周縁部にインク2は広
がり、ノズル3の近傍でのインク2の均一な濡れにより
安定した吐出が確保できる。また、各ノズル群4−Y、
4−M、4−C、4−BK間にまで濡れ広がったインク
2は各ノズル群4−Y、4−M、4−C、4−BK間の
撥水処理6a部に弾かれ、隣合うインク2の混色を防ぐ
ことができる。この構成は表面処理6の撥水性が図1の
実施例と逆であり、図1の第1の従来例と同様の効果が
得られる。
【0034】図5は本発明の第3の実施例を示すカラー
インクジェット記録装置の印字ヘッドのノズル面を示す
斜視図である。図5において、印字ヘッド1の構造は図
1と同様であり、異なる点は、表面処理6の境界が水平
方向に対してθ°斜めになっている点である。
【0035】上記の構造によれば、各ノズル群4−Y、
4−M、4−C、4−BK内の撥水処理6bで弾かれた
インク2は各ノズル群4−Y、4−M、4−C、4−B
K間の各親水処理6a部で保持されるが、各親水処理6
a部が斜めになっているため、境界に沿って斜めに伝わ
り落ちる。このため、インク2がノズル面5の端によせ
られインク2が回収し易くなる。θの値は微小でよく本
発明者の実験によれば5°以下で十分である。
【0036】ノズル面5上に撥水処理6aと親水処理6
bの両処理を施す方法としては、レジストによるマスキ
ングによる方法が一般的である。
【0037】以下のその方法を図によって説明する。図
6は本発明のカラーインクジェット記録装置の印字ヘッ
ドのノズル面の表面処理方法を示す断面図である。
【0038】まずノズル面5上の目的の表面処理6を必
要としない領域に光硬化性樹脂(ドライフィルム)等の
レジスト7をマスキングし、ノズル面5全面に撥水処理
6aあるいは親水処理6bのいずれかの表面処理6を施
した後(図6(a))、レジスト7を溶剤等で溶かし未
処理部を露出させる(図6(b))。次に、既処理部を
マスキングし、未処理部に図6(a)と逆の表面処理6
を施す(図6(c))。最後にレジスト7を溶かすこと
で、撥水処理6aと親水処理6bの両表面処理6がノズ
ル面5上に施される。
【0039】上記の方法は、一つの方法であり、ノズル
面5上に両表面処理6を施すことが可能な方法であれば
よい。
【0040】図7は本発明のノズル面のワイピングの状
態を示す断面図である。
【0041】図において、ノズル面5の表面処理6によ
ってノズル面6で保持されたインク2は、ワイパーブレ
ード22がノズル面5上を移動し、ノズル面5を撫でる
こと(ワイピングと呼ぶ)で除去される。ワイパーブレ
ード22の移動方向は、それの移動によって、ノズル面
5上でインクの混色が起こらない方向であればよい。こ
こで、ワイパーブレードは吸水性のある材料であればワ
イピング中にインクを吸水しインクの除去はさらに向上
する。
【0042】図では本発明の第1および第2の実施例の
ノズル面5のワイパーブレード22の移動方向を示して
いるが、ワイパーブレード22の移動方向は撥水処理6
aと親水処理6bの境界線の方向、つまり各ノズル群4
−Y、4−M、4−C、4−BKの配列方向に対して垂
直な方向となる。
【0043】なお、第3の実施例では、ワイパーブレー
ドの移動方向は水平線からθ傾いた処理境界線の方向が
混色を抑える意味で望ましい。
【0044】以上に説明した実施例は、各ノズル群4−
Y、4−M、4−C、4−BKが垂直に直列に配置され
ているものであったが、その配置方法は特に限定するも
のではなく、並列や千鳥の配列のノズル面5も表面処理
6のパターンニングを変えるだけで簡単に対応できる。
また、ヘッドの姿勢もノズル面が垂直でなくてもよく、
下向き、上向きでもかまわない。さらに、インク色も
Y、M、C、BKの4色に限らない。
【0045】
【発明の効果】本発明では、ノズル群内とノズル群間
で、ノズル面上のインクに対する撥水性が異なるので、
ノズル面上のノズル群内とノズル群間の境界でインクが
保持または弾かれ、隣合うインク同士の混色を防ぐこと
ができる。
【0046】また、ノズル面に表面処理を施すことで、
インクの混色を防ぐことができるため、各ノズル群間を
極力近づけることができる。このため、印字ヘッドの高
密度化、小型化が可能となる。
【0047】また、各色ノズル面は分断されることはな
く同一平面上に形成されるため紙ジャムリやノズル面の
ワイピングによりエッジから表面処理が剥がれることは
少なくなる。また、印字ヘッドの変形も少なくノズルの
位置精度に狂いが生じたりすることもない。さらに、ノ
ズル面上に付着した異物は確実に除去できる。このた
め、ノズル周縁部のインクの不均一な濡れは発生し難
く、ノズル位置精度も確保した高印字品質の印字が達成
可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例を示すカラーインクジェ
ット記録装置の印字ヘッドのノズル面を示す斜視図であ
る。
【図2】本発明の第1の実施例におけるインクの吐出状
態を説明する断面図である。
【図3】本発明の第2の実施例を示すカラーインクジェ
ット記録装置の印字ヘッドのノズル面を示す斜視図であ
る。
【図4】本発明の第2の実施例におけるインクの吐出状
態を説明する断面図である。
【図5】本発明の第3の実施例を示すカラーインクジェ
ット記録装置の印字ヘッドのノズル面を示す斜視図であ
る。
【図6】本発明のカラーインクジェット記録装置の印字
ヘッドのノズル面の表面処理方法を示す断面図である。
【図7】本発明のノズル面のワイピングの状態を示す断
面図である。
【図8】従来のカラーインクジェット記録装置の印字ヘ
ッドを示す断面図である。
【図9】従来におけるのインクの吐出の状態を示す断面
図である。
【図10】従来におけるのインクの吐出の状態を示す断
面図である。
【図11】従来例の印字ヘッドの紙ジャムリの状態を示
す断面図である。
【図12】従来例におけるノズル面のワイピングの状態
を示す断面図である。
【符号の説明】
1 印字ヘッド 2 インク 3 ノズル 4 ノズル群 5 ノズル面 6a撥水処理 6b親水処理 7 レジスト 11 印字ヘッド 14 ノズル群 15 ノズル面 18 溝部 19 突起部 20 ノズル面エッジ 21 異物 22 ワイパーブレード

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 同一色のインクを吐出するノズルを配列
    してなるノズル群を同一ノズル面上に複数色分配列して
    成る印字ヘッドを有するカラーインクジェット記録装置
    において、 前記ノズル面上の前記ノズル群内と前記ノズル群間で、
    前記インクの前記ノズル面に対する撥水性が異なること
    を特徴とするカラーインクジェット記録装置。
  2. 【請求項2】 前記ノズル面上の前記ノズル群内に親水
    処理が、前記ノズル群間に撥水処理が施されていること
    を特徴とする請求項1記載のカラーインクジェット記録
    装置。
  3. 【請求項3】 前記ノズル面上の前記ノズル群内に撥水
    処理が、前記ノズル群間に親水処理が施されていること
    を特徴とする請求項1記載のカラーインクジェット記録
    装置。
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