JPH06121195A - モアレキャンセル方法及び装置 - Google Patents

モアレキャンセル方法及び装置

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JPH06121195A
JPH06121195A JP4265087A JP26508792A JPH06121195A JP H06121195 A JPH06121195 A JP H06121195A JP 4265087 A JP4265087 A JP 4265087A JP 26508792 A JP26508792 A JP 26508792A JP H06121195 A JPH06121195 A JP H06121195A
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JP
Japan
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circuit
moire
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vertical
signal
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JP4265087A
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Kenji Nishino
健志 西野
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Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 モアレキャンセル回路の故障によって同期乱
れが生じる虞のないモアレキャンセル方法を得る。 【構成】 水平同期信号に同期して1ライン毎にレベル
が変化する交番信号を作成し、その交番信号によって3
本の原色電子ビームを所定方向に微小振幅を以て振動さ
せる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はシャドウマスクやアパー
チャグリルを用いたカラー陰極線管で発生するモアレを
低減することのできるモアレキャンセル方法及び装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】シャドウマスクやアパーチャグリルを用
いたカラー陰極線管では、これに供給される映像信号や
走査線の空間周波数成分が、シャドウマスクやアパーチ
ャグリルの細部構造の繰り返し周期と非常に近い場合、
両者の干渉によってカラー陰極線管の画面上に特有な縞
模様(モアレ)が発生することがある。
【0003】従来のモアレキャンセル方法としては、水
平同期信号の位相変調する方法、水平走査ライン数によ
って垂直同期でのリセットを追加する方法等がある。
【0004】以下に図7を参照して、前者のモアレキャ
ンセル装置を説明する。外部からの複合同期信号(C
S)が同期分離回路1に供給されて、水平同期信号(H
S)及び垂直同期信号(VS)が分離される。外部から
の垂直同期信号(VS)又は同期分離回路1からの垂直
同期信号(VS)が直接水平/垂直発振回路2に供給さ
れる。
【0005】モアレキャンセル回路5を構成する水平走
査線検出回路6に、外部からの水平同期信号(HS)又
は同期分離回路1からの水平同期信号(HS)が供給さ
れ、水平走査線検出回路6の検出出力の供給される水平
同期信号位相変調回路7に、外部からの水平同期信号
(HS)又は同期分離回路1からの水平同期信号(H
S)及び外部からの垂直同期信号(VS)又は同期分離
回路1からの垂直同期信号(VS)が供給される。
【0006】そして、モアレキャンセル回路5の水平同
期信号位相変調回路7からの位相変調された水平同期信
号(HS)が水平/垂直発振回路2に供給される。そし
て、水平/垂直発振回路2からの位相変調された水平発
振出力が水平偏向出力回路3に供給されると共に、位相
変調されていない垂直発振出力が垂直偏向主力回路4に
それぞれ供給される。
【0007】かくして、カラー陰極線管の偏向ヨークに
供給される水平偏向信号が位相変調されているため、カ
ラー陰極線管の画面上のモアレ、特に、トリニトロン
(登録商標)の如き、水平方向に空間周波数成分を有す
るカラー陰極線管の画面に発生するモアレの発生を除去
することができる。上述の水平走査ライン数によって垂
直同期でのリセットを追加する方法も同様である。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述した従来
のモアレキャンセル方法は、水平/垂直発振回路に供給
する水平同期信号を直接変調するため、その変調回路が
故障した場合は、水平/垂直発振回路に水平同期信号が
供給されないため同期外れが生じる。又、上述したモア
レキャンセル方法は、垂直方向にも空間周波数成分を有
するシャドウマスクを使用したカラー陰極線管に適用し
た場合は、垂直方向の空間周波数成分に起因するモアレ
を低減することはできない。
【0009】かかる点に鑑み、本発明はモアレキャンセ
ル回路の故障によって同期乱れが生じる虞のないモアレ
キャンセル方法及び装置を提案しようとするものであ
る。又、本発明はカラー陰極線管の水平及び垂直空間波
数成分の両方に起因するモアレを低減することのできる
モアレキャンセル方法及び装置を提案しようとするもの
である。更に、本発明はカラー陰極線管の水平及び垂直
空間波数成分の両方に起因するモアレを低減することが
でき、しかも、回路構成が簡単に成るモアレキャンセル
装置を提案しようとするものである。
【0010】
【課題を解決するための手段及び作用】第1の本発明の
モアレキャンセル方法は、水平同期信号に同期して1ラ
イン毎にレベルが変化する交番信号を作成し、その交番
信号によって3本の原色電子ビームを所定方向に微小振
幅を以て振動させるようにしたものである。
【0011】第2の本発明のモアレキャンセル方法は、
第1の本発明のおいて、3本の原色電子ビームの振動方
向を水平及び垂直方向にしたものである。
【0012】第3の本発明のモアレキャンセル方法は、
第1の本発明のおいて、3本の原色電子ビームの振動方
向を水平及び垂直方向に対し略45°の角度の方向にし
たものである。
【0013】第4の本発明のモアレキャンセル装置は、
水平同期信号に同期して1ライン毎にレベルが変化する
交番信号を発生する交番信号発生回路10を設け、その
交番信号発生回路10からの交番信号を、3本の電子ビ
ームを偏向する補助偏向手段L1 、L2 ;L3 、L4
供給して、その3本の原色電子ビームを所定方向に微小
振幅を以て振動させるようにしたものである。
【0014】第5の本発明のモアレキャンセル装置は、
第4の本発明において、垂直同期信号に同期して垂直周
期毎にセット信号及びリセット信号を交互に発生するセ
ット/リセット信号発生回路9を設け、そのセット/リ
セット信号発生回路9からのセット/リセット信号を交
番信号発生回路9に供給して、その交番信号発生回路9
よりの交番信号の位相を垂直同期信号の到来毎に反転さ
せるようにしたものである。
【0015】第6の本発明のモアレキャンセル装置は、
第5の本発明において、セット/リセット信号発生回路
9は垂直同期信号が供給される第1のフリップフロップ
回路24と、その非反転及び反転出力を微分する一対の
微分回路25、26、27;28、29、30とを備
え、交番信号発生回路10は、水平同期信号が供給され
る共に、一対の微分回路25、26、27;28、2
9、30の微分出力によってセット及びリセットされる
第2のフリップフロップ回路17を備えるものである。
【0016】第7の本発明のモアレキャンセル装置は、
第4乃至第6の本発明において、3本の原色電子ビーム
を振動させる方向を、水平及び垂直方向としたものであ
る。
【0017】第8の本発明のモアレキャンセル装置は、
第4乃至第6の本発明において、3本の原色電子ビーム
の振動方向を、水平及び垂直方向に対し略45°の角度
の方向にしたものである。
【0018】第9の本発明のモアレキャンセル装置は、
第4乃至第8の本発明において、補助偏向手段L1 、L
2 ;L3 、L4 を、補助電磁偏向手段としたものであ
る。
【0019】第10の本発明のモアレキャンセル装置
は、第9の本発明において、補助電磁偏向手段L1 、L
2 ;L3 、L4 は電磁ピュリティ手段を兼用したもので
ある。
【0020】
【実施例】以下に、図1を参照して、本発明の実施例を
詳細に説明しよう。尚、図1のモアレキャンセル回路の
詳細を図2に示し、図1及び図2の水平及び垂直制御回
路の詳細を図3に示し、図1及び図3のモアレキャンセ
ル回路のビデオ/走査線キャンセルコイルの詳細を図4
及び図5に示し、図1の各部の信号〜のタイミング
チャートを図6に示す。外部からの複合同期信号(C
S)が同期分離回路1に供給されて、水平同期信号(H
S)及び垂直同期信号(VS)が分離される。外部から
の垂直同期信号(VS)又は同期分離回路1からの垂直
同期信号(VS)が直接水平/垂直発振回路2に供給さ
れる。外部からの水平同期信号(HS)又は同期分離回
路1からの水平同期信号(HS)及び外部からの垂直同
期信号(VS)又は同期分離回路1からの垂直同期信号
(VS)が、直接水平/垂直発振回路2に直接供給され
る。水平/垂直発振回路2からの水平発振信号及び垂直
発振信号はそれぞれ直接水平偏向出力回路3及び垂直偏
向出力回路4に供給される。
【0021】モアレキャンセル回路8を構成するセット
/リセット回路9に、外部からの垂直同期信号(VS)
又は同期分離回路1からの垂直同期信号(VS)が供給
され、セット/リセット回路9の出力が供給される交番
電圧発生回路10に、外部からの水平同期信号(HS)
又は同期分離回路1からの水平同期信号(HS)が供給
される。
【0022】交番電圧発生回路10よりの交番電圧は、
水平及び垂直制御回路35、36に供給される。水平制
御回路35は交番電圧発生回路10よりの交番電圧が電
流増幅回路37に供給されて電流に変換されると共に増
幅される。この電流増幅回路37の出力端子と接地との
間には、図5(A)、(B)に示すように、カラー陰極
線管のネック部に取り付けられて垂直方向の交番磁界を
発生するコイルL1 及びL2 (それぞれ別個のコアに巻
装されている)の直列回路並びに抵抗器38の直列回路
が接続される。コイルL1 、L2 及び抵抗器38の接続
中点が電流増幅回路37の入力側に接続される。尚、図
5(B)はコイルL1 、L2 を単独で示したものであ
る。又、電流増幅回路37には零点調整用ポテンショメ
ータ39が接続されている。
【0023】垂直制御回路36は、コイル(L3 、L4
と符号を付す)を除き、水平制御回路35と同じ構成を
有している。図5(A)に示す如く、コイルL3 、L4
はそれぞれ別個のコアに巻装されて、カラー陰極線管の
ネック部に取り付けられ、水平方向の交番磁界を発生す
る。
【0024】コイルL1 、L2 及びL3 、L4 は、ここ
ではピュリティコイルを兼用し、それぞれにピュリティ
補正用直流に重畳して交番電流を流すようにする。
【0025】図2を参照して、モアレキャンセル回路8
の具体回路を、図3のタイミングチャートをも参照して
説明する。垂直同期信号(VS)が抵抗器(1kΩ)2
3を通じて、セット/リセット回路9を構成する第1の
JKフリップフロップ回路24のクロック入力端子CK
に供給される。又、水平同期信号(HS)が抵抗器
(1kΩ)16を通じて、交番電圧発生回路10を構成
する第2のJKフリップフロップ回路17のクロック入
力端子CKに供給される。
【0026】先ず、セット/リセット回路9の構成を説
明する。JKフリップフロップ回路24のクロック入力
端子CKに、抵抗器23を通じて垂直同期信号VSが供
給され、そのセット入力端子S及びリセット入力端子R
は接地されている。フリップフロップ回路24の非反転
出力端子QがK入力端子Kに直接接続され、反転出力端
子Q(バー)がJ入力端子Jに直接接続される。フリッ
プフロップ回路24の非反転出力端子Qがコンデンサ
(1000pF)25を通じて、抵抗器(10kΩ)2
6の一端及び小信号用ダイオード27のカソードに接続
され、抵抗器26の他端及びダイオード27のアノード
が接地される。フリップフロップ回路24の反転出力端
子Q(バー)がコンデンサ(1000pF)28を通じ
て、抵抗器29の一端及び小信号用ダイオード30のカ
ソードに接続され、抵抗器29の他端及びダイオード3
0のアノードが接地される。尚、コンデンサ25及び抵
抗器26並びにコンデンサ28及び抵抗器29は、それ
ぞれ微分回路を構成する。
【0027】かくして、ダイオード27のカソード及び
ダイオード30のカソードには、垂直同期信号(VS)
の到来毎に交互にセットパルス及びリセットパルス
が発生して、第2のJKフリップフロップ回路17のそ
れぞれセット入力端子S及びリセット入力端子Rに供給
される。
【0028】次に、交番電圧発生回路10について説明
する。JKフリップフロップ回路17のクロック入力端
子CKに、抵抗器16を通じて水平同期信号が供給さ
れ、その非反転出力端子QがK入力端子Kに直接接続さ
れ、反転出力端子Q(バー)がJ入力端子Jに直接接続
される。フリップフロップ回路17の非反転出力端子Q
が直流阻止コンデンサ(4.7μF)18を通じて、互
いに並列接続されたポテンショメータ(10kΩ)1
9、20を通じて接地される。そして、その各ポテンシ
ョメータ19、20の可動端子が、それぞれコンデンサ
31、32及び抵抗器33、34の直列回路を通じて水
平制御回路35及び垂直制御回路36にに供給される。
【0029】かくして、JKフリップフロップ回路17
の非反転出力端子Qには、垂直同期信号(VS)と同
期し、セットパルスの到来毎にセットされ、リセット
パルスの到来毎にリセットされた水平周波数の2倍の
周波数の矩形波信号、即ち、交番電圧(図3の交番電流
と同様な波形)が得られ、これが上述したようにコン
デンサ31、32及び抵抗器33、34の直列回路を通
じて水平制御回路35及び垂直制御回路36に供給され
る。
【0030】次に、図4を参照して、水平制御回路35
及び垂直制御回路36の具体構成を説明する。コンデン
サ31、32及び抵抗器33、34の直列回路を通じ
て、交番電圧が供給される入力端子40が、抵抗器41
を通じて接地されると共に、2電源増幅器45の非反転
入力端子Qに接続される。互いに反対方向に並列接続さ
れた小信号用ダイオード42、43の並列回路の両端が
増幅器45の非反転入力端子Q及び反転入力端子Q(バ
ー)間に接続される。この増幅器45には+5V及び−
5Vの電源が接続される。増幅器45に零点調節用ポテ
ンショメータ39の両端が接続され、その可動端子が抵
抗器50を通じて−5Vの電源に接続される。
【0031】+5V及び−5Vの電源間に抵抗器46、
47、48、49の直列回路(バイアス回路)が接続さ
れる。NPN形トランジスタ51のコレクタが+5Vの
電源に接続され、そのベースが抵抗器46、47の接続
中点に接続される。PNP形トランジスタ53のコレク
タが−5Vの電源に接続され、そのベースが抵抗器4
8、49の接続中点に接続される。トランジスタ51、
53の各エミッタ間に抵抗器52、54の直列回路が接
続され、その接続中点が抵抗器55を通じてダイオード
56のアノード及びダイオード57のカソードに接続さ
れる。尚、これらダイオード56、57は保護及び放電
用のダイオードである。
【0032】ダイオード56、57の接続中点がコイル
1 、L2 (L3 、L4 )と、抵抗器38、即ち、抵抗
器38a、38bの直列回路を通じて接地される。そし
て、抵抗器38a、38bの接続中点が増幅器45の反
転入力端子Qに接続される。そして、コイルL1 、L2
(L3 、L4 )には、図3に示す交番電流が流され
る。
【0033】交番電流がコイルL1 、L2 の直列回路
に流れると、カラー陰極線管のネック部に垂直方向の交
番磁界が発生し、水平インライン配置の3本の原色
(赤、緑、青)電子ビームは、左右方向に僅かに振られ
て、カラー陰極線管に供給されるカラー映像信号の表示
位置が1ライン毎に左右に僅かにずらされる(その量は
ポテンショメータ19の調整によって可変できる)こと
によって、水平空間周波数成分によるモアレが低減され
る。又、交番電流がコイルL3 、L4 に直列回路に流
れると、カラー陰極線管のネック部に水平方向の交番磁
界が発生し、水平インライン配置の3本の電子ビーム8
は、上下方向に僅かに振られて、カラー陰極線管に供給
されるカラー映像信号の表示位置が1ライン毎に上下に
僅かにずらされる(その量はポテンショメータ20の調
整によって可変できる)ことによって、垂直空間周波数
成分によるモアレが低減される。
【0034】上述においては、水平及び垂直方向の交番
磁界を発生するコイルL1 、L2 及びL3 、L4 をカラ
ー陰極線管のネック部に設けた場合であるが、水平及び
垂直方向に対し45度の方向の交番磁界を発生する一対
のコイル(それぞれコアに巻装されている)La、Lb
を、カラー陰極線管のネック部に設け、これに上述の交
番電流を流して、3本の電子ビームを水平及び垂直方
向に対し略45°の方向に僅かに振動させるようにして
も良い。この場合は、上述の水平及び垂直制御回路3
5、36の代わりに、1個の制御回路を設ければ良い。
【0035】
【発明の効果】上述せる第1の本発明のモアレキャンセ
ル方法によれば、モアレキャンセル回路の故障によって
同期乱れが生じる虞がない。
【0036】上述せる第2及び第3の本発明によれば、
第1の本発明の効果に加えて、カラー陰極線管の水平及
び垂直空間波数成分の両方に起因するモアレを低減する
ことができる
【0037】第4の本発明のモアレキャンセル装置によ
れば、モアレキャンセル回路の故障によって同期乱れが
生じる虞がない。
【0038】第5及び第6の本発明のモアレキャンセル
装置によれば、第4の本発明の効果に加えて、カラー陰
極線管の画面の位置ずれが、奇数フィールド及び偶数フ
ィールドで互いに逆方向に成るので、その位置ずれが目
立ち難く成る。
【0039】第7乃至第9の本発明のモアレキャンセル
装置によれば、第4乃至第6の本発明の効果に加えて、
カラー陰極線管の水平及び垂直空間波数成分の両方に起
因するモアレを低減することができると共に、垂直同期
信号に同期し交番信号を作らないので、その回路構成が
簡単に成る。
【0040】第10の本発明のモアレキャンセル装置に
よれば、補助偏向手段を電磁ピュリティ手段を兼用した
ので、専用の補助偏向手段を不要とし、構成が簡単に成
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示すブロック線図
【図2】その実施例のモアレキャンセル回路の具体構成
を示すブロック線図
【図3】その実施例の動作説明に供するタイミングチャ
ート
【図4】モアレキャンセル回路の制御回路の具体構成を
示す回路図
【図5】実施例の補助電磁偏向手段の一例を示す線図
【図6】実施例の補助電磁偏向手段の他の例を示す線図
【図7】従来例を示す線図
【符号の説明】
1 同期分離回路 2 水平/垂直発振回路 3 水平偏向出力回路 4 垂直偏向出力回路 8 モアレキャンセル回路 9 セット/リセット回路 10 交番電圧発生回路 35 水平制御回路 36 垂直制御回路 L1 、L2 ;L3 、L4 コイル
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成5年9月9日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0020
【補正方法】変更
【補正内容】
【0020】
【実施例】以下に、図1を参照して、本発明の実施例を
詳細に説明しよう。尚、図1のモアレキャンセル回路の
詳細を図2に示し、図1及び図2の水平及び垂直制御回
路の詳細を図4に示し、図1及び図4のモアレキャンセ
ル回路のビデオ/走査線キャンセルコイルの詳細を図5
及び図6に示し、図1の各部の信号〜のタイミング
チャートを図3に示す。外部からの複合同期信号(C
S)が同期分離回路1に供給されて、水平同期信号(H
S)及び垂直同期信号(VS)が分離される。外部から
の垂直同期信号(VS)又は同期分離回路1からの垂直
同期信号(VS)が直接水平/垂直発振回路2に供給さ
れる。外部からの水平同期信号(HS)又は同期分離回
路1からの水平同期信号(HS)及び外部からの垂直同
期信号(VS)又は同期分離回路1からの垂直同期信号
(VS)が、直接水平/垂直発振回路2に直接供給され
る。水平/垂直発振回路2からの水平発振信号及び垂直
発振信号はそれぞれ直接水平偏向出力回路3及び垂直偏
向出力回路4に供給される。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0030
【補正方法】変更
【補正内容】
【0030】次に、図4を参照して、水平制御回路35
及び垂直制御回路36の具体構成を説明する。コンデン
サ31、32及び抵抗器33、34の直列回路を通じ
て、交番電圧が供給される入力端子40が、抵抗器41
を通じて接地されると共に、2電源増幅器45の非反転
入力端子Qに接続される。互いに本体方向に並列接続さ
れた小信号用ダイオード42、43の並列回路の両端が
増幅器45の非反転入力端子及び反転入力端子間に接続
される。この増幅器45には+5V及び−5Vの電源が
接続される。増幅器45に零点調節用ポテンショメータ
39の両端が接続され、その可動端子が抵抗器50を通
じて−5Vの電源に接続される。

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 水平同期信号に同期して1ライン毎にレ
    ベルが変化する交番信号を作成し、該交番信号によって
    3本の原色電子ビームを所定方向に微小振幅を以て振動
    させるようにしたことを特徴するモアレキャンセル方
    法。
  2. 【請求項2】 上記3本の原色電子ビームの振動方向は
    水平及び垂直方向であることを特徴とする請求項1記載
    のモアレキャンセル方法。
  3. 【請求項3】 上記3本の原色電子ビームの振動方向は
    水平及び垂直方向に対し略45°の角度の方向であるこ
    とを特徴とする請求項1記載のモアレキャンセル方法。
  4. 【請求項4】 水平同期信号に同期して1ライン毎にレ
    ベルが変化する交番信号を発生する交番信号発生回路を
    設け、 該交番信号発生回路からの交番信号を、3本の電子ビー
    ムを偏向する補助偏向手段に供給して、該3本の原色電
    子ビームを所定方向に微小振幅を以て振動させるように
    したことを特徴するモアレキャンセル装置。
  5. 【請求項5】 垂直同期信号に同期して垂直周期毎にセ
    ット信号及びリセット信号を交互に発生するセット/リ
    セット信号発生回路を設け、該セット/リセット信号発
    生回路からのセット/リセット信号を上記交番信号発生
    回路に供給して、上記交番信号発生回路よりの交番信号
    の位相を垂直同期信号の到来毎に反転させるようにした
    ことを特徴とする請求項4記載のモアレキャンセル装
    置。
  6. 【請求項6】 上記セット/リセット信号発生回路は垂
    直同期信号が供給される第1のフリップフロップ回路
    と、その非反転及び反転出力を微分する一対の微分回路
    とを備え、 上記交番信号発生回路は、水平同期信号が供給される共
    に、上記一対の微分回路の微分出力によってセット及び
    リセットされる第2のフリップフロップ回路を備えるこ
    とを特徴とする請求項5記載のモアレキャンセル装置。
  7. 【請求項7】 上記3本の原色電子ビームを振動させる
    方向は、水平及び垂直方向であることを特徴とする請求
    項4乃至6の内のいずれかに記載のモアレキャンセル装
    置。
  8. 【請求項8】 上記3本の原色電子ビームの振動方向
    は、水平及び垂直方向に対し略45°の角度の方向であ
    ることを特徴とする請求項4乃至6の内のいずれかに記
    載のモアレキャンセル装置。
  9. 【請求項9】 上記補助偏向手段は、補助電磁偏向手段
    であることを特徴とする請求項4乃至8の内のいずれか
    に記載のモアレキャンセル装置。
  10. 【請求項10】 上記補助電磁偏向手段は電磁ピュリテ
    ィ手段を兼用して成ることを特徴とする請求項9に記載
    のモアレキャンセル装置。
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JP (1) JPH06121195A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6094018A (en) * 1998-10-01 2000-07-25 Sony Corporation Method and apparatus for providing moire effect correction based on displayed image resolution
US6225762B1 (en) 1998-10-01 2001-05-01 Sony Corporation Method and apparatus for providing moiré effect correction on a multi-scan display monitor
US6847176B2 (en) 2002-05-30 2005-01-25 Samsung Electronics Co., Ltd. Apparatus and method for removing horizontal moire in cathode-ray tube monitors
US7471344B1 (en) 1999-07-27 2008-12-30 Mitsubishi Denki K.K. Display apparatus periodically modulating image-signal characteristics

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