JPH06121139A - レーザビーム制御装置 - Google Patents
レーザビーム制御装置Info
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- JPH06121139A JPH06121139A JP4268631A JP26863192A JPH06121139A JP H06121139 A JPH06121139 A JP H06121139A JP 4268631 A JP4268631 A JP 4268631A JP 26863192 A JP26863192 A JP 26863192A JP H06121139 A JPH06121139 A JP H06121139A
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- Japan
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- wck
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 書き込み位置のズレを画素クロックレベルの
精度以上で補正することを可能にする。 【構成】 像形成時における感光体等の主走査方向の記
録開始タイミングを決定するための同期信号DETP
と、レーザ書き込みの画素クロックWCKとの位相差
を、像形成位置を一致させるように変更可能にする。
精度以上で補正することを可能にする。 【構成】 像形成時における感光体等の主走査方向の記
録開始タイミングを決定するための同期信号DETP
と、レーザ書き込みの画素クロックWCKとの位相差
を、像形成位置を一致させるように変更可能にする。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、フルカラー,モノカラ
ー出力機能を有する複写機やプリンタ、あるいはファク
シミリ装置などに用いられる光学式画像生成部に適用さ
れるレーザビーム制御装置に関するものである。
ー出力機能を有する複写機やプリンタ、あるいはファク
シミリ装置などに用いられる光学式画像生成部に適用さ
れるレーザビーム制御装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図4はLD(レーザダイオード)書き込み
系の構成図であり、画像処理部1から送られた画像デー
タは、LD3から出射するLD光の後述する主走査に同
期して、書込制御板2を介してLD制御板4に送られ、
LD制御板4では送られたきた画像データによりLD3
を変調駆動してLD光の制御を行う。
系の構成図であり、画像処理部1から送られた画像デー
タは、LD3から出射するLD光の後述する主走査に同
期して、書込制御板2を介してLD制御板4に送られ、
LD制御板4では送られたきた画像データによりLD3
を変調駆動してLD光の制御を行う。
【0003】変調されたLD光は、シリンダレンズ5を
通り、一定角速度で回転するポリゴンミラー6で偏向走
査され、fθレンズ7,ミラー8,防塵ガラス9を通っ
て、感光体10上に集光されると共に、等角速度走査を等
速走査に変換して感光体10を照射する。感光体10は、ド
ラム状をなし、矢印Aで示す副走査方向に回転してお
り、この感光体10を主走査方向(矢印B方向)にLD光で
走査し潜像を形成し、さらにトナーにより潜像を形成す
ることで、公知のように画像形成が行われることにな
る。なお、図中の11はポリゴンミラー6の制御用のポリ
ゴン制御板である。
通り、一定角速度で回転するポリゴンミラー6で偏向走
査され、fθレンズ7,ミラー8,防塵ガラス9を通っ
て、感光体10上に集光されると共に、等角速度走査を等
速走査に変換して感光体10を照射する。感光体10は、ド
ラム状をなし、矢印Aで示す副走査方向に回転してお
り、この感光体10を主走査方向(矢印B方向)にLD光で
走査し潜像を形成し、さらにトナーにより潜像を形成す
ることで、公知のように画像形成が行われることにな
る。なお、図中の11はポリゴンミラー6の制御用のポリ
ゴン制御板である。
【0004】感光体10の主走査方向の画像形成領域にお
いて画像形成のデータによりLD3は変調されている
が、画像形成領域外も主走査方向の書込開始タイミング
を検知(主走査同期検知)し、かつ制御するためにLD3
を発光させている。この場合のLD光は、同期検知用ミ
ラー12で受光素子からなる同期検知センサ13へ偏向さ
れ、この同期検知センサ13での検知信号は信号線14を介
して前記書込制御板2に入る。
いて画像形成のデータによりLD3は変調されている
が、画像形成領域外も主走査方向の書込開始タイミング
を検知(主走査同期検知)し、かつ制御するためにLD3
を発光させている。この場合のLD光は、同期検知用ミ
ラー12で受光素子からなる同期検知センサ13へ偏向さ
れ、この同期検知センサ13での検知信号は信号線14を介
して前記書込制御板2に入る。
【0005】図5,図6は、同期検知部と主走査の説明
図であり、図5(a)に示したようにポリゴンミラー6の
各反射面の走査の初めで検知を行い、図6のように同期
検知信号(DETP)の検知位置を基準に図5(b),(c)の
画像形成(LD光の走査)のタイミングを決めている。
図であり、図5(a)に示したようにポリゴンミラー6の
各反射面の走査の初めで検知を行い、図6のように同期
検知信号(DETP)の検知位置を基準に図5(b),(c)の
画像形成(LD光の走査)のタイミングを決めている。
【0006】図7はLDの光出力のタイミングチャート
であり、LD3は画像形成領域内で画像データに従って
変調され、画像後端を抜けると一定時間後に、同期検知
のためにLD3が点灯され、同期検知センサ13がLD光
を検知して検知出力DETPを発生すると、LD3は消
灯する。
であり、LD3は画像形成領域内で画像データに従って
変調され、画像後端を抜けると一定時間後に、同期検知
のためにLD3が点灯され、同期検知センサ13がLD光
を検知して検知出力DETPを発生すると、LD3は消
灯する。
【0007】図8は書込クロックとして選択される位相
のずれた複数のクロックを生成させる回路の一例を示す
回路図であり、本例は書込クロックの2倍の周波数の原
クロックCKBから位相のずれたCK0〜CK3までの
クロックを生成するため2つのフリップフロップ部20を
備えた回路である。これらのクロックCK0〜CK3か
ら書込クロックを選択することにより、主走査方向の同
期検知分解能は1/4ドット精度となる。この回路の信
号のタイムチャートを図9に示した。
のずれた複数のクロックを生成させる回路の一例を示す
回路図であり、本例は書込クロックの2倍の周波数の原
クロックCKBから位相のずれたCK0〜CK3までの
クロックを生成するため2つのフリップフロップ部20を
備えた回路である。これらのクロックCK0〜CK3か
ら書込クロックを選択することにより、主走査方向の同
期検知分解能は1/4ドット精度となる。この回路の信
号のタイムチャートを図9に示した。
【0008】図10にディレーラインを使用した書込クロ
ックとして選択される位相のずれた複数のクロックを生
成させる回路の他の例を示す回路図であり、本例は書込
クロックと同じ周波数の原クロックCKB2に対して位
相のずれたCK0からCK7までのクロックを生成する
ため複数のインダクタンス21を備えた回路である。これ
らのクロックCK0〜CK7から書込クロックを選択す
ることにより、主走査方向の同期検知分解能は1/8ド
ット精度となる。この回路の信号のタイムチャートを図
11に示した。
ックとして選択される位相のずれた複数のクロックを生
成させる回路の他の例を示す回路図であり、本例は書込
クロックと同じ周波数の原クロックCKB2に対して位
相のずれたCK0からCK7までのクロックを生成する
ため複数のインダクタンス21を備えた回路である。これ
らのクロックCK0〜CK7から書込クロックを選択す
ることにより、主走査方向の同期検知分解能は1/8ド
ット精度となる。この回路の信号のタイムチャートを図
11に示した。
【0009】図12は従来の書込クロック(WCK)発生回
路の回路図であり、ラッチ部25と論理回路群部26からな
り、表1に示したような、同期検知信号DETPの入力
タイミングと、WCKとして選択されるクロックの関係
を示す。図13に同期検知信号と書込クロックのタイミン
グの一例を示した。
路の回路図であり、ラッチ部25と論理回路群部26からな
り、表1に示したような、同期検知信号DETPの入力
タイミングと、WCKとして選択されるクロックの関係
を示す。図13に同期検知信号と書込クロックのタイミン
グの一例を示した。
【0010】本例ではWCKとしてCK1が選択された
ことを示している。
ことを示している。
【0011】
【表1】
【0012】このように常に同期信号に対して、一定の
位相差(同期検知分解能により決まる精度の)の書込クロ
ックWCKを生成することができる。
位相差(同期検知分解能により決まる精度の)の書込クロ
ックWCKを生成することができる。
【0013】図14はLD光量画像データと画像濃度の関
係を示した説明図であり、同図のように、画像濃度デー
タは、各色(黒,黄,マゼンタ,シアン)とも8ビットの
0から255までの値であるが、各色ごとの必要LD光量
は異なっている。つまり、一定の光量以上では濃度は飽
和している。そのためできるだけ変調階調を取るため、
色ごとの最大光量(画像領域内の出力可能なLD出力の
最大値)を変えている。本例では、黒(BK)0.9mW,黄
(Y)0.8mW,マセンダ(M)0.7mW,シアン(C)0.6mWと
している。ところで、画像領域外の同期検知時のLD点
灯データは、最大データ固定画像濃度データが8ビット
幅の時には255(FFh)である。
係を示した説明図であり、同図のように、画像濃度デー
タは、各色(黒,黄,マゼンタ,シアン)とも8ビットの
0から255までの値であるが、各色ごとの必要LD光量
は異なっている。つまり、一定の光量以上では濃度は飽
和している。そのためできるだけ変調階調を取るため、
色ごとの最大光量(画像領域内の出力可能なLD出力の
最大値)を変えている。本例では、黒(BK)0.9mW,黄
(Y)0.8mW,マセンダ(M)0.7mW,シアン(C)0.6mWと
している。ところで、画像領域外の同期検知時のLD点
灯データは、最大データ固定画像濃度データが8ビット
幅の時には255(FFh)である。
【0014】そのため色ごとに最大光量が異なると前記
同期検知センサ13への入力の立ち上がりが異なり、同期
タイミングがずれ、画像書き出し位置がずれ、色ズレが
生じることになる。すなわち、図15(a)は、LD光量大
のときの光量出力と同期検知信DETPとの関係を示
し、図15(b)はLD光量小のときの光量出力とDETP
との関係を示しており、光量出力の一定値(VTH)に対す
るDETPの立ち上がりにTEで示したズレが生じる。
この位置ズレは色ごとの書込開始タイミングを画素クロ
ックレベルの精度で補正することは可能であるが、従来
では、主走査同期検知のためのLD書込開始タイミング
を決定するための同期信号とレーザ書き込みの画素クロ
ックの位相差は常に一定であるために、前記位置ズレを
画素クロックレベルの精度以上で補正することは不可能
であった。
同期検知センサ13への入力の立ち上がりが異なり、同期
タイミングがずれ、画像書き出し位置がずれ、色ズレが
生じることになる。すなわち、図15(a)は、LD光量大
のときの光量出力と同期検知信DETPとの関係を示
し、図15(b)はLD光量小のときの光量出力とDETP
との関係を示しており、光量出力の一定値(VTH)に対す
るDETPの立ち上がりにTEで示したズレが生じる。
この位置ズレは色ごとの書込開始タイミングを画素クロ
ックレベルの精度で補正することは可能であるが、従来
では、主走査同期検知のためのLD書込開始タイミング
を決定するための同期信号とレーザ書き込みの画素クロ
ックの位相差は常に一定であるために、前記位置ズレを
画素クロックレベルの精度以上で補正することは不可能
であった。
【0015】以上説明した画像形成装置は、同一の書き
込み系を用いて複数回の画像形成を行うものであった
が、特開平4−116615号公報にあるような複数の書き込
み系を用いた画像形成装置においても像の位置ズレは問
題であり、この場合も位置ズレは色ごとの書込開始タイ
ミングを画素クロックレベルの精度で補正することは可
能である(すなわち同期検知から何クロック目から書き
込みを開始するかを制御する)が、主走査同期検知のた
めのLD書込開始タイミングを決定するための同期信号
とレーザ書き込みの画素クロックの位相差は常に一定で
あるために、前記位置ズレを画素クロックレベルの精度
以上で補正することは不可能である。
込み系を用いて複数回の画像形成を行うものであった
が、特開平4−116615号公報にあるような複数の書き込
み系を用いた画像形成装置においても像の位置ズレは問
題であり、この場合も位置ズレは色ごとの書込開始タイ
ミングを画素クロックレベルの精度で補正することは可
能である(すなわち同期検知から何クロック目から書き
込みを開始するかを制御する)が、主走査同期検知のた
めのLD書込開始タイミングを決定するための同期信号
とレーザ書き込みの画素クロックの位相差は常に一定で
あるために、前記位置ズレを画素クロックレベルの精度
以上で補正することは不可能である。
【0016】図16は従来における画像形成の一例を示す
説明図であり、本例は主走査位相同期精度1/4ドット
(図中のDはドットピッチを示す)の例であって、第1の
作像(図16(a))と第2の作像(図16(b))を別に示している
が、本来はこれが重なって画像形成される。像のパター
ンは縦1ドットラインである。本例では位置ズレの最大
を示しておりドットのセンタでのズレは最大±1/2ド
ットとなる。
説明図であり、本例は主走査位相同期精度1/4ドット
(図中のDはドットピッチを示す)の例であって、第1の
作像(図16(a))と第2の作像(図16(b))を別に示している
が、本来はこれが重なって画像形成される。像のパター
ンは縦1ドットラインである。本例では位置ズレの最大
を示しておりドットのセンタでのズレは最大±1/2ド
ットとなる。
【0017】
【発明が解決しようとする課題】上記の従来技術におい
て、各色の像形成条件が異なっているため、LDの必要
最大光量(画像領域内の出力可能なレーザビーム出力の
最大値)が各色で異なっている。そのため主走査方向の
同期検知のためのLD点灯時のLD光量も異なってしま
い、同期検知素子への光入力量が異なり、立ち上がりの
差により同期検知タイミングに差がでて色ズレが生じて
しまう。
て、各色の像形成条件が異なっているため、LDの必要
最大光量(画像領域内の出力可能なレーザビーム出力の
最大値)が各色で異なっている。そのため主走査方向の
同期検知のためのLD点灯時のLD光量も異なってしま
い、同期検知素子への光入力量が異なり、立ち上がりの
差により同期検知タイミングに差がでて色ズレが生じて
しまう。
【0018】また複数の書き込み系を使用する画像形成
装置においては、各書き込み系の位置のばらつきにより
位置ズレが発生する。上記の従来方式においては、この
ズレを補正するには、書込開始タイミングを画素クロッ
クレベルの精度で補正することは可能(すなわち同期検
知から何クロック目から書き込みを開始するかを制御す
る)であるが、画素クロックレベルの精度以上で補正す
ることは不可能である。
装置においては、各書き込み系の位置のばらつきにより
位置ズレが発生する。上記の従来方式においては、この
ズレを補正するには、書込開始タイミングを画素クロッ
クレベルの精度で補正することは可能(すなわち同期検
知から何クロック目から書き込みを開始するかを制御す
る)であるが、画素クロックレベルの精度以上で補正す
ることは不可能である。
【0019】本発明の目的は、前記位置ズレを画素クロ
ックレベルの精度以上で補正することを可能にしたレー
ザビーム制御装置を提供することにある。
ックレベルの精度以上で補正することを可能にしたレー
ザビーム制御装置を提供することにある。
【0020】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明は、複数回の像形成工程によって得られた複
数色の画像を合成してカラー像を形成する画像生成装置
のレーザビーム制御装置において、主走査方向の記録開
始タイミングを決定するための同期信号とレーザ書き込
みの画素クロックとの位相差を可変したことを特徴とす
る。
め、本発明は、複数回の像形成工程によって得られた複
数色の画像を合成してカラー像を形成する画像生成装置
のレーザビーム制御装置において、主走査方向の記録開
始タイミングを決定するための同期信号とレーザ書き込
みの画素クロックとの位相差を可変したことを特徴とす
る。
【0021】さらに上記のレーザビーム制御装置におい
て、各色ごとの像形成工程別に、主走査方向の記録開始
タイミングを決定するための同期信号とレーザ書き込み
の画素クロックとの位相差を異ならせたことを特徴とす
る。
て、各色ごとの像形成工程別に、主走査方向の記録開始
タイミングを決定するための同期信号とレーザ書き込み
の画素クロックとの位相差を異ならせたことを特徴とす
る。
【0022】また各色ごとの像形成工程の主走査方向の
像形成位置を一致させるように、主走査方向の記録開始
タイミングを決定するための同期信号とレーザ書き込み
の画素クロックとの位相差を異ならせたことを特徴とす
る。
像形成位置を一致させるように、主走査方向の記録開始
タイミングを決定するための同期信号とレーザ書き込み
の画素クロックとの位相差を異ならせたことを特徴とす
る。
【0023】
【作用】上記の手段によれば、同期信号と画素クロック
との位相差を変化させることで、書き込み位置のずれに
対する精度よい補正が可能になる。
との位相差を変化させることで、書き込み位置のずれに
対する精度よい補正が可能になる。
【0024】さらに色別の作像工程ごとに前記位相差を
変化させることで、書き込み位置(主走査方向の像形成
位置)のずれに対する補正がより精度よくなされる。
変化させることで、書き込み位置(主走査方向の像形成
位置)のずれに対する補正がより精度よくなされる。
【0025】
【実施例】図1は本発明の一実施例における書込クロッ
ク(WCK)生成回路の回路図であり、図4に基づいて説
明したLD書き込み系等に適用されるもので、ラッチ部
30と論理回路群31からなり、本実施例では主走査方向位
相同期精度は1/4ドットとしており、図8に基づいて
説明した画素クロックである、書込クロックWCKとし
て選択される位相のずれた複数のクロックCK0〜CK
3が入力される。図中のDETPは主走査方向同期検知
信号、SEL0〜SEL3は、主走査方向の同期検知信
号DETPとLD書込クロックWCKの位相差を変える
信号であって、何れか1つを「1」にすることにより位
相差を設定する。
ク(WCK)生成回路の回路図であり、図4に基づいて説
明したLD書き込み系等に適用されるもので、ラッチ部
30と論理回路群31からなり、本実施例では主走査方向位
相同期精度は1/4ドットとしており、図8に基づいて
説明した画素クロックである、書込クロックWCKとし
て選択される位相のずれた複数のクロックCK0〜CK
3が入力される。図中のDETPは主走査方向同期検知
信号、SEL0〜SEL3は、主走査方向の同期検知信
号DETPとLD書込クロックWCKの位相差を変える
信号であって、何れか1つを「1」にすることにより位
相差を設定する。
【0026】表2は、SEL0〜3による位相差設定
と、同期検知信号DETPの入力タイミングと、書込ク
ロックWCKとして選択されるクロックの関連表であ
る。
と、同期検知信号DETPの入力タイミングと、書込ク
ロックWCKとして選択されるクロックの関連表であ
る。
【0027】
【表2】
【0028】表2の1行目はSEL0のみ「1」にして
SEL1〜3を「0」にしたとき、CK0とCK3が
「1」、CK1とCK2が「0」のタイミングでDET
Pが立ち上がるとWCKとしてCK0が選択され出力さ
れることを示している。
SEL1〜3を「0」にしたとき、CK0とCK3が
「1」、CK1とCK2が「0」のタイミングでDET
Pが立ち上がるとWCKとしてCK0が選択され出力さ
れることを示している。
【0029】また表2の6行目のSEL1のみ「1」に
してSEL0,2,3を「0」にしたとき、CK0とC
K1が「1」、CK2とCK3が「0」のタイミングで
DETPが立ち上がるとWCKとしてCK2が選択され
出力されることを示している。
してSEL0,2,3を「0」にしたとき、CK0とC
K1が「1」、CK2とCK3が「0」のタイミングで
DETPが立ち上がるとWCKとしてCK2が選択され
出力されることを示している。
【0030】図2はクロック選択のタイミングチャート
であり、CK0とCK3が「0」、CK1とCK2が
「1」のときDETPが立ち上がった時、SEL0が選
択されていればWCKとしてCK2が選択され、SEL
1が選択されていればWCKとしてCK3が選択され、
SEL2が選択されていればWCKとしてCK0が選択
され、SEL3が選択されていればWCKとしてCK1
が選択されることを示している。
であり、CK0とCK3が「0」、CK1とCK2が
「1」のときDETPが立ち上がった時、SEL0が選
択されていればWCKとしてCK2が選択され、SEL
1が選択されていればWCKとしてCK3が選択され、
SEL2が選択されていればWCKとしてCK0が選択
され、SEL3が選択されていればWCKとしてCK1
が選択されることを示している。
【0031】図3は本実施例における画像形成の説明図
であり、本実施例では、主走査位相同期精度1/4ドッ
トの例であって、第1の作像(図3(a))と第2の作像(図
3(b))を別に示しているが、本来はこれが重なって画像
形成される。像のパターンは縦1ドットラインである。
本実施例では位置ズレの最大を示しており、ドットのセ
ンタでの位置ズレは最大±1/2(1/4ドット)とな
る。また位相同期精度の幅をHとすると位置ズレは最大
±1/2Hとなる。
であり、本実施例では、主走査位相同期精度1/4ドッ
トの例であって、第1の作像(図3(a))と第2の作像(図
3(b))を別に示しているが、本来はこれが重なって画像
形成される。像のパターンは縦1ドットラインである。
本実施例では位置ズレの最大を示しており、ドットのセ
ンタでの位置ズレは最大±1/2(1/4ドット)とな
る。また位相同期精度の幅をHとすると位置ズレは最大
±1/2Hとなる。
【0032】上記のようにして、各色(BK,Y,M,
C)ごとの像形成工程別に、主走査方向の像形成位置を
一致させるように、DETPとWCKとの位相差を変化
させることで、前記位置のズレをWCKレベルの精度以
上で補正できる。
C)ごとの像形成工程別に、主走査方向の像形成位置を
一致させるように、DETPとWCKとの位相差を変化
させることで、前記位置のズレをWCKレベルの精度以
上で補正できる。
【0033】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のレーザビ
ーム制御装置は、請求項1〜3の構成によれば、複数回
の像形成工程によって得られた複数色の画像を、感光体
上,中間像保持部材、あるいは記録材上に合成してカラ
ー像を形成した場合でも、主走査方向の同期検知位相精
度レベルでの書込位置補正ができて、各色ごとの位置ズ
レ量を少なくすることができ、高画質化が可能となる。
ーム制御装置は、請求項1〜3の構成によれば、複数回
の像形成工程によって得られた複数色の画像を、感光体
上,中間像保持部材、あるいは記録材上に合成してカラ
ー像を形成した場合でも、主走査方向の同期検知位相精
度レベルでの書込位置補正ができて、各色ごとの位置ズ
レ量を少なくすることができ、高画質化が可能となる。
【図1】本発明の一実施例におけるクロック生成回路の
回路図である。
回路図である。
【図2】本実施例のクロック選択のタイミングチャート
である。
である。
【図3】本実施例における画像形成の説明図である。
【図4】LD書き込み系の構成図である。
【図5】同期検知と主走査の説明図である。
【図6】同期検知信号の検知の説明図である。
【図7】LDの光出力のタイミングチャートである。
【図8】クロック生成回路の一例を示す回路図である。
【図9】図8の回路のタイムチャートである。
【図10】クロック生成回路の他の例を示す回路図であ
る。
る。
【図11】図10の回路のタイムチャートである。
【図12】従来の書込クロック発生回路の回路図であ
る。
る。
【図13】同期検知信号と書込クロックのタイミングチ
ャートである。
ャートである。
【図14】LD光量画像データと画像濃度との関係を示
した説明図である。
した説明図である。
【図15】光量出力と同期検知信号の立ち上がりの関係
を示した説明図である。
を示した説明図である。
【図16】従来の画像形成の説明図である。
1…画像処理部、 2…書込制御板、 3…LD(レー
ザダイオード)、 4…LD制御板、 6…ポリゴンミ
ラー、 10…感光体、 13…同期検知センサ、 30…ラ
ッチ部、 31…論理回路群、 DETP…同期検知信
号、 WCK…書込クロック。
ザダイオード)、 4…LD制御板、 6…ポリゴンミ
ラー、 10…感光体、 13…同期検知センサ、 30…ラ
ッチ部、 31…論理回路群、 DETP…同期検知信
号、 WCK…書込クロック。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04N 1/12 102 7251−5C
Claims (3)
- 【請求項1】 複数回の像形成工程によって得られた複
数色の画像を合成してカラー像を形成する画像生成装置
のレーザビーム制御装置において、主走査方向の記録開
始タイミングを決定するための同期信号とレーザ書き込
みの画素クロックとの位相差を可変にしたことを特徴と
するレーザビーム制御装置。 - 【請求項2】 複数回の像形成工程によって得られた複
数色の画像を合成してカラー像を形成する画像生成装置
のレーザビーム制御装置において、各色ごとの像形成工
程別に、主走査方向の記録開始タイミングを決定するた
めの同期信号とレーザ書き込みの画素クロックとの位相
差を異ならせたことを特徴とするレーザビーム制御装
置。 - 【請求項3】 各色ごとの像形成工程の主走査方向の像
形成位置を一致させるように、主走査方向の記録開始タ
イミングを決定するための同期信号とレーザ書き込みの
画素クロックとの位相差を異ならせたことを特徴とする
請求項2のレーザビーム制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4268631A JPH06121139A (ja) | 1992-10-07 | 1992-10-07 | レーザビーム制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4268631A JPH06121139A (ja) | 1992-10-07 | 1992-10-07 | レーザビーム制御装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06121139A true JPH06121139A (ja) | 1994-04-28 |
Family
ID=17461236
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4268631A Pending JPH06121139A (ja) | 1992-10-07 | 1992-10-07 | レーザビーム制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06121139A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003029181A (ja) * | 2001-07-19 | 2003-01-29 | Ricoh Co Ltd | 画像形成装置 |
-
1992
- 1992-10-07 JP JP4268631A patent/JPH06121139A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003029181A (ja) * | 2001-07-19 | 2003-01-29 | Ricoh Co Ltd | 画像形成装置 |
JP4521800B2 (ja) * | 2001-07-19 | 2010-08-11 | 株式会社リコー | 画像形成装置 |
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