JPH0612205A - メッセージ表示装置 - Google Patents
メッセージ表示装置Info
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- JPH0612205A JPH0612205A JP4170497A JP17049792A JPH0612205A JP H0612205 A JPH0612205 A JP H0612205A JP 4170497 A JP4170497 A JP 4170497A JP 17049792 A JP17049792 A JP 17049792A JP H0612205 A JPH0612205 A JP H0612205A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- message
- program
- main body
- help
- external
- Prior art date
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- Pending
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- Digital Computer Display Output (AREA)
- Calculators And Similar Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明は、外部記憶装置を接続可能な小型電
子機器のHELPキー操作に応じてメッセージデータを
表示するメッセージ表示装置において、外部プログラム
実行中においても、機器本体側に組込まれたメッセージ
表示プログラムを利用してメッセージデータを表示する
ことを目的とする。 【構成】 ROMカード17のヘッダエリア17aにカ
ード側HELP処理プログラムの先頭アドレスを予めセ
ットし、「HELP」キー操作の際には、上記カード側
プログラムにより本体ROM13の定型メッセージかR
OMカード17の任意メッセージかを選別し、そのメッ
セージデータの先頭アドレスをRAM14のアドレスレ
ジスタ14cにセットし、本体側のメッセージ表示プロ
グラムにより、上記アドレスレジスタ14cにセットさ
れた先頭アドレスに対応して定型メッセージまたは任意
メッセージを読出し表示部15に表示させる構成とす
る。
子機器のHELPキー操作に応じてメッセージデータを
表示するメッセージ表示装置において、外部プログラム
実行中においても、機器本体側に組込まれたメッセージ
表示プログラムを利用してメッセージデータを表示する
ことを目的とする。 【構成】 ROMカード17のヘッダエリア17aにカ
ード側HELP処理プログラムの先頭アドレスを予めセ
ットし、「HELP」キー操作の際には、上記カード側
プログラムにより本体ROM13の定型メッセージかR
OMカード17の任意メッセージかを選別し、そのメッ
セージデータの先頭アドレスをRAM14のアドレスレ
ジスタ14cにセットし、本体側のメッセージ表示プロ
グラムにより、上記アドレスレジスタ14cにセットさ
れた先頭アドレスに対応して定型メッセージまたは任意
メッセージを読出し表示部15に表示させる構成とす
る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、関数電卓やプログラム
電卓等、ROMカード等の外部記憶装置を接続可能な電
子機器において、HELPキーの操作に応じてメッセー
ジデータを表示するメッセージ表示装置に関する。
電卓等、ROMカード等の外部記憶装置を接続可能な電
子機器において、HELPキーの操作に応じてメッセー
ジデータを表示するメッセージ表示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、関数電卓やプログラム電卓等の
ポケットコンピュータでは、機器本体に外部からROM
カードを接続して、本体内臓のプログラム以外の任意の
プログラム(例えばゲームソフトや表計算ソフト)を読
込んで実行することが可能である。
ポケットコンピュータでは、機器本体に外部からROM
カードを接続して、本体内臓のプログラム以外の任意の
プログラム(例えばゲームソフトや表計算ソフト)を読
込んで実行することが可能である。
【0003】ここで、例えば機器本体におけるプログラ
ム実行中において、ユーザが次の操作を忘れた場合ある
いは分らなくなった場合には、「HELP」キーを操作
することで次の操作に導くべくメッセージデータが表示
される、HELPメッセージ機能を搭載したポケットコ
ンピュータが実用化されている。
ム実行中において、ユーザが次の操作を忘れた場合ある
いは分らなくなった場合には、「HELP」キーを操作
することで次の操作に導くべくメッセージデータが表示
される、HELPメッセージ機能を搭載したポケットコ
ンピュータが実用化されている。
【0004】従来、上記のようなHELPメッセージ機
能は、外部接続されるROMカード等からのプログラム
読込み実行時は考慮されておらず、機器本体内臓のプロ
グラム実行時においてのみ起動されるよう本体プログラ
ム内に組込まれている。
能は、外部接続されるROMカード等からのプログラム
読込み実行時は考慮されておらず、機器本体内臓のプロ
グラム実行時においてのみ起動されるよう本体プログラ
ム内に組込まれている。
【0005】すなわち、外部接続されるROMカード
は、それぞれプログラムが異なる多数のROMカードの
中から任意の1つが選択されて使用されるものであり、
それ故、多数のROMカードのプログラムそれぞれに対
応するHELPメッセージを本体側に記憶させたので
は、メモリ容量が極めて大きくなってしまうものであ
り、その為、本体側に記憶させることはできなかった。
は、それぞれプログラムが異なる多数のROMカードの
中から任意の1つが選択されて使用されるものであり、
それ故、多数のROMカードのプログラムそれぞれに対
応するHELPメッセージを本体側に記憶させたので
は、メモリ容量が極めて大きくなってしまうものであ
り、その為、本体側に記憶させることはできなかった。
【0006】したがって、ROMカードからの外部プロ
グラムの読込み実行中において、そのプログラムのHE
LPメッセージの表示を図りたい場合には、ROMカー
ド側のプログラムにもHELPメッセージ表示用のプロ
グラムを予め組込む必要がある。
グラムの読込み実行中において、そのプログラムのHE
LPメッセージの表示を図りたい場合には、ROMカー
ド側のプログラムにもHELPメッセージ表示用のプロ
グラムを予め組込む必要がある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、HEL
Pメッセージ表示用のプログラムをROMカード側に完
全に独立のものとして組込んだのでは、ROMカードに
おける本来のプログラム格納領域が大幅に占領されてし
まい容量的に不利になると共に、外部プログラム作成の
労力も増大する問題がある。
Pメッセージ表示用のプログラムをROMカード側に完
全に独立のものとして組込んだのでは、ROMカードに
おける本来のプログラム格納領域が大幅に占領されてし
まい容量的に不利になると共に、外部プログラム作成の
労力も増大する問題がある。
【0008】本発明は上記課題に鑑みなされたもので、
外部記憶装置側に専用のメッセージ表示プログラムを独
立して組込む必要なく、外部記憶装置からの読込みプロ
グラム実行中においても、機器本体側に組込まれたメッ
セージ表示プログラムを利用してHELPキー操作に対
応する読込みプログラムのHELP用のメッセージデー
タを表示することが可能になるメッセージ表示装置を提
供することを目的とする。
外部記憶装置側に専用のメッセージ表示プログラムを独
立して組込む必要なく、外部記憶装置からの読込みプロ
グラム実行中においても、機器本体側に組込まれたメッ
セージ表示プログラムを利用してHELPキー操作に対
応する読込みプログラムのHELP用のメッセージデー
タを表示することが可能になるメッセージ表示装置を提
供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】すなわち、本発明に係わ
るメッセージ表示装置は、電子機器本体に備えられ複数
のメッセージデータを記憶する本体メッセージ記憶手段
と、上記電子機器本体に備えられ該本体操作の行詰まり
に応じて操作されるHELPキーと、上記電子機器本体
に備えられ上記HELPキーの操作に応じてメッセージ
データを表示するメッセージ表示手段と、上記電子機器
本体に任意接続される外部記憶装置に備えられ該電子機
器本体にて実行させるプログラムを記憶する外部プログ
ラム記憶手段と、上記外部記憶装置に備えられ該外部記
憶装置独自のメッセージデータを記憶する外部メッセー
ジ記憶手段と、上記外部プログラム記憶手段から読出さ
れたプログラムの実行中に、上記HELPキーが操作さ
れた際に、上記外部メッセージ記憶手段に記憶された外
部記憶装置独自のメッセージデータを上記メッセージ表
示手段により表示させる制御手段とを備えて構成したも
のである。
るメッセージ表示装置は、電子機器本体に備えられ複数
のメッセージデータを記憶する本体メッセージ記憶手段
と、上記電子機器本体に備えられ該本体操作の行詰まり
に応じて操作されるHELPキーと、上記電子機器本体
に備えられ上記HELPキーの操作に応じてメッセージ
データを表示するメッセージ表示手段と、上記電子機器
本体に任意接続される外部記憶装置に備えられ該電子機
器本体にて実行させるプログラムを記憶する外部プログ
ラム記憶手段と、上記外部記憶装置に備えられ該外部記
憶装置独自のメッセージデータを記憶する外部メッセー
ジ記憶手段と、上記外部プログラム記憶手段から読出さ
れたプログラムの実行中に、上記HELPキーが操作さ
れた際に、上記外部メッセージ記憶手段に記憶された外
部記憶装置独自のメッセージデータを上記メッセージ表
示手段により表示させる制御手段とを備えて構成したも
のである。
【0010】
【作用】つまり、電子機器本体における外部プログラム
記憶手段から読出されたプログラムの実行中において、
HELPキーが操作された際には、外部記憶装置の例え
ばヘッダにセットされた外部メッセージ記憶手段におけ
るメッセージデータの記憶先頭アドレスが機器本体側の
メッセージ表示手段に引渡されることにより、外部プロ
グラムに対応したメッセージデータが本体側のメッセー
ジ表示手段により表示されるようになる。
記憶手段から読出されたプログラムの実行中において、
HELPキーが操作された際には、外部記憶装置の例え
ばヘッダにセットされた外部メッセージ記憶手段におけ
るメッセージデータの記憶先頭アドレスが機器本体側の
メッセージ表示手段に引渡されることにより、外部プロ
グラムに対応したメッセージデータが本体側のメッセー
ジ表示手段により表示されるようになる。
【0011】
【実施例】以下図面により本発明の一実施例について説
明する。
明する。
【0012】図1はメッセージ表示装置を備えた小型電
子機器、例えばポケットコンピュータ10の構成を示す
ブロック図であり、このポケットコンピュータはCPU
11により回路各部の動作制御が行なわれる。上記CP
U11には、キー入力部12、ROM13、RAM1
4、表示部15が接続される他、コネクタ16を介して
ROMカード17が任意に接続される。
子機器、例えばポケットコンピュータ10の構成を示す
ブロック図であり、このポケットコンピュータはCPU
11により回路各部の動作制御が行なわれる。上記CP
U11には、キー入力部12、ROM13、RAM1
4、表示部15が接続される他、コネクタ16を介して
ROMカード17が任意に接続される。
【0013】キー入力部12には、英数字キーや演算子
キー、関数キー、記号キーの他、プログラムの作成実行
に必要な各種機能キーが備えられると共に、プログラム
実行中における本体操作の行詰まりに応じて操作される
「HELP」キーが備えられ、このキー入力部12から
のキー操作信号はCPU11に供給される。
キー、関数キー、記号キーの他、プログラムの作成実行
に必要な各種機能キーが備えられると共に、プログラム
実行中における本体操作の行詰まりに応じて操作される
「HELP」キーが備えられ、このキー入力部12から
のキー操作信号はCPU11に供給される。
【0014】ROM13には、このポケットコンピュー
タ10におけるシステムアプリケーションプログラムや
HELPメッセージ表示用プログラム等の本体機能プロ
グラムが予め記憶されると共に、各プログラムの実行状
態に応じて対応付けられた複数のHELP用のメッセー
ジデータがその定型メッセージエリア13aに記憶され
る。
タ10におけるシステムアプリケーションプログラムや
HELPメッセージ表示用プログラム等の本体機能プロ
グラムが予め記憶されると共に、各プログラムの実行状
態に応じて対応付けられた複数のHELP用のメッセー
ジデータがその定型メッセージエリア13aに記憶され
る。
【0015】RAM14は、各種プログラムの実行中に
おける変数データの書込みエリアを有すると共に、Fレ
ジスタ14a、コードレジスタ14b、アドレスレジス
タ14c、フラグレジスタ14dを有するもので、Fレ
ジスタ14aには、上記「HELP」キーが操作された
際の被表示メッセージが、本体側ROM内に格納された
定型メッセージかROMカード17内に格納されたHE
LP用の任意メッセージかを示す識別コードが設定され
る。
おける変数データの書込みエリアを有すると共に、Fレ
ジスタ14a、コードレジスタ14b、アドレスレジス
タ14c、フラグレジスタ14dを有するもので、Fレ
ジスタ14aには、上記「HELP」キーが操作された
際の被表示メッセージが、本体側ROM内に格納された
定型メッセージかROMカード17内に格納されたHE
LP用の任意メッセージかを示す識別コードが設定され
る。
【0016】また、上記コードレジスタ14bには、上
記Fレジスタ14aに設定された識別コードが定型メッ
セージを示すコードである場合に、その1つを表わす定
型メッセージコードTYPE“0”がセットされる。上
記アドレスレジスタ14cには、上記「HELP」キー
が操作された際の被表示メッセージデータの記憶先頭ア
ドレスがセットされる。
記Fレジスタ14aに設定された識別コードが定型メッ
セージを示すコードである場合に、その1つを表わす定
型メッセージコードTYPE“0”がセットされる。上
記アドレスレジスタ14cには、上記「HELP」キー
が操作された際の被表示メッセージデータの記憶先頭ア
ドレスがセットされる。
【0017】上記フラグレジスタ14dには、上記Fレ
ジスタ14aに設定された識別コードが任意メッセージ
を示すコードである場合に、フラグTYPE“1”がセ
ットされる。一方、ROMカード17には、ヘッダエリ
ア17a、プログラム領域17b、任意メッセージエリ
ア17c、データ領域17dが備えられる。ヘッダエリ
ア17aには、プログラム領域17bに予め記憶される
各種アプリケーションプログラムの先頭アドレスが記憶
管理される。
ジスタ14aに設定された識別コードが任意メッセージ
を示すコードである場合に、フラグTYPE“1”がセ
ットされる。一方、ROMカード17には、ヘッダエリ
ア17a、プログラム領域17b、任意メッセージエリ
ア17c、データ領域17dが備えられる。ヘッダエリ
ア17aには、プログラム領域17bに予め記憶される
各種アプリケーションプログラムの先頭アドレスが記憶
管理される。
【0018】また、任意メッセージエリア17cには、
このカードプログラムの実行中にのみ用いられる、プロ
グラム実行状態に応じたHELP用のメッセージデータ
が記憶される。データ領域17dには、このカードプロ
グラムの実行に伴い必要となる定数データ等が記憶され
る。
このカードプログラムの実行中にのみ用いられる、プロ
グラム実行状態に応じたHELP用のメッセージデータ
が記憶される。データ領域17dには、このカードプロ
グラムの実行に伴い必要となる定数データ等が記憶され
る。
【0019】そして、表示部15には、キー入力部12
からのキー操作信号に基づくキー入力データが順次表示
される他、各種プログラムの実行状態を示すデータ、そ
して、「HELP」キーの操作時点におけるプログラム
の実行状態に対応したメッセージデータが表示される。
次に、上記構成によるメッセージ表示装置を備えたポケ
ットコンピュータ10の動作について説明する。
からのキー操作信号に基づくキー入力データが順次表示
される他、各種プログラムの実行状態を示すデータ、そ
して、「HELP」キーの操作時点におけるプログラム
の実行状態に対応したメッセージデータが表示される。
次に、上記構成によるメッセージ表示装置を備えたポケ
ットコンピュータ10の動作について説明する。
【0020】図2は上記ポケットコンピュータにおける
カードプログラム実行中のHELPメッセージ表示処理
を示すフローチャートであり、ポケットコンピュータ1
0のコネクタ16に対しROMカード17を接続し、そ
のプログラム領域17bに記憶されたアプリケーション
プログラムをCPU11に読込み実行中にある状態で、
例えばこの実行プログラムの操作が分らなくなってキー
入力部12における「HELP」キーが操作されると、
現時点におけるプログラム実行状態に応じて、HELP
メッセージとして表示させるべくメッセージデータが、
ROMカード17内の任意メッセージエリア17cに記
憶されたメッセージデータか、または、本体ROM13
の定型メッセージエリア13aに記憶されたメッセージ
データかを示す識別コードが本体RAM14のFレジス
タ14aにセットされる(ステップS1,S2)。
カードプログラム実行中のHELPメッセージ表示処理
を示すフローチャートであり、ポケットコンピュータ1
0のコネクタ16に対しROMカード17を接続し、そ
のプログラム領域17bに記憶されたアプリケーション
プログラムをCPU11に読込み実行中にある状態で、
例えばこの実行プログラムの操作が分らなくなってキー
入力部12における「HELP」キーが操作されると、
現時点におけるプログラム実行状態に応じて、HELP
メッセージとして表示させるべくメッセージデータが、
ROMカード17内の任意メッセージエリア17cに記
憶されたメッセージデータか、または、本体ROM13
の定型メッセージエリア13aに記憶されたメッセージ
データかを示す識別コードが本体RAM14のFレジス
タ14aにセットされる(ステップS1,S2)。
【0021】すると、CPU11における実行プログラ
ムが本体ROM13に記憶されるアプリケーションプロ
グラムに移行され、ROMカード17のヘッダエリア1
7aに記憶されるカード側HELP処理プログラムの先
頭アドレスが読出され、該カード側のプログラム領域1
7bに記憶されたHELP処理プログラムがCPU11
に読出される(ステップS4,S5)。
ムが本体ROM13に記憶されるアプリケーションプロ
グラムに移行され、ROMカード17のヘッダエリア1
7aに記憶されるカード側HELP処理プログラムの先
頭アドレスが読出され、該カード側のプログラム領域1
7bに記憶されたHELP処理プログラムがCPU11
に読出される(ステップS4,S5)。
【0022】ここで、上記カード側HELP処理プログ
ラムに基づき、本体RAM14のFレジスタ14aにセ
ットされた識別コードが読出され、被表示メッセージデ
ータが任意メッセージであるか定型メッセージであるか
が判断される(ステップS6)。
ラムに基づき、本体RAM14のFレジスタ14aにセ
ットされた識別コードが読出され、被表示メッセージデ
ータが任意メッセージであるか定型メッセージであるか
が判断される(ステップS6)。
【0023】ここで、例えば今回のHELP処理に基づ
く被表示メッセージデータが定型メッセージであると判
断されると、本体ROM13の定型メッセージエリア1
3aに予め記憶された1つのメッセージデータを指示す
る定型メッセージコードTYPE“0”がRAM14内
のコードレジスタ14bにセットされる(ステップS
7)。
く被表示メッセージデータが定型メッセージであると判
断されると、本体ROM13の定型メッセージエリア1
3aに予め記憶された1つのメッセージデータを指示す
る定型メッセージコードTYPE“0”がRAM14内
のコードレジスタ14bにセットされる(ステップS
7)。
【0024】こうして、定型メッセージコードTYPE
“0”がRAM14におけるコードレジスタ14bにセ
ットされると、本体ROM13に記憶されるHELPメ
ッセージ表示プログラムが起動され、その定型メッセー
ジコードに対応する定型メッセージエリア13a内のメ
ッセージデータ記憶先頭アドレスがアドレスレジスタ1
4cにセットされる(ステップS8,S9)。
“0”がRAM14におけるコードレジスタ14bにセ
ットされると、本体ROM13に記憶されるHELPメ
ッセージ表示プログラムが起動され、その定型メッセー
ジコードに対応する定型メッセージエリア13a内のメ
ッセージデータ記憶先頭アドレスがアドレスレジスタ1
4cにセットされる(ステップS8,S9)。
【0025】すると、上記本体RAM14内のアドレス
レジスタ14cにセットされたアドレスデータに基づ
き、本体ROM13内の定型メッセージエリア13aに
記憶される現時点でのプログラム実行状態に応じた定型
メッセージデータが読出され、表示部15にHELPメ
ッセージとして表示される(ステップS10)。これに
より、ユーザは、次の処理へとプログラムを進行させる
ことができる。
レジスタ14cにセットされたアドレスデータに基づ
き、本体ROM13内の定型メッセージエリア13aに
記憶される現時点でのプログラム実行状態に応じた定型
メッセージデータが読出され、表示部15にHELPメ
ッセージとして表示される(ステップS10)。これに
より、ユーザは、次の処理へとプログラムを進行させる
ことができる。
【0026】一方、上記ステップS6において、例えば
今回のHELP処理に基づく被表示メッセージデータが
任意メッセージであると判断されると、ROMカード1
7の任意メッセージエリア17cに予め記憶された任意
メッセージの先頭アドレスが、本体RAM14内のアド
レスレジスタ14cにセットされると共に、被表示メッ
セージが任意メッセージであることを指示するフラグT
YPE“1”がRAM14内のフラグレジスタ14dに
セットされる(ステップS11)。
今回のHELP処理に基づく被表示メッセージデータが
任意メッセージであると判断されると、ROMカード1
7の任意メッセージエリア17cに予め記憶された任意
メッセージの先頭アドレスが、本体RAM14内のアド
レスレジスタ14cにセットされると共に、被表示メッ
セージが任意メッセージであることを指示するフラグT
YPE“1”がRAM14内のフラグレジスタ14dに
セットされる(ステップS11)。
【0027】こうして、任意メッセージの先頭アドレス
がアドレスレジスタ14cにセットされると共に、その
フラグTYPE“1”がフラグレジスタ14dにセット
されると、本体ROM13に記憶されるHELPメッセ
ージ表示プログラムが起動され、上記アドレスレジスタ
14cにセットされたアドレスデータに基づき、ROM
カード17内の任意メッセージエリア17cに記憶され
る現時点でのプログラム実行状態に応じた任意メッセー
ジデータが読出され、表示部15にHELPメッセージ
として表示される(ステップS8→S10)。これによ
り、ユーザは、次の処理へとプログラムを進行させるこ
とができる。
がアドレスレジスタ14cにセットされると共に、その
フラグTYPE“1”がフラグレジスタ14dにセット
されると、本体ROM13に記憶されるHELPメッセ
ージ表示プログラムが起動され、上記アドレスレジスタ
14cにセットされたアドレスデータに基づき、ROM
カード17内の任意メッセージエリア17cに記憶され
る現時点でのプログラム実行状態に応じた任意メッセー
ジデータが読出され、表示部15にHELPメッセージ
として表示される(ステップS8→S10)。これによ
り、ユーザは、次の処理へとプログラムを進行させるこ
とができる。
【0028】したがって、上記構成のメッセージ表示装
置を備えたポケットコンピュータによれば、ROMカー
ド17のヘッダエリア17aにカード側HELP処理プ
ログラムの先頭アドレスを予めセットし、キー入力部1
2における「HELP」キーが操作された際には、この
カード側HELP処理プログラムにより現プログラムの
実行状態に対応する被表示メッセージデータが本体RO
M13に記憶された定型メッセージであるかROMカー
ド17に記憶された任意メッセージであるかを選別し、
その対象となるメッセージデータの先頭アドレスを本体
RAM14のアドレスレジスタ14cにセットし、この
後、本体側のメッセージ表示プログラムによって、上記
アドレスレジスタ14cにセットされた先頭アドレスに
対応して本体側定型メッセージまたはカード側任意メッ
セージを読出して表示部15に表示させる構成としたの
で、ROMカード17からのプログラム読出し実行中に
おいても、本体側のメッセージ表示プログラムを起動さ
せて、現プログラム実行状態に応じた定型メッセージあ
るいは任意メッセージをHELPメッセージとして表示
させることができ、ROMカード17側に完全独立のH
ELP処理プログラムを組込んでおく必要がなくなる。
これにより、ROMカードにおける本来のプログラム格
納領域が大幅に占領されることもなく、外部プログラム
作成の労力を軽減することができる。
置を備えたポケットコンピュータによれば、ROMカー
ド17のヘッダエリア17aにカード側HELP処理プ
ログラムの先頭アドレスを予めセットし、キー入力部1
2における「HELP」キーが操作された際には、この
カード側HELP処理プログラムにより現プログラムの
実行状態に対応する被表示メッセージデータが本体RO
M13に記憶された定型メッセージであるかROMカー
ド17に記憶された任意メッセージであるかを選別し、
その対象となるメッセージデータの先頭アドレスを本体
RAM14のアドレスレジスタ14cにセットし、この
後、本体側のメッセージ表示プログラムによって、上記
アドレスレジスタ14cにセットされた先頭アドレスに
対応して本体側定型メッセージまたはカード側任意メッ
セージを読出して表示部15に表示させる構成としたの
で、ROMカード17からのプログラム読出し実行中に
おいても、本体側のメッセージ表示プログラムを起動さ
せて、現プログラム実行状態に応じた定型メッセージあ
るいは任意メッセージをHELPメッセージとして表示
させることができ、ROMカード17側に完全独立のH
ELP処理プログラムを組込んでおく必要がなくなる。
これにより、ROMカードにおける本来のプログラム格
納領域が大幅に占領されることもなく、外部プログラム
作成の労力を軽減することができる。
【0029】尚、上記実施例では、ポケットコンピュー
タに適用した例につき述べたが、プログラムを記憶させ
た外部記憶装置を用いるものであれば、本発明は任意に
適用できるものである。
タに適用した例につき述べたが、プログラムを記憶させ
た外部記憶装置を用いるものであれば、本発明は任意に
適用できるものである。
【0030】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、電子機器
本体に備えられ複数のメッセージデータを記憶する本体
メッセージ記憶手段と、上記電子機器本体に備えられ該
本体操作の行詰まりに応じて操作されるHELPキー
と、上記電子機器本体に備えられ上記HELPキーの操
作に応じてメッセージデータを表示するメッセージ表示
手段と、上記電子機器本体に任意接続される外部記憶装
置に備えられ該電子機器本体にて実行させるプログラム
を記憶する外部プログラム記憶手段と、上記外部記憶装
置に備えられ該外部記憶装置独自のメッセージデータを
記憶する外部メッセージ記憶手段と、上記電子機器本体
における上記外部プログラム記憶手段から読出されたプ
ログラムの実行中において、上記HELPキーが操作さ
れた際に、上記外部メッセージ記憶手段に記憶された外
部記憶装置独自のメッセージデータを上記メッセージ表
示手段により表示させる制御手段とを備えて構成したの
で、外部記憶装置側に専用のメッセージ表示プログラム
を独立して組込む必要なく、外部記憶装置からの読込み
プログラム実行中においても、機器本体側に組込まれた
メッセージ表示プログラムを利用してHELPキー操作
に対応するメッセージデータを表示することが可能にな
る。
本体に備えられ複数のメッセージデータを記憶する本体
メッセージ記憶手段と、上記電子機器本体に備えられ該
本体操作の行詰まりに応じて操作されるHELPキー
と、上記電子機器本体に備えられ上記HELPキーの操
作に応じてメッセージデータを表示するメッセージ表示
手段と、上記電子機器本体に任意接続される外部記憶装
置に備えられ該電子機器本体にて実行させるプログラム
を記憶する外部プログラム記憶手段と、上記外部記憶装
置に備えられ該外部記憶装置独自のメッセージデータを
記憶する外部メッセージ記憶手段と、上記電子機器本体
における上記外部プログラム記憶手段から読出されたプ
ログラムの実行中において、上記HELPキーが操作さ
れた際に、上記外部メッセージ記憶手段に記憶された外
部記憶装置独自のメッセージデータを上記メッセージ表
示手段により表示させる制御手段とを備えて構成したの
で、外部記憶装置側に専用のメッセージ表示プログラム
を独立して組込む必要なく、外部記憶装置からの読込み
プログラム実行中においても、機器本体側に組込まれた
メッセージ表示プログラムを利用してHELPキー操作
に対応するメッセージデータを表示することが可能にな
る。
【図1】本発明の一実施例に係わるメッセージ表示装置
を備えたポケットコンピュータの構成を示すブロック
図。
を備えたポケットコンピュータの構成を示すブロック
図。
【図2】上記ポケットコンピュータにおけるカードプロ
グラム実行中のHELPメッセージ表示処理を示すフロ
ーチャート。
グラム実行中のHELPメッセージ表示処理を示すフロ
ーチャート。
10…ポケットコンピュータ、11…CPU、12…キ
ー入力部、13…ROM、13a…定型メッセージエリ
ア、14…RAM、14a…Fレジスタ、14b…コー
ドレジスタ、14c…アドレスレジスタ、14d…フラ
グレジスタ、15…表示部、16…コネクタ、17…R
OMカード、17a…ヘッダエリア、17b…プログラ
ム領域、17c…任意メッセージエリア、17d…デー
タ領域。
ー入力部、13…ROM、13a…定型メッセージエリ
ア、14…RAM、14a…Fレジスタ、14b…コー
ドレジスタ、14c…アドレスレジスタ、14d…フラ
グレジスタ、15…表示部、16…コネクタ、17…R
OMカード、17a…ヘッダエリア、17b…プログラ
ム領域、17c…任意メッセージエリア、17d…デー
タ領域。
Claims (1)
- 【請求項1】 電子機器本体に備えられ複数のメッセー
ジデータを記憶する本体メッセージ記憶手段と、 上記電子機器本体に備えられ該本体操作の行詰まりに応
じて操作されるHELPキーと、 上記電子機器本体に備えられ上記HELPキーの操作に
応じてメッセージデータを表示するメッセージ表示手段
と、 上記電子機器本体に任意接続される外部記憶装置に備え
られ該電子機器本体にて実行させるプログラムを記憶す
る外部プログラム記憶手段と、 上記外部記憶装置に備えられ該外部記憶装置独自のメッ
セージデータを記憶する外部メッセージ記憶手段と、 上記外部プログラム記憶手段から読出されたプログラム
の実行中に、上記HELPキーが操作された際に、上記
外部メッセージ記憶手段に記憶された外部記憶装置独自
のメッセージデータを上記メッセージ表示手段により表
示させる制御手段と、を具備したことを特徴とするメッ
セージ表示装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4170497A JPH0612205A (ja) | 1992-06-29 | 1992-06-29 | メッセージ表示装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4170497A JPH0612205A (ja) | 1992-06-29 | 1992-06-29 | メッセージ表示装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0612205A true JPH0612205A (ja) | 1994-01-21 |
Family
ID=15906063
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4170497A Pending JPH0612205A (ja) | 1992-06-29 | 1992-06-29 | メッセージ表示装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0612205A (ja) |
-
1992
- 1992-06-29 JP JP4170497A patent/JPH0612205A/ja active Pending
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20040728 |
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A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20040804 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20041201 |