JPH067554Y2 - 偏向ヨ−ク装置 - Google Patents

偏向ヨ−ク装置

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JPH067554Y2
JPH067554Y2 JP4710287U JP4710287U JPH067554Y2 JP H067554 Y2 JPH067554 Y2 JP H067554Y2 JP 4710287 U JP4710287 U JP 4710287U JP 4710287 U JP4710287 U JP 4710287U JP H067554 Y2 JPH067554 Y2 JP H067554Y2
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JP
Japan
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deflection
coil separator
vertical deflection
coil
magnetic
Prior art date
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JP4710287U
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淳一 有里
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Description

【考案の詳細な説明】 [考案の目的] (産業上の利用分野) この考案は例えばカラーテレビジョン受像機,ディスプ
レイ装置等に使用される偏向ヨーク装置に関する。
(従来の技術) 一般に、この種の偏向ヨーク装置は、コンバーゼンスの
ずれを補正するために、垂直周期で変化する磁芯の漏れ
磁束を用いて水平偏向コイルのインピーダンスを垂直偏
向周期で変化させる補正手段が備えられている。このよ
うな補正手段は特開昭59−111491号公報及び特
開昭58−14453号公報等に記載されるところがあ
るが、いずれのものも垂直偏向磁界で磁気バイアスの付
与された可飽和リアクタを駆動させ、水平偏向コイルの
インピーダンスを垂直偏向周期で差動的に変化させるこ
とにより、コンバーゼンスのずれを補正するものであ
る。
ところが、上記補正手段にあっては、いずれのものも中
間コンバーゼンスの補正を主対象として、例えば第6図
に示す如き負のクロスミスコンバーゼンスに対してはリ
アクタを用いて補正するように構成されるために、その
構成上、偏向歪みの補正を行なうことが困難なものであ
った。また、リアクタを使用している構成上、ドラムコ
ア及び磁気バイアス用マグネットを収容するボビンや、
水平偏向コイルに対して直列に接続されるコイル等の多
くの構成部品が必要となるために、その組立て作業が面
倒で、精度的に劣ると共に、装置の大形化を招いてい
た。
(考案が解決しようとする問題点) 以上述べたように、従来の偏向ヨーク装置では、偏向歪
みの補正が困難であるうえ、組立てが面倒で、大形とな
るという不具合があった。
この考案は上記の事情に鑑みてなされたもので、構成の
簡略化を図って小形化の向上を図り得、かつ、ミスコン
バーゼンス及び偏向歪みの高精度な補正を実現し得るよ
うにした偏向ヨーク装置を提供することを目的とする。
[考案の構成] (問題点を解決するための手段) この考案は水平偏向コイルが内装された略漏斗状のコイ
ルセパレータと、略環状のコアに巻回され、前記コイル
セパレータの外周部に装着される上及び下垂直偏向コイ
ルと、前記コイルセパレータとコアの間に前記上及び下
垂直偏向コイルに対応して配置される一対の第1の磁性
片と、前記コイルセパレータの外枠に配置される複数の
第2の磁性片と、前記コイルセパレータの後方拡大部に
おけるY軸上に対向して配置されて垂直偏向周期に同期
する上及び下電磁石とを具備し、垂直偏向磁界分布の様
相が時間にともなって変化してコンバーゼンスのずれを
補正するように構成したものである。
(作用) 上記構成により、第2の磁性片と上及び下垂直偏向コイ
ルで偏向歪みを補正し、中間部のミスコンバーゼンスの
補正を第1の磁性片で形成した負のクロスミスコンパタ
ーンを第2の磁性片で修正することにより実現する。そ
して、上記第1の磁性片により発生する垂直軸上のミス
コンバーゼンスは上及び下電磁石で補正する。
(実施例) 以下、この考案の実施例について、図面を参照して詳細
に説明する。
第1図はこの考案の一実施例に係る偏向ヨーク装置を示
すもので、図中10は図示しない鞍形偏向コイルが内装
された略漏斗状のコイルセパレータである。このコイル
セパレータ10の外周部には一対の上及び下垂直偏向コ
イル11a,11bが略環状のフェライトコア12を介
在して装着されており、そのフェライトコア12との中
間部間にはリアクロスアームと称する一対の第1の磁性
片13(第1図(b)中に一方のみを図示)が上記上及
び下垂直偏向コイル11a,11bに対応して取着され
る。また、上記コイルセパレータ10の外枠にはフロン
トクロスアームと称する第2の磁性片14が例えば上記
上及び下垂直偏向コイル11a,11bに対応して上下
に取着される。さらに、上記コイルセパレータ10の後
方拡大部にはそのY軸上に一対の上及び下電磁石15
a,15bが互いに対向するように取着される。この上
及び下電磁石15a,15bは第2図に示すように上及
び下垂直偏向コイル11a,11bに対してそれぞれダ
イオード16a,16bを介して接続され、垂直偏向周
期に同期される。
上記構成により、第1の磁性片13は第3図に示すよう
に垂直磁界を強いバレル磁界を形成して前記第6図に示
す負のクロスミスコンパターンとする。このクロスミス
コンパターンはそのうち画面コーナ及び中間部における
クロスミスコンバーゼンスと偏向歪みが第2の磁性片1
4で第4図に示すように補正される。同時に、上及び下
電磁石15a,15bにはダイオード16a,16bで
整流された垂直の偏向電流が印加されて垂直の偏向周期
に同期され、偏向ヨークのネック側(CPTの電子銃
側)にピン磁界を形成する。これにより、上記第1の磁
性片13により発生した垂直軸上のミズコンバーゼンス
(Y)は偏向ヨークの主偏向磁界に影響を与えること
なく、該ミスコンバーゼンス(Y)のみを補正する。
このように、上記偏向ヨーク装置は第2の磁性片14と
上及び下垂直偏向コイル11a,11bで偏向歪みを補
正し、中間部のミスコンバーゼンスの補正を第1の磁性
片13で形成した負のクロスミスコンパターンを第2の
磁性片14で修正することにより実現すると共に、上記
第1の磁性片13により発生する垂直軸上のミスコンバ
ーゼンスを上及び下電磁石15a,15bで補正するよ
うに構成したことにより、中間部におけるミスコンバー
ゼンス及び偏向歪みの双方の低減が実現できるため、可
及的に偏向特性の向上が図り得る。また、これによれ
ば、第1及び第2の磁性片13,14と上及び下電磁石
15a,15bだけの極めて少ない構成部品で効果的な
補正が実現できるので、構成部品のばらつきによる取付
け精度の低下が防止されるために、この点からも偏向特
性の向上が図り得、しかも、従来のものに比して小形化
の向上も実現できる。
なお、上記実施例では、第2の磁性片14をコイルセパ
レータ10の外枠に上及び下垂直偏向コイル11a,1
1bに対応して2個配置するように構成したが、これに
限ることなく、例えば第5図に示すようにコイルセパレ
ータ10の外枠に上及び下垂直偏向コイル11a,11
bに対応して複数個に分割して配置することも可能で、
同様の効果を期待できる。
よって、この考案は上記各実施例に限ることなく、その
他、この考案の要旨を逸脱しない範囲で種々の変形を実
施し得ることはいうまでもないことである。
[考案の効果] 以上詳述したように、この考案によれば、構成の簡略化
を図って小形化の向上を図り得、かつ、ミスコンバーゼ
ンス及び偏向歪みの高精度な補正を実現し得るようにし
た偏向ヨーク装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例に係る偏向ヨーク装置を示
す図、第2図は第1図の上及び下電磁石の回路構成を示
す図、第3図は垂直のバレル磁界を示す図、第4図は第
1図の第1の磁性片で補正した画面を示す図、第5図は
この考案の他の実施例を示す図図、第6図は負のクロス
ミスコンバーゼンスを示す図である。 10…コイルセパレータ、11a,11b…上及び下垂
直偏向コイル、12…フェライトコア、13…第1の磁
性片、14…第2の磁性片、15a,15b…上及び下
電磁石、16a,16b…ダイオード。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】水平偏向コイルが内装された略漏斗状のコ
    イルセパレータと、略環状のコアに巻回され、前記コイ
    ルセパレータの外周部に装着される上及び下垂直偏向コ
    イルと、前記コイルセパレータとコアの間に前記上及び
    下垂直偏向コイルに対応して配置される一対の第1の磁
    性片と、前記コイルセパレータの外枠に配置される複数
    の第2の磁性片と、前記コイルセパレータの後方拡大部
    におけるY軸上に対向して配置されて垂直偏向周期に同
    期する上及び下電磁石とを具備し、垂直偏向磁界分布の
    様相が時間にともなって変化してコンバーゼンスのずれ
    を補正するように構成したことを特徴とする偏向ヨーク
    装置。
JP4710287U 1987-03-30 1987-03-30 偏向ヨ−ク装置 Expired - Lifetime JPH067554Y2 (ja)

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JP4710287U JPH067554Y2 (ja) 1987-03-30 1987-03-30 偏向ヨ−ク装置

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JPS63153464U JPS63153464U (ja) 1988-10-07
JPH067554Y2 true JPH067554Y2 (ja) 1994-02-23

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