JP3471832B2 - 画像形成装置及び方法 - Google Patents

画像形成装置及び方法

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JP3471832B2 JP29693392A JP29693392A JP3471832B2 JP 3471832 B2 JP3471832 B2 JP 3471832B2 JP 29693392 A JP29693392 A JP 29693392A JP 29693392 A JP29693392 A JP 29693392A JP 3471832 B2 JP3471832 B2 JP 3471832B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電子写真プロセスを用
いた画像形成装置に関し、例えばフルカラープリンタ等
に用いられる様なデジタル信号を画像情報として扱う画
像形成装置の光学系および信号変調方式に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】今日、画像形成装置の中で高速かつ低騒
音プリンタとして、電子写真方式を採用したレーザビー
ムプリンタがある。その代表的な用途に、は文字、図形
等の画像を感光体にレーザビームを当てるか、当てない
かで形成する2値記録がある。そして、一般には、文
字、図形等の記録は中間調を必要としないので、プリン
タ構造も簡単である。ところが、このような2値記録方
式であっても、中間調を表現できるプリンタがある。か
かるプリンタとしては、ディザ法、濃度パターン法等の
2値化処理を採用したものがよく知られている。しか
し、周知のごとく、ディザ法、濃度パターン法等の2値
化処理を採用したプリンタでは、高解像度を得ることが
できなかった。そこで、近年、記録密度を低下させずに
高解像を得ながら、各画素において中間調画素を形成す
る方式が提案されている。この方式は、画像信号によっ
て、レーザビームを照射するパルス幅を変調(PWM)
することにより、中間調画素の形成を行うもので、この
PWM方式によれば高解像度かつ高階調性の画像を形成
できる。従つて、特に高解像度と高階調性を必要とする
カラー像形成装置には、以上の方式が欠かせないものと
なっている。すなわち、PWM方式によると、1画素毎
にビームスポットにより形成されるドット面積階調を行
うことができ、記録すべき画素密度(記録密度)を低下
させることなく同時に中間調を表現できる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、このPWM
方式においても、図10の(イ)に示される様に、低濃
度かつ複数色による画像を形成する場合には、微小なド
ット2を画素内で同一な位置に重ねあわせなければなら
ず、この際にレーザビームを走査するポリゴンミラーの
機械的精度の限界などに起因するドット2の位置ずれに
より、図10の(ロ)のように異なる色のドット位置が
ずれることにより、色味が変化するという弊害が生ずる
ことがある。従つて、この色味の変化を低減するため
に、多色のドット重ね合わせを行う際には、図10の
(ハ)のように、各色のドットの中心を常に離しておく
か、あるいは常に一致させておくとかすることにより、
色味の安定再現を行う技術が必要となっている。またこ
の現象は図11の(a),(b)からも明らかなよう
に、従来のPWM方式の構成では濃度が低い場合ほど、
ドット形成の際のずれに対して生じやすく、しかも人間
の視覚特性として、画像濃度が高く明度が低い場合にお
いては色相の差異の分解濃度が低いが、明度が高い場合
にはその逆であるということからも、上記の弊害を改善
する必要がある。
【0004】本発明は、上述した従来技術に鑑みなされ
たものであり、安定した色味を再現することができ、尚
且つ、高画質な画像を形成することを可能ならしめる画
像形成装置及び方法を提供しようとするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明の画像形成装置は、画素データの濃度に対応す
るパルス幅変調信号を生成することを、少なくとも第
1、第2の色成分に対して行ない、生成されたそれぞれ
のパルス幅変調信号でもって1記録画素が形成される区
間内に前記第1、第2の色成分のドットを、それぞれの
色成分の濃度に応じた大きさで形成することでカラー画
像を形成する画像形成装置であって、前記区間が周期的
に存在するライン上において、前記区間の各々に前記第
1、第2の色成分の画素の濃度に応じた大きさのドット
を形成し、かつ、1つの前記区間に着目した場合におい
て、前記第1の色成分のドットの中心位置と前記第2の
色成分のドットの中心位置とを低濃度域では離して配置
し、濃度が高くなるに従って近づくように配置すること
を特徴とする。
【0006】
【0007】
【実施例】以下に、添付図面を参照して、本発明に係る
好適な実施例を詳細に説明する。 <第1の実施例>図1,図2,図3は本発明の第1の実
施例による基本概念を示す図である。図4は本実施例の
画像形成装置の要部の構成を示すブロツク図である。図
5は本実施例であるプリンタ装置の断面図である。図6
は図5のレーザビームスキャナ部分の一般的な構成例を
示す概略図である。また図7は一般的なレーザビームス
キャナ部分のPWM変調方式として知られているレーザ
ドットのパルス信号を生成する回路構成を示すブロック
図である。
【0008】図4において、401はラッチ回路、40
2,405はレベル変換器、403はD/Aコンバー
タ、404はコンパレータ、406はOSC、407は
波形発生器、408は1/2分周器、500はレーザド
ライバ回路である。一般的なデジタル電子写真技術を用
いた画像形成装置の構成は、図6および図7にて以下に
示す通り、図示しない画像情報信号源より伝達された信
号によりレーザドライブ回路101を駆動し、図2全体
により示されるレーザビームスキャナによりレーザビー
ム位置を走査することにより、感光ドラム、即ち、像担
持体100の表面上にレーザビームスポットを結像し、
静電潜像を形成し周知の電子写真プロセスを経て記録紙
上に画像記録を実現するものである。
【0009】次に、一般技術と異なる本発明の実施例に
ついてを以下に説明する。図8は一般的なPWM変調を
説明する図であり、図9は本実施例において説明に使用
される記号を説明する図である。ここで、図9の記号の
説明に示した通り、書き込み画素1内における主走査方
向上流側の端部位置を画素主走査上流端1<a>と呼
び、画素1内における主走査方向下流側の端部位置を画
素主走査下流端1<b>、画素1の主走査方向の幅をd
と呼ぶことにする。ここで、画素1の画素主走査上流端
1<a>における時刻をt0 、画素1に対しレーザビー
ムを主走査方向に掃引する際に経過する時間をdtとす
る。
【0010】また、画素内でのドット2の画素書き込み
についての主走査方向上流側の書き込み開始位置を主走
査書き込み開始端2<x>と呼び、画素内でのドット2
の画素書き込みについてのドット中心位置をドット中心
2<c>と呼び、画素内でのドット2の画素書き込みに
ついての主走査方向下流側の書き込み終了位置を主走査
書き込み終了端2<y>と呼び、2<x>と2<y>の
間隔をドット幅ddと呼ぶこととする。ところで、通常
のPWM方式においては、画素の書き込みは図8に示さ
れる通り、画素内で主走査方向について対称な三角波1
1と画素濃度信号12との差分により、画素1の中心す
なわち1<a>+1/2*dの位置が常にドット中心と
なるように書き込みがなされ、画素濃度信号12の増大
にしたがって、ドット2の主走査方向の両端2<x>と
2<y>とが均等に各々画素端1<a>と1<b>に近
づいていくという構成となっている。
【0011】また、多色を重ね合わせてカラー画像を形
成する場合にも、同一の三角波を用いて同画素内で異な
る色について同一の位置にドットを形成する方法をとっ
ている。ところが、この方法によると、図10の(イ)
に示される様に、低濃度かつ多色による画像を形成する
場合には、微小なドットを画素内で同一な位置に重ねあ
わせなければならず、この際にレーザビームを走査する
ポリゴンミラーの機械的精度の限界などに起因するドッ
ト2の位置ずれにより、図10の(ロ)のように、異な
る色のドット位置がずれることにより、色味が変化する
と言う弊害が生ずることがある。
【0012】従つて、この色味の変化を低減するため
に、図10の(ハ)のように、多色ドットの重ね合わせ
を行う際に各色のドットの中心2<c>を常に互いに離
しておくか、あるいは常に一致させておくかすることに
より、色味の安定再現を行う技術が必要となっている。
またこの現象は図10の(ニ)からも明らかなように、
一般的なPWM方式の構成では、濃度が低い場合ほど、
ドット形成の際のずれに対して生じやすく、しかも人間
の視覚特性として、画像濃度が高く明度が低い場合にお
いては色相の差異の分解能が低いが、明度が高い場合に
はその逆であるということからも、上記の弊害を改善す
る必要がある。
【0013】本実施例にあっては、図1の(イ)に示す
とおり、画素1において画像を生成するための三角波1
1を画素を掃引する時間dtの区間で非対称とし、波形
の異なる複数の前記三角波を発生させ、前記複数の三角
波は全て記録画素の主走査方向両端1<a>と1<b>
においてのPWM画像信号レベルが0として同期してい
ることを特徴としており、この方法を用いることによ
り、上述の従来の方式の問題点を改善するものである。
本発明においては、フルカラー画像を前提としたもので
あるが、ここではまず簡単のため、2色を合成する場合
についてのドットの安定再現について説明を行う。図1
の(イ)に示す通り、まず第1色のドットを形成する場
合、頂点が画素1内で時刻1/4*dtの位置になるよ
うな三角波11aを生成する。この三角波11aにより
第1色の画像書き込みを行った後、図1の(ロ)に示す
通り、頂点が画素1内で時刻3/4*dtの位置になる
ような三角波11bを用いて第2色の書き込みを行う。
これらを重ね合わせて表示したものが図2の(ハ)であ
り、このとき主走査方向における画素1の三角波11a
と三角波11bの頂点は、各画素の連続として生成され
る画素列中で1/2*dt毎に並ぶことになる。
【0014】この結果、図2の(ニ)のようなドット画
像が形成される。このとき、図からも明らかなように、
第1色と第2色のドット中心が互いにおおよそ1/2*
dだけ離れて画像が形成されるため、ドット書き込み位
置ずれに対して安定した色味を再現することができ、特
に低濃度画像でドット幅ddが小さい場合により2色の
ドット間隔1/2*d近づくため、色味の安定に有効と
なる。また本方式では各色で最大濃度のドツトを形成す
る際には1画素内の同一の位置1/2*dに各色のドッ
ト中心2<c>を形成するため、解像度は全く犠牲にさ
れず、また各色を1/2画素分ずらして低濃度時に各色
を混色させずにドットを形成する方法と比較して、隣接
する画素の濃度変化が大きい場合に画素の輪郭に色ずれ
が生じることもないので、色調と解像度を両立させ、上
述した従来の問題点を大きく改善し、より高画質な画像
を得ることができる。
【0015】ここで、図3の(ホ)は、上記の概念を4
色に適用したものである。この場合、三角波11c,1
1d,11e,11fの頂点は画素1の書き込み開始位
置1<a>から各々1/8*dt,3/8*dt,5/
8*dt,7/8*dtの時間を経過した位置に来るよ
うに設定することで、各色のドットが互いに離散するよ
うにすることができる。同様に、3色の場合には、各々
1/6*dt,1/2*dt,5/6*dtの時間を経
過した位置に三角波の頂点が来るように設定すること
で、各色のドットが互いに最も離れるようにすることが
でき、2色以上の多色に対しても本発明の概念を適用
し、より高画質な画像を得ることができる。
【0016】ここで、図4に示す概略回路図のように、
色信号により三角波の形状を変更することにより、本方
式を適用することができる。また、必要に応じて使用す
る色数より少ない波形の種類を用いて本方式を利用する
ことも可能である。以上説明した様に、本実施例によれ
ば、多色を用いた画像の濃度再現性に関して、PWM変
調方式に使われている画像を形成する三角波の頂点を、
1画素内で主走査方向で各色ごとに異なる位置にずらす
ことにより、1画素内での各色のドット中心位置をずら
して低濃度における各色のドットが重ならないように
し、低濃度階調における各ドットが画素内で独立してい
る画像が形成されるため、ドット書き込み位置ずれに対
して安定した色味を再現することができ、なおかつ高濃
度の画像形成では従来通りドット中心と画素中心とを近
接させるため解像度を低下させることなく高画質な画像
を得ることができる。
【0017】<第2の実施例>図12は第2の実施例に
よるPWM方式を説明する図である。ここでは、本実施
例の概念を用いて三角波とは異なる波形により上述の概
念を実現しようとするものである。図12に示された波
形を三角波の代わりに用いた場合、前述の画像信号12
を重ね合わせると直ちに理解される通り、濃度が濃度0
から各色のドット幅を加えた大きさが画素幅dと等しく
なる濃度までにおいて、ドット中心2<c>が各色互い
に最も離れた位置に形成されるようにできる。図12の
(イ)は2色の場合、図12の(ロ)は4色の場合を示
している。ここで、hは本実施例の波形の振幅を示す。
また、点P,Q,Rをdt/(波形の数)だけ遅らせた
位置を接点として波形を作ることにより、順次残りの異
なる波形が生成される。3色の場合も同様な波形を適用
することができ、この場合、図12の点P,Q,Rは図
12の(イ)、(ロ)で同様に、各々点Oから時間方向
に0,1/6*dt,1/3*dt,振幅方向に1/3
*h,0,1/3*h離れた位置になる。
【0018】<第3の実施例>また、第3の実施例とし
て、上述の第1の実施例による構成を用いることによ
り、画素内でドットの位置を可変とすることができるた
め、この方法を副走査方向に適用し、副走査各ラインに
おいて互いにドット位置を可変として、ドットのつなが
りによって副走査方向に生じてしまう縦縞を消すこと
や、ドットにより生じるスクリーン角を可変とすること
に応用することも可能である。
【0019】<第4の実施例>また、第4の実施例とし
て、図13に示されるような多重現像一括転写電子写真
方式に適用する事もでき、前述の実施例以上に有効とな
る。この多重現像一括転写電子写真方式の従来例につい
て説明すると、まず多重現像プロセス図の一例を図13
に示す。
【0020】最初に帯電器4によって感光ドラム10
0’上を均一に帯電する。その後、感光ドラム100’
上から露光手段によて潜像を書き込み、反転現像によっ
てレーザの照射された部分のみ現像する。このプロセス
を、マゼンタ、シアン、イエロー、(ブラック)の3色
または4色分繰り返し、感光ドラム100’上に於てト
ナー像を重ね合わせ、カラー画像を形成する。そしてこ
のトナー像を、転写部10によって紙に一括転写し、感
光ドラム100’上の残留電荷を前露光ランプによって
除く。その後、定着器を通過させることにより定着させ
カラー画像を得るわけである。
【0021】このような多重現像一括転写電子写真方式
においては、多色のトナーが同時に像担持体上に現像さ
れるため、本発明の方式を用いることにより、特にPW
M変調を用いた時の低濃度階調の狭いドットを現像する
際に、潜像を形成する像担持体上において、画素内の同
一ドット位置に多色のトナーが積層することがないの
で、像担持体の帯電および潜像形成等が円滑に行なわ
れ、前記実施例における色味の安定化ばかりではなく、
安定した画素の形成にも有効となる。
【0022】<第5の実施例>また、第5の実施例とし
て、図14に、多重ドラム方式に本発明を適用した例を
示す。本実施例にて、画像形成装置はフルカラーのレー
ザビームプリンタとされるが、前の実施例と異なり、色
ごとに専用の像担持体、即ち、本実施例では感光ドラム
3Y(イエロー)、3M(マゼンタ)、3C(シア
ン)、3BK(ブラック)を具備し、その周りにそれぞ
れ専用のレーザビームスキャナ80Y,80M,80
C,80BK、現像器1Y,1M,1C,1BK、転写
用放電器10Y,10M,10C,10BK、クリーニ
ング器12Y,12M,12C,12BKが配置されて
いる。
【0023】転写材は給紙ガイド5aを通り、給紙ロー
ラ6、給紙ガイド5bと順に搬送され、吸着用帯電器8
1からコロナ放電を受け、搬送ベルト9aへ確実に吸着
する。その後、各感光ドラムに形成された画像を転写用
放電器10Y,10M,10C,10BKにより転写
し、除電器82により搬送ベルト9aから除電され、定
着器17により定着されて、フルカラーの画像が得られ
る。
【0024】本実施例においては、フルカラー画像の高
速出力を主たる目的として、レーザビームスキャナや像
担持体を複数配置しているが、この場合、各々のレーザ
ビームスキャナや像担持体の機械的精度等の限界から、
前述したいくつかの実施例に用いられた構成よりもさら
にドットのずれが大きくなる場合が多い。そこで、本発
明の方式による画素内の色調の安定再現により、上記の
問題解決により一層効果が得られる。
【0025】また、上記実施例においては主にデジタル
複写機を例にとり説明を行なったが、他の実施例として
同様の電子写真プロセスを用いた画像記録装置、例えば
レーザビームプリンタ等にも本発明が利用できることは
言うまでもない。また、本発明におけるPWM信号の生
成は、高速動作の為にハードウェアによる構成を前提と
しているが、十分高速な動作が得られる場合には、同様
な動作を行なうソフトウェアプログラムを含んだ構成を
とることも可能である。
【0026】尚、本発明は、複数の機器から構成される
システムに適用しても1つの機器から成る装置に適用し
ても良い。また、本発明は、システム或は装置にプログ
ラムを供給することによって達成される場合にも適用で
きることはいうまでもない。
【0027】
【発明の効果】以上説明した様に、本発明によれば、各
色成分毎に形成されるドットの中心位置を、低濃度から
高濃度になるにしたがって近づくようにして、常に安定
した色味を再現することができ、尚且つ、高濃度域にお
いて解像度を低下させることなく高画質な画像を形成す
ることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例による基本概念を示す図
である。
【図2】本発明の第1の実施例による基本概念を示す図
である。
【図3】本発明の第1の実施例による基本概念を示す図
である。
【図4】本実施例の画像形成装置の要部の構成を示すブ
ロツク図である。
【図5】本実施例であるプリンタ装置の断面図である。
【図6】図5のレーザビームスキャナ部分の一般的な構
成例を示す概略図である。
【図7】一般的なレーザビームスキャナ部分のPWM変
調方式として知られているレーザドットのパルス信号を
生成する回路構成を示すブロック図である。
【図8】一般的なPWM変調を説明する図である。
【図9】本実施例において説明に使用される記号を説明
する図である。
【図10】一般的なビームスポットと色ムラを説明する
図である。
【図11】PWM方式を説明する記号を示す図である。
【図12】第2の実施例によるPWM方式を説明する図
である。
【図13】多重現像プロセスの一例を示す図である。
【図14】多重ドラム方式の一例を示す図である。
【符号の説明】
1 画素 2 ドット 11 PWM比較三角波 12 画像濃度信号 100 感光ドラム 101 レーザドライブ回路 401 ラッチ回路 402,405 レベル変換器 403 D/Aコンバータ 404 コンパレータ 406 OSC 407 波形発生器 408 1/2分周器 500 レーザドライバ回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B41J 3/00

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画素データの濃度に対応するパルス幅変
    調信号を生成することを、少なくとも第1、第2の色成
    分に対して行ない、生成されたそれぞれのパルス幅変調
    信号でもって1記録画素が形成される区間内に前記第
    1、第2の色成分のドットを、それぞれの色成分の濃度
    に応じた大きさで形成することでカラー画像を形成する
    画像形成装置であって、 前記区間が周期的に存在するライン上において、前記区
    間の各々に前記第1、第2の色成分の画素の濃度に応じ
    た大きさのドットを形成し、かつ、1つの前記区間に着
    目した場合において、前記第1の色成分のドットの中心
    位置と前記第2の色成分のドットの中心位置とを低濃度
    域では離して配置し、濃度が高くなるに従って近づくよ
    うに配置することを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 画素データの濃度に対応するパルス幅変
    調信号を生成することを、少なくとも第1、第2の色成
    分に対して行ない、生成されたそれぞれのパルス幅変調
    信号でもって1記録画素が形成される区間内に前記第
    1、第2の色成分のドットを、それぞれの色成分の濃度
    に応じた大きさで形成することでカラー画像を形成する
    画像形成方法であって、 前記区間が周期的に存在するライン上において、前記区
    間の各々に前記第1、第2の色成分の画素の濃度に応じ
    た大きさのドットを形成し、かつ、1つの前記区間に着
    目した場合において、前記第1の色成分のドットの中心
    位置と前記第2の色成分のドットの中心位置とを低濃度
    域では離して配置し、濃度が高くなるに従って近づくよ
    うに配置することを特徴とする画像形成方法。
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