JPH0612035Y2 - コンクリート基礎杭用杭打ち機 - Google Patents

コンクリート基礎杭用杭打ち機

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JPH0612035Y2
JPH0612035Y2 JP1991053801U JP5380191U JPH0612035Y2 JP H0612035 Y2 JPH0612035 Y2 JP H0612035Y2 JP 1991053801 U JP1991053801 U JP 1991053801U JP 5380191 U JP5380191 U JP 5380191U JP H0612035 Y2 JPH0612035 Y2 JP H0612035Y2
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rod
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foundation pile
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ピーター・ファーバー
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ピーター・ファーバー
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    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E02HYDRAULIC ENGINEERING; FOUNDATIONS; SOIL SHIFTING
    • E02DFOUNDATIONS; EXCAVATIONS; EMBANKMENTS; UNDERGROUND OR UNDERWATER STRUCTURES
    • E02D5/00Bulkheads, piles, or other structural elements specially adapted to foundation engineering
    • E02D5/22Piles
    • E02D5/56Screw piles
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B28WORKING CEMENT, CLAY, OR STONE
    • B28BSHAPING CLAY OR OTHER CERAMIC COMPOSITIONS; SHAPING SLAG; SHAPING MIXTURES CONTAINING CEMENTITIOUS MATERIAL, e.g. PLASTER
    • B28B21/00Methods or machines specially adapted for the production of tubular articles
    • B28B21/42Methods or machines specially adapted for the production of tubular articles by shaping on or against mandrels or like moulding surfaces
    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E02HYDRAULIC ENGINEERING; FOUNDATIONS; SOIL SHIFTING
    • E02DFOUNDATIONS; EXCAVATIONS; EMBANKMENTS; UNDERGROUND OR UNDERWATER STRUCTURES
    • E02D7/00Methods or apparatus for placing sheet pile bulkheads, piles, mouldpipes, or other moulds
    • E02D7/22Placing by screwing down

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案はコンクリート基礎杭用杭
打ち機に関するものである。本考案にかかる杭打ち機に
使用するコンクリート基礎杭は、長尺の本体と、該本体
の外面の少なくとも本体の端部に近接した一部分に沿っ
て螺旋状に延在するねじ山部材とを備え、且つ、本体の
全長の少なくとも大部分に渡り延在すると共に本体と同
軸の開口を本体に設け、更に、本体に偶力を伝達する係
合面を開口に形成している。
【0002】
【従来の技術】上記型式の基礎杭はフランス特許明細書
第843,499号に開示されている。該公知基礎杭
は、基礎杭の端部の近傍で開口と係合して回転駆動され
る棒状部材によって、土中に打ち込まれる。更に、ねじ
山部材も基礎杭の端部の近傍に設けられている。基礎杭
を土中に打ち込む時の基礎杭の過負荷を避けるために、
棒状部材を介して中心管によって水を供給し、水は基礎
杭の先端近傍で土を流し去る。
【0003】上記公知基礎杭は、一般的に知られている
コンクリートラム杭に比べて、特に建込んだ区域におい
て、騒音公害を伴わないと共に、既存の建物を損傷させ
る振動が土中に発生しないという長所を有している。然
しながら、上記公知基礎杭は、基礎杭を打ち込む間に土
を流し去ることによって、土が極端に変状して、特に軟
弱化するために、基礎杭の支持力が、低下すると共に、
不明となるという欠点を有する。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】本考案は、周辺区域に
騒音や振動等の公害を及ぼさず、且つ、流水を伴わずに
土中に打ち込むことのできる前記型式のコンクリート基
礎杭の破損が確実に防止される杭打ち機を提供すること
を目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本考案の杭打ち機に使用
する基礎杭では、ねじ山部材は基礎杭の全長の大部分に
渡り延在する一方、基礎杭の全長の主に上記大部分にお
いて、係合面を開口の壁によって形成し、且つ、開口は
大略一定の断面形状を有する。従って、基礎杭を打ち込
む時、回転力は、開口の全長に渡り基礎杭に印加され
る。故に、過大なねじり力を印加することによる基礎杭
の破壊の危険を伴うことなしに、全偶力が非常に大きく
なる。そのため、本考案における基礎杭は硬くて重い土
に使用することができる。
【0006】更に、開口は正六角形断面を有することが
望ましい。この断面形状はねじり力をよく伝達する一
方、コンクリート内の引張り応力は抑制されている。
【0007】ねじ山部材は長尺の本体の外面に設けた螺
旋形凹所により形成することができる。本体と一体であ
ると共に、本体の大略全長に渡り延在する螺旋ねじ山に
よりねじ山部材を構成することが望ましい。ここで、基
礎杭を打ち込む時に最小摩擦力が発生するように、基礎
杭の厚さ及び形状が設定される。又、突出ねじ山部材に
より、土中の摩擦の結果生じる基礎杭の支持力が更に望
ましい値を取る。
【0008】基礎杭を土中のある点に充分正確に位置決
めするために、本考案にかかる基礎杭の下端部にドリル
先端が設けられている。ドリル先端は適当に金属で製作
することができる。ドリル先端は基礎杭に連結されてい
て一度だけしか使用されないので、ドリル先端に対する
品質基準は限定されている。ドリル先端の適当な材料は
例えば鋳鉄である。
【0009】別の例の基礎杭は、長手方向に配置した多
数の杭部分から構成され、更に、該杭部分の端面を互い
に対向せしめられている。これらの杭部分は、各々が例
えば1.5〜2mの長さを有すると共に、棒状部材と言
わば“螺合"せしめられるので、杭部分を、互いに連結
することなしに、一体物として土中に打ち込むことがで
きる。基礎杭は圧縮荷重だけしか受けないので、大部分
の用途において、このような合成基礎杭は一体物の基礎
杭と同じ性能を備える。
【0010】望ましくは、杭部分の端面に、互いに協働
する芯出し面が形成されている。このようにして、土の
凝結の影響下の長時間経過後でも、杭部分の端面が対向
して、杭部分は良好な位置決めを維持している。
【0011】基礎杭の別の例においては、夫々の互いに
対向する2個の杭部分の端面間に、開口を外部に対して
密封するOリング等の密封手段が配設されているので、
地下水の開口への侵入が防止される。従って、開口をコ
ンクリートで充填する前に、水を開口から排出させる必
要がない。
【0012】基礎杭の更に別の例においては、合成基礎
杭の杭部分に、各々の杭部分内に長手方向に延在する溝
と、杭部分を互いに引張り寄せるように溝を貫通する引
張り棒等の引張り部材とを設け、引張り部材は少なくと
も合成基礎杭の端面と係合する。従って、多数の杭部分
から、適当な長さの基礎杭を建築現場で組立てることが
できる。基礎杭を打ち込んだ後に引張り部材を引張るこ
とができるので、プレストレストコンクリートパイルの
望ましい特性を有する基礎杭が得られる。
【0013】溝が引張り部材に対して大きな隙間を有す
る時は、例えば、合成基礎杭を土中に打ち込んで引張っ
た後、溝にコンクリートを注入して、引張り力を基礎杭
の全長に渡り一様に伝播できる。従って、いわゆる“頭
部切断"により基礎杭の頭部を短縮して、基礎杭を所望
のレベルに配置することにより、補強材を配設すること
ができる。基礎杭の残部のプレストレス性は完全に維持
される。
【0014】基礎杭を、又、1個の第1杭部分と、該第
1杭部分に類似した少なくとも1個の第2杭部分とから
構成することもできる。
【0015】従って、上記目的を達成するために、本考
案にかかる、コンクリート基礎杭を土中に打ち込む杭打
ち機は、フレームと、該フレームに連結された回転駆動
手段とを備えると共に、コンクリート基礎杭は、長尺の
本体と、該本体の外面の少なくとも本体の端部に近接し
た一部分に沿って螺旋状に延在するねじ山部材とを備
え、且つ、本体の全長の少なくとも大部分に渡り延在す
ると共に本体と同軸の開口を本体に設け、又、本体に偶
力を伝達する係合面を開口に形成し、更に、ねじ山部材
はコンクリート基礎杭の全長の大部分に渡り延在する一
方、コンクリート基礎杭の全長の主に上記大部分におい
て、係合面を開口の壁によって形成し、且つ、開口は大
略一定の断面形状を有し、一方、回転駆動手段は棒状部
材を備え、更に、該棒状部材は、基礎杭の開口の断面と
対応する断面を有すると共に、少なくとも開口の長さに
等しい長さを有し、且つ、棒状部材のねじり剛性は基礎
杭のねじり剛性よりも大きく設定している。棒状部材の
高いねじり剛性のために、棒状部材は、開口の全長に渡
り、基礎杭と駆動係合からするから、基礎杭を土中に打
ち込む時に基礎杭中の良好な応力分布が得られる。更
に、棒状部材のねじり剛性が高く設定されているので、
基礎杭の打ち込み中に基礎杭に発生するねじり歪が許容
限界内に抑えられる。その結果、基礎杭を土中に打ち込
む時に、基礎杭の破損が確実に防止される。
【0016】本考案にかかる上記杭打ち機では、更に、
棒状部材が、開口と係合する外管部材と、回転駆動手段
に連結した内方長尺部材とを備え、且つ、内方長尺部材
が少なくとも内方長尺部材の下端部において外管部材と
駆動係合せしめられている。従って、回転力が少なくと
も外管部材の下端部において発生するように、回転駆動
手段が内方長尺部材と係合する。基礎杭を打ち込むこと
により最大摩擦力が基礎杭の先端に発生するので、良好
な動力伝達が実現できる。基礎杭の外面上での摩擦力の
反作用として発生するねじり力のみが基礎杭の内方長尺
部材に印加される。
【0017】一様な応力分布のためには、例えばゴム部
材等の弾性部材から成る動力伝達部材を1個以上、外管
部材と内方長尺部材の間に配設することができる。
【0018】本考案の別の実施例にかかる杭打ち機で
は、棒状部材にドリル先端が設けられている。この場
合、棒状部材は貫通開口を有する基礎杭を土中に打ち込
むのに使用される。基礎杭を打ち込んでいる間、ドリル
先端は基礎杭の下方に突出している。前記のどの例の基
礎杭を使用するかどうかは、土の種類や基礎杭の長さ等
の条件によって決定される。例えば、最後の例の基礎杭
は砂の層に打ち込むのに適している。打ち込み後、密な
砂の層は基礎杭の開口内への水の早期侵入を防止するの
で、開口を、時間通りに、且つ、不利な影響を受けるこ
となしに、充填することができる。
【0019】更に、ドリル先端を棒状部材に対して回転
する駆動手段を設けると共に、ドリル先端を回転自在に
棒状部材に連結するように構成することもできる。従っ
て、ドリル先端は基礎杭の孔を予備掘削することができ
る。
【0020】上記駆動手段はドリルロッドを備え、更
に、該ドリルロッドは、ドリル先端と係合していると共
に、棒状部材を貫通する。ドリル先端を基礎杭に対して
反対方向に回転することによって、駆動装置に作用する
合成偶力を大幅に減少させるか又は完全に消去すること
ができる。
【0021】ドリル先端に伸縮部品を設けた時、中心開
口よりも大きい直径の孔を予備掘削することができる。
棒状部材を取出す時に地下水が開口に侵入する危険があ
る場合、上記の実施例の貫通開口を有する基礎杭を使用
することもできる。本考案によれば、棒状部材の先端部
近傍まで延在する導管と、例えば速硬性のコンクリート
の合成樹脂等の硬化性混合物を溝に供給する供給手段と
が設けられている。この混合物は、地下水が開口内に全
く侵入しないように密封プラグとして機能する。
【0022】本考案にかかる杭打ち機では、又、棒状部
材が互いに連結した多数の部材部分を備える。これによ
り、杭部分を順次に追加するように、基礎杭が土中に打
ち込まれる。新しい杭部分を追加するのと同時に、棒状
部材は1個の部材部分ずつ伸張せしめられる。これによ
り、基礎を強化しなければならない既存の建物の地下室
等の高さの制限されたスペースで、任意の長さの基礎杭
を打ち込むことができる。
【0023】
【実施例】
以下に、本考案にかかる杭打ち機を説明する前に、この
杭打ち機に使用するコンクリート基礎杭の構成を各例に
ついて添付した図面に従って説明する。
【0024】図1において、杭1は、大略円筒状の外面
を有する長尺本体2を備える。長尺本体2の円筒外面上
で、ねじ山部材3が螺旋状に延在する。杭1は、更に、
等間隔で配設した多数の軸方向鉄筋5と円周方向補強材
6とから成る補強材4を備える。杭1の材料はコンクリ
ートから成る。偶力を杭1に伝達するために、杭1に
は、長尺本体2の全長の少なくとも大部分に渡り延在す
る開口7として形成された係合面が設けられている。杭
1への偶力の伝達方法は後述する。
【0025】図2から明らかなように、偶力が開口7の
壁部に印加される時、円周方向補強材6は杭1のコンク
リート内の引張り力を補償することができる。偶力は、
後で説明するように、開口7の全長に渡り一様に作用す
るので、円周方向補強材6は全ての場合に必要というこ
とではない。
【0026】杭1のねじ部材3は公知の三角形断面を有
する。図3の杭10のように、ねじ山はのこ歯ねじでも
よい。明らかに、その他のねじ山形状を採用することも
可能である。最終的にどのねじ山形状を選択するかどう
かということは、ピッチ及び高さ等のねじ山の他の要素
の選択や一条ねじや多条ねじの選択と全く同様に、予定
している用途によって決定される。従って、基礎杭の支
持力を主に付着力に依存する場合は、小さいピッチを有
する比較的高いねじ山を選択することができる。杭が地
中の低レベルで支持地層を押圧しなければならない場
合、ねじ山は所定のねじ作用を発揮できる形状を有して
いなければならない。然しながら、一般的にはボルトの
場合のように、ねじ山が互いに位置決めされた杭が使用
される。
【0027】図4に示す杭15は、頂部に丸味を付けた
ねじ山17を円筒本体16上に備える。杭15を補強す
るために管18が使用され、更に、管18の外面上に補
強片19が溶接されている。杭15の係合開口は管18
によって形成されている。ねじ先端20は杭15の下端
に打設されている。ねじ先端20は鋭角の頂角を有する
ので、杭15は地中に良好にねじ込まれる。ねじ山22
は殆ど先端まで延在している。
【0028】基礎杭の開口は異なった形状でもよい。図
5に示す一例において、杭25は、正六角形断面を有す
る開口26を備える。
【0029】図6に示す杭27は、少しスプラインに類
似した断面を有する開口28を備える。開口28の壁部
上に偶力を印加すると、主に剪断力がコンクリート内に
発生する。コンクリートが極めて少量吸収できる引張り
力は、本例又は同様の例においては、大部分避けられ
る。図7に示す杭29の開口30は、側部及び隅部に丸
味を付けた大略三角形の断面を有する。このように開口
の丸味を付けた断面形状により、力の分布が一様に維持
されるので、許容限界を越える応力が発生する前に比較
的大きな偶力が印加される。
【0030】上記の図面に示した角のある断面形状の他
に、基礎杭に、円形断面を有する開口を設けてもよい。
このような杭31が図8に示され、その開口32の断面
は円形である。偶力を伝達するには、摩擦により偶力を
開口の壁部に伝達する工具を使用しなければならない。
このような工具は、例えば、非円形断面を有する駆動軸
33と多数のゴムストランド34とを備える。偶力が駆
動軸33に印加される時、ゴムストランド34は、駆動
軸33と開口32の壁部の間に形成させる楔の間でクラ
ンプされるので、所望の偶力が摩擦により伝達される。
【0031】基礎杭を地中に打ち込む時、基礎杭の芯出
し、従って基礎杭の正確な位置決めを行なうために、杭
にドリル先端を設けてもよい。図9において、このよう
なドリル先端41の連結方法が示されている。ドリル先
端41は、金属から成ると共に、杭40の補強剤42に
溶接されている。溶接後、杭40の端部をドリル先端4
1と共に型43内に引き上げて、残余スペース45に供
給ライン44を介してコンクリートを充填する。硬化
後、ドリル先端41は杭40の一体部品となる。
【0032】用途により、ドリル先端を補強材に必ずし
も連結する必要がない。図10に示すように、ドリル先
端47を杭46に使用することができる。ドリル先端4
7は杭46の開口に嵌合する形状を有する肩部48を備
える。ドリル先端47は、例えば接着剤で、杭46と連
結することができる。この点に関して、杭を土中に打ち
込む時ドリル先端は常に杭と圧接せしめられるので、杭
に対するドリル先端47の固着は一般に余り必要でない
という事実を注目すべきである。杭とドリル先端47の
連結は、ドリル作業に必要な偶力が該連結により伝達で
きさえすればよい。多くの場合、図10に示すように、
ドリル先端47が例えば、杭の開口と嵌合する肩部48
を備えていれば充分である。
【0033】図11に示すように、ドリル先端51の横
方向孔52内に配置したキー53により、杭50に固着
することもできる。
【0034】図12に示す基礎杭は、長手方向に配設し
た多数の杭部分55を備え、杭部分55は対向する端面
56,57を有する。棒状部材60が、杭部分55から
成る杭54の中心開口を部分的に貫通していることが図
示されている。杭部分55は、棒状部材60に保持され
て、土中に一体物として打ち込まれる。杭部分55を、
最初に棒状部材60と言わば“螺合"させてから一挙に
土中に打ち込むことができる。又、別の方法として、最
初に下方の杭部分55を土中に打ち込んでから、棒状部
材60を引き抜き、次に下方の杭部分55の頂部上に第
2の杭部分55を配置し、更に、これらの杭部分55の
心合せした中心開口内に棒状部材60を挿通した後、2
個の杭部分55から成る杭を更に土中に打ち込むことも
できる。その後、同様にして、次の杭部分55を追加で
きる。杭部分55を別の杭部分55の頂部上に配置する
時、コンクリート接着剤58が端面56,57の間に塗
布される。図12においては、ゴムのOリング59等の
密封手段が端面56,57の間に受承されている。該O
リング59は中心開口を外方に対して密封するので、地
下水は端面56,57の間からは中心開口内に全然流入
しない。杭を土中に打ち込んだ後コンクリート接着剤5
8は硬化するので、密閉された開口が形成される。前述
のように、該開口は後で充填される。
【0035】端面56,57は対応する円錐形状を有し
ているので、端面56,57は芯出し面として協働す
る。図14に示す例において、2個の杭部分61は協働
する円筒形状の芯出し面62を備える。図14において
は、各々の杭部分61の長さに渡り延在する溝を備えた
杭部分61内に合成樹脂管64が設けられている。更
に、杭部分61を互いに引張り寄せる引張り部材63が
これらの溝を貫通して設けられている。
【0036】図13では、杭65は、引張り部材66に
よって互いに引張り寄せられる杭部分から成る。これら
の引張り部材66の両端部にねじ山を設け、引張り部材
66の下端にはナット68が、又、上端にはナット69
が螺合している。ナット68は、前述のように、杭65
の一体部品を形成する先端67のフランジを押圧する。
このように引張り部材66により一体物として引張られ
る杭65を、前述の如く、一体物の杭と同じ方法で使用
することができる。棒状部材71を取外した後、中心開
口をコンクリート供給手段70によって充填することが
できる。この作業は、引張り部材66をナット69によ
って引張った後に行なうことが望ましい。これにより、
杭65はプレストレストパイルの性質を得る。
【0037】杭部分の溝が引張り部材66に対して大き
な隙間を有する時は、引張り部材66の引張りの後、上
記隙間にコンクリートを充填することができる。コンク
リートの硬化後、杭65のプレストレス性を損うことな
しに、ナット69を公知の方法で取外すことができる。
もし必要ならば、望ましくない結果を生じることなし
に、杭65の頭部を削除することができる。
【0038】図15には、本考案の第1実施例にかか
る、杭89を土中に打ち込むための杭打ち機85が示さ
れている。杭打ち機85は、上昇ジブ87を装着した可
動フレーム86を備える。ケーブル100によって、駆
動ヘッド88は杭打ち機85に連結されている。駆動ヘ
ッド88は上昇ジブ87を介して上下に摺動する。駆動
ヘッド88は回転駆動手段90を備える。回転駆動手段
90は、更に、例えば電気モータや油圧モータ等のモー
タ91と、歯車箱92と、伝動装置94とを備える。伝
動装置94の出力軸は、杭89の開口に係合する棒状部
材95に接続されている。棒状部材95が杭89の開口
の下端に到達し得るように、棒状部材95の長さが設定
されている。本考案においては、棒状部材95のねじり
剛性は杭89のねじり剛性よりも大きい。もし回転駆動
手段90の偶力が棒状部材95により杭89に伝達され
ると、棒状部材95は、その全長に渡り、杭89の開口
と係合する。
【0039】杭打ち機85において、下向き力は、駆動
ヘッド88のブロック93によって、杭89に印加され
る。ブロック93は、回転駆動手段90の部品と共に、
杭89の回転時に杭89を良好にねじ駆動するのに充分
な重量を有する。上昇ジブ87が杭89の棒状部材95
を合計した長さよりも長ければ、棒状部材95を杭89
の開口に挿入する前に、最初に杭89を立設することが
できる。杭89を一時的に支持部材96で支持すること
ができる。然しながら、長い杭を土中に打ち込まねばな
らない時は、棒状部材95が揺動できるように駆動ヘッ
ド88を構成して、杭がまだ地面上に横置されている時
又は傾斜位置にある時に棒状部材95を杭の開口に挿入
することもできる。
【0040】図16に示すように、棒状部材97を中
空、又は中実にし、更に、分割部品として構成すること
もできる。棒状部材97は、外管98と、外管98に受
承された内軸99とから成る。内軸99の下端は外管9
8に連結されている。回転偶力が杭に直接低く印加され
るように、内軸99が回転駆動手段に連結されている。
杭を打ち込むことによって、摩擦の大部分は杭の先端に
発生するので、力の良好な伝達が得られる。従って、杭
の本体内に発生するねじり応力は抑制される。内軸99
と外管98の間にゴム部材等の力伝達手段を配設するこ
ともできる。適当に構成することにより、外管98、即
ち杭のねじりを最低限に抑えることができる。
【0041】杭を重い土中に打ち込んで杭を破損する危
険がある場合、杭を土中に打ち込む前に、円筒形状の本
体の直径より大きくない直径を有する孔を掘削するよう
にしてもよい。この予備掘削をするには、図17及び図
18に示すように、棒状部材の下端にドリル先端72を
設けてもよい。ドリル先端72は、軸受75によって、
棒状部材73に回転自在に連結されている。杭74を打
ち込む時、ドリル先端72は杭74の下方に突出してい
る。棒状部材73を貫通する中心ドリルロッドによりド
リル先端72を駆動することによって、杭の下方の土は
弛緩して側方へ押圧される。図示の如く、ドリル先端7
2の端部77は螺旋ドリル78を備える一方、ドリル先
端72の側面には更に傾斜刃81が配設されている。図
18に示すように、ドリル先端72の羽根79は、ドリ
ルロッドを棒状部材73に対して引き上げることにより
突出させることができる。羽根79の下端はドリル先端
72の端部77に揺動自在に連結されている。各々の羽
根79は、更に、アーム82によりドリル先端72の本
体83に揺動自在に連結されている。
【0042】図18のドリル先端72の突出位置におい
て、ドリル先端72は図17の後退位置におけるよりも
大きな作動直径を有する。
【0043】ドリル先端の羽根を脈動状に駆動できるこ
とが望ましい。土は杭の下方で容易に側方に押圧され、
その結果、圧縮される。
【0044】ドリル先端72は杭74の回転方向と反対
の方向に駆動されることが望ましい。ドリル先端72及
び杭74の反作用偶力は従って互いに逆方向となり、装
置のフレームに作用する合成偶力は小さくて、零になる
こともある。
【0045】棒状部材を取外した後、前記のように開口
に再びコンクリートを充填することができる。開口に侵
入した地下水は、開口を上方から圧縮空気で加圧するこ
とにより、除去できる。次に、コンクリートをコンクリ
ートポンプで開口内にくみ入れる。コンクリートポンプ
は、たとえば8〜10バールの圧縮空気の圧力に容易に
打ち勝つことができる。
【0046】図19は本考案の第2実施例にかかる、杭
107を土中に打ち込む杭打ち機101を示し、杭打ち
機101は杭107を狭いスペース内で土中に打ち込む
ように構成されている。図19において、狭いスペース
は建物102の地下室であり、該地下室の上部は上方の
階の床103で仕切られている。建物102の基礎を新
たに杭107を打ち込むことにより強化しなければなら
ず、且つ、例えば建物が交通道路や他の建物に近接して
いるために杭を外方から打ち込むことができない場合
に、杭打ち機101を有効に利用できる。
【0047】本考案によれば、杭打ち機101の棒状部
材106は多数の部材部分109を備える。図20に示
すように、部材部分109は、各々の部材部分109の
底部に設けた突出連結部110をその下方の部材部分1
09の凹陥連結部111に挿入することにより、互いに
連結される。部材部分109には孔112が設けられて
いる。部材部分109を互いに連結する時、孔112は
心合せされているので、部材部分109を互いに固着す
るキー113をこれらの孔112に挿入することができ
る。杭107の土中への打ち込みは以下のように行なわ
れる。最初に先端を有する杭下方部114が土中に打ち
込まれる。従って、棒状部材106の1個の部材部分1
09を中心開口に挿入することができる。次に、該部材
部分109は杭打ち機101の回転装置104の駆動ヘ
ッド105と係合せしめられる。杭下方部114が殆ど
地表面まで土中に打ち込まれた後、駆動ヘッド105が
棒状部材106の部材部分109から取外される。次
に、図20に示すように、棒状部材106の次の部材部
分109が最初の部材部分109に連結される。次の杭
部分108がこの第2の部材部分の上方に摺動せしめら
れる。駆動ヘッド105を再び棒状部材の突出部と係合
させることにより、2個の杭部分より成る杭107を地
表面まで土中に打ち込むことができる。次に、棒状部材
106の部材部分109を前の部材部分109に再び連
結して、次の杭部分108を配置する。その後、3個の
杭部分108より成る杭107を更に土中に打ち込む。
杭107が所望の数の杭部分108で構成されるまで、
この手順を繰返す。
【0048】1個の杭部分108と1個の部材部分10
9の合計長さよりも低い自由高さしか得られない時は、
前もって棒状部材106を杭部分108の開口内に摺動
挿入させておいて、部材部分109を連結するには、杭
部分108は最初に杭107の上方に離隔して支持され
る。
【0049】部材部分109には無論、戻り止めカップ
リングを設けてもよい。
【0050】高さの制限された室内の他に、図19の杭
打ち機は建込んだ区域で使うのにも最適である。長いジ
ブを備えていないので、該杭打ち機の操作及び建込んだ
区域への運搬を極めて簡単に行なうことができる。
【0051】回転駆動手段によって伝達される力は、杭
に作用する摩擦力に比例する。杭が付着力に依存しなけ
ればならない時、回転駆動手段によって伝達される力は
得られる支持力をよく表示する。駆動力の計算値に到達
した時、打ち込まれた杭は充分な支持力を備えているで
あろう。
【0052】
【発明の効果】以上説明したように、本考案の杭打ち機
では、基礎杭のねじり剛性よりも高く設定された棒状部
材のねじり剛性により、棒状部材は、基礎杭の開口の全
長に渡り、基礎杭と駆動係合するから、基礎杭を土中に
打ち込む時に基礎杭中の良好な応力分布が得られる。更
に、棒状部材の高いねじり剛性により、基礎杭を土中に
打ち込む時に基礎杭に発生するねじり歪が許容限界内に
抑えられる。その結果、本考案は、基礎杭を土中に打ち
込む時に、基礎杭の破損を確実に防止するという顕著な
効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本考案の杭打ち機に使用する基礎杭の第1例
の部分切欠断面側面図である。
【図2】 図1のII−II線における断面図である。
【図3】 本考案の杭打ち機に使用する基礎杭の第2例
の部分側面図である。
【図4】 本考案の杭打ち機に使用する基礎杭の第3例
の下端部の部分断面側面図である。
【図5】 本考案の杭打ち機に使用する基礎杭に形成さ
れる内部開口の第1例を示す斜視図である。
【図6】 本考案の杭打ち機に使用する基礎杭に形成さ
れる内部開口の第2例を示す斜視図である。
【図7】 本考案の杭打ち機に使用する基礎杭に形成さ
れる内部開口の第3例を示す斜視図である。
【図8】 本考案の杭打ち機に使用する基礎杭に形成さ
れる内部開口の第4例を示す斜視図である。
【図9】 本考案の杭打ち機に使用する基礎杭に用いら
れるドリル先端の連結方法の第1例を示す説明図であ
る。
【図10】 本考案の杭打ち機に使用する基礎杭に用い
られるドリル先端の連結方法の第2例を示す説明図であ
る。
【図11】 本考案の杭打ち機に使用する基礎杭に用い
られるドリル先端の連結方法の第3例を示す説明図であ
る。
【図12】 本考案の杭打ち機に使用する基礎杭の第4
例の縦断面図である。
【図13】 本考案の杭打ち機に使用する基礎杭の第5
例の部分断面側面図である。
【図14】 本考案の杭打ち機に使用する基礎杭の第6
例の部分縦断面図である。
【図15】 本考案の第1実施例にかかる杭打ち機の略
図である。
【図16】 図15の杭打ち機に用いられる棒状部材の
部分切欠側面図である。
【図17】 図15の杭打ち機に用いられる棒状部材の
別のドリル先端の後退状態の側面図である。
【図18】 図17のドリル先端の突出状態の側面図で
ある。
【図19】 本考案の第2実施例にかかる杭打ち機の略
図である。
【図20】 図19の杭打ち機に用いられる棒状部材の
部分断面分解図である。
【符号の説明】
1,10,15,25,27,29,31,40,46,50,5
4,65,74,89, 107 杭 2 長尺本体 3 ねじ山部材 4,42 補強材 5 軸方向鉄筋 6 円周方向補強材 7,26,28,30,32 開口 17,22 ねじ山 41,47,51,72 ドリル先端 55,61,108 杭部分 60,71,73,95,97,106 棒状部材 63,66 引張り部材 79 羽根 85,101 杭打ち機 86 可動フレーム 87 上昇ジブ 88,105 駆動ヘッド 90 回転駆動手段 91 モータ 92 歯車箱 93 ブロック 94 伝動装置 104 回転装置

Claims (8)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フレームと、該フレームに連結された回
    転駆動手段とを備えて、コンクリート基礎杭を土中に打
    ち込む杭打ち機において、 コンクリート基礎杭は、長尺の本体と、該本体の外面の
    少なくとも本体の端部に近接した一部分に沿って螺旋状
    に延在するねじ山部材とを備え、且つ、本体の全長の少
    なくとも大部分に渡り延在すると共に本体と同軸の開口
    を本体に設け、又、本体に偶力を伝達する係合面を開口
    に形成し、更に、ねじ山部材はコンクリート基礎杭の全
    長の大部分に渡り延在する一方、コンクリート基礎杭の
    全長の主に上記大部分において、係合面を開口の壁によ
    って形成し、且つ、開口は大略一定の断面形状を有し、 一方、回転駆動手段は棒状部材を備え、更に、該棒状部
    材は、コンクリート基礎杭の開口の断面と対応する断面
    を有すると共に、少なくとも開口の長さに等しい長さを
    有し、且つ、棒状部材のねじり剛性をコンクリート基礎
    杭のねじり剛性よりも大きく設定した杭打ち機。
  2. 【請求項2】 上記棒状部材は、開口と係合する外管部
    材と、回転駆動手段に連結した内方長尺部材とを備え、
    更に、内方長尺部材を少なくとも内方長尺部材の下端部
    において外管部材と駆動係合せしめた請求項1に記載の
    杭打ち機。
  3. 【請求項3】 上記棒状部材の下端部にドリル先端を設
    け、該ドリル先端を貫通開口を備えるコンクリート基礎
    杭から突出させ得るようにした請求項1又は2に記載の
    杭打ち機。
  4. 【請求項4】 上記ドリル先端を棒状部材に対して回転
    する駆動手段を設けると共に、ドリル先端を回転自在に
    棒状部材に連結した請求項3に記載の杭打ち機。
  5. 【請求項5】 上記駆動手段はドリルロッドを備え、更
    に、該ドリルロッドは、棒状部材を貫通すると共に、ド
    リル先端と係合している請求項4に記載の杭打ち機。
  6. 【請求項6】 上記ドリル先端に伸縮部品を設けた請求
    項1乃至5のいずれかに記載の杭打ち機。
  7. 【請求項7】 上記棒状部材の先端部近傍まで延在する
    導管と、該導管を介して硬化性混合物を供給する供給手
    段とを設けた請求項1乃至6のいずれかに記載の杭打ち
    機。
  8. 【請求項8】 上記棒状部材が互いに連結した多数の部
    材部分を備える請求項1乃至7のいずれかに記載の杭打
    ち機。
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