JPH06155815A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

Info

Publication number
JPH06155815A
JPH06155815A JP4308554A JP30855492A JPH06155815A JP H06155815 A JPH06155815 A JP H06155815A JP 4308554 A JP4308554 A JP 4308554A JP 30855492 A JP30855492 A JP 30855492A JP H06155815 A JPH06155815 A JP H06155815A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
image
signal
color
scanning
clock signal
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP4308554A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuo Yasuda
和夫 安田
Koichi Sawada
宏一 沢田
Yoshiyuki Ichihara
美幸 市原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Konica Minolta Inc
Original Assignee
Konica Minolta Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Konica Minolta Inc filed Critical Konica Minolta Inc
Priority to JP4308554A priority Critical patent/JPH06155815A/ja
Priority to US08/142,079 priority patent/US5374950A/en
Priority to EP93118230A priority patent/EP0598323A3/en
Publication of JPH06155815A publication Critical patent/JPH06155815A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N1/00Scanning, transmission or reproduction of documents or the like, e.g. facsimile transmission; Details thereof
    • H04N1/46Colour picture communication systems
    • H04N1/52Circuits or arrangements for halftone screening
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G15/00Apparatus for electrographic processes using a charge pattern
    • G03G15/01Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for producing multicoloured copies
    • G03G15/0105Details of unit
    • G03G15/011Details of unit for exposing
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06KGRAPHICAL DATA READING; PRESENTATION OF DATA; RECORD CARRIERS; HANDLING RECORD CARRIERS
    • G06K15/00Arrangements for producing a permanent visual presentation of the output data, e.g. computer output printers
    • G06K15/02Arrangements for producing a permanent visual presentation of the output data, e.g. computer output printers using printers
    • G06K15/12Arrangements for producing a permanent visual presentation of the output data, e.g. computer output printers using printers by photographic printing, e.g. by laser printers
    • G06K15/129Colour printing

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Optics & Photonics (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Theoretical Computer Science (AREA)
  • Multimedia (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Color Electrophotography (AREA)
  • Color, Gradation (AREA)
  • Fax Reproducing Arrangements (AREA)
  • Color Image Communication Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】カラープリント画像のハイライト領域での色再
現性を向上する。 【構成】Y (イエロー) ,M (マゼンタ) ,C (シア
ン) ,BK (黒) の各画像信号の感光体への走査開始位
置を1/4画素ずつずらすようにした。これにより、ハ
イライト領域で各色のトナー像が重ならない面積割合が
増大し、感光体に形成される潜像への付着を安定化で
き、色再現性が向上する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、カラーレーザープリン
タ等の多色像を得る画像形成装置 (電子写真装置) にお
いて、異なる色成分の現像性, 特にハイライト (低濃
度) 領域における現像性を改善する技術に関する。
【0002】
【従来の技術】カラーレーザープリンタにおける現像か
らプリントまでの行程の概要を図8〜図11に基づいて説
明する。図8において、帯電器81で帯電された感光体ド
ラム82上を、まずイエロートナー像に対応する画像信号
によって変調されたレーザー光でラスター走査して潜像
を形成し、該潜像を現像器83によりイエロートナーで現
像する。ここで、画像信号は図示しないカラースキャナ
ー (コピー機の場合は装置と一体に備わる) や、コンピ
ュータ等から供給される信号で、各トナーの色毎に1画
面のデータとして供給される。そして、上記と同様のサ
イクルをマゼンタ、シアン、ブラックのトナー毎に繰り
返して感光体ドラム82上に4色のトナー像を形成した後
に、転写極84により一括して転写紙上に転写し、分離極
85で分離、定着器86で定着することによりフルカラー画
像を得ることができる。
【0003】ここで、画像信号は多値 (8ビット=25
6階調) の信号であるため、感光体ドラム82上のドット
形成も多値で行う必要があり、そのため従来よりパルス
幅変調によるレーザーの時間変調方式が知られている。
また図9で示すように、入力される多値のデジタル画像
信号は、D/A変換器87でアナログの画像信号に変換さ
れる。その変換された信号と参照波生成回路88から発生
された参照波 (ここでは三角波) を比較器89で比較し、
得られる時間変調パルスでレーザーの点灯を制御する方
式である。その結果、感光体ドラム82上には図10に示す
ような点灯時間に応じた有限サイズのビーム走査が行わ
れサイズの異なるドットとして多値の潜像が形成され、
それがトナーで現像されることで多値の濃度記録が行わ
れる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来前記色
成分毎のドット潜像は全く重なるように印字制御されて
いたため、図11に示すようにハイライト (低濃度) 領域
の色については、短い時間変調の潜像がトナー像の上か
ら重ね打ち状態となり、重ね合わせられるトナーの付着
状態の正確な制御が難しかった。その結果、カラー画像
では重要なハイライト領域の色再現でムラが発生し易い
という問題があった。
【0005】本発明はこのような従来の問題点に鑑みな
されたもので、多色の可視像を形成する画像形成装置に
おいて、ハイライト領域のトナーの付着状態を良好なも
のとして色再現性を向上させることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】このため本発明にかかる
画像形成装置は、濃度に応じて面積階調された色成分毎
の画像信号を像担持体上に走査して潜像を形成し、該潜
像をトナーで現像する行程を一色成分毎に順次行って前
記像担持体上に多色の可視像を形成する画像形成装置に
おいて、各色成分の画像信号の走査開始位置を所定以上
の濃度領域では重なりを生じる範囲内でずらす走査開始
位置制御手段を設けた構成とした。
【0007】また、前記走査開始位置制御手段は、各色
成分の画像信号の走査開始位置を1/6 画素から1/2 画素
までの範囲内でずらすように構成してもよい。また、前
記走査開始位置制御手段は、各色の画像信号の走査開始
位置を主走査方向及び副走査方向の少なくとも一方にず
らすように構成してもよい。
【0008】
【作用】かかる構成とすれば、走査開始位置制御手段に
より色成分毎の画像信号の走査開始位置がずらされるの
で、低濃度領域においてトナー像が重ならない面積を増
大させることができ、それによって2番目以降に現像さ
れる色成分のトナーも像担持体上への付着を安定させる
ことができ、以て各色成分の付着量を高精度に制御でき
る。各トナー像のずれは充分に小さく、人間の解像力で
認識することができないので、色再現性を可及的に高め
ることができる。一方、濃度の増大に応じてトナー像の
重なりが増大するので高濃度領域の色再現性も良好に確
保できる。
【0009】また、特に各色成分の画像信号の走査開始
位置を1/6 画素から1/2 画素までの範囲内でずらすこと
により、低濃度領域と高濃度領域との色再現性をバラン
ス良く両立させることができる。その結果として、解像
力を低下させることなく、色再現が可能になる。
【0010】
【実施例】以下に本発明の実施例を図に基づいて説明す
る。図1は本発明の一実施例に係るカラーレーザープリ
ンタの概要構成を示す。構成と一連の作動の概要を説明
すると、OPC感光層を表面に塗布した像担持体として
の感光体ドラム10は一方向 (図では時計回り方向) に駆
動回転され、除電器11による除電を行って前回プリント
時の帯電を除去された後、帯電器12により周面に対し一
様に帯電され、新たなプリントに備える。
【0011】かかる一様帯電の後、像露光手段13により
画像信号に基づいた像露光が行われる。像露光手段13は
後述するレーザー光源から発光されるレーザー光をポリ
ゴンミラー131 により回転走査され、fθレンズ132 等
を経て反射ミラー133 により光路を曲げられ、予め前記
帯電がなされた感光体ドラム10の周面上に投射されドラ
ム表面に潜像が形成される 感光体ドラム10の周縁にはイエロー (Y) 、マゼンタ
(M) 、シアン (C) 、黒色 (K) 等のトナー (塗料)
とキャリア (磁性体) との混合剤で構成される現像剤を
夫々充填した現像器14が設けられていて、まず、1色目
の現像がマグネットを内蔵し現像剤を保持しつつ回転す
る現像スリーブ141 によって行われる。現像剤は、層形
成棒によって現像スリーブ141 上に所定の厚さに規制さ
れて現像域へと搬送される。感光体ドラム10と現像スリ
ーブ141 との間にはACバイアスV ACとDCバイアスV
DCとが重畳して印加される。ここで、感光体ドラム10の
露光された部分の電位 (接地電位) をVL 、露光部分以
外の帯電された感光層表面電位をVH とし、DCバイア
スの電位VDCをVH >VDC>VL が成立するように設定
することにより、ACバイアスVACによってキャリアか
ら離脱するきっかけを与えられたトナーはVDCより電位
の高いVH の部分には付着せず、VDCより電位の低い電
位VL の露光部分に付着し、顕像化され現像される。
【0012】このようにして1色目の現像が終わった
後、2色目 (例えばマゼンタ) の画像形成行程に入り、
再び感光体ドラム10が一様帯電され、2色目の画像デー
タによる潜像が像露光手段13によって形成される。3色
目 (シアン) 、4色目 (黒色)についても2色目と同様
の画像形成行程が行われ、感光体ドラム10周面上には計
4色の現像がなされる。
【0013】一方、給紙カセット21により給紙機構22に
よって給送された記録紙Pは、転写ベルト31を張架した
転写ベルト装置30によって感光体ドラム10と転写ベルト
31との間に形成されるニップ部 (転写域) 35へと給送さ
れ、感光体ドラム10周面上の多色像が一括して記録紙P
に移される。ここで、転写ベルト31の上流側保持ローラ
32の軸32aに対して高電圧が印加され、この軸32aに転
写ベルト31を挟んで対向する位置に設置された導電性ブ
ラシ34は接地されており、給送されてきた記録紙はブラ
シ34と転写ベルト31との間に進入し、ブラシ34より記録
紙Pに注入される電荷により転写ベルト31に吸引されつ
つ転写域へ進入する。感光体ドラム10より分離した記録
紙Pは、転写ベルト31を張架する下流側の保持ローラ32
の軸32bを対向電極として除電されながら転写ベルト31
から分離する。転写ベルト31に付着したトナーはクリー
ニングブレード37により除去する。尚、転写ベルト31は
多色像形成中は下流側の保持ローラ33の軸33aを回動中
心として感光体ドラム10より離間されている。
【0014】転写ベルト装置30から分離した記録紙P
は、少なくとも一方のローラ内部にヒータを有する2本
の圧着ローラで構成される定着装置23へと搬送され、該
2本の圧着ローラ間で熱と圧力とを加えられることによ
り付着トナーは溶融し、記録紙P上に定着された後、装
置外へ搬出される。転写後の感光体ドラム10周面上に残
ったトナーは除電器15により除電を受けた後、クリーニ
ング装置16に至り、感光体ドラム10に当接したクリーニ
ングブレード16aによってクリーニング装置16内に掻き
落とされ、スクリュー等により搬出後、回収ボックスへ
貯留される。クリーニング装置16により残留トナーを除
去された感光体ドラム10は除電器11による露光を受けた
後、帯電器12によって一様帯電を受け、次の画像形成サ
イクルに入る。また、前記転写ベルト31から分離されず
感光体ドラム10に巻きついて除電器15より上方に進入す
ると前記クリーニングブレード16aや電極ワイヤの破損
させたりすることがあるため、該記録紙Pの巻きつきを
検出するJAMセンサ36が前記除電器15の近傍に装着さ
れている。
【0015】次に、本発明に係る潜像の形成の構成及び
作用を図2に基づいて詳細に説明する。半導体レーザー
51から出射された画像信号によって変調された光信号
は、コリメータレンズ52で所定ビーム径の平行ビーム化
され、シリンダーレンズ53を通った後、回転するポリゴ
ンミラー131 で走査され、Fθレンズ (結像走査レン
ズ)132 と反射ミラー133 を経て感光体ドラム10上に結
像走査される。
【0016】ここで、シリンダーレンズ53はFθレンズ
132 と協働してポリゴンミラー131の各面のポリゴンモ
ーター軸方向の角度誤差によって生じる感光体ドラム10
上での副走査方向の結像位置ズレを防止してより正確な
記録位置制御ができるように機能するもので、倒れ角補
正技術として公知の技術である。Fθレンズ132 はコリ
メータレンズ52で所定ビーム径にされたビームを感光体
ドラム10上で微小ビーム径として結像する機能を有す
る。例えば、400dpi(25.4mm/400=6
3.5ミクロンピッチ) の記録密度ならば、通常は感光
体ドラム10上のビーム径は60ミクロン〜70ミクロン
程度にする。特にこの系のようにパルス幅でビームの階
調変調を行う場合には、ポリゴンミラー131による走査
方向=主走査方向は50ミクロンから60ミクロンと
し、それと直角方向=副走査方向は60ミクロンから7
0ミクロンの楕円状にすると階調制御性が高くなると共
にベタ部では副走査方向の重なりのビームによる電位の
ムラを軽減できるので有効である。また、Fθレンズ13
2 は、前記微小ビーム径として結像する機能の他に、ポ
リゴンミラー131 の回転によって走査するビームの等角
速度運動を、等直線運動に変換するためのFθ機能を有
し (走査方向の結像性能に関して、結像位置Xmmはレ
ンズの焦点距離Fmmとレンズへのビーム入射角度θの
積で決まる結像特性を有する) 、かつ、感光体ドラム10
の副走査方向には前記のシリンダーレンズ53と協働して
倒れ角補正を行うような結像特性を有する。
【0017】ポリゴンミラー131 は、ポリゴンモーター
ドライバー61によって一定の回転速度で図示矢印方向に
ポリゴンミラー131 を回転させるもので、通常は機械の
電源の通電により、回転を開始するように構成されてい
る。ポリゴンモーター54の回転速度をRrpmとし、ポ
リゴンミラー131 の面数をN面とすると、走査線は1秒
間で (R・N/60) ライン描画される。
【0018】感光体ドラム10上に投射される走査線の主
走査方向の書出し位置は、ポリゴンミラー131 の回転の
安定性や、各鏡面の分割角度 (N面体なら360/N度
の分割角度) の誤差によって、バラツキを持つため、走
査線の先端の光ビームは先端同期信号を検出するための
先端検出センサ55で位置を検出する。この検出信号は制
御部62で受信され、その信号に同期した基本クロック信
号が生成される。この基本クロック信号は画像信号の2
倍のスピードを持つクロックである。
【0019】例えば基本クロック信号は、ドット密度を
Ddpiとし、円周率をπとすると、 8・R・F・D・π/ (25.4・60) Hz のクロック周波数となる (R:ポリゴンモーター回転速
度rpm,F:Fθレンズ焦点距離mm) 基本クロック
信号は、各ライン毎に制御部62で同期生成されて主走査
位置制御回路63に送られる。この主走査位置制御回路63
は、本発明の走査開始位置制御手段を構成する。
【0020】一方、この系では、感光体ドラム10は減速
機63を介してステッピングモーター64で回転駆動されて
いる。ステッピングモーター64はステッピングモーター
ドライバ65で駆動される。ステッピングモータードライ
バ65は、前記制御部62からのパルス信号に応じてステッ
ピングモーター64をステップ駆動するように構成されて
いる。ステッピングモーター64は各種のモーターが考え
られるがここでは回転角度の制御がより精密にできる5
相ステッピングモーターを例にとって説明する。ステッ
ピングモータードライバ65はモーターを4−5相励磁し
てハーフステップ駆動するドライバを用いたとすれば、
ステッピングモータードライバ65に入力する1パルス当
りモーター軸で0.36度のステップ回転が可能にな
る。
【0021】ここで、制御部62はモーターの駆動パルス
として前記に述べた先端同期検出信号を送信するように
構成すると1ラインの先端が来るたびにモーターが0.
36度ずつ回転することになる。即ち、この構成では、
1000ライン毎にモーターが1回転するようになる。
感光体ドラム10とステッピングモーターの1パルス当り
のステップ回転角をP,減速機64の減速比をGとすると
感光体ドラム10の一回転に記録されるライン数は 360/ (P・G) ライン となる。この系のように感光体上でY,M,C,BK上
の像を重ね合わせを行う場合には、この感光体ドラム10
の1回転に記録されるライン数は整数になるように設定
することが回転に伴うラインズレを防止する上で重要な
ポイントである。
【0022】更に、ドット密度がDdpiとすれば、感
光体ドラム10に必要な周長Lは、 (360・25.4) /P・G・D) mm となる。感光体ドラム10上でY,M,C,BKのトナー
像を重ね合わせるためにはLは必要な記録紙サイズより
大きくする必要がある (例えばA3の長手方向なら41
0mm以上) 。
【0023】一つのカラー画像は、前述のようにY,
M,C,BKのトナーで再現される。制御部62は、その
色毎の画像信号を切り換えるために、2ビットの色切換
信号を出力する。例えば感光体ドラム10の第1回目の画
像記録サイクル時はYに相当する画像信号を記録するサ
イクルで、その際には00、2色目のMサイクルでは0
1、3色目のCサイクルでは10、4色目のBKサイク
ルでは11を出力する。制御部62は上記の感光体ドラム
10に記録されるライン数と等価な先端同期信号かモータ
ー駆動パルスの数をカウントすることにより、上記の例
では10000パルス毎にこの信号切換を行えば全部の
色のラインを正確に重ねて記録制御ができることにな
る。この色切換信号は当然多値の画像信号を供給する図
示しない画像信号送信手段 (例えばカラースキャナーや
プリントコントローラなど) にも送信し、色信号と記録
位置制御とが同期するように制御される。
【0024】さて、これまでの説明で、副走査方向には
図3のようなライン重ね合わせができることが判った。
次に、前述の基本クロックを使って主走査方向のドット
位置を制御する構成を説明する。この説明に関して図
4,図5及び図6を用いて説明する。図4は図2で示し
た主走査位置制御回路63の内部構成を示す。
【0025】基本クロック信号は、先端同期信号の立ち
下がりに同期して,制御部62で各ライン毎に生成される
(図6参照,1;先端同期信号, 2;基本クロック信
号)。この基本クロック信号は、前述したように、画像
信号の2倍のスピードを持った信号である。これは、本
実施例では図3に示すように色毎に1/4ドットずつ位
置をずらすためであるが、図7に示すように1/2ドッ
トずつ位置をずらす場合は、画像信号と同一のスピード
でもよい。制御部62から主走査位置制御回路63に送られ
る。また、制御部62からは、主走査位置制御回路63の回
路動作のライン方向の初期設定のために先端同期信号も
送出される。
【0026】基本クロック信号は、主走査位置制御回路
63のD−フリップフロップ63aで2分周されて2つの信
号 (図6の信号4,5) が生成される。主走査位置制御
回路63では基本クロック信号をインバータ63bで反転し
たクロック信号 (図6の信号3) も生成され、同様にD
−フリップフロップ63cで該反転クロック信号を2分周
した2つの信号 (図6の信号6,7) が生成される。D
−フリップフロップ63a,63cは、先端同期信号でリセ
ットするように構成することで、先端同期信号の立ち下
がりからいつも同じクロック分周動作ができるようにな
っている。
【0027】上記のようにして分周されたクロック信号
4,5,6,7はセレクタ回路63dの入力端子A〜Dに
入力され、前述の色切換信号に応じてそのうちの一つが
選択され、出力端子Qより画像クロック信号として出力
される。また、同時に色切換信号が前記セレクタ回路63
dの入力端子S1,S2に入力され、前述のように印字
ドットの位置をY,M,C,BKの並びでずらすために
は、Yの記録時は (切換信号00の時) は画像クロック
信号としてクロック信号5が選択され、Mの記録時 (切
換信号01の時) はクロック信号7、Cの記録時(切換
信号10の時) はクロック信号4、BKの記録時 (切換
信号11の時) はクロック信号6が選択されるようにセ
レクタ回路63dは構成されている。
【0028】このようにして選択された各クロック信号
4〜7は画像クロック信号として図2に示したパルス幅
変調回路67と、多値の画像信号をこの回路67に送信して
くる図示しないカラースキャナやプリントコントローラ
などに送られる。図5は前記パルス幅変調回路67の内部
構成を示す。図示のように、パルス幅変調回路67は、D
/A変換器67aと参照波生成回路67bと比較器67cとか
ら構成されている。
【0029】主走査位置制御回路63から送られる画像ク
ロックはD/A変換器67aと参照波生成回路67bに入力
される。参照波生成回路67bは、よく知られた反転出力
型の積分回路で構成されるもので、入力された画像クロ
ック信号を積分して三角波信号を生成する。該生成され
た三角波信号と画像クロック信号との関係は図6に示す
関係になるように積分回路を構成してある。即ち、画像
クロック信号4が入力すると三角波信号8が得られ、同
様に画像クロック信号5に対しては三角波信号9、画像
クロック信号6に対しては三角波信号10、画像クロック
信号7に対しては三角波信号11が夫々得られる関係であ
る。
【0030】また、先端同期信号が入力している間の積
分動作を停止させるために、主走査位置制御回路63を経
由して先端同期信号が供給されており、この信号を用い
て先端同期信号の間の参照波生成回路の積分動作を停止
するように制御している。画像クロック信号は前述のよ
うに、多値の画像信号を出力するカラースキャナやプリ
ントコントローラなどの装置にも供給されているが、こ
の画像信号を出力する装置は、前記画像クロック信号の
立ち上がりに同期して多値の画像信号を供給するように
構成されている。即ち、図6でクロック信号4にの立ち
上がりに同期して画像信号12が送信され、同様に、クロ
ック信号5に対しては画像信号13、クロック信号6に対
しては画像信号15が各タイミングで送信される。この多
値の画像信号は、前記パルス幅変調回路67のD/A変換
器67aに色毎の濃度を示すデータとして与えられる。
【0031】D/A変換器67aにも画像クロック信号が
供給されており、D/A変換器67aはこのクロックの立
ち下がりに同期して瞬時にデジタル画像データをアナロ
グの画像データに変換するように構成されている。即
ち、図6で示すと、クロック信号4に対して画像信号12
が得られ、該画像信号12の立ち下がりで変換したアナロ
グ出力17が得られる。同様にしてクロック信号5には画
像信号13,アナログ出力17、クロック信号6には画像信
号14,アナログ出力18、クロック信号7には画像信号1
5,アナログ出力19が夫々対応して得られる。
【0032】このようにタイミングを管理すると、前記
アナログ画像信号16,17,18,19は比較器67cで三角波
信号8,9,10,11と比較され、その結果としてパルス
幅変調信号20,21,22,23が得られる。例えば、Y信号
ではクロック信号5が選択されてパルス幅変調回路67に
供給されることで、一番位相の早いパルス幅変調信号23
が得られ、C信号ではクロック信号4が選択されその次
に位相の早いパルス幅変調信号22が生成されることとな
る。
【0033】上記のようにして生成されたパルス幅変調
信号20,21,22,23は、図2に示したレーザー駆動回路
68に送られる。レーザー駆動回路68はパルス幅に応じて
レーザーを変調する駆動電流をON/OFF制御する回
路であり、このON/OFFされた電流信号がレーザー
駆動信号である。この駆動回路68では、レーザーを駆動
する電流値は予め半導体レーザー51のモニターダイオー
ドの信号を使ってレーザーをONした時に一定の光出力
が得られるように周知のAPC回路 (オートパワーコン
トロール回路) を使って光出力を安定化している。
【0034】かかる構成により、図3に示すようにY,
M,C,BKを順次書出し位置を1/4ドットずつ、つ
まり1/4画素ずつずらした記録位置制御行うことがで
きる。そして、このように各色の画像信号の書出し位置
をずらすことにより、画素毎のドット面積の小さいハイ
ライト (低濃度) 領域において、各色のトナーの重なら
ない面積割合を充分大きくすることができるため、各ト
ナーを付着させる潜像のポテンシャルを大きく確保する
ことができ、以て充分な付着強度を確保できる。特に、
低濃度であるほどトナー相互を重ねて付着することが困
難となるが、本発明では低濃度であるほど重ならない割
合が増大して付着しやすくなる。一方、ハイライト領域
では主走査方向のライン長が10〜20μm程度となるのに
対し、人間の目の解像力は40μm程度であるから各色の
位置ズレは認識されず、合成された色として感じとるこ
とができる。
【0035】したがって、従来のトナー相互を完全に重
ねる方式のように、ハイライト領域で1色目のトナー付
着により、潜像ポテンシャルの低下することによって2
色目以降に重なるトナーが付着が安定しないのに比較し
て、各色のトナー付着量を高精度でかつ色毎の精度を均
一化することができることにより、色再現性を大幅に改
善することができる。尚、高濃度領域では、現像する面
積の絶対量が大きく、従ってラインの現像とは異なり、
充分な付着力が得られるので問題なく、従来同様良好な
色再現性を確保できる。
【0036】以上示した実施例では、各色のトナーを主
走査方向のみにずらすものであったが、副走査方向にず
らすこともできる。以下に、主走査方向及び副走査方向
にずらした実施例について説明する。図5は、かかる実
施例による各色の形成状態を示す。図において、YとC
及びMとBKを夫々主走査方向に1/2ドットずらして
記録する一方、Y,CとM,BKとは副走査が行われる
毎に交互に記録されるようになっている。つまり、画素
でいえば、主走査方向及び副走査方向に対して夫々1/
2画素ずつずらしたものである。
【0037】本実施例のハードウエアの構成は、前記実
施例と同様であるので、同図を用いて説明する。即ち、
本実施例においては、図2における制御部62は図示点線
で示すように、多値画像信号を出力する画像信号送信装
置 (カラースキャナやプリントコントローラなど) に副
走査制御信号を出力する。ここで、副走査制御信号と
は、Y,CとM,BKとを副走査方向にずらすために必
要となる信号であり、前述の先端同期信号をカウントし
て例えば偶数ラインの際には1、奇数ラインの際には0
と判別して出力する信号である。
【0038】即ち、奇数ラインではY,C、偶数ライン
ではM,BKがアクティブになればばよいから、画像信
号送信装置は、前記副走査制御信号を入力して奇数ライ
ンと偶数ラインとを判別し、奇数ラインのときはY,C
画像信号のみをドット記録し、M,BK画像信号につい
ては記録しないようなデータ (例えば00) を送信し、
同様に偶数ラインのときはM,BK画像信号のみをドッ
ト記録し、Y,C画像信号については記録しないような
データを送信するように構成すればよい。尚、かかるラ
イン判別をを図2のパルス幅変調回路67の直前で行って
もよい (主走査位置制御回路63で行うか、その後段にラ
インセレクタを別に設ける) ことはいうまでもない。
【0039】更に、本実施例では主走査方向にも1/2
ドットずつずらして記録するため、図4におけるセレク
タ回路63dの構成を変えて、色切換信号がY信号 (0
0) 又はM信号(01)であるときはクロック信号5を
選択し、色切換信号がC (10)またはBK (11)で
あるときはクロック信号4が選択されるように制御すれ
ばよい。
【0040】本実施例のように各色毎に1/2画素ずつ
ずらしたものでは、1/4画素ずつずらした前記第1の
実施例に比較すると、画像信号データを半分に間引いて
記録することになるため解像度は1/2となるが、ハイ
ライト領域における各色のトナーの付着をよりコントロ
ールしやすくなる。したがって、解像度等の要求に応じ
て適宜ずらし方向を選択すればよい。
【0041】
【発明の効果】以上説明してきたように本発明によれ
ば、低濃度領域において各色成分トナーの像担持体上へ
の付着を安定させて付着量を高精度に制御することがで
き、色再現性を可及的に高めることができる。また、各
色成分の画像信号の走査開始位置を1/6 画素から1/2 画
素までの範囲内でずらすことにより、低濃度領域と高濃
度領域との色再現性をバランス良く両立させることがで
きる。
【0042】また、副走査方向の場合、従来では次の走
査ラインの重なり度合いにより、ポテンシャルの変動に
て、ビームの重なった部分に選択的にトナーが付着し、
鋭い線になっていたが、そういう場合も、副走査方向に
ずらすことによって、ハイライト部でのビームの重なり
を防止できるので、画像ノイズ軽減に対しても効果があ
る。必要度合いに応じて、主副走査方向にずらす方式を
用いてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例に係るカラーレーザープ
リンタの全体構成を示す断面図
【図2】同上プリンタの概要構成を示す斜視図
【図3】同上プリンタによる各色成分のトナー像の状態
を示すタイムチャート
【図4】同上プリンタの主走査位置制御回路の構成を示
す回路図
【図5】同上プリンタのパルス幅変調回路の構成を示す
回路図
【図6】同上プリンタの各回路に入出力される信号状態
を示すタイムチャート
【図7】本発明の第2の実施例による各色成分のトナー
像の状態を示すタイムチャート
【図8】従来一般的なカラーレーザープリンタの概要構
成を示す断面図
【図9】同上プリンタのパルス幅変調回路の構成を示す
回路図
【図10】同上プリンタの各部に入出力される信号状態を
示すタイムチャート
【図11】同上プリンタによる各色成分のトナー像の状態
を示すタイムチャート
【符号の説明】
10 感光体ドラム 62 制御部 63 主走査位置制御回路 63a,63c D−フリップフロップ 63b インパータ 63d セレクタ回路 67 パルス幅変調回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04N 1/46 9068−5C

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】濃度に応じて面積階調された色成分毎の画
    像信号を像担持体上に走査して潜像を形成し、該潜像を
    トナーで現像する行程を一色成分毎に順次行って前記像
    担持体上に多色の可視像を形成する画像形成装置におい
    て、各色成分の画像信号の走査開始位置を所定以上の濃
    度領域では重なりを生じる範囲内でずらす走査開始位置
    制御手段を設けたことを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】前記走査開始位置制御手段は、各色成分の
    画像信号の走査開始位置を1/6 画素から1/2 画素までの
    範囲内でずらすことを特徴とする請求項1に記載の画像
    形成装置。
  3. 【請求項3】前記走査開始位置制御手段は、各色の画像
    信号の走査開始位置を主走査方向及び副走査方向の少な
    くとも一方にずらしてなる請求項1又は2に記載の画像
    形成装置。
JP4308554A 1992-11-18 1992-11-18 画像形成装置 Pending JPH06155815A (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4308554A JPH06155815A (ja) 1992-11-18 1992-11-18 画像形成装置
US08/142,079 US5374950A (en) 1992-11-18 1993-10-28 Image forming apparatus to provide multicolor images
EP93118230A EP0598323A3 (en) 1992-11-18 1993-11-10 Image forming apparatus for multi-color images.

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4308554A JPH06155815A (ja) 1992-11-18 1992-11-18 画像形成装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH06155815A true JPH06155815A (ja) 1994-06-03

Family

ID=17982434

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4308554A Pending JPH06155815A (ja) 1992-11-18 1992-11-18 画像形成装置

Country Status (3)

Country Link
US (1) US5374950A (ja)
EP (1) EP0598323A3 (ja)
JP (1) JPH06155815A (ja)

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3471832B2 (ja) * 1992-11-06 2003-12-02 キヤノン株式会社 画像形成装置及び方法
KR100223008B1 (ko) * 1997-05-13 1999-10-01 윤종용 전자사진 장치의 농도제어 방법 및 장치
JP4659182B2 (ja) * 2000-07-13 2011-03-30 キヤノン株式会社 画像形成装置
US20020164181A1 (en) * 2001-05-01 2002-11-07 Parker Kenneth O. System, method and computer program product for generating a desirable image density using a plurality of image layers

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61199380A (ja) * 1985-02-28 1986-09-03 Konishiroku Photo Ind Co Ltd 像形成方法及びその装置
EP0204094B2 (en) * 1985-03-30 1998-08-19 Hitachi, Ltd. Scanning recording type printing method and apparatus for realizing the same
JPS6365458A (ja) * 1986-09-08 1988-03-24 Konica Corp 多色像形成方法
DE3787870T2 (de) * 1986-11-20 1994-02-17 Konishiroku Photo Ind Farbabbildungsgerät.
EP0959615B1 (en) * 1990-01-19 2005-03-16 Canon Kabushiki Kaisha Color image processing apparatus
US5266997A (en) * 1991-06-26 1993-11-30 Kabushiki Kaisha Toshiba Electrophotographic image forming apparatus including means for correcting density drift

Also Published As

Publication number Publication date
EP0598323A2 (en) 1994-05-25
US5374950A (en) 1994-12-20
EP0598323A3 (en) 1995-01-04

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20010024579A1 (en) Potential controlling method and potential controller of image forming apparatus
JPH09318895A (ja) 画像形成装置
JPH06155815A (ja) 画像形成装置
US5638191A (en) Image forming apparatus
JP2000318211A (ja) 画像形成装置
JPH06295114A (ja) カラー画像形成装置
JP2746925B2 (ja) 画像形成装置
JPH05150607A (ja) カラー画像形成装置
JPH09290534A (ja) 多色画像記録装置
JP3451643B2 (ja) カラー画像形成装置
JPH07212604A (ja) 画像形成装置
JP3333360B2 (ja) 画像形成方法
JP3007845B2 (ja) カラー電子写真装置
JPH05150606A (ja) カラー画像形成装置
JPH07199580A (ja) カラー画像形成装置
JP3204049B2 (ja) 多色画像形成装置
JP2991531B2 (ja) カラー画像形成装置
JPH0671948A (ja) カラー画像形成装置
JPH07209966A (ja) 画像形成装置
JP2815015B2 (ja) カラー画像形成装置
JPH0535059A (ja) 画像形成装置
JPS63170611A (ja) 情報記録用光学系
JPH06105128A (ja) カラー画像形成装置
JP2006035553A (ja) 画像形成装置、画像形成方法およびデータ制御装置
JPH09160337A (ja) カラー画像記録方法