JPH0612154B2 - 湾曲ホ−ス - Google Patents

湾曲ホ−ス

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JPH0612154B2
JPH0612154B2 JP60037616A JP3761685A JPH0612154B2 JP H0612154 B2 JPH0612154 B2 JP H0612154B2 JP 60037616 A JP60037616 A JP 60037616A JP 3761685 A JP3761685 A JP 3761685A JP H0612154 B2 JPH0612154 B2 JP H0612154B2
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JP
Japan
Prior art keywords
curved hose
present
hose
reinforcing material
rubber layer
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP60037616A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS61197880A (ja
Inventor
敏明 陰山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yokohama Rubber Co Ltd
Original Assignee
Yokohama Rubber Co Ltd
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Publication date
Application filed by Yokohama Rubber Co Ltd filed Critical Yokohama Rubber Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の技術分野〕 本発明は湾曲ホースの改良に関するものである。
〔従来の技術〕
本発明の発明者の研究結果によると、湾曲ホースと性能
上及び製造上の重要なポイントは、次の通りである。す
なわち、 (1) 使用時における耐切断性,耐押し潰し性及び耐加
圧変化性に優れていること。
(2) 製造過程において、曲げ加工性が良好で、しかも
戻りが少ない(反発剛性が少ない)こと。
ところが、従来の湾曲ホースは、その補強層を構成する
補強コードとしてポリエステルコード等有機繊維コード
が用いられている。従って、使用時における耐切断性,
耐押し潰し性及び耐加圧変化性に問題があるのが現状で
ある。
〔発明の目的〕
本発明は上述した問題点を解消するため検討した結果、
達成されたものである。
従って本発明の目的は、補強層を構成する補強材の材質
及びその編組密度を工夫することにより、前述した湾曲
ホースの性能上及び製造上の重要なポイントをごとごと
く満足する優れた湾曲ホースを提供することにある。
〔発明の構成〕
本発明は上記目的を達成するため、内面ゴム層の外周に
補強層を介して外面ゴム層を設けてなる湾曲ホースにお
いて、前記補強層を0.10〜0.35mmの径を有する単線また
は該単線を撚り合わせた撚り線からなるスチール補強材
を編組、或いはスパイラル状に配設して構成し、かつ前
記スチール補強材の編組密度を10〜75%に設定したこと
を要旨とするものである。
以下本発明を実施例により図面を参照しつつ具体的に説
明する。
第1図は本発明の第1実施例からなる湾曲ホースを示す
一部を切欠した説明図、第2図は本発明の第2実施例か
らなる湾曲ホースを示す一部を切欠した説明図である。
図においてEは、本発明の実施例からなる湾曲ホース
で、内面ゴム層10の外周に補強層20を施し、さらに、こ
の補強層20の外周に外面ゴム層30を積層することにより
構成されている。
そして本発明において、特に、前記補強層20は、補強材
として単線または撚り線からなるスチール補強材20aを
用い、その編組密度を10%〜75%の範囲内に設定してあ
る。
さらにこの構造を説明すると、上記補強層20を構成する
スチール補強材20aとして単線を用いる場合は、その線
径は0.10〜0.35mmの範囲のものを用いることが好まし
く、また、撚り線を用いる場合は、上述した単線を3本
〜7本撚り合せたコードを用いることが好ましい。
また上記補強層20は、上述したスチール補強材20aを内
面ゴム層10の外周に編組することにより構成しても良
く、内面ゴム層10の外周にスパイラルに巻き付けること
により構成しても良い。
本発明において、スチール補強材20aを編組またはスパ
イラルに巻き付ける編組密度を10%〜75%の範囲内に設
定したのは、密度が10%未満であると、使用時における
耐切断性,耐押し潰し性及び耐加圧変化性が低下する等
補強用20による補強効果が得られず、また、密度が75%
を超えると、製造過程における曲げ加工性が大幅に低下
する一方、戻りすなわち反発剛性が高くなり好ましくな
いからである。スチール補強材20aの単線の径を0.10〜
0.35mmの範囲にしたのも上述同様の理由からである。
なお、上述した編組密度は、30%〜60%の範囲内に設定
することが、使用時における耐切断性,耐押し潰し性及
び耐加圧変化性を向上し、また製造過程における曲げ加
工性の向上及び反発剛性を低下せしめる上でさらに好ま
しい。
第1図に示す第1実施例は、補強層20を構成するスチー
ル補強材20aとし撚り線を用いた例であり、また、第2
図に示す第2実施例は、補強層20を構成するスチール補
強材20aとして単線を用いた例である。
また、前記内面ゴム層10は本実施例においてCR/EPTが
用いられているが、これはNBR/EPTEPT等も用いること
ができる。
さらに、前記外面ゴム層30は本実施例においてCSMが用
いられているが、これはNBR/EPT,EPT,CR等も用いる
ことができる。
〔試験例〕
本発明に係る湾曲ホースの効果を確認する為次のような
試験を行った。
・試験に用いた湾曲ホースの仕様は第1表に示す通りで
ある。
・寸法はいづれも 内径…10.0±0.5mm 外径…17.0±0.7mm ・製造方法はいづれも、可撓性マンドレルを用いた被鉛
製法。
上述した湾曲ホースを用いて、耐切断性試験,耐押し潰
し試験及び偏平率試験を行った。
試験方法は次の通りである。
・耐切断性試験 基部を基台に軸支した長さ500mmのアームの基部から100
mmの所に、カンターナイフを取り付ける一方、アームの
先端に所要重さの重錘を吊し、前記カッターナイフより
前記ホースを切断する。
・耐押し潰し試験 長さ1000mmの前記ホースの中間部に幅100mm重さ60kgの
重錘を載置し、前記ホースの一端から水柱280mmの空気
を0.5m3/h送致し、1分後との出口側における流量を
測定した。
・偏平率試験 前記ホースを、その径の4倍の直径に巻き付けた時の偏
平率測定した。
試験の結果は第2表に示す通りである。
第2表から本発明の湾曲ホースは、従来の湾曲ホースと
比較して、耐切断性,耐押し潰し性及び偏平率ともに大
幅に優れていることが判る。
〔発明の効果〕
以上のように本発明は、補強層を0.10〜0.35mmの径を有
する単線または該単線を撚り合わせた撚り線からなるス
チール補強材を偏組、或いはスパイラル状に配設して構
成し、かつ前記スチール補強材の偏組密度を10〜75%に
設定したので、以下のような優れた効果を奏するもので
ある。
a).湾曲ホースにおいて、使用時における耐切断性、耐
押し潰し性及び耐加圧変化性を良好にすると共に、製造
過程における曲げ加工性も良好にし、更に補強層の反発
剛性をも低減することができる。
b).湾曲ホースの寿命を長く保つことが出来、なおかつ
加工性に優れるために湾曲ホースの生産性も高く維持す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第1実施例からなる湾曲ホースを示す
一部を切欠した説明図、第2図は本発明の第2実施例か
らなる湾曲ホースを示す一部を切欠した説明図である。 10……内面ゴム層、20……補強層、20a……スチール補
強材、30……外面ゴム層。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B29L 23:22 4F

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】内面ゴム層の外周に補強層を介して外面ゴ
    ム層を設けてなる湾曲ホースにおいて、 前記補強層を0.10〜0.35mmの径を有する単線または該単
    線を撚り合わせた撚り線からなるスチール補強材を編
    組、或いはスパイラル状に配設して構成し、かつ前記ス
    チール補強材の編組密度を10〜75%に設定した湾曲ホー
    ス。
JP60037616A 1985-02-28 1985-02-28 湾曲ホ−ス Expired - Lifetime JPH0612154B2 (ja)

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JPS61197880A JPS61197880A (ja) 1986-09-02
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