JPH061206A - 車の後写鏡 - Google Patents

車の後写鏡

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Publication number
JPH061206A
JPH061206A JP4165797A JP16579792A JPH061206A JP H061206 A JPH061206 A JP H061206A JP 4165797 A JP4165797 A JP 4165797A JP 16579792 A JP16579792 A JP 16579792A JP H061206 A JPH061206 A JP H061206A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
mirror
vehicle
air
rear view
opening
Prior art date
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Pending
Application number
JP4165797A
Other languages
English (en)
Inventor
Katsutoshi Nishimura
勝利 西村
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Original Assignee
Individual
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Filing date
Publication date
Application filed by Individual filed Critical Individual
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Publication of JPH061206A publication Critical patent/JPH061206A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 車の後写鏡における鏡面部分に雨水や水滴が
付着するのを防ぎ、車運転時の後写が確実に行なえ、安
全運転の向上を図る。 【構成】 後写鏡1における鏡面部分の上部に空気吹出
口5と、ボディ2の前面に空気取入用の開口部4を設
け、車の走行時に開口部4から流入した空気を吹出口5
で鏡面部分に吹付け、これによって、付着しようとする
雨水や水滴を除去し、後写を確実に行なえるようにす
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、二輪車や四輪車の両
サイドに取付けるサイドミラー、バックミラー、ドアミ
ラー、フェンダーミラー等の後写鏡、更に詳しくは、鏡
面部分に付着せんとする雨水や水滴を除去し、常に確実
な後写が行なえるようにした車の後写鏡(後視鏡)に関
する。
【0002】
【従来の技術】二輪車や四輪車の両サイドに取付けられ
る後写鏡は、これら自動車の運転時における後方確認を
可能にし、運転の安全性を確保する上で極めて重要なも
のである。
【0003】ところで、雨天時に自動車を運転すると後
写鏡は鏡面部分に雨水が水滴となって付着し、後写が極
めて悪くなり、運転時の安全性低下をまねくことにな
る。
【0004】従来、後写鏡における雨天時の後写を確保
する手段としては、鏡面部分にワイパーを取付け、鏡面
に付着した雨水をワイパーで除去するものが提案されて
いる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、ワイパーの装
着は後写鏡内に駆動機構を組込み収納しなければならな
いため、構造が極めて複雑で高価なものになると共に、
ワイパーは強度的に弱く、破損が生じやすいという問題
がある。
【0006】また、鏡面部分の表面をワイパーが往復動
するため、ワイパーが目につき、後写の邪魔になるとい
う問題がある。
【0007】そこでこの発明は、上記のような問題点を
解決するため、鏡面部分に空気を吹付ることによって、
簡単な構造で後写を妨げることなく雨水の付着発生を防
止することができる車の後写鏡を提供することを課題と
している。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記のような課題を解決
するため、この発明は、後写鏡における鏡面部分の周囲
適所に空気吹出口を設け、鏡面部分に空気を吹付けるこ
とができるようにした構成を採用したものである。
【0009】
【作用】後写鏡における鏡面部分に空気吹出口より空気
を吹付けると、鏡面部分に付着しようとする雨水は空気
の流れによって吹飛ばされ、鏡面部分に雨水の付着発生
がないので、確実な後写が得られ、安全運転の確保が可
能になる。
【0010】
【実施例】以下、この発明の実施例を添付図面に基づい
て説明する。
【0011】図1と図2に示す第1の実施例において、
後写鏡1は、ボディ2の後面に鏡3を取付けると共に、
ボディ2の前面側に空気取入用の開口部4と後面側で鏡
3の上部位置に空気吹出口5を設け、開口部4と空気吹
出口5をボディ2内の通路6で連通させた構造になって
いる。
【0012】上記空気吹出口5は、鏡3の横方向全長に
見合う横長となり、空気を鏡3の上部から鏡面に向けて
斜下向きに吹付けるよう、ノズル状に形成され、開口部
4は車の走行によって得られる風を吸込むように開口量
や形状が設定されている。
【0013】この第1の実施例の後写鏡1は上記のよう
な構成であり、車に取付けた状態で車が走行すると、空
気の流れが開口部4に取込まれ、通路6を通って空気吹
出口5から鏡3の鏡面部分に上部から下方に向けて吹付
けられる。
【0014】従って、車の走行時は鏡3の鏡面部分に沿
って上部から下方に向けて空気の流れが生じ、雨天時に
おいて、鏡3の鏡面部分に付着しようとする雨水は空気
の流れによって吹飛ばされ、鏡面部分に雨水や水滴の付
着発生がないため、運転時の後写が確実に行なえ、安全
運転の確保が可能になる。
【0015】次に、図3と図4に示す第2の実施例は、
鏡面部分に吹付ける空気の供給を車内からとるようにし
たものであり、先の第1の実施例と同一部分については
同一符号を付して説明に代える。以下の実施例も同様で
ある。
【0016】この第2の実施例においては、ボディ2の
前面側に開口部がないと共に、空気吹出口5に連通させ
たパイプ7が後写鏡1のアーム部分8に沿って車内に導
かれ、その先端がラジエータの後方やクーラにおける排
気口に臨み、これらの機器に生じる送気や排気を空気吹
出口5から噴出するようにしている。
【0017】また、パイプ7の先端開口は、車の走行に
よって空気が流入するよう車外の適当な部分に臨ませる
ようにしてもよい。
【0018】この第2の実施例においては、ボディ2の
前面側に開口部を設ける必要がないので、後写鏡1のデ
ザイン性を向上させることができる。
【0019】また、図5と図6に示す第3の実施例は、
ボディ2の内部で通路6の部分に、モータ9とファン1
0からなる送風機11を組込み、空気吹出口5から空気
を強制的に吹出すようにしている。
【0020】上記送風機11におけるファン10は、図
示の構造に限定されることはなく、外気を吸込んでこれ
を空気吹出口5から噴出させることができるものであれ
ばよく、また、ボディ2には外気を取入れるため、前面
や側面等の適当な位置に空気取込用の開口部4aが設け
られている。
【0021】この第3の実施例においては、送風機11
により強制的に空気を吹付けるので、車の停車時におい
ても鏡面に対する空気の吹付けが行なえ、後写の確保が
可能になる。
【0022】なお、何れの実施例においても、後写鏡1
の形状や大きさは自由に選択できると共に、後写鏡1
は、サイドミラー、バックミラー、ドアミラー、フェン
ダーミラー等として使用される。
【0023】
【発明の効果】以上のように、この発明によると、後写
鏡の鏡面部分に空気吹出口から空気を吹付けるようにし
たので、鏡面部分に付着せんとする雨水や水滴を空気で
吹飛ばすことができ、従って雨天時の車運転時において
も後写鏡の鏡面部分に対する雨水や水滴の付着発生がな
く、後写鏡の確認が確実に行なえ、安全運転の向上を図
ることができる。
【0024】また、鏡面部分に空気を吹付けるようにす
ればよいので構造が簡単であると共に、鏡面部分に後写
を妨げるものが全く存在しないので、後写が支障なく行
なえる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係る後写鏡の第1の実施例を示す縦
断面図
【図2】同上の背面図
【図3】同第2の実施例を示す縦断面図
【図4】同上の背面図
【図5】同第3の実施例を示す縦断面図
【図6】同上の背面図
【符号の説明】
1 後写鏡 2 ボディ 3 鏡 4 開口部 5 空気吹出口 6 通路 11 送風機

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 後写鏡における鏡面部分の周囲適所に空
    気吹出口を設け、鏡面部分に空気を吹付けることができ
    るようにした車の後写鏡。
JP4165797A 1992-06-24 1992-06-24 車の後写鏡 Pending JPH061206A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4165797A JPH061206A (ja) 1992-06-24 1992-06-24 車の後写鏡

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4165797A JPH061206A (ja) 1992-06-24 1992-06-24 車の後写鏡

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH061206A true JPH061206A (ja) 1994-01-11

Family

ID=15819178

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4165797A Pending JPH061206A (ja) 1992-06-24 1992-06-24 車の後写鏡

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH061206A (ja)

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