JPH06120539A - 有機太陽電池 - Google Patents

有機太陽電池

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JPH06120539A
JPH06120539A JP4265008A JP26500892A JPH06120539A JP H06120539 A JPH06120539 A JP H06120539A JP 4265008 A JP4265008 A JP 4265008A JP 26500892 A JP26500892 A JP 26500892A JP H06120539 A JPH06120539 A JP H06120539A
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JP
Japan
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solar cell
organic solar
formula
photoconductive layer
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Withdrawn
Application number
JP4265008A
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English (en)
Inventor
Yasushi Mizuta
泰史 水田
Arihiko Kawahara
在彦 川原
Yasuyuki Hanatani
靖之 花谷
Tsuneo Oki
恒生 沖
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Kyocera Mita Industrial Co Ltd
Original Assignee
Mita Industrial Co Ltd
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Publication date
Application filed by Mita Industrial Co Ltd filed Critical Mita Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 光電変換効率に優れ、連続使用時の特性が安
定な、有機太陽電池を得る。 【構成】 2つの電極の間に、電荷発生顔料と電荷輸送
染料とを含有する光導電層が形成されている有機太陽電
池。その電荷輸送染料は、下記一般式(1)で表される
スチルベン誘導体である。 【化1】 (式中、R1〜R3は、水素原子、アルキル基などを示
す;Aは下記式(2)または下記式(3)で表される基
を示す)。 【化2】 【化3】

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、有機太陽電池に関し、
より詳しくは、有機顔料および有機染料を用いた機能分
離型の有機太陽電池に関する。
【0002】
【従来の技術】有機太陽電池は、シリコン、ゲルマニウ
ム等の無機半導体と有機色素からなる光導電層との間に
pn接合を形成させ、または金属と有機色素とを結合さ
せることにより、光エネルギーを電気エネルギーに変換
させるものである。その光導電層は、例えば、クロロフ
ィルなどの合成色素や顔料、ポリアセチレンなどの導電
性高分子材料、またはそれらの複合材料などからなる有
機光導電体を、真空蒸着法、キャスト法またはディッピ
ング法などにより薄膜化したもので形成されている。
【0003】上記のような有機光導電体や有機半導体を
用いた有機太陽電池は、従来のシリコン、ゲルマニウム
などの無機半導体の単結晶にpn接合を形成させた無機
太陽電池に比べて、経済性に優れていること、製造し易
いことなどの利点を有しているため、近年、民生用の太
陽電池として注目されている。
【0004】例えば、特開平1−215070号公報に
は、有機電荷発生顔料と、有機電荷輸送染料とをバイン
ダー樹脂中に分散させた光導電層を、2つの電極間に配
設して形成された有機太陽電池が開示されている。
【0005】この有機太陽電池においては、有機電荷輸
送染料として、ピラゾリン系、ヒドラゾン系、オキサゾ
ール系、トリアリールメタン系、ポリアリールアルカン
類などの有機化合物が用いられている。
【0006】この有機太陽電池においては、上記電極
と、上記有機電荷発生顔料を含有する光導電層との間
に、ショットキー接合が形成されている。このため、上
記有機電荷発生顔料に光が照射されると、このショット
キー障壁部分でキャリア対が発生する。このキャリア対
の内、正孔が光導電層内の有機電荷輸送染料に注入さ
れ、正孔は該染料中を、電子は上記顔料中を、それぞれ
ショットキー接合のポテンシャル差に従って移動する。
【0007】従って、この特開平1−215070号公
報に開示された有機太陽電池によれば、安価で、光電変
換効率が高く、連続使用安定性の高い有機太陽電池が得
られるとされている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記の有機電
荷輸送染料を用いた有機太陽電池では、キャリア移動度
が低く、光電変換効率が不十分である。さらに、紫外線
照射により劣化しやすく、連続使用時には特性が不安定
であるなどの問題点を有している。
【0009】本発明は、上記問題点を解決するためにな
されたものであり、その目的は高い光電変換率を有し、
連続使用時に安定な特性を有する有機太陽電池を提供す
ることにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明の有機太陽電池
は、2つの電極の間に、電荷発生顔料と電荷輸送染料と
を含有する光導電層が設けられている有機太陽電池であ
って、該電荷輸送染料が、下記一般式(1)で表される
化合物であり、そのことにより上記目的が達成される。
【0011】
【化4】
【0012】(式中、R1およびR2は同一または異なっ
て、水素原子、アルキル基、アリール基またはアラルキ
ル基を示し、アルキル基、アリール基およびアラルキル
基は、いずれも置換基を有していてもよい;R3は、水
素原子、アルキル基、アリール基、アラルキル基または
アミノ基を示し、アルキル基、アリール基、アラルキル
基およびアミノ基は、いずれも置換基を有していてもよ
い;Aは下記式(2)または下記式(3)で表される基
を示す):
【0013】
【化5】
【0014】
【化6】
【0015】
【作用】有機太陽電池の光導電層に光が照射されると、
光導電層中の電荷発生顔料には、電荷が発生し、電子は
正極へ移動すると共に、正孔は電荷輸送染料に注入され
て、この電荷輸送染料を介して負極へ移動する。
【0016】ここで、本発明に用いられるスチルベン誘
導体(上記一般式(1)において、Aが上記式(2)で
表される基である化合物)は、分子内に消光剤として知
られるビフェニル構造部分を有しているため、高い電荷
輸送能力と光安定性を有している。この理由としては、
上記ビフェニル構造部分で形成されるπ電子共役系がよ
り大きな広がりをもっていることが考えられる。このた
め、上記スチルベン誘導体においては、分子構造の平面
化が一層促進されて、分子間の重なり合いなどによる分
子相互作用が強まる。よって、このスチルベン誘導体を
電荷輸送染料として光導電層に含有させることにより、
光電変換効率に優れ、連続使用時の特性が安定な有機太
陽電池が得られる。
【0017】また、本発明に用いられるスチルベン誘導
体(上記一般式(1)において、Aが上記式(3)で表
される基である化合物)は、分子内に消光剤として知ら
れるベンゾチオフェン構造部分を有しているため、高い
電荷輸送能力と光安定性を有している。この理由として
は、上記ベンゾチオフェン構造部分で形成されるπ電子
共役系がより大きな広がりをもっていることが考えられ
る。このため、上記スチルベン誘導体においては、分子
構造の平面化が一層促進されて、分子間の重なり合いな
どによる分子相互作用が強まる。よって、このスチルベ
ン誘導体を電荷輸送染料として光導電層に含有させるこ
とにより、光電変換効率に優れ、連続使用時の特性が安
定な有機太陽電池が得られる。
【0018】
【好適態様】本発明に係る有機太陽電池は、例えば、図
1に示すような構成とすることができる。
【0019】この有機太陽電池Aは、基板1と、該基板
1上に順次積層された電極2、光導電層3および透明対
向電極4とを有する。
【0020】この構造において、光は透明電極4側から
照射されるが、基板1と電極2とが透光性である場合に
は、基板1側から光が照射されてもよい。その場合に
は、透明電極4は、非透光性であってもよい。また、こ
の構造において、電極2と基板1との密着性向上のため
に、基板1上に下引き層を設けてもよい。
【0021】上記基板1の材料としては、アルミニウ
ム、ステンレスなどの金属、紙、プラスチックなどを用
いることができる。
【0022】上記電極2および透明電極4の材料として
は、光導電層3とのショットキー接合を形成する材料で
あれば、いずれも用いることができる。例えば、アルミ
ニウム、銅、ステンレスなどの金属;ポリアセチレン、
ポリピロールなどの導電性高分子;4級アンモニウム塩
を高分子中に溶解させたもの;SnO2、ITOなどの
酸化物などを用いることができる。ただし、透光性が必
要とされる場合には、金属の半透明薄膜、透明導電性酸
化物などを用いる必要がある。
【0023】上記電極2および4は、例えば、真空蒸着
またはスパッタリングなどにより形成される。
【0024】上記光導電層3は、一般的には、バインダ
ー樹脂と、電荷発生顔料と、電荷輸送染料とを含有す
る。
【0025】上記光導電層3に含有される電荷輸送染料
としては、上記一般式(1)で表されるスチルベン誘導
体が用いられる。
【0026】上記アルキル基としては、例えばメチル
基、エチル基、プロピル基、イソプロピル基、ブチル
基、イソブチル基、t−ブチル基、ペンチル基、ヘキシ
ル基等の炭素数1〜6の低級アルキル基があげられる。
【0027】上記アリール基としては、例えば、フェニ
ル基、o−ターフェニル基、ナフチル基、アントリル
基、フェナントリル基などがあげられる。
【0028】上記アラルキル基としては、例えばベンジ
ル基、、α−フェネチル基、β−フェネチル基、3−フ
ェニルプロピル基、ベンズヒドリル基、トリチル基など
があげられる。
【0029】上記アミノ基としては、例えば、メチルア
ミン、エチルアミン、アニリンなどの第1アミン類、ジ
エチルアミン、ジイソプロピルアミン、N,N−ジメチ
ルアニリンなどの第2アミン類、トリエチルアミン、
N,N−ジメチルシクロヘキシルアミンなどの第3アミ
ン類などが挙げられる。
【0030】また、上記アルキル基などに置換してもよ
い基としては、例えばハロゲン原子、置換基(アルキル
等)を有することのあるアミノ基、水酸基、エステル化
されていてもよいカルボキシル基、シアノ基、炭素数1
〜6のアルキル基、炭素数1〜6のアルコキシ基、アリ
ール基を有することのある炭素数2〜6のアルケニル基
などがあげられる。置換基は2以上であってもよく、ま
た2つの置換基が環を形成していてもよい。
【0031】上記ハロゲン原子としては、フッ素、塩
素、臭素、ヨウ素があげられる。
【0032】上記一般式(1)において、Aが上記式
(2)で表される基であるスチルベン誘導体としては、
例えば下記式で表されるものがあげられる。
【0033】
【化7】
【0034】
【化8】
【0035】
【化9】
【0036】
【化10】
【0037】
【化11】
【0038】上記スチルベン誘導体は、種々の方法で合
成することが可能であり、例えば、下記の反応式により
得ることができる。
【0039】
【化12】
【0040】(式中、R1〜R3は前記と同様に定義さ
れ、R4は炭素数1〜4の低級アルキル基示す)。
【0041】すなわち、式(a)で表されるビフェニル
誘導体と式(b)で表されるアルデヒド系化合物とを、
塩基性触媒の存在下、有機溶媒中で、室温〜100℃程
度の温度で反応させて、式(1−1)で表される上記ス
チルベン誘導体を得る。
【0042】上記塩基性触媒としては、例えば、苛性ソ
ーダ、苛性カリ、ナトリウムアミド、水酸化ナトリウム
などの他、ナトリウムメチラート、ナトリウムエチラー
ト、カリウム−t−ブチラートなどのアルコラートを用
いることができる。
【0043】上記有機溶媒としては、メタノール、エタ
ノール、イソプロパノール、ブタノール、2−メトキシ
エタノール、1,2−ジメトキシエタン、ビス(2−メ
トキシエチル)エーテル、ジオキサン、テトラヒドロフ
ラン、トルエン、キシレン、ジメチルスルホキシド、
N,N−ジメチルホルムアミド、N−メチルピロリド
ン、1,3−ジメチル−2−イミダゾリジノンなどが挙
げられ、特に、極性溶媒であるN,N−ジメチルホルム
アミドおよびジメチルスルホキシドが好ましい。
【0044】また、上記反応において、反応温度は、用
いられる溶媒の上記塩基性触媒に対する安定性、縮合成
分としての上記式(a)および(b)で表される化合物
の反応性または塩基性触媒の縮合剤としての反応性など
により、広範囲に選択される。例えば、上記溶媒とし
て、極性溶媒を用いた場合には、反応温度は、室温〜1
00℃であり、好ましくは室温〜80℃である。尚、反
応時間の短縮のため、もしくは、活性の低い塩基性触媒
を縮合剤として用いた場合には、上記より高い温度で反
応させることができる。
【0045】上記式(a)で表されるビフェニル誘導体
は、対応するハロアルキル化合物と亜リン酸トリアルキ
ル(アルキル基としては、炭素数1〜4の低級アルキル
基、特に、メチル基、エチル基などが好ましい)とを直
接またはトルエンやキシレンなどの溶媒中で加熱するこ
とにより容易に得ることができる。
【0046】上記一般式(1)において、Aが上記式
(3)で表される基であるスチルベン誘導体としては、
例えば下記式で表されるものがあげられる。
【0047】
【化13】
【0048】
【化14】
【0049】上記スチルベン誘導体は、種々の方法で合
成することが可能であり、例えば、下記の反応式により
得ることができる。
【0050】
【化15】
【0051】(式中、R1〜R3は前記と同様に定義さ
れ、R4は炭素数1〜4の低級アルキル基示す)。
【0052】すなわち、式(c)で表されるジベンゾチ
オフェン誘導体と式(d)で表されるアルデヒド系化合
物とを、塩基性触媒の存在下、有機溶媒中で、室温〜1
00℃程度の温度で反応させて、式(2−1)で表され
る上記スチルベン誘導体を得る。
【0053】上記塩基性触媒および有機溶媒としては、
上記式(1−1)で表されるスチルベン誘導体の合成で
記載したものを用いることができる。
【0054】また、上記反応において、反応温度は、用
いられる溶媒の上記塩基性触媒に対する安定性、縮合成
分としての上記式(c)および(d)で表される化合物
の反応性または塩基性触媒の縮合剤としての反応性など
により、広範囲に選択される。例えば、上記溶媒とし
て、極性溶媒を用いた場合には、反応温度は、室温〜1
00℃であり、好ましくは室温〜80℃である。尚、反
応時間の短縮のため、もしくは、活性の低い塩基性触媒
を縮合剤として用いた場合には、上記より高い温度で反
応させることができる。
【0055】上記式(c)で表されるベンゾチオフェン
誘導体は、対応するハロアルキル化合物と亜リン酸トリ
アルキル(アルキル基としては、炭素数1〜4の低級ア
ルキル基、特に、メチル基、エチル基などが好ましい)
とを直接またはトルエンやキシレンなどの溶媒中で加熱
することにより容易に得ることができる。
【0056】また、上記一般式(1)で表される化合物
は、単独で用いてもよく、従来公知の他の電荷輸送材料
と組み合わせて使用することもできる。従来公知の電荷
輸送材料としては、種々の電子吸引性化合物、電子供与
性化合物を用いることができる。
【0057】上記電子吸引性化合物としては、例えば、
2,6−ジメチル−2′,6′−ジtert−ジブチル
ジフェノキノン等のジフェノキノン誘導体、マロノニト
リル、チオピラン系化合物、テトラシアノエチレン、
2,4,8−トリニトロチオキサントン、3,4,5,
7−テトラニトロ−9−フルオレノン、ジニトロベンゼ
ン、ジニトロアントラセン、ジニトロアクリジン、ニト
ロアントラキノン、ジニトロアントラキノン、無水コハ
ク酸、無水マレイン酸、ジブロモ無水マレイン酸等が例
示される。
【0058】また、電子供与性化合物としては、2,5
−ジ(4−メチルアミノフェニル)、1,3,4−オキ
サジアゾール等のオキサジアゾール系化合物、9−(4
−ジエチルアミノスチリル)アントラセン等のスチリル
系化合物、ポリビニルカルバゾール等のカルバゾール系
化合物、1−フェニル−3−(p−ジメチルアミノフェ
ニル)ピラゾリン等のピラゾリン系化合物、ヒドラゾン
化合物、トリフェニルアミン系化合物、インドール系化
合物、オキサゾール系化合物、イソオキサゾール系化合
物、チアゾール系化合物、チアジアゾール系化合物、イ
ミダゾール系化合物、ピラゾール系化合物、トリアゾー
ル系化合物等の含窒素環式化合物、縮合多環式化合物が
例示される。
【0059】これらの電荷輸送材料は、1種または2種
以上混合して用いられる。なお、ポリビニルカルバゾー
ル等の成膜性を有する電荷輸送材料を用いる場合には、
バインダー樹脂は必ずしも必要ではない。
【0060】上記光導電層3に含有される有機電荷発生
顔料としては、太陽光または可視光の吸収性がよいもの
が好ましく、また、上記有機電荷輸送染料に対して、電
子受容体として機能するものが好ましい。例えば、セレ
ン、セレン−テルル、セレン−ヒ素、アモルファスシリ
コン、ピリリウム塩、チオピリリウム系顔料、フタロシ
アニン系化合物、アンサンスロン系化合物、アントアン
トロン顔料、ペリレン系化合物、ジベンズピレンキノン
顔料、ピラトロン顔料、トリスアゾ顔料、ビスアゾ顔
料、アゾ系化合物、ジスアゾ系化合物、インジゴ系化合
物、チオインジゴ系化合物、トリフェニルメタン系化合
物、スレン系化合物、トルイジン系化合物、ピラゾリン
系化合物、キナクドリン系化合物、ピロロピロール系化
合物、非対称キノシアニン、キノシアニン、多環縮合系
色素、ポルフィリン色素などを用いることができる。
【0061】これらの電荷発生顔料は、1種または2種
以上を混合して用いてもよい。
【0062】上記電荷有機発生顔料は、ミリング分散液
の加熱撹拌などにより適当な結晶形の微粒子とすること
ができる。
【0063】上記光導電層3を構成するバインダー樹脂
としては、例えば、スチレン系重合体、スチレン−ブタ
ジエン共重合体、スチレン−アクリロニトリル共重合
体、スチレン−マレイン酸共重合体、アクリル共重合
体、スチレン−アクリル酸共重合体、ポリエチレン、エ
チレン−酢酸ビニル共重合体、塩素化ポリエチレン、ポ
リ塩化ビニル、ポリプロピレン、塩化ビニル−酢酸ビニ
ル共重合体、ポリエステル、ポリアミド、アルキド樹
脂、ポリカーボネート類、ポリアリレート、ポリスルホ
ン、ジアリルフタレート樹脂、ケトン樹脂、ポリビニル
ブチラール樹脂、ポリエーテル樹脂、ポリウレタン樹脂
などの熱可塑性樹脂や、シリコーン樹脂、エポキシ樹
脂、フェノール樹脂、尿素樹脂、メラミン樹脂、その他
架橋性の熱硬化性樹脂、さらにエポキシアクリレート、
ウレタン−アクリレートなどの光硬化性樹脂などが挙げ
られる。これらのバインダー樹脂は、1種または2種以
上を混合して用いることができる。
【0064】本発明の有機太陽電池は、以下のようにし
て作製することができる。
【0065】まず、上記電荷発生顔料、電荷輸送染料、
バインダー樹脂および溶媒を、ホモジナイザー、超音
波、ボールミル、サンドミル、アトライター、ロールミ
ル、ペイントシェイカーなどの方法を用いて塗布液を調
製する。この塗布液においては、通常、上記電荷発生顔
料は粒子状に分散され、上記電荷輸送染料は均一に溶解
されている。
【0066】上記溶媒としては、種々の有機溶剤が使用
可能である。例えば、メタノール、エタノール、イソプ
ロパノール、ブタノール等のアルコール類、n−ヘキサ
ン、オクタン、シクロヘキサン等の脂肪族系炭化水素、
ベンゼン、トルエン、キシレン等の芳香族炭化水素、ジ
クロロメタン、ジクロロエタン、四塩化炭素、クロロベ
ンゼン等のハロゲン化炭化水素、ジメチルエーテル、ジ
エチルエーテル、テトラヒドロフラン、エチレングリコ
ールジメチルエーテル、ジエチレングリコールジメチル
エーテル等のエーテル類、アセトン、メチルエチルケト
ン、シクロヘキサノン等のケトン類、酢酸エチル、酢酸
メチル等のエステル類、ジメチルホルムアルデヒド、ジ
メチルホルムアミド、ジメチルスルホキシド等があげら
れる。これらの溶剤は1種または2種以上を混合して用
いることができる。
【0067】次に、上記塗布液を、キャスティングやデ
ィッピングなどにより電極2上に積層して、光導電層3
を形成する。
【0068】なお、上記光導電層3には、キャリアの発
生、注入および輸送性向上のために、種々の添加剤を含
有させることができる。例えば、ジフェニル、塩化ジフ
ェニル、ターフェニル、ハロナフトキノン類、ジブチル
フタレート、ジメチルグリコールフタレート、ジオクチ
ルフタレート、トリフェニル燐酸、メチルナフタレン、
アセチルナフタレン、ベンゾフェノン、塩素化パラフィ
ン、ジラウリルチオプロピオネート、3,5−ジニトロ
サリチル酸、各種フルオロカーボン類などが挙げられ
る。
【0069】さらに、電荷輸送染料や電荷発生顔料の分
散性、染工性等をよくするために界面活性剤、レベリン
グ剤等を使用してもよい。
【0070】ここで、上記バインダー樹脂100重量部
に対して、電荷発生顔料は2〜20重量部、特に3〜1
5重量部、上記一般式(1)で表されるフェニレンジア
ミン系化合物は40〜200重量部、特に50〜150
重量部であるのが好ましい。また、光導電層の厚みは、
0.1〜2μm、特に0.5μm程度であるのが好まし
い。
【0071】
【実施例】以下、実施例および比較例をあげて本発明を
詳細に説明する。
【0072】(1)スチルベン誘導体の合成 まず、下記式(4)で表されるビフェニル誘導体3.1
8g(0.01モル)と、下記式(5)で表されるアル
デヒド化合物1.49g(0.01モル)とを、N,N
−ジメチルホルムアミド20ml中に溶解した。これ
を、カリウム−tert-ブトキシ1.955gの存在
下、液温を22〜32℃に保って、5時間攪拌し、水お
よびメタノールで洗浄、乾燥して、下記式(6)で表さ
れるスチルベン誘導体(表1において電荷輸送染料と
して表される化合物)3.46g(収率79.3%)を
得た。
【0073】
【化16】
【0074】
【化17】
【0075】
【化18】
【0076】得られた化合物の分析結果を以下に示す。
【0077】元素分析結果 C33271として 計算値(%): C:90.58 H:6.22 N:
3.20 実測値(%): C:60.54 H:6.18 N:
3.24 質量分析結果 m/e=437(計算値437.6) (実施例1〜10および比較例1〜5)100mm×1
00mmのガラス板上に、厚み500nmのアルミ電極
(透光率70%)を真空蒸着した。
【0078】次に、電荷発生顔料および電荷輸送染料と
して、表1に示す化合物を10重量部ずつ、ポリビニル
ブチラール樹脂(エスレックBM−1、積水化学工業社
製)10重量部、シクロヘキサノン50重量部を混合
し、直径1mmのガラスビーズを用いたボールミルにて
24時間混合分散した。得られた分散液を、スピンコー
ト法を用いて、上記アルミ電極上に塗布し、100℃で
30分間乾燥して、厚み0.5μmの光導電層を形成し
た。
【0079】その上に、20mm×20mmの金電極を
厚み2000オングストロームに蒸着した。
【0080】上記の工程により有機太陽電池が得られ
た。
【0081】(評価試験)各実施例1〜10および比較
例1〜5で得られた有機太陽電池のオープンサーキット
電圧VOC(V)、ショートサーキット電流ISC(mA)
および1kΩ付加時における最大光電変換効率E
MAX(%)を以下の条件にて測定した。
【0082】 光源:タングステンランプ 光量:200ルクス 試験結果を表1に併せて示す。また、表1中に示した電
荷発生顔料および電荷輸送染料の化学構造式を以下に示
す。
【0083】
【表1】
【0084】
【化19】
【0085】
【化20】
【0086】
【化21】
【0087】
【化22】
【0088】
【化23】
【0089】
【化24】
【0090】
【化25】
【0091】
【化26】
【0092】
【化27】
【0093】これらの試験結果から、本発明の有機太陽
電池は、いずれも、オープンサーキット電圧V
OC(V)、ショートサーキット電流ISC(mA)および
1kΩ付加時における最大光電変換効率EMAX(%)に
おいて、従来の有機太陽電池に比べて良好な値を示して
いる。
【0094】また、光に対する安定性に関しては、従来
の有機太陽電池に比べて、優れているものとすることが
でき、連続使用時に安定な特性が得られる。
【0095】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、従来に比べて、光電変換効率に優れ、連続使
用時に安定な特性を有する有機太陽電池を得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の有機太陽電池の一実施例を示す断面図
である。
【符号の説明】
1 基板 2 電極 3 光導電層 4 透明電極
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 沖 恒生 大阪市中央区玉造一丁目2番28号 三田工 業株式会社内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 2つの電極の間に、電荷発生顔料と電荷
    輸送染料とを含有する光導電層が設けられている有機太
    陽電池であって、 該電荷輸送染料が、下記一般式(1)で表されるスチル
    ベン誘導体である有機太陽電池: 【化1】 (式中、R1およびR2は同一または異なって、水素原
    子、アルキル基、アリール基またはアラルキル基を示
    し、アルキル基、アリール基およびアラルキル基は、い
    ずれも置換基を有していてもよい;R3は、水素原子、
    アルキル基、アリール基、アラルキル基またはアミノ基
    を示し、アルキル基、アリール基、アラルキル基および
    アミノ基は、いずれも置換基を有していてもよい;Aは
    下記式(2)または下記式(3)で表される基を示
    す): 【化2】 【化3】
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