JP3430553B2 - 偏向ヨーク用補正装置 - Google Patents

偏向ヨーク用補正装置

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JP3430553B2 JP10808093A JP10808093A JP3430553B2 JP 3430553 B2 JP3430553 B2 JP 3430553B2 JP 10808093 A JP10808093 A JP 10808093A JP 10808093 A JP10808093 A JP 10808093A JP 3430553 B2 JP3430553 B2 JP 3430553B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は偏向ヨーク用補正装置に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、偏向ヨークにコンバーゼンスのズ
レを補正する為の補正装置を採用したものがある。以下
従来の偏向ヨーク用補正装置の構成について説明する。
図7は従来の偏向ヨーク用補正装置の回路図を示すもの
である。
【0003】ここで1は上側コイル1aおよび下側コイ
ル1bからなる水平偏向コイルである。2は補正用コイ
ル2a,2b,2c,2dを備えた水平偏向補正部であ
り、これら補正用コイルの中の補正用コイル2a,2b
は上側コイル1aに直列に接続され、補正用コイル2
c,2dは下側コイル1bに直列に接続されている。水
平偏向補正部2において、3は補正用コイル2a,2
b,2c,2dのインダクタンスLを垂直偏向電流によ
って変調する為の垂直変調用コイルである。
【0004】これらの回路構成を構造図で表わしたもの
が図8である。4および5はマグネットである。補正用
コイル2a,2b,2c,2dおよび垂直変調用コイル
3を巻装した各コアは、垂直変調用コイル3のコアを中
心とし、その両端に補正用コイル2a,2bのコアと補
正用コイル2c,2dのコアを各々が発生する磁界の向
きが逆になる様に組み込んでいる。さらにその外側に2
ヶのマグネット4,5をその磁界が外側方向もしくは内
側方向へ向く様に、且つ各補正用コイルおよび垂直変調
用コイル3を挟み込む様に配置されている。
【0005】以上のように構成された偏向ヨーク用補正
装置について、以下その動作について説明する。
【0006】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明の偏向ヨーク用補正装置は、中央コア両側コ
を備え該中央コアが接合されて配置される一対のE
字形の磁気コアと、両側コアの端面に接合され磁気バイ
アスを与える2つのマグネットとを備え、垂直変調用コ
イル中央コアに配置され、且つ、磁界の向きが逆にな
るように接続される一対の補正用コイルが両側コアにそ
れぞれ配置されたことを特徴とする。
【0007】前示した構成から、補正用コイル2aはマ
グネット4の磁界により予め磁気バイアスされており、
この磁気バイアスの上に垂直変調用コイル3の磁界を作
用させている。従って補正用コイル2aのインダクタン
ス値Lは垂直変調用コイル3の磁界を作用させると変化
する(図10)。例えば垂直変調用コイル3による磁界
の向きが、補正用コイル2aに正方向の電流を流した時
に生じる磁界の向きと同方向であれば補正用コイル2a
のインダクタンス値Lは下がる。
【0008】同じ考え方で、図8において補正用コイル
2bのインダクタンス値Lは垂直変調用コイル3の磁界
を作用させると変化する。しかし補正用コイル2bにお
けるマグネット4による磁気バイアスは補正用コイル2
aの場合に対して逆向きになる為、補正用コイル2bの
インダクタンス値Lは補正用コイル2aのインダクタン
ス値Lより大きな値となる(図10)。
【0009】補正用コイル2c,補正用コイル2dに示
す補正用コイルのインダクタンス値Lは同じ考え方で図
10に示す値となる。よって、補正用コイル2a,補正
用コイル2bが上側コイル1aに直列に入り、補正用コ
イル2c,補正用コイル2dが下側コイル1bに直列に
入っている為、図9の様に垂直同期でインダクタンス値
Lが変化する。このように垂直同期でインダクタンス値
Lが変化するのでそこに流れる電流も変化する。
【0010】図11はミスコンバーゼンス時において画
面右上に偏向した場合の磁界と力の向きを示す説明図、
図12は偏向ヨーク用補正装置によって補正した状態で
画面右上に偏向した場合の磁界と力の向きを示す説明図
である。前述のようにインダクタンス値Lの変化によっ
て電流が変化すると、図11の磁界が図12の様に変化
し、図13に示す様なミスコンバーゼンスパターンを図
14に示す様に改善する事が出来る。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら前記従来
の構成では、垂直変調用コイルの磁界およびマグネット
の磁界が通る磁路は開磁路となっているので、垂直変調
用コイルの磁界およびマグネットの磁界が効率良く補正
用コイルに影響を与える事ができない。そのため従来
は、各補正用コイルや垂直変調用コイルのインダクタン
ス値Lを上げる必要があり、その為感度の低下、補正用
コイルの発熱および発熱によるインダクタンス値Lの変
動による補正量の変化が発生するという問題点を有して
いた。
【0012】本発明は以上の課題に鑑みてなされたもの
であり、感度の改善,発熱の改善が可能な偏向ヨーク用
補正装置を提供することを目的としている。
【0013】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明の偏向ヨーク用補正装置は、中央コアおよび両
側コアを備えた略環状の磁気コアと、前記磁気コアの両
側コアに磁気バイアスを与えるマグネットを設けるとと
もに、垂直変調用コイルを前記中央コアに、補正用コイ
ルを前記両側コアにそれぞれ配置した。
【0014】
【作用】以上のように構成することにり、マグネットお
よび垂直変調用コイルの磁界が通る磁路はほぼ閉磁路と
なり、これらマグネットおよび垂直変調用コイルの磁界
が効率良く補正用コイルに影響を与えるようになる。
【0015】
【実施例】以下、本発明の実施例について図を参照しな
がら説明する。
【0016】(実施例1)図1は本発明の第1の実施例
における偏向ヨーク用補正装置の構成図、図2は同偏向
ヨーク用補正装置の分解図である。図1において、3は
垂直変調用コイル、4および5はマグネット、6は磁気
コアである。垂直変調用コイル3は磁気コア6の中央コ
アに配置され、またマグネット4,5はそれぞれ磁気コ
ア6の両側コアに配置されている。図2に示すように、
磁気コア6は一対のE字形コア6a,6bから構成さ
れ、中央コア7a,7bおよび両側コア8a,8bを備
えている。中央コア7a,7bの端面は垂直変調用コイ
ル3の内部で接合されている。両側コア8a,8bはそ
れぞれ補正用コイル2a,2bを貫通し、両側コア8
a,8bの端面はそれぞれマグネット4の両端面に接合
されている。また、両側コア8c,8dはそれぞれ補正
用コイル2c,2dに貫通し、両側コア8c,8dの端
面はそれぞれマグネット5の両端面に接合されている。
【0017】このように本実施例の構成では、補正用コ
イル2a,2bはマグネット4の両側に、補正用コイル
2c,2dはマグネット5の両側に配置されている。そ
して、垂直変調用コイル3の磁界が閉回路を作ることと
なる。
【0018】各補正用コイル2a,2b,2c,2dの
配線は、補正用コイル2aと補正用コイル2bの磁界の
向きを逆になる様に接続し、補正用コイル2cと補正用
コイル2dの磁界の向きも同様な接続を行なう。
【0019】以下に動作を説明する。マグネット4,5
による磁気バイアスは固定の状態である。垂直変調用コ
イル3に垂直偏向電流を流すと、補正用コイル2a,補
正用コイル2bと補正用コイル2c,補正用コイル2d
のインダクタンス値Lが垂直偏向電流の周期(垂直周
期)と同じ周期で差動的に変化する。このように各補正
用コイルのインダクタンス値Lが変化することにより水
平偏向コイル1の上側コイル1aと下側コイル1bの磁
界が差動的に変化する。すなわち、上側コイル1aの磁
界が強くなった時は下側コイル1bの磁界が弱くなり、
上側コイル1aの磁界が弱くなった時は下側コイル1b
の磁界が強くなる。
【0020】図12に示す例は、本実施例の偏向ヨーク
用補正装置によって上側コイル1aの磁界が弱く下側コ
イル1bの磁界が強くなるように補正し、その状態で画
面右上に偏向した場合の磁界と力の向きを示す。この場
合はBビームには上向きに、Rビームには下向きに力が
加わるので、図13のミスコンバーゼンスパターンが図
14の様に補正出来る。
【0021】(実施例2)図3は本発明の第2の実施例
における偏向ヨーク用補正装置の構成図である。図3に
おいて、3は垂直変調用コイルである。9は磁気コアで
あり、一対のE字形コア9a,9bから構成されてい
る。垂直変調用コイル3は磁気コア9の中央コアに配置
されている。補正用コイル2a,2cはそれぞれ中間部
10,11に配置され、補正用コイル2b,2dはそれ
ぞれ中間部12,13に配置されている。両側コア14
a,14bの間にはギャップ16が形成され、また両側
コア15a,15bの間にはギャップ17が形成されて
いる。そして、垂直変調用コイル3の磁界が一点鎖線
A,Bが示すような閉回路を作り、補正用コイル2a,
2cおよび補正用コイル2b,2dを貫通することとな
る。
【0022】18,19,20,21はマグネットであ
り、マグネット18,19による磁界が補正用コイル2
a,2cを貫通し、マグネット20,21による磁界が
補正用コイル2b,2dを貫通するように配置されてい
る。また前述のギャップ16とギャップ17はマグネッ
ト18,19およびマグネット20,21の磁界が効率
よく補正用コイル2a〜2dを貫通するように作用して
いる。
【0023】このように本実施例の構成では、一点鎖線
A,Bが示すように垂直変調用コイル3の磁界が補正用
コイル2a,2c,2b,2dに影響を及ぼし、変調を
行う。
【0024】各補正用コイルの配線は、補正用コイル2
aと補正用コイル2cの磁界の向きが互いに逆向きにな
る様に接続し、補正用コイル2bと補正用コイル2dの
磁界の向きも互いに逆向きになる様に接続する。
【0025】以下に動作を説明する。各マグネットによ
る磁気バイアスは固定の状態である。垂直変調用コイル
3に垂直偏向電流を流すと、補正用コイル2a,2cと
補正用コイル2b,2dのインダクタンス値Lが垂直周
期と同じ周期で差動的に変化する。このように各補正用
コイルのインダクタンス値Lが変化することにより水平
偏向コイル1の上側コイル1aと下側コイル1bの磁界
が差動的に変化する。すなわち本実施例についても第1
の実施例の場合と同様であり、図12に示すように補正
磁界を加えた場合、Bビームには上向きに、Rビームに
は下向きに力が加わり、図13のミスコンバーゼンスパ
ターンが図14の様に補正出来る。
【0026】
【発明の効果】以上のように本発明は、中央コアおよび
両側コアを備えた一対の磁気コアと、磁気コアに磁気バ
イアスを与えるマグネットを設けるとともに、垂直変調
用コイルを中央コアに、補正用コイルを前記両側コアに
それぞれ配置したことにより、マグネットおよび垂直変
調用コイルの磁界が通る磁路はほぼ閉磁路となり、これ
らマグネットおよび垂直変調用コイルの磁界が効率良く
補正用コイルに影響を与え、補正用コイルのインダクタ
ンス値Lを下げることが出来る。したがって偏向ヨーク
としての感度改善、また補正用コイルの発熱を改善する
ことができ、発熱によるインダクタンス値Lの変化を低
減する事が出来るとともに補正量の変化を抑えることが
できる。
【0027】また第2の実施例と同様に両側コア14
a,14bの間にはギャップ16が、また両側コア15
a,15bの間にはギャップ17が形成されている。そ
して、垂直変調用コイル3の磁界が一点鎖線A,Bが示
すような閉回路を作り、補正用コイル2a,2bおよび
補正用コイル2c,2dを貫通することとなる。22,
23,24,25はマグネットであり、マグネット2
2,23による磁界が補正用コイル2a,2bを貫通
し、マグネット24,25による磁界が補正用コイル2
c,2dを貫通するように配置されている。
【0028】このように本実施例の構成でも、一点鎖線
A,Bが示すように垂直変調用コイル3の磁界が補正用
コイル2a,2c,2b,2dに影響を及ぼし、変調を
行う。
【0029】本実施例についても動作は第2の実施例の
場合と同様であり、図12に示すように補正磁界を加え
た場合、Bビームには上向きに、Rビームには下向きに
力が加わり、図13のミスコンバーゼンスパターンが図
14の様に補正出来る。
【0030】(実施例4)図5は本発明の第4の実施例
における偏向ヨーク用補正装置の構成図である。26お
よび27は磁気コアであり、本実施例の偏向ヨーク用補
正装置は二つのブロックに分けた構成である。垂直変調
用コイルは二つに分割しており、一方を垂直変調用コイ
ル3a、他方を垂直変調用コイル3bとする。垂直変調
用コイル3aは磁気コア26の中央コア26aに配置さ
れ、垂直変調用コイル3bは磁気コア27の中央コア2
7aに配置されている。また補正用コイル2a,2cは
それぞれ磁気コア26の両側コア26b,26cに配置
され、補正用コイル2b,2dはそれぞれ磁気コア27
の両側コア27b,27cに配置されている。マグネッ
ト28は磁気コア26の端部コア26d,26eの間に
挟まれ、マグネット29は磁気コア27の端部コア27
d,27eの間に挟まれている。各補正用コイル2a,
2c,2b,2dは図7に示すように接続する。すなわ
ち、磁気コア26側の補正用コイル2aと磁気コア27
側の補正用コイル2bを直列に接続し、磁気コア26側
の補正用コイル2cと磁気コア27側の補正用コイル2
dを直列に接続している。
【0031】このように本実施例の偏向ヨーク用補正装
置はマグネット28、補正用コイル2a、補正用コイル
2c、一方の垂直変調用コイル3aを磁気コア26に配
置し、マグネット29、補正用コイル2b、補正用コイ
ル2d、他方の垂直変調用コイル3bを磁気コア27上
に配置している。
【0032】動作は第1の実施例とほぼ同様である。す
なわち垂直変調用コイル3に垂直偏向電流を流すと、補
正用コイル2a,補正用コイル2bと補正用コイル2
c,補正用コイル2dのインダクタンス値Lが垂直周期
と同じ周期で差動的に変化し、それに従って各補正用コ
イルのインダクタンス値Lが変化することにより水平偏
向コイル1の上側コイル1aと下側コイル1bの磁界が
差動的に変化する。
【0033】(実施例5)図6は本実施例の第5の実施
例における偏向ヨーク用補正装置の構成図である。30
および31は磁気コアであり、本実施例も二つのブロッ
クに分けた構成である。一方の垂直変調用コイル3aは
磁気コア30の中央コア30aに配置され、垂直変調用
コイル3bは磁気コア31の中央コア31aに配置され
ている。また補正用コイル2a,2bはそれぞれ磁気コ
ア30の両側コア30b,30cに配置され、補正用コ
イル2c,2dはそれぞれ磁気コア31の両側コア31
b,31cに配置されている。
【0034】マグネット32は磁気コア30の突出コア
30dに接合されており、マグネット32と中央コア3
0aの端面はギャップ34を介して対向している。また
マグネット33は磁気コア31の突出コア31dに接合
されており、マグネット33と中央コア31aの端面は
ギャップ35を介して対向している。各補正用コイル2
a,2c,2b,2dは図7に示すように接続する。ま
た動作は第1の実施例とほぼ同様である。
【0035】
【発明の効果】以上のように本発明は、中央コアおよび
両側コアを備えた略環状の磁気コアと、前記磁気コアの
両側コアに磁気バイアスを与えるマグネットを設けると
ともに、垂直変調用コイルを前記中央コアに、補正用コ
イルを前記両側コアにそれぞれ配置したことにより、マ
グネットおよび垂直変調用コイルの磁界が通る磁路はほ
ぼ閉磁路となり、これらマグネットおよび垂直変調用コ
イルの磁界が効率良く補正用コイルに影響を与え、補正
用コイルのインダクタンス値Lを下げることが出来る。
したがって偏向ヨークとしての感度改善、また補正用コ
イルの発熱を改善することができ、発熱によるインダク
タンス値Lの変化を低減する事が出来るとともに補正量
の変化を抑えることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例における偏向ヨーク用補
正装置の構成図
【図2】同偏向ヨーク用補正装置の分解図である
【図3】本発明の第2の実施例における偏向ヨーク用補
正装置の構成図
【図4】本発明の第3の実施例における偏向ヨーク用補
正装置の構成図
【図5】本発明の第4の実施例における偏向ヨーク用補
正装置の構成図
【図6】本発明の第5の実施例における偏向ヨーク用補
正装置の構成図
【図7】偏向ヨーク用補正装置の一例を示す回路図
【図8】従来の偏向ヨーク用補正装置の構成図
【図9】偏向ヨーク用補正装置のインダクタンス値の変
化の例を示す説明図
【図10】偏向ヨーク用補正装置の補正用コイルのイン
ダクタンス値の変化の例を示す説明図
【図11】ミスコンバーゼンス時において画面右上に偏
向した場合の磁界と力の向きを示す説明図
【図12】偏向ヨーク用補正装置によって補正した状態
で画面右上に偏向した場合の磁界と力の向きを示す説明
【図13】ミスコンバーゼンスパターン図
【図14】偏向ヨーク用補正装置の補正後のコンバーゼ
ンスパターン図
【符号の説明】
1 水平偏向コイル 2a,2b,2c,2d 補正用コイル 3 垂直変調用コイル 4,5 マグネット 6 磁気コア

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 陰極線管の電子ビームを偏向するための
    偏向磁界を発生する偏向ヨークにおいて垂直偏向電流に
    より水平偏向コイルで発生する磁界を変化させて電子ビ
    ームのスクリーン上での色ずれを低減させる偏向ヨーク
    用補正装置であって、 中央コア両側コアを備え該中央コアが接合されて配
    置される一対のE字形の磁気コアと、前記両側コアの
    面に接合され磁気バイアスを与える2つのマグネットと
    を備え、垂直変調用コイル前記中央コアに配置され、
    且つ、磁界の向きが逆になるように接続される一対の補
    正用コイルが前記両側コアにそれぞれ配置されたことを
    特徴とする偏向ヨーク用補正装置。
  2. 【請求項2】 陰極線管の電子ビームを偏向するための
    偏向磁界を発生する偏向ヨークにおいて垂直偏向電流に
    より水平偏向コイルで発生する磁界を変化させて電子ビ
    ームのスクリーン上での色ずれを低減させる偏向ヨーク
    用補正装置であって、中央コアと両側コアとが設けられ該両側コアはギャップ
    を形成し前記中央コアは接合される一対のE字形の磁気
    コアを備え、前記中央コアには垂直変調用コイルが配置
    されるとともに前記中央コアと前記両側コアの間の各中
    間部に一対の補正用コイルがそれぞれ磁界の向きが逆に
    なるように接続されて配置され、前記両側コアには前記
    中間部に磁気バイアスを与えるマグネットが設けられた
    ことを特徴とする偏向ヨーク用補正装置。
  3. 【請求項3】 陰極線管の電子ビームを偏向するための
    偏向磁界を発生する偏向ヨークにおいて垂直偏向電流に
    より水平偏向コイルで発生する磁界を変化させて電子ビ
    ームのスクリーン上での色ずれを低減させる偏向ヨーク
    用補正装置であって、中央コアと両側コアとが設けられ該両側コアはギャップ
    を形成し前記中央コアは接合される一対のE字形の磁気
    コアを備え、前記中央コアには垂直変調用コイルが配置
    されるとともに 前記両側コアに一対の補正用コイルがそ
    れぞれ磁界の向きが逆になるように接続されて配置さ
    れ、且つ前記両側コアには磁気バイアスを与えるマグネ
    ットが設けられたことを特徴とする偏向ヨーク用補正装
    置。
  4. 【請求項4】 陰極線管の電子ビームを偏向するための
    偏向磁界を発生する偏向ヨークにおいて垂直偏向電流に
    より水平偏向コイルで発生する磁界を変化させて電子ビ
    ームのスクリーン上での色ずれを低減させる偏向ヨーク
    用補正装置であって、一端が開いた中央コアと両側コアとが設けられた一対の
    磁気コアを備え、前記中央コアに垂直変調用コイルが配
    置されるとともに前記両側コアに補正用コイルがそれぞ
    れ配置され、該補正用コイルは前記磁気コア間で各イン
    ダクタンス値が垂直周期で差動的に変化するように接続
    され、前記両側コアに磁気バイアスを与えるマグネット
    が前記両側コアの端面に挟まれるとともに前記中央コア
    の端面に対向する位置に配置された ことを特徴とする偏
    向ヨーク用補正装置。
  5. 【請求項5】 陰極線管の電子ビームを偏向するための
    偏向磁界を発生する偏向ヨークにおいて垂直偏向電流に
    より水平偏向コイルで発生する磁界を変化させて電子ビ
    ームのスクリーン上での色ずれを低減させる偏向ヨーク
    用補正装置であって、中央コアと両側コアとが設けられ該中央コアの一端にギ
    ャップが形成された一対の磁気コアを備え、前記中央コ
    アに垂直変調用コイルが配置されるとともに前記両側コ
    アに補正用コイルがそれぞれ配置され、該補正用コイル
    は前記磁気コア間で各インダクタンス値が垂直周期で差
    動的に変化するように接続され、前記両側コアに磁気バ
    イアスを与えるマグネットが前記中央コアの端面と対向
    して前記ギャップ中に配置された ことを特徴とする偏向
    ヨーク用補正装置。
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