JP3176394B2 - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JP3176394B2
JP3176394B2 JP23077291A JP23077291A JP3176394B2 JP 3176394 B2 JP3176394 B2 JP 3176394B2 JP 23077291 A JP23077291 A JP 23077291A JP 23077291 A JP23077291 A JP 23077291A JP 3176394 B2 JP3176394 B2 JP 3176394B2
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賢一郎 朝田
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はデジタルカラー複写機、
プリンタ、フアクシミリなどの画像形成装置に係り、特
に、光ビーム変調方式に特徴のある画像形成装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シア
ン(C)の3色あるいは、UCR(下色除去)を目的と
して、前の3色の他にブラツク(Bk)を加えた4色で
カラー画像を得る画像形成装置が世の中に一般的になり
つつある。また、色調整やγ調整の容易さから、光ビー
ムを使つたデジタル式のカラー複写機が主流となりつつ
ある。
【0003】この場合、各色は従来からの印刷と同様に
網点で構成されている。例えば、そのカラー複写機で出
力された画像のある点を拡大してみると、図6のように
Y,M,C,Bkのドツトが見えることになる。このよ
うに各色を網点で構成する場合には、印刷の例と同様に
巨視的にはスクリーン角等の種々の工夫が必要となる
が、それ以上に微視的にはドツトを形成する際に、ドツ
トの位置精度に十分な注意が必要となる。ドツトの位置
ずれは色の変化として現れ、画質を低下させる。
【0004】図6のような例で、Mのドツトの位置か大
きくずれ、各色の重なり量が変化すると、赤つぽい画像
となるなど画質の変化が見られる。特にBkの位置ずれ
が生じると、その影響が大きい。また、それ以上に1枚
の画像の中で位置ずれ量が異なると、部分的な色むらと
なり、非常に精度の悪い画質となる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ドツトの位置ずれは、
ドツトを形成する光ビームの走査位置や変調開始位置の
変動によつて生じるばかりでなく、像を形成する際の他
の要因による位置ずれによつて生じる。例えば、複数の
ビームを複数の感光体上に露光走査し、現像、転写紙へ
の重ね転写、定着の各プロセスを経て1枚のカラー画像
を得るようなデジタルカラー複写機では、光ビームの位
置制御だけでは不十分であり、感光体の偏心、傾き、転
写のタイミング、転写紙の搬送速度、蛇行などの制御を
十分精度よく行わなければならないが、現実的には不可
能で僅かに位置ずれが生じてしまう。これが色むらを引
き起こす。
【0006】また、図7に示すように、複数の光ビーム
を1つの偏向器によつて、偏向走査方向が対向するよう
に偏向走査する光学系の場合は、BkとMとで走査方向
が異なるので、両者とも同様な変調開始起点の変調をす
ると、BkとMのドツトが重ならない。パルス幅変調で
多階調出力をする場合を例にとつて説明したのが図8で
ある。走査方向が反対である場合にどちらも同じように
変調パルスを大きくすると、画像上では各ドツトの中心
位置が異なるという不具合が生じる。従つて、色の重な
り具合が変調パルス幅の大きさによつて異なる2つのド
ツトを重ねるには、図5に示すように各色で変調開始の
起点を変える必要がある。
【0007】光ビームを持たず1つの光ビームで各色ご
との像を順次形成し、像を重ね合わせてカラー画像を得
る場合でも、ドツトの位置ずれによる色むらの影響は同
様である。なお、図7で、700は回転多面鏡、70
1,705は半導体レーザ、702,706はコリメー
トレンズ、703,707はfθレンズ、704はM用
感光体、708はC用感光体である。また図5、図8
で、Aは画像信号に応じた変調パルスの成長方向を示
し、Bは変調開始の起点を示す。
【0008】本発明は、各色の重なりを小さくし(特に
Bkの位置をずらす)、他の要因(感光体、転写等)の
影響による色むらを極力低減するすることを目的として
いる。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的は、色の異なる
複数の像を重ねて1つの像を形成する画像形成装置であ
つて、光ビームの走査開始起点を、イエロー、マゼン
タ、シアンと、ブラツクとで異ならせた第1の手段によ
り達成される。
【0010】また上記目的は、複数の光ビームを走査す
ることによつて像を形成すると共に、各光ビームを画像
信号に応じて多値変調することにより、階調表現を実現
できる画像形成装置において、各光ビームを多値変調す
る際の変調開始の起点を各光ビームごとに設定する設定
手段を設けた第2の手段により達成される。
【0011】さらに上記目的は、複数の光ビームを、単
一の偏向器によつて偏向走査方向が対向するように偏向
走査し、光ビームを1画素の点灯時間より短い点灯時間
で、画素ごとに変調開始の起点を同一あるいは可変とし
た画像形成装置において、上記走査方向に応じて、変調
開始の起点を各光ビームごとに設定する設定手段を設け
た第3の手段により達成される。
【0012】
【作用】第1の手段においては、各光ビームの走査開始
起点を、また、第2の手段においては、各光ビームを多
値変調する際の変調開始の起点を、さらに、第3の手段
においては、走査方向に応じて各光ビームごとに変調開
始の起点を、それぞれ設定、可変としている。
【0013】即ち、各色のドツトの形成される位置を変
えることで、各色の重なりを小さくして他の要因の影響
による色むらを低減している。具体的には図4のよう
に、割り当てられた1画素の部分のうち、Y,M,Cは
左側からドツトを形成し、Bkは右側からドツトを形成
する。これによりドツトの位置ずれによる色むらを低減
する。
【0014】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図1は光ビームの変調部の制御ブロツク図であ
り、画像信号(デジタルデータ)をD/A変換器100
でアナログ出力に変換し、その出力を参照波発生器10
1あるいは102からの出力信号とを、比較器103で
比較することにより変調パルス信号を発生し、光源10
4を変調する構成を示している。
【0015】ここで、変調開始の起点は、参照波発生器
からの信号を101のようなものとするか、102のよ
うなものとするかで変更できる。なお、変調パルス信号
発生回路としては、比較器103の他に遅延手段を使用
することもできる。
【0016】図2に変調パルスの説明図を示す。図にお
いて、S1はD/A変換器100の出力信号、S2は参
照波発生器101の出力信号(参照波)、S3は参照波
発生器102の出力信号(参照波)、S4は参照波発生
器101(の参照波S2)を使つた時の変調パルス信
号、S5は参照波発生器102(の参照波S3)を使つ
た時の変調パルス信号をそれぞれ示している。
【0017】この図に示すように、S2を用いた場合と
S3を用いた場合とで変調開始の起点を変更することが
できる。このようにして同一の画像信号に対して矢印
C,Dで示したように、S2を使つた場合には1画素の
右側からパルスが伸びているような、また、S2を使つ
た場合には1画素の左側からパルスが伸びているような
変調パルス信号の発生回路が構成できる。
【0018】図7の構成例では、変調パルス信号発生回
路として例えば、Mには参照波発生器101、Cには参
照波発生器102を使用すればよい。また、光ビームが
1つの場合には、色によつて参照波発生器101を使う
か、102を使うか切り換えることにより対応できる。
【0019】また、図7では簡単のために、C,Mの2
色の例を示したが、Y,M,CおよびBkの4色にも拡
張は容易である。さらにY,M,Cはドツトが重なるよ
うに、BkはY,M,Cとは離れるように変調開始の起
点を設定してもよい。そうすることによつてドツトの位
置ずれによる色むらの影響を低減することができる。図
3は他の例に係る参照波発生器301を示すものであ
る。
【0020】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、各光ビー
ムの走査開始起点を、また請求項2および3記載の発明
によれば、各光ビームを多値変調する際の変調開始の起
点を、さらに請求項4および5記載の発明によれば、走
査方向に応じて各光ビームごとに変調開始の起点を、そ
れぞれ設定し得るようにしたので、複数の周期、位相を
持った参照波を作ること無く、色ズレによる色ムラを低
減することができ、またY,M,CとBkのドツト位置
ずれによる画質の低下を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係る光ビームの変調部の制御
ブロツク図である。
【図2】変調パルスの説明図である。
【図3】参照波発生器の他の例を示す構成図である。
【図4】本発明による1画素の拡大図である。
【図5】変調開始の起点を変えたタイミング図である。
【図6】従来例の1画素の拡大図である。
【図7】光学系の一例を示す概念図である。
【図8】図7に基づく光学系による従来例の不具合を示
す説明図である。
【符号の説明】
100 D/A変換器 101,102,301 参照波発生器 103 比較器 104 光源
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B41J 2/44 B41J 2/525 G03G 15/01 112 G03G 15/04 H04N 1/04 H04N 1/23

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 色の異なる複数の像を重ねて1つの像を
    形成する画像形成装置であつて、1画素内で変調の起点
    を変更して右寄せ/左寄せする位置設定手段を備え、
    ビームの走査開始起点を、イエロー、マゼンタ、シアン
    と、ブラツクとで異ならせたことを特徴とする画像形成
    装置。
  2. 【請求項2】 複数の光ビームを走査することによつて
    像を形成すると共に、各光ビームを画像信号に応じて多
    値変調することにより、階調表現を実現できる画像形成
    装置において、 各光ビームを多値変調する際の変調開始の起点を各光ビ
    ームごとに設定する設定手段を設けたことを特徴とする
    画像形成装置。
  3. 【請求項3】 請求項2記載において、上記複数の光ビ
    ームは、イエロー、マゼンタ、シアンの3色あるいは、
    それにブラツクを加えた4色に対応する数の光ビームで
    あつて、 上記設定手段は、上記イエロー、マゼンタ、シアンの3
    色の場合には、イエロー、マゼンタ、シアンの変調開始
    の起点を画像上の同一点となるように設定し、一方、 ブラツクを含む4色の場合には、ブラツクの変調
    開始の起点をイエロー、マゼンタ、シアンの起点とは異
    なるように設定したことを特徴とする画像形成装置。
  4. 【請求項4】 複数の光ビームを、単一の偏向器によつ
    て偏向走査方向が対向するように偏向走査し、光ビーム
    を1画素の点灯時間より短い点灯時間で、画素ごとに
    調開始の起点を同一あるいは可変とした画像形成装置に
    おいて、 上記走査方向に応じて変調開始の起点を各光ビームごと
    に設定する設定手段を設けたことを特徴とする画像形成
    装置。
  5. 【請求項5】 請求項4記載において、上記複数の光ビ
    ームは、イエロー、マゼンタ、シアンの3色あるいは、
    それにブラツクを加えた4色に対応する数の光ビームで
    あつて、 上記設定手段は、上記イエロー、マゼンタ、シアンの3
    色の場合には、イエロー、マゼンタ、シアンの変調開始
    の起点を画像上の同一点となるように設定し、一方、 ブラツクを含む4色の場合には、ブラツクの変調
    開始の起点をイエロー、マゼンタ、シアンの起点とは異
    なるように設定したことを特徴とする画像形成装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8662309B2 (en) 2008-08-28 2014-03-04 Sharp Kabushiki Kaisha Method for packing tab tape, and packing structure for tab tape

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US8662309B2 (en) 2008-08-28 2014-03-04 Sharp Kabushiki Kaisha Method for packing tab tape, and packing structure for tab tape

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