JPH06120781A - フリップフロップ - Google Patents

フリップフロップ

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Publication number
JPH06120781A
JPH06120781A JP4270351A JP27035192A JPH06120781A JP H06120781 A JPH06120781 A JP H06120781A JP 4270351 A JP4270351 A JP 4270351A JP 27035192 A JP27035192 A JP 27035192A JP H06120781 A JPH06120781 A JP H06120781A
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JP
Japan
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flip
flop
input signal
state
input
Prior art date
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Application number
JP4270351A
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English (en)
Inventor
Takashi Ueda
隆 植田
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JFE Steel Corp
Original Assignee
Kawasaki Steel Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Kawasaki Steel Corp filed Critical Kawasaki Steel Corp
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Publication of JPH06120781A publication Critical patent/JPH06120781A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 消費電力の低減を図る。 【構成】 論理ゲートG200、G202、G204及
びG232にて、マスターラッチが構成されている。論
理ゲートG233、G212、G214及びG234に
て、スレーブラッチが構成されている。又、論理ゲート
G226a 及びG228にて、クロック信号CKが、フ
リップフロップの各部に分配されている。クリア入力信
号CLバーがL状態となると、フリップフロップにはL
状態が強制設定される。このとき、前記クロック信号C
Kの分配が停止される。従って、前記クリア入力信号C
Lの入力時の前記クロック信号CKの変化による不必要
な消費電力を削減することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、入力されるクロック信
号に同期してデータ入力信号に従った論理状態に変化す
ると共に、強制設定入力信号の入力時には、前記クロッ
ク信号及び前記データ入力信号に拘らず、前記論理状態
を所定状態に強制設定するフリップフロップに係り、あ
るいは、データ入力信号の入力時には、これに従った論
理状態に変化すると共に、強制設定入力信号の入力時に
は、前記データ入力信号に拘らず、前記論理状態を所定
状態に強制設定するフリップフロップに係り、その消費
電力を低減することができるフリップフロップに関す
る。
【0002】
【従来の技術】電子機器の集積回路化は、電子機器全体
の大きさを小型化することができるだけでなく、電子機
器の信頼性の向上や消費電力の低減などの多くの利点を
有している。又、近年では、従来アナログ回路にて構成
された電子機器のデジタル回路化が進んでいる。デジタ
ル論理演算を行う論理回路は、組合せ回路と、順序回路
とに大別することができる。前記組合せ回路は、現在の
入力のみで所定の論理演算を行い、この論理演算結果を
出力するというものである。一方、前記順序回路は、出
力を現在の入力のみでは定めず、入力や該順序回路の過
去の履歴に依存して定めるものである。
【0003】前記順序回路は、その入力の過去の履歴や
当該順序回路の過去の履歴を記憶する手段、即ちフリッ
プフロップを備えている。ある程度複雑な、一般的な論
理回路は、ほとんど前記順序回路となっている。従っ
て、一般的な論理回路には、フリップフロップが多く用
いられている。前記組合せ回路となっているものは、メ
モリのアドレスデコーダなど、比較的簡単なものに多
い。又、該フリップフロップには、様々な形態のものが
用いられており、それぞれ特徴を有している。
【0004】以下、後述する本願の発明の特徴をより明
らかにするため、回路例を用いながら、従来のフリップ
フロップをより詳細に説明する。
【0005】図7は、従来から用いられているマスタス
レーブDフリップフロップの一例の回路図である。
【0006】この図7において、論理ゲートG100、
G102、G104及びG132にて、マスターラッチ
が構成されている。一方、論理ゲートG133、G11
2、G114及びG134にて、スレーブラッチが構成
されている。該スレーブラッチからは、論理ゲートG1
22を介して出力Qが出力され、論理ゲートG124を
介して出力QNが出力される。又、当該マスタスレーブ
Dフリップフロップの各部には、論理ゲートG126及
びG128にてクロックCKから生成されるクロックΦ
及びクロックΦバーが供給される。
【0007】この図7に示されるマスタスレーブDフリ
ップフロップは、前記クロックCKのポジティブエッジ
にデータ入力信号Dの論理状態を記憶すると共に、該記
憶されている論理状態を出力Qとして出力すると共に、
該論理状態を反転させたものを出力Qとして出力する。
【0008】前記マスターラッチにおいて、前記論理ゲ
ートG100は、前記クロックCKがL状態のときに、
前記データ入力信号Dの論理状態を反転させたものを出
力する。又、該論理ゲートG100は、前記クロック信
号CKがH状態のときには、その出力はハイインピーダ
ンスとなる。又、当該マスターラッチにおいて、インバ
ータゲートである前記論理ゲートG102及びG104
にて、前記論理ゲートG100を介して入力された前記
データ入力信号Dが記憶される。なお、前記論理ゲート
G132は、トランスファゲートである。該論理ゲート
G132は、前記クロック信号CKがH状態のときにオ
ンとなり、L状態のときにオフとなる。
【0009】次に、前記スレーブラッチにおいて、前記
論理ゲートG133は、トランスファゲートとなってい
る。該論理ゲートG133は、前記クロック信号CKが
H状態のときにオンとなり、L状態のときにオフとな
る。又、当該スレーブラッチにおいて、前記論理ゲート
G133を介して入力される前記マスターラッチの出力
は、インバータゲートである前記論理ゲートG112及
びG114にて記憶される。なお、前記論理ゲートG1
34は、トランスファゲートである。該論理ゲートG1
34は、前記クロック信号CKがL状態のときにオンと
なり、H状態のときにオフとなる。
【0010】この図7に示されるようなマスタスレーブ
Dフリップフロップによれば、その入力とその出力に関
してフリップフロップを多数段接続したときに生ずる、
いわゆるレーシングという誤動作を確実に防止すること
が可能である。なお、この図7に示されるマスタスレー
ブDフリップフロップの論理は、該図7の真理値表に示
される通りである。
【0011】図8は、従来から用いられているクリア信
号入力付マスタスレーブDフリップフロップの一例の回
路図である。
【0012】この図8においては、クロック信号CKの
ポジティブエッジに、データ入力信号Dの論理状態を記
憶すると共に、該記憶内容を出力Qとして出力し、又、
該論理状態を反転させたものを出力QNとして出力す
る。又、該マスタスレーブDフリップフロップは、クリ
ア入力信号CLバーを有している。該クリア入力信号C
LバーがL状態となると、前記データ入力信号Dや前記
クロック信号CKに拘らず、記憶されている論理状態及
び前記出力QがいずれもL状態となり、前記出力QNは
H状態となる。
【0013】前記図8に示されるマスタスレーブDフリ
ップフロップにおいて、論理ゲートG200、G20
2、G204及びG232にてマスターラッチが構成さ
れている。又、該マスタスレーブDフリップフロップに
おいて、論理ゲートG233、G212、G214及び
G234にてスレーブラッチが構成されている。該スレ
ーブラッチに記憶されている論理状態は、前記出力Qと
して出力され、該論理状態の反転したものは前記出力Q
Nとして出力される。又、入力される前記クロック信号
CKから論理ゲートG226及びG228によって、ク
ロック信号Φ、及び、クロック信号Φバーが生成され
る。該クロック信号φバーは、前記クロック信号CKや
前記クロック信号Φと位相が180°異なる。これらク
ロック信号Φ及びΦバーは、当該マスタスレーブDフリ
ップフロップの各部へと分配される。
【0014】なお、この図8に示される前記マスタスレ
ーブDフリップフロップの論理は、該図8の真理値表に
示される通りである。
【0015】図9は、従来から用いられているプリセッ
ト入力付マスタスレーブDフリップフロップの一例の回
路図である。
【0016】この図9に示されるマスタスレーブDフリ
ップフロップは、入力されるクロック信号CKのポジテ
ィブエッジに、このとき入力されているデータ入力信号
Dの論理状態を記憶する。又、該マスタスレーブDフリ
ップフロップは、プリセット入力信号PRバーを入力す
る。該プリセット入力信号PRバーがL状態となると、
前記データ入力信号D及び前記クロック信号CKに拘ら
ず、記憶されている前記論理状態が強制的にH状態とな
る。従って、このときには、前記出力QがH状態とな
り、前記出力QNがL状態となる。
【0017】この図9に示されるマスタスレーブDフリ
ップフロップにおいて、論理ゲートG300、G30
2、G304及びG332にて、マスターラッチが構成
されている。又、論理ゲートG333、G312、G3
14及びG334にて、スレーブラッチが構成されてい
る。該スレーブラッチで記憶されている論理状態は、論
理ゲートG322及びG324によって、前記出力Qあ
るいは前記出力QNとして出力される。又、入力されて
いる前記クロック信号CKから、論理ゲートG326及
びG328にてクロック信号Φが生成される。又、前記
論理ゲートG326によって、前記クロック信号CK及
び前記クロック信号Φと位相が180°異なる、クロッ
ク信号Φバーが生成される。これらクロック信号Φ及び
Φバーは、当該マスタスレーブDフリップフロップの各
部へと分配される。なお、この図9に示されるマスタス
レーブDフリップフロップの論理内容は、該図9の真理
値表に示される通りである。
【0018】図10は、従来から用いられているクリア
入力及びプリセット入力付マスタスレーブDフリップフ
ロップの一例の回路図である。
【0019】この図10に示されるマスタスレーブDフ
リップフロップは、これに入力されるクロック信号CK
のポジティブエッジに、これに入力されるデータ入力信
号Dの論理状態を記憶する。又、当該マスタスレーブD
フリップフロップに入力されるプリセット入力信号PR
バーがL状態となると、前記データ入力信号Dや前記ク
ロック信号CKに拘らず、これに記憶されている前記論
理状態が強制的にH状態となる。又、当該マスタスレー
ブDフリップフロップに入力されているクリア入力信号
CLバーがL状態となると、前記データ入力信号D、前
記クロック信号CK更には前記プリセット入力信号PR
バーに拘らず、これに記憶されている前記論理状態が強
制的にL状態となる。なお、この図10に示される前記
マスタスレーブDフリップフロップの論理は、当該図1
0の真理値表に示される通りである。
【0020】この図10に示される前記マスタスレーブ
Dフリップフロップにおいて、論理ゲートG400、G
402、G404及びG432にて、マスターラッチが
構成されている。又、論理ゲートG433、G412、
G414及びG434にて、スレーブラッチが構成され
ている。該スレーブラッチに記憶されている論理状態
は、論理ゲートG422及びG423及びG424を介
して、出力Qとして出力される。又、該論理状態を反転
させたものが、出力QNとして出力される。又、当該マ
スタスレーブDフリップフロップに入力される前記クロ
ック信号CKから、論理ゲートG426及びG428に
よって、クロック信号Φが生成される。又、前記論理ゲ
ートG426にて、前記クロック信号CK及び前記クロ
ック信号Φと位相が180°異なるクロック信号Φバー
が生成される。又、前記クリア入力信号CLバーの入力
に、論理ゲートG440が用いられててる。前記プリセ
ット入力信号PRバーの入力に、論理ゲートG442が
用いられている。
【0021】
【発明が達成しようとする課題】前記図7〜図10を用
いて前述したマスタスレーブDフリップフロップなど、
前述した順序回路にて数多く用いられている様々なフリ
ップフロップにおいては、その消費電力の低減が共通の
課題である。
【0022】論理回路のCMOS(complementary meta
l oxide semiconductor )化によって、消費電力が低減
されている。又、ラップトップコンピュータなどの携帯
型装置の実用化にあたっては、消費電力をより低減する
ことが課題となっている。更に、半導体集積回路の集積
度の向上に伴って、1チップ当りのジュール熱による発
熱量も問題となっており、この点でも消費電力の低減は
重要な課題となっている。
【0023】本発明は、前記従来の問題点を解決するべ
く成されたもので、その消費電力を低減することができ
るフリップフロップを提供することを目的とする。
【0024】
【課題を達成するための手段】本願の第1発明のフリッ
プフロップは、入力されるクロック信号に同期してデー
タ入力信号に従った論理状態に変化すると共に、強制設
定入力信号の入力時には、前記クロック信号及び前記デ
ータ入力信号に拘らず、前記論理状態を所定状態に強制
設定するフリップフロップにおいて、前記強制設定入力
信号の入力時には、前記クロック信号の、当該フリップ
フロップ内での分配範囲を縮小するクロック分配停止回
路を備えたことにより、前記課題を達成したものであ
る。
【0025】又、本願の第2発明のフリップフロップ
は、データ入力信号の入力時には、これに従った論理状
態に変化すると共に、強制設定入力信号の入力時には、
前記データ入力信号に拘らず、前記論理状態を所定状態
に強制設定するフリップフロップにおいて、前記強制設
定入力信号の入力時には、前記データ入力信号の、当該
フリップフロップ内での分配範囲を縮小するデータ入力
分配停止回路を備えたことにより、前記課題を達成した
ものである。
【0026】又、前記第2発明のフリップフロップにお
いて、前記データ入力分配停止回路の少なくとも一部の
回路と、前記強制設定を行う回路の少なくとも一部の回
路とを、複合的に構成することにより、同じく前記課題
を達成すると共に、用いる回路素子の数を低減したもの
である。
【0027】
【作用】本発明は、フリップフロップのうち、特に、強
制設定入力信号を入力しているフリップフロップに着目
して成されたものである。該強制設定入力信号は、例え
ば、前記図8に示される前述のマスタスレーブDフリッ
プフロップや、前記図10に示される前述のマスタスレ
ーブDフリップフロップの、前述のクリア入力信号CL
バーなどである。あるいは、前記図9の前述マスタスレ
ーブDフリップフロップや、前記図10の前述のマスタ
スレーブDフリップフロップの、前述のプリセット入力
信号PRバーなどである。
【0028】本発明は、このような強制設定入力信号を
具体的に限定するものではなく、前記データ入力信号に
拘らず、そのフリップフロップに記憶される前記論理状
態を所定状態、例えばH状態やL状態に強制設定するた
めの入力であればよい。又、該強制設定入力信号は、前
記第1発明については、前記データ入力信号と前記クロ
ック信号とに拘らず、そのフリップフロップに記憶され
る前記論理状態を所定状態に強制設定するための入力で
あればよい。
【0029】前記第1発明のフリップフロップは、その
消費電力の低減のために、前記強制設定入力信号の入力
時には、前記クロック信号の、当該フリップフロップ内
での分配範囲を縮小するクロック分配停止回路を備えて
いる。該クロック分配停止回路にてその分配範囲が縮小
されるクロック信号は、例えば、前記図8〜前記図10
に示されるそれぞれのマスタスレーブDフリップフロッ
プにおける、前記クロック信号CKや、前記クロック信
号Φや、前記クロック信号Φバーなどである。
【0030】前記強制設定入力信号の入力時には、その
フリップフロップに記憶される論理状態は、所定状態に
強制設定される。このとき、前記クロック信号が入力さ
れても、このように記憶されている論理状態は変化しな
い。しかしながら、該クロック信号が入力されることに
よって、そのフリップフロップ中のある回路部分の論理
状態が無意味に変化してしまうことがある。このよう
に、その論理状態が無意味に変化してしまうと、その変
化時に不必要な消費電力が発生してしまう。本願の第1
発明は、この点に着目して成されたものであって、前記
強制設定入力信号の入力時に、前記クロック信号の分配
範囲を縮小することによって、このような不必要な消費
電力を低減することが可能である。
【0031】なお、本第1発明のフリップフロップを用
いる回路を、本第1発明は特に限定するものではない。
しかしながら、本第1発明が適用されたフリップフロッ
プは、前記強制設定入力信号の入力時に、前記クロック
信号のその論理状態が頻繁に変化する回路部分に用いた
場合、本第1発明を適用したことによるその消費電力の
低減効果がより大きくなる。
【0032】一方、前記第2発明のフリップフロップに
おいては、その消費電力を低減するために、前記強制設
定入力信号の入力時には、前記データ入力信号の、当該
フリップフロップ内での分配範囲を縮小するデータ入力
分配停止回路を備えるようにしている。当該第2発明の
フリップフロップにおいて、前記データ入力信号は、前
記図8〜前記図10を用いて前述したそれぞれの前記マ
スタスレーブDフリップフロップにおける、前記データ
入力信号Dなどである。
【0033】前述のように前記強制設定入力信号の入力
時には、前記データ入力信号に拘らず、そのフリップフ
ロップに記憶されている前記論理状態は所定状態に強制
設定され続ける。このような前記強制設定入力信号の入
力時に、前記データ入力信号が変化しても、そのフリッ
プフロップ内で記憶されている前記論理状態が変化しな
い。これにも拘らず、この時、そのフリップフロップ中
のある回路部分が無意味に動作してしまうことがある。
このように、ある回路部分が無意味に動作してしまう
と、その回路部分の論理状態の変化時などに、不必要な
消費電力が発生してしまう。
【0034】本第2発明では、このような不必要な消費
電力に着目して成されたものである。本第2発明では、
前述のような前記データ入力分配停止回路を備え、この
ように無意味にある回路部分が動作してしまう恐れがあ
る場合には、前記データ入力信号のそのフリップフロッ
プ内での分配範囲を縮小している。前記データ入力信号
が分配されなければ、その回路部分は一定の論理状態の
定常状態を保ち、不必要な消費電力を発生しない。従っ
て、本第2発明によれば、フリップフロップ全体での消
費電力の低減を図ることが可能である。
【0035】本第2発明のフリップフロップを用いる回
路を、本第2発明は特に限定するものではない。しかし
ながら、前記強制設定入力信号の入力時にも、前記デー
タ入力信号のその論理状態が頻繁に変化するような回路
部分に、本第2発明が適用されたフリップフロップを用
いるようにした場合には、本第2発明を適用したことに
よる消費電力の低減の効果はより大きくなる。
【0036】なお、本第2発明はこれに限定されるもの
ではないが、前記データ入力分配停止回路の少なくとも
一部の回路と、前記強制設定入力信号に従って前述のよ
うな強制設定を行う回路の少なくとも一部の回路とを、
複合的に構成してもよい。本願の発明者は、本第2発明
の前記データ入力分配停止回路が、前記強制設定を行う
回路の近傍にて構成することができることに着目してい
る。又、後述する本願発明の第3実施例及び第4実施例
の如く、前記データ入力分配停止回路の少なくとも一部
の回路と、前記強制設定を行う回路の少なくとも一部の
回路とを複合的に構成したマスタスレーブDフリップフ
ロップの回路を見出している。このように、複合的に構
成することによって、用いる回路素子の数を減少するこ
とができ、例えば、集積度の向上などを図ることが可能
である。
【0037】
【実施例】以下、図を用いて本発明の実施例を詳細に説
明する。
【0038】図1は、前記第1発明が適用された第1実
施例のクリア入力付マスタスレーブDフリップフロップ
の回路図である。
【0039】この図1に示される前記第1実施例のマス
タスレーブDフリップフロップは、前記図8を用いて前
述した従来から用いられているクリア入力付マスタスレ
ーブDフリップフロップに、前記第1発明を適用したも
のである。前記図8に示されるものに比べ、この図1に
示されるマスタスレーブDフリップフロップは、前記論
理ゲートG226が論理ゲートG226a に変更されて
いる。即ち、前記図8に示されるインバータゲートであ
る前記論理ゲートG226が、この図1に示されるNA
NDゲートである前記論理ゲートG226a に変更され
ている。この図1の前記第1実施例において、前記第1
発明における前記クロック分配停止回路は、この論理ゲ
ートG226a となっている。
【0040】この図1に示される前記第1発明におい
て、前記クリア入力信号CLバーが入力されると、即
ち、該クリア入力信号CLバーがL状態となると、前記
論理ゲートG226a の出力は、前記クロック信号CK
に拘らず、常にH状態となる。従って、前記クリア入力
信号CLバーの入力時には、前記クロック信号Φは常に
L状態となり、前記クロック信号Φバーは常にH状態と
なる。従って、これらクロック信号Φあるいはクロック
信号Φバーを入力している回路部分、例えば論理ゲート
G200及びG232〜234は、前記クロック信号C
Kの変化にも拘らず、常に定常状態であり、その論理状
態が変化することはない。
【0041】従って、前記クリア入力信号CLバーの入
力時に、前記クロック信号CKのその論理状態が変化す
る場合には、本第1実施例によれば、前記図8に示され
るマスタスレーブDフリップフロップに比べ、その消費
電力を低減することが可能である。
【0042】図2は、前記第2発明が適用された第2実
施例のクリア入力付マスタスレーブDフリップフロップ
の回路図である。
【0043】この図2に示される前記第2実施例のフリ
ップフロップは、前記図8に示される前述のクリア入力
付マスタスレーブDフリップフロップにおいて、前記第
2発明を適用したものである。この図2に示される前記
第2実施例は、前記図8に示される前述のマスタスレー
ブDフリップフロップにおける前記論理ゲートG200
が、論理ゲートG200a に変更されたものである。即
ち、前記図8に示されるトライステートインバータゲー
トである前記論理ゲートG200が、この図2に示され
るトライステートNANDゲートである前記論理ゲート
G200a に変更されたものである。
【0044】図3は、前記第2実施例に用いられるトラ
イステートNANDゲートの回路図である。
【0045】この図3に示されるように、前記図2に示
される前記第2実施例に用いられる前記論理ゲートG2
00a は、PチャネルMOS(metal oxide semiconduc
tor)トランジスタTP10〜TP12と、Nチャネル
MOSトランジスタTN10〜TN12にて構成されて
いる。
【0046】前記PチャネルMOSトランジスタTP1
0及びTP11は、それぞれのソース及びドレンに関し
て並列に接続されている。又、これらPチャネルMOS
トランジスタTP10及びTP11の、ソースは電源V
DDに接続され、ドレンは前記PチャネルMOSトラン
ジスタTP12のソースに接続されている。又、前記P
チャネルMOSトランジスタTP10のゲートには、前
記データ入力信号Dが入力される。一方、前記Pチャネ
ルMOSトランジスタTP11のゲートには、前記クリ
ア入力信号CLバーが入力される。
【0047】前記PチャネルMOSトランジスタTP1
2のドレンは、前記NチャネルMOSトランジスタTN
10のドレン及び出力OUTに接続されている。従っ
て、前記NチャネルMOSトランジスタTN10のドレ
ンは、前記PチャネルMOSトランジスタTP12のド
レン及び前記出力OUTに接続されていることとなる。
該NチャネルMOSトランジスタTN10のソースと、
前記NチャネルMOSトランジスタTN11のドレンと
は接続されている。該NチャネルMOSトランジスタT
N11のソースと、前記NチャネルMOSトランジスタ
TN12のドレンとは接続されている。該NチャネルM
OSトランジスタTN12のソースは、グランドGND
に接続されている。
【0048】前記PチャネルMOSトランジスタTP1
2のゲートには、前記クロック信号Φが入力されてい
る。前記NチャネルMOSトランジスタTN10のゲー
トには、前記クロック信号Φバーが入力されている。前
記NチャネルMOSトランジスタTN11のゲートに
は、前記クリア入力信号CLバーが入力されている。前
記NチャネルMOSトランジスタTN12のゲートに
は、前記データ入力信号Dが入力されている。
【0049】この図3に示されるようなトライステート
NANDゲートは、前記クロック信号ΦがL状態であ
り、且つ、前記クロック信号ΦバーがH状態となると、
前記出力OUTから、前記データ入力信号Dと前記クリ
ア入力信号CLバーとの論理積を出力する。一方、前記
クロック信号ΦがH状態となり、且つ、前記クロック信
号ΦバーがL状態となると、前記出力OUTは、前記デ
ータ入力信号D及び前記クリア入力信号CLバーに拘ら
ず、常にハイインピーダンスとなる。
【0050】前記図2及び前記図3を用いて説明した前
記第2実施例では、前記クリア入力信号CLバーが入力
されると、即ち、該クリア入力信号CLバーがL状態と
なると、前記クロック信号ΦがL状態であり、且つ、前
記クロック信号ΦバーがH状態の場合には、前記論理ゲ
ートG200a の出力は、前記データ入力信号Dに拘ら
ず、常にH状態となる。一方、前記クリア入力信号CL
バーが入力されているとき、前記クロック信号ΦがH状
態であり、且つ、前記クロック信号ΦバーがL状態の場
合には、前記論理ゲートG200a の出力は、前記デー
タ入力信号Dに拘らず、常にハイインピーダンスとな
る。従って、本第2実施例では、前記クリア入力信号C
Lバーの入力時に、前記データ入力信号Dに拘らず、前
記論理ゲートG200a の出力がL状態となることはな
い。従って、本第2実施例によれば、前記クリア入力信
号CLバーの入力時には、前記データ入力信号Dは、当
該フリップフロップ内での分配範囲が縮小されているこ
とになる。これは、該データ入力信号Dに拘らず、前記
論理ゲートG200a の出力がL状態とはならないこと
による。従って、前記クリア入力信号CLバーの入力時
に前記データ入力信号Dが変化する場合には、前記図8
に示されるものに比べ、その消費電力を低減することが
できる。
【0051】図4は、前記第2発明が適用された第3実
施例のクリア入力付マスタスレーブDフリップフロップ
の回路図である。
【0052】この図4に示される第3実施例のフリップ
フロップは、前記図8に示される前述のクリア入力付マ
スタスレーブDフリップフロップにおいて、前記第2発
明を適用したものである。又、この図4に示される第3
実施例のフリップフロップは、前記図2及び前記図3を
用いて前述した前記第2実施例の変形例ともなってい
る。
【0053】この図4に示される第3実施例は、前記図
8に示される前述のマスタスレーブDフリップフロップ
の、トライステートインバータゲートである前記論理ゲ
ートG200をトライステートNANDゲートG200
b に変更し、NANDゲートである前記論理ゲートG2
04をインバータゲートである論理ゲートG204aに
変更したものである。本第3実施例に用いられるトライ
ステートNANDゲートである前記論理ゲートG200
b は、前記図2や前記図3に示される前記論理ゲートG
200a とは一部異なっており、図5を用いて詳しく後
述する通りである。
【0054】図5は、前記第3実施例に用いられるトラ
イステートNANDゲートの回路図である。
【0055】この図5においては、前記図4に示され
る、トライステートNANDゲートである前記論理ゲー
トG200b の回路図が示されている。該論理ゲートG
200b には、合計3個のPチャネルMOSトランジス
タTP20〜TP22と、合計3個のNチャネルMOS
トランジスタTN20〜TN22とにより構成されてい
る。
【0056】この図5において、前記PチャネルMOS
トランジスタTP20のソースは電源VDDに接続さ
れ、そのドレンは前記PチャネルMOSトランジスタT
P22のソースに接続されている。一方、前記Pチャネ
ルMOSトランジスタTP21については、そのソース
は前記電源VDDに接続されている。又、前記Pチャネ
ルMOSトランジスタTP22のドレンと、前記Pチャ
ネルMOSトランジスタTP21のドレンと、前記Nチ
ャネルMOSトランジスタTN20のドレンと、出力O
UTとは互いに接続されている。
【0057】前記NチャネルMOSトランジスタTN2
0のソースと、前記NチャネルMOSトランジスタTN
21のドレンとは接続されている。該NチャネルMOS
トランジスタTN21のソースと、前記NチャネルMO
SトランジスタTN22のドレンとは接続されている。
該NチャネルMOSトランジスタTN22のソースは、
グランドGNDに接続されている。
【0058】前記PチャネルMOSトランジスタTP2
0のゲートには、前記データ入力信号Dが入力されてい
る。前記PチャネルMOSトランジスタTP21のゲー
トには、前記クリア入力信号CLバーが入力されてい
る。前記PチャネルMOSトランジスタTP22のゲー
トには、前記クロック信号Φが入力されている。前記N
チャネルMOSトランジスタTN20のゲートには、前
記クロック信号Φバーが入力されている。前記Nチャネ
ルMOSトランジスタTN21のゲートには、前記クリ
ア入力信号CLバーが入力されている。前記Nチャネル
MOSトランジスタTN22のゲートには、前記データ
入力信号Dが入力されている。
【0059】この図5に示されるようなトライステート
NANDゲートにおいては、前記クロック信号ΦがL状
態となり、且つ、前記クロック信号ΦバーがH状態とな
ると、前記出力OUTからは、前記データ入力信号Dと
前記クリア入力信号CLバーとの論理積が出力される。
又、前記クロック信号ΦがH状態となり、且つ、前記ク
ロック信号ΦバーがL状態となり、更に、前記クリア入
力信号CLバーがH状態となると、前記出力OUTはハ
イインピーダンスとなる。又、前記クロック信号ΦがH
状態であって、且つ、前記クロック信号ΦバーがL状態
であっても、前記クリア入力信号CLバーがL状態の場
合には、前記出力OUTはH状態となる。従って、この
図5に示されるトライステートNANDゲートにおいて
は、前記クリア入力信号CLバーがL状態の場合には、
前記データ入力信号Dや前記クロック信号Φや前記クロ
ック信号Φバーに拘らず、前記出力OUTはH状態とな
る。
【0060】前記図5及び前記図6を用いて以上説明し
た第3実施例によれば、トライステートNANDゲート
である前記論理ゲートG200b において、前記第2発
明の前記データ入力分配停止回路の少なくとも一部の回
路と、前記クリア入力信号CLバーによって強制設定を
行う回路の少なくとも一部の回路とが、複合的に構成さ
れている。このため、従来NANDゲートであった前記
論理ゲートG204を、本第3実施例ではインバータゲ
ートである前記論理ゲートG204a とすることができ
る。
【0061】従って、本第3実施例によれば、前記図8
に示される従来のマスタスレーブDフリップフロップに
比べ、前記クリア入力信号CLバーの入力時における前
記データ入力信号Dが変化することによる不必要な消費
電力を削減することができるだけでなく、前述の第2実
施例に比べ、用いる回路素子の数を減少することができ
る。
【0062】例えば、前記図8において、前記論理ゲー
トG200のトランジスタ数を4個とし、前記論理ゲー
トG204のトランジスタ数を4個とする。又、前記図
4の前記論理ゲートG200b のトランジスタ数を6個
とし、前記論理ゲートG204a のトランジスタ数を2
個とする。この場合、本第3実施例では、前述のように
消費電力を低減することができると共に、用いるトラン
ジスタの数は、前記図8に示される従来のマスタスレー
ブDフリップフロップのトランジスタの数と同数とする
ことができている。
【0063】図6は、前記第1発明及び前記第2発明が
共に適用された第4実施例のクリア入力付マスタスレー
ブDフリップフロップの回路図である。
【0064】この図6に示される第4実施例のフリップ
フロップは、前記図8に示される従来のクリア入力付マ
スタスレーブDフリップフロップにおいて、前記第1発
明及び前記第2発明を適用したものである。
【0065】この図6に示される第4実施例では、前記
図8に示されるトライステートインバータゲートである
前記論理ゲートG200が、前記図3に示されるトライ
ステートNANDゲートである論理ゲートG200a に
変更されている。前記図8に示されるNANDゲートで
ある前記論理ゲートG204が、インバータゲートであ
る論理ゲートG204a に変更されている。前記図8の
インバータゲートである前記論理ゲートG226が、N
ANDゲートである論理ゲートG226a に変更されて
いる。
【0066】前記論理ゲートG226a では、前記第1
発明の前記クロック分配停止回路が構成されている。前
記論理ゲートG200a では、前記第2発明の前記デー
タ入力分配停止回路が構成されている。又、これら論理
ゲートG226a 及びG200a 、更には論理ゲートG
228などが複合的に作用することによって、前記クリ
ア入力信号CLバーによる強制設定を行う回路も複合的
に構成されている。
【0067】従って、この第4実施例では、前記図8に
おいてNANDゲートであった前記論理ゲートG204
が、よりトランジスタ数の少ないインバータゲートであ
る前記論理ゲートG204a に変更されている。従っ
て、この第4実施例では、前記図8に示される従来のク
リア入力付マスタスレーブDフリップフロップに比べ
て、そのトランジスタ数が2個だけ増加させただけで、
前記クリア入力信号CLバーの入力時、即ち該クリア入
力信号CLバーのL状態となっているときに、前記クロ
ック信号CKが変化したり、あるいは、前記データ入力
信号Dが変化しても、これらいずれの信号の変化による
不必要な消費電力の発生を低減することができている。
【0068】又、前記第4実施例では、前記クリア入力
信号CLバーに関するリムーバルタイムは零となってい
る。このクリア入力信号CLバーのリムーバルタイムと
は、該クリア入力信号CLバーが入力されているとき、
即ち、該クリア入力信号CLバーのL状態のとき、前記
クロック信号CKのポジティブエッジが発生した場合、
該ポジティブエッジから前記クリア入力信号CLバーの
ポジティブエッジまでの、誤動作を生じないための待つ
べき時間である。
【0069】なお、以上説明した前記第1実施例〜第4
実施例では、前記図8に示される従来のクリア入力付マ
スタスレーブDフリップフロップにおいて、前記第1発
明あるいは前記第2発明を適用したものである。しかし
ながら、前記第1発明あるいは前記第2発明は、このよ
うな前記クリア入力付マスタスレーブDフリップフロッ
プへの適用のみに限定されるものではない。例えば、前
記図9に示される従来のプリセット入力付マスタスレー
ブDフリップフロップにも適用することができ、前記図
10に示される従来のクリア入力及びプリセット入力付
マスタスレーブDフリップフロップにも適用することが
可能である。
【0070】例えば、前記図9の前記論理ゲートG32
6を2入力NANDゲート(前記論理ゲートG226a
)に変更したり、前記図10の前記論理ゲートG42
6を2入力NANDゲート(前記論理ゲートG226a
)に変更し、これら2入力NANDゲートの一方の入
力には前記クロック信号CKを入力し、他方の入力には
前記プリセット入力信号PRバーを入力するようにす
る。これによって、前記図9や前記図10に示されるフ
リップフロップにおいても、前記第1発明を適用するこ
とができる。
【0071】又、例えば、前記図9の前記論理ゲートG
300を前記図3に示されるトライステートNANDゲ
ートに変更したり、前記図10に示される前記論理ゲー
トG400を前記図3に示されるトライステートNAN
Dゲートに変更し、これらトライステートNANDゲー
トの一方の入力には前記データ入力信号Dを入力し、他
方の入力には前記プリセット入力信号PRバーを入力す
るようにしてもよい。これによって、前記図9や前記図
10に示されるフリップフロップにおいても、前記第2
発明を適用することが可能である。
【0072】
【発明の効果】以上説明した通り、本発明によれば、フ
リップフロップの消費電力を低減することができるとい
う優れた効果を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願の第1発明が適用された第1実施例のクリ
ア入力付マスタスレーブDフリップフロップの回路図
【図2】本願の第2発明が適用された第2実施例のクリ
ア入力付マスタスレーブDフリップフロップの回路図
【図3】前記第2実施例に用いられるトライステートN
ANDゲートの回路図
【図4】前記第2発明が適用された第3実施例のクリア
入力付マスタスレーブDフリップフロップの回路図
【図5】前記第3実施例に用いられるトライステートN
ANDゲートの回路図
【図6】前記第1発明及び前記第2発明が適用された第
4実施例のクリア入力付マスタスレーブDフリップフロ
ップの回路図
【図7】従来のマスタスレーブDフリップフロップの一
例の回路図
【図8】従来のクリア入力付マスタスレーブDフリップ
フロップの一例の回路図
【図9】従来のプリセット入力付マスタスレーブDフリ
ップフロップの一例の回路図
【図10】従来のクリア入力及びプリセット入力付マス
タスレーブDフリップフロップの回路図
【符号の説明】
D…データ入力信号 CK…クロック信号(外部から入力されるもの) Φ、Φバー…クロック信号(内部で生成されるもの) CLバー…クリア入力信号 PRバー…プリセット入力信号 Q…出力 QN…反転出力 G100〜G134、G200〜G234、G300〜
G334、G400〜G442、G200a 、G200
b 、G204a 、G226a …論理ゲート

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】入力されるクロック信号に同期してデータ
    入力信号に従った論理状態に変化すると共に、強制設定
    入力信号の入力時には、前記クロック信号及び前記デー
    タ入力信号に拘らず、前記論理状態を所定状態に強制設
    定するフリップフロップにおいて、 前記強制設定入力信号の入力時には、前記クロック信号
    の、当該フリップフロップ内での分配範囲を縮小するク
    ロック分配停止回路を備えたことを特徴とするフリップ
    フロップ。
  2. 【請求項2】データ入力信号の入力時には、これに従っ
    た論理状態に変化すると共に、強制設定入力信号の入力
    時には、前記データ入力信号に拘らず、前記論理状態を
    所定状態に強制設定するフリップフロップにおいて、 前記強制設定入力信号の入力時には、前記データ入力信
    号の、当該フリップフロップ内での分配範囲を縮小する
    データ入力分配停止回路を備えたことを特徴とするフリ
    ップフロップ。
  3. 【請求項3】請求項2において、 前記データ入力分配停止回路の少なくとも一部の回路
    と、前記強制設定を行う回路の少なくとも一部の回路と
    が、複合的に構成されていることを特徴とするフリップ
    フロップ。
JP4270351A 1992-10-08 1992-10-08 フリップフロップ Pending JPH06120781A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100333663B1 (ko) * 1999-06-30 2002-04-24 박종섭 저전력 및 안정화된 플립플롭
JP2006279621A (ja) * 2005-03-30 2006-10-12 Yamaha Corp 順序回路

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100333663B1 (ko) * 1999-06-30 2002-04-24 박종섭 저전력 및 안정화된 플립플롭
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